JP2003067797A - 出退表示システム - Google Patents

出退表示システム

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JP2003067797A JP2001258749A JP2001258749A JP2003067797A JP 2003067797 A JP2003067797 A JP 2003067797A JP 2001258749 A JP2001258749 A JP 2001258749A JP 2001258749 A JP2001258749 A JP 2001258749A JP 2003067797 A JP2003067797 A JP 2003067797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用の機器を使用する出退表示設備と、ネット
ワーク端末による出退情報の表示が行える出退表示設備
との両者の長所が生かせる出退表示システムを提供する
ことにある。 【解決手段】伝送ユニット20は、ネットワーク端末1
0とで第2の出退表示設備(II)を構成するネットワーク
制御部12と、時分割多重伝送信号Vsを用いた操作器
2の操作スイッチSによる在/不在の入力監視と、出退
表示器3の表示部4の表示状態の制御を監視制御部5に
より行う第1の出退表示設備(I)との間で同じ対象人
物の出退表示が一致するよう両制御部5,12が持つ状
態テーブルの更新を管理する機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出退表示システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出退表示設備は、図15に示すよ
うに出退表示の対象人物の在/不在を入力する操作スイ
ッチSを1乃至複数備えた操作器2と、該操作器2の操
作スイッチSに対応付けている対象人物の出退を表示す
る表示部3…を複数備えた出退表示器4と、盤1内に設
けた監視制御部5とを2線の専用信号線6を介して接続
して構成され、時分割多重伝送信号(以下伝送信号と言
う)Vsを用いて監視制御部5が操作器2の操作スイッ
チS…の操作を監視するとともに、出退表示器4の表示
部3…を制御するようなっている。
【0003】ここで、監視制御部5から送出される伝送
信号Vsは図16(a)に示すように信号送出開始を示
すスタートパルスSP、伝送信号Vsのモードを示すモ
ードデータMD、操作器2、出退表示器4を各別に呼び
出すためのアドレスデータAD、操作器2や出退表示器
4を制御するための制御データCD、伝送誤りを検出す
るためのチェックサムデータCS、操作器2や出退表示
器4からの返信信号を受信するタイムスロットである返
信信号期間WTよりなる双極性(±24V)のベースバ
ンド信号により構成され、図16(b)に示すようにパ
ルス幅変調によってデータが伝送されるようになってい
る。
【0004】一方操作器2や出退表示器4では、それぞ
れ、信号線6を介して受信した伝送信号Vsにより伝送
されたアドレスデータADが予め設定されたアドレスに
一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込
むとともに、伝送信号Vsの信号返信期間WTに監視デ
ータなどのデータを電流モード信号(信号線6を適当な
低インピーダンスを介して短絡することにより送出され
る信号)として返信する。
【0005】ここで監視制御部5から所望の出退表示器
4又は操作器2に制御データCDを伝送する場合には、
モードデータMDを制御モードとし、当該機器のアドレ
スをアドレスデータADとする時分割多重伝送信号Vs
を送出し、この時分割多重伝送信号Vsを信号線6に送
出すれば、アドレスデータADに一致する機器が制御デ
ータCDを受け取って、出退表示器4では表示部3を、
また操作器2では操作スイッチSに併設又は内蔵する状
態表示部を制御データCDに基づいて制御する。
【0006】ところで、監視制御部5は、常時にはモー
ドデータMDをダミーモード或いは常時ポーリングとし
て、ダミー用のアドレス、或いは接続されている全機器
のアドレスに伝送信号Vsを一定時間間隔で送出してお
り、操作器2の操作スイッチSの操作があって監視制御
部5に対して操作スイッチSの操作データを伝送しよう
とするときには、ダミーモード或いはポーリング中の伝
送信号VsのスタートパルスSPに同期させて図16
(c)のような割込信号Viを発生させる。このとき、
操作器2は割込フラグを設定して監視制御部5との以後
のデータ授受に備える。監視制御部5では割込信号を受
信すると、モードデータMDを割込ポーリングモードと
して割込信号を発生させた操作器2をサーチするための
割り込みポーリングを行う。この場合、アドレスデータ
ADの上位の半数のビットの(アドレスデータADを8
ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させながら伝
送信号Vsを送出し、割込信号を発生した操作器2で
は、割込ポーリングモードの伝送信号Vsのアドレスデ
ータADの上位4ビットが自己のアドレスの上位4ビッ
トに一致するときに、信号返信期間WTにアドレスの下
位の半数のビットを監視制御部5に返信する。このよう
にして、監視制御部5は割込信号Viを発生した操作器
2のアドレスを獲得すると、モードデータMDを監視モ
ードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝送信号
Vsを信号線6に送出し、これに対して当該操作器2は
伝送しようとする情報を信号返信期間WTに返信するの
である。最後に、監視制御部5は割込信号を発生した操
作器2に対して割込リセットを指示する信号を送出し、
操作器2の割込フラグを解除する。
【0007】さて従来例において或る操作器2に設けた
操作スイッチSが操作されると、当該操作器2は割込信
号を送出し、監視制御部5の割り込みポーリングに応じ
てアドレス返信を行い、監視制御部5からの割込み要求
監視のアクセスに対応して操作スイッチSの操作データ
を監視データとして監視制御部5へ返信する。この監視
データを受け取った監視制御部5では、操作器2から返
信された監視データに基づいて、操作スイッチSとの対
応関係が予め設定されている出退表示器4に伝送する制
御データCDを生成し、その制御データCDを含む伝送
信号Vsを信号線6に送出し、対応する出退表示器4に
制御データCDを伝送し、この制御データCDに応じて
出退表示器4が対応する表示部3を例えば青色又は赤色
で点灯表示させる。
【0008】また出退表示器4は、各表示部3の動作状
態を示す監視データを監視制御部5へ返信させるように
なっており、監視制御部5はこの監視データに基づいて
個々の人物の在、不在の状態データを格納する状態テー
ブルを備え、また、監視制御部5は上述の監視データに
基づいて対応する操作器2の操作スイッチSに付設して
いる動作モニタ用の状態表示部を構成するLED(図示
せず)を点灯/消灯させる制御データCDを伝送し、こ
の制御データCDを受け取った操作器2では制御データ
CDに基づいて対応する操作スイッチSに付設したLE
Dを点灯又は消灯させることにより、対応する表示部3
の動作状態を表示する。
【0009】このように従来例の出退表示設備は、監視
制御部5によって各操作器2,出退表示器4の監視制御
を行うことにより、操作器2に設けられた操作スイッチ
Sの操作の度に当該操作スイッチSに対応する出退表示
器4の表示部3の表示状態を変更し、当該操作スイッチ
Sに対応付けた対象人物の在/不在に対応した出退を表
示部3の状態で表示するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
従来の出退表示設備の、監視制御部5,出退表示器4,
操作器2は当該設備に対応した専用の機器により構成さ
れているため、汎用性にかけている上に、出退表示器4
がフロアや廊下等の壁に掛けて使用する壁掛け型のもの
であって、設けられている夫々の表示部3が小さいため
離れた場所からは見え難く、近くまで行かなければなら
ないという課題があった。また表示部3を、当該表示部
3に対応する対象人物の好む形に変更することができな
いとう課題があった。
【0011】このような専用の機器によって構成される
出退表示設備に対して、ローカルネットワークに接続し
た汎用のパーソナルコンピュータ等からなるクライアン
ト用のネットワーク端末を用いて出退情報の表示を行う
システムが近年提供されてきているが、この種のものは
ネットワーク端末が使用許可されたクライアントの机上
に配置されるため、出退情報を確認する際には、そのネ
ットワーク端末を立ち上げて出退情報を表示させる必要
があり、席を離れているときには出退情報を確認するこ
とができないという問題があった。
【0012】また使用が許可されたネットワーク端末が
その場に無い人(他部署の人)は、出退情報を確認でき
ないという問題があった。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは専用の機器を使用する出退
表示設備と、ネットワーク端末による出退情報の表示が
行える出退表示設備との両者の長所が生かせる出退表示
システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、出退表示の対象人物の在/不
在を入力する操作スイッチを備えた操作器と、該操作器
の操作スイッチに対応付けて対象人物の出退を表示する
表示部を備えた出退表示器と、上記操作器及び出退表示
器とに専用の信号線を介して接続されて、これら操作
器、出退表示器間で多重伝送信号により、制御、監視の
データの授受を行う監視制御機能と、上記対象人物と当
該対象人物の在/不在の状態とを対応付けた第1の状態
テーブルとを備え、上記操作器から操作スイッチの操作
データが送られてくると、該操作データに基づいて上記
第1の状態テーブルの当該操作スイッチに対応する対象
人物の在/不在の状態データを更新するとともに、該状
態データに基づいて当該対象人物に対応関係を持つ上記
出退表示器の表示部の表示状態を変更させる制御データ
を伝送信号により出退表示器へ少なくとも送信する監視
制御機能を備えた監視制御部とからなる第1の出退表示
設備と、ネットワークに接続されて所定のプロトコルに
よるデータの送受信が行える通信機能を備えたクライア
ント用のネットワーク端末と、上記ネットワークに接続
され、上記ネットワーク端末との間で所定のプロトコル
によってデータの授受を行う通信機能、出退表示の対象
人物と当該対象人物の在/不在の状態とを対応付けた第
2の状態テーブル、上記ネットワーク端末側の入力操作
によって入力される所定の対象人物の在/不在のデータ
を受け取ると、該データに基づいて上記第2の状態テー
ブルの当該対象人物の状態データを更新するとともに、
該状態データに基づいた当該対象人物の出退表示用デー
タを当該対象人物の出退表示を行う上記ネットワーク端
末へ伝送する監視制御機能を備えたネットワーク制御部
とからなる第2の出退表示設備とを併存させ、上記ネッ
トワーク制御部と上記監視制御部の何れか一方の状態テ
ーブルの状態データの変化があると、当該状態データに
対応する対象人物と同一対象人物に対応する他方の状態
テーブルの状態データを更新させる機能を備え、両制御
部で伝送ユニットを構成することを特徴とする。
【0015】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記ネットワーク端末にはWebブラウザを、ネ
ットワーク制御部にはWebサーバ機能を夫々搭載し
て、上記ネットワーク制御部とネットワーク端末との間
のデータ送受信をHTTP通信により行い、上記ネット
ワーク端末ではWebブラウザによる閲覧画面上に、所
定の対象人物の在/不在の入力操作部、所定の対象人物
の出退表示部を形成して成ることを特徴とする。
【0016】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記伝送ユニットのネットワーク制御部に
は、ネットワーク同士がルータを介して接続される他の
出退表示システムにおける出退表示の対象人物に、自己
側の出退表示の対象人物を関連付けを設定し、第2の状
態テーブル中、該関連付けた対象人物に対応する状態デ
ータが更新された際に、更新された状態データに対応す
る他の出退表示システムの伝送ユニットのネットワーク
制御部に対して該ネットワーク制御部の第2の状態テー
ブルの関連対象人物の状態データを更新するための通知
を上記ネットワークを介して行う連動設定機能を備えて
いることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記伝送ユニットのネットワーク
制御部には、予め指定された対象人物の状態データが不
在状態から在状態に更新されると、予め設定されたメー
ルアドレス宛の在状態通知用メールを上記ネットワーク
を介してメールサーバへ送信する在メール通知機能を備
えていることを特徴とする。
【0018】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、伝送ユニットには第1の出退表示
設備の非稼働/稼働の時間帯を設定するタイマを備える
とともに、第1の出退表示設備の非稼働時間帯では監視
制御部の第1の状態テーブルのデータによる上記ネット
ワーク制御部の状態テーブルの更新を停止し、第1の出
退表示設備の稼働開始時に、該稼働開始時点の上記ネッ
トワーク制御部の第2の状態テーブルのデータで監視制
御部の第1の状態テーブルのデータを更新する機能を備
えたことを特徴とする。
【0019】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、伝送ユニットのネットワーク制御
部には、第1の出退表示設備側に付設される操作端末の
オン/オフ状態を監視して、その状態をネットワーク端
末側で閲覧可能とする機能を備えていることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0021】図1は、本発明の実施形態の一システム例
を示しており、本システムは図15に示す伝送信号Vs
を用いた専用機器使用の第1の出退表示設備(I)と、
パーソナルコンピュータからなるクライアント用ネット
ワーク端末10…を、例えば10BASE−T仕様のネ
ットワークの信号線11に接続して、これらネットワー
ク端末10…を出退表示の表示手段、在/不在の入力操
作手段として用いた出退表示設備(II)を盤1内に設けた
伝送ユニット20によって両設備(I)(II)を連携動
作させるようになっている。
【0022】伝送ユニット20は、図2に示すように出
退表示設備(I)側の監視制御部5と、ネットワーク側
の制御を行うためのネットワーク制御部12と、両制御
部5,12との間でデータの授受を行うためのバス21
と、両制御部5,12に直流電源電圧を供給するための
安定化電源部22、安定化電源部22と商用交流電源と
の間に挿入されるブレーカー23、サージ吸収素子24
からなる電源装置25と、出退表示設備(I)の非稼働
/稼働時間帯を設定するためのタイマ7とで構成され
る。尚図2中T1は商用交流電源を接続するための端子
部、T2は信号線6を接続するための端子部である。
【0023】監視制御部5は図3に示すように伝送信号
Vsの送信と、返信信号の受信とを行うための送受信部
50と、上述したような操作器2,出退表示器4の監視
制御のための処理を行う機能、タイマ7のタイマ出力に
よって出退表示設備(I)の非稼働/稼働時間帯を管理
する機能、I/F部51を通じてネットワーク制御部1
2との間でデータの授受を行うための機能と、付設する
記憶部52に対するデータの書き込み、読み出し処理を
行う機能などを備えたCPU部53とで構成される。
【0024】ここで記憶部52には、例えばシステム構
築時に、設置されている操作器2の操作スイッチS、こ
の操作スイッチSの操作によって表示状態が制御される
出退表示器4の表示部3、該表示部3により出退表示さ
れる対象人物が対応付けられる名前番号と、この名前番
号の対象人物の在/不在の状態とを対応付けた第1の状
態テーブル54が格納されており、この状態テーブル5
4の在/不在の状態データはCPU部53によって最新
の状態データに更新されるようなっている。
【0025】この更新は、操作器2の操作スイッチSの
操作による在/不在の状態変更と、後述するネットワー
ク制御部12側からの制御要求に基づいて、CPU部5
3の制御下で行われ、また操作器2の操作スイッチSの
操作による更新があった場合にはネットワーク制御部1
2へ更新された状態データが受け渡されるようになって
いる。
【0026】尚監視制御部5による操作器2,出退表示
器4の監視制御は、図15で示した従来例と同じである
ので、従来の技術の説明を参照することとし、実施形態
としての説明は省略する。
【0027】一方出退表示設備(II)のネットワーク制
御部12は固有のIPアドレスが設定されるもので、図
4に示すようにCPU部120と、10BASE−Tに
対応せるネットワーク用通信部121と、監視制御部5
との間のデータ授受のためのI/F部122と、第2の
状態テーブル123や後述する設定の内容を登録する設
定ファイル、各ネットワーク端末10で閲覧表示される
ファイル等を格納している記憶部124とで構成され、
CPU部120は、図5の概念的ブロックに示すように
HTTPサーバプログラムP1を搭載してそれが実行さ
れることで、各ネットワーク端末10に搭載したHTT
Pクライアントプログラム(例えば汎用のWebブラウ
ザのプログラム)P2が実行されているネットワーク端
末10との間でHTTP通信による状態制御要求の受信
と、HTTP通信による制御の結果を返信するWebサ
ーバを構築し、また搭載しているI/FプログラムP2
を実行することで、出退表示設備(I)側の監視制御部
5との間でデータの授受を行い、出退表示設備(I)側
の操作器2の操作スイッチSの操作による在/不在状態
の変化があった場合の当該対象人物の状態データの受け
取りや、逆に出退表示設備(II)側の状態制御要求に基
づいた状態テーブル123での対象人物の状態データの
更新があった場合に、制御要求データとして当該対象人
物の更新された状態データを監視制御部5へ送出の処理
を行い、また状態制御要求に基づいた状態テーブル12
3の更新や、監視制御部5から受け取った状態データに
基づく状態テーブル123の更新を行うようになってい
る。
【0028】ここで状態テーブル123の構成は、表1
に示すように予め登録可能な名前番号を確保し、夫々の
名前番号に対応して状態データたる状態コードを付記す
るような構成となっており、状態コードは”1”が例え
ば「在」を、”2”が「不在」を、”0”が未登録であ
ることを示すものであり、ネットワーク端末10…の閲
覧画面上に表示する在/不在の入力操作部たる後述する
操作釦と、在/不在に対応した後述する出退表示部との
対応関係を名前番号で対応付け、CPU部120は所定
の名前番号に対応した操作釦が操作されて状態制御要求
を受け取ると、その操作に基づいて当該名前番号の状態
コードを更新し、その状態コードが更新された名前番号
に対応する出退表示部の表示状態を状態コードに基づい
て変更制御する処理を行う。また名前番号、状態コード
を出退表示設備(I)側の状態テーブル54に用いられ
る名前番号、状態データたる状態コードと対応させ、両
制御部5,12との間で更新する状態データの授受を行
う場合に、受け取った側で読み替え無しに更新処理がで
きるようになっている。
【0029】この状態テーブル123の構成は状態テー
ブル54の構成に採用され、両テーブル123,54で
の同じ名前番号は同じ出退表示の対象人物に割り当てら
れる。
【0030】
【表1】
【0031】さてネットワーク端末10はHTTPクラ
イアントプログラム(以下Webブラウザと言う)P3
が実行されることで、当該ネットワーク端末10に対応
するクライアントを対象人物とする、在/不在の操作入
力を、マウスのクリックやキーボードによる操作で行う
操作入力機能や、前記クライアントを含め、所定の人物
を対象とする出退情報の表示を行う機能を持つことがで
きるようになっており、そのための在/不在の入力操作
部と、出退表示部とをWebブラウザP3による閲覧画
面上に設けるようになっている。
【0032】つまりWebブラウザP3が実行されてい
るネットワーク端末10には、図6に示すように、マウ
スでクリックされたり、キーボードのキーで操作される
と、その操作入力情報を取り込んでクライアントの在/
不在の状態が変化したことを検出する入力操作部100
と、検出された状態変化に対応する操作入力情報と、記
憶部に格納している対象人物情報テーブル101とを照
合して対象人物を特定し、特定した対象人物を示す情報
たる名前番号を対象人物情報テーブル101から抽出
し、この抽出した名前番号と、上記操作入力情報が示す
状態に対応する状態コードとを組み合わせたデータをパ
ラメーターとする制御要求をHTTPを利用してネット
ワークを通じてネットワーク制御部12へ伝送する制御
要求処理部103とが備わることになる。
【0033】図7はWebブラウザP3の実行とURL
指定によってネットワーク端末10のモニタ上に表示さ
れる当該ネットワーク端末10に対応した出退表示の閲
覧画面の一例を示しており、この例では当該ネットワー
ク端末10の使用許可者であるクライアントを対象とす
る在/不在の入力操作部100に対応する釦31〜34
と、該クライアントの出退表示部と後述する行き先を入
力する際の設定釦とを兼ねた釦30と、当該ネットワー
ク端末10で出退表示させるように登録した対象人物の
出退表示部35…とを設けてある。尚釦31は、在席を
入力する操作スイッチ、釦32は例えば「会議」で不在
となるとき、釦33は「出張」で不在となるとき、釦3
4は「退庁(退社)」で不在となるときに選択される操
作スイッチを構成する釦で、これらの釦31〜34の表
示色と同じ色で上記釦30を表示することで、不在の内
容を含めた出退表示が行えるモードと在/不在を夫々異
なる色で表示するモードとが設定できるようになってい
る。
【0034】尚図7中36はコメント表示部、37はメ
ニュー切り替え釦表示部で、このメニュー切り替え釦表
示部37には出退画面つまり図7の画面の呼び出し釦3
8と設定画面の呼び出し釦38とが表示されている。
【0035】ここでネットワーク端末10とネットワー
ク制御部12とを用いた出退表示設備(II)の制御フロ
ーを図8により説明する。
【0036】まずネットワーク端末10で対象人物の在
/不在の状態の変化が釦31〜34の何れかの操作が検
出されると、ネットワーク端末10はその対象人物の名
前番号と状態コードとをパラメーターとするデータを出
退状態制御要求として発生(1)し、HTTP要求
(2)としてネットワーク制御部12へ送出する。ここ
でHTTP要求(2)は出退表示設備(I)の状態を制
御する処理を実現するためにHTTPサーバプログラム
P1に設定されたCGIプログラムの実行要求である。
【0037】さてネットワーク制御部12のCPU部1
20は、HTTP要求(2)を受け取ると、出退表示設
備(I)の監視制御部5へネットワーク端末10から受
け取ったデータを制御要求(3)として送出する。この
制御要求(3)のデータを受け取った監視制御部5はC
PU部53の制御の下で制御要求を受け取ったことを示
す受信結果をネットワーク制御部12に返信する(4)
とともに、状態テーブル54の状態データを更新する。
そしてこの更新された内容が示す名前番号に対応する出
退表示器4の表示部3及び操作器2の操作スイッチSに
付設せる状態表示部の表示を、更新された状態コードが
示す内容に制御する制御データCDを作成して伝送信号
Vsにて夫々に送り、夫々の表示状態を新たな状態を示
すように変更させる。
【0038】一方上記受信結果返信(4)を受け取った
ネットワーク制御部12のCPU部120は状態テーブ
ル123の状態データを更新し(5)、この更新された
内容に基づいて当該対象人物の出退表示を変更させた内
容をHTTP応答(6)、つまりCGI機能の実行結果
として、上記HTTP要求(2)を送出したネットワー
ク端末10に返信する。このHTTP応答(6)を受け
取ったネットワーク端末10ではモニタ上の閲覧画面
を、出退表示部たる釦30の表示色が在又は不在に対応
した色に変更された画面に切り替え表示する。従ってこ
の釦30の表示色を見ることで当該ネットワーク端末1
0をクライアントの在/不在が判ることになる。
【0039】尚表示色で不在内容を示すモードでは、釦
32〜34の何れか操作されると、ネットワーク端末1
0はHTTP要求時に、不在の状態コードに加えて、そ
の内容を示すコードを付加したデータをネットワーク制
御部12へ送るようになっている。
【0040】上記のHTTP応答(6)を返信したネッ
トワーク制御部12は、UDP通信により他のネットワ
ーク端末10…に当該対象人物の状態コード(不在の場
合にはその内容を示すコードを含む)の更新内容を通知
する。そして当該対象人物に対応する出退表示部35…
を設けるように設定されている他のネットワーク端末1
0ではモニタ上で表示する出退画面を、状態コードの更
新内容に対応して表示色が変更された出退表示部35を
表示している画面に切り替える。これにより、他のネッ
トワーク端末10においても当該対象人物の在/不在が
判ることになる。
【0041】一方、出退表示設備(I)の操作器2の操
作スイッチSの操作によって、対応する対象人物の在/
不在の状態が変更されると、これに伴って出退表示設備
(I)側の出退表示器4の対応する表示部3の表示状態
が制御されるのは従来の技術で説明した通りであるが、
同時に監視制御部5のCPU部53は状態テーブル54
に格納した対象人物に対応せる名前番号の状態コードを
更新し、またこの状態コードが更新された名前番号とそ
の状態コードとからなるデータを制御結果としてネット
ワーク制御部12側へ送る。このデータを受け取ったネ
ットワーク制御部12では、このデータ内容に基づいて
状態テーブル123の対応する名前番号の状態コードを
更新するとともに、この更新された内容に基づいて当該
名前番号の対象人物の出退表示を行う各ネットワーク端
末10の閲覧画面用のファイルの出退表示部35や釦3
0の表示色を変更して、対応するネットワーク端末10
での出退表示を対象人物の在/不在の状態に合わせる。
【0042】かように出退表示設備(I)の操作器2の
操作スイッチS或いは,出退表示設備(II)のネットワ
ーク端末10の何れかにおいて在/不在の入力操作が行
われると、操作側に対応する一方の状態テーブル内容が
更新されるのは勿論のこと他方の状態テーブル内容も更
新され、この更新内容に基づいて出退表示設備(I)の
出退表示器4の表示部2による出退表示と、出退表示設
備(II)のネットワーク端末10の閲覧画面上の出退表示
とが在/不在の状態に対応して変更制御され、両設備
(I)(II)間で連携動作が取られることになる。
【0043】ところで、出退表示設備(I)の監視制御
部5はタイマ7のタイマ出力により出退表示設備(I)
の非稼働/稼働時間帯を管理するようになっており、タ
イマ出力が稼働時間帯を示す場合には上述した出退表示
設備(I)を稼働させ、タイマ出力が非稼働時間帯を示
す場合には、監視制御動作を停止して出退表示設備
(I)を非稼働状態とし、出退表示器4の表示部3と、
操作器2の操作スイッチSに付設する状態表示部とを消
灯させる。このとき状態テーブル54のデータはクリア
されることになる。
【0044】この場合監視制御部5が非稼働状態となっ
たことをネットワーク制御部12側へ知らせるため状態
テーブル54の格納データがネットワーク制御部12側
の状態テーブル123側には反映されない。従って、こ
の状態では出退表示設備(II)側のみが稼働してネットワ
ーク端末10での在/不在の操作入力に基づくネットワ
ーク端末10による出退表示のみが行われることにな
る。
【0045】そしてタイマ7のタイマ出力が非稼働時間
帯が終了して稼働時間帯に入ったことを示すと、監視制
御部5は出退表示設備(I)を稼働させるが、その稼働
開始時には初期設定の動作として稼働状態となったこと
をネットワーク制御部12側に通知する。ネットワーク
制御部12ではこの通知に呼応して、CPU部120の
制御の下で現時点の状態テーブル123が格納している
全名前番号と対応する状態コードとからなるデータを監
視制御部5に転送させる。
【0046】監視制御部5のCPU部53は転送された
きたデータに基づいて状態テーブル52の内容を更新す
るとともに、この更新されたデータに基づいて各出退表
示器4の表示部3の表示を制御する制御データCDや、
操作器2の操作スイッチSに付設した状態表示部の表示
を制御するための制御データCDの生成して、夫々伝送
信号Vsにより送出させる動作を行い、各出退表示器4
の表示部3による出退表示を出退表示設備(II)側の出退
表示状態と一致させる。この初期動作が終了した後、通
常の動作状態に入る。
【0047】これにより、通常の就業時間帯以外におい
ても仕事を行う個人に対応したネットワーク端末10で
の在/不在の入力操作と出退表示を可能とするととも
に、部署等での共用設備として使用され、その稼働時間
帯を就業時間帯に設定される出退表示設備(I)の出退
表示状態を、就業開始時にその時点での出退表示設備(I
I)の出退表示状態と一致するように自動的に初期設定
することができることになる。
【0048】ところで、本実施形態では、各ネットワー
ク端末10のモニタ上で表示させる閲覧画面上で出退表
示部35…や、釦30の表示レイアウトを変更ができる
ようになっている。
【0049】つまり図7に示すメニュー切り替え釦表示
部37に表示されている設定画面の呼び出し釦39をク
リックすると、このクりックの操作データをHTTP通
信により受け取った伝送ユニット20のットワーク制御
部12は各種設定のための画面をネットワーク端末10
の閲覧画面に表示させ、その表示された画面上の釦の操
作があると、更に下層の設定用画面表示させるようにな
っており、表示レイアウトを変更する場合には、変更し
たいネットワーク端末10の閲覧画面上で上述の操作を
行い、表示レイアウト変更の設定画面を呼び出せば良
い。この設定画面では、図7に示す釦30に表示する個
人名の入力や、コメント表示部36への入力、更に出退
表示部35の表示名(対象人物の名前や肩書き等の属性
名)の入力や修正を行うことを可能とする設定画面が表
示され、レイアウト編集機能が動作する。
【0050】この場合、図9に示すように例えば個人名
又は所属名(属性名)の何れを後述する表示窓41に表
示させるかを選択する選択入力窓40、該選択入力窓4
0で選択された個人名又は所属名の名前一覧を順次表示
する表示窓41、図7の出退画面の出退表示部35と同
様なセル42やコメント表示部36に対応する表示欄4
3、また釦30に対応する表示欄44からなる出退画面
表示の名前一覧表示部と、コメント表示部36に対応す
るコメント入力部44、表示窓41で表示される名前を
名前一覧表示部のセル42や表示欄44へ移動させて、
当該セル42に対応する出退表示部35で出退表示を行
う対象人物や釦30に対応するクライアントを設定した
り、表示欄43にコメント入力部44で入力された内容
を移動させてコメント表示部36で表示させる内容を設
定するための移動釦45,名前一覧表示部42で現在設
定されている名前やコメント内容中、指定された名前や
コメント内容の設定を消去する消去釦46,現在設定さ
れている全ての内容を設定を消去する消去釦47が表示
されている。そして、これらを用いて所定のセルに順位
名前を割り当てることで、そのセルに対応する出退表示
部35で出退表示する対象人物や、クライアント名、コ
メント内容等を設定入力することができ、この設定入力
が終了して登録釦48を操作することで設定データはネ
ット制御部12へ送られ、ネット制御部12のCPU部
120の制御の下で記憶部124の設定ファイルに登録
され、この登録に基づいてネットワーク端末12での出
退表示部35や釦30の表示制御や在/不在の入力の監
視が行われるとともにコメント表示が行われる。49は
設定した情報をキャンセルするためのキャンセル釦であ
る。
【0051】尚設定画面から、出退画面へ戻るにはメニ
ュー切り替え釦表示部37に表示される出退画面の釦3
8を操作すれば良い。
【0052】また出退表示設備(II)では、出退表示の対
象人物の行き先管理もできるように簡易な行き先表示を
不在操作時に設定する機能を持つ。
【0053】これは不在のための釦32〜34の何れか
を操作した後、クライアントの出退表示部を兼ねた釦3
0をクリックすると、会議、出張、退庁(退社)に対応
した行き先を表示する閲覧画面に切り替わる。この閲覧
画面上から行き先を選択し、選択した行き先名を表示し
ている釦をクリックすれば、ネットワーク制御部12に
おいて状態テーブルにおいて当該対象人物の状態コード
とともに行き先が登録管理される。そしてネットワーク
制御部12は他のネットワーク端末10…に登録された
当該対象人物の状態コード及び行き先情報をUDP通信
により通知するする。この通知により他のネットワーク
端末10…では、当該対象人物の出退表示部35に行き
先名が入力されていることを示すマークXを付した閲覧
画面が図7に示すように表示される。
【0054】そしてこの出退表示部35がクリックされ
ると、当該ネットワーク端末10の表示画面が、登録さ
れている行き先名の表示色を他の行き先名とは異なる色
で表示した閲覧画面に切り替わり、これによりその対象
人物の行き先場所を知ることができることになる。対象
人物の在席の操作入力があると、当該対象人物に対応し
た行き先登録はリセットされることになるのは勿論であ
る。
【0055】この行き先名は予めクライアントのネット
ワーク端末10で表示させた設定画面を通じて会議、出
張、退庁の各不在用の釦32〜34に対応した行き先を
入力し、この入力データをネットワーク制御部12へ送
れば、その記憶部124に釦32〜34の操作に対応し
て行き先表示を行う場合の行き先が登録される。
【0056】ところで出退表示設備(II)では出退表示
は、ネットワーク端末10で行うため、ネットワーク端
末10がWebサーバたるネットワーク制御部12への
アクセスを行っていない場合、出退状態を知ることがで
きない。
【0057】そこで、本実施形態では、ネットワーク端
末10の閲覧画面上で所定の人物が不在から在席へ操作
入力を行った場合に、在状態になったことを知る必要が
ある場合、自己のメールアドレス宛の、所定の人物が在
席になったことを示す在通知メールがメールサーバ8へ
送信されるように設定できるようなっている。
【0058】在通知メールの通知を受けたいクライアン
トは、まず出退画面で不在を示していて在通知メールの
対象としたい所定の人物の出退表示部35をクリックす
ることで、図10(a)に示す在通知メールの要を設定
するためのダイアログを呼び出し、このダイアログから
メールの表示されている釦58をクリックすると、所定
の人物に対する在通知メールの設定情報がネットワーク
制御部12へ送られ、CPU部120の制御の下で記憶
部124内に格納されている在通知メールの設定テーブ
ルに登録される。尚図10(a)の釦59はダイアログ
を閉じるための釦である。
【0059】尚上記設定テーブルは出退表示対象者の名
前番号を縦と、横に配置し、一方側を在通知メールの受
け手側とし、他方側を在状態になったことを在通知メー
ルで通知する監視対象側としたもので、上記在通知メー
ル要の設定に応じて受け手側のクライアントと、在通知
メールの対象として選択した人物とを対応付けて登録さ
れるようになっている。
【0060】ここで、出退システムにおける出退表示対
象人物の各メールアドレスがネットワーク制御部12の
記憶部124の設定ファイル内に初期登録されているも
のとする。また対象となるメールサーバ8のIPアドレ
ス,PORT、ドメイン名及び在通知メールの内容は図
10(b)で示す在通知メール設定画面により予め設定
されているものとする。
【0061】この図10(b)の設定画面は許可された
システム管理人が閲覧できる画面であり、システム管理
人はメールサーバ8のIPアドレスの入力欄55a、P
ORT設定欄55b、ドメイン名設定欄55cに必要な
データを入力することで在通知メールを送信するメール
サーバを登録し、また送信元の名称の表示欄、表題の表
示欄71,本文の表示欄56で夫々の内容を入力する。
尚表示欄56,57の{#name}は、ネットワーク
制御部12のCPU部120の制御の下で上記の在通知
メールの対象人物の名前が送信時に自動的に挿入され
る。
【0062】而して、上述のようにクライアントがネッ
トワーク端末10で表示されている出退画面で不在が表
示されている所定の人物に対して在通知メール要を上述
のダイアログから設定しておくと、当該所定の人物の状
態コードが更新された時に、ネットワーク制御部12の
CPU部120は、当該所定の人物の在通知メールを要
と設定しているクライアントを上記の在通知メールの設
定テーブルより検索し、設定しているクライアントが存
在すれば、そのクライアント、つまり受け手側のメール
アドレスを設定ファイルから抽出して、当該メールアド
レス宛の在通知メールをメールサーバ8に送信する。こ
の際、在通知メールの表題や、本文には在通知メールの
対象となっている上記所定の人物の名前を挿入する。
【0063】これにより上記メールアドレスのクライア
ント、つまり受け手側のネットワーク端末10では、出
退表示のためにWebブラウザP3を起動していなくて
も、メーラーを常時起動させている場合、その着信監視
機能により、メールサーバ8にメール着信があったこと
を知ることができ、この着信に対応してメーラーによっ
て在通知メールを受け取れば、在通知メールの表題、本
文から所定の人物が在席状態となったことを知ることが
できる。
【0064】また上記ダイアログによる在通知メールの
設定は、設定対象の在通知メールの送信が終了するとリ
セットされる。
【0065】尚在通知メール設定機能は必要に応じて設
ける機能であり、メールサーバ8を設けないシステムで
はこの機能は不要である。
【0066】ところで、出退表示設備(I)は、端末の
監視制御を監視制御部4で行うものであるが、この出退
表示設備(I)の端末として、会議室等に、使用/非使
用(空室)を操作入力するスイッチを備えた操作端末を
設け、この端末のスイッチ操作を監視するオプション機
能を付加することができるようになっており、このオプ
ション機能は、在/不在の入力を行う操作器2と同様に
名前番号に対応する接点番号と当該操作器の状態デー
タ、つまり状態コードとを対応付けて上記状態テーブル
に格納するとともに、この接点番号と状態コードをネッ
トワーク制御部12の状態テーブルにも格納し、ネット
ワーク端末10側でこれら操作器を設置した部屋の使用
状況をチェックすることができるようになっている。
【0067】図11はオプション設定のための設定画面
を示しており、上述の各設定と同様にネットワーク端末
10のモニタに閲覧画面上に当該設定画面を呼び出し、
この画面において、対象とする操作器(以下DI/O接
点と言う)の有無を入力するラジオ釦部70,DI/O
接点数を入力する入力欄71,各DI/Oのオン/オフ
状態を表示するかどうかを選択するラジオ釦72、DI
/O接点のオン/オフの表示タイトルの入力欄73,D
I/O接点のオン又はオフのカウント数を表示するか或
いはカウント数の表示をしないかを選択するラジオ釦7
4,カウント数の表示有りとした場合のカウントタイト
ルの入力欄75,登録されているDI/O接点の接点番
号と、名称を表示する表示欄75各DI/O接点に対応
する接点番号と、名称を入力する入力欄76,設置され
ているネットワーク端末10に対応する人物の名前や属
性名の表示欄77、この表示欄77に表示される人物か
らからDI/O接点の状態を表示させるネットワーク端
末10に対応する人物を選択入力欄78に選択移動させ
る移動釦79、選択入力欄78に表示される一覧からか
ら指定した選択表示者を消去するための消去釦80a、
全選択表示者を消去する消去釦80b、この画面で設定
された内容の登録を指示する登録釦81,設定した内容
をキャンセルするためのキャンセル釦82等が設けられ
ており、この画面でDI/O接点に関する設定が行える
ようになっている。
【0068】而して入力操作が終了して登録釦81が操
作されると、ネットワーク制御部12は入力データを受
け取って、各DI/O接点の接点番号と状態コードとの
状態テーブルを監視し、接点情報を設定された対象人物
のネットワーク端末10のHTTPクライアントプログ
ラムP3によるURL指定によって状態表示のファイル
を当該ネットワーク端末10へ送出する。
【0069】図12は表示対象人物のネットワーク端末
10でのDI/O接点表示に対応する閲覧画面を示して
おり、この画面では上述の入力欄73で入力されたタイ
トルを表示する表示部90,各DI/O接点の名称とそ
の状態を各別に表示する表示部91、上述の入力欄75
で入力されたオンオフタイトルを表示する表示部92、
及びカウント数を表示する表示部93などから構成され
る。尚釦94は、全てのDI/O接点をオフするための
オフ操作釦であるが、使用している操作器の種類により
この釦93の操作が有効/無効が決まる。
【0070】このようにDI/O接点に関するオプショ
ン機能を備えることで操作端末を部屋に設置すれば部屋
の使用状態管理に、また出席者の数をカウントするため
に用いれば出席者や欠席者の数の管理に用いることがで
きる。
【0071】上記図1のシステム例は、1組の出退表示
設備(I)(II)と伝送ユニット20とを基本とするシス
テムであるが、図13に示すようにルータRTを介して
複数のシステムのネットワークを結合することで、シス
テム間で連携動作(連動)させることを可能とする連動
設定機能を伝送ユニット20のネットワーク制御部12
に設けてある。
【0072】つまり、システム構築に当たっては許可さ
れた者のみがアクセスできる伝送ユニット連動設定のた
めの図14に示す設定画面を許可された者、つまり管理
者がシステムネットワーク端末10上に呼び出し、この
設定画面上に表示される連動有無を選択するラジオ釦2
00により連動有りを選択入力し、また連動させたい伝
送ユニット20の数を入力欄201で入力し、更に連動
させたい伝送ユニット20のIPアドレスをIPアドレ
ス入力欄202で入力する。本実施形態では連動できる
伝送ユニット数が当該伝送ユニット20を含めて最大4
台までとなっており、当該IPアドレス入力欄202は
4台のための入力部が設けられ、連動対象となる伝送ユ
ニット20のIPアドレスを入力するようになっている
が、当該システムの伝送ユニット20のIPアドレスは
例えば”*”で示され、この入力欄202で入力しなく
ても良いようになっている。
【0073】IPアドレス欄202の下方には、伝送ユ
ニット20間の連動関係を設定するための連動表設定入
力欄203が設けられ、この入力欄203の左側の窓に
は現在当該システムにおいて登録されている、出退表示
対象人物に対応して設定されている名前番号中連動させ
たい名前番号を入力し、右側の窓に連動させたい他のシ
ステムにおいて登録されている表示対象人物に対応して
設定されている名前番号をそのシステムの伝送ユニット
20に予め付与されているユニット番号とともに入力す
ることで、当該システムにおける名前番号と、他のシス
テムにおける名前番号との間で連動関係を設定すること
ができようになっている。尚右側の窓への入力は「ユニ
ット番号−名前番号」という形式で入力を行い、また複
数のシステムにおける名前番号に対応して連動させたい
場合には例えば「,」で区切って入力するようになって
いる。尚実施形態では、1つのシステム、つまり伝送ユ
ニット20当たり1つの名前番号と連動関係を持たせる
ことができるようになっている。
【0074】図中204は入力データを全て消去する消
去釦、205は入力データを設定データとして登録を指
示する登録釦、206は設定した情報をキャンセルする
ためのキャンセル釦である。
【0075】而してデータ入力が終了した後、登録釦2
04を操作すれば当該システムの伝送ユニット20のネ
ットワーク制御部12に取り込まれ、CPU部120の
制御の下で記憶部124内に連動テーブルとして格納さ
れることになる。
【0076】この連動設定は当該システムにおける出退
状態を他のシステムの出退状態に反映させる設定であ
り、相互間で反映させる場合には、他のシステムにおい
ても同様な設定を行う必要がある。
【0077】而して、上述のような連動設定が為される
と、伝送ユニット20のネットワーク制御部12は自己
のシステムに対応する状態テーブル123が更新される
と、その更新対象となった名前番号が他のシステムに対
して連動関係があるか否かを連動テーブルでチェック
し、連動関係があれば、その連動関係が設定されている
システムの伝送ユニット20のネットワーク制御部12
に、連動テーブルに設定されている連動関係のある名前
番号と状態コードとを更新された状態のデータとして通
知する。
【0078】このデータを受け取った他のシステムのネ
ットワーク制御部12のCPU部120は、このデータ
に基づいて状態テーブル123を更新し、この更新内容
に基づいて当該システムのネットワーク端末10におけ
る出退表示状態を変更制御し、更に当該システムの出退
表示設備(I)の監視制御部4に更新のためのデータを
送り、監視制御部4の状態テーブル54を更新させる。
監視制御部4は更新された名前番号に対応する出退表示
器4の表示部3の表示状態を変更制御するとともに対応
する操作器2の操作スイッチSの状態表示部の表示を変
更制御する。
【0079】このようにして連動関係を持たせたシステ
ム間では、一方のシステムの出退表示を、他のシステム
の出退表示に反映させることができることになる。
【0080】尚連動無しを選択した場合には、ルータを
ネットワークが接続されている場合においても互いのシ
ステムの出退表示は夫々のシステムにおいて独立的に為
されることになる。
【0081】また連動状態において、ネットワーク障害
が生じて出退表示がシステム間で個となる状態が生じた
場合には、ネットワーク復帰後、例えばユニット番号が
小さ伝送ユニット20を設けているシステム側の出退表
示に合わせる状態一致制御機能のプログラムをネットワ
ーク制御部12のHTTPサーバプログラムP1に持た
せている。
【0082】尚出退表示設備(II)をHTTP通信を利
用して在/不在の状態に対応した出退表示制御を行うよ
うにしているが、他のプロトコルを用いた通信によって
制御を行うようにして勿論良い。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明は、出退表示の対象人物
の在/不在を入力する操作スイッチを備えた操作器と、
該操作器の操作スイッチに対応付けて対象人物の出退を
表示する表示部を備えた出退表示器と、上記操作器及び
出退表示器とに専用の信号線を介して接続されて、これ
ら操作器、出退表示器間で多重伝送信号により、制御、
監視のデータの授受を行う監視制御機能と、上記対象人
物と当該対象人物の在/不在の状態とを対応付けた第1
の状態テーブルとを備え、上記操作器から操作スイッチ
の操作データが送られてくると、該操作データに基づい
て上記第1の状態テーブルの当該操作スイッチに対応す
る対象人物の在/不在の状態データを更新するととも
に、該状態データに基づいて当該対象人物に対応関係を
持つ上記出退表示器の表示部の表示状態を変更させる制
御データを伝送信号により出退表示器へ少なくとも送信
する監視制御機能を備えた監視制御部とからなる第1の
出退表示設備と、ネットワークに接続されて所定のプロ
トコルによるデータの送受信が行える通信機能を備えた
クライアント用のネットワーク端末と、上記ネットワー
クに接続され、上記ネットワーク端末との間で所定のプ
ロトコルによってデータの授受を行う通信機能、出退表
示の対象人物と当該対象人物の在/不在の状態とを対応
付けた第2の状態テーブル、上記ネットワーク端末側の
入力操作によって入力される所定の対象人物の在/不在
のデータを受け取ると、該データに基づいて上記第2の
状態テーブルの当該対象人物の状態データを更新すると
ともに、該状態データに基づいた当該対象人物の出退表
示用データを当該対象人物の出退表示を行う上記ネット
ワーク端末へ伝送する監視制御機能を備えたネットワー
ク制御部とからなる第2の出退表示設備とを併存させて
いるので、第1の出退表示設備の多くの人で共用するこ
とができ、また多くの人を対象とした出退表示を提示で
きるという長所を生かさせ、また第2の出退表示設備で
は、個人が使用するパーソナルコンピュータ等によるネ
ットワーク端末を用いて在/不在の入力が、他の人の出
退情報を表示させることができ、第1の出退表示設備の
表示器の表示部が小さくて、見にくいという問題もな
く、しかも出退情報の表示もネットワーク端末のクライ
アントに対応して設定することも可能となるという長所
が生かせ、しかも伝送ユニットは、上記ネットワーク制
御部と上記監視制御部の何れか一方の状態テーブルの状
態データの変化があると、当該状態データに対応する対
象人物と同一対象人物に対応する他方の状態テーブルの
状態データを更新させる機能を備えているので、両出退
表示設備間での出退表示を連携させて一致させることが
できるため、ネットワーク端末、操作器、表示器を適所
に配置することで、夫々の出退表示設備の長所が生かせ
る出退表示システムを構築できるという効果があり、し
かも既設の第1の出退表示設備の監視制御部を、ネット
ワーク側に対応するネットワーク制御部と、このネット
ワーク制御部との間でデータの授受が行える監視制御部
とからなる伝送ユニットに交換するだけで、既存のネッ
トワークに接続されているネットワーク端末を利用して
第2の出退表示設備を構築するとともに、既存の第1の
出退表示設備を利用することができるという効果があ
る。
【0084】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ネットワーク端末にはWebブラウザを、ネッ
トワーク制御部にはWebサーバ機能を夫々搭載して、
上記ネットワーク制御部とネットワーク端末との間のデ
ータ送受信をHTTP通信により行い、上記ネットワー
ク端末ではWebブラウザによる閲覧画面上に、所定の
対象人物の在/不在の入力操作部、所定の対象人物の出
退表示部を形成しているので、ネットワーク端末に一般
的に搭載されているWebブラウザをそのまま利用し
て、出退情報の表示や在/不在の操作入力ができ、各ネ
ットワーク端末側には専用のアプリケーションをインス
トールする必要がないという効果がある。
【0085】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記伝送ユニットのネットワーク制御部に
は、ネットワーク同士がルータを介して接続される他の
出退表示システムにおける出退表示の対象人物に、自己
側の出退表示の対象人物を関連付けを設定し、第2の状
態テーブル中、該関連付けた対象人物に対応する状態デ
ータが更新された際に、更新された状態データに対応す
る他の出退表示システムの伝送ユニットのネットワーク
制御部に対して該ネットワーク制御部の第2の状態テー
ブルの関連対象人物の状態データを更新するための通知
を上記ネットワークを介して行う連動設定機能を備えて
いるので、複数のネットワークに跨る形で夫々の出退表
示と在/不在の入力とを連動させることができ、そのた
め出退表示の対象人物の人数が多くなっても容易に対応
できるシステムを構築でき、また複数の建物に亘るシス
テム構築も容易に行え、更に複数の出退表示器の表示部
で出退表示される人物が多数いる場合にも対処すること
もできるという効果がある。
【0086】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記伝送ユニットのネットワーク
制御部には、予め指定された対象人物の状態データが不
在状態から在状態に更新されると、予め設定されたメー
ルアドレス宛の在状態通知用メールを上記ネットワーク
を介してメールサーバへ送信する在メール通知機能を備
えているので、予め設定されたメールアドレスの所有人
物では、ネットワーク端末で出退表示システム用のWe
bブラウザ等のプログラムが立ち上げていなくても、予
め指定された対象人物が不在状態から在状態に変わった
ことを電子メールを受け取ることで知ることができると
いう効果がある。
【0087】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、伝送ユニットには第1の出退表示設
備の非稼働/稼働の時間帯を設定するタイマを備えると
ともに、第1の出退表示設備の非稼働時間帯では監視制
御部の第1の状態テーブルのデータによる上記ネットワ
ーク制御部の状態テーブルの更新を停止し、第1の出退
表示設備の稼働開始時に、該稼働開始時点の上記ネット
ワーク制御部の第2の状態テーブルのデータで監視制御
部の第1の状態テーブルのデータを更新する機能を備え
ているので、多数の人で共用される第1の出退表示設備
の稼働状態、非稼働状態を自動的に設定管理することが
できるとともに、稼働状態に戻ったときには第1の出退
表示設備の非稼働状態においても、個人レベルで使用さ
れ、出退表示状態が変化している第2の出退表示設備の
最新の出退表示状態に、第1の出退表示設備の出退表示
状態を自動的に設定することができ、出退表示の不一致
という不都合も生じないという効果がある。
【0088】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの発明において、伝送ユニットのネットワーク制御部
には、第1の出退表示設備側に付設される操作端末のオ
ン/オフ状態を監視して、その状態をネットワーク端末
側で閲覧可能とする機能を備えているので、操作端末の
操作状況を把握することができ、部屋の使用状況や出席
者等を把握することが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における一システム例の構
成図である。
【図2】同上の伝送ユニットのブロック図である。
【図3】同上の監視制御部のブロック図である。
【図4】同上のネットワーク制御部のブロック図であ
る。
【図5】同上のネットワーク制御部の機能を示す概念的
なブロックを含めた伝送ユニットと第2の出退表示設備
側の構成説明図である。
【図6】同上のネットワーク端末の機能を示す概念的ブ
ロック図である。
【図7】同上のネットワーク端末で表示される出退画面
の例図である。
【図8】同上の動作説明用の流れ図である。
【図9】同上の出退画面のレイアウトの設定画面の例図
である。
【図10】(a)は同上の在通知メールの設定ダイアロ
グの表示例図である。(b)は同上の在通知メールの設
定画面の例図である。
【図11】同上のDI/O設定画面の例図である。
【図12】同上のDI/O接点表示画面の例図である。
【図13】同上における別のシステム例の構成図であ
る。
【図14】同上の別のシステム例における伝送ユニット
連動設定用の設定画面の例図である。
【図15】従来例のシステム構成図である。
【図16】同上に用いる時分割多重伝送信号の信号構成
説明図である。
【符号の説明】
(I) 第1の出退表示設備 (II ) 第2の出退表示設備 1 盤 2 操作器 3 表示部 4 出退表示器 6 信号線 8 メールサーバ 10 ネットワーク端末 11 信号線 20 伝送ユニット S 操作スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出退表示の対象人物の在/不在を入力する
    操作スイッチを備えた操作器と、該操作器の操作スイッ
    チに対応付けて対象人物の出退を表示する表示部を備え
    た出退表示器と、上記操作器及び出退表示器とに専用の
    信号線を介して接続されて、これら操作器、出退表示器
    間で多重伝送信号により、制御、監視のデータの授受を
    行う監視制御機能と、上記対象人物と当該対象人物の在
    /不在の状態とを対応付けた第1の状態テーブルとを備
    え、上記操作器から操作スイッチの操作データが送られ
    てくると、該操作データに基づいて上記第1の状態テー
    ブルの当該操作スイッチに対応する対象人物の在/不在
    の状態データを更新するとともに、該状態データに基づ
    いて当該対象人物に対応関係を持つ上記出退表示器の表
    示部の表示状態を変更させる制御データを伝送信号によ
    り出退表示器へ少なくとも送信する監視制御機能を備え
    た監視制御部とからなる第1の出退表示設備と、 ネットワークに接続されて所定のプロトコルによるデー
    タの送受信が行える通信機能を備えたクライアント用の
    ネットワーク端末と、上記ネットワークに接続され、上
    記ネットワーク端末との間で所定のプロトコルによって
    データの授受を行う通信機能、出退表示の対象人物と当
    該対象人物の在/不在の状態とを対応付けた第2の状態
    テーブル、上記ネットワーク端末側の入力操作によって
    入力される所定の対象人物の在/不在のデータを受け取
    ると、該データに基づいて上記第2の状態テーブルの当
    該対象人物の状態データを更新するとともに、該状態デ
    ータに基づいた当該対象人物の出退表示用データを当該
    対象人物の出退表示を行う上記ネットワーク端末へ伝送
    する監視制御機能を備えたネットワーク制御部とからな
    る第2の出退表示設備とを併存させ、 上記ネットワーク制御部と上記監視制御部の何れか一方
    の状態テーブルの状態データの変化があると、当該状態
    データに対応する対象人物と同一対象人物に対応する他
    方の状態テーブルの状態データを更新させる機能を備
    え、両制御部で伝送ユニットを構成することを特徴とす
    る出退表示システム。
  2. 【請求項2】上記ネットワーク端末にはWebブラウザ
    を、ネットワーク制御部にはWebサーバ機能を夫々搭
    載して、上記ネットワーク制御部とネットワーク端末と
    の間のデータ送受信をHTTP通信により行い、上記ネ
    ットワーク端末ではWebブラウザによる閲覧画面上
    に、所定の対象人物の在/不在の入力操作部、所定の対
    象人物の出退表示部を形成して成ることを特徴とする請
    求項1記載の出退表示システム。
  3. 【請求項3】上記伝送ユニットのネットワーク制御部に
    は、ネットワーク同士がルータを介して接続される他の
    出退表示システムにおける出退表示の対象人物に、自己
    側の出退表示の対象人物を関連付けを設定し、第2の状
    態テーブル中、該関連付けた対象人物に対応する状態デ
    ータが更新された際に、更新された状態データに対応す
    る他の出退表示システムの伝送ユニットのネットワーク
    制御部に対して該ネットワーク制御部の第2の状態テー
    ブルの関連対象人物の状態データを更新するための通知
    を上記ネットワークを介して行う連動設定機能を備えて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の出退表示シ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記伝送ユニットのネットワーク制御部に
    は、予め指定された対象人物の状態データが不在状態か
    ら在状態に更新されると、予め設定されたメールアドレ
    ス宛の在状態通知用メールを上記ネットワークを介して
    メールサーバへ送信する在メール通知機能を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の出退表
    示システム。
  5. 【請求項5】伝送ユニットには第1の出退表示設備の非
    稼働/稼働の時間帯を設定するタイマを備えるととも
    に、第1の出退表示設備の非稼働時間帯では監視制御部
    の第1の状態テーブルのデータによる上記ネットワーク
    制御部の状態テーブルの更新を停止し、第1の出退表示
    設備の稼働開始時に、該稼働開始時点の上記ネットワー
    ク制御部の第2の状態テーブルのデータで監視制御部の
    第1の状態テーブルのデータを更新する機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の出退表示
    システム。
  6. 【請求項6】伝送ユニットのネットワーク制御部には、
    第1の出退表示設備側に付設される操作端末のオン/オ
    フ状態を監視して、その状態をネットワーク端末側で閲
    覧可能とする機能を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れか記載の出退表示システム。
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