JP4277668B2 - 回路構成体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚のバスバーにより電力回路を構成するバスバー基板と、この電力回路の通電を制御する制御回路を含む制御回路基板とを備えた回路構成体であって、例えば共通の車載電源を複数の電子ユニットに分配する配電ユニットに組み込まれる回路構成体及びその製造方法に関するものである。
近年、自動車等の車両には、多数の電子ユニットが搭載され、共通の車載電源からこれらの各電子ユニットに電力を分配するため、配電ユニットが広く用いられている。この配電ユニットには、複数枚のバスバーにより電力回路を構成するバスバー基板と、この電力回路の通電を制御する制御回路を含みプリント回路基板等からなる制御回路基板とを備え、上記バスバー基板の所定のバスバーから起立する起立端子を介して電力回路と制御回路とを電気的に接続した回路構成体が組み込まれているのが一般的である(特許文献1参照)。
このような回路構成体においては、上記回路構成上、上記バスバー基板における特定のバスバー同士を短絡させなければならない場合があり、このような場合には、各バスバーを起立させこの起立部分を重合溶接して短絡させたり、いわゆるジャンパーなる配線材を用いてバスバー同士を短絡させたりするといった手段がとられている。
特開平8−251763号公報
しかしながら、上記バスバーの起立部を重合溶接したり、ジャンパーを用いたりして特定のバスバー同士を電気的に直接接続する(短絡させる)のは、この短絡のために別途作業を要し、特にジャンパーを用いる場合にはコスト高になるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単且つ低コストで特定のバスバー同士を短絡させることができる回路構成体及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明に係る回路構成体は、電力回路を構成する複数枚のバスバーと所定のバスバーから起立する複数の制御用起立端子とを有するバスバー基板と、上記電力回路の通電を制御する制御回路を含み、上記制御用起立端子が挿入されるとともにこの制御用起立端子と上記制御回路とを電気的に接続する制御用スルーホール部を複数有する制御回路基板とを備えた回路構成体において、上記バスバー基板は、上記制御用起立端子に加え、互いに短絡させるべきバスバーから起立する短絡用起立端子を有する一方、上記制御回路基板は、上記短絡用起立端子が挿入されかつ電気的に接続される短絡用スルーホール部と、絶縁層を介して複数層に亘って積層された導電層により構成され上記短絡用スルーホール部同士を直接電気的に接続することにより上記バスバー基板の特定のバスバー同士を短絡させる短絡経路部とを有することを特徴とするものである。
この発明によれば、バスバー基板における特定のバスバーから短絡用起立端子を制御用起立端子とは別途起立させ、一方、制御回路基板に短絡用スルーホール部を制御用スルーホール部とは別途設けるとともに、この制御回路基板に短絡用スルーホール部同士を電気的に直接接続する短絡経路部を設けるだけで、特定のバスバー同士を短絡させることができる。すなわち、特定のバスバー同士を短絡させるための短絡用起立端子や短絡用スルーホール部を、制御用起立端子及び制御用スルーホール部とは別に設けるものの、これらを制御用起立端子及び制御用スルーホール部と同様にしてこれらの制御用起立端子及び制御用スルーホール部とともに形成することができ、また上記短絡経路部も例えば制御回路基板にプリントすることによって簡単に形成することができる。このため、特定のバスバー同士を短絡させるにあたって、従来のように溶接やジャンパーを要さず、従来から設けられている制御用起立端子や制御用スルーホール部とともに一括して形成することができ、簡単且つ低コストで特定のバスバー同士を短絡させることができる。しかも、短絡用起立端子と短絡用スルーホール部との接合を、上記制御用起立端子と制御用スルーホール部との接合と一括して行うことができ、この点においても簡単かつ低コストでバスバー同士を短絡させることができる。
なお、短絡経路部を制御回路基板に設けた場合には短絡経路部を流れる電流が制御回路基板の許容電流を超える等、制御回路基板に与える悪影響が懸念されるが、このような場合でも、該短絡経路部は短絡用スルーホール部同士を電気的に直接接続し、すなわちその経路に回路部品を配設せずに電気的に接続しているので、短絡経路部を短く形成することができ、これにより短絡経路部における抵抗を小さくして制御回路基板に与える悪影響を可及的に抑制することができる。
また、上記短絡経路部は、絶縁層を介して複数層に亘って積層された導電層を含んで構成されるので、複数層の導電層を有する既存の制御回路基板を利用して低コストで上記回路構成体を製造することができ、しかも短絡経路部を複数層の導電層により構成したので、該短絡経路部における抵抗を小さくして制御回路基板に与える悪影響を低減することができる。
この場合に、短絡経路部を構成する上記複数層の導電層がそれぞれ独立して形成されているものであってもよいが、各導電層同士が一箇所ないし複数箇所において導通しているものであってもよい(請求項)。このように構成すれば、より一層、短絡経路部における抵抗を小さくすることができる。
また、この発明において、上記短絡用起立端子が半田付けにより上記短絡用スルーホール部に接合され、これらの半田部のうち一の短絡経路部に設けられた半田部が相互に重なり合っているのが好ましい(請求項)。このように構成することによっても、短絡経路部における抵抗を小さくすることができる。
さらに、この発明において、上記バスバー基板は、複数枚のバスバーが略同一平面上に配設されたバスバー層が電気的な絶縁層を介して複数層に亘り積層されることにより構成され、上記短絡経路部により接続された短絡用スルーホール部に挿入される短絡用起立端子が異なるバスバー層のバスバーから起立したものであるのが好ましい(請求項)。すなわち、この発明は異なるバスバー層のバスバー同士の接続である層間接続に好適に用いることができる。
一方、この発明に係る回路構成体の製造方法は、電力回路を構成する複数枚のバスバーと所定のバスバーから起立する起立端子とを有するバスバー基板と、この起立端子を介して上記電力回路の通電を制御する制御回路を含み、上記起立端子が挿入されかつ電気的に接続されるスルーホール部を有する制御回路基板とを備えた回路構成体の製造方法において、相互に短絡させるべきバスバーから起立する上記起立端子を短絡用起立端子として構成したバスバー基板を形成するバスバー基板形成工程と、上記短絡用起立端子が挿入されかつ電気的に接続される上記スルーホール部を短絡用スルーホール部として構成しかつ絶縁層を介して複数層に亘って積層された導電層によりこれらの短絡用スルーホール部を相互に電気的に直接接続して上記バスバー基板の特定のバスバー同士を短絡させる短絡経路部が設けられた制御回路基板を形成する制御回路基板形成工程と、上記各起立端子をそれに対応するスルーホール部にそれぞれ挿入した状態でこれらの挿入部分を一括して半田付けする組付工程とを含むことを特徴とするものである(請求項)。
すなわち、従来の回路構成体の製造方法においても、バスバー基板の電力回路と制御回路基板の制御回路とを電気的に接続するために、バスバー基板の起立端子を制御回路基板のスルーホール部に挿入し、かつ制御回路に電気的に接続した状態で該スルーホール部に半田付していたところ、この発明によれば、従来の起立端子と同様に短絡用起立端子を起立させたバスバー基板と、この短絡用起立端子を挿入するための短絡用スルーホール部を従来のスルーホール部と同様に形成してこれらの短絡用スルーホール部を短絡経路部により電気的に接続した制御回路基板とを形成してこれらを組み付けるので、短絡用起立端子をこれ以外の起立端子とともに対応するスルーホール部に挿入して一括して半田付けすることができ、上記構成の回路構成体を製造するにあたって発生する新たな作業工程を可及的に抑制することができる。
上記構成の回路構成体によれば、従来から設けられている制御用起立端子や制御用スルーホール部を有効に利用して、簡単且つ低コストで特定のバスバー同士を短絡させることができる。
一方、上記構成の回路構成体の製造方法によれば、上記構成の回路構成体を作業工程の追加を極力抑えて、簡単かつ低コストで製造することができる。
本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは車両に搭載される共通の電源から供給される電力を複数の電気的負荷(例えば、ヘッドライトユニット、スモールライトユニット、ホーンユニット、ウォッシャーユニット等)に分配する配電回路を構成する回路構成体及を示すが、本発明に係る回路構成体の用途はこれに限らず、後述するバスバー基板と制御回路基板とを備える回路構成体に広く適用が可能である。
図1に示すように、この回路構成体2は、配電ユニット1に組み込まれている。この配電ユニット1は、略直方体状の形状を呈し、複数の電気的負荷(本実施形態では5個の電気ユニット)に電力を分配する機能を有しながら、非常にコンパクトに形成されている。本実施形態では、この配電ユニット1は、縦が75mm、横が100mm、高さが25mmの空間内に収納可能に形成されている。
配電ユニット1は、回路構成体2と、この回路構成体2に装着されるコネクタ装着部4及びヒューズ装着部5と、これらの装着部4,5が装着された回路構成体2を上下から挟み込んで各装着部4,5を露出させた状態で収納するケースとしてのアッパーケース6及びロアケース7とを備える。なお、本明細書では、説明の便宜のため、配電ユニット1におけるコネクタ装着部4が形成されている側を前側として、図1における高さ方向を上下方向として説明する。
図2は、回路構成体2の分解斜視図である。図3は、配電ユニット1の前後方向に沿った縦断面図である。まず、この回路構成体2の構造を含めた配電ユニット1の構造を説明した後、該回路構成体2の回路構成の概略について説明する。
上記回路構成体2は、予め設定された条件によって共通の車載電源を各電気的負荷に分配する配電回路を構成するものであり、比較的大きい電流が断続的或いは連続的に通電する電力回路と、この電力回路の通電を制御する制御回路とを含んで構成されている。この回路構成体2は、略同一平面上に並んだ状態で配設された複数枚のバスバー22から構成されるバスバー層30が絶縁板31を介して複数層に亘って積層されたバスバー基板20と、該バスバー基板20のバスバー22に実装された電力回路部品としての2種類のリレー24,25と、上記バスバー基板20と所定の間隔を隔てて配置された制御回路基板21とを備える。
また、この回路構成体2は、平面視略方形状の偏平なブロック状体であり、その前端部には所定のバスバー22が鈎状に屈曲形成されて多数のコネクタ用端子27が方形の平面領域から前方に突出した状態で並んでいる一方、その後端部には所定のバスバー22が鈎状に屈曲形成されて複数本のヒューズ端子28が方形の平面領域内に略収まりつつ後方に突出した状態で上下2段に亘って並んでいる。これらのコネクタ用端子27とヒューズ端子28との間におけるバスバー基板20の表面側には、上記第1リレー24が長手方向(左右方向)に沿って複数個(本実施形態では4個)実装されている。また、ヒューズ端子28は、1本ないし複数本毎に密集した状態で配置されており、これらの密集したヒューズ端子28群の間におけるバスバー基板20の表面側には第2リレー25が複数個(本実施形態では3個)実装されている。
具体的には、バスバー基板20は、ロアケース7の底壁部72の上面に電気的に絶縁された状態で接着により接合されている。この接着に用いられる接着剤は、電気的な絶縁性を有するものが用いられ、中でも熱伝導率に優れた接着剤を用いるのが熱伝導性の観点から好ましい。このバスバー基板20は、複数のバスバー層30a〜30cを含み、各バスバー層30a〜30c間に絶縁板31a,31b(絶縁層)が介在している。なお、バスバー層30a〜30cの積層数は特に限定するものではなく、単層でも2層以上の複数層であってもよい。
各バスバー層30a〜30cは、上記したように、略同一平面上に複数枚のバスバー22が所定のパターンで並んだ状態に配設され、これらのバスバー22のうち所定のバスバー22が鈎状に屈曲形成され、コネクタ用端子27やヒューズ端子28が形成されている。
また、各バスバー層30a〜30cにおける所定のバスバー22が折り起こされてピン状端子32(起立端子)が上記第1及び第2リレー24,25の上面から突出する状態に形成されている。このピン状端子32は、制御回路基板21の後述するスルーホール部215に挿入され、制御回路基板21の後述する導電層209aに電気的に接続されている。そして、このピン状端子32は、その役割により2種類に大別され、すなわち特定のバスバー22同士を短絡させるための第1ピン状端子32a(短絡用起立端子)と、制御回路基板21の制御回路に接続するための第2ピン状端子32b(制御用起立端子)とに分けられる。すなわち、本実施形態では、第2ピン状端子32bに加え、相互に短絡させるべき一対の第1ピン状端子32aを特定のバスバー22から起立させている。
また、本実施形態では、一対の第1ピン状端子32aは、異なるバスバー層(第1及び第2バスバー層30a,30b)の特定のバスバー22から起立するものとなされている。そして、両第1ピン状端子32aは、その一対が相互に隣接された状態で形成され、この隣接する第1ピン状端子32aが制御回路基板21の後述する短絡経路部217(導電層209a)を介して短絡し得るものとなされている。
ここで、上記第1及び第2リレー24,25は、機械式のリレーであり、略直方体状のリレー本体24a,25aと、その下端部に設けられた複数本の偏平板状の脚状端子24b,25bとを有する。第1リレー24の脚状端子24bは、第1バスバー層30aのバスバー22に重ね合わされるものと、第2バスバー層30bのバスバー22に重ね合わされるものとが含まれ、これらの各バスバー層30a,30bに対応して各脚状端子24bの間に第1バスバー層30aと第2バスバー層30bとの層面同士の段差と略同等の段差が与えられている。
これらの第1及び第2リレー24,25は、その脚状端子24b,25bにおいて抵抗溶接により所定バスバー22に接合されている。なお、この接合における溶接は抵抗溶接に限らず、レーザー溶接等の母材を溶融して接合するものであれば、その具体的手法は特に限定するものではない。このように第1及び第2リレー24,25が溶接によって接合されれば、例えば半田付けによる接合と比べて、接合強度を向上させることができ、また接合部分における耐熱性が向上し、脚状端子24b,25bを介した放熱効率を向上させることができる。
一方、絶縁板31a,31bは、バスバー層30a〜30c間の短絡を防止するとともに、同一バスバー層30a〜30cに配設されたバスバー22同士の短絡を防止するものであり、電気的な絶縁性を有する材料によって形成された偏平板状体として構成されている。これらの絶縁板31a,31bの所定箇所には、第1または第2バスバー層30a,30bから起立するピン状端子32を挿通させるための端子挿通孔317が貫設されている。
第1バスバー層30aとその上方に位置する第2バスバー層30bとの間に介在する第1絶縁板31aは、その上下(表裏)両面に第1及び第2バスバー層30a,30bの各バスバー22が個別に収納されるバスバー収納溝310が形成され、このバスバー収納溝310にバスバー22が位置決め状態に収納される。
この第1絶縁板31aの所定箇所には、第1リレー24の脚状端子24bのうち第1バスバー層30aのバスバー22に接合される脚状端子24bが挿通される第1端子挿通孔311が厚み方向に貫通した状態で形成されている。また、この第1端子挿通孔311は、抵抗溶接の際の電極が挿通される大きさに設定され、この第1端子挿通孔311を有効に利用して抵抗溶接し得るようになされている。さらに、この第1絶縁板31aには、この第1絶縁板31aよりも上層のバスバー層(本実施形態では第2バスバー層30b)において抵抗溶接する場合に、下側の電極が該バスバー層の所定バスバー22に当接するように電極挿入孔312が貫通形成され、この電極挿入孔312を通して第2バスバー層30bの所定バスバー22の接合部分(図7では第1リレー24の右側の脚状端子24bとの接合部分)が下方に露出する。
第2バスバー層30bとその上方に位置する第3バスバー層30cとの間に介在する第2絶縁板31bは、その上面(表面)に第3バスバー層30cの各バスバー22が個別に収納されるバスバー収納溝313が形成され、このバスバー収納溝313にバスバー22が収納されている。また、第2絶縁板31bの所定箇所には、第1リレー24の脚状端子24bが挿通される第2端子挿通孔314が厚み方向に貫通した状態で形成されている。この第2端子挿通孔314のうちの一部は、各絶縁板31a,31bが積層された状態で第1端子挿通孔311と上下方向に連通するものとなされ、この連通した第1及び第2端子挿通孔311,314を通して第1リレー24の脚状端子24bが挿入される。
なお、第2絶縁板31bには、上記第2端子挿通孔314に連通して第1リレー24のリレー本体24aを挿通させる本体挿通孔315が設けられ、該本体挿通孔315の周囲に囲繞リブ316が設けられる。
一方、上記制御回路基板21は、前記第1及び第2リレー24,25の駆動を制御する制御回路と電力回路の一部とを含み、これらの各回路が該制御回路基板21上で相互に独立した状態で形成されている。この制御回路基板21は、例えばプリント回路基板によって構成されており、バスバー基板20に略平行に配置された基板本体209と、この基板本体209の表裏両面(図1で上下両面)に実装された複数個の半導体素子210と、裏面側に配設されたサブ基板211と、上記制御回路に接続されたコネクタ用ピン状端子212とを備える。
具体的には、基板本体209は、上記バスバー基板20よりも若干大きい板状体であり、前後両端縁がコネクタ装着部4及びヒューズ装着部5に支持されている(図8(b)参照)。この基板本体209は、図5に示すように、複数層(本実施形態では4層)の導電層209aと電気的な絶縁層209bが交互に積層されて形成され、この導電層209aによって、制御回路基板21に各種回路が形成されている。
また、基板本体209の所定箇所には、スルーホール部215が設けられ、これらのスルーホール部215にバスバーから立設されたピン状端子32やコネクタ用ピン状端子212等が挿入され、それらの端子端部において半田付により上記導電層209aに電気的に接続された状態で接合されている。
ところで、このスルーホール部215には、ピン状端子32のうち第1ピン状端子32aが挿入される第1スルーホール部215と、第2ピン状端子32bが挿入される第2スルーホール部215bとを含み、このうち第1スルーホール部215aは次のように構成されている。
すなわち、図4は、制御回路基板21に取り付けられた第1ピン状端子32aを示す部分斜視図である。図5は、図4のV−V線断面図である。なお、本実施形態では、第1ピン状端子32aが隣接状態に配置されている箇所が複数箇所あるが、ここでは2本の第1ピン状端子32aが隣接状態で配置されている一箇所を例に挙げて説明する。
これらの図に示すよう、第1スルーホール部215aには、上記第1ピン状端子32aが挿入され、この第1ピン状端子32aが導電層209aに電気的に接続された状態で半田部270により接合されている。上記第1ピン状端子32aは、上記したように、複数本の端子32a毎に相互に隣接して設けられており、これらの隣接する第1ピン状端子32aが挿入される第1スルーホール部215a同士が短絡経路部217を介して電気的に直接接続されている。この短絡経路部217は、隣接する第1ピン状端子32aを互いに短絡させるためのものであり、上記第1スルーホール部215a間に介在する複数層の導電層209aにより構成されている。また、短絡経路部217は、その経路が短く形成され、該短絡経路部217における抵抗を可及的に小さくなるように設定されている。すなわち、この短絡経路部217の許容電流が、ヒューズ端子28に接続されるヒューズの溶断電流よりも大きくなるように、その長さが適宜設定されている。
なお、この短絡経路部217を構成する導電層209aは、単層であってもよいが、この短絡経路部217における抵抗を小さくしてその許容電流を、上記ヒューズ端子28に接続されるヒューズの溶断電流よりも小さくして耐久性を向上させる観点から、本実施形態のように複数層であることが好ましい。
一方、半導体素子210には、制御回路基板21の表面側の略中央に設けられたマイクロプロセッサとしてのLSI(大規模集積回路)210aと、制御回路基板21の裏面側の左右両端部に設けられたFET210bとを含み、これら駆動に伴う発熱量が比較的大きい回路部品(本実施形態ではLSI210a,FET210b)が回路構成体2の周縁部に配置され、放熱効率を向上させている。
サブ基板211は、上記基板本体209と同様に、プリント回路基板によって構成され、上記各種回路部品の制御を実行する制御回路の一部が形成されている。このサブ基板211は、上記バスバー基板20と制御回路基板21との間に配設された板状体であり、上記制御回路基板21の長手方向に沿って配設されている。なお、このようなサブ基板211は適宜省略することができ、その場合には制御回路基板21に全ての制御回路が形成される。
次に、コネクタ装着部4は、合成樹脂成形品であり、その高さ及び左右方向の長さが回路構成体2と略同等に形成されている。このコネクタ装着部4には、コネクタ用端子27やコネクタ用ピン状端子212が挿通されるコネクタ端子挿通孔40が設けられ、該コネクタ端子挿通孔40を通してコネクタ用端子27やコネクタ用ピン状端子212の先端部が外側から接続可能にコネクタ装着部4内に突出している。また、このコネクタ装着部4は、その周面部にケース嵌合溝41が設けられ、アッパーケース6、ロアケース7の各前端縁がケース嵌合溝41に嵌合されて各ケース6,7に組み付けられる。
一方、ヒューズ装着部5も、合成樹脂成形品であり、その高さ及び左右方向の長さが回路構成体2と略同等に形成されている。このヒューズ装着部5には、ヒューズ端子28が挿通されるヒューズ端子挿通孔(図示せず)が設けられ、該ヒューズ端子挿通孔を通してヒューズ端子28の先端部が外側から接続可能にヒューズ装着部5内に突出している。また、このヒューズ装着部5は、その先端周面部にケース嵌合溝51が設けられ、アッパーケース6及びロアケース7の各後端縁がケース嵌合溝51に嵌合されてヒューズ装着部5の大部分が収納された状態で各ケース6,7に組み付けられている。さらに、このヒューズ装着部5の前端部上面には上記制御回路基板21が載置されている。
アッパーケース6は、平面視略矩形状の下方開口型の皿状体であり、アルミニウム系金属等の熱伝導性が良好な材質により製作されている。このアッパーケース6には内部に予めシリコーン樹脂等のポッティング剤が充填されており、該ポッティング剤により制御回路基板21の表面(上面)に実装されたLSI210aを含む各種回路部品が封止される。なお、アッパーケース6の左右側面部には、それぞれ前後一対の係止膨出部60が設けられ、後述するロアケース7の係止孔70に係止されてアッパーケース6及びロアケース7が回路構成体2を収納した状態で組み付けられる。
ロアケース7は、上方開口型の箱状体であり、アッパーケース6と同様に、アルミニウム系金属等の熱伝導性の良好な材質により製作されている。このロアケース7は、その前後側壁部の略全面が大きく切り欠かれて該切欠き部71に上記コネクタ装着部4及びヒューズ装着部5が組み付けられている。このロアケース7の底壁72の上面に上記回路構成体2がエポキシ樹脂等の電気的絶縁性が良好な接着剤により接着されている。このロアケース7の内部もポッティング剤が充填され、該ポッティング剤により所定高さまで封止される。なお、ロアケース7の左右側壁部には、上記係止膨出部60が係止される前後一対の係止孔70が設けられている。
次に、この回路構成体2の回路の概略構成について図6を用いて説明する。
この回路構成体2は、図示しない電源に接続される電力回路と、この電力回路に第2ピン状端子32bを介して接続される制御回路とを含み、上記電力回路中には電源を分配するための第1及び第2リレー24,25が接続されている一方、上記制御回路中には上記第1及び第2リレー24,25等の駆動を制御するLSI210aを含む半導体素子210が接続されている。そして、この制御回路により各リレー24,25の駆動を制御して電力回路のコネクタ用端子27を通して所望の電気的負荷に電力を供給するものとなされている。
電力回路は、その大部分がバスバー基板20のバスバー22により形成されており、異なるバスバー層30a,30bの特定のバスバー22同士を直接接続するための短絡回路が、第1ピン状端子32a及び制御回路基板21の短絡経路部217により形成されている。すなわち、電力回路には、特定のバスバー22同士を接続するための短絡回路を含み、この短絡回路がバスバー基板20を離れて、第1ピン状端子32aを通じて制御回路基板21に形成されている。
ここで、第1ピン状端子32aや第1スルーホール部215aは、ピン状端子32、スルーホール部215として、第2ピン状端子32bや第2スルーホール部215bと同様に形成され、またジャンパー等の特別の部材を要さず、このため簡単且つ低コストで特定のバスバー22同士を短絡させることができる。
しかも、バスバー22同士を短絡させるにあたって制御回路基板21を有効に利用しているので、バスバー22同士を直接接続するにあたりバスバー基板20内でバスバー22を取り廻す必要がなく、バスバー22の配索を単純化することができ、これにより回路構成体をコンパクトな構造とすることができる。
また、制御回路基板21に形成される短絡回路が、回路部品の接続されなていない短絡経路部217として形成されているので、該短絡経路部217を短く形成することができ、これにより短絡経路部217における抵抗を小さくして制御回路基板21の耐久性を向上させることができる。
次に、この配電ユニット1の製造方法について説明する。
まず、図7に示すような、第1及び第2リレー24,25が実装されたバスバー基板20を製作する(バスバー基板形成工程、リレー実装工程)。なお、本実施形態では、第2リレー25についてバスバー基板20の形成過程で所定のバスバー22に実装する一方、第1リレー24については第2リレー25が実装されたバスバー基板20を形成してから実装するものとなされているが、これらの各リレー24,25についてバスバー基板20の形成後に各リレー24,25を実装してもよいし、バスバー基板20の製作過程でともに実装してもよい。ただし、バスバー基板20を形成した後に第1及び第2リレー24,25の少なくとも一方を実装する場合には、上記したのと同様に、該バスバー基板20の形成後に実装するリレーに対応して絶縁板に端子挿通孔を設けるとともに、必要に応じて抵抗溶接用の電極を挿入するための電極挿入孔を設ける必要がある。
具体的には、まず上記構成の第1及び第2絶縁板31a,31bを形成するとともに、上記構成の第1ないし第3バスバー層30a〜30cを形成し、両者を交互に積層する。本実施形態では、各バスバー層30a〜30cを絶縁板31a,31bと積層するにあたり、バスバー構成板(図示せず)を用いている。このバスバー構成板は、例えば一枚の金属板を打ち抜いて、所定配列パターンのバスバー22が外枠に繋がった状態で形成された板状体である。そして、このバスバー構成板における所定のバスバー22を折り曲げして、ピン状端子32やコネクタ用端子27等を形成し、バスバー層30a〜30cをそれぞれ絶縁板31a,31bに積層する。その後、これらの繋がり部分を切断し、各バスバー22が所定配列に配置されるものとなされている。このように、バスバー構成板を用いることによりバスバー22の取り扱いが容易になるという利点がある。
ここで、第1ピン状端子32aは第2ピン状端子32bと同様に特定のバスバー22を折り曲げて形成されており、その作業は第2ピン状端子32bの折り曲げ作業とともに行うことができる。そして、第1及び第2ピン状端子32a,32bをバスバー基板20から同等の高さ突出させた状態で形成した後、各バスバー層30a〜30cを積層している。
各リレー24,25の実装は、各脚状端子24b,25bを所定バスバー22に重ね合わせ、この重ね合わせ部分を抵抗溶接用の上側電極D1と下側電極D2とで挟み込んで、両者を抵抗溶接により接合することによって行う。
そして、バスバー基板20にコネクタ装着部4及びヒューズ装着部5を取り付けるとともに(装着部取付工程)、ロアケース7を取り付ける(ロアケース取付工程)。なお、本実施形態では、このロアケース取付工程において、制御回路基板21のFET210bが予め左右側壁の内面の所定箇所に接着により取り付けられたロアケース7を用いている。
そして、このロアケース7内にポッティング剤を所定の高さまで充填し、第1及び第2リレー24,25の脚状端子24b,25bを封止する。この充填されるポッティング剤は、熱伝導性に優れたものが採用され、例えば電気的絶縁性にも優れたシリコン系の樹脂が採用される。
次に、スルーホール部215及び短絡経路部217等を含む上記構成の制御回路基板21を形成し(制御回路基板形成工程)、この制御回路基板21を図8に示すようにバスバー基板20に組み付けて回路構成体2を製造する(組付工程)。すなわち、バスバー基板20のピン状端子32a,32bやコネクタ用ピン状端子212、さらにはFET210bの端子を制御回路基板21のスルーホール部215に挿入し、これらの挿入部分を一挙に半田付けし、適正な電気的接続が確立された状態で制御回路基板21をバスバー基板20に組み付ける。このとき、サブ基板211も制御回路基板21の裏面側に電気的に接続された状態で取り付ける。
最後に、図9に示すように、上記ロアケース7にアッパーケース6を組み付けて配電ユニット1を製造する(アッパーケース組付工程)。具体的には、このアッパーケース6にはその内部に予めポッティング剤が充填され、このポッティング剤が一定の保形性及び弾性を有する状態にまで硬化させて、この状態で上記ロアケース7に組み付ける。この充填されるポッティング剤は、熱伝導性に優れたものが採用され、例えば電気的絶縁性にも優れたシリコン系樹脂が採用される。
このロアケース7に対する組付は、アッパーケース6の前後端縁部をコネクタ装着部4及びヒューズ装着部5のケース嵌合溝41,51に係合させつつ、ロアケース7の左右側壁にアッパーケース6を内嵌してロアケース7の係止孔70にアッパーケースの係止膨出部60を係止させることにより行う。そして、ヒューズ装着部5にヒューズ(図示せず)を装着して、上記構成の配電ユニット1を製造する。
上記構成の回路構成体2の製造方法によれば、従来からある回路構成体の製造方法と略同一の方法によって上記短絡回路を有する回路構成体2を製造することができる。すなわち、従来の回路構成体の製造方法においても、バスバー基板20の第2ピン状端子32bを制御回路基板21の第2スルーホール部215bに挿入し、かつ制御回路に電気的に接続した状態で該第2スルーホール部215bに半田付していたところ、本実施形態の製造方法によれば、第1及び第2ピン状端子32a,32bを制御回路基板21のスルーホール部215に挿入した後、一括して半田付けするので、上記構成の回路構成体2を製造するにあたって発生する新たな作業工程を可及的に抑制することができる。
〔その他の実施形態〕
なお、以上に本実施形態に係る回路構成体等について説明したが、この発明に係る回路構成体等は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
(1)上記実施形態では、第1スルーホール部215a間で複数層かつ相互に独立の導電層209aにより短絡経路部217が構成されているが、この短絡経路部217を構成する導電層209aは制御回路基板21の表裏いずれかの面にプリントされた単層であってもよく、また図10に示すように、短絡経路部217を構成する複数層の導電層209aが導通導電部209cを介して一箇所ないし複数箇所において導通しているものであってもよい。ただし、本実施形態のように複数層の導電層209aで短絡経路部217を形成することにより短絡経路部217における抵抗を小さくすることができる。また、これらの導電層209aを導通道電部209cで導通させると、短絡経路部217における抵抗をさらに小さくすることができる。
(2)また、上記実施形態では、隣接する第1スルーホール部215aに挿入される第1ピン状端子32aが相互に独立の半田部270により半田付けされているが、図11に示すように、隣接する半田部270が重なり合って半田重合部271が形成されているものであってもよい。半田重合部271においても、通電されるので短絡経路部217における抵抗が小さくなり、制御回路基板21の耐久性をより一層向上させることができる。
(3)上記実施形態では、短絡回路により異なるバスバー層30a,30bのバスバー22同士を接続するものとなされているが、同一バスバー層30a〜30cのバスバー22同士を接続するものであってもよい。
(4)上記実施形態では、バスバー基板20に実装されている回路部品として第1及び第2リレー24,25を用いたが、このバスバー基板20に配設される回路部品は上記リレーに限定されるものではなく、その他の回路部品を用いるものであってもよい。
この発明に係る回路構成体が組み込まれた配電ユニットの分解斜視図である。 同配電ユニットの回路構成体の分解斜視図である。 同配電ユニットの前後縦断面図である。 同配電ユニットの第1ピン状端子の一つを拡大して示す部分斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 この発明に係る回路構成体の回路構成を示す概念図である。 同回路構成体のバスバー基板の形成工程を示す説明図である。 同バスバー基板に制御回路基板を組み付ける工程を示す説明図である。 同配電ユニットにおけるアッパーケースの組付工程を示す説明図である。 この発明に係る他の実施形態に係る回路構成体の短絡経路部を示す断面図である。 この発明に係るさらに他の実施形態に係る回路構成体の短絡経路部を示す断面図である。
符号の説明
1 配電ユニット
2 回路構成体
20 バスバー基板
21 制御回路基板
22 バスバー
30 バスバー層
31 絶縁板
32 ピン状端子
32a 第1ピン状端子
32b 第2ピン状端子
209a 導電層
209b 絶縁層
209c 導通導電部
215 スルーホール部
215a 第1スルーホール部
215b 第2スルーホール部
217 短絡経路部
270 半田部
271 半田重合部

Claims (5)

  1. 電力回路を構成する複数枚のバスバーと所定のバスバーから起立する複数の制御用起立端子とを有するバスバー基板と、上記電力回路の通電を制御する制御回路を含み、上記制御用起立端子が挿入されるとともにこの制御用起立端子と上記制御回路とを電気的に接続する制御用スルーホール部を複数有する制御回路基板とを備えた回路構成体において、
    上記バスバー基板は、上記制御用起立端子に加え、互いに短絡させるべきバスバーから起立する短絡用起立端子を有する一方、上記制御回路基板は、上記短絡用起立端子が挿入されかつ電気的に接続される短絡用スルーホール部と、絶縁層を介して複数層に亘って積層された導電層により構成され上記短絡用スルーホール部同士を直接電気的に接続することにより上記バスバー基板の特定のバスバー同士を短絡させる短絡経路部とを有することを特徴とする回路構成体。
  2. 請求項2記載の回路構成体において、上記導電層同士が一箇所ないし複数箇所において導通していることを特徴とする回路構成体。
  3. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の回路構成体において、上記短絡用起立端子が半田付けにより上記短絡用スルーホール部に接合され、これらの半田部のうち一の短絡経路部に設けられた半田部が相互に重なり合っていることを特徴とする回路構成体。
  4. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の回路構成体において、上記バスバー基板は、複数枚のバスバーが略同一平面上に配設されたバスバー層が電気的な絶縁層を介して複数層に亘り積層されることにより構成され、上記短絡経路部により接続された短絡用スルーホール部に挿入される短絡用起立端子が異なるバスバー層のバスバーから起立したものであることを特徴とする回路構成体。
  5. 電力回路を構成する複数枚のバスバーと所定のバスバーから起立する起立端子とを有するバスバー基板と、この起立端子を介して上記電力回路の通電を制御する制御回路を含み、上記起立端子が挿入されかつ電気的に接続されるスルーホール部を有する制御回路基板とを備えた回路構成体の製造方法において、
    相互に短絡させるべきバスバーから起立する上記起立端子を短絡用起立端子として構成したバスバー基板を形成するバスバー基板形成工程と、上記短絡用起立端子が挿入されかつ電気的に接続される上記スルーホール部を短絡用スルーホール部として構成しかつ絶縁層を介して複数層に亘って積層された導電層によりこれらの短絡用スルーホール部を相互に電気的に直接接続して上記バスバー基板の特定のバスバー同士を短絡させる短絡経路部が設けられた制御回路基板を形成する制御回路基板形成工程と、上記各起立端子をそれに対応するスルーホール部にそれぞれ挿入した状態でこれらの挿入部分を一括して半田付けする組付工程とを含むことを特徴とする回路構成体の製造方法。
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