JP2003071535A - 連結金網 - Google Patents
連結金網Info
- Publication number
- JP2003071535A JP2003071535A JP2001267214A JP2001267214A JP2003071535A JP 2003071535 A JP2003071535 A JP 2003071535A JP 2001267214 A JP2001267214 A JP 2001267214A JP 2001267214 A JP2001267214 A JP 2001267214A JP 2003071535 A JP2003071535 A JP 2003071535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- zigzag
- linking
- combined
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は１条の連結線４によって網目ａ，
ａ’の異なる双方の金網２，２’を連結し、かつ当該双
方の金網２，２’相互を結合させて双方からの引張荷重
による連結強度を強化し、双方バランスのとれた連結部
３を得ることを目的とする。 【解決手段】 ジグザグ線１，１’を組合せてなる網目
ａ，ａ’の大小異なる２種の金網２，２’の連結部３に
おいて、ピッチＰ，ｐの異なる双方のジグザグ線１，
１’の屈曲部１”がそれぞれ１条の連結線４に組合さ
れ、かつ双方の上記ジグザグ線１，１’の屈曲部１”相
互が組合された部分５を有するものである。
ａ’の異なる双方の金網２，２’を連結し、かつ当該双
方の金網２，２’相互を結合させて双方からの引張荷重
による連結強度を強化し、双方バランスのとれた連結部
３を得ることを目的とする。 【解決手段】 ジグザグ線１，１’を組合せてなる網目
ａ，ａ’の大小異なる２種の金網２，２’の連結部３に
おいて、ピッチＰ，ｐの異なる双方のジグザグ線１，
１’の屈曲部１”がそれぞれ１条の連結線４に組合さ
れ、かつ双方の上記ジグザグ線１，１’の屈曲部１”相
互が組合された部分５を有するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はピッチの異なるジグ
ザグ線をそれぞれ組合せた２種類の網目（大小）よりな
る金網の連結構造に関するものである。
ザグ線をそれぞれ組合せた２種類の網目（大小）よりな
る金網の連結構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ピッチの異なるジグザグ線をそれ
ぞれ組合せた方形目又は菱形目よりなり２種類の金網を
１つに連結する場合は当該２種類の連結部において、そ
れぞれの端部ジグザグ線の屈曲部に組込まれたそれぞれ
の連結線（２条）を衝合し、衝合状態の２条の該連結線
をコイル線で結合して上記２種類の金網を連結するもの
であった。
ぞれ組合せた方形目又は菱形目よりなり２種類の金網を
１つに連結する場合は当該２種類の連結部において、そ
れぞれの端部ジグザグ線の屈曲部に組込まれたそれぞれ
の連結線（２条）を衝合し、衝合状態の２条の該連結線
をコイル線で結合して上記２種類の金網を連結するもの
であった。
【０００３】しかし２条の連結線をコイル線で結合させ
るには材料及び労力を要し外観においても劣るという問
題があった。
るには材料及び労力を要し外観においても劣るという問
題があった。
【０００４】そこで上記２条の連結線に代え１条の連結
線に、それぞれピッチの異なるジグザグ線双方を連結線
にのみ組合せる連結機構が考えられたが、１条の連結線
には双方から引張荷重が掛るため連結線の強度を引張荷
重に耐えるように強化する必要があり、さもなくば連結
線は引張荷重の強い方に弯曲する。栗石を詰め込む護岸
用布団篭や球場のバックネットのような金網ではその傾
向が大きい。
線に、それぞれピッチの異なるジグザグ線双方を連結線
にのみ組合せる連結機構が考えられたが、１条の連結線
には双方から引張荷重が掛るため連結線の強度を引張荷
重に耐えるように強化する必要があり、さもなくば連結
線は引張荷重の強い方に弯曲する。栗石を詰め込む護岸
用布団篭や球場のバックネットのような金網ではその傾
向が大きい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記１条の連
結線によって網目の異なる双方の金網を連結し、かつ当
該双方の金網相互を結合させて双方からの引張荷重によ
る連結強度を強化し、双方バランスのとれた連結部を得
ることを目的とする。
結線によって網目の異なる双方の金網を連結し、かつ当
該双方の金網相互を結合させて双方からの引張荷重によ
る連結強度を強化し、双方バランスのとれた連結部を得
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明はジグザグ線を組合せてなる網目の大小異なる
２種の金網の連結部において、ピッチの異なる双方のジ
グザグ線の屈曲部がそれぞれ１条の連結線に組合され、
かつ双方の上記ジグザグ線の屈曲部相互が組合された部
分を有する連結金網１条の連結線がほぼ直線又は波形線
である上記第１発明記載の連結金網によって構成され
る。
め本発明はジグザグ線を組合せてなる網目の大小異なる
２種の金網の連結部において、ピッチの異なる双方のジ
グザグ線の屈曲部がそれぞれ１条の連結線に組合され、
かつ双方の上記ジグザグ線の屈曲部相互が組合された部
分を有する連結金網１条の連結線がほぼ直線又は波形線
である上記第１発明記載の連結金網によって構成され
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】ジグザグ線１，１’のそれぞれ屈
曲部１”，１”を組合せて網目ａ，ａ’の大きさを異に
する金網２，２’が形成される。
曲部１”，１”を組合せて網目ａ，ａ’の大きさを異に
する金網２，２’が形成される。
【０００８】ジグザグ線１，１’には約３．２〜６ｍｍ
φの亜鉛メッキ鉄線、合成樹脂被覆鉄線等が用いられ、
屈曲部１”，１”間のピッチＰ，ｐは一方の金網２’が
約９５ｍｍ、他方の金網２が約１２０ｍｍとするが、こ
れに限定されることなく任意の異なる線径及びピッチ
Ｐ，ｐとすることができる。
φの亜鉛メッキ鉄線、合成樹脂被覆鉄線等が用いられ、
屈曲部１”，１”間のピッチＰ，ｐは一方の金網２’が
約９５ｍｍ、他方の金網２が約１２０ｍｍとするが、こ
れに限定されることなく任意の異なる線径及びピッチ
Ｐ，ｐとすることができる。
【０００９】上記両金網２，２’のそれぞれ端縁にある
ジグザグ線１，１’の屈曲部１”，１”を１条の連結線
４に掛け回して組合せると共に、屈曲部１”，１”相互
を掛回し、かつ該屈曲部１”，１”を連結線４にも掛回
してこれら３者を組合せた部分５を複数個所に設ける。
ジグザグ線１，１’の屈曲部１”，１”を１条の連結線
４に掛け回して組合せると共に、屈曲部１”，１”相互
を掛回し、かつ該屈曲部１”，１”を連結線４にも掛回
してこれら３者を組合せた部分５を複数個所に設ける。
【００１０】上記部分５，５の間には図１に示すように
双方のジグザグ線１，１’のそれぞれ複数の屈曲部
１”，１”が連結線４のみに掛回されて小ピッチジグザ
グ線１’では４個所、大ピッチジグザグ線１では３個所
において連結線４のみと組合される。又図２に示すよう
に小ピッチジグザグ線１’では３〜４個所、大ピッチジ
グザグ線１では２〜３個所において連結線４のみと組合
される。
双方のジグザグ線１，１’のそれぞれ複数の屈曲部
１”，１”が連結線４のみに掛回されて小ピッチジグザ
グ線１’では４個所、大ピッチジグザグ線１では３個所
において連結線４のみと組合される。又図２に示すよう
に小ピッチジグザグ線１’では３〜４個所、大ピッチジ
グザグ線１では２〜３個所において連結線４のみと組合
される。
【００１１】従って両金網２，２’の受ける風圧等の相
違によって網目ａ’の小さい金網２’と網目ａの大きい
金網２との受ける圧力差によって連結部３では連結線４
を介してその一側方に引張荷重を受けるが連結線４のみ
ならず上記金網２，２’と連結線４との３者相互の組合
せ部分５，５を介して他方の金網ａ又はａ’にも引張荷
重が直接および、連結線４に対する上記引張荷重による
剪断力が軽減され、そのため連結部３における牽引力は
分散される。
違によって網目ａ’の小さい金網２’と網目ａの大きい
金網２との受ける圧力差によって連結部３では連結線４
を介してその一側方に引張荷重を受けるが連結線４のみ
ならず上記金網２，２’と連結線４との３者相互の組合
せ部分５，５を介して他方の金網ａ又はａ’にも引張荷
重が直接および、連結線４に対する上記引張荷重による
剪断力が軽減され、そのため連結部３における牽引力は
分散される。
【００１２】連結線４は当初ほぼ直線（図１、図２）で
あるが上記引張荷重が掛って弯曲する。又該連結線４に
は図１仮想線で示すように波形線を用いることによって
該連結線４の上記弯曲に対して補強される。
あるが上記引張荷重が掛って弯曲する。又該連結線４に
は図１仮想線で示すように波形線を用いることによって
該連結線４の上記弯曲に対して補強される。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので大小
ピッチのジグザグ線よりなる大小網目の金網の連結部に
おいて、両金網が連結線のみならず、連結線と上記大小
網目の金網との３者の組合せ部を有し、そのため連結部
における連結線への引張荷重が軽減され、かつ上記両金
網は直接比較的強力に接続され風圧等に対応し得る効果
がある。
ピッチのジグザグ線よりなる大小網目の金網の連結部に
おいて、両金網が連結線のみならず、連結線と上記大小
網目の金網との３者の組合せ部を有し、そのため連結部
における連結線への引張荷重が軽減され、かつ上記両金
網は直接比較的強力に接続され風圧等に対応し得る効果
がある。
【図１】本発明の連結金網の一部を示す拡大図である。
【図２】両金網の連結状態正面図である。
１，１’ ジグザグ線
１” 屈曲部
２，２’ 金網
ａ，ａ’ 網目
３ 連結部
Ｐ，ｐ ピッチ
４ 連結線
５ 組合せ部分
Claims (2)
- 【請求項１】 ジグザグ線を組合せてなる網目の大小異
なる２種の金網の連結部において、ピッチの異なる双方
のジグザグ線の屈曲部がそれぞれ１条の連結線に組合さ
れ、かつ双方の上記ジグザグ線の屈曲部相互が組合され
た部分を有する連結金網。 - 【請求項２】 １条の連結線がほぼ直線又は波形線であ
る請求項１記載の連結金網。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267214A JP2003071535A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 連結金網 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267214A JP2003071535A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 連結金網 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003071535A true JP2003071535A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19093379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001267214A Pending JP2003071535A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 連結金網 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003071535A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100963468B1 (ko) | 2008-12-24 | 2010-06-17 | 황용기 | 감기는 것이 가능한 철망 보강구조 |
| JP2013504433A (ja) * | 2009-09-10 | 2013-02-07 | オフィシネ マッカフェリイ ソシエタ ペル アチオニ | 編み込まれたワイヤを用いた防護金網、並びにその製造機械及び製造方法 |
| CN117437733A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-01-23 | 云南保利天同水下装备科技有限公司 | 探测网及其制作方法 |
-
2001
- 2001-09-04 JP JP2001267214A patent/JP2003071535A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100963468B1 (ko) | 2008-12-24 | 2010-06-17 | 황용기 | 감기는 것이 가능한 철망 보강구조 |
| WO2010074445A2 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | Hwang Yong Ki | 감기는 것이 가능한 철망 보강구조 |
| WO2010074445A3 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-09-30 | Hwang Yong Ki | 감기는 것이 가능한 철망 보강구조 |
| CN102264990A (zh) * | 2008-12-24 | 2011-11-30 | 黄龙气 | 可卷绕的钢网加强结构 |
| US8833404B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-09-16 | Yong Ki Hwang | Windable steel net reinforcement structure |
| JP2013504433A (ja) * | 2009-09-10 | 2013-02-07 | オフィシネ マッカフェリイ ソシエタ ペル アチオニ | 編み込まれたワイヤを用いた防護金網、並びにその製造機械及び製造方法 |
| CN117437733A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-01-23 | 云南保利天同水下装备科技有限公司 | 探测网及其制作方法 |
| CN117437733B (zh) * | 2023-12-20 | 2024-06-04 | 云南保利天同水下装备科技有限公司 | 探测网及其制作方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2007167679A5 (ja) | ||
| US20060042002A1 (en) | Hook for supporting shower curtain and shower curtain liner and method for fabricating same | |
| JP2003071535A (ja) | 連結金網 | |
| CN209397929U (zh) | 钢筋绑扎结构 | |
| US4184520A (en) | Manually formable stirrup mat reinforcement and pipe reinforcing method based thereon | |
| JP3165066U (ja) | 型枠ブロックの連結固定装置 | |
| JP3220644U (ja) | ベルト締結具 | |
| JP3850693B2 (ja) | 外囲体の固定金具 | |
| JPH1193132A (ja) | ふとん籠 | |
| JP2003119952A (ja) | 金網の接続構造 | |
| JP7373419B2 (ja) | 補強材 | |
| JP2014047480A (ja) | 補強金物 | |
| JP2013014945A (ja) | 屈曲パネル、ドレンカゴ構築用ユニット、ドレンカゴ構築方法およびドレンカゴ | |
| JP3155109U (ja) | ハンガー用補助具 | |
| JP3032260U (ja) | 金網製石籠 | |
| JP4563104B2 (ja) | 補強土壁における擁壁壁面の抗張部材取付構造 | |
| JP5505929B2 (ja) | ダクト用たわみ継手に用いるキャンバス用ジョイント | |
| JP3081324U (ja) | 鉄筋結束器具 | |
| JP3198553U (ja) | コンクリート型枠連結金具 | |
| JPH112027A (ja) | 結束具 | |
| JP3057005B2 (ja) | フエンス | |
| JPH0234319Y2 (ja) | ||
| JP2005155263A (ja) | 骨材連結金具及びそれを用いた骨組構造物 | |
| JPH0489150A (ja) | 金網の製造方法および金網 | |
| JP3202498U (ja) | ブレース |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040416 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060530 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060908 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070329 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070731 |