JP2000165096A - 部品装着装置及び方法 - Google Patents

部品装着装置及び方法

Info

Publication number
JP2000165096A
JP2000165096A JP10333888A JP33388898A JP2000165096A JP 2000165096 A JP2000165096 A JP 2000165096A JP 10333888 A JP10333888 A JP 10333888A JP 33388898 A JP33388898 A JP 33388898A JP 2000165096 A JP2000165096 A JP 2000165096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
component mounting
head
mounting
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10333888A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Okuda
修 奥田
Akira Kabeshita
朗 壁下
Naoyuki Kitamura
尚之 北村
義▲廣▼ ▲吉▼田
Yoshihiro Yoshida
Kazuo Mori
一夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10333888A priority Critical patent/JP2000165096A/ja
Publication of JP2000165096A publication Critical patent/JP2000165096A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の吸着・認識・装着を交互に実施し
設備稼働率を向上させる。 【解決手段】 2本のリニアモータ軸151,152を
備え、各リニアモータ軸には一対ずつ部品装着ヘッド1
61,162、部品装着ヘッド163,164を備え、
これら4つの部品装着ヘッドにて、部品供給部135〜
138からの電子部品の吸着動作、吸着している電子部
品の認識動作、及び回路基板への装着動作を一部重複し
ながら行う。よって、作業の無駄時間の発生がなく、設
備稼働率を著しく向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を電子回
路基板上に装着する部品装着装置、及び該部品装着装置
にて実行される部品装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体回路基板の製造において
は、電子回路基板への電子部品の装着時間の短縮を図る
ことによる実装コストの削減が強く望まれている。以
下、図6を参照しながら、従来の電子部品装着装置の一
例について説明する。図6において、33は電子回路基
板31を当該電子部品装着装置30へ搬入しかつ次工程
の装置へ搬出する搬送部であり、38は互いに直交する
X,Y方向に移動可能なXYロボットである。該XYロ
ボット38は、供給部34より電子部品35を吸着して
電子回路基板31へ装着するノズル36と、電子回路基
板31における電子部品35の装着位置32を計測する
基板認識カメラ37とを有し、これらのノズル36及び
基板認識カメラ37を任意の位置に位置決めする。39
はノズル36による電子部品35の吸着姿勢を撮像し計
測する部品認識カメラである。
【0003】次に上記部品装着装置30の動作について
説明する。電子回路基板31は搬送部33により、部品
装着用位置に搬入される。XYロボット38は、基板認
識カメラ37を電子回路基板31上に移動し電子部品3
5を装着すべき装着位置32を調べる。次に、XYロボ
ット38は、吸着ノズル36を部品供給部34上に移動
し吸着ノズル36を下降させて部品供給部34から電子
部品35を吸着する。吸着保持後、XYロボット38の
移動により、吸着ノズル36にて保持されている電子部
品35を部品認識カメラ39上に配置し、部品認識カメ
ラ39にて吸着姿勢を撮像する。次に、該撮像情報をも
とに吸着している電子部品35の位置補正をするととも
に、XYロボット38は、吸着保持している電子部品3
5が上記装着位置32上に位置するように移動し、電子
部品35を電子回路基板31上の装着位置32に装着す
る。以後、装着すべき部品について、電子部品装着装置
30は吸着、認識、装着の動作を繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子部
品装着装置30においては、以下のような課題がある。
即ち、上述のように電子部品35の吸着、認識、装着の
各動作が繰り返されるが、各々の動作はシーケンシャル
に行われるだけで各動作をオーバーラップして実行する
ことはできない。よって、個々の動作についてタクトア
ップを図ったとしても設備全体として大幅なタクトアッ
プには繁がらず、設備全体としての作業効率アップと装
着コストダウンには至らない。本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、電子部品装着装置
の稼働効率を向上させ、かつ電子回路基板の実装コスト
を削減する、部品装着装置、及び該部品装着装置にて実
行される部品装着方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様である
部品装着装置は、回路基板を載置して一方向に沿って移
動し該一方向における任意の位置に上記回路基板を配置
する基板載置テーブルと、上記一方向に直交する他方向
において、上記基板載置テーブルの移動範囲を挟んだ両
側にそれぞれ配置され上記回路基板上に装着する電子部
品を供給する部品供給装置と、上記基板載置テーブルの
上記移動範囲を跨いで上記他方向に沿って延在し上記一
方向へ互いに平行に配列される複数のヘッド移動装置
と、一方の上記ヘッド移動装置には一対取り付けられ、
他方の上記ヘッド移動装置には一つ取り付けられる部品
装着ヘッドであって、上記一対を構成するそれぞれの部
品装着ヘッド及び上記一つの部品装着ヘッドがそれぞれ
独立して上記ヘッド移動装置によって上記他方向に駆動
され、かつそれぞれ独立して上記部品供給装置から上記
電子部品を保持して保持した電子部品を上記回路基板上
へ装着する部品装着ヘッドと、少なくとも上記部品装着
ヘッドの動作制御を行い、それぞれの上記ヘッド移動装
置間において上記部品装着ヘッドによる上記電子部品の
上記回路基板への装着動作の重複を避けた動作制御を行
う制御装置と、を備えたことを特徴とする。
【0006】上記第1態様の部品装着装置において、上
記他方の上記ヘッド移動装置にもさらに上記部品装着ヘ
ッドを一つ設けることで全ての上記ヘッド移動装置に一
対ずつ上記部品装着ヘッドを取り付け、上記制御装置の
制御により、上記一対を構成するそれぞれの部品装着ヘ
ッドは、独立して上記ヘッド移動装置によって上記他方
向に駆動され、かつそれぞれ独立して上記部品供給装置
から上記電子部品を保持して保持した電子部品を上記回
路基板上へ装着し、かつ上記制御装置は、それぞれの上
記ヘッド移動装置間では上記部品装着ヘッドによる上記
電子部品の保持動作及び上記回路基板への装着動作の重
複を避けながら、各ヘッド移動装置に取り付けられた一
対の上記部品装着ヘッドではそのいずれか一方に上記保
持動作を残りの他方に装着動作を互いに重複して実行さ
せるように構成することもできる。
【0007】又、本発明の第2態様である部品装着方法
は、回路基板を載置して一方向に沿って移動し該一方向
における任意の位置に上記回路基板を配置する基板載置
テーブルと、上記一方向に直交する他方向において、上
記基板載置テーブルの移動範囲を挟んだ両側にそれぞれ
配置され上記回路基板上に装着する電子部品を供給する
部品供給装置と、上記基板載置テーブルの上記移動範囲
を跨いで上記他方向に沿って延在し上記一方向へ互いに
平行に配列される複数のヘッド移動装置と、一方の上記
ヘッド移動装置には一対取り付けられ、他方の上記ヘッ
ド移動装置には一つ取り付けられる部品装着ヘッドであ
って、上記一対を構成するそれぞれの部品装着ヘッド及
び上記一つの部品装着ヘッドがそれぞれ独立して上記ヘ
ッド移動装置によって上記他方向に駆動され、かつそれ
ぞれ独立して上記部品供給装置から上記電子部品を保持
して保持した電子部品を上記回路基板上へ装着する部品
装着ヘッドと、を備えた部品装着装置において実行され
る部品装着方法において、それぞれの上記ヘッド移動装
置間において上記部品装着ヘッドによる上記電子部品の
上記回路基板への装着動作の重複を避けながら動作制御
を行うことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態である部品装着
装置、及び該部品装着装置にて実行される部品装着方法
について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図
において、同じ構成部分については同じ符号を付してい
る。図1には、上記実施形態の部品装着装置101の全
体が斜視図の形態にて示され、図2には部品装着装置1
01の主要部分の配置状態を平面図の形態にて示してい
る。これらの図に示すように、部品装着装置101は、
大別して、搬送装置110と、基板載置テーブル120
と、部品供給装置130と、ヘッド移動装置150と、
部品装着ヘッド161〜164と、撮像装置170と、
制御装置190とを備える。
【0009】上記搬送装置110は、本実施形態では図
示のようにX方向に沿って直線状に延在して、当該部品
装着装置101への回路基板102の搬入、及び当該部
品装着装置101から次工程の装置へ回路基板102を
搬出する、公知の装置であり、搬入動作を行う搬入部1
11と、搬出動作を行う搬出部112とを有する。図4
に示すように、搬送装置110は制御装置190にて動
作制御がなされる。上記基板載置テーブル120は、上
記X方向に直交するY方向に沿って延在する駆動軸12
1を備え、上記搬送装置110との間で回路基板102
の受け渡しを行うことができ、回路基板102を載置し
かつ駆動軸121にて上記Y方向における任意の位置に
回路基板102を位置決めする、公知の装置である。
又、図4に示すように、基板載置テーブル120の上記
Y方向における配置位置は制御装置190にて制御され
る。
【0010】上記部品供給装置130は、基板載置テー
ブル120の上記Y方向に沿った移動範囲を挟んだ、上
記X方向における両側にそれぞれ配置され、上記回路基
板102上へ装着される電子部品103を供給する、公
知の装置であり、当該部品装着装置101では3台のリ
ール式供給装置131〜133と、1台のトレイ式供給
装置134とを備える。尚、当該部品装着装置101で
は、図示のように基板載置テーブル120の移動範囲を
挟んで左側にリール式供給装置131及びトレイ式供給
装置134を設け、右側にリール式供給装置132、1
33を設けている。リール式供給装置131〜133の
それぞれに備わる各部品供給部135〜137は、テー
プの延在方向に沿って電子部品103を収納したテープ
を巻回したリールをX方向に並列した構造であり、それ
ぞれに備わる部品供給部移動装置139にてそれぞれ上
記Y方向に移動される。トレイ式供給装置134は、部
品供給部138として、格子状に分割された各区画にそ
れぞれ電子部品103を収納したトレイを、不図示のト
レイリフタに複数枚ストックしており、該トレイリフタ
により所望の電子部品103を収納しているトレイを選
択する。選択された部品供給部138としてのトレイ
は、トレイ式供給装置134に備わる部品供給部移動装
置140にてY方向に移動される。尚、部品供給装置1
30の種類、及び設置台数は本実施形態の上述の場合に
限定されるものではない。又、リール式供給装置131
〜133、及びトレイ式供給装置134は、制御装置1
90にて動作制御される。
【0011】上記ヘッド移動装置150は、本実施形態
では2本のリニアモーター軸151、152を備える。
該リニアモーター軸151、152は、基板載置テーブ
ル120の上記Y方向に沿った移動範囲を跨ぎ、さらに
上記部品供給部135〜137、及び上記部品供給部1
38の配置範囲の上方を上記X方向に沿って延在し、上
記Y方向へ互いに平行に配置される。尚、当該リニアモ
ーター軸151、152は、X,Yのいずれの方向にも
移動しない。
【0012】リニアモーター軸151には、一対の部品
装着ヘッド161、162が取り付けられており、リニ
アモーター軸151は、部品装着ヘッド161、162
をそれぞれ別個に当該リニアモーター軸151に沿って
移動させることができる。これと同様に、リニアモータ
ー軸152には、一対の部品装着ヘッド163、164
が取り付けられており、リニアモーター軸152は、部
品装着ヘッド163、164をそれぞれ別個に当該リニ
アモーター軸152に沿って移動させることができる。
このような部品装着ヘッド161〜164の動作制御
は、リニアモーター軸151、152に接続された制御
装置190にて実行される。尚、このように本実施形態
では、ヘッド移動装置150はリニアモータを使用して
部品装着ヘッド161〜164の移動を行うが、これに
限定されるものではない。例えば、ボールネジを使用し
た、公知の駆動機構を採用することも勿論可能である。
【0013】上述のようにリニアモータ軸151には、
部品装着ヘッド161、162が取り付けられ、リニア
モータ軸152には、部品装着ヘッド163、164が
取り付けられることから、本実施形態では、部品供給部
135、138については、部品装着ヘッド161及び
部品装着ヘッド163の両者にて電子部品103の保持
が可能なように、又、部品供給部136、137につい
ては、部品装着ヘッド162及び部品装着ヘッド164
の両者にて電子部品103の保持が可能なように、部品
供給部135、138、及び部品供給部136、137
は、それぞれ、部品供給部移動装置139、140、1
39、139にて、Y方向に沿って移動する。その移動
量は、制御装置190にて制御される。
【0014】部品装着ヘッド161〜164のそれぞれ
は、部品供給部135〜137、及び上記部品供給部1
38から電子部品103を保持し、かつ保持した電子部
品103を回路基板102上へ装着する、公知の構成に
てなる装置であり、本実施形態では4つの動作部165
を備えている。又、部品装着ヘッド161及び部品装着
ヘッド164は、それぞれ基板認識カメラ166を備え
る。上記動作部165のそれぞれは、吸着動作にて上記
電子部品103の保持を行うためのノズルと、上記X,
Yの両方向に直交するZ方向に上記ノズルを移動させる
ノズル昇降装置と、さらに、上記ノズルに保持されてい
る電子部品103の保持姿勢と、回路基板102上にお
ける装着位置とのズレを補正するために上記ノズルをそ
の軸回り方向に回転させるノズル回転装置とを備えてい
る。上記基板認識カメラ166は、回路基板102上に
形成されているランド104の内、電子部品103を装
着すべきランド104を撮像し、該撮像によって得られ
る基板認識情報を制御装置190へ送出する。部品装着
ヘッド161〜164の各動作は、制御装置190にて
制御される。又、上記吸着動作を行うための吸引装置
が、本実施形態では部品装着ヘッド161〜164とは
別個に設けられている。
【0015】尚、このように本実施形態では、電子部品
103の保持は吸着動作にて行うが、これに限定される
ものではなく、例えば機械的な保持動作によることもで
きる。又、上述のように本実施形態では一つの部品装着
ヘッド当たり4つの上記動作部165を備えているが、
これに限定されるものではなく、最低一つ以上の動作部
165を備えることができる。
【0016】上記撮像装置170は、本実施形態では4
つの部品認織カメラ171〜174を備える。図2に示
すように、部品認織カメラ171、172は、基板載置
テーブル120の移動範囲とリール式供給装置131と
の間に配置され、部品認織カメラ171は、部品装着ヘ
ッド161における各動作部165の各ノズルが真上を
通過する位置に、部品認織カメラ172は、部品装着ヘ
ッド163における各動作部165の各ノズルが真上を
通過する位置にそれぞれ設置される。部品認織カメラ1
73、174は、基板載置テーブル120の移動範囲と
リール式供給装置132との間に配置され、部品認織カ
メラ173は、部品装着ヘッド162における各動作部
165の各ノズルが真上を通過する位置に、部品認織カ
メラ174は、部品装着ヘッド164における各動作部
165の各ノズルが真上を通過する位置にそれぞれ設置
される。これらの部品認織カメラ171〜174のそれ
ぞれは、上記ノズルに保持された電子部品103の保持
姿勢を撮像し、本実施形態では、その撮像情報を制御装
置190へ送出する。制御装置190は、上記撮像情報
に基づき、上記ノズルにおける電子部品103の保持位
置と回路基板102上における装着位置とのズレを演算
する。尚、このようなズレを演算する演算部分を制御装
置190から独立して、撮像装置170に含ませても良
い。
【0017】このように構成される本実施形態における
部品装着装置101の動作について以下に説明する。
尚、予め制御装置190には、各部品供給部135〜1
38が保有している電子部品103に関する情報、回路
基板102上への電子部品103の装着順情報、どの上
記部品供給部からいずれの電子部品103を保持するの
かを示す情報、回路基板102上への電子部品103の
装着位置と装着すべき電子部品103の種類との関係情
報、等を含む、いわゆる装着動作に関する装着情報や、
回路基板102の搬入、電子部品103の回路基板10
2への装着、回路基板102の搬出の一連の動作を制御
する動作制御情報が格納されており、制御装置190
は、該動作制御情報や上記装着情報に従い各構成部分の
動作制御を行う。
【0018】次に部品装着装置101の動作について、
図2及び図3を用いて説明する。まず搬送装置110の
搬入部111が回路基板102を前工程の装置から搬入
し、搬入された回路基板102は基板載置テーブル12
0にて支持される。次に、リニアモータ軸151及びリ
ニアモータ軸152を動作させて部品装着ヘッド161
及び部品装着ヘッド164をX方向に移動させるととも
に、基板載置テーブル120の駆動軸121を動作させ
て回路基板102をY方向に移動させ、部品装着ヘッド
161及び部品装着ヘッド164にそれぞれ備わる基板
認識カメラ166及び167を用いて、回路基板102
上にある電子部品103を装着すべきランド104等を
撮像する。該撮像動作により得られた基板認識情報は、
制御装置190へ送出される。
【0019】部品装着ヘッド161〜164は、以下に
詳細に説明するように、互いに干渉するのを避けなが
ら、又、互いに協調しながら、それぞれが独立して、部
品供給部135〜138からの電子部品103の保持動
作、保持されている電子部品103の部品認識カメラ1
71〜174による撮像動作、回路基板102への装着
動作を交互に繰り返す。必要箇所への電子部品103の
装着が終了した回路基板102は、搬出部112にて次
工程に送られる。
【0020】上記保持動作、上記撮像動作、及び上記装
着動作の一連の動作運用について、図3に示すタイムチ
ャート図を参照して説明する。尚、図3において、時間
は図の横軸に沿って左から右へ経過し、縦軸方向におい
ては同時刻を示している。又、上述のように各部品装着
ヘッド161〜164には、4つずつ動作部165が備
わるが、説明を簡略化するため、各部品装着ヘッドはそ
れぞれ一つの動作部のみにて電子部品103を吸着保持
するものとする。
【0021】まず、ステップ1において、部品供給部移
動装置139により部品供給部135における部品供給
位置は、リニアモータ軸151による部品装着ヘッド1
61の各ノズルの移動軌跡255の直下に位置決めされ
ている。よって、部品装着ヘッド161は、制御装置1
90の制御により、吸着を行うノズルが吸着すべき電子
部品103上に位置するようにX方向に移動され、該移
動後、該ノズルを吸着レベル251まで降下して部品供
給部135の上記部品供給位置にある所望の電子部品1
03を吸着し、吸着後該ノズルを待機レベル252まで
上昇させる。このとき、部品装着ヘッド161に備わる
不図示の吸着検出センサーを用いて正常な吸着が行われ
たか否かがチェックされる。尚、本明細書では、上述
の、「吸着を行うノズルのX方向への移動」から「吸着
検出センサーによる吸着状態のチェック」までを上記保
持動作の範囲とする。
【0022】次に、ステップ2では、上記正常吸着が確
認できたときには、部品装着ヘッド161は、制御装置
190の制御でリニアモータ軸151により部品認識カ
メラ171の上方に移動し、部品認識カメラ171は、
吸着された電子部品103の吸着姿勢を撮像し撮像情報
を制御装置190へ送出する。上述のように制御装置1
90は、上記撮像情報及びランド104等の上記基板認
識情報に基づき、回路基板102上のランド104へ、
吸着している電子部品103を正しく装着できるよう
に、補正データを算出する。尚、本明細書では、上述
の、「部品装着ヘッドの部品認識カメラの上方への移
動」から「部品認識カメラによる吸着姿勢の撮像」まで
を上記認識動作の範囲とする。このような認識動作と同
時に、部品供給部移動装置139により部品供給部13
5における上記部品供給位置は、リニアモータ軸152
による部品装着ヘッド163の各ノズルの移動軌跡25
6の直下に位置決めされる。該位置決め後、部品装着ヘ
ッド163は、制御装置190の制御により、吸着を行
うノズルが吸着すべき電子部品103上に位置するよう
にX方向に移動され、該移動後、該ノズルを吸着レベル
251まで降下して部品供給部135の上記部品供給位
置にある所望の電子部品103を吸着し、吸着後該ノズ
ルを待機レベル252まで上昇させる。又、このとき、
部品装着ヘッド163に備わる不図示の吸着検出センサ
ーを用いて正常な吸着が行われたか否かがチェックされ
る。
【0023】次に、ステップ3では、上記補正データ
と、基板認識カメラ166、167による上記基板認識
情報とに基づいて、駆動軸121が動作されて回路基板
102がY方向に移動するとともにリニアモータ軸15
1にて部品装着ヘッド161がX方向に移動して、部品
装着ヘッド161のノズルに吸着されている電子部品1
03が回路基板102上の装着すべき装着位置に装着さ
れる。尚、本明細書では、上述の、「回路基板102上
の装着すべき装着位置の上方への部品装着ヘッドの移
動」から「上記装着位置への電子部品103の装着終
了」までを上記装着動作の範囲とする。又、この間に、
部品装着ヘッド163のノズルにて吸着した電子部品1
03について、吸着が正常であることを確認後、リニア
モータ軸152により部品装着ヘッド163が部品認識
カメラ172の上方に移動され、部品認識カメラ172
は、部品装着ヘッド163のノズルにて吸着されている
電子部品103の吸着姿勢を撮像し、該撮像情報を制御
装置190に送出する。制御装置190は、上述の場合
と同様にして、上記補正データを算出する。
【0024】一方、ステップ3において、部品供給部1
36における上記部品供給位置は、リニアモータ軸15
1に備わる部品装着ヘッド161及び部品装着ヘッド1
62の各ノズルの移動軌跡256の直下に配置されてい
る。よって、ステップ3において、部品装着ヘッド16
2は、制御装置190の制御により、吸着を行うノズル
が吸着すべき電子部品103上に位置するようにX方向
に移動され、該移動後、該ノズルを吸着レベル251ま
で降下して部品供給部136の上記部品供給位置にある
電子部品103を吸着し、吸着後該ノズルを待機レベル
252まで上昇させる。又、上記吸着検出センサーにて
該吸着が正常か否かを確認する。このようにステップ3
では、リニアモータ軸151に取り付けられている部品
装着ヘッド161及び部品装着ヘッド162がそれぞれ
別個にX方向に移動し、それぞれX方向における所望の
位置に位置決めされ、部品装着ヘッド161は装着動作
を、部品装着ヘッド162は吸着動作をそれぞれ行う。
【0025】上記吸着検出センサーを用いた判定で正常
吸着が確認できると、ステップ4において、リニアモー
タ軸151の駆動により部品装着ヘッド162は、部品
認識カメラ173上に移動し、部品認識カメラ173は
部品装着ヘッド162のノズルに吸着保持されている電
子部品103の吸着姿勢を撮像し、上述の場合と同様に
制御装置190は上記補正データを算出する。該認識動
作と同時に、ステップ4では、部品供給部移動装置13
9の動作により、部品供給部136における部品供給位
置は、リニアモータ軸152に取り付けられている部品
装着ヘッド164の各ノズルの移動軌跡256の直下に
位置決めされている。そして、部品装着ヘッド164
は、制御装置190の制御により、吸着を行うノズルが
吸着すべき電子部品103上に位置するようにX方向に
移動され、該移動後、該ノズルを吸着レベル251まで
降下して部品供給部136の上記部品供給位置にある所
望の電子部品103を吸着し、吸着後該ノズルを待機レ
ベル252まで上昇させる。又、上記吸着検出センサー
にて該吸着が正常か否かを確認する。
【0026】さらに上記認識動作及び上記吸着動作に並
行して、ステップ4において、上記補正データと、基板
認識カメラ166、167による上記基板認識情報とに
基づいて、駆動軸121が動作されて回路基板102が
Y方向に移動するとともにリニアモータ軸152にて部
品装着ヘッド163がX方向に移動して、部品装着ヘッ
ド163のノズルに吸着されている電子部品103が回
路基板102上の装着位置に装着される。このようにス
テップ4では、リニアモータ軸152に取り付けられて
いる部品装着ヘッド163及び部品装着ヘッド164が
それぞれ別個にX方向に移動し、それぞれX方向におけ
る所望の位置に位置決めされ、部品装着ヘッド163は
装着動作を、部品装着ヘッド164は吸着動作をそれぞ
れ行う。
【0027】ステップ5では、動作としては上記ステッ
プ1に戻り再び部品装着ヘッド161による吸着動作等
が行われる。即ち、ステップ5では、部品供給部移動装
置139の動作により、部品供給部135における部品
供給位置は、リニアモータ軸151に取り付けられてい
る部品装着ヘッド161の各ノズルの移動軌跡255の
直下に位置決めされ、そして、部品装着ヘッド161は
そのノズルを吸着レベル251まで降下して部品供給部
135の上記部品供給位置にある電子部品103を吸着
し、吸着後該ノズルを待機レベル252まで上昇させ
る。又、上記吸着検出センサーにて該吸着が正常か否か
を確認する。又、該吸着動作と並行して、ステップ5で
は、部品装着ヘッド162のノズルに吸着されている電
子部品103に関する上記補正データと、基板認識カメ
ラ166、167による上記基板認識情報とに基づい
て、駆動軸121が動作されて回路基板102がY方向
に移動するとともにリニアモータ軸151にて部品装着
ヘッド162がX方向に移動して、部品装着ヘッド16
2のノズルに吸着されている電子部品103が回路基板
102上の装着位置に装着される。さらに上記吸着動作
及び上記装着動作に並行して、上記部品装着ヘッド16
4について、上記吸着検出センサーを用いた判定で正常
吸着が確認できると、リニアモータ軸152の駆動によ
り部品装着ヘッド164は、部品認識カメラ174上に
移動し、部品認識カメラ174は部品装着ヘッド164
のノズルに吸着保持されている電子部品103の吸着姿
勢を撮像し、上述の場合と同様に制御装置190は上記
補正データを算出する。
【0028】以上説明したように、部品装着ヘッド16
1、部品装着ヘッド163、部品装着ヘッド162、部
品装着ヘッド164、部品装着ヘッド161、…の順
に、吸着動作等が繰り返し実行される。本実施形態で
は、2本のリニアモータ軸151、152を備え、それ
ぞれに備わる一対の部品装着ヘッド161、162、部
品装着ヘッド163、164にて電子部品103の吸着
動作、吸着されている電子部品103の認識動作、及び
回路基板102への電子部品102の装着動作を重複し
て実行することができ、作業の無駄時間の発生がないこ
とから、従来に比べて、電子部品装着装置の稼働効率を
向上させ、よって電子回路基板の実装コストを削減する
ことができる。
【0029】又、部品供給部135〜138のそれぞれ
における部品供給位置は、リニアモータ軸151に取り
付けられている部品装着ヘッド161,163の各ノズ
ルの移動軌跡255の直下と、リニアモータ軸152に
取り付けられている部品装着ヘッド163、164の各
ノズルの移動軌跡256の直下との間で、Y方向に沿っ
て移動し、かつ位置決め可能である。よって、部品供給
装置における供給スペースを有効に使用できる。
【0030】上記保持動作、上記認識動作、及び上記装
着動作は、それぞれ上述したような時間的範囲を有する
が、これら各動作の重複とは、それぞれの動作の時間的
範囲の一部でも重複している場合を言う。
【0031】尚、本実施形態では、回路基板102への
電子部品103の装着を、部品装着ヘッド161、部品
装着ヘッド163、部品装着ヘッド162、部品装着ヘ
ッド164、部品装着ヘッド161、…の順に実行する
が、これは同じリニアモータ軸151に搭載された部品
装着ヘッド161及び部品装着ヘッド162の相互干
渉、並びにリニアモータ軸152に搭載された部品装着
ヘッド163及び部品装着ヘッド164の相互干渉を避
けるために有効な方法として一例を挙げたまでである。
従って、装着順序が優先される場合には、装着順は本実
施形態の順に限定されるものではなく、制御装置190
の制御により、相互の干渉を避けながら任意の順序に装
着することが可能である。
【0032】又、本実施形態では、リール式供給装置1
31〜133、トレイ式供給装置134を備えるが、電
子部品供給装置の種類としてはこれらに限定されるもの
ではない。又、本実施形態では、部品装着ヘッド16
1,163は、部品供給部135から電子部品103の
吸着を行い、部品装着ヘッド162,164は、部品供
給部136から電子部品103の吸着を行う場合を例に
採っているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、部品装着ヘッド161,163は部品供給部138
から電子部品103の吸着を行い、部品装着ヘッド16
2,164は、部品供給部137から電子部品103の
吸着を行ってもよい。
【0033】さらには、本実施形態では、例えば部品装
着ヘッド161及び部品装着ヘッド163は、基板移載
テーブル120の移動範囲を超えて部品供給部136又
は部品供給部137の電子部品を保持しに行くことはな
いが、各部品装着ヘッド161〜164は上記移動範囲
を超えて電子部品の保持を行うように構成することもで
きる。このような構成は、例えば部品供給部135と部
品供給部136とが、その一部又は全部において同一の
電子部品を有し、かつ該同一の電子部品が部品供給部1
35及び部品供給部136のいずれか一方から品切れの
状態になったようなときに、部品供給動作が停止しない
ことから有利である。尚、このような構成の場合、制御
装置190は、勿論、各部品装着ヘッド161〜164
が物理的に及び動作的に干渉しないように、各部品装着
ヘッド161〜164の動作制御を行う。
【0034】又、本実施形態では、2本のリニアモータ
軸151,152を設けるが、これに限定されずに、3
本以上のリニアモータ軸を備えることも可能である。
【0035】又、本実施形態では、リニアモータ軸15
1,152には、それぞれ一対ずつ部品装着ヘッド16
1、162、及び部品装着ヘッド163、164を備え
たが、作業の無駄時間の発生を無くし従来に比べて電子
部品装着装置の稼働効率を向上させ、よって電子回路基
板の実装コストを削減するという観点から見れば、これ
に限定されるものではなく、図5に示すように、リニア
モータ軸151には一対の部品装着ヘッド161、16
2を備え、リニアモータ軸152にはひとつの部品装着
ヘッド164のみを備えるように構成してもよい。この
場合、制御装置190は、上記部品装着ヘッド161、
162、164の動作制御を行い、それぞれのリニアモ
ータ軸151,152間において部品装着ヘッド16
1、162、164による電子部品103の回路基板1
02への装着動作の重複を避けた動作制御を行う。つま
り、制御装置190は、上述したような各ステップのい
ずれかにおいて、部品装着ヘッド161、162、16
4のいずれか一つのみが回路基板102への電子部品1
03の装着動作を行い、残りの部品装着ヘッドは電子部
品103の吸着動作及び上記認識動作を重複して又は別
個に実行するように制御する。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着装置、及び第2態様の部品装着方法によれば、
複数のヘッド移動装置を備え、一方のヘッド移動装置に
は一対の部品装着ヘッドを備え、他方のヘッド移動装置
には一つの部品装着ヘッドを備え、さらにこれらの部品
装着ヘッドの動作制御を行う制御装置を備えて、それぞ
れの上記ヘッド移動装置間において上記部品装着ヘッド
による電子部品の回路基板への装着動作の重複を避けた
動作制御を行うようにした。したがって上記重複動作に
より、作業の無駄時間の発生がないことから、従来に比
べて、電子部品装着装置の稼働効率を向上させ、よって
電子回路基板の実装コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における部品装着装置の全
体を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す部品装着装置の主要部分の配置状
態を示す平面図である。
【図3】 図1に示す部品装着装置における動作を説明
するためのタイムチャート図である。
【図4】 図1に示す部品装着装置の主要部分のブロッ
ク図である。
【図5】 図1に示す部品装着装置の変形例を示す平面
図である。
【図6】 従来の電子部品装着装置の全体の概略を示す
斜視図である。
【符号の説明】
101…部品装着装置、102…回路基板、103…電
子部品、120…基板載置テーブル、130…部品供給
装置、135〜138…部品供給部、139、140…
部品供給部移動装置、150…ヘッド移動装置、161
〜164…部品装着ヘッド、170…撮像装置、190
…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 尚之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼田 義▲廣▼ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森 一夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 AA15 EE02 EE24 EE50 FF11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板(102)を載置して一方向に
    沿って移動し該一方向における任意の位置に上記回路基
    板を配置する基板載置テーブル(120)と、 上記一方向に直交する他方向において、上記基板載置テ
    ーブルの移動範囲を挟んだ両側にそれぞれ配置され上記
    回路基板上に装着する電子部品を供給する部品供給装置
    (130)と、 上記基板載置テーブルの上記移動範囲を跨いで上記他方
    向に沿って延在し上記一方向へ互いに平行に配列される
    複数のヘッド移動装置(150)と、 一方の上記ヘッド移動装置には一対取り付けられ、他方
    の上記ヘッド移動装置には一つ取り付けられる部品装着
    ヘッドであって、上記一対を構成するそれぞれの部品装
    着ヘッド及び上記一つの部品装着ヘッドがそれぞれ独立
    して上記ヘッド移動装置によって上記他方向に駆動さ
    れ、かつそれぞれ独立して上記部品供給装置から上記電
    子部品を保持して保持した電子部品を上記回路基板上へ
    装着する部品装着ヘッド(161、162、164)
    と、 少なくとも上記部品装着ヘッドの動作制御を行い、それ
    ぞれの上記ヘッド移動装置間において上記部品装着ヘッ
    ドによる上記電子部品の上記回路基板への装着動作の重
    複を避けた動作制御を行う制御装置(190)と、を備
    えたことを特徴とする部品装着装置。
  2. 【請求項2】 上記他方の上記ヘッド移動装置にもさら
    に上記部品装着ヘッドを一つ設けることで全ての上記ヘ
    ッド移動装置に一対ずつ上記部品装着ヘッド(161〜
    164)を取り付け、上記制御装置の制御により、上記
    一対を構成するそれぞれの部品装着ヘッドは、独立して
    上記ヘッド移動装置によって上記他方向に駆動され、か
    つそれぞれ独立して上記部品供給装置から上記電子部品
    を保持して保持した電子部品を上記回路基板上へ装着
    し、かつ上記制御装置は、それぞれの上記ヘッド移動装
    置間では上記部品装着ヘッドによる上記電子部品の保持
    動作及び上記回路基板への装着動作の重複を避けなが
    ら、各ヘッド移動装置に取り付けられた一対の上記部品
    装着ヘッドではそのいずれか一方に上記保持動作を残り
    の他方に装着動作を互いに重複して実行させる、請求項
    1記載の部品装着装置。
  3. 【請求項3】 上記部品供給装置に備わる部品供給部
    (135〜138)を上記一方向に沿って移動させて、
    各ヘッド移動装置に取り付けられた各部品装着ヘッドに
    よる上記電子部品の保持を可能とする部品供給部移動装
    置(139、140)をさらに備えた、請求項1又は2
    記載の部品装着装置。
  4. 【請求項4】 上記部品装着ヘッドに保持されている上
    記電子部品の保持状態を認識するための撮像装置(17
    0)を上記部品装着装置がさらに備えるとき、上記制御
    装置は、上記保持動作及び装着動作を実行している間
    に、上記保持動作及び装着動作を実行している上記部品
    装着ヘッドを有する上記ヘッド移動装置以外のヘッド移
    動装置に備わるいずれかの部品装着ヘッドにおいて上記
    保持状態の認識動作を実行させる、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の部品装着装置。
  5. 【請求項5】 上記基板載置テーブルと上記回路基板の
    受け渡しを行い上記他方向に沿って延在する、上記回路
    基板の搬送装置(110)をさらに備え、上記部品供給
    装置及び上記ヘッド移動装置は、該搬送装置における上
    記回路基板の搬送方向に向かって左、右のいずれか片側
    に配置される、請求項1ないし4のいずれかに記載の部
    品装着装置。
  6. 【請求項6】 回路基板(102)を載置して一方向に
    沿って移動し該一方向における任意の位置に上記回路基
    板を配置する基板載置テーブル(120)と、 上記一方向に直交する他方向において、上記基板載置テ
    ーブルの移動範囲を挟んだ両側にそれぞれ配置され上記
    回路基板上に装着する電子部品を供給する部品供給装置
    (130)と、 上記基板載置テーブルの上記移動範囲を跨いで上記他方
    向に沿って延在し上記一方向へ互いに平行に配列される
    複数のヘッド移動装置(150)と、 一方の上記ヘッド移動装置には一対取り付けられ、他方
    の上記ヘッド移動装置には一つ取り付けられる部品装着
    ヘッドであって、上記一対を構成するそれぞれの部品装
    着ヘッド及び上記一つの部品装着ヘッドがそれぞれ独立
    して上記ヘッド移動装置によって上記他方向に駆動さ
    れ、かつそれぞれ独立して上記部品供給装置から上記電
    子部品を保持して保持した電子部品を上記回路基板上へ
    装着する部品装着ヘッド(161〜163)と、を備え
    た部品装着装置において実行される部品装着方法におい
    て、 それぞれの上記ヘッド移動装置間において上記部品装着
    ヘッドによる上記電子部品の上記回路基板への装着動作
    の重複を避けながら動作制御を行うことを特徴とする部
    品装着方法。
  7. 【請求項7】 上記他方の上記ヘッド移動装置が、さら
    に上記部品装着ヘッドを一つ備えることで全ての上記ヘ
    ッド移動装置が一対ずつ上記部品装着ヘッド(161〜
    164)を備える場合、上記一対を構成するそれぞれの
    部品装着ヘッドは、独立して上記ヘッド移動装置によっ
    て上記他方向に駆動され、かつそれぞれ独立して上記部
    品供給装置から上記電子部品を保持して保持した電子部
    品を上記回路基板上へ装着し、かつそれぞれの上記ヘッ
    ド移動装置間では上記部品装着ヘッドによる上記電子部
    品の保持動作及び上記回路基板への装着動作の重複を避
    けながら、各ヘッド移動装置に取り付けられた一対の上
    記部品装着ヘッドではそのいずれか一方に上記保持動作
    を残りの他方に装着動作を互いに重複して実行する、請
    求項6記載の部品装着方法。
  8. 【請求項8】 上記部品装着ヘッドに保持されている上
    記電子部品の保持状態を認識するための撮像装置(17
    0)を上記部品装着装置がさらに備えるとき、上記保持
    動作及び装着動作を実行している間に、上記保持動作及
    び装着動作を実行している上記部品装着ヘッドを有する
    上記ヘッド移動装置以外のヘッド移動装置に備わるいず
    れかの部品装着ヘッドにおいて上記保持状態の認識動作
    が実行される、請求項6又は7記載の部品装着方法。
JP10333888A 1998-11-25 1998-11-25 部品装着装置及び方法 Pending JP2000165096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10333888A JP2000165096A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 部品装着装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10333888A JP2000165096A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 部品装着装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000165096A true JP2000165096A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18271087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10333888A Pending JP2000165096A (ja) 1998-11-25 1998-11-25 部品装着装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000165096A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002374096A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 電子部品装着装置
JP2003046295A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電気部品装着システムおよび電気回路製造方法
US6796022B2 (en) 2001-03-30 2004-09-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Electronic component mounting apparatus
JP2006147624A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Juki Corp 電子部品実装装置
JP2007194279A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Juki Corp 表面実装装置の部品搭載制御方法
WO2024084703A1 (ja) * 2022-10-21 2024-04-25 株式会社Fuji 部品装着作業機及び装着ライン

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796022B2 (en) 2001-03-30 2004-09-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Electronic component mounting apparatus
JP2002374096A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 電子部品装着装置
JP4610125B2 (ja) * 2001-06-14 2011-01-12 Juki株式会社 電子部品装着装置
JP2003046295A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電気部品装着システムおよび電気回路製造方法
JP4616524B2 (ja) * 2001-07-27 2011-01-19 富士機械製造株式会社 電気部品装着システム
JP2006147624A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Juki Corp 電子部品実装装置
JP2007194279A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Juki Corp 表面実装装置の部品搭載制御方法
WO2024084703A1 (ja) * 2022-10-21 2024-04-25 株式会社Fuji 部品装着作業機及び装着ライン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100332525B1 (ko) 부품 장착 방법 및 부품 장착 장치
WO2003067951A1 (fr) Dispositif et procede de montage de piece electronique
JP3610161B2 (ja) 装着ヘッド装置
JP2000165096A (ja) 部品装着装置及び方法
WO2015097865A1 (ja) 部品実装装置、部品実装方法
CN114271043B (zh) 元件安装机
JPH10209688A (ja) 部品搭載装置
JP2003318599A (ja) 部品実装方法及び部品実装装置
US20050259862A1 (en) Device and method for recognizing recognition marks for component placement
US7043820B2 (en) Electric-component mounting system
JP2006310647A (ja) 表面実装機および部品実装方法
JP3888042B2 (ja) 電子部品の実装装置および実装方法
JP2003017900A (ja) 電子部品装着装置におけるパターンプログラム最適化方法及び最適化装置
JP5102745B2 (ja) 部品実装方法および実装機
JP3939119B2 (ja) 部品装着装置
JP4684867B2 (ja) 部品実装方法
JP4386391B2 (ja) 表面実装機
JP2001144496A (ja) 部品装着方法及び装置
JP2001024390A (ja) 電子部品供給装置及び方法、並びに電子部品実装機
JP6906706B2 (ja) 電子部品装着装置および制御方法
JP4316336B2 (ja) 部品実装ヘッド及び部品実装装置
WO2024084703A1 (ja) 部品装着作業機及び装着ライン
JP4339141B2 (ja) 表面実装機
WO2003081975A1 (fr) Appareil et procede de montage
JP2000353897A (ja) 部品装着位置認識最適化方法及び装置、並びに部品装着位置認識最適化装置を備えた部品装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930