JP2003072002A - 易開封性包装体 - Google Patents

易開封性包装体

Info

Publication number
JP2003072002A
JP2003072002A JP2001269581A JP2001269581A JP2003072002A JP 2003072002 A JP2003072002 A JP 2003072002A JP 2001269581 A JP2001269581 A JP 2001269581A JP 2001269581 A JP2001269581 A JP 2001269581A JP 2003072002 A JP2003072002 A JP 2003072002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
seal
package
layer
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001269581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5214834B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kudo
博 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Unitech Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Unitech Co Ltd filed Critical Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority to JP2001269581A priority Critical patent/JP5214834B2/ja
Publication of JP2003072002A publication Critical patent/JP2003072002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5214834B2 publication Critical patent/JP5214834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】幅広いシール条件(シール温度幅)において、
適切なイージーピール性が得られるとともに、溶断シー
ル強度が高い易開封性包装体を提供することにある。 【解決手段】易開封性包装体である食パン用包装体10
は、多層フィルムのシール層を内側として、少なくとも
片側端を溶断シールしてなり、ピン穴5、ミシン目6を
備えた包装袋1に、包装物品である食パン11を挿入し
て開口部をヒートシールした際の溶断シール部4の溶断
シール強度が10N/15mm以上、ヒートシール部1
2のヒートシール強度が1〜4N/15mmである。ま
た、食パン用包装体10の開口部側は、結束具13(1
4)で結束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易開封性包装体に
関し、特に、内容物の一部を取り出した後(部分使用)
に結束具を用いて再封鎖される食パン、菓子パン、菓子
などの食品の包装において、異物の混入を防止するとと
もに、製袋性、イージーピール性を有するポリプロピレ
ン系樹脂からなる易開封性包装体に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、ポリプロピレン系樹脂からなる
フィルムは、その優れた剛性、透明性及び防湿性等を生
かして広く包装袋用フィルムとして用いられている。し
かし、プロピレン単独重合体のフィルムは、製袋、及び
内容物挿入後の開口部をヒートシールして封鎖する際、
低温ヒートシール性に大きな難点がある。このため、融
点の低いエチレンなどとのランダム共重合体を用いるこ
とも可能である。しかし、ランダムプロピレン共重合体
からなるフィルムは、剛性が低く、包装適正が十分でな
く実用的ではない。
【0003】このため、従来から高剛性のポリプロピレ
ン系樹脂を基材層とし、ヒートシール性に優れた樹脂を
シール層とした多層フィルムにして広く用いられてい
る。このシール層には、例えば、プロピレンにエチレン
などのα−オレフィンを共重合させたランダムプロピレ
ン共重合体が用いられている。
【0004】一般の包装においては、これらの多層フィ
ルムで特に問題となることなく用いられている。中で
も、食パン、菓子パン、菓子類など食品の包装では、多
層フィルムを溶断シールすることにより包装袋を製造
し、この袋に食パンなどを挿入し、開口部を結束具で封
鎖した状態で販売される包装形態が一般的である。購買
者は結束具を外して必要量の食パンなどを取り出した
後、再度結束して保存する使用形態が採用されている。
【0005】しかし、この方法では、食パンなどを挿入
後結束前における異物の混入の恐れがある。さらに、結
束後の輸送・保管時、さらには家庭において結束具を外
す前などに結束具の開口側に異物が入り、結束具を外し
た際に落下して内部に混入する恐れが考えられる。この
ような、食パンなどの食品の包装体において、虫などの
異物の混入は、安全性、衛生性の観点からあってはなら
ないことであり、近時問題化されてきている。また、こ
の場合に異物がどの時点で混入したかの特定も困難であ
り、品質管理上その防止対策が困難であるなどの新たな
問題もあり、その解決策が求められている。
【0006】この食パンの異物混入を防止する包装とし
て、特許第3032163号公報には、袋状体の開口部
側で、複数のドット状の熱溶着部により部分的に溶着さ
れて、袋状体の形態を維持して開封可能に外部と内部と
を略遮断する帯状のシール部とし、開封後にシール部に
シール部を結束する結束具により繰り返し開閉できる袋
状体の包装構造が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この包
装構造では、開封性を確保するために、シールがドット
状の熱溶着部で部分的に溶着する特殊なヒートシールに
限定される。このため、遮断が完全でないことから、黴
などの異物の混入までは防止が困難であると考えられ
る。また、特殊なヒートシールを採用せざるを得ないの
は、通常のベタシールを採用したのでは開封が困難とな
るためである。
【0008】また、開封を容易にするために封止のため
のヒートシール強度の低いシール層を有する多層フィル
ムを用いることも考えられるが、ヒートシール温度範囲
が狭く、実用的でないという問題点がある。さらに、溶
断シールによる製袋においてシール強度が安定しないな
どの問題点もある。
【0009】本発明の目的は、幅広いシール条件(シー
ル温度幅)において、適切なイージーピール性が得られ
るとともに、溶断シール強度が高い易開封性包装体を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の好
ましい性質を有する易開封性包装体を開発すべく、鋭意
検討を重ねた結果、特定の構造を有する多層フィルムか
らなる易開封性包装体が、幅広いシール条件(シール温
度幅)において、適切なイージーピール性を得ることを
見いだした。本発明は、かかる知見に基づいて完成した
ものである。
【0011】すなわち、本発明の易開封性包装体は、多
層フィルムのシール層を内側として、少なくとも片側端
を溶断シールしてなる易開封性包装体であって、前記多
層フィルムは、プロピレン単独重合体又は他のα−オレ
フィンの含有量が0.2〜10質量%のプロピレン共重
合体50質量%以下とプロピレン単独重合体からなる基
材層(B)の片面に他のα−オレフィンの含有量が0.
2〜10質量%のプロピレン共重合体50〜80質量%
と密度が880〜920kg/m3 のブテンー1―プロ
ピレン共重合体50〜20質量%からなるシール層
(A)および他面に他のα−オレフィンの含有量が0.
2〜10質量%のプロピレン共重合体80〜100質量
%と密度が850〜910kg/m3 のエチレン・α−
オレフィン共重合体20〜0質量%からなる層(C)を
形成してなることを特徴とする。
【0012】基材層(B)を構成するプロピレン単独重
合体は、特に限定されないが、メルトフローレート(M
FR)が、1〜20g/10分であるものが好ましく、
5〜10g/10分であるものが特に好ましい。なお、
MFRはJIS K 7210(測定条件:荷重21.
18N、温度:230℃)に準拠して測定される。
【0013】プロピレン共重合体は、共重合体中のエチ
レン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン
−1などのα−オレフィン、特に、エチレンおよび/ま
たはブテン−1の含有率が0.2〜10質量%、好まし
くは、0.2〜5質量%である。ここでα−オレフィン
の含有量が10質量%を超えると、剛性が低下し、その
影響により、製袋適性、包装適正が低下することにな
る。エチレンなどのα−オレフィン含有量は、赤外吸収
スペクトル法により測定される。
【0014】また、プロピレン共重合体のMFRは、1
〜20g/10分が好ましく、5〜10g/10分が特
に好ましい。1g/10分未満では、透明性、フィルム
インパクトが低下する場合があり、20g/10分を超
えると、成形不良が起こりやすくなる。
【0015】本発明に用いられるプロピレン単独重合体
又はプロピレン・α−オレフィン共重合体、さらにはエ
チレン・α−オレフィン共重合体の製造方法としては、
特に制限はなく、公知の方法で製造されたものでよい。
例えば、いわゆるチーグラー・ナッタ触媒を用いた製造
方法によるものである。
【0016】具体的には、チタン含有化合物自体又はチ
タン含有化合物をマグネシウム化合物等の担体に担持さ
せたものを主触媒とし、有機アルミニウム化合物を助触
媒とした触媒系で、プロピレン単独又は所望のエチレン
などのα−オレフィンを添加して重合を行う方法を挙げ
ることができる。この重合は、スラリー重合法、溶液重
合法、気相重合法等のいずれのプロセスでもよい。
【0017】また、均一系触媒を用いてもよく、従来か
ら知られているバナジウム化合物と有機アルミニウム化
合物とからなる触媒、あるいはシクロペンタジエニル
基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換
インデニル基等を1又は2個配位子とするジルコニウ
ム、チタン、ハフニウムなどの遷移金属化合物、及び該
配位子が幾何学的に制御された遷移金属化合物とアルミ
ノキサンやイオン性化合物などの助触媒からなるメタロ
セン系触媒等の均一系触媒系も挙げることができる。メ
タロセン触媒は、必要により有機アルミニウム化合物を
用い、溶媒存在下の均一系重合の他、スラリー重合法、
気相重合法等のいずれのプロセスでもよい。
【0018】多層フィルムのシール層(A)には、上記
のプロピレン・α−オレフィン共重合体50〜80質量
%と密度が880〜920kg/m3 のブテンー1―プ
ロピレン共重合体50〜20質量%、好ましくは、プロ
ピレン・α−オレフィン共重合体55〜75質量%と密
度が880〜920kg/m3 のブテンー1―プロピレ
ン共重合体45〜25質量%、より好ましくは、プロピ
レン・α−オレフィン共重合体60〜70質量%と密度
が880〜920kg/m3 のブテンー1―プロピレン
共重合体40〜30質量%からなる樹脂組成物が用いら
れる。
【0019】ここで、ブテンー1―プロピレン共重合体
の含有量が20質量%未満であると本発明の特長である
イージーピール性を得ることが困難であり、50質量%
を超えると製膜時の安定性に困難をきたす。
【0020】ここで、ブテンー1―プロピレン共重合体
は、プロピレンとブテン−1が共重合したものであり、
密度が880〜920kg/m3 であり、好ましくは8
90〜910kg/m3 である。共重合体の密度が92
0kg/m3 を超えると、低温でのイージーピール性が
困難となり、880kg/m3 未満であると製膜性に困
難をきたす。なお、密度はJIS K 7112に準拠
して測定される。
【0021】また、ブテンー1―プロピレン共重合体の
MFR〔測定条件:荷重21.18N、温度190℃〕
は、1〜50g/10分が好ましく、1〜10g/10
分が特に好ましい。ここでMFRが1g/10分未満で
も、50g/10分を超えてもプロピレン共重合体との
相溶性が悪くなる。
【0022】シール層(A)を構成するポリプロピレン
系樹脂には、必要により本発明の目的を損なわない範囲
において、他の樹脂やエラストマーを配合することもで
きる。他の樹脂としては、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・アクリル酸共重合体などがあり、エラス
トマーとしては、スチレン・ジエン系エラストマー、水
添スチレン・ジエン系エラストマーなどを例示できる。
【0023】層(C)を構成するポリプロピレン系樹脂
は、前記のプロピレン共重合体とエチレン・α−オレフ
ィン共重合体を20質量%以下の範囲で含有するもので
ある。これらの樹脂は、シール層(A)で説明したもの
と実質的に同一の範囲から選ばれた共重合体が適宜用い
られる。ここで、エチレン・α−オレフィン共重合体の
含有量が20質量%を超えると耐熱性が低下して、ヒー
トシール時の温度条件などが制約されることになり、製
袋速度の低下、挿入(充填)時の速度低下が見られる。
【0024】また、このエチレン・α−オレフィン共重
合体は、一般の包装袋の溶断シール性の点では比較的問
題が少ないが、食パンなど食品の包装に用いられる角底
包装袋の場合のガゼット折り(底部折り込み)製袋の場
合には、この折り込み部の4枚重ね部の溶断シール強度
の安定化のために配合される。したがって、角底包装袋
の場合には、エチレン・α−オレフィン共重合体の含有
量が5〜15質量%の範囲とすることが特に好ましい。
【0025】本発明で用いられるプロピレン単独重合
体、プロピレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン
・α−オレフィン共重合体には、常用される添加剤、具
体的には酸化防止剤、中和剤、スリップ剤、アンチブロ
ッキング剤、耐電防止剤などを必要に応じて配合するこ
とができる。
【0026】また、多層フィルムの全体の厚みとして
は、10〜70μmの範囲のものが好ましく、食品包装
用等には、特に、20〜50μmの範囲のものが好まし
い。
【0027】多層フィルムは、シール層、基材層及び外
層〔耐熱層〕をそれぞれ別に製膜した後、公知のドライ
ラミネート法などにより積層してもよいが、公知の共押
出製膜法により同時に製膜することが好ましい。特に、
大型製膜機による高速製膜が可能なTダイキャスト共押
出製膜法が好ましく、引取速度が50m/分又はこれ以
上の高速製膜条件で、厚み10〜70μmのフィルムを
好適に製膜することができる。
【0028】多層フィルムには、必要により印刷が施さ
れ、種々のシール方法により製袋されて、包装袋が得ら
れる。製袋時のシール方法としては、端部の重ね合わせ
シール、T字状シールも可能ではあるが、食品の包装用
として多用されている溶断シールが生産性、安価などの
点から好ましく採用できる。
【0029】これによれば、前述した特定の多層フィル
ムの構造を持つことにより、溶断接着強度をより一層高
くし、しかもヒートシール強度を低くするという相反す
る特性を同時に満足することができる。
【0030】本発明の易開封性包装体では、包装物品を
挿入して開口部をヒートシールした際の溶断シール強度
が10N/15mm以上、ヒートシール強度が1〜4N
/15mmであることが好ましい。また、ヒートシール
強度が、1〜4N/15mmの値を示す温度範囲が、1
0℃以上が好ましく、20℃以上であることが、より好
ましい。
【0031】また、本発明の包装体は、食品の取り出し
時には、容易に開封できるイージーピール性を有すると
ともに、包装袋の溶断シールも強く安定するものであ
る。このイージーピール性とは、食パン、菓子パン包装
等で要求されるシール性で、一般的な取扱では破袋して
内容物が飛び出すことはないが、シール部から開封しよ
うとすると容易にシール部が剥離する特性を示すもので
ある。このシール性に要求されるシール強度は、包装物
の重量、包装物の大きさ等により異なるので、多層フィ
ルムの厚み、シール部の形状、幅、シール条件等を適宜
調整する必要がある。
【0032】本発明の包装体は、食パン、菓子パン包装
等で用いられている溶断ポイントシール方法やタイトシ
ール方法を好ましく採用することができ、この両方のシ
ール方法で安定したイージーピール性が得られることを
大きな特徴とする。特に、タイトシール方法においても
イージーピール性を確保できることが大きな特長であ
る。
【0033】これによれば、溶断シール強度が10N/
15mm以上であるので、溶断接着強度が高くなり、し
かもヒートシール強度が1〜4N/15mmであるの
で、ヒートシール強度を比較的低くするという相反する
特性を同時に満足することができる。
【0034】本発明の易開封性包装体では、前記層
(C)が、他のα−オレフィンの含有量が0.2〜10
質量%のプロピレン共重合体80〜98質量%と密度が
850〜910kg/m3 のエチレン・α−オレフィン
共重合体20〜2質量%からなることが好ましい。
【0035】これによれば、前記層(C)が、他のα−
オレフィンの含有量が0.2〜10質量%のプロピレン
共重合体80〜98質量%と密度が850〜910kg
/m 3 のエチレン・α−オレフィン共重合体20〜2質
量%からなることにより、易開封性包装体は、より一層
のイージーピール性を得ることができる。
【0036】本発明の易開封性包装体では、前記多層フ
ィルムの層厚み比は、(A):(B):(C)=0.0
5〜0.5:1:0.1〜0.5であることが好まし
い。さらに好ましくは、0.1〜0.5:1:0.1〜
0.3の範囲にあるものである。これによれば、フィル
ムの層厚み比が、前述の割合であることにより、溶断接
着強度をより一層高くし、しかもヒートシール強度を低
くするという相反する特性を同時に満足することができ
る。
【0037】本発明の易開封性包装体では、前記包装袋
の下端部をガゼット折りとし、両側端を溶断シールして
なることが好ましい。これによれば、包装袋の低部が内
側に折り返され、すなわちガゼット折りの4枚構造の溶
断シールにおいても、十分な溶断シール強度を得ること
が可能となる。
【0038】本発明の易開封性包装体では、前記包装袋
の開口側に着脱自在な結束具を備えてなることが好まし
い。この結束具の結束位置は開口部が封鎖されればよ
く、任意であり、また当然ながら、完全に密封される必
要はなく、一般に使用されている結束具が用いられる。
これによれば、前記包装袋の開口側に結束具を備えてな
ることにより、結束具は、自在に着脱自在であるので、
繰り返し開封を可能にすることができる。
【0039】本発明の易開封性包装体は、前記包装物品
が食品であることとして、食品の包装体として好適なも
のである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係る食パン包装用の角底の包装袋1を示し、(A)は正
面図、(B)は、(A)のX−X断面図である。この包
装袋1は、平面矩形状であり、1枚の多層フィルム2か
ら構成される。また、包装袋1の底部には、底部折り返
し部3が、形成され、側面部には、溶断シール部4が、
形成され、底部に対向する開口部側には、ピン穴5およ
びミシン目6が形成される。この包装袋1は、以下のよ
うな手順で製造される。
【0041】包装袋1は、長尺の多層フィルム2をシー
ル層(A)(図示せず)を内面として、底部を内側に折
り返し(ガゼット折り)底部折り返し部3を形成し、他
端をピン穴5を形成する部分だけずらして折り畳み、図
面の左右方向に走行させ、多層フィルム2の両側を溶断
シールすることにより製造できる。底部折り返し部3
(ガゼット折り部)は、4枚の多層フィルム2が重なっ
た状態で溶断シールされている。なお、この底部折り返
し部3は、袋を開いた場合の角底を形成する。
【0042】図2は、本発明の一実施形態に係る食パン
用包装体10を示し、(A)は正面図、(B)は側面
図、(C)は結束具13を装着後の側面図である。この
食パン用包装体10は、正面から見ると、ピン穴5およ
びミシン目6が形成されている開口部側が幅が広く、台
形状であり、底部側が直方体であり、この2つが連続し
た形状である。食パン用包装体10の開口部側には、帯
状のヒートシール部12が形成されている。また、食パ
ン用包装体10の開口部側には、結束具13が差し込ま
れている。結束具13は、拡大して示した結束具14に
示すように、プラスチック薄板からなり、中央部に円形
に穴が開けられ、その一部のみが開口されている形状で
ある。この食パン用包装体10は、以下のような手順で
製造される。
【0043】食パン用包装体10は、一般の工場生産の
場合には、ピン穴5に棒を通して整列された包装袋1内
に空気を吹き込み、包装袋1を広げ、開口部側から四角
形状(一体、スライス)の食パン11を落下して挿入さ
れる。この衝撃により包装袋1のピン穴5の上部のミシ
ン目6が切断し、落下する。引き続き次工程で開口部側
がヒートシールされる。このヒートシール工程では、横
向きにしてから行うなど、挿入・ヒートシール装置の種
類により任意である。ヒートシールされた包装体は、
(C)に示すように、結束具13を差し込むことにより
通常、ヒートシール部12と食パン11の間で結束され
る。この結束具13としては、一般的には、拡大して示
した結束具14に示すような、プラスチック薄板からな
る図示の形状に類似するものが用いられる。しかし、樹
脂被覆金属線など結束機能を有すれば特に制限はない。
なお、この結束具13、14は、食パン用包装体10で
は、開口部のヒートシールを開封する前は、特に結束は
必要ないが、食パン用包装体10と一体化しておくこと
が紛失することがなく好ましい。
【0044】なお、本発明の食パン用包装体10のヒー
トシール部12の形状としては、図2の帯状が一般的で
あるが、イージーピール性の改善のために、他の形状と
することも可能である。図3は、食パン用包装体10の
ヒートシール部12の形状の他の例を示す。図3の
(A)の山形帯状の場合には、ほぼ中央部から帯の幅に
沿って剥離するので、イージーピール性がより向上す
る。また、(B)の場合にも剥離の開始がより容易とな
る。この場合に、谷部のシール幅を狭くすることによ
り、よりイージーピール性が向上する。
【0045】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)食パン用包装体10は、開封時には容易に開封が
できるとともに、溶断接着強度を高くし、しかもヒート
シール強度を比較的低くするという相反する特性を同時
に満足することができる。 (2)食パン用包装体10は、透明性、均一性が良好で
あるので、各種食品包装用、特に食パンの角底包装用に
好ましく用いることができる。
【0046】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、包
装袋1において、必要により、底部折り返し部3に、溶
断シールに加えて、溶断シール部4に狭い幅のベタシー
ルを行って、この部分のシール強度を補強することもで
きる。その他、本発明を実施する際の具体的な構造およ
び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲内で他の構
造等としてもよい。
【0047】
【実施例】以下に、実施例、比較例に基づいて本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定
されるものではない。前記実施形態において、具体的条
件を下記の通りとして多層フィルム2、包装袋1および
食パン用包装体10を製造した。
【0048】まず、実施例及び比較例に使用した重合
体、製膜方法、評価方法等を示す。 (1)使用した重合体 1)プロピレン単独重合体〔H−PP〕 ・グレード :IDEMITSU PP F−704NP(出光石油化学製) ・密度 :900kg/m3 ・MFR :7g/10分 2)プロピレン・エチレン共重合体〔R−PP〕 ・グレード :IDEMITSU PP F−744N−2(出光石油化学製) ・密度 :900kg/m3 ・エチレン含有量 :4質量% ・MFR :7g/10分
【0049】 3)エチレン・プロピレン共重合体〔EPR〕 ・グレード :EP−01P(JSR製) ・密度 :874kg/m3 ・MFR :3〜4g/10分 ・プロピレン含有量 :22〜25質量% 4)エチレン−1−ブテン共重合体〔EBR〕 ・グレード :タフマーA (三井石油化学製) ・密度 :880kg/m3 ・MFR :3.6g/10分 ・1−ブテン :22〜25質量% 5)エチレン・1−オレフィン共重合体〔E0R〕 ・グレード :エンゲージ KC−8852(ダウケミカル製) ・密度 :874kg/m3 ・MFR :3g/10分 ・Mw/Mn :2.0 ・1−オクテン含有量 :22〜24質量% ・分岐数 :64.5/1000炭素 6)ブテン・1−プロピレン共重合体〔PB−1〕 ・グレード :BL−2481(三井化学製) ・密度 :900kg/m3 ・MFR :4g/10分 ・プロピレン含有量 :16質量%
【0050】これらの重合体を基に表1に示される配合
でA〜C層を構成した。なお、各層用樹脂には、下記の
添加剤を添加した。 (A)層 ・エルカ酸アミド:1000ppm ・シリカ系アンチブロッキング剤:2500ppm (B)層 ・エルカ酸アミド:1000ppm ・シリカ系アンチブロッキング剤:2000ppm (C)層 ・エルカ酸アミド:1000ppm ・シリカ系アンチブロッキング剤:3500
【0051】(2)多層フィルムの製造 表1に示す上記の共重合体のペレットおよび添加剤を配
合して、3層Tダイ共押出キャスト成形機により、フィ
ルム全体厚みが30μmとなるように製膜し三層フィル
ムを得た。フィルムの層厚み比は、シール層(A):基
材層(B):外層(C)=1:5:1とした。成形機
は、シール層(A):基材層(B):外層(C)に対応
して、それぞれ40mmφ/65mmφ/50mmφの
押出機が設けてあり、スクリュー回転数は、シール層
(A):基材層(B):外層(C)がそれぞれ 40/
130/30(rpm)とした。ダイス出口樹脂温度は
それぞれ250℃、チルロール温度は23℃、コロナ処
理密度は38W/m2 ・分とした。また、全吐出量は8
0kg/hr、引取速度は70m/分とした。
【0052】(3)シール性の評価 1)溶断シール 溶断シールが可能な、シール試験機(テスター産業社
製、製袋試験機)を用いて、上記で得られたフィルムを
シール層(A)同士が接するように供給し、両側端を溶
断シールを行った。シールは、溶断刃の設定温度180
℃、190℃、200℃、210℃で行った。また、シ
ール時の圧力は、20N/cm2 ・0.1secとし
た。
【0053】2)ヒート(タイト)シール タイトシールが可能なシール試験機(テスター産業社
製、製袋試験機)を用いて、上記で得られたフィルムを
シール層(A)同士が接するように供給し、10mm巾
でシールを行った。シールは、シールバーの設定温度1
10℃、120℃、130℃、140℃で行った。ま
た、シール時の圧力は、20N/cm2 ・0.1sec
とした。 3)シール強度 上記で得られたシールサンプルを温度23±2℃、湿度
50±10%で、16時間以上状態調節した後、同じ温
度、湿度条件下にて、シール部が15mm幅となるよう
に短冊状にサンプリングし、T型剥離法で、シール強度
の測定を行った。JIS Z 1707に準拠して、剥
離速度は200mm/分とした。
【0054】4)ヘイズ JIS K 7105に準拠して測定した。 5)外観 目視観察によった。 6)イージーピール性 ◎:シール面全体に渡って均一に剥離する。 ○:部分的な強度ムラがあるものの全面剥離する。 △:フィルムが部分的に伸びて剥離する。 ×:フィルム全体が伸びてシールエッジより破袋する。
【0055】〔実施例および比較例〕 実施例1、2、比較例1〜6 表1、表2に示すような層構成、重合体およびそれらの
組成物を用いて、上記のようにして多層フィルム2を製
造し、評価した。その評価結果を表1、表2に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】[実施例3]また、実施例2で得られた多
層フィルム(巾260mm・長さ60mm)を折り曲
げ、折り曲げ部の端部を内側に60mm折り返した。次
いで、両側端部を溶断シールし、図1に示すような包装
袋1を得た。
【0059】[実施例4]実施例3の包装袋1にスライ
スした食パン11を挿入した後、開口部端部を20mm
残して10mm巾で100℃、20N/cm2 ・0.1
秒でヒートシールした。ついで、ヒートシール部と食パ
ンの間のフィルムをつまみ、封鎖用の樹脂製の結束具1
3で封鎖し、食パン用包装体10を得た。この食パン用
包装体10は、開口部端部の多層フィルム2端を両側に
手で開くことにより容易に開封することができた。
【0060】
【発明の効果】本発明の包装体は、開封時には容易に開
封ができるとともに、特に食パンの包装の場合に常用さ
れている角底を形成するためのガゼット折りの場合の溶
断シールによる製袋においても、溶断接着強度を高く
し、しかもヒートシール強度を比較的低くするという相
反する特性を同時に満足することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる食パン包装用の角
底包装袋を示し、(A)は正面図、(B)は(A)のX
−X断面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる食パン包装体を示
し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は結束具
を装着後の側面図である。
【図3】食パン包装体のヒートシール形状の他の例を示
す。
【符号の説明】
1 包装袋 2 多層フィルム 3 底部折り返し部 4 溶断シール部 5 ピン穴 6 ミシン目 10 食パン用包装体 11 食パン 12 ヒートシール部 13 結束具 14 結束具(拡大)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 33/30 B65D 33/30 65/40 65/40 A D 77/30 77/30 A Fターム(参考) 3E064 AB13 AB23 AD26 BA25 BA30 BB03 BC20 EA30 FA01 GA02 HL05 HM01 HN06 HN43 3E067 AA11 AB01 AB16 AC03 BA12A BB14A BC06A CA24 EA11 EA31 EB17 EB22 EE59 FA01 FC01 GD01 3E086 AD01 BA04 BA15 BB51 BB90 CA01 4F100 AK07A AK62C AK66A AK66B AK66C AK67B AL01A AL01C AL05A AL05B AL05C BA03 BA07 BA10B BA10C BA16 GB15 GB16 GB23 JA13B JA13C JL12 JL14 YY00 YY00B YY00C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層フィルムのシール層を内側として、少
    なくとも片側端を溶断シールしてなる易開封性包装体で
    あって、前記多層フィルムは、プロピレン単独重合体又
    は他のα−オレフィンの含有量が0.2〜10質量%の
    プロピレン共重合体50質量%以下とプロピレン単独重
    合体からなる基材層(B)の片面に他のα−オレフィン
    の含有量が0.2〜10質量%のプロピレン共重合体5
    0〜80質量%と密度が880〜920kg/m3のブ
    テンー1―プロピレン共重合体50〜20質量%からな
    るシール層(A)および他面に他のα−オレフィンの含
    有量が0.2〜10質量%のプロピレン共重合体80〜
    100質量%と密度が850〜910kg/m3 のエチ
    レン・α−オレフィン共重合体20〜0質量%からなる
    層(C)を形成してなることを特徴とする易開封性包装
    体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の易開封性包装体におい
    て、包装物品を挿入して開口部をヒートシールした際の
    溶断シール強度が10N/15mm以上、ヒートシール
    強度が1〜4N/15mmであることを特徴とする易開
    封性包装体。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の易開封性
    包装体において、前記層(C)が、他のα−オレフィン
    の含有量が0.2〜10質量%のプロピレン共重合体8
    0〜98質量%と、密度が850〜910kg/m3
    エチレン・α−オレフィン共重合体20〜2質量%から
    なることを特徴とする易開封性包装体。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    易開封性包装体において、前記多層フィルムの層厚み比
    は、(A):(B):(C)=0.05〜0.5:1:
    0.1〜0.5であることを特徴とする易開封性包装
    体。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    易開封性包装体において、前記包装袋の下端部をガゼッ
    ト折りとし、両側端を溶断シールしてなることを特徴と
    する易開封性包装体。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    易開封性包装体において、前記包装袋の開口側に着脱自
    在な結束具を備えてなることを特徴とする易開封性包装
    体。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    易開封性包装体において、前記包装物品が食品であるこ
    とを特徴とする易開封性包装体。
JP2001269581A 2001-09-05 2001-09-05 易開封性包装体 Expired - Fee Related JP5214834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269581A JP5214834B2 (ja) 2001-09-05 2001-09-05 易開封性包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269581A JP5214834B2 (ja) 2001-09-05 2001-09-05 易開封性包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003072002A true JP2003072002A (ja) 2003-03-12
JP5214834B2 JP5214834B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=19095375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001269581A Expired - Fee Related JP5214834B2 (ja) 2001-09-05 2001-09-05 易開封性包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5214834B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143306A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Showa Denko Plastic Products Co Ltd ストロー包装体及びストロー付き飲料製品
JP2007007128A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Mitsui Chemicals Inc 複室輸液容器及びその製造方法
JP2011011788A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Sanai Pack Kk 包装用フィルム及びその製造方法、並びにその製造装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01124558A (ja) * 1987-10-30 1989-05-17 Idemitsu Petrochem Co Ltd 多層包装袋
JPH07314621A (ja) * 1994-05-30 1995-12-05 Ube Rekisen Kk 積層フィルム
JPH08281885A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Tokuyama Corp ポリオレフィン系積層フィルム
JPH10129685A (ja) * 1996-10-30 1998-05-19 Shikishima Seipan Kk 結束具を備えた袋状体の包装構造
JPH1128791A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Tokuyama Corp 積層フィルム
WO2000053648A1 (fr) * 1999-03-10 2000-09-14 Mitsui Chemicals, Inc. UTILISATION D'UN COPOLYMERE D'ETHYLENE/α-OLEFINE ET UTILISATION D'UNE COMPOSITION COPOLYMERE D'ETHYLENE
JP2000272069A (ja) * 1999-03-29 2000-10-03 Kohjin Co Ltd ポリオレフィン系積層ストレッチシュリンクフイルム
JP2001026083A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Gunze Ltd 低温雰囲気下でのヒートシール強度が優れた包装用フィルム及び包装体

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01124558A (ja) * 1987-10-30 1989-05-17 Idemitsu Petrochem Co Ltd 多層包装袋
JPH07314621A (ja) * 1994-05-30 1995-12-05 Ube Rekisen Kk 積層フィルム
JPH08281885A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Tokuyama Corp ポリオレフィン系積層フィルム
JPH10129685A (ja) * 1996-10-30 1998-05-19 Shikishima Seipan Kk 結束具を備えた袋状体の包装構造
JPH1128791A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Tokuyama Corp 積層フィルム
WO2000053648A1 (fr) * 1999-03-10 2000-09-14 Mitsui Chemicals, Inc. UTILISATION D'UN COPOLYMERE D'ETHYLENE/α-OLEFINE ET UTILISATION D'UNE COMPOSITION COPOLYMERE D'ETHYLENE
JP2000272069A (ja) * 1999-03-29 2000-10-03 Kohjin Co Ltd ポリオレフィン系積層ストレッチシュリンクフイルム
JP2001026083A (ja) * 1999-07-15 2001-01-30 Gunze Ltd 低温雰囲気下でのヒートシール強度が優れた包装用フィルム及び包装体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143306A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Showa Denko Plastic Products Co Ltd ストロー包装体及びストロー付き飲料製品
JP2007007128A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Mitsui Chemicals Inc 複室輸液容器及びその製造方法
JP2011011788A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Sanai Pack Kk 包装用フィルム及びその製造方法、並びにその製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5214834B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05147662A (ja) 可撓性の包装材料および包装体の製造方法
JP2003054579A (ja) フィルム内袋入り紙袋
EP0990511A2 (en) Directionally peelable closures and articles using the same
JP3728685B2 (ja) 易開封性複合フィルムおよび易開封性蓋付き紙容器
JP4931647B2 (ja) 多層テープ、その製造方法および包装袋
BR112020005009A2 (pt) embalagens de vedação com rebarba passível de novo fechamento
JP6176935B2 (ja) 横方向性ヒートシールフィルム及びこれを用いた易開封包装体
JP2003072002A (ja) 易開封性包装体
JP2001524038A (ja) ポリマーフィルム及びポリマーフィルムから製造されたパッケージ
JP2002172744A (ja) 包装袋用多層フィルムおよび包装体
JPH1158642A (ja) 易開封性複合フィルムおよび易開封性紙容器
JP3810638B2 (ja) 食品包装方法
JP4456824B2 (ja) 易開封性多層フィルム、当該フィルムからなる蓋材及び包装体
JP4409527B2 (ja) 易開封食品包装袋用積層フィルムおよび易開封食品包装用袋
JP2003165571A (ja) 包装方法及び共押出積層フィルム
JP2019000991A (ja) 易開封性複合フィルム
JP2005103904A (ja) 共押出多層フィルム及びラミネートフィルム
JP2002178463A (ja) 包装方法および積層フィルム
JP5737560B2 (ja) 易開封性共押出多層フィルム及びこれを用いた包装体
JP2013129436A (ja) ガゼット包装袋およびその製造方法
JP2005153324A (ja) 共押出多層フィルムおよびラミネートフィルム
JP4140307B2 (ja) 包装方法、共押出積層フィルムおよび角底袋
JPH10139048A (ja) 易開封性真空包装用三方シール袋
JP3170220B2 (ja) 含気加熱殺菌包装用ポリエチレン系多層フィルム
JP2003053900A (ja) 易開封性、高透明性のシーラントフィルム、ラミネートフィルム及び包装体

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070703

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111018

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5214834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees