JP2003077487A - 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池 - Google Patents

燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池

Info

Publication number
JP2003077487A
JP2003077487A JP2001269045A JP2001269045A JP2003077487A JP 2003077487 A JP2003077487 A JP 2003077487A JP 2001269045 A JP2001269045 A JP 2001269045A JP 2001269045 A JP2001269045 A JP 2001269045A JP 2003077487 A JP2003077487 A JP 2003077487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
separator
cell separator
resin
expanded graphite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001269045A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Seki
智憲 関
Akitsugu Tashiro
了嗣 田代
Atsushi Fujita
藤田  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2001269045A priority Critical patent/JP2003077487A/ja
Publication of JP2003077487A publication Critical patent/JP2003077487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電池特性に優れた燃料電池用セパレータ及び
これを用いる燃料電池を提供する。 【解決手段】 表面の水との接触角が40度〜80度で
ある燃料電池用セパレータで、上記セパレータは平均粒
径25−500μmの膨張黒鉛及び樹脂からなる成形体
にフッ素系の離型剤の膜を表面に形成したもの及び上記
のセパレータを有してなる固体高分子燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池用セパレ
ータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は近年、化石燃料消費拡大によ
る地球温暖化防止策、省エネルギー対策等の観点から非
常に注目され、国、大学の研究機関、大手企業等でも研
究開発が盛んに行われ一部商品化されている。
【0003】燃料電池(固体高分子形)は大きく分け
て、イオン交換膜、白金触媒、セパレータから構成され
る。このうちセパレータの働きは、エネルギーを発生さ
せる水素及び酸素を燃料極と酸素極に安定して供給する
と共に発生する水並びに冷却水の速やかな排出にあり、
電池特性を左右する重要な部材である。
【0004】特に、セパレータは一つの電池〔自動車
用〕に数百枚使用されるため、セパレータの特性が電池
特性を大きく支配する。現在、電池特性の優れる燃料電
池を開発すべく、そのためのセパレータの開発が盛んに
行われており、前記した水並びに冷却水の速やかな排出
による電池特性の改善が要望される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、前記し
た水並びに冷却水の速やかな排出という観点からの、セ
パレータ特性の改善による、燃料電池の電池特性の改善
という点については、注意が払われていなかった。そこ
で、本発明は、このような観点から燃料電池の電池特性
の改善されたセパレータ、即ち電池特性に優れたセパレ
ータ及びこれを用いる燃料電池を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面の水との
接触角が40度〜80度である燃料電池用セパレータに
関する。また、本発明は、セパレータが、リブ部及び平
坦部を有する燃料電池用セパレータに関する。また、本
発明は、セパレータが、黒鉛及び樹脂を含む成形体から
なる燃料電池用セパレータに関する。また、本発明は、
黒鉛が、膨張黒鉛である燃料電池用セパレータに関す
る。また、本発明は、膨張黒鉛が膨張黒鉛シート粉砕粉
である燃料電池用セパレータに関する。また、本発明
は、膨張黒鉛シート粉砕粉が、平均粒径25μm〜50
0μmである燃料電池用セパレータに関する。
【0007】また、本発明は、樹脂が、粉末状で、開環
重合し、かつその平均粒径が1μm〜100μmである
燃料電池用セパレータに関する。また、本発明は、密度
が、1.3g/cm以上である燃料電池用セパレータ
に関する。また、本発明は、成形体が、圧縮成形法で成
形したものである燃料電池用セパレータに関する。ま
た、本発明は、成形体が、フッ素系の離型剤の膜を表面
に形成したものである燃料電池用セパレータに関する。
また、本発明は、セパレータが、リブ部及び平坦部以外
に穴部を有する燃料電池用セパレータに関する。また、
本発明は、上記の燃料電池用セパレータを有してなる燃
料電池に関する。さらに、本発明は、固体高分子型であ
る燃料電池に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で得られる成形体(燃料電
池用セパレータ)は、表面の水との接触角が40〜80
度の範囲、好ましくは50度〜80度の範囲、さらに好
ましくは60度〜80度の範囲とされる。表面の水との
接触角が40度未満の場合、リブ間と水との撥水性に劣
るため、リブ間の凹部に発生水及び冷却水が介在し易く
安定した流路の確保が困難となり、電池特性に優れた燃
料電池用セパレータ及びそれを用いた燃料電池を得るこ
とができなくなる。表面の水との接触角が40度未満の
場合、ガス圧力を上げ、介在した水を強制的に排除し流
路を確保する方法も考えられるが、この場合は、セパレ
ータ単体のガスシール性、機械強度及びスタック全体の
ガスシールの向上が必要となり、更なる技術的課題をク
リアーする必要性を考慮しなければならなくなる。一
方、表面の水との接触角が80度を超える場合、そのよ
うなセパレータの作製がコストアップにつながるか又は
製造困難になる。
【0009】本発明において、表面の水との接触角を4
0度〜80度の範囲にするためには、例えば成形体の表
面に樹脂膜の層を形成し、さらにその上に離型性のある
物質の膜を形成すればよい。なお、離型性のある物質に
ついては特に制限はないが、得られる成形体表面の撥水
性及び離型性(金型からの成形体の剥がれ易さ)を考慮
すれば、フッ素系離型剤又はシリコーン系離型剤を使用
することが好ましく、さらに金型成形面の汚れ難さを考
慮すればフッ素系離型剤を使用することが好ましい。
【0010】フッ素系離型剤の性状に特に制限はないが
一般的には、液状又はエアゾールタイプで使用される。
セパレータの成形に用いる複雑な形状をした金型の場
合、金型へのフッ素系離型剤の均一な塗布を考慮すれ
ば、エアゾールタイプが好ましい。また、環境への悪影
響を考慮すれば、フロンを使用しない代替フロン溶融型
エアゾールタイプフッ素系離型剤が好ましい。代替フロ
ン溶融型エアゾールタイプフッ素系離型剤としては、例
えばGA−6010、GA−6310(ダイキン工業
(株)製、商品名)等が挙げられる。これらの離型剤を
用いることにより、本発明におけるセパレータを容易に
製造することができる。
【0011】なお、樹脂膜の厚さ及び形成方法について
は特に制限はなく、使用樹脂の量、融点、分子量、反応
時間、成形温度、成形圧力等の組み合せにより任意に決
定される。しかし形成される樹脂膜が極端に厚い場合
は、電気特性の低下につながる傾向があり、極端に薄い
場合はガス不浸透性が低下する傾向がある。
【0012】また、離型性のある物質の膜の形成につい
ても特に制限はなく、例えば通常使用するスプレー缶か
ら噴霧されるフッ素系離型剤を成形金型及びシート材料
(樹脂と膨張黒鉛粉の混合体)に均一に噴霧すればよ
い。厚さについては膜が均一に付着していれば特に制限
はない。
【0013】本発明における燃料電池用セパレータにお
いて、リブ部は、導電性又は通電性を有し、セパレータ
を電解質膜、燃料極及び空気極を介して重ねたときにガ
スの流路を形成するものである。また平坦部は、セパレ
ータの把持部を形成し、上記の流路をガスが通過すると
きにガス漏れしないように構成される。またリブ部は、
セパレータを重ねたときに形成された流路をガスが通過
するときにガス漏れしないように構成される。平坦部
は、セパレータを重ねたときに全体を固定するための把
持部となることが好ましい。
【0014】さらに、本発明になるセパレータは、リブ
部及び平坦部以外に穴部を有していてもよく、特に、平
坦部内に穴部を有していることが好ましい。穴部は、セ
パレータを多数重ねたときに、重ね方向に長い穴を形成
するように構成され、水素ガス、酸素ガス及び冷却水を
通すための穴が形成されるように構成される。そしてそ
れぞれの穴は、セパレータのリブ部によって形成される
水素ガス流路、酸素ガス流路及び冷却水流路と連結され
るように構成される。なお平坦部には、セパレータを重
ねたときに固定用のボルトを通るための穴を有していて
もよい。
【0015】リブ部及び平坦部を有する成形体は、黒鉛
と樹脂を含む材料をセパレータ形状に成形して得られる
もので、特に黒鉛が樹脂中に分散された構造のものが、
電気特性、成形性、ガスの不浸透性等の点に優れ、安価
であるので好ましい。前記黒鉛としては、特に制限はな
くコストを重視するならば、天然黒鉛、人造黒鉛等を使
用することが好ましい。使用する黒鉛の粒径に制限はな
く、要求特性及び成形性を考慮し粒径の異なる黒鉛を混
合して使用することが好ましい。また、軽量化及び機械
強度(靭性)を重視する場合、膨張黒鉛を使用すること
が好ましく、特に膨張黒鉛シート粉砕粉を使用すること
が好ましい。
【0016】前記リブ部及び平坦部は、それぞれ膨張黒
鉛及び樹脂を含む層を有し、これらの層が連続している
層であることが好ましい。これにより、セパレータを得
るための成形時の成形性が良好であり、セパレータに軽
量性を付与し、またセパレータに高靭性、低弾性という
好ましい特性を付与する。
【0017】本発明で好ましいものとして使用される膨
張黒鉛は、原料黒鉛を、酸性物質及び酸化剤を含む溶液
中に浸漬して黒鉛層間化合物を生成させる工程及び前記
黒鉛層間化合物を加熱して黒鉛結晶のC軸方向を膨張さ
せて膨張黒鉛とする工程により製造することができる。
これにより膨張した黒鉛が虫状形となり方向性のない複
雑に絡み合った形態となる。
【0018】膨張黒鉛の倍率は、セパレータの強度とシ
ール性を確保するため高い方が好ましく、特に制限はな
いが150倍以上であることが好ましく、150倍〜3
00倍であることがさらに好ましい。この膨張黒鉛を粉
砕することにより膨張黒鉛粉とすることができるが、粉
砕の前に、得られた膨張黒鉛に圧力を加えシート状に圧
縮成形して膨張黒鉛シートとすることが好ましい。さら
に得られた膨張黒鉛粉には、必要に応じて、その粉砕粉
に含まれる酸性根を低減させるための処理(高温処理な
ど)を施す。
【0019】前記の原料黒鉛としては特に制限はない
が、天然黒鉛、キッシュ黒鉛、熱分解黒鉛等の高度に結
晶が発達した黒鉛が好ましいものとして挙げられる。得
られる特性と経済性のバランスを考慮すると天然黒鉛が
好ましい。用いる天然黒鉛としては、特に制限はなく、
F48C(日本黒鉛(株)製、商品名)、H−50(中
越黒鉛(株)製、商品名)等の市販品を用いることがで
きる。これらは、鱗片状の粉末の形態で使用することが
好ましい。
【0020】膨張黒鉛の処理に用いられる酸性物質は、
一般に硫酸などの黒鉛の層間に進入して十分な膨張能力
を有する酸性根(陰イオン)を発生することができるも
のが使用される。酸性物質の使用量については特に制限
はなく、目的とする膨張倍率で決定され、例えば、黒鉛
100重量部に対して100〜1000重量部使用する
のが好ましい。
【0021】また、酸性物質と共に用いられる酸化剤と
しては、過酸化水素、過塩素酸カリウム、過マンガン酸
カリウム、重クロム酸カリウム等の過酸化物、また硝酸
などの酸化作用のある酸を用いることができ、良好な膨
張黒鉛を得やすいという観点から過酸化水素が特に好ま
しい。酸化剤として過酸化水素を用いる場合、水溶液と
して用いることが好ましく、このとき、過酸化水素の濃
度については特に制限はないが、20重量%〜40重量
%が好ましい。その使用量についても特に制限はない
が、黒鉛100重量部に対して過酸化水素水として5重
量部〜60重量部配合することが好ましい。
【0022】酸性物質及び酸化剤は、水溶液の形態で使
用することが好ましい。酸性物質としての硫酸は、適宜
の濃度で使用されるが、95重量%以上の濃度のものが
好ましく、濃硫酸を使用することが特に好ましい。
【0023】前記において、膨張黒鉛シートの製法につ
いても特に制限はないが、一般的には上記で得た膨張黒
鉛を、プレス、ロール等で圧力を加えてシート化するこ
とが好ましい。膨張黒鉛をシート化したときのシートの
厚さ及び密度については特に制限はないが、厚さが0.
5mm〜1.5mmの範囲及び密度が0.2g/cm
〜1.7g/cmの範囲のものが好ましい。厚さが
0.5mm未満であると得られる成形体が脆くなる傾向
があり、1.5mmを超えると成形性が悪くなる傾向が
ある。また密度が0.2g/cm未満であると電気抵
抗が悪化する傾向があり、1.7g/cmを超えると
機械強度が低下する傾向がある。なお密度の大きさは、
加圧量、ロールギャップ等の調整により、調整すること
ができる。また、膨張黒鉛シートの粉砕は、粗粉砕及び
微粉砕により行うことが好ましく、この後、必要に応じ
て分級を行う。
【0024】本発明において、原料としての膨張黒鉛の
密度については特に制限はないが、0.1g/cm
0.4g/cmの範囲が好ましい。膨張黒鉛の密度が
小さすぎると、樹脂との均一混合性が低下し、得られる
成形体(燃料電池用セパレータ)のシール性が低下する
傾向があり、膨張黒鉛の密度が大きすぎると目的とする
成形体(燃料電池用セパレータ)の機械的強度及び導電
性の向上効果が低下する傾向がある。
【0025】膨張黒鉛シート粉砕粉の平均粒径について
も特に制限はないが、樹脂との混合性及び成形性を考慮
すると、数平均粒径で25μm〜500μmの範囲が好
ましく、50μm〜400μmの範囲がさらに好まし
い。粒径が25μm未満であると膨張黒鉛粉の絡み合い
の効果が少なくなり、セパレータの強度低下が起こり易
くなる傾向があり、一方、粒径が500μmを超えると
幅の狭いリブへの膨張黒鉛の流れ性が悪化し、平板が薄
くリブの高さが高いセパレータの成形が困難となる傾向
がある。
【0026】本発明において、使用する樹脂の性状に特
に制限はないが、安全性、製造工程の短縮(低コスト)
等を考慮すると、乾式混合(無溶剤混合)が可能であ
り、かつ粒度分布が安定した熱硬化性樹脂、高耐熱性樹
脂又は熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。樹脂の使
用形態としては粉末状、粒状等が好ましい。
【0027】また、使用する樹脂の化学構造及び種類に
制限はなく、例えば、エポキシ樹脂(硬化剤が併用され
る)、メラミン樹脂、硬化性アクリル樹脂、レゾールタ
イプ及びノボラック型の粉末状フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂、粉末状ポリアミド樹脂、粉末状ポリアミドイ
ミド樹脂、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂等の高耐熱性
樹脂又は熱可塑性樹脂が使用される。熱硬化性樹脂には
必要に応じて、硬化剤、硬化促進剤等が併用して使用さ
れる。硬化剤及び硬化促進剤の使用形態は、粉末状、粒
状等が好ましい。これらの樹脂の中で、経済性、作業
性、硬化後の特性バランスが優れることから、熱硬化性
樹脂であるフェノール樹脂を用いることが好ましい。
【0028】フェノール樹脂としては、粉体特性として
粒径が均一であり、またブロッキング(粉の凝集)が少
ない、反応時に発生ガスが少なく成形が容易である、熱
処理が短時間で終了する等の特長を備えたフェノール樹
脂が好ましく、中でも開環重合により重合するジヒドロ
ベンゾオキサジン環を含むフェノール樹脂〔一般式
(A)及び(B)に示す化学構造単位を有する〕を用い
ることが好ましい。
【0029】
【化1】 (式中、芳香環に結合する水素はヒドロキシル基のオル
ト位の1つを除き、炭素数1〜3のアルキル基、シクロ
ヘキシル基、フェニル基又は炭素数1〜3のアルキル基
若しくはアルコキシル基で置換されたフェニル基等の炭
化水素基で置換されていてもよい。)
【0030】
【化2】 (式中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基、シクロヘ
キシル基、フェニル基又は炭素数1〜3のアルキル基若
しくはアルコキシル基で置換されたフェニル基等の炭化
水素基であり、芳香環に結合する水素は、同様の炭化水
素基で置換されていてもよい。)
【0031】樹脂として粉末状フェノール樹脂を用いる
場合、その粒度分布に特に制限はないが、膨張黒鉛シー
ト粉砕粉との乾式法により短時間で、均一に混合できる
混合性と、成形時の樹脂流れを考慮すると、数平均粒径
で1μm〜100μmの範囲が好ましく、5μm〜50
μmの範囲がさらに好ましい。
【0032】本発明で使用する膨張黒鉛と樹脂との混合
割合は、目標とする最終成形体である燃料電池用セパレ
ータの諸特性の値を考慮して決定されるが、通常混合比
率で膨張黒鉛/樹脂=95/5〜50/50(重量比)
の範囲が好ましく、90/10〜60/40(重量比)
の範囲がさらに好ましい。ここで膨張黒粉と樹脂との混
合比率が95/5を超える場合、機械強度が急激に低下
する傾向があり、一方、50/50未満の場合、導電性
物質である膨張黒鉛粉の添加量が少なく、電気特性が悪
化する傾向がある。
【0033】膨張黒鉛と樹脂の混合方法に特に制限はな
く、膨張黒鉛の微粉化を防止する点で混合時の膨張黒鉛
に大きな剪断力が加わらないシエイカー、Vブレンダー
等を使用した乾式混合方法によることが好ましい。混合
時に膨張黒鉛が微粉化した場合、得られる燃料電池用セ
パレータの機械強度が急激に低下する傾向がある。
【0034】また、上記混合粉は直接、成形材料粉とし
て使用できるが、本発明においては、さらなる混合性の
向上と成形時の作業性を向上させるために、混合粉を加
圧成形しシート状にしたもの(以下、「成形用シート」
という)を使用する。
【0035】成形用シートの製造法に特に制限はない
が、例えば混合物投入タンク、材料を一定厚さにするゲ
ート調整機、一定幅に仕上げるスリッター、前記加工材
料を移送する移送装置、シート化する圧延ロール等から
構成される成形用シートの製造装置等を使用することが
できる。平坦部に穴部を有する場合、成形用シートに穴
部が形成されているようにすると好ましい。
【0036】成形用シートは、その強度を向上させるた
めに成形用シートに含まれる樹脂の硬化反応を部分的に
進めるか、部分的に(完全にではなく)熱溶融させてか
らセパレータの製造に供することができる。硬化反応又
は熱溶融させる方法に制限はないが、例えば、得られた
成形用シートを加熱する方法、さらに具体的には前記の
圧延ロールを加熱装置が付属されたものとし、この圧延
ロールを通すときに加熱する方法、得られた成形用シー
トを加熱オーブンに通す方法等がある。
【0037】得られる成形体(燃料電池用セパレータ)
の密度については特に制限はないが、例えば、平坦部の
密度は1.3g/cm以上が好ましく、1.3g/c
〜1.75g/cmの範囲がさらに好ましい。ま
たリブ部の密度は1.3g/cm以上が好ましく、
1.45g/cm〜1.75g/cmの範囲がさら
に好ましい。上記の密度を有することにより十分な機密
性を保つことができると共に、撥水効果が大きいので好
ましい。
【0038】撥水性の調整は、前記したフッ素系の離型
剤などの、離型性のある物質を成形用シート表面に付着
させる方法、セパレータの密度の調整、使用する樹脂の
選択等により調整できる。離型性のある物質の付着は、
成形用シートに直接塗布又は噴霧してもよく、セパレー
タを得るための金型に離型性のある物質を成形前に塗布
しておいてもよい。
【0039】前記成形体の製作については特に制限はな
いが、成形機のコスト、得られる成形体の寸法精度、電
気特性及び機械特性を決定ずける樹脂中における膨張黒
鉛粉の最適な配向などを考慮すると圧縮成形法が好まし
い。
【0040】燃料電池は、本発明におけるセパレータに
より、固体高分子電解質膜などからなる電解質層及びこ
れを挟むようにして形成されるセルを必要数積層された
構造を有する。本発明におけるセパレータは、電解質の
種類によって分類されるアルカリ形、固体高分子形、リ
ン酸形、溶融炭素塩形、固体酸形等の燃料電池のセパレ
ータとして使用でき、特に固体高分子形燃料電池に使用
することが好ましい。
【0041】上記に示すような構造にすることにより、
電池特性に優れ、かつ成形性が良好である他に、撥水性
がよく、ガス不浸透性、電気特性、機械特性等について
も問題のない燃料電池用セパレータ及び燃料電池が得ら
れる。
【0042】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 実施例1 (1)成形用混合粉の製造 板厚が1.0mm及び密度が1.0g/cmの膨張黒
鉛シート(日立化成工業(株)製、商品名カーボフィッ
トHGP−105)を粗粉砕機及び微粉砕機で粉砕し、
数平均粒径が100μmの膨張黒鉛シート粉砕粉0.7
kgを得た。次いで成形時揮発性ガスが少なく、前記一
般式(A)及び(B)に示す化学構造単位を有する数平
均粒径が20μmの粉末状フェノール樹脂(日立化成工
業(株)製、商品名HR1060)0.3kgを加えて
小型Vブレンダーで乾式混合し、1.0kgの混合粉を
得た。
【0043】(2)燃料電池用セパレータの製造 前記の混合粉(1m当たり1kg)0.06kgをロ
ールで2.0MPaの圧力で成形して、厚さが5mm及
び密度が0.5g/cmの成形用シートを得た。次
に、金型(下型及び上型)を用意した。下型を成形面
(縦、横160mm)が平坦な雌型とし、上型を突起部
(成形後リブ部となる部分)を有する雄型とした。ただ
し、上型において、突起部の高さを0.5mm、突起部
ピッチ1.0mm、リブの幅1.0mm及びリブテーパ
10度とした。
【0044】前記の金型を180℃に加熱した後、該金
型に代替フロン溶融型エアゾールタイプフッ素系離形剤
(ダイキン工業(株)製、商品名ダイフリーGA−60
10)を均一に吹き付けた。次いで前記で得た成形用シ
ートの表面に前記と同様の離形剤を均一に吹き付けた
後、この成形用シートを前記の離形剤を吹き付けた下型
に載置し、その上部に上型の突起部を有する部分を下に
向けてセットし、その後180℃の熱プレスで面圧1
9.6MPaの条件で10分間成形(ガス抜き1回:5
秒)した。
【0045】前記で得られた成形体を200℃で30分
間熱処理を行った後、平坦部の4カ所に穴部を簡易打ち
抜き機で打ち抜いて、図1に示すようなリブ部1、平坦
部2及び穴部3から構成され、寸法が縦、横160mm
で厚さが1.5mmの燃料電池用セパレータを得た。得
られたセパレータのリブ部の密度は1.5g/cm
び平坦部の密度は1.3g/cmであった。なお、図
1におけるリブ部1は突起部4と溝部(金型の突起部対
応)5から構成される。
【0046】実施例2 実施例1で得たセパレータの表面を、サンドペーパー
(800番)で5μm程研磨して、実施例1より接触角
の小さな燃料電池用セパレータを得た。
【0047】実施例3 実施例1で用いた金型にフッ素系の離形剤を吹き付けな
い以外は、実施例1と同様の工程を経て実施例1と同寸
法及び同密度の燃料電池用セパレータを得た。
【0048】比較例1 実施例1で得た成形用シートの表面にフッ素系の離形剤
を吹き付けず、金型のみに離型剤としてワックス100
重量部に対し水100重量部の割合で混合した水溶性ワ
ックス(カストロール(株)製、商品名No.170)
を吹き付けた以外は、実施例1と同様の工程を経て実施
例1と同寸法及び同密度の燃料電池用セパレータを得
た。
【0049】比較例2 実施例1(1)で得た膨張黒鉛シート粉砕紛0.7k
g、実施例1で用いた粉末状フェノール樹脂0.24k
g及びシリコンパウダー(チッソ(株)製、商品名S1
500)0.06kgを小型ブレンダで乾式混合して
1.0kgの混合粉を得た以外は、実施例1と同様の工
程を経て実施例1と同寸法及び同密度の燃料電池用セパ
レータを得た。
【0050】次に、上記各実施例及び各比較例で得たセ
パレータの撥水性、離型性及び固有抵抗について検討し
た結果を表1に示す。なお、撥水性は、セパレータの平
坦部の部分を用いて、接触角を測定して判定した。
【0051】離型性を確かめるための接触角は、接触角
測定用試片の表面にスポイトでイオン交換水を垂らし、
ゴニオメータ式接触角測定器(エルマ光学(株)製、商
品名G・I)を用いて測定した。固有抵抗は、上記各実
施例及び各比較例で得たセパレータの平坦部から、試験
片(幅10mm×長さ50mm×厚さ1.5mm)を切
り出し、面方向を「JCAS10電気機械用ブラシ法に
準じて測定し、次式により算出した。
【0052】
【数1】
【0053】また、上記各実施例及び各比較例で得たセ
パレータを用い、単セルの実電池を組立て、電池特性を
確認した。先ず、白金触媒を担持したカーボン粉及びパ
ーフルオロスルホン酸粉末をエタノールに分散させペー
ストを作成し、これをカーボンペーパーに均一に塗布し
電極触媒層を形成した。このペーストを塗布したカーボ
ンペーパー2枚を100mm角に切断し、ペースト面が
内側になるようにして厚さ50μmのパーフルオロスル
ホン酸膜(デュポン社製、商品名ナフィオン)を挟み込
み、加熱しなが圧着して膜電極複合体(MEA)を製作
した。
【0054】この後、上記各実施例及び各比較例で得た
セパレータで上記のMEAを挟み込みセパレータのリブ
形成部及びマニホールド周辺部を液体パッキン(シリコ
ーンゴム)を用いてシールし、さらに全体を剛性のある
板で挟み込み、500KPaの面圧をかけ固定した。こ
のようにして得られた燃料電池の単セルにマニホールド
を通じて水素ガス及び空気を供給し、80℃に保持して
0.3mA/cmの電流密度で運転を行った。そのと
きのそれぞれの出力電力を上記の特性と合わせて表1に
示す。
【0055】
【表1】 *離型性の評価 ○:成形体が成形型から容易に外れる。 △:少し手を加えれば成形体が成形型から外れる。 ×:成形体が成形型から外れ難い。
【0056】表1に示されるように、本発明の実施例に
なるセパレータは、接触角が40度〜80度の範囲に入
っており、離型性がよく、固有抵抗が低く、出力電圧が
高いという効果を奏することが明らかである。これに対
し比較例1のセパレータは、接触角が小さく、離型性が
悪い、出力電圧が低いという欠点が生じ、比較例2のセ
パレータは、接触角が大きく、固有抵抗が高い、出力電
圧が低いという欠点が生じることが明らかである。
【0057】
【発明の効果】本発明の燃料電池用セパレータは、電池
特性に優れた燃料電池用セパレータである。また、本発
明の燃料電池は、電池特性に優れた燃料電池用セパレー
タを有する高性能な燃料電池である。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料電池用セパレータの平面図である。
【符号の説明】
1 リブ部 2 平坦部 3 穴部 4 突起部 5 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 淳 茨城県日立市鮎川町三丁目3番1号 日立 化成工業株式会社山崎事業所内 Fターム(参考) 5H026 AA06 BB00 BB02 BB04 BB06 CC04 CX04 EE06 EE18 EE19 HH01 HH03 HH05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の水との接触角が40度〜80度で
    ある燃料電池用セパレータ。
  2. 【請求項2】 セパレータが、リブ部及び平坦部を有す
    る請求項1記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 【請求項3】 セパレータが、黒鉛及び樹脂を含む成形
    体からなる請求項1又は2記載の燃料電池用セパレー
    タ。
  4. 【請求項4】 黒鉛が、膨張黒鉛である請求項1〜3の
    いずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 【請求項5】 膨張黒鉛が膨張黒鉛シート粉砕粉である
    請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池用セパレー
    タ。
  6. 【請求項6】 膨張黒鉛シート粉砕粉が、平均粒径25
    μm〜500μmである請求項1〜5のいずれかに記載
    の燃料電池用セパレータ。
  7. 【請求項7】 樹脂が、粉末状で、開環重合し、かつそ
    の平均粒径が1μm〜100μmである請求項1〜6の
    いずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  8. 【請求項8】 密度が、1.3g/cm以上である請
    求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  9. 【請求項9】 成形体が、圧縮成形法で成形したもので
    ある請求項1〜8のいずれかに記載の燃料電池用セパレ
    ータ。
  10. 【請求項10】 成形体が、フッ素系の離型剤の膜を表
    面に形成したものである請求項1〜9のいずれかに記載
    の燃料電池用セパレータ。
  11. 【請求項11】 セパレータが、リブ部及び平坦部以外
    に穴部を有する請求項1〜10のいずれかに記載の燃料
    電池用セパレータ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の燃
    料電池用セパレータを有してなる燃料電池。
  13. 【請求項13】 固体高分子型である請求項12記載の
    燃料電池。
JP2001269045A 2001-09-05 2001-09-05 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池 Pending JP2003077487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269045A JP2003077487A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269045A JP2003077487A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003077487A true JP2003077487A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19094932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001269045A Pending JP2003077487A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003077487A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107989A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Nichias Corp 燃料電池用セパレータ及びその製造方法
JP2006128027A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ成形部材及びその製造方法並びに燃料電池用セパレータ成形部材を用いた燃料電池用セパレータの製造方法
JP2006331673A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Nisshinbo Ind Inc 燃料電池セパレータ
JP2010092638A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Nisshinbo Holdings Inc 燃料電池用セパレータ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308874A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Showa Denko Kk 燃料電池用セパレ−タ−の製造法
JPH11354138A (ja) * 1998-04-07 1999-12-24 Hitachi Chem Co Ltd リブ付き燃料電池セパレ―タ、その製造法及び燃料電池
JP2000243410A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造法並びに燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2000251903A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造法並びに燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2001093539A (ja) * 1999-09-28 2001-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池
JP2001256987A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質型燃料電池

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308874A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Showa Denko Kk 燃料電池用セパレ−タ−の製造法
JPH11354138A (ja) * 1998-04-07 1999-12-24 Hitachi Chem Co Ltd リブ付き燃料電池セパレ―タ、その製造法及び燃料電池
JP2000243410A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造法並びに燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2000251903A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造法並びに燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2001093539A (ja) * 1999-09-28 2001-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池
JP2001256987A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質型燃料電池

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107989A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Nichias Corp 燃料電池用セパレータ及びその製造方法
JP2006128027A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Hitachi Chem Co Ltd 燃料電池用セパレータ成形部材及びその製造方法並びに燃料電池用セパレータ成形部材を用いた燃料電池用セパレータの製造方法
JP2006331673A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Nisshinbo Ind Inc 燃料電池セパレータ
JP2010092638A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Nisshinbo Holdings Inc 燃料電池用セパレータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1965457B1 (en) Process for producing a separator material for fuel cell
TWI416786B (zh) Isolated material for solid polymer fuel cell and manufacturing method thereof
JP2008027925A (ja) 燃料電池用セパレータ
CN102473930B (zh) 燃料电池用隔离件的制造方法
JP3437936B2 (ja) リブ付き燃料電池セパレータ、その製造法及び燃料電池
JPWO2019194112A1 (ja) 金属カーボン積層前駆体及び金属カーボン積層前駆体の製造方法
EP1521321A2 (en) Separator for fuel cell and process for producing the same
JP2003077487A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2003197215A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2011060667A (ja) 燃料電池セパレータの製造方法及び燃料電池セパレータ
WO2012043319A1 (ja) 燃料電池セパレータ成形用組成物、燃料電池セパレータ、燃料電池セパレータの製造方法、及び燃料電池
JP2006269403A (ja) 燃料電池用セパレータとその製造方法
JP2011171111A (ja) 燃料電池用セパレータの製造方法
JP2003109621A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池。
JP2003257447A (ja) 燃料電池用セパレータ、その製造法及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP5520104B2 (ja) 燃料電池セパレータの製造方法
JP2002367623A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP2002203574A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池
JP5754671B2 (ja) 燃料電池用セパレータおよびその製造方法
JP5681565B2 (ja) 燃料電池セパレータ用成形材料、燃料電池セパレータの製造方法、及び燃料電池セパレータ
JP5601518B2 (ja) 燃料電池用セパレータの製造方法
JP2006128027A (ja) 燃料電池用セパレータ成形部材及びその製造方法並びに燃料電池用セパレータ成形部材を用いた燃料電池用セパレータの製造方法
JP2008218299A (ja) プロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜とその製造方法
JP4236248B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用セパレータ材の製造方法
JP2002015753A (ja) 燃料電池用セパレータ及び燃料電池用セパレータを用いた燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120419