JP2003069290A - 部品装着装置及び方法、並びに部品装着用プログラム - Google Patents

部品装着装置及び方法、並びに部品装着用プログラム

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JP2003069290A
JP2003069290A JP2001257758A JP2001257758A JP2003069290A JP 2003069290 A JP2003069290 A JP 2003069290A JP 2001257758 A JP2001257758 A JP 2001257758A JP 2001257758 A JP2001257758 A JP 2001257758A JP 2003069290 A JP2003069290 A JP 2003069290A
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浩 小方
Naoto Mimura
直人 三村
Hiroshi Obara
啓史 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の向上、さらに実装用情報の作成を簡
易化できる部品装着装置及び方法、並びに部品装着用プ
ログラムを提供する。 【解決手段】 部品保持後動作部の動作速度の増加率に
従い増加させる制御装置109を備え、上記増加率に従
い上記動作速度を増加させるようにしたことから、様々
な形状の部品の装着において、実装動作における上記部
品保持後動作部の動作速度を状況に合わせて自動的に最
適な高速動作を行うことが可能になる。よって、回路形
成体の生産性を向上させることができる。又、動作速度
は、自動的に増加することから、当該部品装着装置を使
用して生産する際に必要な、回路形成体及び装着する部
品の情報作成作業を簡易化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部品を回路
形成体に装着する部品装着装置及び方法、並びに部品装
着用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品実装装置では、実装する
電子部品或いは生産する電子回路基板毎に、上記実装装
置に備わる各構成部分の動作速度を数段階の速度パター
ンから選択する一方、電子回路基板上へ実装する座標等
の情報、及び実装する電子回路基板の情報に基づいて、
当該電子部品実装装置は、上記各構成部分を上記選択し
た動作速度にて動作させて、電子回路基板上へ所定の実
装位置へ電子部品を実装している。以下に、図9に示す
ような電子回路基板1を生産するための従来の電子部品
実装装置について以下に説明する。図10に示すよう
に、従来の電子部品実装装置30は、主に、回路基板1
の搬送を行なう基板搬送装置2と、回路基板1に実装す
る電子部品8の供給を行なう部品供給装置3と、吸着ノ
ズル5を有し上記部品供給装置3から電子部品8を保持
し上記回路基板1へ実装する部品保持装置6と、上記部
品保持装置6を互いに直交するX、Y方向へ移動させる
部品移動装置4と、部品保持装置6の上記吸着ノズル5
にて保持されている電子部品8の保持状態を撮像する部
品認識装置7と、制御装置9とを有する。このような構
成を備えた電子部品実装装置30は、以下のように動作
する。
【0003】先ず、電子回路基板1は、基板搬送装置2
によって装着位置10に搬入され固定される。部品移動
装置4にて部品保持装置6の吸着ノズル5を部品供給装
置3上へ移動させた後、部品保持装置6は、吸着ノズル
5をノズル上下機構により上下動作させて電子部品8を
保持する。保持後、部品移動装置4にて部品保持装置6
を部品認識装置7上へ移動させ、部品認識装置7は、吸
着ノズル5が保持している電子部品8の保持姿勢を撮像
する。撮像情報は、制御装置9へ送出され、制御装置9
は、吸着ノズル5に保持されている電子部品8における
正規吸着位置からのずれ量を求め、該ずれ量を加味して
上記部品移動装置4の移動制御を行ない、回路基板1上
の装着位置へ電子部品8を移動させる。該移動後、部品
保持装置6は、保持している電子部品8を上記ノズル上
下機構にて上記装着位置へ実装する。このようにして順
次、それぞれの電子部品8がそれぞれ所定の装着位置へ
実装されていく。
【0004】上述の電子部品実装装置30を用いて生産
する簡単な電子回路基板の一例を図9に示す。A1から
A6は、抵抗等の比較的小さい電子部品であり電子回路
基板上へ実装する際に絶対座標の精度の要求が低い電子
部品であり、B1及びB2は、IC、BGA等のリード
付き電子部品であり電子回路基板上へ実装する際に絶対
座標の精度の要求が高い電子部品である。従って、電子
部品実装装置30にてそれぞれの上記電子部品を回路基
板上に実装するために、電子部品実装装置30に備わり
電子部品8を保持した後に動作する構成部分、例えば上
記部品保持装置6のノズル上下機構や上記部品移動装置
4等の各構成部分の動作速度は、上記電子部品A1〜A
6については、比較的に高速に、電子部品B1、B2は
比較的に低速で動作させるような速度パターンを選択す
ることになる。該速度パターンは、通常複数種類設けて
おり、電子部品8を実装するための情報を生成するとき
に指定した速度で動作することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子部品装着装
置による表面実装は、上述のように技術力の大幅な進歩
に伴い高速で且つ正確な部品実装が望まれ、更に簡単な
操作性が重要視されてきている。この要望に対して、上
述した従来の電子部品装着装置及び装着方法では以下の
ような問題を有する。先ず、上述のように電子部品8を
保持した後に動作する構成部分の動作速度が、上記複数
種の速度パターンのみに限定されているために、電子部
品8を電子回路基板1上へ正確に実装するために最適な
速度ではなく、存在する上記速度パターンの中から上記
最適速度に最も近い速度パターンを選択して動作させる
ことを余儀なくされている。よって各構成部分の移動速
度が制限されてしまい、生産性の向上を制限している。
又、上記速度パターンの選択に際し、電子部品の実装精
度を考慮して比較的高速に動作する速度パターンの選択
は躊躇され、又、電子部品の形状が多様化したことか
ら、電子部品の実装用情報の生成作業に手間を要してい
る。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたもので、生産性の向上、さらに実装用情報の作成を
簡易化できる部品装着装置及び方法、並びに部品装着用
プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様の
部品装着装置は、部品を保持し保持した部品を回路形成
体へ装着する部品保持後動作部と、上記部品保持後動作
部による上記部品の保持及び装着動作を制御する制御装
置であって、上記部品保持後動作部の動作速度パターン
を格納するとともに、上記動作速度パターンにおける速
度の増加率を格納する格納装置を有し、上記部品保持後
動作部の上記動作速度パターンの変更指示があるとき、
上記部品保持後動作部による上記回路形成体への上記部
品装着後、上記増加率に基づいて上記動作速度パターン
の速度を増加させる制御装置と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】上記部品保持後動作部にて保持されている
上記部品の保持状態を撮像する部品認識装置をさらに備
え、上記制御装置は、さらに、上記部品認識装置が送出
する上記保持状態の撮像情報に基づいて、上記部品の規
定保持位置からの保持ずれ量を求め、該保持ずれ量が第
1設定値を超えるまで上記動作速度パターンの速度増加
を行なうように構成することもできる。
【0008】上記制御装置は、さらに、上記回路形成体
に装着された上記部品について規定装着位置からの装着
ずれ量に基づいて、該装着ずれ量が第2設定値を超える
まで上記動作速度パターンの速度増加を行なうように構
成することもできる。
【0009】上記格納装置は、複数の上記動作速度パタ
ーンを格納するとともに、それぞれの動作速度パターン
に対応して上記増加率を格納するように構成してもよ
い。
【0010】上記格納装置は、さらに、各部品毎に上記
動作速度の上限値を格納し、装着済の部品と同一種類の
部品を装着するときには、上記制御装置は、上記動作速
度パターンの速度を上記上限値とするように構成しても
よい。
【0011】又、本発明の第2態様の部品装着方法は、
部品保持後動作部を用いて部品を保持した後、該部品を
回路形成体へ装着する部品装着方法であって、上記部品
保持後動作部の動作速度の変更指示があるとき、上記部
品保持後動作部による上記回路形成体への上記部品装着
後、上記部品保持後動作部の動作速度パターンの速度を
増加率に基づいて増加させることを特徴とする。
【0012】又、本発明の第3態様の部品装着用プログ
ラムは、部品を保持し保持した部品を回路形成体へ装着
する部品保持後動作部にて部品を保持させる処理と、該
保持動作後、上記部品を上記回路形成体へ装着させる処
理と、上記部品保持後動作部の動作速度の変更指示があ
るとき、上記部品保持後動作部による上記回路形成体へ
の上記部品装着後、上記部品保持後動作部の動作速度パ
ターンの速度を増加率に基づいて増加させる処理と、を
コンピュータに実行させる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態における部品装
着装置、部品装着方法、及び部品装着用プログラムにつ
いて、図を参照しながら以下に説明する。尚、上記部品
装着方法は、上記部品装着装置にて実行され、上記部品
装着用プログラムは、上記部品装着方法に基づく処理を
コンピュータに実行させるためのプログラムであり、本
実施形態では上記部品装着装置へインストールされ当該
部品装着装置にて上記処理を実行させる。又、各図にお
いて、同じ構成部分については同じ符号を付している。
又、本明細書にて回路形成体とは、樹脂基板、紙−フェ
ノール基板、セラミック基板、ガラス・エポキシ(ガラ
エポ)基板、フィルム基板等の回路基板、単層基板若し
くは多層基板などの回路基板、部品、筐体、又は、フレ
ーム等、回路が形成されている対象物を意味する。尚、
本実施形態では、上記回路基板を例に採り説明を行う。
又、電子部品とは、例えばQFP(Quad Flat Gull Win
g LeadedPackage)タイプのIC等が相当する。
【0014】先ず、図4〜図7を参照して上記部品装着
装置100の構成について説明する。部品装着装置10
0の主要構成部分としては、回路基板1の搬送を行なう
基板搬送装置102と、回路基板1に実装する電子部品
8の供給を行なう部品供給装置103と、部品供給装置
103から電子部品8を保持して回路基板1上へ装着す
る部品保持装置106と、上記部品保持装置106を互
いに直交するX、Y方向へ移動させる部品移動装置10
4と、部品保持装置106に保持されている電子部品8
の保持状態を撮像する部品認識装置107と、制御装置
109と、操作盤110とを有する。
【0015】該部品装着装置100では、上記部品供給
装置103として、電子部品8を収納したテープをリー
ルに巻回し該リールからテープの繰り出しにより部品供
給を行なう、いわゆるカセットタイプの部品供給装置1
03−1と、電子部品8を縦横に配列したトレイにて部
品供給を行なう部品供給装置103−2とを有する。上
記部品保持装置106は、本実施形態では吸着動作によ
り電子部品8を保持するノズル1062を有し、該ノズ
ル1062にて保持している電子部品8の厚み方向に相
当するZ方向に上記ノズル1062を移動させ、さらに
ノズル1062の周方向へノズル1062を回転させる
ノズル移動装置1061を有する。上記部品移動装置1
04は、X方向に沿って延在し上記部品保持装置106
をX方向に可動に支持するX−移動装置1041と、X
方向に直交するY方向に沿い、かつ上記X−移動装置1
041の両端部分を支持するように互いに平行に延在
し、かつX−移動装置1041を上記Y方向に移動させ
るY−移動装置1042とを有する。
【0016】上記制御装置109は、コンピュータとし
て機能し図5に示すように、格納装置の機能を果たす一
例であるデータ記憶装置1091と、演算処理装置10
92と、主処理装置1093と、例えばCD−ROMや
フレキシブルディスク等の記憶媒体111におけるデー
タの読み込みを行なう読取装置1094とを備え、上述
の、基板搬送装置102、部品供給装置103、部品移
動装置104、部品保持装置106、部品認識装置10
7の動作制御を行う。特に、本実施形態での特徴的な動
作の一つである、上記部品保持装置106が電子部品8
を保持した後、回路基板1上へ装着するまでにおける動
作速度の制御を、上記制御装置109は実行する。尚、
上記データ記憶装置1091、演算処理装置1092、
主処理装置1093、及び読取装置1094は、互いに
電気的に接続されている。
【0017】上記データ記憶装置1091には、当該部
品装着装置100にて電子部品8を回路基板1上に装着
するための情報、例えば部品装着順序や、ノズル106
2が複数ある場合において使用するノズルの情報、回路
基板1上へ電子部品8を装着するための装着位置座標等
の情報であるいわゆるNC情報、及び当該部品装着装置
100自体を動作させるための基本的な設備情報等が格
納されている。さらに本実施形態では、後述の動作説明
にて詳しく述べるが、主に部品保持装置106における
動作速度を制御するための動作速度パターン情報、該動
作速度を増加させるための増加率情報、等もデータ記憶
装置1091に格納されている。尚、データ記憶装置1
091に格納する上述の各情報は、予めデータ記憶装置
1091に記憶しておいてもよいが、当該部品装着装置
100の上記操作盤110を利用して作成、供給した
り、又は、外部のパーソナルコンピュータ112等で上
記情報を予め作成し、上記読込装置1094を通して上
記記録媒体111やデータ通信により供給することがで
きる。
【0018】上記主処理装置1093は、上記データ記
憶装置1091からの情報を元に、必要に応じて、上記
演算処理装置1092を利用して当該部品装着装置10
0を正常に動作させるための計算処理を行わせながら、
上記データ記憶装置1091の情報と共に、上述の各構
成部分の駆動装置を適切に動作させることにより、電子
部品8を回路基板1上の所定の装着位置へ装着させる。
【0019】以上のように構成される部品装着装置10
0の動作、つまり上記部品装着方法、及び上記部品装着
方法に基づく処理を上記制御装置109に実行させるた
めのプログラムについて以下に説明する。尚、該プログ
ラムは、上記読込装置1094を通して上記記録媒体1
11やデータ通信により供給することができ、上記デー
タ記憶装置1091に格納され、上記主処理装置109
3及び演算処理装置1092により読み出され実行され
る。尚、当該部品装着装置100への基板搬送装置10
2による回路基板1の搬入搬出動作、部品供給装置10
3による部品供給動作、部品保持装置106による電子
部品8の回路基板1上への装着動作という基本的な装着
動作は、当該部品装着装置100においても同様に実行
される。よって以下の説明では、これらの基本的装着動
作については略説し、当該部品装着装置100にて特徴
的な動作について説明する。
【0020】まず、上記基本的装着動作について略説す
る。回路基板1は、基板搬送装置102にて搬入位置ま
で搬入され固定される。電子部品8を供給する部品供給
装置103上へ、部品移動装置104にて吸着ノズル1
062を移動させた後、ノズル移動装置1061により
ノズル1062を下降させて電子部品8を吸着保持し、
該保持後上昇させる。上昇後、ノズル1062に電子部
品8を保持した状態にて再び部品移動装置104を動作
させて、電子部品8を部品認識装置107上に移動し、
ノズル1062における電子部品8の保持状態を部品認
識装置107にて撮像する。上記保持状態の撮像情報
は、制御装置109へ供給され、制御装置109では、
図6に2点鎖線にて示すようにノズル1062に対する
電子部品8の規定保持位置に対する、実線にて示す現保
持位置の保持ずれ量が求められる。該保持ずれ量とし
て、図6に示す、X方向のずれ量であるΔX1、Y方向
のずれ量であるΔY1、ノズル1062の周方向へのず
れ量であるΔθ1が相当する。そして制御装置109
は、上記保持ずれ量を補正すべく、再び部品移動装置1
04の動作制御をし、電子部品8を回路基板1上の所定
の装着位置へ移動してノズル移動装置1061を動作し
て電子部品8を回路基板1上へ装着する。このようにし
て順次電子部品8が回路基板1上へ装着され、必要数の
電子部品8が装着された後、基板搬送装置102にて当
該回路基板1を次工程へ搬送する。
【0021】次に、当該部品装着装置100にて特徴的
な動作である、構成部分の動作速度を装着状況に応じて
自動的に変化させる動作について、図1〜図3を参照し
て以下に説明する。当該部品装着装置100において、
電子部品8の種類毎においてそれぞれ最初の装着動作で
は、図1のステップ(図内では「S」にて示す)1に
て、電子部品8を保持した後に動作する各構成部分、例
えば、部品移動装置104、部品保持装置106のノズ
ル移動装置1061等(以下、「部品保持後動作部」と
記す場合もある)の動作速度が電子部品8の種類に応じ
て選択される。即ち、電子部品8の種類が異なるとその
重量等が変化することから通常、上記保持後動作部の動
作速度は、電子部品8の種類に応じて変化する。尚、電
子部品8の種類に応じてノズル1062を変化させた場
合には上記動作速度を変化させなくてもよい場合も生じ
ることから、本実施形態では、ノズル1062は同一で
あることを前提にする。又、制御装置109の主処理装
置1093は、上記NC情報等に従い装着動作を実行す
ることから、装着する電子部品8の種類及び、各種類毎
の電子部品8における装着動作開始からの装着回数を把
握している。よって、当該回路基板1に対する装着動作
において、例えばA種の電子部品8については最初の装
着動作であると判断されたときには、主処理装置109
3は、各種電子部品8毎の動作速度パターンを格納して
いるデータ記憶装置1091から上記A種電子部品8に
対応する動作速度パターンを抽出する。
【0022】尚、電子部品8の上記「種類」は、部品の
形状に基づいて区別し、形状が同一若しくは略同一であ
る電子部品同士は、同一種類の電子部品と判断する。
又、上記動作速度パターンは、上述のように同一種類の
電子部品を装着するときには同じ動作速度パターンを使
用する。上記動作速度パターンは、基本的に最高速度と
加速度との組合せで規定し、例えば図8に示すようなパ
ターン例を採ることができる。図8のパターン1では、
最高動作速度151が遅く、該最高動作速度151に達
するまでの加速度152も小さいので、IC系の電子部
品の装着に適している。一方、パターン2では、最高動
作速度153が速く、該最高動作速度153に達するま
での加速度154も大きいので、チップ系の電子部品を
装着するのに適している。
【0023】次のステップ2では、例えば上記A種電子
部品8を回路基板1へ装着するときには、抽出した上記
A種電子部品8の動作速度パターンが示す初期速度に
て、電子部品8を保持した後に動作する各構成部分、例
えば、部品移動装置104、部品保持装置106のノズ
ル移動装置1061等を動作させ、上記A種電子部品8
を回路基板1上の所定の装着位置へ装着する。
【0024】次のステップ3では、次に装着動作が行な
われる部品が、当該回路基板1への部品装着動作におい
て初めて装着される部品か否かが判断される。尚、次の
装着部品が初めての装着部品か否かは、部品の種類が同
一若しくは略同一かによって判断される。つまり、上述
のように制御装置109は、上記NC情報等に基づき、
装着する電子部品8の種類を把握していることから当該
ステップ3の判断が可能である。そして次の装着動作に
係る電子部品8が既に装着した部品であるときには次の
ステップ4へ進み、初めての部品であるときには上記ス
テップ1へ移行する。
【0025】ステップ4では、既に装着された電子部品
8と同種の電子部品8が装着されるとき、上記動作速度
パターンにおける速度を増加率に従い徐々に増加して行
くか否かが判断される。これは、実生産を始める前に装
着状況を確認する場合や、又、動作速度を変化させる必
要がない場合や、装着動作を中止したい場合を想定し
て、例えば上記操作盤110を用いて、動作速度を変化
させるか否かを選択させるフラグを上記動作速度パター
ンに付加することができる。よって、ステップ4にて、
動作速度変化の要否を判断する。尚、該ステップ4に
て、動作速度変化要と判断したときには、ステップ6へ
進み、動作速度変化不要と判断したときにはステップ5
へ移行し、同種の電子部品8を複数回装着するときで
も、選択された動作速度パターンの速度が維持される。
【0026】ステップ6では、制御装置109は、上述
の動作速度パターンにおける速度に、所定の速度増加率
を加えて演算速度を求める。上述したように、動作速度
パターンは、最高速度と加速度とにより構成しているの
で、該最高速度及び加速度の両方についてそれぞれ増加
率を設定しておくのが好ましい。基本的に、上記最高速
度の大小は、装着時の部品ずれ量等に余り影響を与えな
い。一方、停止時から最高速度まで、又はその逆におけ
る加、減速時における加速度の大小により、電子部品8
には慣性力が作用するので、吸着されている部品にずれ
が生じる場合がある。この点も考慮して上記増加率は決
定される。又、上記増加率は、増加倍率を指定する方
法、又は上記最高速度及び上記加速度の値に任意の増加
分を加算する方法で決定される。
【0027】又、上記速度増加率は、生産する回路基板
1の状況によって変化させることができるように、電子
部品8の種類に対応して設定されており、各増加率は、
データ記憶装置1091に格納されている。尚、上記回
路基板1の状況とは、回路基板1に装着される部品の形
状や、装着される部品の間隔を意味する。つまり、例え
ば、部品形状の大小や、基板に装着される電子部品間の
隣接距離の広狭に応じて上記速度増加率を変化させるの
が好ましい。又、上記部品保持後動作部を動作させる動
作速度は、部品保持後動作部における駆動源にACサー
ボモータを利用している場合、上述したように、基本的
に最高速度と加速度とにより決定されるので、上記増加
率の指定も上記最高速度と上記加速度との両方に対して
行うことで、上記部品保持後動作部の動作速度を様々な
パターンで変化させることが可能となる。尚、部品保持
後動作部における上記駆動源がACサーボモータ以外の
場合であっても、上述の場合と同様に、各駆動源におけ
る速度決定要素毎に上記増加率を指定することで、上記
保持後動作部の移動速度を変化させることができる。例
えば、上記駆動源としてパルスモータを使用したときに
は、上述の最高速度及び加速度の他に、さらに起動速度
も速度決定要素に加えて速度パターンを構成することが
できる。
【0028】制御装置109は、電子部品8の種類に対
応した速度増加率をデータ記憶装置1091から選択
し、上記演算速度を求める。又、求めた演算速度は、デ
ータ記憶装置1091に記憶しておく。上記速度増加率
として、具体的には現状の速度の例えば数パーセントと
することができる。尚、本実施形態では、上述のように
電子部品8の種類に対応して速度増加率を設定し格納し
ているが、全ての部品に対して一律の増加率を設定する
こともできる。又、設定した速度増加率を、上記操作盤
110や、外部のパーソナルコンピュータ112から任
意の値に変更可能なように構成してもよい。しかしなが
ら上記増加率を無制限に増加させると、電子部品8の装
着品質に悪影響を生じさせることから、一定値以上の設
定は不可能とする。又、さらに作業者による、動作速度
等の情報設定作業の負担軽減のため、装着品質に影響を
与えない程度の速度増加となるように上限値を設けてお
くのが好ましい。尚、該上限値の設定方法については以
下に説明する。
【0029】次のステップ7では、制御装置109は、
ステップ6にて求めた上記演算速度にて、上記部品保持
後動作部を動作させ、当該電子部品8を回路基板1へ装
着する。次のステップ8では、制御装置109は、ステ
ップ7における動作速度である上記演算速度が上限の速
度であるか否かを判断する。該上限速度は、各電子部品
8の種類毎に予め設定しデータ記憶装置1091に格納
しておいても良いし、図2に示す動作にて上限速度を検
出することもできる。即ち、上述したように部品保持装
置106のノズル1062にて保持された電子部品8
は、上記部品認識装置107にてその保持姿勢が認識さ
れ、制御装置109にて上記保持ずれ量(ΔX1、ΔY
1、Δθ1)が求められる。ノズル1062による部品
吸着力はほぼ一定であることから、例えば部品保持装置
106が動作するときの上記演算速度が増したときに
は、ノズル1062にて吸着保持されている電子部品8
に作用する力が大きくなり、上記保持ずれ量は大きくな
ると考えられる。そこで、第1設定値に相当する、許容
可能な最大保持ずれ量を予め設定しておき、図2のステ
ップ20、21にて、上記部品認識装置107による認
識動作により求まる上記保持ずれ量と上記最大保持ずれ
量とを比較し、上記保持ずれ量が上記最大保持ずれ量を
超えたとき、その直前の、上記部品保持後動作部の動作
速度を上限速度に設定することもできる。
【0030】又、図4に示すように、当該部品装着装置
100の次工程側に設けられ、制御装置109に接続さ
れている認識装置200にて、当該部品装着装置100
から搬出された回路基板1に対して回路基板1上に装着
されている電子部品8の装着ずれ量を検出することで、
上述の保持ずれ量の場合と同様に、装着ずれ量が、第2
設定値に相当する最大装着ずれ量を超えたとき、その直
前の、上記部品保持後動作部の動作速度を上限速度に設
定することもできる。尚、上記装着ずれ量は、図7に、
2点鎖線にて示す回路基板1上の正規の装着位置に対す
る、実線にて示す実際の装着位置とのずれを示す量であ
り、具体的には、X方向のずれ量であるΔX2、Y方向
のずれ量であるΔY2、回転方向へのずれ量であるΔθ
2が相当する。
【0031】又、上記装着ずれ量をフィードバックする
方法として、当該部品装着装置100の制御装置109
に装着ずれ量データを取り込む際に、最終的に電子部品
を生産するための生産ラインを管理する外部パーソナル
コンピュータ等を用いた管理システムを中継することも
可能である。上記上限速度の設定方法として、上記保持
ずれ量及び上記装着ずれ量に基づく二つの方法を説明し
たが、これらに限定されるものではない。例えば、上記
データ記憶装置1091に上限速度の判定方法を選択可
能とするフラグを設け、操作盤110等にて上記フラグ
を指定可能とすることで、上記保持ずれ量及び上記装着
ずれ量のいずれか一方、若しくは両方を用いた判定方法
を用いるように構成してもよい。
【0032】上述のステップ8にて、上記演算速度が未
だ上記上限速度を超えていないときには、上記ステップ
3へ戻り、次の電子部品8の装着動作に移行する。次の
電子部品8が先に装着した電子部品8と同種であったと
き、例えば先の電子部品8がA種であり今度の電子部品
8もA種であるときには、ステップ6にて、上記演算速
度に対して上記速度増加率が加えられ、演算速度の更新
がなされる。このように更新された演算速度は、データ
記憶装置1091に記憶される。このように同種の電子
部品8について装着動作が繰り返し行なわれるときに
は、上記速度増加率分ずつ、上記部品保持後動作部の動
作速度が上記上限速度まで徐々に自動的に増加して行く
ことになる。
【0033】したがって、本実施形態の部品装着装置1
00における部品装着方法によれば、電子部品8を部品
供給装置103から取り出し、回路基板1上の所定の装
着位置に装着するまでに動作させる各構成部分の移動速
度を最大限まで高速化することが可能となる。又、上述
のように上限速度を設けることで、生産される回路基板
1における電子部品8の装着精度に悪影響を与えること
なく、装着動作の高速化を図ることができる。
【0034】一方、上記演算速度が上記上限速度に達し
たときには、以後、該上限速度に達した種類の電子部品
8の装着動作については該上限速度で上記保持後動作部
を動作させる(ステップ9)。又、ステップ10では、
上限速度に達した電子部品8について、その種類とその
上限速度とを上記データ記憶装置1091に記憶してお
く。このように上限速度を記憶しておくことで、図3の
ステップ22、23に示すように、過去に生産したこと
がある回路基板と同種又は同一の回路基板1に対して部
品装着を行なう場合、上記過去の回路基板1に装着した
電子部品8と同種の電子部品8を装着するときには、上
記データ記憶装置1091より上記上限速度を読み出し
て、上記初期速度から動作することなく、直ちに上限速
度にて上記部品保持後動作部を動作させることができ
る。したがって、徐々に動作速度を向上させるのに要す
る時間を削減でき、より生産性を向上させることができ
る。尚、ステップ22にて、過去には生産したことのな
い新規な回路基板であると判断したときには、上記ステ
ップ1へ移行する。
【0035】一方、上記同種又は同一の回路基板1に部
品装着を行なう場合でも、生産する回路基板1によって
は、上記部品保持後動作部を上記上限速度にて動作させ
たとしても同様の品質が得られるとは必ずしも保証でき
ない場合もある。よって、上記ステップ22とステップ
23との間に、上記上限速度にて動作させるか否かを指
定可能なステップを設け、データ記憶装置1091内の
データにフラグを設け制御装置109にて上記上限速度
での動作の有無を切り替えるように構成することもでき
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着装置、第2態様の部品装着方法、及び第3態様
の部品装着用プログラムによれば、部品保持後動作部の
動作速度を増加率に従い増加させる制御装置を備え、上
記増加率に従い上記動作速度を増加させるようにしたこ
とから、様々な形状の部品の装着において、装着動作に
おける上記部品保持後動作部の動作速度を状況に合わせ
て自動的に上限値まで増加することが可能となり、最適
な高速動作を行うことが可能になる。よって、回路形成
体の生産性を向上させることができる。又、上述のよう
に動作速度は、自動的に増加することから、当該部品装
着装置を使用して生産する際に必要な、回路形成体及び
装着する部品の情報作成作業を簡易化することができ
る。したがって部品装着装置における生産性も向上させ
ることができる。
【0037】さらに部品認識装置を備え、該部品認識装
置から得られる部品の保持ずれ量に基づいて上記動作速
度の増加を行なうように構成することもでき、又、上記
回路形成体に装着された部品の装着ずれ量に基づいて上
記動作速度の増加を行なうように構成することもでき
る。このようにずれ量を参照することで、上記動作速度
の上限値を自動的に設定することができることから、作
製される回路形成体の品質を劣化させることなく回路形
成体の生産性を向上させることができる。
【0038】又、複数の動作速度パターン、及び複数の
増加率を有することもでき、該構成によれば、回路形成
体に装着される部品の種類に応じて上記動作速度及び増
加率、さらに上記動作速度の上限値を変化させることが
できる。
【0039】又、上記動作速度の上限値を格納するよう
に構成することで、回路形成体の作製において、既に装
着済の部品と同一又は同種の部品が装着されるときに
は、記憶している上記上限値を使用することができ、生
産開始時から上記保持後動作部の動作速度を最大限まで
高速化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である部品装着方法におけ
る動作を示すフローチャートである。
【図2】 図1に示す方法の変形例における動作を示す
フローチャートである。
【図3】 図1に示す方法のさらに他の変形例における
動作を示すフローチャートである。
【図4】 図1に示す部品装着方法を実行する、本発明
の実施形態である部品装着装置の斜視図である。
【図5】 図4に示す制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】 図2に示す動作の内、保持ずれ量を説明する
ための図である。
【図7】 図2に示す動作の内、装着ずれ量を説明する
ための図である。
【図8】 図1に示す方法にて使用される動作速度パタ
ーンの一例を示す図である。
【図9】 作製する回路基板の一例の平面図である。
【図10】 従来の部品装着装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…回路基板、8…電子部品、100…部品装着装置、
104…部品移動装置、106…部品保持装置、107
…部品認識装置、109…制御装置、1091…データ
記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 啓史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA04 AA11 CC04 DD05 EE02 EE03 EE05 EE24 EE35 EE50 FF24 FF26 FF28 FF33 FF40 FG01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品(8)を保持し保持した部品を回路
    形成体(1)へ装着する部品保持後動作部(104、1
    06)と、 上記部品保持後動作部による上記部品の保持及び装着動
    作を制御する制御装置であって、上記部品保持後動作部
    の動作速度パターンを格納するとともに、上記動作速度
    パターンにおける速度の増加率を格納する格納装置(1
    091)を有し、上記部品保持後動作部の上記動作速度
    パターンの変更指示があるとき、上記部品保持後動作部
    による上記回路形成体への上記部品装着後、上記増加率
    に基づいて上記動作速度パターンの速度を増加させる制
    御装置(109)と、を備えたことを特徴とする部品装
    着装置。
  2. 【請求項2】 上記部品保持後動作部にて保持されてい
    る上記部品の保持状態を撮像する部品認識装置(10
    7)をさらに備え、上記制御装置は、さらに、上記部品
    認識装置が送出する上記保持状態の撮像情報に基づい
    て、上記部品の規定保持位置からの保持ずれ量を求め、
    該保持ずれ量が第1設定値を超えるまで上記動作速度パ
    ターンの速度増加を行なう、請求項1記載の部品装着装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置は、さらに、上記回路形成
    体に装着された上記部品について規定装着位置からの装
    着ずれ量に基づいて、該装着ずれ量が第2設定値を超え
    るまで上記動作速度パターンの速度増加を行なう、請求
    項1記載の部品装着装置。
  4. 【請求項4】 上記格納装置は、複数の上記動作速度パ
    ターンを格納するとともに、それぞれの動作速度パター
    ンに対応して上記増加率を格納する、請求項1から3の
    いずれかに記載の部品装着装置。
  5. 【請求項5】 上記制御装置は、上記増加率を変化させ
    る、請求項4記載の部品装着装置。
  6. 【請求項6】 上記格納装置は、さらに、各部品毎に上
    記動作速度の上限値を格納し、装着済の部品と同一種類
    の部品を装着するときには、上記制御装置は、上記動作
    速度パターンの速度を上記上限値とする、請求項1記載
    の部品装着装置。
  7. 【請求項7】 部品保持後動作部(104、106)を
    用いて部品(8)を保持した後、該部品を回路形成体
    (1)へ装着する部品装着方法であって、 上記部品保持後動作部の動作速度の変更指示があると
    き、上記部品保持後動作部による上記回路形成体への上
    記部品装着後、上記部品保持後動作部の動作速度パター
    ンの速度を増加率に基づいて増加させることを特徴とす
    る部品装着方法。
  8. 【請求項8】 上記部品保持後動作部による上記部品保
    持後、上記回路形成体への部品装着前に、上記部品保持
    後動作部にて保持されている上記部品の保持状態を撮像
    し、該保持状態の撮像情報に基づいて、上記部品の規定
    保持位置からの保持ずれ量を求め、該保持ずれ量が第1
    設定値を超えるまで上記動作速度パターンの速度増加を
    行なう、請求項7記載の部品装着方法。
  9. 【請求項9】 上記回路形成体に装着された上記部品に
    ついて規定装着位置からの装着ずれ量に基づいて、該装
    着ずれ量が第2設定値を超えるまで上記動作速度パター
    ンの速度増加を行なう、請求項7記載の部品装着方法。
  10. 【請求項10】 上記動作速度の上限値を各部品毎に有
    し、装着済の部品と同一種類の部品が装着されるときに
    は、上記動作速度パターンの速度を上記上限値とする、
    請求項7記載の部品装着装置。
  11. 【請求項11】 部品(8)を保持し保持した部品を回
    路形成体(1)へ装着する部品保持後動作部(104、
    106)にて部品(8)を保持させる処理と、 該保持動作後、上記部品を上記回路形成体へ装着させる
    処理と、 上記部品保持後動作部の動作速度の変更指示があると
    き、上記部品保持後動作部による上記回路形成体への上
    記部品装着後、上記部品保持後動作部の動作速度パター
    ンの速度を増加率に基づいて増加させる処理と、をコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 上記部品保持後動作部による上記部品
    保持後、上記回路形成体への部品装着前に、上記部品保
    持後動作部にて保持されている上記部品の保持状態を撮
    像する処理と、 上記保持状態の撮像情報に基づいて、上記部品の規定保
    持位置からの保持ずれ量を求める処理と、 上記保持ずれ量が第1設定値を超えるまで上記動作速度
    パターンの速度増加を行なう処理と、をさらに備えた、
    請求項11記載の、コンピュータに実行させるための部
    品装着用プログラム。
  13. 【請求項13】 上記回路形成体に装着された上記部品
    について規定装着位置からの装着ずれ量を求める処理
    と、 上記装着ずれ量に基づいて、該装着ずれ量が第2設定値
    を超えるまで上記動作速度パターンの速度増加を行なう
    処理と、をさらに備えた、請求項11記載の、コンピュ
    ータに実行させるための部品装着用プログラム。
  14. 【請求項14】 装着済の部品と同一種類の部品が装着
    されるときには、上記動作速度の上限値にて動作させる
    処理をさらに備えた、請求項11記載の、コンピュータ
    に実行させるための部品装着用プログラム。
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