JP2003076402A - 3重系センサの真値出力方法 - Google Patents

3重系センサの真値出力方法

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JP2003076402A
JP2003076402A JP2001265827A JP2001265827A JP2003076402A JP 2003076402 A JP2003076402 A JP 2003076402A JP 2001265827 A JP2001265827 A JP 2001265827A JP 2001265827 A JP2001265827 A JP 2001265827A JP 2003076402 A JP2003076402 A JP 2003076402A
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sensor
sensors
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signal
triple
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JP2001265827A
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Katsushi Kiryu
勝史 桐生
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アナログコンパレータ、ロジック
アレイ及びアナログスイッチ等を用いてハードウェアの
みで処理して3重冗長系の検出精度をソフトウェア方式
よりも向上させることを目的とする。 【解決手段】 本発明による3重系センサの真値出力方
法は、各センサ(1〜3)が全て正常な場合は中間に位置す
るセンサの検出信号を真のセンサ出力信号(14)とし、1
個が故障した場合は他の2個のセンサの検出信号の平均
値(15a)を真のセンサ出力信号(14)とするために第1、
第2機械的選択器(12、13)を介して選択する方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3重系センサの真
値出力方法に関し、特に、アナログコンパレータ、ロジ
ックアレイ及びアナログスイッチを用い、正常時には中
間に位置するセンサの検出信号を真のセンサ出力信号と
し、何れか1個が故障時には2個のセンサの検出信号の
平均値を算出して真のセンサ出力信号とすることによ
り、従来のソフトウェア方式とは異なるハードウェア方
式によって3重冗長系センサの信頼性を向上させるため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の3重系セ
ンサの真値出力方式としては、一般に、3個のセンサか
らの各検出信号をソフトウェアにて処理し、真のセンサ
出力信号を得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の3重系センサの
真値出力方法は、以上のように構成されていたため、次
のような課題が存在していた。すなわち、各検出信号を
ソフトウェアのみによって処理していたため、ソフトウ
ェアの精度には限界があり、各センサが故障した時の検
出精度を向上させることが極めて困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、アナログコンパレータ、ロ
ジックアレイ及びアナログスイッチを用い、正常時には
中間に位置するセンサの検出信号を真のセンサ出力信号
とし、何れか1個が故障時には残りの2個のセンサの検
出信号の平均値を算出して真のセンサ出力信号とするこ
とにより、従来のソフトウェア方式とは異なるハードウ
ェア方式によって3重冗長系センサの信頼性を向上させ
るようにした3重冗長系センサの真値出力方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による3重系セン
サの真値出力方法は、第1、第2、第3センサからの第
1、第2、第3検出信号を用いて真のセンサ出力信号を
出力するようにした3重系センサの真値出力方法におい
て、前記第1、第2、第3センサが全て正常な場合は前
記各センサの中の中間に位置する何れかのセンサの検出
信号の値を第1、第2機械的選択器を介して前記真のセ
ンサ出力信号とし、前記各センサの中の何れか1個に故
障が発生した場合は、故障した1個のセンサを除いた他
の2個のセンサの検出信号の平均値を求めて前記第2機
械的選択器を介して前記真のセンサ出力信号として得る
方法であり、また、前記各センサからの前記各検出信号
はロジックアレイの選択テーブルで選択され、前記中間
に位置するセンサが前記各センサの中のどれであるかが
選択される方法であり、また、前記平均値は、前記各セ
ンサと前記第2機械的選択器との間に接続された平均化
回路によって得る方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による3
重系センサの真値出力方法の好適な実施の形態について
説明する。図1は本発明の全体構成を示すブロック図で
ある。図1において、符号10で示されるものは、例え
ば、航空機、ヘリコプタ、ロボット等の各種の機器であ
り、この機器10には3重冗長系センサ4を構成するた
めの第1、第2、第3センサ1、2、3が設けられてい
る。
【0007】前記各センサ1、2、3からの第1、第
2、第3検出信号1a、2a、3aは図2に示されるよ
うに周知のPLDからなるロジックアレイをなす信号選
択回路11に入力されている。前記信号選択回路11か
らの選択信号11Aは第1機械的選択器12に入力さ
れ、各センサ1、2、3の中の中間に位置する第2セン
サ2(他の場合もある)の第2検出信号2a(他の場合
もある)が第2機械的選択器13を介して真のセンサ出
力信号14として出力されるように構成されている。
尚、この第1機械的選択器12には、前記第1、第2、
第3検出信号1a、2a、3aが信号選択回路11を介
することなく直接入力され、第1機械的選択器12の各
切換舌片12a〜12dの切換によって何れかの検出信
号1a、2a、3aが第2機械的選択器13に送られ、
この第2機械的選択器13では、検出信号1a、2a、
3a及び平均値15aの何れかが各切換舌片13a、1
3bにより切換えられる。
【0008】前記各検出信号1a、2a、3aは、さら
に平均化回路15に入力されて平均化され、1個のセン
サ(1〜3の何れか)が故障した場合に、他の残りの2
個のセンサ(1〜3の何れか)の検出信号(1a〜3a
の何れか)の平均値15aが第2機械的選択器13を介
して真のセンサ出力信号14として出力されるように構
成されている。尚、前記各センサ1〜3は周知のLVD
T(リニアセンサ)を用いているが、他のセンサも可で
ある。
【0009】次に、図2の構成は、図1の構成を具体的
に示すものである。すなわち、各検出信号1a〜1c
は、周知のアナログコンパレータからなる第1〜第3コ
ンパレータ20、21、22によって各々比較された後
に、各信号A、B、Cとして信号選択回路11の選択テ
ーブル30によってNo.1からNo.8の選択動作が
繰り返されるように構成され、1対のSel1及びSe
l2からなる選択信号11Aが第1機械的選択器12に
入力されて各切換舌片12a〜12dが切換えられる。
【0010】前記各検出信号1a、1b、1cは、平均
化回路15の各オペアンプ40、41、42で増幅され
た後、何れかがFailとなった場合にのみオフとなる
周知のアナログスイッチからなる第1、第2、第3スイ
ッチ45、46、47を介して出力側で共通化されて平
均化され、1個のセンサ(1〜3の何れか)が故障した
時に、残りの2個のセンサ(1〜3の何れか)の平均か
らなる平均値15aが第2機械的選択器13を介して真
のセンサ出力信号14として出力されるように構成さ
れ、ゲート回路50を経て入力された各センサのFai
l信号に応じて各切換舌片13a、13bが切換えられ
るように構成されている。
【0011】尚、前述の選択テーブル30においては、
A>B、B>C、C>Aが全てL(偽)及びH(真)の
時は、選択信号11Aは出力されず、LとHの組合せの
時のみ何れかのセンサ(1〜3の何れか)が中間に位置
することを選択表示しており、図2のように第2センサ
2が常に中間に位置しているとは限らず、選択テーブル
30の選択結果(Select欄)のように、B、A、
C、C、A、Bが中間に位置していた場合を示してい
る。従って、その使用時において、全てのセンサ1〜3
が正常な場合には、各センサ1〜3の中間に位置するセ
ンサ(1〜3の何れか、すなわち、選択テーブル30の
選択されたSelect欄B、A、C、C、A、Bに対
応)の検出信号1a〜1cの何れかが真のセンサ出力信
号14として出力される。
【0012】
【発明の効果】本発明による3重系センサの真値出力方
法は、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、各センサからの検出
信号をアナログコンパレータ、ロジックアレイ及びアナ
ログスイッチ等からなるハードウェアのみによって処理
し、正常な場合には中間に位置するセンサの出力を用
い、1個故障した場合には他の2個のセンサの平均値を
用いて真のセンサ出力信号を出力するようにしているた
め、従来のソフトウェアでは信頼性の向上が困難であっ
た3重冗長系のセンサの真値出力の精度向上を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3重系センサの真値出力方法を示
すブロック図である。
【図2】図1の具体的回路構成図である。
【符号の説明】
1、2、3 第1、第2、第3センサ 1a、2a、3a 第1、第2、第3検出信号 12 第1機械的選択器 13 第2機械的選択器 14 真のセンサ出力信号 15 平均化回路 15a 平均値 30 選択テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2、第3センサ(1、2、3)から
    の第1、第2、第3検出信号(1a、2a、3a)を用いて真の
    センサ出力信号(14)を出力するようにした3重系センサ
    の真値出力方法において、前記第1、第2、第3センサ
    (1、2、3)が全て正常な場合は前記各センサ(1、2、3)の
    中の中間に位置する何れかのセンサの検出信号の値を第
    1、第2機械的選択器(12、13)を介して前記真のセンサ
    出力信号(14)とし、前記各センサ(1、2、3)の中の何れ
    か1個に故障が発生した場合は、故障した1個のセンサ
    を除いた他の2個のセンサの検出信号の平均値(15a)を
    求めて前記第2機械的選択器(13)を介して前記真のセン
    サ出力信号(14)として得ることを特徴とする3重系セン
    サの真値出力方法。
  2. 【請求項2】 前記各センサ(1、2、3)からの前記各検
    出信号(1a、2a、3a)はロジックアレイの選択テーブル(3
    0)で選択され、前記中間に位置するセンサが前記各セン
    サ(1、2、3)の中のどれであるかが選択されることを特
    徴とする請求項1記載の3重系センサの真値出力方法。
  3. 【請求項3】 前記平均値(15a)は、前記各センサ(1、
    2、3)と前記第2機械的選択器(13)との間に接続された
    平均化回路(15)によって得ることを特徴とする請求項1
    又は2記載の3重系センサの真値出力方法。
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