JP2003069302A - 高周波リレーの配線構造 - Google Patents

高周波リレーの配線構造

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JP2003069302A
JP2003069302A JP2001258740A JP2001258740A JP2003069302A JP 2003069302 A JP2003069302 A JP 2003069302A JP 2001258740 A JP2001258740 A JP 2001258740A JP 2001258740 A JP2001258740 A JP 2001258740A JP 2003069302 A JP2003069302 A JP 2003069302A
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wiring pattern
frequency
relay
high frequency
circuit board
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Yoshihiro Nagashima
義宏 長島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波特性を改善した高周波リレーの配線構造
を提供する。 【解決手段】ケース1の内部には高周波用基板2と駆動
回路用基板3とが厚み方向に重ねて収納されている。高
周波用基板2の一方の面には高周波信号が流れるマイク
ロストリップライン構造の配線パターン4が形成され、
他方の面には高周波リレーが実装されている。駆動回路
用基板3には、高周波用基板2と対向する面と反対側の
面に高周波リレーの駆動回路を構成する配線パターン7
が形成され、高周波リレーのリレーコイル用の端子が半
田付けされる。ここで、駆動回路用基板3では、マイク
ロストリップライン構造の配線パターン4に対応する部
位以外の部位に駆動回路の配線パターン7を形成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号が流れ
る電路をオン・オフするために用いられる高周波リレー
の配線構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の高周波リレーの配線構造として
は、高周波信号が流れるマイクロストリップライン構造
の第1の配線パターンが設けられ、高周波リレーの接点
信号用の端子が第1の配線パターンに電気的に接続され
た第1の回路基板と、高周波リレーのリレーコイルに給
電するための第2の配線パターンが設けられた第2の回
路基板とを厚み方向に重ねて配置した構造のものが従来
より提供されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した高周波リレー
の配線構造では、マイクロストリップライン構造の第1
の配線パターンの上を、リレーコイルに給電するための
第2の配線パターンが通るために、理想のマイクロスト
リップライン構造をとることができず、高周波特性が悪
化するという問題があった。 【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、高周波特性を改善し
た高周波リレーの配線構造を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、リレーコイルへの通電に応じ
て高周波信号の流れる電路をオン/オフする高周波リレ
ーの配線構造であって、高周波信号が流れるマイクロス
トリップライン構造の第1の配線パターンが設けられ、
高周波リレーの接点信号用の端子が第1の配線パターン
に電気的に接続された第1の回路基板と、高周波リレー
のリレーコイルに給電するための第2の配線パターンが
設けられた第2の回路基板とを厚み方向に重ねて配置
し、第2の回路基板における第1の配線パターンの投影
部分以外の部位に第2の配線パターンを配置したことを
特徴とし、両回路基板の厚み方向において、マイクロス
トリップライン構造の第1の配線パターンと、リレーコ
イルに給電するための第2の配線パターンとが重ならな
いようになっているので、第1の配線パターンとして理
想のマイクロストリップライン構造を得ることができ、
高周波特性を改善できる。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明に係る高周波リレーの配線
構造を、1cタイプの高周波リレーを7個用いて構成し
た1入力4出力の切替スイッチを例にして説明する。 【0007】この切替スイッチの正面図を図4(a)
に、上面図を図4(b)に、下面図を図4(c)に、背
面図を図5にそれぞれ示す。尚、以下の説明では特にこ
とわりが無ければ、図4(a)の向きにおいて上下左右
の方向を規定し、また図4(a)における正面を前面と
いう。したがって、図4(b)における上端は後端にな
る。 【0008】切替スイッチのケース1は、前面が開口し
た箱型のボディ1aと、ボディ1aの開口を塞ぐように
被着されるカバー1bとで構成され、図1及び図3に示
すように、ケース1の内部にはプリント基板からなる高
周波用基板2と駆動回路用基板3とが厚み方向に重ねて
配置されている。 【0009】第1の回路基板たる高周波用基板2の後面
側には高周波信号の流れる電路を構成するマイクロスト
リップライン構造の第1の配線パターン(以下、配線パ
ターンと略す。)4が形成され、この配線パターン4を
取り囲むようにしてベタアース5が形成されている。高
周波用基板2の前面側には7個の高周波リレーRY1〜
RY7が実装されており、各高周波リレーRY1〜RY
7の接点信号側の端子12aは配線パターン4に電気的
に接続されている。また、高周波用基板2の前面側には
ベタアースが略全面に形成されている。 【0010】一方、第2の回路基板たる駆動回路用基板
3には、図1及び図2に示すように配線パターン4が形
成された高周波用基板2の部位と対向する部位に切欠部
3aや貫通孔3bが形成され、高周波用基板2との対向
面と反対側の面に、高周波リレーRY1〜RY7のリレ
ーコイルL1〜L7に給電するための第2の配線パター
ン(以下、配線パターンと略す。)7が形成されてい
る。各高周波リレーRY1〜RY7のリレーコイル用の
端子12bは、高周波用基板2に設けた貫通孔(図示せ
ず)を通して裏面側に突出し、駆動回路用基板3に設け
たスルーホール7a内に挿入されて半田付けされる。 【0011】ここで、駆動回路用基板3では、マイクロ
ストリップライン構造の配線パターン4の投影部分以外
の部位に配線パターン7を形成してあり、リレーコイル
L1〜L7に給電するための配線パターン7と、高周波
信号の流れるマイクロストリップライン構造の配線パタ
ーン4とが両基板2,3の厚み方向において重ならない
ようになっているので、駆動回路の配線パターン7によ
る影響を無くして、理想のマイクロストリップライン構
造の配線パターン4を得ることができ、高周波特性を改
善できる。尚、図1及び図3中の9は駆動回路の電路の
一部を構成するリード線であり、マイクロストリップラ
イン構造の配線パターン4と重ならないような位置に配
置されている。 【0012】またボディ1aの上下両側面には同軸コネ
クタからなる高周波信号用のコネクタCN1〜CN5が
配設され、下側面には貫通コンデンサC1〜C5が配設
されている。そして、ボディ1aの下側面から外側に突
出する各貫通コンデンサC1〜C5の一方のリードが、
各リレーコイルL1〜L5の励磁信号を入力するための
ピン端子P1〜P5となる。ここで、各コネクタCN1
〜CN5の中心コンタクト10aは、高周波用基板2後
面の上下端に延設された配線パターン4に半田付けさ
れ、アース端子10bは高周波用基板2の前面に設けた
アース面に半田付けされる。また、各貫通コンデンサC
1〜C5の他方のリードは、高周波用基板2後面の下端
部に設けた端子部8に半田付けされる。 【0013】この切替スイッチの内部回路を図6(a)
(b)を参照して説明する。図6(a)は何れのリレー
コイルL1〜L7も励磁されていない場合の接点状態を
示しており、入力側のコネクタCN5と出力側のコネク
タCN1〜CN4との間は開放状態となり、各コネクタ
CN1〜CN4は終端抵抗R1〜R4に接続される。 【0014】図6(b)は高周波リレーRY1〜RY7
を駆動するための駆動回路の回路図であり、リレーコイ
ルL1〜L7の一端はピン端子P5に接続され、駆動電
圧(DC24V)が印加される。一方、リレーコイルL
1,L5の他端はピン端子P1に、リレーコイルL2の
他端はピン端子P2に、リレーコイルL3,L6の他端
はピン端子P3に、リレーコイルL4の他端はピン端子
P4にそれぞれ接続されている。また、リレーコイルL
7の他端はダイオードD1を介してピン端子P1に接続
されると共に、ダイオードD2を介してピン端子P2に
接続されている。 【0015】ここで、ピン端子P1の電圧レベルをグラ
ンドにおとすと、リレーコイルL1,L5,L7が励磁
されて、高周波リレーRY1,RY5,RY7の接点S
1,S5,S7が反転し、コネクタCN1のみが入力側
のコネクタCN5に接続される。また、ピン端子P2の
電圧レベルをグランドにおとすと、リレーコイルL2,
L7が励磁されて、高周波リレーRY2,RY7の接点
S2,S7が反転し、コネクタCN2のみが入力側のコ
ネクタCN5に接続される。さらに、ピン端子P3の電
圧レベルをグランドにおとすと、リレーコイルL3,L
6が励磁されて、高周波リレーRY3,RY6の接点S
3,S6が反転し、コネクタCN3のみが入力側のコネ
クタCN5に接続される。また更に、ピン端子P4の電
圧レベルをグランドにおとすと、リレーコイルL4が励
磁されて、高周波リレーRY4の接点S4が反転し、コ
ネクタCN4のみがコネクタCN5に接続される。而し
て、何れかのピン端子P1〜P4の電圧レベルをグラン
ドにおとすことによって、コネクタCN1〜CN4が選
択的に入力側のコネクタCN5に接続され、コネクタC
N1の信号を出力するコネクタCN1〜CN5を切り替
えることが出来る。 【0016】ところで、ダイオードD1,D2は、それ
ぞれ、ピン端子P2,P1の電圧レベルをグランドにお
とした場合に、リレーコイルL1,L5、又は、リレー
コイルL2が励磁されるのを防止するために設けられた
ダイオードであり、本実施形態では2個のダイオードD
1,D2を1つのパッケージに納めたダイオードアレイ
11を用いている。そして、駆動回路用基板3に高周波
用基板2の投影部分よりも外側に張り出す張出部3cを
設け、この張出部3cにダイオードアレイ11を実装し
てある。 【0017】尚、本実施形態では切替スイッチを例に説
明を行ったが、本発明に係る高周波リレーの配線構造を
切替スイッチに限定する趣旨のものではなく、高周波信
号が流れるマイクロストリップライン構造の配線パター
ン4が設けられ、高周波リレーRY1…の接点信号用の
端子が配線パターン4に電気的に接続された高周波用基
板2と、高周波リレーRY1…のリレーコイルに給電す
るための配線パターン7が形成された駆動回路用基板3
とを厚み方向に重ねて配置し、駆動回路用基板3におけ
る配線パターン4の投影部分以外の部位に配線パターン
7を配置したような構造を有するものであれば、どうよ
うなものでも良い。 【0018】 【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、リレ
ーコイルへの通電に応じて高周波信号の流れる電路をオ
ン/オフする高周波リレーの配線構造であって、高周波
信号が流れるマイクロストリップライン構造の第1の配
線パターンが設けられ、高周波リレーの接点信号用の端
子が第1の配線パターンに電気的に接続された第1の回
路基板と、高周波リレーのリレーコイルに給電するため
の第2の配線パターンが設けられた第2の回路基板とを
厚み方向に重ねて配置し、第2の回路基板における第1
の配線パターンの投影部分以外の部位に第2の配線パタ
ーンを配置したことを特徴とし、両回路基板の厚み方向
において、マイクロストリップライン構造の第1の配線
パターンと、リレーコイルに給電するための第2の配線
パターンとが重ならないようになっているので、第1の
配線パターンとして理想のマイクロストリップライン構
造を得ることができ、高周波特性を改善できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る高周波リレーの配線構造を適用し
た切替スイッチを示し、一部破断した背面図である。 【図2】同上の切替スイッチに用いる回路基板を前面側
から見た図である。 【図3】同上の切替スイッチのカバーを外した状態を前
面側から見た図である。 【図4】同上を示し、(a)は正面図、(b)は上面
図、(c)は下面図である。 【図5】同上の背面図である。 【図6】(a)(b)は同上の内部回路図である。 【符号の説明】 1 ケース 2 高周波用基板 3 駆動回路用基板 4,7 配線パターン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】リレーコイルへの通電に応じて高周波信号
    の流れる電路をオン/オフする高周波リレーの配線構造
    であって、高周波信号が流れるマイクロストリップライ
    ン構造の第1の配線パターンが設けられ、高周波リレー
    の接点信号用の端子が第1の配線パターンに電気的に接
    続された第1の回路基板と、高周波リレーのリレーコイ
    ルに給電するための第2の配線パターンが設けられた第
    2の回路基板とを厚み方向に重ねて配置し、第2の回路
    基板における第1の配線パターンの投影部分以外の部位
    に第2の配線パターンを配置したことを特徴とする高周
    波リレーの配線構造。
JP2001258740A 2001-08-28 2001-08-28 高周波リレーの配線構造 Withdrawn JP2003069302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286030B2 (en) * 2003-04-14 2007-10-23 Radiall Electromagnetic relay
JP2012142195A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fujitsu Component Ltd 電磁継電器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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