JP2003070630A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2003070630A
JP2003070630A JP2001270121A JP2001270121A JP2003070630A JP 2003070630 A JP2003070630 A JP 2003070630A JP 2001270121 A JP2001270121 A JP 2001270121A JP 2001270121 A JP2001270121 A JP 2001270121A JP 2003070630 A JP2003070630 A JP 2003070630A
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steam
decorative plate
plate unit
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JP2001270121A
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Toshihiro Fujita
敏広 藤田
Masahiro Koyama
政博 小山
Masato Sano
正人 佐野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯器本体に収納した鍋で炊飯する炊飯器に
おいて、通常の使用状態において、おねばなどにより汚
れる部分をすべて着脱可能にし、取り外して洗えるよう
にして手入れ性を飛躍的に向上し、より清潔に使用でき
るようにする。 【解決手段】 上面を開口した炊飯器本体1に鍋2を着
脱自在に収納し、鍋2を含み炊飯器本体1の上面開口部
を蓋体5により覆い、蓋体5に鍋2の上面開口部に付勢
されるシール付き内蓋10を設け、内蓋10に設けた蒸
気穴17に連結した蒸気通路14により鍋2内の蒸気を
外部に導くよう構成する。蒸気通路14を含む蒸気に当
接する部分の部材を蓋体5の外方より着脱自在な蓋化粧
板ユニット13として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器本体に収納
した鍋で炊飯する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、図4に示すよ
うに構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図4に示すように、炊飯器本体31は、内
部にフランジ付きの鍋32を着脱自在に収納し、炊飯器
本体31の後方に設けたヒンジ部33に一端を開成自在
で他端をヒンジ軸34により枢支された蓋体35を回動
自在に設けている。
【0004】蓋体35の下面に、ご飯を上面から加熱す
るの蓋ヒータ38と、この蓋ヒータ38の熱を伝達する
アルミニウム製の放熱板39を設けている。蓋ヒータ3
8の熱は放熱板39を介して、蓋体35の下方に着脱自
在に設けた内蓋37を加熱するよう構成している。内蓋
37には鍋32とのシールを行う鍋パッキン40を一体
に設けており、鍋32内で発生した蒸気を外部に排出す
る蒸気通路36においては、蓋体35と放熱板39の間
は蒸気板パッキン41によりシールされており、放熱板
39に一体にかしめた放熱板パッキン42により、放熱
板39と内蓋37間をシールしている。
【0005】放熱板39の上面で、放熱板パッキン42
の内側に、炊飯中の鍋2内の沸騰状態を検知する蓋セン
サ44を設けており、蒸気通路36に、ふきこぼれを抑
える機能を有する蒸気筒43を着脱自在に係合してい
る。
【0006】この構成により、蒸気の通り道を構成する
部品の内、蒸気筒43と鍋パッキン40付きの内蓋37
を取り外して洗える上、蒸気筒43と鍋パッキン40付
きの内蓋37を取り外した後の蒸気通路36は、蓋体3
5を貫通する円筒状の開口部を有するため、蒸気通路3
6の内部を布巾などで容易にふくことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の炊飯器では、蒸気通路36を構成する全部品
を取り外すことができない。つまり、蒸気板パッキン4
1、放熱板パッキン42などの臭いや汚れが付着しやす
いシリコンゴム製のシール部材が炊飯器本体31に残る
構成であるため、日常の手入れ時において、汚れが十分
取れ易いとはいえない。
【0008】また、特に、炊き込み御飯などの臭いが残
りやすい調理物を炊飯した場合、炊飯器本体31に残っ
たシール部材に吸着した臭いが取れにくい上、炊飯器が
通常設置される台所においては、油汚れなどの汚れが付
着しやすく、特に、蓋体35の上面は最も汚れる部分で
あるにもかかわらず、通常は蓋体35の上面を構成する
部材は、合成樹脂製の部材で、必ずしも手入れ性が良好
とはいえないという問題を有していた。
【0009】また、手入れ性の観点からのみの構成とし
ては、蓋体全体を取り外して洗える構成の炊飯器が既に
実用化されているが、このような構成では、蓋体の内部
にセンサやヒータなどを設けることができないため、炊
飯時における合数判定の精度が劣る上、保温時における
蓋体の内面への結露を完全には防ぐことはできず、より
よい炊飯、保温性能を確保することが難しくなるという
問題があった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、通常の使用状態において、おねばなどにより汚れる
部分をすべて着脱可能にし、取り外して洗えるようにし
て手入れ性を飛躍的に向上し、より清潔に使用できるよ
うにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上面を開口した炊飯器本体に鍋を着脱自在
に収納し、鍋を含み炊飯器本体の上面開口部を蓋体によ
り覆い、蓋体に鍋の上面開口部に付勢されるシール付き
内蓋を設け、内蓋に設けた蒸気穴に連結した蒸気通路に
より鍋内の蒸気を外部に導くよう構成し、蒸気通路を含
む蒸気に当接する部分の部材を蓋体の外方より着脱自在
な蓋化粧板ユニットとして構成したものである。
【0012】これにより、通常の使用状態において、お
ねばなどにより汚れる部分をすべて着脱可能にでき、取
り外して洗うことができるため、手入れ性を飛躍的に向
上することができて、より清潔に使用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面を開口し鍋を着脱自在に収納する炊飯器本体
と、前記鍋を含み炊飯器本体の上面開口部を覆う蓋体
と、前記蓋体に設けた前記鍋の上面開口部に付勢される
シール付き内蓋と、前記内蓋に設けた蒸気穴に連結し前
記鍋内の蒸気を外部に導く蒸気通路とを備え、前記蒸気
通路を含む蒸気に当接する部分の部材を蓋体の外方より
着脱自在な蓋化粧板ユニットとして構成したものであ
り、蒸気通路を形成するすべての部品を取り外して洗う
ことができ、また、取り外せない部分については蒸気が
通らず汚れが付着しない構成のため、基本的にお手入れ
が不要となり、手入れ性を飛躍的に向上することができ
て、より清潔に使用することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、蓋化粧板ユニットは、蒸気通路を
内包し、蓋体上面の略全面を覆うよう構成したものであ
り、台所等の油汚れなどの汚れが付着しやすい環境での
使用により、炊飯器本体の天面に汚れが堆積するような
場合でも、蓋化粧板ユニットの表面に防汚加工を施すこ
とにより、容易に手入れすることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、蓋化粧板ユニットは、炊
飯器本体の表示操作部の内、表示部または操作部の少な
くとも一方を配したものであり、製品のコンパクト化を
実現することができ、設置場所の自由度を高めることが
できる。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、蓋化粧板ユニットに、蒸気通
路に設けた蒸気筒を着脱自在に配したものであり、蒸気
筒にふきこぼれ防止機能を具備することができ、手入れ
性に加え、ふきこぼれ性能を向上することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、蓋化粧板ユニットに、防汚性
または抗菌性の処理加工を付加したものであり、より手
入れ性を向上することができ、より清潔に使用すること
ができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、蒸気通路を、非樹脂部材で構
成したものであり、蒸気通路の温度で鍋内部の沸騰状態
を検知することができ、蒸気通路の着脱構成を実現しつ
つ、最適な温度制御をすることができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6に記載の発明において、蓋化粧板ユニットに、遠隔操
作可能な表示操作部を収納する収納部を設けたものであ
り、炊飯器本体の設置場所(角度)や照明の状態などに
影響されず、常に手元で操作することができるため、操
作性を向上することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0021】(実施例1)図1に示すように、炊飯器本
体1は、内部にフランジ付きの鍋2を着脱自在に収納
し、炊飯器本体1の後方に設けたヒンジ部3に一端を開
成自在で他端をヒンジ軸4により枢支された蓋体5を回
動自在に設けている。
【0022】蓋体5の内部に、ご飯を上面から加熱する
の蓋ヒータ6と、この蓋ヒータ6の熱を伝達するアルミ
ニウム製の放熱板7を設けている。蓋ヒータ6の熱は放
熱板7を介して、内蓋8を間接的に加熱するよう構成し
ている。内蓋8の外周部に鍋2とのシールを行う鍋パッ
キン9を一体に設けており、シール付き内蓋10として
蓋体5の下方から着脱自在に設けている。
【0023】蓋体5の天面に、金属製の蓋化粧板11を
設けており、蓋化粧板11の下面に設けた蓋化粧板支え
12とともに、蓋化粧板ユニット13として、蓋体5の
上面の略全面を覆うように、蓋体5に着脱自在に設けて
おり、蓋化粧板ユニット13に、鍋2内で発生した蒸気
を外部に排出する金属製の蒸気通路14を一体に形成し
ている。ここで、蓋化粧板ユニット13に、防汚性また
は抗菌性の処理加工を付加している。
【0024】蒸気通路14の先端部に、内蓋8に設けた
蒸気穴17と蒸気通路14をシールする蒸気板パッキン
15を設けており、蓋体5の蒸気通路挿入部に、蒸気通
路14に圧接する位置に蓋センサ16を設けている。
【0025】これにより、炊飯時には、鍋2内の温度を
蓋センサ16で検知することができるため、ご飯の炊飯
量判定が正確にできる上、蓋体5内に設けた蓋ヒータ6
から、炊飯時にはご飯を上方から十分加熱できる。
【0026】また、保温時には内蓋8への結露を防止可
能な構成ながら、通常の使用状態において蒸気がかかる
部分は、共に着脱可能なシール付き内蓋10と蓋化粧板
ユニット13の二部品のみで構成されることとなり、蒸
気の通路を形成するすべての部品について、取り外して
洗うことができる。また、取り外せない部分については
蒸気が通らず、汚れが付着しない構成のため、基本的に
手入れが不要となり、手入れ性を飛躍的に向上すること
ができ、より清潔に使用することができる。
【0027】また、台所等の油汚れ等の汚れが付着しや
すい環境での使用により、炊飯器本体1の天面に汚れが
堆積するような場合でも、蓋化粧板ユニット13は、蓋
体5の上面の略全面を覆うよう構成しており、蓋体5を
覆う蓋化粧板ユニット13を取り外して洗えるため、容
易に手入れができ、清潔に使用することができる。ま
た、蓋化粧板ユニット13に防汚性または抗菌性の処理
加工を施すことにより、より手入れ性を向上することが
でき、より清潔に使用することができる。
【0028】また、蒸気通路14を金属(非樹脂部材)
で構成しているので、蒸気通路14の温度で鍋2内部の
沸騰状態を検知することができ、蒸気通路14の着脱構
成を実現しつつ、最適な温度制御をすることができる。
【0029】なお、本実施例では、蓋化粧板11は、金
属製の場合の例を述べたが、例えば、防汚加工を施した
合成樹脂や、防汚加工を施したフィルムを合成樹脂の表
面にラミネートしたような構成でもよく、上記と同様の
効果を得ることができる。
【0030】また、本実施例では、蒸気が通る部分を構
成する部品を二部品とした例を述べたが、蓋化粧板11
の天面付近に、ふきこぼれ防止機能を有する蒸気筒を着
脱自在に係合しているような構成であってもよく、上記
と同様の効果を得ることができる。
【0031】(実施例2)図2に示すように、蓋体5a
は、内部にご飯を上面から加熱するための蓋コイル20
と、蓋コイル20により誘導加熱される加熱板21を設
けている。加熱板21の外周部には鍋2とのシールを行
う鍋パッキン9を一体に設けており、加熱板ユニット2
2として、蓋体5aの下方に設けた外蓋カバー23に対
して着脱自在に係合している。
【0032】蓋体5aの上方には、金属製の蓋化粧板1
1aを設けており、蓋粧板11aの下面に設けた蓋化粧
板支え12aとともに、蓋化粧板ユニット13aとし
て、蓋体5aに対して着脱自在に設けており、蓋化粧板
ユニット13aの中央部付近には、鍋2内で発生した蒸
気を外部に排出する蒸気通路14aを蓋化粧板支え12
aと一体に形成している。
【0033】蒸気通路14aの先端部には加熱板21と
圧接シールする蒸気板パッキン15を設けており、蓋化
粧板11aと蓋化粧板支え12aで囲まれた空間内に、
表示操作部24を設けている。蒸気通路14aの上面に
は、蓋化粧板ユニット13aに、ふきこぼれ防止機能を
有する蒸気筒25を着脱自在に設けている。蓋体5aの
内部に、炊飯および保温時の加熱板21の温度を検知す
る蓋センサ26を加熱板21に当接して設けており、炊
飯、保温時の加熱板21の温度を最適に制御している。
【0034】また、表示操作部24は、炊飯器本体1内
部の加熱制御部(図示せず)と、ワイヤレスで接続され
ており、手入れ時には表示操作部24ごと蓋化粧板ユニ
ット13aとして蓋体5aから取り外し、丸洗いができ
るよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0035】これにより、炊飯時には、蓋体5a内に設
けた蓋コイル20の誘導加熱により加熱された加熱板2
1により、ご飯を上方から十分加熱でき、また、保温時
には加熱板21への結露を防止することができる。
【0036】さらに、通常の使用状態において蒸気がか
かる部分は、共に着脱可能な加熱板ユニット22と蓋化
粧板ユニット13aの二部品のみで構成されることとな
り、蒸気の通路を形成するすべての部品を取り外して洗
うことができ。また、取り外せない部分については、蒸
気が通らず汚れが付着しない構成のため、基本的に手入
れが不要となり、手入れ性を飛躍的に向上することがで
き、より清潔に使用することができる。
【0037】また、台所等の油汚れ等の汚れが付着しや
すい環境での使用により、炊飯器本体1の天面に汚れが
堆積するような場合でも、蓋体5aを覆う蓋化粧板ユニ
ット13aを取り外して洗えるため、容易に手入れする
ことができ、清潔に使用することができる。また、蓋化
粧板ユニット13aに防汚性または抗菌性の処理加工を
施すことにより、より手入れ性を向上することができ、
より清潔に使用することができる。
【0038】また、蓋化粧板ユニット13aに、蒸気通
路14aに設けた蒸気筒25を着脱自在に設けているの
で、蒸気筒25にふきこぼれ防止機能を具備することが
でき、手入れ性に加え、ふきこぼれ性能を向上すること
ができる。
【0039】また、表示操作部24、または表示操作部
24の内、表示部または操作部の少なくとも一方を炊飯
器本体1の天面に配置することで、製品のコンパクト化
を実現することができ、炊飯器本体1の設置場所の自由
度を高めることができる。
【0040】なお、本実施例では、蓋化粧板11aは、
金属製の場合の例を述べたが、例えば、防汚加工を施し
た合成樹脂や、防汚加工を施したフィルムを合成樹脂の
表面にラミネートしたような構成でもよく、上記と同様
の効果を得ることができる。
【0041】また、本実施例では、蒸気通路14aを蓋
化粧板支え12aに一体に構成した例について述べた
が、蒸気通路14aは蓋化粧板11aと一体に構成して
もよく、上記と同様の効果を得ることができる。
【0042】(実施例3)図3に示すように、蓋体5b
の上方には、金属製の蓋化粧板11bを設けており、蓋
粧板11bの下面に設けた蓋化粧板支え12bととも
に、蓋化粧板ユニット13bとして、蓋体5bに対して
着脱自在に設けており、蓋化粧板ユニット13bの中央
部付近には、鍋2内で発生した蒸気を外部に排出する蒸
気通路14bを蓋化粧板支え12bと一体に形成してい
る。
【0043】蓋化粧板ユニット13bに、表示操作部2
4こを収納する凹状の収納部27を設け、表示操作部2
4bは単独で着脱可能となっており、遠隔操作によって
操作できるよう構成している。他の構成は上記実施例2
と同じである。
【0044】これにより、炊飯器本体1の設置場所(角
度)や照明の状態などに影響されず、常に手元で操作が
可能であるため、操作性を向上することができる。
【0045】なお、本実施例では、蓋化粧板11bは、
金属製の場合の例を述べたが、例えば、防汚加工を施し
た合成樹脂や、防汚加工を施したフィルムを合成樹脂の
表面にラミネートしたような構成でもよく、上記と同様
の効果を得ることができる。
【0046】また、本実施例では、蒸気通路14bを蓋
化粧板支え12bに一体に構成した例について述べた
が、蒸気通路14bは蓋化粧板11bと一体に構成して
もよく、上記と同様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、上面を開口し鍋を着脱自在に収納する炊
飯器本体と、前記鍋を含み炊飯器本体の上面開口部を覆
う蓋体と、前記蓋体に設けた前記鍋の上面開口部に付勢
されるシール付き内蓋と、前記内蓋に設けた蒸気穴に連
結し前記鍋内の蒸気を外部に導く蒸気通路とを備え、前
記蒸気通路を含む蒸気に当接する部分の部材を蓋体の外
方より着脱自在な蓋化粧板ユニットとして構成したか
ら、蒸気通路を形成するすべての部品を取り外して洗う
ことができ、また、取り外せない部分については蒸気が
通らず汚れが付着しない構成のため、基本的にお手入れ
が不要となり、手入れ性を飛躍的に向上することができ
て、より清潔に使用することができる。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、蓋
化粧板ユニットは、蒸気通路を内包し、蓋体上面の略全
面を覆うよう構成したから、台所等の油汚れなどの汚れ
が付着しやすい環境での使用により、炊飯器本体の天面
に汚れが堆積するような場合でも、蓋化粧板ユニットの
表面に防汚加工を施すことにより、容易に手入れするこ
とができる。
【0049】また、請求項3に記載の発明によれば、蓋
化粧板ユニットは、炊飯器本体の表示操作部の内、表示
部または操作部の少なくとも一方を配したから、製品の
コンパクト化を実現することができ、設置場所の自由度
を高めることができる。
【0050】また、請求項4に記載の発明によれば、蓋
化粧板ユニットに、蒸気通路に設けた蒸気筒を着脱自在
に配したから、蒸気筒にふきこぼれ防止機能を具備する
ことができ、手入れ性に加え、ふきこぼれ性能を向上す
ることができる。
【0051】また、請求項5に記載の発明によれば、蓋
化粧板ユニットに、防汚性または抗菌性の処理加工を付
加したから、より手入れ性を向上することができ、より
清潔に使用することができる。
【0052】また、請求項6に記載の発明によれば、蒸
気通路を、非樹脂部材で構成したから、蒸気通路の温度
で鍋内部の沸騰状態を検知することができ、蒸気通路の
着脱構成を実現しつつ、最適な温度制御をすることがで
きる。
【0053】また、請求項7に記載の発明によれば、蓋
化粧板ユニットに、遠隔操作可能な表示操作部を収納す
る収納部を設けたから、炊飯器本体の設置場所(角度)
や照明の状態などに影響されず、常に手元で操作するこ
とができるため、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の断面図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器の断面図
【図3】本発明の第3の実施例の炊飯器の断面図
【図4】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
1 炊飯器本体 2 鍋 5 蓋体 10 シール付き内蓋 13 蓋化粧板ユニット 14 蒸気通路 17 蒸気穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 正人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA38 BA56 CA22 CA65 FA09 FC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口し鍋を着脱自在に収納する炊
    飯器本体と、前記鍋を含み炊飯器本体の上面開口部を覆
    う蓋体と、前記蓋体に設けた前記鍋の上面開口部に付勢
    されるシール付き内蓋と、前記内蓋に設けた蒸気穴に連
    結し前記鍋内の蒸気を外部に導く蒸気通路とを備え、前
    記蒸気通路を含む蒸気に当接する部分の部材を蓋体の外
    方より着脱自在な蓋化粧板ユニットとして構成した炊飯
    器。
  2. 【請求項2】 蓋化粧板ユニットは、蒸気通路を内包
    し、蓋体上面の略全面を覆うよう構成した請求項1記載
    の炊飯器。
  3. 【請求項3】 蓋化粧板ユニットは、炊飯器本体の表示
    操作部の内、表示部または操作部の少なくとも一方を配
    した請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 蓋化粧板ユニットに、蒸気通路に設けた
    蒸気筒を着脱自在に配した請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 蓋化粧板ユニットに、防汚性または抗菌
    性の処理加工を付加した請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 蒸気通路を、非樹脂部材で構成した請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
  7. 【請求項7】 蓋化粧板ユニットに、遠隔操作可能な表
    示操作部を収納する収納部を設けた請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の炊飯器。記載の炊飯器。
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