JPH11103029A - 容量素子、それを用いた半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

容量素子、それを用いた半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH11103029A
JPH11103029A JP9264344A JP26434497A JPH11103029A JP H11103029 A JPH11103029 A JP H11103029A JP 9264344 A JP9264344 A JP 9264344A JP 26434497 A JP26434497 A JP 26434497A JP H11103029 A JPH11103029 A JP H11103029A
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insulating film
capacitor
upper electrode
lower electrode
electrode
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JP9264344A
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Hirotaka Koga
洋貴 古賀
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プロセスマージンの大きい容量素子の構造
と、工程が簡易化され、歩留まりの良い容量素子の製造
方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板上に、下部電極12と、この
下部電極上に形成された容量絶縁膜13と、この容量絶
縁膜上に形成された上部電極と、誘電率が前記容量絶縁
膜13より小さい材料で形成され少なくとも下部電極を
覆うサイドウォール絶縁膜15とを有する容量素子にお
いて、前記上部電極が第1の上部電極14と第2の上部
電極16とによって構成され、前記下部電極、前記容量
絶縁膜および前記第1の上部電極からなる3層構造を1
つの単位として隣接する3層構造単位から分離され、こ
の3層構造単位の側面の少なくとも下部電極部分を前記
サイドウォール絶縁膜が覆い、前記第2の上部電極が前
記第1の上部電極を覆って相互に接続するように形成さ
れた容量素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容量素子に関し、
特にMOSトランジスタと組み合わせて使用されるキャ
パシタ部分を構成する容量素子に関する。また本発明は
この容量素子とトランジスタを組み合わせた半導体記憶
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置としてトランジス
タとキャパシタとの組み合わせでメモリセルを構成する
ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)がよ
く知られており、高密度化、高集積化に伴いキャパシタ
の実効面積が縮小される中でその容量の値をいかに一定
以上確保するかということが重要な課題となっている。
その解決策としてキャパシタの容量絶縁膜に誘電率の高
い材料を用いる方法がある。
【0003】図6(a)ないし(c)を参照して第1の
従来技術を説明する。この技術は1996シンポジウム
オン VLSI テクノロジー ダイジェスト オブ
テクニカル ペーパーズ(1996 Symposi
um on VLSI Technology Dig
est of Technical Papers)の
28−29ページに掲載された、ショウジ(Shoj
i)らの“ア 7.03−μm2 Vcc/2 ノンボ
ラタイル DRAM セル ウィズ ア Pt/PZT
/Pt/TiN キャパシタ パターンド バイ ワン
−マスク ドライエッチング”(“A 7.03−μm
2 Vcc/2 Nonvolatile DRAM
Cell with a Pt/PZT/Pt/TiN
Capacitor Patterned by O
ne−Mask Dry Etching”)と題する
論文中に詳しく説明されている。
【0004】まず図6(a)に示すように、素子分離酸
化膜102とメモリセルトランジスタ103とビットコ
ンタクトホール108とビット線109と層間絶縁膜1
10があらかじめ形成されているシリコン基板101上
に、キャパシタの蓄積電極とメモリセルトランジスタの
拡散層とを接続する容量コンタクトホール111を開口
し、その中を不純物をドープしポリシリコンで充填す
る。
【0005】容量コンタクトホール111内を不純物が
ドープされたポリシリコンで充填するのは次のようにし
て行われる。まずウエハー全面に不純物がドープされた
ポリシリコンを成膜する。成膜する膜厚は容量コンタク
トホールが完全に充填される膜厚を選択する。次に異方
性ドライエッチング技術を用いてウエハー全面をエッチ
バックする。このエッチバックを容量コンタクトホール
以外の場所に成膜されたポリシリコンが完全にエッチン
グ除去されるまで続ける。また、エッチング条件を調節
することによって層間絶縁膜とポリシリコンのエッチン
グレートを等しくすることができ、この条件を用いてエ
ッチバックを行って図6(a)の形状を得る。
【0006】次に全面に窒化チタンを成膜し(図示省
略)、その後キャパシタの下部電極となる白金を全面に
成膜する。次にキャパシタの容量絶縁膜として金属酸化
物のチタン酸鉛ジルコニウム(Pb(Zr1-x,Tix
3、以下PZTと略す)を全面に成膜する。更にキャ
パシタの上部電極となる白金を全面に成膜し、その上に
キャパシタ電極を形成するときにエッチングマスクとす
るタングステンを全面に成膜する。リソグラフィー技術
を用いてキャパシタ電極を形成する位置にレジストパタ
ーンを形成する。このレジストパターンをマスクとして
タングステンをエッチングし、レジストを除去してハー
ドマスクを形成する。次にこのタングステンハードマス
クをエッチングマスクとして上部電極114となる白
金、容量絶縁膜113となるPZT、下部電極112と
なる白金を連続してエッチングする。その後、ハードマ
スクとして用いたタングステンを選択的に除去して図6
(b)の形状を得る。
【0007】次に図6(c)に示すように、シリコン酸
化膜121を全面に成膜し、引き続きリソグラフィ技術
とドライエッチング技術を用いてキャパシタの上部電極
部分のシリコン酸化膜を除去する。次に各々のキャパシ
タの上部電極同士を相互に接続するためにタングステン
を成膜し、図示しない不要部分を除去してキャパシタの
第2の上部電極116を完成させる。以上のようにして
トランジスタとキャパシタとを組み合わせたメモリセル
を形成する。
【0008】しかし、この従来技術によるメモリセルの
構造では、キャパシタを形成するためにリソグラフィ技
術を4回使用するために、製造コストが高いという問題
点があった。即ち、図6(a)で示すように、キャパシ
タの下部電極112とメモリセルトランジスタの拡散層
とを接続する容量コンタクトホール111を開口するた
めのリソグラフィ、図6(b)で示すように、キャパシ
タの下部電極112、容量絶縁膜113、上部電極11
4を各々のメモリセルごとに分離、形成するためのリソ
グラフィ、図6(c)で示すように、キャパシタ上に形
成したシリコン酸化膜121のキャパシタ上部電極11
4上を開口するためのリソグラフィ、図示しないが図6
(c)後に行われる、前記第2の上部電極116を形成
するために行うリソグラフィの4回である。
【0009】このようにリソグラフィ工程数が多いと、
製造コストが高くなるばかりではなく、素子の歩留まり
を低下させる大きな要因にもなる。リソグラフィ技術は
高精度の重ねあわせが必要であり、許容される量以上の
重ねあわせずれが生じると短絡あるいは断線等により素
子が正常に機能しなくなり歩留まりが下がるからであ
る。従来技術による製造方法ではリソグラフィ技術を4
回使用するため、その分歩留まりが低下する欠点があ
る。
【0010】この問題を解決するために、特開平6−2
04431号公報では、次にような提案がなされてい
る。これを図7(a)ないし図7(c)を用いて説明す
る。
【0011】まず図7(a)に示すように、素子分離酸
化膜202とメモリセルトランジスタ203と第1の層
間絶縁膜207があらかじめ形成されているシリコン基
板201に、キャパシタの蓄積電極とメモリセルトラン
ジスタの拡散層とを接続する容量コンタクトホール21
1を開口し、その中を不純物がドープされたポリシリコ
ンで充填する。
【0012】次に全面にキャパシタの下部電極となるル
テニウム膜217を膜厚100nmに全面に成膜する。
次にタンタル膜を膜厚100nmに全面に成膜し、この
タンタル膜を所定の条件で酸化してキャパシタの容量絶
縁膜としてのタンタル酸化膜218を形成し、図7
(a)の形状を得る。
【0013】次に、これらの膜を同一平面形状にパター
ニングすることにより、DRAMのキャパシタの下部電
極212をルテニウム膜から構成し、これと同一平面形
状の容量絶縁膜213をタンタル酸化膜から構成する。
このようにして図7(b)の形状を得る。
【0014】次に図7(c)に示すように、サイドウォ
ール絶縁膜となるシリコン酸化膜を成膜した後に全面を
エッチバックすることにより、タンタル酸化膜とルテニ
ウム膜の側壁にサイドウォール絶縁膜215を残すよう
に形成する。
【0015】しかる後、図7(d)に示すようにキャパ
シタの上部電極214として窒化チタン膜を成膜し、電
極となる以外の部分をエッチング除去する。
【0016】次に図7(e)で示すように、第2の層間
絶縁膜210としてシリコン酸化膜を成膜し、選択的に
除去して複数のビットコンタクトホール208を形成す
る。その後タングステンシリサイドを成膜し、パターニ
ングすることによりビット線209を形成してメモリセ
ルを構成する。
【0017】この方法を用いればキャパシタを形成する
ためにリソグラフィ技術は3回ですむ。即ち、図7
(a)で示すように、キャパシタの下部電極212とメ
モリセルトランジスタの拡散層とを接続する容量コンタ
クトホール211を開口するためのリソグラフィ、図7
(b)で示すように、キャパシタの下部電極212、容
量絶縁膜213を各々のメモリセルごとに分離、形成す
るためのリソグラフィ、図7(d)で示すように、キャ
パシタの上部電極214として窒化チタン膜を成膜し、
電極となる以外の部分をエッチング除去するために行う
リソグラフィの3回である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法は、プ
ロセスマージンが少ない工程を含むために歩留まりが低
くなりやすい問題があった。タンタル酸化膜とルテニウ
ム膜の側壁に残余させるサイドウォール絶縁膜215を
形成する工程において、エッチバック後のサイドウォー
ルの上端は容量絶縁膜であるタンタル膜の上面と下面と
の間になければならない。
【0019】もし、エッチバックが足りずにサイドウォ
ールの上端がタンタル膜の上面よりも上になったとする
と、タンタル膜の上面にサイドウォール絶縁膜が残って
おり、この上に上部電極214が形成されるので、容量
絶縁膜はタンタル酸化膜とシリコン酸化膜の複合膜とな
る。サイドウォール絶縁膜は比誘電率の小さいシリコン
酸化膜であるのでキャパシタ容量が小さくなる。
【0020】一方、もしエッチバック過多で、サイドウ
ォールの上端がタンタル膜の下面よりも下になったとす
ると、下部電極212の側壁が露出しているということ
になり、この状態で上部電極214を形成すると上部電
極と下部電極がショートして正常な動作ができなくな
る。
【0021】つまり、これらの不具合を避けるために、
キャパシタのサイドウォール絶縁膜215形成時のエッ
チバック工程において、サイドウォールの上端が容量絶
縁膜であるタンタル膜の上面と下面との間になるように
しなければならない。ところがこのタンタル膜の膜厚は
実際およそ100nm以下であり、この範囲でエッチバ
ック量を制御するのは非常に困難である。
【0022】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、プロセスマージンの大きい容量素子の
構造を提供すること、および工程が簡易化され、歩留ま
りの良い容量素子の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板上
に、下部電極と、この下部電極上に形成された容量絶縁
膜と、この容量絶縁膜上に形成された上部電極と、誘電
率が前記容量絶縁膜より小さい材料で形成され少なくと
も下部電極を覆うサイドウォール絶縁膜とを有する容量
素子において、前記上部電極が第1の上部電極と第2の
上部電極とによって構成され、前記下部電極、前記容量
絶縁膜および前記第1の上部電極からなる3層構造を1
つの単位として隣接する3層構造単位から分離され、こ
の3層構造単位の側面の少なくとも下部電極部分を前記
サイドウォール絶縁膜が覆い、前記第2の上部電極が前
記第1の上部電極を覆って相互に接続するように形成さ
れた容量素子に関する。
【0024】また本発明は、半導体基板上に、下部電極
となる導電膜を成膜する工程と、この下部電極となる導
電膜上に容量絶縁膜となる第1の絶縁膜を成膜する工程
と、この第1の絶縁膜上に第1の上部電極となる導電膜
を成膜する工程と、容量素子の平面形状に対応する所定
の形状に、前記第1の上部電極となる導電膜、容量絶縁
膜となる第1の絶縁膜および下部電極となる導電膜をパ
ターニングし、下部電極、容量絶縁膜および第1の上部
電極からなる複数個の3層構造単位を形成する工程と、
この複数個の3層構造単位を形成した基板全面に、サイ
ドウォール絶縁膜となる第2の絶縁膜を成膜する工程
と、この第2の絶縁膜を、第1の上部電極の上部表面に
残らないように、かつ少なくとも前記下部電極の側面を
覆うように異方性ドライエッチングして、サイドウォー
ル絶縁膜を形成する工程と、上部表面が露出した第1の
上部電極を相互に接続する第2の上部電極を形成する工
程とを含む容量素子の製造方法に関する。
【0025】本発明において、容量素子のキャパシタ部
分は下部電極、容量絶縁膜、第1の上部電極の3層構造
を一単位として構成されており、各キャパシタ部分はメ
モリセルごとにそれぞれ分離形成されている。第2の上
部電極は、これらの分離されたキャパシタのそれぞれの
第1の上部電極に共通の電位を印加するために形成され
たものである。この第2の上部電極はそれぞれの第1の
上部電極のみに接続されなければならず、下部電極に接
続されるとキャパシタの上部電極との短絡が引き起こさ
れてメモリセル動作ができなくなる。
【0026】これを防止するために各キャパシタの少な
くとも下部電極の側面を覆うサイドウォール絶縁膜を設
ける。このサイドウォール絶縁膜は、全面に成膜した例
えばシリコン酸化膜を異方性ドライエッチングによりエ
ッチバックして形成される。もし、エッチバックが足り
ずにサイドウォールの上端が第1の上部電極の上面より
も上になるという状態では、第1の上部電極の上面にサ
イドウォール絶縁膜となるシリコン酸化膜が残ってお
り、この上に第2の上部電極を形成しても第1の上部電
極と電気的に接続することができない。一方エッチバッ
ク過多でサイドウォールの上端が容量絶縁膜の下面より
も下になるという状態では下部電極の側壁が露出してい
るということになり、この状態で第2の上部電極を形成
すると上部電極と下部電極がショートして正常な動作が
できなくなる。
【0027】従って、本発明では、エッチバック後のサ
イドウォールの上端が第1の上部電極の上面と容量絶縁
膜の下面との間になるようにエッチバックの条件を制御
する必要がある。しかし、前述の特開平6−20443
1号公報に提案された構造では、エッチバックのマージ
ンが容量絶縁膜の厚さしかなかったのとは異なり、本発
明では、エッチバックのマージンとして、容量絶縁膜の
膜厚と第1の上部電極の膜厚を合わせただけの厚さがあ
る。例えば、容量絶縁膜の膜厚がおよそ100nmで第
1の上部電極の膜厚がおよそ200nmとすると、合計
およそ300nmの範囲内にサイドウォール絶縁膜の上
端がくるようにエッチバックを行えばよく、この範囲で
エッチバック量を制御するのは容易である。
【0028】このように本発明の容量素子の構造は、サ
イドウォール絶縁膜のエッチバック工程のマージンが大
きいために、製造工程が簡易化され、歩留まりを向上す
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0030】[実施形態1]図1および図2は、本発明
の容量素子を備えた半導体記憶装置の一例である。図1
(a)は、全体の平面図であり、図1(b)は、下部電
極、容量絶縁膜および第1の上部電極からなる3層構造
単位と、サイドウォール絶縁膜と、第2の上部電極のみ
を示した図である。また、図2は図1(a)のA−A’
断面を示した図である。
【0031】この半導体記憶装置は、DRAMであり主
要な構成として、図に示すようにシリコン基板1、素子
分離酸化膜2、ゲート酸化膜3、ワード線4、拡散層
5、パッド6、第1の層間絶縁膜7、ビットコンタクト
ホール8、ビット線9、第2の層間絶縁膜10、容量コ
ンタクトホール11、下部電極12、容量絶縁膜13、
第1の上部電極14、サイドウォール絶縁膜15、第2
の上部電極16により構成されている。
【0032】この実施形態の構成を、図3(a)〜図3
(f)の工程順断面図を用いて製造方法を示してさらに
説明する。
【0033】まず図3(a)に示すように、シリコン基
板1上に通常の選択酸化法によって素子分離酸化膜2を
150nmから350nmの範囲の膜厚で形成する。次
に酸化法を用いてゲート酸化膜3を5nmから16nm
の範囲の膜厚で形成する。次にリンを多量にドープした
ポリシリコン、あるいはリンを多量にドープしたポリシ
リコンとタングステンシリサイドの積層膜を全面に成膜
する。これらの膜厚は50nmから300nmの範囲と
する。
【0034】次にリソグラフィ技術とドライエッチング
技術を用いて前記リンを多量にドープしたポリシリコ
ン、あるいはリンを多量にドープしたポリシリコンとタ
ングステンシリサイドの積層膜の不要部分を除去してワ
ード線4を形成する。次にリンまたはヒ素を5keVか
ら25keVの範囲の加速エネルギーで1×1012at
oms/cm2から1×1014atoms/cm2の範囲
のドーズ量で全面に注入し、拡散層5を形成する。
【0035】次にシリコン酸化膜を全面に成膜した後、
リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いてメモ
リセルの拡散層5上にコンタクトホールを開口する。そ
の後リンを多量にドープしたポリシリコンを全面に成膜
し、リソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて
前記ポリシリコンの不要部分を除去してパッド6を形成
する。次に全面にボロン・リン・シリケイト・グラス
(以下BPSGと略す)を200nmから500nmの
範囲の膜厚で成膜し、窒素雰囲気中で800℃から90
0℃の間の所定の温度で30分から60分の範囲の所定
の時間アニールしてBPSGをリフロー平坦化し、第1
の層間絶縁膜7を形成する。
【0036】次にリソグラフィ技術とドライエッチング
技術を用いてパッド6上に第1の層間絶縁膜7を貫通す
るビットコンタクトホール8を開口する。次に全面にタ
ングステンシリサイドを100nmから200nmの範
囲の膜厚で成膜し、リソグラフィ技術とドライエッチン
グ技術を用いて前記タングステンシリサイドの不要部分
を除去してビット線9を形成する。次に全面にBPSG
を200nmから500nmの範囲の膜厚で成膜し、窒
素雰囲気中で800℃から900℃の間の所定の温度で
30分から60分の範囲の所定の時間アニールしてBP
SGをリフロー平坦化し、第2の層間絶縁膜10を形成
する。
【0037】次にリソグラフィ技術とドライエッチング
技術を用いてパッド6上に第1の層間絶縁膜7と第2の
層間絶縁膜10を貫通する容量コンタクトホール11を
開口する。
【0038】次に図3(b)に示すように、全面にリン
を多量にドープしたポリシリコンを全面に成膜し、さら
に全面をドライエッチング技術でエッチバックして容量
コンタクトホール11内をポリシリコンで充填する。次
にキャパシタの下部電極として耐酸化性の大きな導電性
物質、例えばルテニウム17を全面に100nmから3
00nmの範囲の所定の膜厚で成膜する。
【0039】次に容量絶縁膜として全面に例えば金属酸
化物のチタン酸バリウムストロンチウム(Ba(Sr
1-x,Tix)O3、以下BSTと略す。)18を50n
mから150nmの範囲の所定の膜厚で全面に成膜す
る。次にキャパシタの上部電極としてルテニウム19を
200nmから400nmの範囲の所定の膜厚で全面に
成膜する。
【0040】次にリソグラフィ技術を用いてキャパシタ
を形成するときのエッチングマスクとしてのレジストパ
ターン20を形成する。
【0041】次に図3(c)に示すように、レジストパ
ターン20をエッチングマスクとしてルテニウム19、
BST18、ルテニウム17を順次ドライエッチング技
術を用いて異方性エッチングし、下部電極12、容量絶
縁膜13および第1の上部電極14の3層構造を1つの
単位とするキャパシタ構造を、多数形成する。この3層
構造は隣接する3層構造から電気的にも分離されてい
る。次にレジストパターン20を除去した後に全面にシ
リコン酸化膜21を成膜する。この時の膜厚は、隣接す
るキャパシタ間が完全には埋設されないような膜厚を選
択する。また、成膜方法としては、CVD法のように表
面全面を比較的均一に覆う方法が好ましい。
【0042】次に図3(d)に示すように、ドライエッ
チング技術を用いて全面に成膜されている前記シリコン
酸化膜21をエッチバックし、キャパシタの側面にサイ
ドウォール絶縁膜15を形成する。この時、図3(e)
の拡大図に示すように、サイドウォール絶縁膜15の上
端部分が第1の上部電極14の上面と容量絶縁膜13の
下面との間に形成されるようにシリコン酸化膜21のエ
ッチバック時間を制御する。この実施形態では、容量絶
縁膜13の膜厚と第1の上部電極14の膜厚の合計は少
なくとも250nmなので、エッチバックの制御は容易
に行うことができる。
【0043】次に図3(f)に示すように、上記の3層
構造単位のキャパシタ構造の第1の上部電極同士を互い
に接続するために、まず全面に例えばアルミを100n
mから300nmの範囲の所定の膜厚で成膜し、リソグ
ラフィ技術とドライエッチング技術を用いて前記アルミ
の不要部分を除去して、第2の上部電極16を形成す
る。
【0044】以上のようにして、DRAMのメモリセル
が形成される。
【0045】[実施形態2]次に、本発明の容量素子を
備えた半導体記憶装置の異なる例を図4および図5
(a)ないし図5(g)を用いて説明する。図4は実施
形態2の半導体記憶装置の断面図であり、図5(a)〜
図5(g)は製造方法を説明するための工程順断面図で
ある。
【0046】下部電極12、容量絶縁膜13および第1
の上部電極14の3層構造を1つの単位とするキャパシ
タ構造の側面が、実施形態1では垂直な形状である場合
を説明したが、この実施形態2では図4に示すように、
上側の層ほど突き出した形状であるオーバーハング形
状、即ち第1の上部電極14の水平方向の寸法よりも容
量絶縁膜13のほうが小さく、さらに容量絶縁膜13の
水平方向の寸法よりも下部電極12のほうが小さくなっ
ている。
【0047】この実施形態の構成を、図5(a)〜図5
(f)の工程順断面図を用いて製造方法を示してさらに
説明する。
【0048】まず、実施形態1で、ルテニウム17、B
ST18、ルテニウム19を積層し、その上にレジスト
パターン20を形成したところまで(図3(b)まで)
を、同様に繰り返して製造する。
【0049】その後、図5(a)に示すように、図3
(b)に示しているレジストパターン20をマスクとし
て第1の上部電極となるルテニウム19、容量絶縁膜と
なるBST、下部電極となるルテニウム17を順次エッ
チングし、下部電極12、容量絶縁膜13および第1の
上部電極14の3層構造を1つの単位とするキャパシタ
構造を、多数形成する。
【0050】このとき、この実施形態では、この3層構
造を単位とするキャパシタ構造の側面がオーバーハング
形状となるようにエッチングする。例えば、まず第1の
上部電極を、O2150sccm、圧力10mTor
r、マイクロ波パワー300W、バイアス150Wとい
う条件でエッチングし、次に容量絶縁膜をSF6100
sccm、Ar50sccm、圧力10mTorr、マ
イクロ波パワー300W、バイアス200Wという条件
でエッチングし、最後に下部電極を、O2150scc
m、圧力10mTorr、マイクロ波パワー300W、
バイアス150Wという条件でエッチングする。このと
き、容量絶縁膜のエッチングの際に第1の上部電極の側
面に少量の容量絶縁膜材料が堆積されるので、キャパシ
タ構造の側面がオーバーハング形状となる。
【0051】3層構造を単位とするキャパシタの側面の
オーバーハング形状は図5(a)に示すような滑らかな
形状になったり、図5(c)に示すような滑らかでない
形状になったりする。
【0052】次に図5(b)に示すように、実施形態1
と同様にして全面にシリコン酸化膜21を成膜する。こ
のシリコン酸化膜21の膜厚は、キャパシタの側壁部分
のシリコン酸化膜が互いに接触しないように調節する。
【0053】次に図5(d)に示すように、シリコン酸
化膜21をエッチバックしてサイドウォール絶縁膜15
を形成する。このエッチバックを行うときに、実施形態
1では形成するサイドウォール絶縁膜15の上端部分は
第1の上部電極14の上面と容量絶縁膜13の下面との
間、キャパシタ構造の側面部分を拡大した図3(e)の
Bで示す範囲に形成されるようにシリコン酸化膜21の
エッチバック時間を制御しなければならなかった。一
方、実施形態2ではエッチバック時間の制御に関して実
施形態1よりも大きなマージンがある。即ち、キャパシ
タの側壁が図5(e)または図5(f)に示すようなオ
ーバーハング形状となっているために、エッチバック時
間が長すぎた場合でも容量絶縁膜13および下部電極1
2の側壁にはサイドウォール絶縁膜15の一部を必ず残
存させることができる。
【0054】ここで、図5(e)および(f)に示すよ
うに、第1の上部電極14の上面と下部電極12の上面
の横方向の張り出しの距離の差Cが、10nm以上、好
ましくは50nm以上あれば、サイドウォール絶縁膜1
5のエッチバック上端30がBの範囲より下方にあって
も十分に絶縁を保つことができる。
【0055】次に図5(g)に示すように、各キャパシ
タの第1の上部電極同士を互いに接続するための第2の
上部電極16を実施形態1と同様に形成する。
【0056】以上のようにして、DRAMのメモリセル
が形成される。
【0057】以上の説明で、容量絶縁膜として、BST
を例にとって説明したが、誘電率の大きい誘電体が好ま
しく、金属酸化物膜が好ましい。特に、Pb(Z
1-x,Tix)O3、SrBi2Ta29、Ba(Sr
1-x,Tix)O3、およびタンタル酸化膜からなる群よ
り選ばれるものが誘電率も大きく絶縁性も良好であるの
で好ましい。
【0058】また、サイドウォール絶縁膜の材料として
は、容量絶縁膜より誘電率の小さいものが好ましく、シ
リコン酸化膜の他にシリコン窒化膜等を用いることがで
きるが、特にシリコン酸化膜は安定な材料であり、また
誘電率も小さいので好ましい。
【0059】また、半導体基板としても実施形態で示し
たシリコン基板に限定されるものではない。下部電極お
よび第1の上部電極の材料として、ルテニウムの他に、
Mo、Tc、Rh、W、Re、Os、IrおよびPt等
を用いることができる。下部電極および第1の上部電極
は、積層構造であってもよい。第2の上部電極の材料と
して、アルミニウムが成膜しやすいので好ましいが、特
に制限はない。
【0060】さらに、本発明の容量素子は、DRAMに
限らず、強誘電体メモリFe−RAMのような半導体記
憶装置、またはその他の半導体装置にも用いることがで
きる。
【0061】
【発明の効果】本発明の容量素子は、プロセスマージン
が大きので、製造工程を簡易化し、歩留まり良く製造す
ることができる。
【0062】下部電極、容量絶縁膜および第1の上部電
極からなる3層構造単位の側面が垂直である場合には、
第1の上部電極の厚さと容量絶縁膜の厚さの合計は容量
絶縁膜のみの厚さに比べて3倍から8倍程度厚く設定で
きるので、この範囲でエッチバック量を制御するのは容
易であり、プロセスマージンも3倍から8倍程度増加す
る。
【0063】また、下部電極、容量絶縁膜および第1の
上部電極からなる3層構造単位の側面が上側の層ほど突
き出した形状である場合には、さらにプロセスマージン
が大きくなり、歩留まりが一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の容量素子を用いた半導体記憶装
置の1例の平面図である。 (b)(a)に示した半導体記憶装置の平面図の中で、
下部電極、容量絶縁膜および第1の上部電極からなる3
層構造単位と、サイドウォール絶縁膜と、第2の上部電
極のみを示した図である。
【図2】本発明の一実施形態の断面図である。
【図3】実施形態1に示した半導体記憶装置を製造する
方法の一例を示す工程順断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図5】実施形態2に示した半導体記憶装置を製造する
方法の一例を示す工程順断面図である。
【図6】従来技術の半導体記憶装置の製造方法を示す工
程順断面図である。
【図7】従来技術の半導体記憶装置の製造方法を示す工
程順断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 素子分離酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ワード線 5 拡散層 6 パッド 7 第1の層間絶縁膜 8 ビットコンタクトホール 9 ビット線 10 第2の層間絶縁膜 11 容量コンタクトホール 12 下部電極 13 容量絶縁膜 14 第1の上部電極 15 サイドウォール絶縁膜 16 第2の上部電極 17 ルテニウム 18 BST 19 ルテニウム 20 レジストパターン 21 シリコン酸化膜 30 サイドウォール絶縁膜のエッチバック上端 101 シリコン基板 102 素子分離酸化膜 103 メモリセルトランジスタ 108 ビットコンタクトホール 109 ビット線 110 層間絶縁膜 111 容量コンタクトホール 112 下部電極 113 容量絶縁膜 114 上部電極 116 第2の上部電極 121 シリコン基板 201 シリコン基板 202 素子分離酸化膜 203 メモリセルトランジスタ 207 第1の層間絶縁膜 208 ビットコンタクトホール 209 ビット線 210 第2の層間絶縁膜 211 容量コンタクトホール 212 下部電極 213 容量絶縁膜 214 上部電極 215 サイドウォール絶縁膜 217 ルテニウム膜 218 タンタル酸化膜

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、下部電極と、この下部
    電極上に形成された容量絶縁膜と、この容量絶縁膜上に
    形成された上部電極と、誘電率が前記容量絶縁膜より小
    さい材料で形成され少なくとも下部電極を覆うサイドウ
    ォール絶縁膜とを有する容量素子において、 前記上部電極が第1の上部電極と第2の上部電極とによ
    って構成され、 前記下部電極、前記容量絶縁膜および前記第1の上部電
    極からなる3層構造を1つの単位として隣接する3層構
    造単位から分離され、 この3層構造単位の側面の少なくとも下部電極部分を前
    記サイドウォール絶縁膜が覆い、 前記第2の上部電極が前記第1の上部電極を覆って相互
    に接続するように形成された容量素子。
  2. 【請求項2】 前記下部電極、前記容量絶縁膜および前
    記第1の上部電極からなる3層構造単位の側面が垂直で
    ある請求項1記載の容量素子。
  3. 【請求項3】 前記下部電極、前記容量絶縁膜および前
    記第1の上部電極からなる3層構造単位の側面が、上側
    の層ほど突き出した形状である請求項1記載の容量素
    子。
  4. 【請求項4】 前記容量絶縁膜が金属酸化物である請求
    項1〜3のいずれかに記載の容量素子。
  5. 【請求項5】 前記容量絶縁膜がPb(Zr1-x,T
    x)O3、SrBi2Ta29、Ba(Sr1-x,T
    x)O3、およびタンタル酸化膜からなる群より選ばれ
    る少なくとも一種からなる請求項4記載の容量素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の容量素
    子と、この容量素子の基板上に形成されたトランジスタ
    構造とを有する半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記容量素子と前記トランジスタの間に
    は、層間絶縁膜が設けられ、この層間絶縁膜に設けられ
    た容量コンタクトホールによって電気的に接続された請
    求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に、 下部電極となる導電膜を成膜する工程と、 この下部電極となる導電膜上に容量絶縁膜となる第1の
    絶縁膜を成膜する工程と、 この第1の絶縁膜上に第1の上部電極となる導電膜を成
    膜する工程と、 容量素子の平面形状に対応する所定の形状に、前記第1
    の上部電極となる導電膜、容量絶縁膜となる第1の絶縁
    膜および下部電極となる導電膜をパターニングし、下部
    電極、容量絶縁膜および第1の上部電極からなる複数個
    の3層構造単位を形成する工程と、 この複数個の3層構造単位を形成した基板全面に、サイ
    ドウォール絶縁膜となる第2の絶縁膜を成膜する工程
    と、 この第2の絶縁膜を、第1の上部電極の上部表面に残ら
    ないように、かつ少なくとも前記下部電極の側面を覆う
    ように異方性ドライエッチングして、サイドウォール絶
    縁膜を形成する工程と、 上部表面が露出した第1の上部電極を相互に接続する第
    2の上部電極を形成する工程とを含む容量素子の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記の複数個の3層構造単位を形成する
    工程が、前記第1の上部電極となる導電膜、容量絶縁膜
    となる第1の絶縁膜および下部電極となる導電膜を、容
    量素子の平面形状に対応する所定の形状のマスクを用い
    て、異方性ドライエッチングにより前記3層構造単位の
    側面が垂直になるようにパターニングする工程である請
    求項8記載の容量素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記の複数個の3層構造単位を形成す
    る工程が、前記第1の上部電極となる導電膜、容量絶縁
    膜となる第1の絶縁膜および下部電極となる導電膜を、
    容量素子の平面形状に対応する所定の形状のマスクを用
    いて、前記3層構造単位の側面が、上側の層ほど突き出
    した形状になるようにパターニングする工程である請求
    項8記載の容量素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記容量絶縁膜が金属酸化物である請
    求項8〜10のいずれかに記載の容量素子。
  12. 【請求項12】 前記容量絶縁膜がPb(Zr1-x,T
    x)O3、SrBi2Ta29およびBa(Sr1-x,T
    x)O3からなる群より選ばれる少なくとも一種からな
    る請求項11記載の容量素子。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載の容
    量素子の製造方法を1工程として含む半導体記憶装置の
    製造方法。
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