JP4600494B2 - バスバー基板及び回路構成体の製造方法 - Google Patents
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Description
を用いる場合に、FET等の半導体スイッチング素子を用いることもできるが、該回路部品として部品自体の放熱性が上記半導体スイッチング素子よりも良好なリレーを用いるのが好ましい(請求項7)。
本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは車両に搭載される共通の電源から供給される電力を複数の電気的負荷(例えば、ヘッドライトユニット、スモールライトユニット、ホーンユニット、ウォッシャーユニット等)に分配する配電回路を構成する回路構成体及び配電ユニットを示すが、本発明に係る回路構成体及び配電ユニットの用途はこれに限らず、電力回路における通電のオンオフ切換をリレー等の回路部品によって行う場合などに広く適用が可能である。この回路構成体は、図1に示すような配電ユニット1に組み込まれている。なお、図1は上記配電ユニットを上下逆さにした状態で示す斜視図である。
差dが与えられている。このように、接合されるバスバー層30a,30bによって脚状端子24b間に段差dを設けておけば、層面同士の段差に拘わらず第1リレー24の脚状端子に無理な変形を生じさせず、各脚状端子の応力が大幅に低減される。
収納されるバスバー収納溝313が形成され、このバスバー収納溝313にバスバー22が位置決め状態に収納されている。また、第2絶縁板31bの所定箇所には、第1リレー24の脚状端子24bが挿通される第2端子挿通孔314が厚み方向に貫通した状態で形成されている。この第2端子挿通孔314のうちの一部は、各絶縁板31a,31bが積層された状態で第1端子挿通孔311と上下方向に連通するものとなされ、この連通した第1及び第2端子挿通孔311,314を通して第1バスバー層30aの所定バスバー22の接合部分が露出している。
いて形成し、所定バスバー22を屈曲して上記ヒューズ端子28等を形成する。そして、上記第1絶縁板31aの表側(上側)における所定のバスバー収納溝310に、対応するバスバー22を収納して接着固定するとともに、バスバー構成板におけるバスバー22と外枠との繋がり部分を切断して、第1絶縁板31a上に第2バスバー層30bを積層する(図7(a)参照)。
ー基板20を製造する。なお、このバスバー基板20には、既に第2リレー25が実装されている。
接着剤により接合することによって行う。この接着剤は、ロアケース7が導電性を有する材料で形成されている場合には電気的な絶縁性を有するものが用いられ、例えばエポキシ系樹脂またはシリコーン系樹脂を含む接着剤等を用いることができる。なお、バスバー基板20とロアケース7との接合は、接着剤による接合だけでなく、例えばバスバー基板20の裏面に接合された絶縁板等の絶縁層を介してロアケース7に接合するものであってもよい。
図14は本発明に係る配電ユニットの他の実施形態を示す、図4に相当する断面図であり、図15は図6に相当する断面図の部分図である。
なお、本第1及び第2実施形態に係る回路構成体等について説明したが、この発明に係る回路構成体等は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
2 回路構成体
6 アッパーケース
7 ロアケース
20 バスバー基板
21 制御回路基板
22 バスバー
24 第1リレー
24a リレー本体
24b 脚状端子
24c 重合部
30 バスバー層
30a 第1バスバー層
30b 第2バスバー層
30c 第3バスバー層
31a 第1絶縁板
31b 第2絶縁板
311 端子挿通孔
312 電極挿入孔
314 端子挿通孔
315 本体挿通孔
d 段差
D 電極
D1 上側電極
D2 下側電極
H ヒューズ
Claims (7)
- 複数枚のバスバーが略同一平面上に配設されたバスバー層が電気的な絶縁層を介して複数層に亘り積層されることにより電力回路が構成され、この電力回路に、部品本体と該部品本体の下面から上記バスバーに向かって延出する複数の脚状端子とを有し、これらの脚状端子の所定部分が屈曲することにより上記バスバーの層面に沿って該バスバーに重ね合わされる重合部をもつ複数の回路部品が接続されるバスバー基板において、
上記回路部品として、第1の回路部品とこの第1の回路部品よりも全高の低い第2の回路部品とを含み、上記回路部品のうち第2の回路部品の少なくとも一の脚状端子の重合部が溶接によって接合されるバスバーが上記バスバー層のうち最上層に設けられ、上記第1の回路部品の少なくとも一の脚状端子の重合部が溶接によって接合されるバスバーが上記バスバー層のうち最上層よりも下層に設けられ、この第1の回路部品の脚状端子を上記バスバーに溶接によって接合する際に、該第1の回路部品の上記重合部を挿通させるための端子挿通孔が、上記重合部が接合されたバスバーよりも上層の絶縁層に設けられているとともに、上記第1の回路部品の部品本体を挿通する本体挿通孔が上記絶縁層のうち最上層の絶縁層に設けられていることを特徴とするバスバー基板。 - 請求項1記載のバスバー基板において、上記端子挿通孔が抵抗溶接用の電極を挿入し得るように構成されていることを特徴とするバスバー基板。
- 請求項2記載のバスバー基板において、少なくとも3層以上のバスバー層を含み、中間層のバスバーであって上記回路部品の脚状端子が接合されるバスバーの接合部分の裏面側が上記中間層のバスバーよりも下層の絶縁層に設けられた抵抗溶接用の電極挿入孔を通して露出していることを特徴とするバスバー基板。
- 複数枚のバスバーが略同一平面上に配設されたバスバー層が電気的な絶縁層を介して複数層に亘り積層されることにより電力回路を構成するバスバー基板と、端子を介して上記電力回路中に接続される回路部品とを備える回路構成体の製造方法において、
上記請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバスバー基板を形成するバスバー基板形成工程と、このバスバー基板の上記絶縁層に設けられた端子挿通孔を通して少なくとも一の脚状端子を該絶縁層よりも下層のバスバーに重ね合わせ、この重合部を溶接により接合する実装工程とを含むことを特徴とする回路構成体の製造方法。 - 請求項4記載の回路構成体の製造方法において、上記実装工程で上記重合部を抵抗溶接により接合することを特徴とする回路構成体の製造方法。
- 請求項4または請求項5記載の回路構成体の製造方法において、上記バスバー基板形成工程には、所定箇所に上記回路部品の端子が挿通される端子挿通孔が設けられた絶縁層を形成する絶縁層形成工程と複数層のバスバー層を上記絶縁層を介して積層してバスバー基板を形成するバスバー積層工程とを含み、上記絶縁層形成工程では複数層の絶縁層を形成し、上記バスバー積層工程では上記絶縁層の端子挿通孔を一致させて該端子挿通孔を通して下層のバスバーが露出する態様で積層するとともに、上記実装工程では少なくとも一の端子の重合部を下層のバスバーに接合することを特徴とする回路構成体の製造方法。
- 請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の回路構成体の製造方法において、上記実装工程では、回路部品としてリレーを用いることを特徴とする回路構成体の製造方法。
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