JP2012142195A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉性能を高めた上で、アークの消弧効果を高めることができる電磁継電器を提供すること。
【解決手段】本発明によるリレー1は、第一空隙を介して相互に対向する第一固定接点2a及び第二固定接点3aと、第一固定接点2a及び第二固定接点3aの間に位置する第一可動接点4aと、を含み、第二空隙を介して相互に対向する第三固定接点5a及び第四固定接点6aと、第三固定接点5a及び第四固定接点6aの間に位置する第二可動接点7aと、を含み、第一空隙と第二空隙の双方において同一方向の磁束を付与する永久磁石8、9を含み、第一可動接点4aを励磁時に第一固定接点2aに接触させ、第二可動接点7aを励磁時に第三固定接点5aに接触させる励磁駆動部10〜14を含み、励磁駆動部10〜14の非励磁時には、第一可動接点4aは第二固定接点3aに接触され、第二可動接点7aは第四固定接点6aに接触されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭用又は産業用の電気機器の電源をオンオフするリレーすなわち電磁継電器に関するものであり、特には、高電圧の直流電流を遮断するのに必要な回路に使用して好適な電磁継電器に関する。
電磁継電器において電気的接続の開閉を行う接点に印加される電圧が高く、接点に流れる電流が大きい条件においては、接点のギャップにアークが発生することが懸念される。このアークは、接点を構成する固定接点と可動接点とが、可動接点の接離方向への移動に伴って接触している状態から相互に離隔するとき又は離隔している状態から接近するときにおいて、電圧が最小アーク電圧よりも大きくなる又は電流が最小アーク電流よりも大きくなる場合に、発生しやすくなる。
アークとは固定接点と可動接点の間に電気的な負荷がかけられている状態において、固定接点の表面と可動接点の表面間のギャップを電流が流れる現象である。アークは、電子が陰極からギャップを飛び越えて陽極に到達したときに始まる。電子はギャップにおける移動において空気の分子と衝突してイオン化し、電子が陽極に到達して陽極が加熱されて、陽極からの陽イオンがギャップに放出されることにより、陽イオンが陰極に衝突して陰極も加熱されることとなる。
このように陽極と陰極の双方において発生した熱が陽極及び陰極を構成する分子を蒸発させることを招き、固定接点及び可動接点の双方の表面の摩耗が増大し、アークの発生に伴い特に遮断時において通電状態が継続して遮断性能が低下する。このため、接点の耐久性向上と遮断性能の向上の双方の観点から、発生したアークをより効果的に消弧することが要請される。
特には、高電圧の直流電流の完全な遮断を目的としてリレーすなわち電磁継電器を挿入した場合に、上述したアークを消弧することの要請が高くなる。高電圧の直流電流の遮断は、コンピュータシステム等の負荷への商用電源が停電した際に起動して高電圧の直流電源を供給する機能を有する無停電電源装置(UPS Uninterruptible Power Supply)を含む回路や、電気自動車におけるインバータ等の負荷に直流電源を供給するバッテリを含む回路において、特に必要となるものである。
このようなアークを消弧することができる電磁継電器としては、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。
特開2001−176370号公報
この特許文献1に記載されているような電磁継電器においては、アークが電流と同じ磁気的な性質を有していることを利用して、接点近傍に永久磁石を配置して、磁束によりフレミングの左手の法則に基づく電磁力をアークに作用させてその方向を曲げ、偏向させて吹き飛ばして消弧している。
ところが特許文献1に記載の電磁継電器においては、直流電源の正極側と負荷を含む回路とを接続する配線において電磁継電器を設置する構成が開示されているのみで、接点を開放した状態においても、直流電源の負極側と負荷回路とは接続した状態が継続され、直流電源と負荷とが完全に電気的に独立した状態は担保されない。
このため、回路上の誘導性等の何らかの理由により負極側の電位が不安定である場合には、負荷を含む回路に電流が供給され続けて、開閉性能が低下するおそれがあるという問題があった。
本発明は、開閉性能を高めた上で、アークの消弧効果を高めることができる電磁継電器を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る電磁継電器は、
第一空隙を介して相互に対向する第一固定接点及び第二固定接点と、当該第一固定接点及び第二固定接点の間に位置する第一可動接点と、を含み、
第二空隙を介して相互に対向する第三固定接点及び第四固定接点と、当該第三固定接点及び第四固定接点の間に位置する第二可動接点と、を含み、
前記第一空隙と前記第二空隙の双方において同一方向の磁束を付与する永久磁石を含み、
前記第一可動接点を励磁時に前記第一固定接点に接触させ、前記第二可動接点を励磁時に前記第三固定接点に接触させる励磁駆動部を含み、
当該励磁駆動部の非励磁時には、前記第一可動接点は前記第二固定接点に接触され、前記第二可動接点は前記第四固定接点に接触されることを特徴としている。
本発明によれば、開閉性能を高めた上で、アークの消弧効果を高めることができる電磁継電器を提供することができる。
本発明に係る実施例のリレー1の一実施形態を示す模式斜視図である。 実施例のリレー1の一実施形態について示す模式図である。 実施例のリレー1の一実施形態について示す模式斜視図である。 実施例のリレー1の一実施形態について示す模式斜視図である。 実施例のリレー1の一実施形態における回路構成について示す模式図である。 実施例のリレー1の一実施形態における回路構成上のアーク消弧態様について示す模式図である。 実施例のリレー1の一実施形態における接点近傍のアーク消弧態様について示す模式図である。 実施例のリレー1の一実施形態における高周波信号の処理態様について示す模式図である。 実施例のリレー1の変形例について示す模式図である。 実施例のリレー1の変形例について示す模式図である。 実施例のリレー1の変形例について示す模式斜視図である。 実施例のリレー1の変形例について示す模式斜視図である。 実施例のリレー1の変形例における回路構成上のアーク消弧態様について示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施例のリレー1(電磁継電器)は、図1に示すように、第一空隙を介して相互に対向する第一固定接点2a及び第二固定接点3aと、第一固定接点2a及び第二固定接点3aの間に位置する第一可動接点4aと、を含み、第二空隙を介して相互に対向する第三固定接点5a及び第四固定接点6aと、第三固定接点5a及び第四固定接点6aの間に位置する第二可動接点7aと、をまず含む。なお、図1においては、図示の都合上ケースを省略している。ケースの材質は特に限定しないが、合成樹脂等により形成することができる。
さらに、リレー1は、第一空隙と第二空隙の双方において同一方向の磁束を付与する永久磁石として、第一空隙に対応させた第一永久磁石8と第二空隙に対応させた第二永久磁石9をケースに固定して含む。
また、リレー1は、第一可動接点4aを励磁時に第一固定接点2aに接触させ、第二可動接点7aを励磁時に第三固定接点5aに接触させる励磁駆動部を含む。この励磁駆動部は、接極子10、コイル11、図示しない巻枠及び鉄心、継鉄12、カード13、ヒンジばね14の周知の構成を含んで構成される。接極子10、鉄芯、継鉄12は磁気回路を構成するにあたり好適な材質により構成され、カード13は例えば絶縁性の合成樹脂により成形される。
本実施例のリレー1においては、励磁駆動部の非励磁時には、第一可動接点4aは第二固定接点3aに接触され、第二可動接点7aは第四固定接点6aに接触されることとしている。
加えて、リレー1においては、第一可動接点4aを保持して第二固定接点3a側に付勢する第一可動接点ばね4と、第一固定接点2aを保持する第一固定接点ばね2と、第二固定接点3aを保持する第二固定接点ばね3を含む。
さらに、リレー1は、第二可動接点7aを保持して第四固定接点6a側に付勢する第二可動接点ばね7と、第三固定接点5aを保持する第三固定接点ばね5と、第四固定接点6aを保持する第四固定接点ばね6を含む。第一可動接点ばね4と第二可動接点ばね7は直流電源Bに接続される。上述した接点及びばねは導電性材料により構成される。
なお、図1において、第一固定接点2aと第三固定接点5aが並列される方向を横方向、第一可動接点ばね4又は第二可動接点ばね7の延在方向を縦方向、第一固定接点2aと第二固定接点3aが対向する方向を正面方向とする。
この場合に、図1中の方向Uは、正面方向から視て縦方向上方であり、方向Sは正面方向からみて第二固定接点3aから第一固定接点2a側に向かう方向であり、方向Rは正面方向から視て横方向右方である。方向Rは、方向U及び方向Sに対して垂直であり、第一固定接点2aから第三固定接点5aに向かう方向を示す。
また、以下の説明において、方向U、方向S、方向Rのそれぞれの矢印と反対方向についてはそれぞれ反方向U、反方向S、反方向Rと呼称する。これらの方向の定義は図1以外の図面についても同様である。
ここで、図2に示すように、第一可動接点ばね4は絶縁性の合成樹脂成型品であるベース15から方向Uに向けて延在しており、方向U側の両面のうち、方向Sに指向する面に方向Sに指向する第一可動接点4aを有し、反方向Sに指向する面に反方向Sに指向する第一可動接点4aを有している。
第一可動接点4aは、先端にテーパ部又は曲面部を有する円筒形状又は円錐形状に形成されて、さらに、底面側に凸部が形成される。この凸部を第一可動接点ばね4の方向U側に設けられた図示しない孔部にカシメることにより、一対の第一可動接点4aは第一可動接点ばね4に固定される。なお、第一可動接点4aは第一可動接点ばね4に一体成形されてもよい。
図2において、第一可動接点ばね4は、ベース15よりも方向U側に位置する部分が、方向U側端部が反方向U側端部よりも反方向S側にオフセットされるよう方向Uに対して傾斜して延在される。第一可動接点ばね4の反方向U側には、ベース15の図示しないスロットに嵌合される図示しない嵌合部が構成され、嵌合部の反方向U側には第一可動接点ばね端子4bが反方向U側に形成され、ベース15の反方向U側に突出される。
第二可動接点ばね7は、図3に示すように、ベース15よりも方向U側に位置する部分が、ベース15から方向Uに向けて延在しており、方向U側の両面に、方向Sと反方向Sにそれぞれ指向する一対の第二可動接点7aを有している。
第二可動接点7aは、先端にテーパ部又は曲面部を有する円筒形状又は円錐形状に形成されて、第一可動接点4aと同様の例えばカシメ等の手段により第二可動接点ばね7の方向U側に設けられた図示しない孔部に固定される。なお、第二可動接点7aも第二可動接点ばね7に一体成形されてもよい。
図3に示すように、第二可動接点ばね7も、ベース15よりも方向U側の部分が、方向U側端部が反方向U側端部よりも反方向S側にオフセットされるよう方向Uに対して傾斜して延在される。第二可動接点ばね7の反方向U側には、ベース15の図示しないスロットに嵌合される図示しない嵌合部が構成され、図4に示すように、嵌合部の反方向U側には第二可動接点ばね端子7bが形成され、ベース15の反方向Uに突出される。
第一固定接点ばね2、第二固定接点ばね3、第三固定接点ばね5、第四固定接点ばね6も、第一可動接点ばね4及び第二可動接点ばね7と同様に、ベース15の対応するスロットに嵌合される嵌合部を反方向U側にそれぞれ備えている。それぞれの嵌合部のさらに反方向U側には、それぞれ対応する第一固定接点ばね端子2b、第二固定接点ばね端子3b、第三固定接点ばね端子5b、第四固定接点ばね端子6bが形成され、ベース15の裏面の反方向U側に突出されている。これらの各ばね端子は図示しないプリント回路基板のスルーホールに嵌合されて電気的接続に用いられる。なお、図1においては、第四固定接点ばね端子6bの図示は省略している。
本実施例のリレー1においては、第一固定接点2a、第一固定接点ばね2、第二固定接点3a、第二固定接点ばね3、第一可動接点4a、第一可動接点ばね4が、第一開閉部を構成する。また、第三固定接点5a、第三固定接点ばね5、第四固定接点6a、第四固定接点ばね6、第二可動接点7a、第二可動接点ばね7が、第二開閉部を構成する。第一開閉部に対して第二開閉部は方向R側に並列されて配置される。また、第一開閉部及び第二開閉部はベース15の方向S側に集中的に配置される。
上述した駆動励磁部は、図3に示すように、第一開閉部及び第二開閉部の反方向S側に集中的に配置される。図4に示すように、励磁駆動部を構成するコイル11の端子11a、11bはベース15の裏面の反方向S側端であって方向R端及び反方向R端にそれぞれ配置される。
図1に示すように、第一固定接点2aと第二固定接点3aの方向Sにおける隙間が第一空隙を構成し、第三固定接点5aと第四固定接点6aの方向Sにおける隙間が第二空隙を構成する。本実施例においてはこの第一空隙と第二空隙とは方向Rにおいて並列されて配置される。
前述した第一永久磁石8と第二永久磁石9のうち、第一空隙の方向U側に位置する第一永久磁石8が第一空隙に磁束を付与し、第二空隙の方向U側に位置する第二永久磁石9が第二空隙に磁束を付与する。ここでは、第一永久磁石8と第二永久磁石はともに方向Uに垂直な平板状をなし、反方向U側にS極を、方向U側にN極を有している。すなわち、第一空隙と第二空隙はともに方向Uに指向する磁束が付与される。
第一可動接点ばね4は、第一可動接点4aを第二固定接点3aに対して接触するように反方向S側に付勢する。第二可動接点ばね7は、第二可動接点7aを第四固定接点6aに対して接触するように反方向S側に付勢する。
図4に示すように、第一可動接点ばね4の第一可動接点4aよりも反方向U側には、励磁駆動部のカード13のS方向に突出する一対の突出棒に連結又は接触される一対の耳状の連結部が形成される。同様に、第二可動接点ばね7の第二可動接点7aよりも反方向U側には、励磁駆動部のカード13のS方向に突出する一対の突出棒に連結又は接触される一対の耳状の連結部が形成される。
励磁駆動部のコイル11の端子11aと端子11bに所定の駆動電圧が印加されると、コイル11が励磁されて、コイル11の励磁と継鉄12の磁路形成作用により発生する駆動力により、接極子11の方向Uに垂直な面がコイル11に吸引されてL字形状の接極子11が揺動されて、この揺動に基づいて、カード13の方向Sに垂直な面は、方向S側に突出するように移動される。
このカード13の移動に基づいて、前述したカード13の突出棒と連結部の連結又は接触に基づき、第一可動接点ばね4と第二可動接点ばね7の双方は、図3中方向Sに向かう方向に押圧されて、第一可動接点4aは第一固定接点2aに接触され、第二可動接点7aは第三固定接点5aに接触される。
励磁駆動部のコイル11の励磁が停止され非励磁とされると、接極子11の方向Uに垂直な面はコイル11に吸引されなくなり、接極子11の方向Uに垂直な面はヒンジばね14の復帰作用に基づいて、コイル11から離隔する。
これに伴い、接極子11は励磁時とは反対方向に揺動し、この揺動に基づいて、カード13は反方向S側に移動される。この移動に基づいて、図3中方向S側に第一可動接点ばね4と第二可動接点ばね7の双方は、反方向Sに向かう方向に自身の有する付勢力により復帰されて、第一可動接点4aは第二固定接点3aに接触され、第二可動接点7aは第四固定接点6aに接触される。
上述したリレー1は図5に示すように接続される。なお、図5は反方向U側から視たボトムビューであり、方向Uは紙面表側から裏面に向かう。以下に述べる接続は前述したプリント回路基板上の回路配線と上述した各ばね端子に対応するスルーホールを用いて行う。もちろん、その他の適宜の電気的接続手段で接続する態様であってもよい。まず、第一可動接点ばね端子4bが直流電源Bの正極側に接続され、第二可動接点ばね端子7bが直流電源の負極側に接続される。
次に、第一固定接点ばね端子2bが第一負荷L1の正極側に接続され、第三固定接点ばね端子5bが第一負荷L1の負極側に接続される。さらに、第二固定接点ばね端子3bが第二負荷L2の正極側に脱着自在に接続され、第四固定接点ばね端子6bが第二負荷L2の負極側に脱着自在に接続される。
本実施例のリレー1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。図5において第二負荷L2を外した状態で、まず、励磁駆動部のコイル11を励磁して、直流電源Bから第一負荷L1に電力を供給した後、非励磁として、電力供給を遮断した場合に発生するアークをより効果的に消弧できる。
すなわち、図6に示すように、第一固定接点2aと第一可動接点4aとの間に発生するアークを、第一永久磁石8の発生する方向Uに指向する磁束とアークとにより発生する、フレミングの左手の法則に基づく電磁力F1により反方向R側に偏向させ吹き飛ばして、消弧することができる。
同様に、第三固定接点5aと第二可動接点7aとの間に発生するアークを、第二永久磁石9の発生する磁束とアークとにより発生する、フレミングの左手の法則に基づく電磁力F2により方向R側に偏向させ吹き飛ばして、消弧することができる。
これによって、励磁から非励磁へと状態を遷移させた場合に、第一固定接点2aと第一可動接点4aの間と、第三固定接点5aと第二可動接点7aとの間において、アークを消弧することができる。従って、アークによる第一固定接点2a及び第一可動接点4aの表面が加熱されて蒸発される作用を弱めて、摩耗を極力抑制することができる。
同様に、第三固定接点5a及び第二可動接点7aとの間に発生するアークも消弧することができ、アークによる第三固定接点5a及び第二可動接点7aの表面が加熱されて蒸発される作用を弱めて、摩耗を極力抑制することができる。
加えて、本実施例のリレー1によれば、図5〜6に示したように第一可動接点4aと第二可動接点7aを直流電源Bに接続して、第一固定接点2aと第三固定接点5aを第一負荷L1に接続した場合に、以下のような有利な作用効果が得られる。つまり、励磁駆動部のリレー11を非励磁とすると、第一負荷L1の負極側と直流電源Bとの負極側との間も遮断される。
従って、回路上の誘導性等の何らかの理由により負極側又は接地側の電位が不安定である場合であっても、第一負荷L1を含む回路に電流が供給され続けて、電磁継電器としての開閉性能が低下することを防止することができる。
上述したことに加えて、本実施例のリレー1においては、第一可動接点4aと第一固定接点2aはメーク接点(Normally-Opened Contact)を構成し、第二可動接点7aと第三固定接点5aもメーク接点を構成する。なお、メーク接点は常開接点又はa接点とも表現される。いずれの表現も、非励磁時に接点が開とされるものを指す。
さらに、本実施例のリレー1においては、第一可動接点4aと第二固定接点3aはブレーク接点(Normally-Closed Contact)を構成し、第二可動接点7aと第四固定接点6aはブレーク接点を構成している。なお、ブレーク接点は常閉接点又はb接点とも表現される。いずれの表現も、非励磁時に接点が閉とされるものを指す。
すなわち、本実施例のリレー1が含む第一開閉部と第二開閉部は、二組のトランスファー接点を構成している。なお、トランスファー接点は切換接点又はc接点とも表現される。つまり、図5において、第二固定接点3aと第四固定接点6aに第二負荷L2を接続している場合には、第一負荷L1と第二負荷L2とのいずれか一方への電力供給を行うとともに、一方から他方ひいては他方から一方への切換を同一のリレー1により同時に行うことができる。
加えて、非励磁時において第二負荷L2に電力を供給した後、再び励磁して第二負荷L2への電力供給を遮断した場合に、第一可動接点4aと第二固定接点3aとの間、第二可動接点7aと第四固定接点6aとの間、つまりブレーク接点に発生するアークも第一永久磁石8、第二永久磁石9の電磁力により消弧できる。
より具体的には、図6に示すように、第二固定接点3aと第一可動接点4aとの間に発生するアークを、第一永久磁石8の発生する方向Uに指向する磁束とアークとにより発生する、フレミングの左手の法則に基づく電磁力F3により方向R側に偏向させ吹き飛ばして、消弧することができる。
同様に、第四固定接点6aと第二可動接点7aとの間に発生するアークを、第二永久磁石9の発生する磁束とアークとにより発生する、フレミングの左手の法則に基づく電磁力F4により反方向R側に偏向させ吹き飛ばして、消弧することができる。
これによって、非励磁から励磁へと状態を遷移させた場合に、第二固定接点3aと第一可動接点4aの間において、アークを消弧することができる。従って、アークによる第二固定接点3a及び第一可動接点4aの表面が加熱されて蒸発される作用を弱めて、摩耗を極力抑制することができる。
同様に、第四固定接点6a及び第二可動接点7aとの間に発生するアークも消弧することができ、アークによる第四固定接点6a及び第二可動接点7aの表面が加熱されて蒸発される作用を弱めて、摩耗を極力抑制することができる。
また、図6に示される電磁力F1に対して電磁力F3を反対方向とし、電磁力F2に対して電磁力F4を反対方向とすることができる。すなわち、メーク接点に発生するアークを偏向させる方向と、ブレーク接点に発生するアークを偏向させる方向を相互に逆とすることができる。
図7は、図6に示した正極側の接点、つまり、第一固定接点2a、第二固定接点3a、第一可動接点4a、第一可動接点ばね4を方向Uから視て写実的に示すものである。励磁から非励磁に状態遷移された場合には、第一固定接点2aと第一可動接点4aとの間のメーク接点におけるアークは、電磁力F1により偏向され、主に第一可動接点ばね4の図7中MDで示す部分に摩耗が発生する。
これに対して、非励磁から励磁に状態遷移された場合には、第二固定接点3aと第一可動接点4aとの間のブレーク接点におけるアークは、電磁力F3により偏向され、主に第一可動接点ばね4の図7中BDで示す部分に摩耗が発生する。図7中MDとBDは方向Rにおいて反対側に位置することにより、偏向後のアークに曝される箇所を分散させて、アークによる第一可動接点ばね4の摩耗を極力抑制することができる。このことは第二可動接点ばね7についても同様である。
なお、本実施例においては図示しないが、電磁力F1、F2が指向する方向に位置するケースの部分に、高熱伝導率部材を配置することができる。同様に、電磁力F3、F4が指向する方向に位置するケースの部分に、所定形状の高熱伝導率部材を配置することができる。この所定形状は、例えば平板形状であって、冷却しやすさ、及びケース内の艤装自由度を考慮して適宜決定される。
ここで、高熱伝導率部材としては、例えば、熱伝導率が20W/mK程度のアルミナにより構成されたセラミック基板を用いることができる。あるいは、熱伝導率が170W/mK程度の窒化アルミニウムにより構成されたセラミック基板を用いることもできる。
このような高熱伝導率部材の適宜の配置により、高熱伝導率部材の具備する優れた放熱性に基づいて、アークが高熱伝導率部材に向けて偏向されて接触した場合に、アークが速やかに冷却され、より短時間でアークを消弧することができる。これによっても、第一可動接点4a、第一可動接点ばね4、第二可動接点7a、第二可動接点ばね7の摩耗を防止することができる。同様に、第一固定接点2a、第一固定接点ばね2、第二固定接点3a、第二固定接点ばね3、第三固定接点5a、第三固定接点ばね5、第四固定接点6a、第四固定接点ばね6の摩耗を防止することができる。
さらに、図8に示すように、第二負荷L2に換えて、第二固定接点3aに終端抵抗ER1を接続し、第四固定接点6aに終端抵抗ER2を接続すると、以下のような有利な作用効果が得られる。
例えば第一負荷L1を家電機器として、直流電源Bとの間の接続線を利用した電力線搬送通信(Power Line Communication)を使用する場合に以下の利益を有する。すなわち、家電機器への電力供給をリレー1のメーク接点により遮断しても、電力線搬送通信に用いられる高周波信号は終端抵抗ER1又はER2により減衰するので、高周波信号の漏れを防止できる。加えて、高周波信号が接続線の端部で反射して戻ってくることをも防止することができる。
なお、本実施例のリレー1においては、第一永久磁石8、第二永久磁石9は第一空隙及び第二空隙に対して露出していても、モールド樹脂等により被覆されていてもよい。いずれにおいても、アークに作用する電磁力を十分に確保できればよい。
また、上述した実施例のリレー1において、第一永久磁石8、第二永久磁石9の図示しないケースへの固定手法は特に限定するものではない。第一永久磁石8、第二永久磁石9を圧入により図示しないケースの嵌合穴へ固定してもよいし、インサートモールド成型によりケースに一体的に固定することもできる。また接着剤や粘着剤を用いて固定してもよい。高熱伝導率部材の固定についても同様である。
さらに、第一永久磁石8、第二永久磁石9に用いる永久磁石の種別についても特に限定するものではなく、例えば、サマリウムコバルト磁石、ネオジウム磁石、フェライト磁石等種々の種別を用いることが可能である。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例1のリレー1において、第一固定接点2a及び第一固定接点ばね2と第三固定接点5a及び第三固定接点ばね5に負荷を接続せず、第一固定接点2a及び第一固定接点ばね2と第三固定接点5a及び第三固定接点ばね5に負荷Lを接続するものとする。
この場合は、リレー1は、ブレーク接点のみを有する図10〜12に示すようなリレー21と同等なものとして扱うことができる。図10〜12に示すリレー21は、第一固定接点3a及び第一固定接点ばね3、第三固定接点5a及び第三固定接点ばね5を省略している点以外は図1〜4に示したものと同等であるため、重複する説明は割愛する。
このリレー21は、図13に示すように、第一可動接点4aを直流電源Bの負極側に接続され、第二可動接点7aを直流電源Bの正極側に接続する。第二固定接点3aと負荷Lの負極側に接続し、第四固定接点6aを負荷Lの正極側に接続される。
このリレー21においても、第一永久磁石8の電磁力F11は、反方向Rを指向し、第二永久磁石9の電磁力F12は方向Rを指向し、ともに横方向外側を指向する。これにより、第一可動接点4a及び第一可動接点ばね4と、第二可動接点7a及び第二可動接点ばね7の双方のダメージを抑制することができる。
加えて、リレー21をメーク接点のみの構造とすることに比べて、直流電源Bと負荷Lを接続する場合に、非励磁において接続することとなるので、負荷Lに電力を供給するにあたっての、リレー21の消費電力を削減することができる。
本発明は、電磁継電器に関するものであり、比較的軽微かつ安価な変更により、開閉性能を高めた上で、アークの消弧効果を高めることができる。このため、本発明は、家庭用又は産業用に用いられる電磁継電器に適用して有益なものである。
1 リレー(電磁継電器)
2 第一固定接点ばね
2a 第一固定接点
2b 第一固定接点ばね端子
3 第二固定接点ばね
3a 第二固定接点
3b 第二固定接点ばね端子
4 第一可動接点ばね
4a 第一可動接点
4b 第一可動接点ばね端子
5 第三固定接点ばね
5a 第三固定接点
5b 第三固定接点ばね端子
6 第四固定接点ばね
6a 第四固定接点
6b 第四固定接点ばね端子
7 第二可動接点ばね
7a 第二可動接点
7b 第二可動接点ばね端子
8 第一永久磁石
9 第二永久磁石
10 接極子(10〜14:励磁駆動部)
11 コイル
12 継鉄
13 カード
14 ヒンジばね
15 ベース

Claims (6)

  1. 第一空隙を介して相互に対向する第一固定接点及び第二固定接点と、当該第一固定接点及び第二固定接点の間に位置する第一可動接点と、を含み、
    第二空隙を介して相互に対向する第三固定接点及び第四固定接点と、当該第三固定接点及び第四固定接点の間に位置する第二可動接点と、を含み、
    前記第一空隙と前記第二空隙の双方において同一方向の磁束を付与する永久磁石を含み、
    前記第一可動接点を励磁時に前記第一固定接点に接触させ、前記第二可動接点を励磁時に前記第三固定接点に接触させる励磁駆動部を含み、
    当該励磁駆動部の非励磁時には、前記第一可動接点は前記第二固定接点に接触され、前記第二可動接点は前記第四固定接点に接触されることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記第一可動接点を保持して前記第二固定接点側に付勢する第一可動接点ばねと、前記第一固定接点を保持する第一固定接点ばねと、前記第二固定接点を保持する第二固定接点ばねを含み、
    前記第二可動接点を保持して前記第四固定接点側に付勢する第二可動接点ばねと、前記第三固定接点を保持する第三固定接点ばねと、前記第四固定接点を保持する第四固定接点ばねを含み、
    前記第一可動接点ばねと前記第二可動接点ばねが直流電源に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第一固定接点ばねと前記第三固定接点ばねが第一負荷に接続されることを特徴とする請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記第二固定接点ばねと前記第四固定接点ばねが第二負荷に接続されることを特徴とする請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記第二固定接点ばねと前記第四固定接点ばねが終端抵抗に接続されることを特徴とする請求項3に記載の電磁継電器。
  6. 前記第一空隙において前記第一永久磁石に基づいて作用する電磁力が指向する位置と、前記第二空隙において前記第二永久磁石に基づいて作用する電磁力が指向する位置に、熱伝導率の高い高熱伝導率部材を配置することを特徴とする請求項1〜5に記載の電磁継電器。
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