JP2003068882A - 記憶装置のストレージノード及びその製造方法 - Google Patents

記憶装置のストレージノード及びその製造方法

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JP2003068882A
JP2003068882A JP2002064289A JP2002064289A JP2003068882A JP 2003068882 A JP2003068882 A JP 2003068882A JP 2002064289 A JP2002064289 A JP 2002064289A JP 2002064289 A JP2002064289 A JP 2002064289A JP 2003068882 A JP2003068882 A JP 2003068882A
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JP2002064289A
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Hakujo Kyo
伯如 許
Meisu Ko
明崇 江
Somei Shu
聰明 朱
Min-Chieh Yang
閔傑 楊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMメモリセル内のコンタクトから素子の領
域に至るバリア層を有するスタックトキャパシタのスト
レージノード及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板を提供し、半導体基板上に第
1絶縁膜を形成した後、第1絶縁膜内に導電層を形成
し、さらに、導電層と電気接続すると共にルテニウム
(Ru)基材料を含むバリア層を形成する。続いて、第1
絶縁膜及び導電層上に第2絶縁膜を形成したら、第2絶
縁膜内に第2開口を形成して下方のバリア層の一部を露
出させ、次に、第2開口内に第1電極を形成し、第2絶
縁膜及び第1開口上に誘電層を形成する。最後に、誘電
層上に第2電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置のストレ
ージノードに関し、特にダイナミックランダムアクセス
メモリ(DRAMs)のストレージノードに関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMs製造技術の絶え間ない発展と改良
は、半導体工業に高密度で低コスト、且つ応用範囲が広
く、信頼性の高い記憶装置を提供した。従来技術におい
ては、1つのDRAMメモリセルは、1つの半導体メモリセ
ルキャパシタ及び1つのトランスファーゲートトランジ
スタから構成されている。数量の膨大なメモリセルを、
半導体基板の限られた領域上に提供するため、前記の半
導体メモリセルキャパシタおよびトランスファーゲート
ランジスタは、その操作上の特性と効率を失わないとい
う状況下で、密集的にパッケージングされる必要があ
る。DRAMs製造技術について常に目標とされるのは、高
誘電率の誘電体材料、例えば、BaSrTiO3(BST)を使用
することにより、記憶容量が同じという状況下で、キャ
パシタの占有領域をそのまま減少させておくことにあ
る。しかし、この高誘電率の誘電体材料の使用は、DRAM
s製造技術にとって、新たな挑戦と言える。誘電体材料
を応用するプロセスについては、往々にしていくつかの
問題が生じており、例えば、隣接する層間の材料が協調
しない、及び誘電体材料を形成する高温プロセスが各層
の特性に影響を及ぼすといったことである。
【0003】BSTを例にとると、2個のBSTキャパシタの
プロセス整合における難題は、接合面の形成が一致しな
いという点にある。新技術に使用される大部分の誘電体
材料、例えば、Pt,Ru,Irおよび伝導性金属酸化物は、こ
れらの下方に配置される導電プラグの接合面上に、1つ
のバリア層を必要とする。これら金属あるいは多結晶シ
リコンの導電プラグは、メモリセルトランジスタを有す
るキャパシタに接続される。二元または三元反応金属チ
ッ素化合物、例えばTiN,TiSiNおよびTiAINは、BST薄膜
の堆積、高温アニールならびに絶縁膜堆積を含む数個の
高温プロセスにおいて、ストレージ電極を保護するのに
用いられ、下方に配置された導電プラグのシリコン成分
に反応する。二元又は三元反応金属チッ素化合物は、こ
の後に実行される全てのプロセスにおいて、バリア層の
電気的伝導を維持するのに利用される。
【0004】上述における主な問題は、バリア層及び/
又は下方に配置された多結晶シリコン導電プラグの酸化
に因るものであり、BSTの堆積中に、側壁領域が前記の
気体に接触するため、積層型のバリア層/電極構造が酸
化する傾向があるということである。このバリア層がコ
ンタクトプラグに埋込まれると、バリア層の側壁領域は
酸化気体に接触しないため、コンタクトプラグ酸化の問
題は軽減される。しかし、コンタクトプラグと電極の積
層の間に何らかの変位が起こると、このバリア層を埋込
む方法にも酸化の問題が生じてくる。先述した高密度で
極小サイズが特色である新型の製造方法につき、例え
ば、0.13μm又はより小さいという特色は、コンタクト
と電極との間にミスアライメントの許容差(toleranc
e)をほとんど与えないため、コンタクトプラグがミス
アライメントによる酸化の影響を受け易くなる。
【0005】図1〜図6は、陥凹型(recessed)バリア
層形式の従来構造を説明するものである。図2におい
て、1つのコンタクトプラグ8が絶縁膜6の開口内に形
成されている。図3に示すのは、絶縁膜6開口内のSiN
スペーサ10の形態である。図5において、1つのPt封
止(encapsulated)のRuストレージノード12がバリア
層9上に形成されている。そして、図6においては、Pt
スペーサ14がRuストレージノード12を被覆した後、
BST薄膜層16がPtスペーサ14を被覆している。この
構造の構築には、図3におけるスペーサ10の形態が必
要であり、これによってキャパシタセルを形成するプロ
セスにおいてミスアライメントの問題を回避するととも
に、下方に配置されたコンタクトプラグ8の酸化を防ぐ
ことができる。しかし、スペーサ10の挿入は、キャパ
シタセルの製造プロセス全体を複雑にし、しかも製造時
間とコストを増加させるものとなっていた。
【0006】図7〜10において、従来技術における別
な形式のBSTキャパシタの整合について説明する。これ
らの図によって示すことができる一つの構造は、、7に
おけるCVD-TiNプラグ22埋込層上の凹溝26と、図8
におけるTiSiN粘着層28の堆積及びPtノード電極30
とを組み合わせた構造である。また、これらの図によっ
て示すことができるもう一つの構造は、図9中の1つの
分離されたPtノード電極30aと、図10中のBST薄膜
層32及び上部電極34とを組み合わせた構造である。
図7に示すように、この構造においては、上部の二酸化
シリコン層24の二酸化シリコンエッチングを、金属電
極エッチングの代わりに用いることによって、ストレー
ジノードの凹溝26を形成する必要がある。従って、ウ
ェーハにおける均一性確保のため、このプロセスにおい
ては、凹溝26及びキャパシタのキャパシタンスのため
に厳格なエッチングレートの均一性が要求される。特
に、この構造において上部の二酸化シリコン層24と下
部の二酸化シリコン層20との間にエッチストップ層が
提供されていない時は尚更である。
【0007】こうした問題を解決するため、過去に、別
なBSTキャパシタの電極コンタクトが提案されている。
すなわち、多結晶シリコン/Ti/TiN/RuO2/BST/TiN
/Al、あるいは多結晶シリコン/Ti/TiN/Pt/BS/プ
レート電極と、金属プラグ/TiAlN/SrRuO3/BST/SrRu
O3とを含んでなるコンタクト構造である。Pt及びRuを電
極材料とすると、いずれも酸化シリコン薄膜との密着性
が問題となる。この密着性の問題を解決すべく、導電性
ペロブスカイト酸化物(perovskite‐metal oxide)及
び多結晶SrRuO3が提案された。そして、多結晶シリコン
とSrRuO3との間の直接的接触について、多結晶シリコン
プラグ及びSrRuO3電極の間に、アモルファス酸化シリコ
ン及びSr-Ru-Si酸化物を形成させ、これらを中間層とし
て接触させることが提案された。よって、接合面の不一
致を回避し、安定した接触構造を提供すべく、上述した
ような構造及び方法には、コンタクトプラグとSrRuO3
極との間にバリア層を挿入する必要がある。
【0008】図11から14に示すのは、金属プラグ/
TiAlN/SrRuO3/BST/SrRuO3の埋込型キャパシタ構造の
構成である。図13から14において、金属プラグ40
と、TiAlNバリア層42と、SrRuO3の第1電極44と、B
STの誘電薄膜層46と、SrRuO3の第2電極48とを示し
ている。
【0009】この構造は、幾つかの形態において次のよ
うなメリットを有する。先ず、SrRuO3とBST誘電薄膜層
46は、同一のペロブスカイト(perovskite)構造を有
し、図14のようにSrRuO3の第1電極44及び第2電極
48を使用することで、BSTの結晶温度が降下すること
である。次に、この構造は、BST誘電薄膜層46と、SrR
uO3電極44及び48との間にインタフェース(interfa
cial)ならびに低誘電層がないため、BSTキャパシタの
高誘電率を確保することができることである。さらに、
BSTキャパシタの電気特性は、その結晶格子の一致によ
り、酸素が原因として生じる欠陥を軽減させ、また、BS
T誘電薄膜層46とSrRuO3電極44及び48との間の接
合面が平滑状態であることにより増進される。最後に、
この従来技術は、金属材料をプラグ40に用いているた
め、コンタクトの電気的伝導率を高めることができるこ
とである。この方法によれば、陥凹型ストレージノード
の使用によっても第1電極44とバリア層42/コンタ
クト40間のミスアライメントの許容差(tolerance)
を増加させることができ、且つ、エッチストップ層によ
り、陥凹型のエッチング深さに対する制御を良好にし
て、ウェーハにおけるキャパシタの容量値について比較
的優れた均一性が得られるようになる。
【0010】しかし、図14におけるSrRuO3電極44と
金属或いは多結晶シリコンのいずれかよりなるコンタク
トプラグ40との間に、上述の材料を用いてバリア層4
2とすることにつき、唯一心配なのはTiN又はTiAlNの酸
化抵抗値である。TiAlNはTiNよりも優れた酸化抵抗値を
有するということが過去に報告されている。TiN中に含
有される約9%のアルミニウムは、その表面にAl2O3層が
形成されることにより、酸化抵抗値を増加させるという
重要な役割を果たすことが分かっている。アルミニウム
を豊富に含んだ(Al2O3)層の厚さは、通常約20nmであ
り、集積されたBSTキャパシタの抵抗値を減少させるこ
とになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】BSTキャパシタは、従
来のキャパシタよりも優れたいくつかの長所、及び異な
る材料構成による他の形態のキャパシタを提供したが、
上述の製造プロセスの困難性は、ウェーハにおける各キ
ャパシタセル間の不一致、機能低下といった問題を招致
し、また、上述の製造プロセスにおける厄介な許容差
(tolerance)の問題が生じてしまう。従って、BSTを内
部電極の誘電体として応用するには、上述したような酸
化の問題及びその他従来方法における製造プロセスの困
難性を回避できる改良型のBSTキャパシタ構成プロセス
及び構造が必要となる。
【0012】そこで、本発明は、ダイナミックランダム
アクセスメモリ(DRAM)のメモリセル内のコンタクトか
ら素子までの領域に至るバリア層を有するスタックトキ
ャパシタのストレージノードを提供することを目的とす
る。また、本発明は、ペロブスカイト(perovskite)電
極を有するストレージノードを形成する方法により、従
来技術にかかる制限と欠点により招致される複数の問題
を大幅に排除することをも目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペロブスカイ
ト構造の導電酸化物を電極材料とする埋込型ストレージ
ノードについて開示するものである。ルテニウム(Ru)
又はルテニウム含有物(ruthenium-containing)が堆積
されて形成される導電薄膜の陥凹型(recessed)バリア
層は、ドープト多結晶シリコンコンタクト、又は、例え
ばタングステン若しくはルテニウム(Ru)の金属プラグ
のうちのいずれかの上に配置される。
【0014】本発明にかかるストレージノードは、半導
体基板と、半導体基板上に配置される第1絶縁膜と、第
1絶縁膜内に配置される導電層と、導電層上に形成さ
れ、導電層と電気的に接続するとともに、ルテニウムを
含むのがより好ましいバリア層と、バリア層上に配置さ
れる第1電極と、第1電極上に配置される誘電層と、誘
電層上に配置される第2電極と、を含んでなるものであ
る。すなわち、以下の構造のストレージノードを提供す
る。 (1)半導体基板と、前記半導体基板上に配置される第
1絶縁膜と、前記第1絶縁膜内に配置される導電層と、
前記導電層上に形成され、前記導電層と電気的に接続す
るとともに、ルテニウム(Ru)を含むバリア層と、前記
バリア層上に配置される第1電極と、前記第1電極上に
配置される誘電層と、前記誘電層上に配置される第2電
極と、を含んでなる記憶装置のストレージノード。 (2)前記ストレージノードが、さらに、前記第1絶縁
膜上に形成され、且つ、前記バリア層の一部を露出させ
るとともに前記第1電極をその中に形成させて前記バリ
ア層と電気接続させる開口を提供する第2絶縁膜を含む
ものである(1)記載のストレージノード。 (3)前記第2絶縁膜が、底部エッチストップ層と、前
記底部エッチストップ層上に配置される酸化層とを含む
ものである(1)又は(2)記載の記憶装置のストレー
ジノード。 (4) 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸化層上の
エッチストップ層とからなるものである(1)〜(3)
のいずれかに記載の記憶装置のストレージノード。 (5)前記バリア層が、ルテニウム、ルテニウム酸化物
及びこれらの組み合わせから選ばれた1の材料よりなる
ものである(1)〜(5)のいずれかに記載の記憶装置
のストレージノード。 (6) 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化物からな
るものである(1)〜(5)のいずれかに記載の記憶装
置のストレージノード。 (7) 前記誘電層が、BaSrTiO3からなるものである
(1)〜(5)のいずれかに記載の記憶装置のストレー
ジノード。 (8) 半導体基板と、前記半導体基板上に配置される
第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜内に配置される導電層
と、前記導電層上に形成され、前記導電層と電気的に接
続し、且つルテニウム(Ru)を含むバリア層と、前記第
1絶縁膜上に形成され、前記バリア層の一部を露出させ
るとともに、第1電極をその中に形成させることで前記
バリア層と電気接続させる開口を提供する第2絶縁膜
と、前記第1電極上に配置される誘電層と、前記誘電層
上に配置される第2電極と、を含んでなる記憶装置のス
トレージノード。 (9) 前記第2絶縁膜が、底部エッチストップ層と、
前記底部エッチストップ層上に配置される酸化層とを含
むものである請求項8記載の記憶装置のストレージノー
ド。 (10) 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸化層上
のエッチストップ層とからなるものである(8)又は
(9)記載の記憶装置のストレージノード。 (11) 前記誘電層が、BaSrTiO3からなり、前記バリ
ア層がルテニウム(Ru)、ルテニウム酸化物及びこれら
の組み合わせから選ばれた1の材料からなるものである
(8)〜(10)のいずれかに記載のの記憶装置のスト
レージノード。 (12) 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化物から
なるものである(8)〜(11)のいずれかに記載の記
憶装置のストレージノード。
【0015】また、本発明にかかるストレージノードを
形成する方法は、基板を提供するステップと、基板上に
第1絶縁膜を形成するステップと、第1絶縁膜内に第1
開口を形成するステップと、第1開口内に導電層を提供
するステップと、第1開口内及び導電層上に、前記導電
層と電気的に接続するよう、ルテニウムを含むバリア層
を形成するステップと、第1絶縁膜及びバリア層の上に
第2絶縁膜を形成するステップと、バリア層の一部が露
出するよう、第2絶縁膜内に第2開口を形成するステッ
プと、第2開口内に第1電極を形成するステップと、第
2絶縁膜及び第1電極の上に誘電層を形成するステップ
と、誘電層上に第2電極を形成するステップと、を含ん
でなるものである。すなわち、以下の方法が提供され
る。 (13) 基板を提供するステップと、前記基板上に第
1絶縁膜を形成するステップと、前記第1絶縁膜内に第
1開口を形成するステップと、前記開口内に導電層を提
供するステップと、前記開口内及び前記導電層上に、前
記導電層と電気接続するよう、ルテニウムを含むバリア
層を形成するステップと、前記第1絶縁膜及び前記バリ
ア層の上に第2絶縁膜を形成するステップと、前記バリ
ア層の一部が露出するよう、前記第2絶縁膜内に第2開
口を形成するステップと、前記第2開口内に第1電極を
形成するステップと、前記第2絶縁膜及び前記第1電極
の上に誘電層を形成するステップと、前記誘電層上に第
2電極を形成するステップと、を含んでなる記憶装置の
ストレージノード製造方法。 (14) 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸化層上
のエッチストップ層を含むものである(13)記載の記
憶装置のストレージノード製造方法。 (15)前記導電層が導電プラグであって、金属プラ
グ、多結晶シリコンプラグ及びこれらの組み合わせから
選ばれた1の材料より構成されるものである(13)又
は(14)に記載の記憶装置のストレージノード製造方
法。 (16)前記バリア層の表面と前記第1絶縁膜の表面と
が、略同一平面となるものである(13)〜(15)の
いずれかに記載の記憶装置のストレージノード製造方
法。 (17) 前記バリア層が、陥凹型の表面を備えるもの
である(13)〜(16)のいずれかに記載の記憶装置
のストレージノード製造方法。 (18)前記バリア層が、ルテニウム、酸化ルテニウム
又はその結合から選ばれて構成されるものである(1
3)〜(17)のいずれかに記載の記憶装置ストレージ
ノード製造方法。 (19) 前記第2絶縁膜が、底部エッチストップ層
と、前記底部ストップ層上の酸化層とを含むものである
(13)〜(18)のいずれかに記載の記憶装置のスト
レージノード製造方法。 (20) 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化物を含
むものである(13)〜(19)のいずれかに記載の記
憶装置のストレージノード製造方法。 (21) 前記第1電極が、前記第2開口の側壁及び底
部に形成されるものである(13)〜(20)のいずれ
かに記載の記憶装置のストレージノード製造方法。 (22) 前記誘電層が、BaSrTiO3を含むものである
(13)〜(21)のいずれかに記載の記憶装置のスト
レージノード製造方法。 (23) 前記第2絶縁膜内に形成される前記第2開口
が、前記バリア層の表面全体を露出させるものである
(13)〜(22)のいずれかに記載の記憶装置のスト
レージノード製造方法。
【0016】
【発明の実施の形態】前記した本発明の目的、特徴、及
び長所をより一層明瞭にするため、以下に本発明の好ま
しい実施の形態を挙げ、図を参照にしながらさらに詳し
く説明する。
【0017】本発明は、スタックトキャパシタストレー
ジノード及びダイナミックランダムアクセス記憶(DRA
M)のメモリセルにおけるコンタクトから素子に至るバ
リア層の適用に関し、詳細には、陥凹型ストレージノー
ドを含み、ペロブスカイト(perovskite)構造を利用し
た導電酸化物であって、例えば、SrRuO3を電極材料とす
ることが好ましい。第1電極は、ルテニウム(Ru)又は
ルテニウム含有(ruthenium-containing)導電薄膜のバ
リア層上に堆積される。ルテニウム又はルテニウム含有
導電薄膜は、導電プラグ上に配置され、この導電プラグ
は、例えば、ドープト多結晶シリコンコンタクトプラ
グ、タングステンプラグ、ルテニウムプラグ或いはその
他の金属プラグとすることができる。
【0018】本発明が開示する方法の特徴について、以
下に説明するのは、半導体基板上のキャパシタセル及び
その他の隣接するキャパシタセルの構成だけに止めたこ
とに注意されたい。当該技術の知識を有するものであれ
ば、同様のプロセスを応用することにより、数億個のキ
ャパシタセルをウェーハ上に同時に形成することができ
るであろうから、ウェーハ全体へのキャパシタセルの形
成については、細部まで説明を加えない。
【0019】〈実施例1〉図15から19において、本
発明の実施例1にかかるストレージノードを形成する方
法を示す。図15に示すように、本製造プロセスは、先
ず、半導体基板50を提供するが、キャパシタセルの形
成ステップにおいて、基板50の実際の厚さは図15か
ら19に示されるものとは限らず、また、この基板は他
の図では省略されていることに注意されたい。記憶装置
形成のため、各キャパシタセル同士を接続させるととも
に、記憶装置にそのパフォーマンスを実現させるべく、
基板50は、一般に、制御回路を搭載し、これがトラン
ジスタ又は回路を含むものとする。図15において、第
1絶縁膜52は基板50上に形成されており、この第1絶
縁膜52は、単層の絶縁膜であってもよく、例えば二酸
化シリコンからなるものとする。また、より好ましく
は、二酸化シリコン層52aとエッチストップ層(etch-
stop layer)52bとからなるものとし、例えば、二酸
化シリコン層52a上に、窒化シリコン若しくは窒化酸
化シリコン(oxy-silicon nitride)層を形成するもの
とすることができる。
【0020】図16において、第1絶縁膜52内に第1開
口54が形成された後、この第1開口54内に導電層5
6が形成される。同時に、図16から19において、隣
接するキャパシタセルの形成についても説明すると、本
発明をより理解することができる。フォトリソグラフィ
プロセスを組合わせてパターニングした領域へのエッチ
ングプロセスにより、第1開口54が形成される。導電
層56は、第1開口54内に形成される導電プラグであ
る。この導電層56について好ましいのは、金属プラ
グ、多結晶シリコンプラグ或いはその組合せであるが、
図16に示す通りに、開口54全部を充填しきらないも
のとする。
【0021】図17において、第1開口54内及び導電
層56上のバリア層58の形態について説明する。バリ
ア層58は、導電バリア層として利用され、下方に配置
された導電層56と電気的に接続するものである。本発
明にかかるバリア層58は、ルテニウム基材料、例え
ば、ルテニウム、ルテニウム酸化物及びこれらの組み合
わせ、即ちルテニウム酸化物(ruthenium-oxide)およ
び/またはルテニウム薄膜の堆積であるのがより望まし
い。好適な実施例としては、バリア層58の表面と第1
絶縁膜52の表面とが略同一平面を形成し、図17に示
すようになっているものである。陥凹型(recessed sha
pe)のバリア層58の表面は、陥凹(recessed)した中
間領域を有する、すなわち、周辺のバリア層58の部分
よりも低くなっていれば尚更良く、つまり図17に示す
ようであるとよい。このように、陥凹部の表面において
両接合面の接触領域を増加するというメリットを提供し
たことにより、両接合面の接触抵抗を低減することがで
きる。
【0022】図18において、第1絶縁膜52及びバリ
ア層58の上に第2絶縁膜60を形成する。この第2絶
縁膜60は、二酸化シリコンからなるのが好ましいが、
その他の絶縁材料を用いることもできる。また、図18
において、第2開口62が第2絶縁膜60内に形成さ
れ、バリア層58の一部を露出させる。第2開口62
は、フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセス
との組合せにより形成させることができる。本実施例で
は、このエッチストップ層52bにより、検出可能な終
点が提供される。すなわち、エッチストップ層52bが
エッチングプロセスに適度な制御を与えるとともに、エ
ッチングプロセスにより形成される第2開口62のウェ
ーハ上の均一性を高めることができる。
【0023】図19において、第1電極64と、誘電層
66と第2電極68とが形成されている。第1電極64
は、第2開口62内に形成されるとともに、誘電層66
が第2絶縁膜60及び第1電極64の上に形成され、最
後に第2電極68が誘電層66の上に形成される。好適
な実施例として、第1電極64は、ペロブスカイト酸化
物(Perovskite metal oxide)からなり、例えば、SrRu
O3である。図19において、第1電極64は、第2開口
62の側壁及び底部に形成され、さらに第1電極64
は、バリア層58を介して導電層56と電気的に接続す
る。第1電極64については、第2開口62及び第2絶
縁膜60上にペロブスカイト酸化物を堆積させて形成さ
せるのが望ましい。このプロセスに続いて、除去のステ
ップが実行されるが、例えば、化学機械研磨又は反応性
イオンエッチングにより、第2絶縁膜60上のペロブス
カイト酸化物を除去し、単独の電極に分離する。
【0024】本発明で使用する誘電層66は高誘電係数
を有するもので、より好ましくは誘電係数が100を超え
る誘電材料であり、例えば、Ba-Sr-Ti基の材料、具体的
にはBaSrTiO3がよい。また、第2電極68は、多種類の
導電性材料から構成されるものであってもよく、例え
ば、貴金属、金属酸化物或いはその組合せ、具体的に
は、Pt、SrRuO3、RuO2又はその組合せの材料を用いるこ
とができる。
【0025】〈実施例2〉図20から23に示すのは、
本発明にかかる実施例2であり、同様にして第2絶縁膜
の一部にエッチストップ層を有している。図20では、
例えば、二酸化シリコンの単絶縁膜からなる第1絶縁膜
52について示しており、図15に図示した二酸化シリ
コン層52a及びエッチストップ層52bの組合せでは
ない。さらに、図20においては、第1開口54と導電
層56の形態について示している。
【0026】図21に示すのは、第1開口54内及び導
電層56上におけるバリア層58の形態である。図22
においては、第2絶縁膜60が導電層56上に形成され
ている。この実施例によれば、第2導電層60は、さら
に、例えば、窒化シリコン又は窒化酸化シリコンからな
る底部エッチストップ層60aと、底部エッチストップ
層60a上に形成される二酸化シリコン層60bとから
形成されるものである。よって、エッチストップ層60
aは、検出可能な終点を備えるプロセスにより、適度な
制御を可能とし、また、エッチングプロセスによって第
2開口62のウェーハにおける均一性を高めることがで
きる。図23に示す第1電極64、誘電層66及び第2
電極68の形成は、図19における方法と同様にして行
うことができる。
【0027】〈実施例3〉図24から27において、拡
大第2開口62aを形成する本発明にかかる実施例3を
示す。図24に、二酸化シリコン層52aと、エッチス
トップ層52bとからなる第1絶縁膜52の形態を示
す。このエッチストップ層52bは、二酸化シリコン層
52aとは異なる材料のもので、例えば、窒化シリコン
又は窒化酸化シリコンである。また、図24では、第1
絶縁膜52中の第1開口54及び導電層56の形態につ
いても説明している。
【0028】図26に示すように、第2絶縁膜60は第
1絶縁膜52上に形成される。さらに、図26では、第
2絶縁膜60内において、拡大第2開口62aにあって
は、バリア層58の表面相当部分(バリア層58の表面
全体)が露呈されている。この拡大第2開口62aは、
フォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスを組
合せて形成できるものである。本実施例において、エッ
チストップ層52bは、検出可能な終点を有する拡大第
2開口62aのエッチングプロセスに適度な制御を与え
るとともに、このエッチングプロセスによって形成され
る拡大第2開口62aのウェーハ上の均一性を増進させ
ることができる。従って、拡大第2開口62aのエッチ
ングプロセスが非常に制御し易いものとなり、オーバー
エッチング(over-etching)或いはアンダーエッチング
(under-etching)処理が不要となる。また、本実施例
において、第2絶縁膜60について用いるエッチングプ
ロセスは、例えば、等方性エッチング、ケミカルドライ
エッチング、ウェットエッチング及びその組合せとし、
これらによって第2開口62aを形成するものとする。
【0029】図27において示す第1電極64、誘電層
66及び第2電極68の形成は、図19中の方法と同様
にて行うことができる。上記の増加された表面領域に露
出するバリア層58の上部は、その第1電極64のコン
タクト領域を拡大するとともに、メモリセルの高速動作
を比較的低い抵抗値で実現させる。
【0030】〈実施例4〉図28から31は、本発明の
実施例4を説明するもので、本発明にかかる実施例2及
び3におけるいくつかの特徴を結合させたものである。
図28に示すように、本実施例で形成されるエッチスト
ップ層60aは、第2絶縁膜60の一部分となり、同様
にして拡大第2開口62aを有している。特に、図28
においては、単層の二酸化シリコンからなる第1絶縁膜
52の形態を例に挙げて説明する。また、図28は、第
1開口54ならびに導電層56の形態についても示すも
のである。さらに、図30に示すように、拡大第2開口
62aもまた、比較的大きいスペースを提供すること
で、キャパシタセルを形成している。図31において
は、第1電極64の表面領域を増加させることで、キャ
パシタセルの容量値を増大させている。
【0031】図29において、第1開口54における導
電層56上のバリア層58の形態を示す。また、図30
において、第2絶縁膜60が第1絶縁膜52上に形成さ
れており、この第2絶縁膜60は、例えば、二酸化シリ
コン又は窒化酸化シリコンのエッチストップ層60a
と、エッチストップ層60a上の二酸化シリコン層60
bとからなるものである。
【0032】図30に示すように、バリア層58全面を
露出させるために、第2絶縁膜60内の拡大第2開口6
2aは、エッチストップ層60a及び二酸化シリコン層
60bを含む形態とし、この拡大第2開口62aは、フ
ォトリソグラフィプロセスとエッチングプロセスとを結
合させることによって形成させることができる。この実
施例によれば、エッチストップ層60aにより、検出可
能な終点を有する拡大第2開口62aが提供され、エッ
チングプロセスがより適度に制御されるようになるとと
もに、第2開口62aのウェーハにおける均一性が向上
される。従って、上記のエッチングプロセスは容易に達
成され、オーバーエッチング或いはアンダーエッチング
の処理が必要なくなる。この好適な実施例により、第2
開口62aを第2絶縁膜60内に形成するのにエッチン
グプロセスを用いるが、例えば、等方性ドライエッチン
グ、ケミカルドライエッチング若しくはウェットエッチ
ング又はこれらを組合せて使用するものである。
【0033】図31に示す第1電極64、誘電層66及
び第2電極68の形成は、図19に示した方法を採用す
ることができる。増加された表面領域に露出された図3
1におけるバリア層58の上部は、第1電極64のコン
タクト領域を広げるとともに、メモリセルの高速動作を
低抵抗値で実現させる。さらに、図31のように、拡大
第2開口62aは、より多くのスペースをキャパシタセ
ル形成のために提供し、第1電極64表面領域の増加に
より、容量値を高めるものである。
【0034】図19、図23、図27及び図31に基づ
いて、本発明にかかるストレージノードの四態様のそれ
ぞれ異なる実施例を説明したが、これら実施例の基本構
造はいずれも同じものである。図19に基づく実施例を
例に挙げると、本発明にかかるストレージノードは、半
導体基板50と、半導体基板50上の第1絶縁膜52
と、第1絶縁膜52内の導電層56とからなるものであ
る。導電層56は、下方に配置された領域と電気的に接
続し、この領域は基板50の一部としてもよく、例えば
パッシング(passing)トランジスタのソース領域、又
はキャパシタに接続されるとともに基板50上に形成さ
れるその他の層上の領域であってもよい。
【0035】図19に示すように、ストレージノード
は、導電層56上に形成されたバリア層58を含み、こ
のバリア層58は、導電層56と電気的に接続するもの
で、より好ましくはルテニウム(Ru)基材料を含むもの
である。さらに、このストレージノードは、バリア層5
8上の第1電極64と、第1電極64上の誘電層66
と、誘電層66上の第2電極68とを含んでいる。
【0036】このストレージノードは、さらに、第2絶
縁膜60が第1絶縁膜52上に形成され、第2絶縁膜6
0に図18に示す如くの開口62を提供することが望ま
しく、これによって、図19中の第1電極64は、図1
8中の開口62内に形成されるとともに、バリア層58
と電気的に接続するようになる。図22及び図30に基
づく実施例では、第2絶縁膜60を、底部エッチストッ
プ層60aと、底部エッチストップ層60a上の二酸化
シリコン層60bとが結合してなるものとしている。ま
た、別の実施例によるときは、図18及び図26に示す
ように、エッチストップ層を酸化層上に形成して、第1
絶縁膜52を構成するものとしてもよい。
【0037】図18、図22、図26及び図30に基づ
く上記の好適な実施例において、バリア層58の表面及
び第1絶縁膜52の表面は、略同一平面を呈している。
また、バリア層58は、これらの図面に表されるよう
に、陥凹状の表面を有している。このバリア層58は、
ルテニウム基材料を含むもの、例えば、ルテニウム化合
物又はその組合せであるのが望ましく、上記の好適な実
施例においては、第1電極64にペロブスカイト酸化物
を使用し、誘電層66は100を超える誘電係数を有す
る、例えばBaSrTiO3といった材料からなるものとする。
第2電極68には、導電材料を用い、例えば、貴金属、
金属化合物及びこれらの組み合わせとすることができ
る。
【0038】図19、図23、図27及び図31に基づ
く実施例では、陥凹部に形成された電極64と68を有
するストレージノードを示しているが、本発明は、上記
のストレージノードの形態を如何なる特定形態に限定す
るものではない。
【0039】図32は、ストレージノードの略全体部分
を形成する基本構造を示したものである。ストレージノ
ードは、基板50を有する基本構造と、第1絶縁膜52
と、導電層56とを含んでいる。本発明のストレージノ
ードは、バリア層58を備え、より好ましくは、それが
導電層56及び第1電極64aの間に形成されるととも
に、ルテニウム基材料からなるものとすることであり、
これによりBST誘電体製造プロセスによって生じる酸化
の問題を防止することができるようになる。さらに、図
8に示すように、ストレージノードは、バリア層58上
の第1電極64aと、第1電極64a上の誘電層66a
と、誘電層66a上の第2電極68aとを含んでいる。
図32では、2個の電極と1個の誘電層とを用いて形成
される平板キャパシタの基本的結合構造を示したが、当
該技術の知識を有する者であれば、本発明の理解によ
り、本発明にかかるバリア層の設計又は同等な効果を有
するバリア層の構造を応用することによって、多種の異
なる形態のキャパシタ構造を作成することができる。本
発明は、どのような形態のキャパシタ或いは電極につい
て応用するかを限定するものではない。
【0040】本発明について、より好ましいのは、選択
できるバリア層で、ルテニウム基材料、例えば、ルテニ
ウム、ルテニウム酸化物又はルテニウム酸化物/ルテニ
ウム堆積構造を用いるものであり、それは図17、図2
2、図26及び図30に示す通りである。推奨する上記
の方法は、以下のような複数個のメリットを有してはい
るが、これに限定されるものではない。先ず、ルテニウ
ム基バリア層58は、第1電極64及び誘電層68の製
造プロセスにおいて、下方に配置されるプラグ56の酸
化を予防することができる。次に、本発明は、SrRuO3
BST/プレート電極が有する全ての優れた特性をそのま
ま残している。上記した導電性ルテニウム基のバリア層
58は、例えば、ルテニウム酸化物層とすることもで
き、電極/コンタクト(56、58及び64)の堆積に
おいて、集積されたBSTキャパシタの容量値全体を低下
させることがない。さらに、本発明は、第1電極64及
びバリア層58/コンタクトプラグ56間のミスアライ
メントの許容差(tolerance)を増加させ、しかも、本
発明の方法によれば、図4(c)及び図6(c)中のエッ
チストップ層52b、或いは図5(c)及び図7(c)中
のエッチストップ層60aにより、ウェーハ範囲内にお
けるキャパシタの容量値の均一性を高めることができ
る。
【0041】本発明では好ましい実施例を前述の通り開
示したが、これらは決して本発明に限定するものではな
く、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と
領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えること
ができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で
指定した内容を基準とする。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ルテニウム基バリア層の形成により第1電極及び誘電層
の製造プロセスにおいて下方に配置されるプラグの酸化
を予防することができるとともに、SrRuO3/BST/プレ
ート電極が有する全ての優れた特性をそのまま残してお
くことができる。なお、導電性ルテニウム基のバリア層
は、例えば、ルテニウム酸化物層とすることもでき、電
極/コンタクトの堆積において、集積されたBSTキャパ
シタの容量値全体を低下させることがない。さらに、第
1電極及びバリア層/コンタクトプラグ間のミスアライ
メントの許容差(tolerance)を増加させることができ
る。しかも、本発明の方法によれば、エッチストップ層
により、ウェーハにおけるキャパシタ容量値の均一性が
高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図2】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図3】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図4】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図5】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図6】従来技術にかかるSiNスペーサ及びPt-封止Ruス
トレージノードを備えた陥凹型(recessed)バリア構造
を示す説明図である。
【図7】従来技術にかかる凹溝と、埋込型CVD-TiNバリ
アプラグと、TiSiN粘着層と、BST薄膜層とが結合してな
るBSTキャパシタの集合を示す説明図である。
【図8】従来技術にかかる凹溝と、埋込型CVD-TiNバリ
アプラグと、TiSiN粘着層と、BST薄膜層とが結合してな
るBSTキャパシタの集合を示す説明図である。
【図9】従来技術にかかる凹溝と、埋込型CVD-TiNバリ
アプラグと、TiSiN粘着層と、BST薄膜層とが結合してな
るBSTキャパシタの集合を示す説明図である。
【図10】従来技術にかかる凹溝と、埋込型CVD-TiNバ
リアプラグと、TiSiN粘着層と、BST薄膜層とが結合して
なるBSTキャパシタの集合を示す説明図である。
【図11】従来技術にかかる金属プラグ/TiAlN/SrRuO
3/BST/SrRuO3の埋込型キャパシタ構造を示す説明図で
ある。
【図12】従来技術にかかる金属プラグ/TiAlN/SrRuO
3/BST/SrRuO3の埋込型キャパシタ構造を示す説明図で
ある。
【図13】従来技術にかかる金属プラグ/TiAlN/SrRuO
3/BST/SrRuO3の埋込型キャパシタ構造を示す説明図で
ある。
【図14】従来技術にかかる金属プラグ/TiAlN/SrRuO
3/BST/SrRuO3の埋込型キャパシタ構造を示す説明図で
ある。
【図15】本発明にかかる実施例1に基づき、第1絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図16】本発明にかかる実施例1に基づき、第1絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図17】本発明にかかる実施例1に基づき、第1絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図18】本発明にかかる実施例1に基づき、第1絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図19】本発明にかかる実施例1に基づき、第1絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図20】本発明にかかる実施例2に基づき、第2絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図21】本発明にかかる実施例2に基づき、第2絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図22】本発明にかかる実施例2に基づき、第2絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図23】本発明にかかる実施例2に基づき、第2絶縁
膜の一部となるエッチストップ層を備えたストレージノ
ードを形成する方法の説明図である。
【図24】本発明にかかる実施例3に基づき、拡大開口
を備えたストレージノードを形成する方法の説明図であ
る。
【図25】本発明にかかる実施例3に基づき、拡大開口
を備えたストレージノードを形成する方法の説明図であ
る。
【図26】本発明にかかる実施例3に基づき、拡大開口
を備えたストレージノードを形成する方法の説明図であ
る。
【図27】本発明にかかる実施例3に基づき、拡大開口
を備えたストレージノードを形成する方法の説明図であ
る。
【図28】本発明にかかる実施例2と実施例3を結合し
た実施例4に基づき、第2絶縁膜の一部となるエッチス
トップ層及び拡大開口を備えたストレージノードを形成
する方法の説明図である。
【図29】本発明にかかる実施例2と実施例3を結合し
た実施例4に基づき、第2絶縁膜の一部となるエッチス
トップ層及び拡大開口を備えたストレージノードを形成
する方法の説明図である。
【図30】本発明にかかる実施例2と実施例3を結合し
た実施例4に基づき、第2絶縁膜の一部となるエッチス
トップ層及び拡大開口を備えたストレージノードを形成
する方法の説明図である。
【図31】本発明にかかる実施例2と実施例3を結合し
た実施例4に基づき、第2絶縁膜の一部となるエッチス
トップ層及び拡大開口を備えたストレージノードを形成
する方法の説明図である。
【図32】本発明にかかるストレージノードの略全体部
分の基本構造図である。
【符号の説明】 6 絶縁膜 8 コンタクトプラグ 9 バリア層 10 スペーサ 12 ストレージノード 14 スペーサ 16 BST薄膜層 20 二酸化シリコン層 22 CVD-TiNプラグ 24 二酸化シリコン層 26 凹溝 28 粘着層 30 Ptノード電極 30a Ptノード電極 32 BST薄膜層 34 電極 40 金属プラグ 42 TiAlNバリア層 44 第1電極 46 BST誘電薄膜層 48 第2電極 50 基板 52 第1絶縁膜 52a 二酸化シリコン層 52b エッチストップ層 54 第1開口 56 導電層 58 バリア層 60 第2絶縁膜 60a 底部エッチストップ層 60b 二酸化シリコン層 62 第2開口 62a 拡大開口 64 第1電極 64a 第1電極 66 誘電層 66a 誘電層 68 第2電極 68a 第2電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朱 聰明 台湾台南縣楠西郷鹿田村4鄰40之2号 (72)発明者 楊 閔傑 台湾高雄市新興区振華里10鄰民亨街131号 Fターム(参考) 5F083 AD24 JA14 JA38 JA39 JA40 JA43 JA45 MA05 MA06 MA17 NA08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に配置される第1絶縁膜と、 前記第1絶縁膜内に配置される導電層と、 前記導電層上に形成され、前記導電層と電気的に接続す
    るとともに、ルテニウム(Ru)を含むバリア層と、 前記バリア層上に配置される第1電極と、 前記第1電極上に配置される誘電層と、 前記誘電層上に配置される第2電極と、 を含んでなる記憶装置のストレージノード。
  2. 【請求項2】 前記ストレージノードが、さらに、前記
    第1絶縁膜上に形成され、且つ、前記バリア層の一部を
    露出させるとともに前記第1電極をその中に形成させて
    前記バリア層と電気接続させる開口を提供する第2絶縁
    膜を含むものである請求項1記載のストレージノード。
  3. 【請求項3】 前記第2絶縁膜が、底部エッチストップ
    層と、前記底部エッチストップ層上に配置される酸化層
    とを含むものである請求項1記載の記憶装置のストレー
    ジノード。
  4. 【請求項4】 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸化
    層上のエッチストップ層とからなるものである請求項1
    記載の記憶装置のストレージノード。
  5. 【請求項5】 前記バリア層が、ルテニウム、ルテニウ
    ム酸化物及びこれらの組み合わせから選ばれた1の材料
    よりなるものである請求項1記載の記憶装置のストレー
    ジノード。
  6. 【請求項6】 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化物
    からなるものである請求項1記載の記憶装置のストレー
    ジノード。
  7. 【請求項7】 前記誘電層が、BaSrTiO3からなるもので
    ある請求項1記載の記憶装置のストレージノード。
  8. 【請求項8】 半導体基板と、 前記半導体基板上に配置される第1絶縁膜と、 前記第1絶縁膜内に配置される導電層と、 前記導電層上に形成され、前記導電層と電気的に接続
    し、且つルテニウム(Ru)を含むバリア層と、 前記第1絶縁膜上に形成され、前記バリア層の一部を露
    出させるとともに、第1電極をその中に形成させること
    で前記バリア層と電気接続させる開口を提供する第2絶
    縁膜と、 前記第1電極上に配置される誘電層と、 前記誘電層上に配置される第2電極と、を含んでなる記
    憶装置のストレージノード。
  9. 【請求項9】 前記第2絶縁膜が、底部エッチストップ
    層と、前記底部エッチストップ層上に配置される酸化層
    とを含むものである請求項8記載の記憶装置のストレー
    ジノード。
  10. 【請求項10】 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸
    化層上のエッチストップ層とからなるものである請求項
    8記載の記憶装置のストレージノード。
  11. 【請求項11】 前記誘電層が、BaSrTiO3からなり、前
    記バリア層がルテニウム(Ru)、ルテニウム酸化物及び
    これらの組み合わせから選ばれた1の材料からなるもの
    である請求項8記載の記憶装置のストレージノード。
  12. 【請求項12】 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化
    物からなるものである請求項8記載の記憶装置のストレ
    ージノード。
  13. 【請求項13】 基板を提供するステップと、 前記基板上に第1絶縁膜を形成するステップと、 前記第1絶縁膜内に第1開口を形成するステップと、 前記開口内に導電層を提供するステップと、 前記開口内及び前記導電層上に、前記導電層と電気接続
    するよう、ルテニウムを含むバリア層を形成するステッ
    プと、 前記第1絶縁膜及び前記バリア層の上に第2絶縁膜を形
    成するステップと、 前記バリア層の一部が露出するよう、前記第2絶縁膜内
    に第2開口を形成するステップと、 前記第2開口内に第1電極を形成するステップと、 前記第2絶縁膜及び前記第1電極の上に誘電層を形成す
    るステップと、 前記誘電層上に第2電極を形成するステップと、を含ん
    でなる記憶装置のストレージノード製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1絶縁膜が、酸化層と、前記酸
    化層上のエッチストップ層を含むものである請求項13
    記載の記憶装置のストレージノード製造方法。
  15. 【請求項15】 前記導電層が導電プラグであって、金
    属プラグ、多結晶シリコンプラグ及びこれらの組み合わ
    せから選ばれた1の材料より構成されるものである請求
    項13記載の記憶装置のストレージノード製造方法。
  16. 【請求項16】 前記バリア層の表面と前記第1絶縁膜
    の表面とが、略同一平面となるものである請求項13記
    載の記憶装置のストレージノード製造方法。
  17. 【請求項17】 前記バリア層が、陥凹型の表面を備え
    るものである請求項13記載の記憶装置のストレージノ
    ード製造方法。
  18. 【請求項18】 前記バリア層が、ルテニウム、酸化ル
    テニウム又はその結合から選ばれて構成されるものであ
    る請求項13記載の記憶装置ストレージノード製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記第2絶縁膜が、底部エッチストッ
    プ層と、前記底部ストップ層上の酸化層とを含むもので
    ある請求項13記載の記憶装置のストレージノード製造
    方法。
  20. 【請求項20】 前記第1電極が、ペロブスカイト酸化
    物を含むものである請求項13記載の記憶装置のストレ
    ージノード製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第1電極が、前記第2開口の側壁
    及び底部に形成されるものである請求項13記載の記憶
    装置のストレージノード製造方法。
  22. 【請求項22】 前記誘電層が、BaSrTiO3を含むもので
    ある請求項13記載の記憶装置のストレージノード製造
    方法。
  23. 【請求項23】 前記第2絶縁膜内に形成される前記第
    2開口が、前記バリア層の表面全体を露出させるもので
    ある請求項13記載の記憶装置のストレージノード製造
    方法。
JP2002064289A 2001-08-08 2002-03-08 記憶装置のストレージノード及びその製造方法 Pending JP2003068882A (ja)

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