JP5229714B2 - キーテレホンシステム、仮想内線番号の発呼状態通知方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

キーテレホンシステム、仮想内線番号の発呼状態通知方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、仮想内線機能を有するキーテレホンシステムに関し、特に、仮想内線を割り当てた電話機での発呼状態の通知に関する。本発明における仮想内線とは、内線端末に固定的に割り当てた内線番号(実内線番号)から独立して仮想的に内線番号(仮想内線番号)を割り当てる技術をいう。仮想内線では同一の内線端末に対して複数の仮想内線番号を割り当てることもある。
実内線番号とは異なる仮想内線番号を端末に予め割り当てることにより、実内線番号だけではなく、仮想内線番号でもその端末に着信させるキーテレホンシステムが、従来から存在する。ここで実内線番号とはその端末に対して固定的に割り当てられている内線番号である。この種のキーテレホンシステムにおいて、ある仮想内線番号が現在通話中なのか否かを他端末のユーザに通知する技術として、端末が備える機能ボタンのランプの明滅等にて特定の仮想内線番号の通話状態を表示するものがある。同様の技術として、実内線番号の通話状態をDSS(Direct Station Selection)ボタン等でランプ表示するものがある。
しかしながら、機能ボタンの数が少ないキーテレホン端末では、仮想内線の通話状態を示すキーとして設定可能な数に制限があり、結果として全ての仮想内線端末の状態を通知することができない場合があるという問題がある。
また、この種の仮想内線キーはキーテレホンシステム主装置(以下単に主装置と記す)によって管理される。このため、通常はエンドユーザが設定を変更することはできず、システム管理者に設定変更作業を依頼しなければならないといった問題がある。
仮想内線番号のBusy状態を知る手段として、ランプ表示状態による方法と、実際に仮想内線番号へダイヤルをおこない、繋がらない場合は通話中判断する場合がある。また、キーテレホンシステムにおいて、ある内線100番電話機1台を複数で共有する場合が考えられる。例えば、内線100番電話機をA氏、B氏、C氏が各々、仮想内線600番、601番、602番として利用するものとする。ここで、第三者であるD氏が偶然に内線100番電話機が見える位置に存在していた場合に、内線100番電話機が誰かが使用していることは可視できるが、A氏、B氏、C氏の判断がつかない場合どの仮想内線番号を利用しているのかがわからない。また、仮想内線番号が割り当てられていると知らない者から見れば実内線100番を利用して通話しているように見える。
本発明に関連する従来技術として特許文献1を挙げる。特許文献1には、電話端末がプレゼンス情報クライアント部を持たない場合、汎用クライアント部を用いてプレゼンス情報処理サーバとのあいだでプレゼンス情報の通信を行う発明が開示されている。
特開2006−94379号公報(図1、第0044段落)
昨今のオフィスではコンピュータを一人一台使用するのが一般的になっている。また、こうしたコンピュータでLANを構築するのも一般的なことになっている。ネットワーク接続したコンピュータの間ではインスタントメッセンジャーサービスを利用することにより、相互のユーザにプレゼンス状態を通知しあうことがなされている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、仮想内線番号の発呼状態をユーザに通知することにより、仮想内線の使用状況をより効果的にユーザが把握することができるキーテレホンシステムを提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は次のような発明を提供する。
本発明は、その一態様として、キーテレホンシステムにおいて、収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理する主装置(主装置101)と、主装置に収容された電話機(電話機102)と、主装置とデータ通信ネットワークを介して接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置(メッセンジャーサーバ装置104)、及び、サーバ装置を介してインスタントメッセージを送受信するクライアント装置(ユーザコンピュータ105)とを備え、電話機に仮想内線番号を割り当てると、主装置は、仮想内線番号をサーバ装置に通知(ステップS303)し、通知に応じて、サーバ装置は、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名としてインスタントメッセージサービスにログイン(ステップS304)し、予め登録したクライアント装置に対し、インスタントメッセージサービスのプレゼンス情報として仮想内線電話番号の発呼状態を通知する(ステップS305)ことを特徴とするキーテレホンシステムを提供する。発呼状態を通知すべきクライアント装置として登録する手段としては、例えばインスタントメッセージサービスのバディリストがある。
また、他の態様として、キーテレホンシステムで仮想内線番号の発呼状態を通知する方法において、収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理する主装置(主装置101)と、主装置に収容された電話機(電話機102)と、主装置とデータ通信ネットワークを介して接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置(メッセンジャーサーバ装置104)、及び、サーバ装置を介してインスタントメッセージを送受信するクライアント装置(ユーザコンピュータ105)とを備えるキーテレホンシステムで仮想内線番号の発呼状態を通知する方法であって、電話機に仮想内線番号を割り当てると、主装置は、仮想内線番号をサーバ装置に通知する段階(ステップS303)と、通知に応じて、サーバ装置は、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名としてインスタントメッセージサービスにログインする段階(ステップS304)と、予め登録したクライアント装置に対し、インスタントメッセージサービスのプレゼンス情報として仮想内線電話番号の発呼状態を通知する段階(ステップS305)とを含むことを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法を提供する。
また、他の態様として、データ通信ネットワーク(LAN107)を介してキーテレホンシステムの主装置(101)と接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置(メッセンジャーサーバ装置104)の呼制御部(メッセンジャー呼制御部201)と連携して動作するコンピュータにて実行されるコンピュータプログラムにおいて、主装置は、収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理し、収容する電話機に対して仮想内線番号を割り当てたことを主装置から通知(ステップS303)されると、当該通知に応じて、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名として、インスタントメッセージサービスにログインする処理を、メッセンジャー呼制御部に対して実行する手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
本発明によれば、キーテレホンシステムにおいて、内線電話端末に仮想内線番号を割り当てると、インスタントメッセージクライアント装置に対して、その内線電話端末の発呼状態が、インスタントメッセージサービスのプレゼンス情報として通知される。これにより、キーテレホンシステムのユーザは、仮想内線の発呼状態を把握することができるようになる。
本発明では、仮想内線番号を電話機に割り当てる機能を有する主装置を備えるキーテレホンシステムにおいて、電話機に仮想内線番号を割り当てる際、その仮想内線番号と同名のメッセンジャーユーザ名にてインスタントメッセンジャーサービスにログインする。仮想内線番号を割り当てた電話機の発呼状態が変化すると、インスタントメッセンジャーサービスを介して通知する。
図1を参照して本発明の一実施例であるキーテレホンシステム1について説明する。キーテレホンシステム1は、主装置101、電話機102、103、メッセンジャーサーバ104、ユーザコンピュータ105、106、ローカルエリアネットワーク(LAN)107からなる。
主装置101はLAN(Local Area Network)107に接続するためのネットワークインタフェース装置を備え、SIP(Session Initiation Protocol)処理機能を備える。また、電話機102、103を内線として収容している。
電話機102、103は多機能ボタンを複数備える。また、電話機102、103は共に主装置101に収容されており、それぞれに対して内線番号として100番、101番が割り当てられている。
メッセンジャーサーバ104はインスタントメッセンジャー(以下IMと記すこともある)のサーバプログラムがインストールされたサーバコンピュータである。
ユーザコンピュータ105、106はデスクトップコンピュータ、ノート型コンピュータ、ワークステーション等のコンピュータである。ユーザコンピュータ105、106にはIMクライアントプログラムがインストールされており、このクライアントプログラムは、メッセンジャーサーバ104と連携して動作する。メッセンジャーサーバ104はユーザコンピュータ105、106をそれぞれユーザA、ユーザBとして収容している。
主装置101、メッセンジャーサーバ104、ユーザコンピュータ105、106は、LAN107を介して互いに接続されている。
図2を参照してメッセンジャーサーバ104について更に説明する。メッセンジャーサーバ104は、メッセンジャー呼制御部201、仮想内線用メッセンジャーアプリケーション(以下VMCと記す)202、データベース203からなる。
メッセンジャー呼制御部201は一般的なインスタントメッセンジャーサーバプログラムであり、SIP(Session Initiation Protocol)をサポートしている。
VMC202は仮想内線用のメッセンジャーユーザアプリケーションであり、メッセンジャーサービスと同等なアプリケーションプログラムを拡張して作成したモジュールである。
データベース203はメッセンジャーサーバ104が収容するメッセンジャーユーザに関する情報等を記憶するデータベースであり、ユーザコンピュータ105、106のバディリストを記憶している。バディリストは、そのバディリストを有するユーザコンピュータ(メッセンジャーユーザ)と、そのユーザコンピュータがプレゼンスの状態を監視対象とする他のメッセンジャーユーザのユーザ名を登録したリストである。各ユーザコンピュータにてそのユーザコンピュータのバディリストを更新し、その記憶装置に格納して、データベース203は各ユーザコンピュータのバディリストを同期して記憶することが考えられる。また、データベース203は、メッセンジャーユーザとそのメッセンジャーユーザのプレゼンス状態を関連付けたテーブルを記憶している。
メッセンジャー呼制御部201、VMC202、データベース203はソフトウェアであり、不図示のサーバコンピュータの各種ハードウェア、具体的にはデータバスを介して互いに接続された処理装置、主記憶装置、外部記憶装置、入出力装置が各ソフトウェアと協働することにより機能する。特に、メッセンジャー呼制御部201及びVMC202は処理装置により実行されて機能し、データベース203は外部記憶装置に格納されたデータ群と、このデータ群を管理するために処理装置にて実行されるデータベース管理プログラムにより機能する。
次に、電話機に仮想内線番号を新規に割り当てる際のキーテレホンシステム1の動作について説明する。ここでは、既に内線番号100番を割り当てられている電話機102に対して、仮想内線番号600番を新規に割り当てるものとする。仮想内線キーを割り付けるための所定の操作をユーザが電話機102に対して行うと、電話機102は主装置101に対して設定通知を行う(ステップS301)。
設定通知に応じて、主装置101は電話機102に対して仮想内線番号600番を設定する。このとき主装置101は電話機102と仮想内線600番との関連づけを主装置101の記憶装置に記憶する。また、電話機102に対して設定完了を通知する(ステップS302)一方、VMC202に対して仮想内線600番が設定されたことを通知する(ステップS303)。
ここで図4を参照してVMC202の動作について説明する。VMC202はメッセンジャーサーバ104にてメインプロセスで起動しているものとする。仮想内線600番の設定通知を受けたVMC202は、仮想内線600番に対して同じ番号600をIMのユーザ名とするスレッドを起動し、メッセンジャー呼制御部201にログインする(ステップS304)。即ち、VMC202は、主装置101からの仮想内線の設定通知に応じて、その仮想内線番号と同番号をユーザ名として関連付けて記憶し、そのユーザ名でIMにログインする。
メッセンジャーユーザ名「600」としてログイン通知を受けたメッセンジャー呼制御部201は、データベース203にアクセスし、バディリストに「600」が登録されているユーザコンピュータを検索して、該当するユーザコンピュータに対してプレゼンス変更通知を行う(ステップS305)。ここで、メッセンジャーサーバ104が管理するIMサービスに、ユーザコンピュータ105がユーザ名UserAとして参加しているものとし、UserAのバディリストに「600」が登録されているものとする。このとき、メッセンジャー呼制御部201はユーザコンピュータ105に対してプレゼンス変更通知を送信する。
プレゼンス変更通知を受信すると、ユーザコンピュータ105上で実行されているIMクライアントプログラムは、ユーザコンピュータ105の画面表示装置によって、メッセンジャーユーザ名「600」のプレゼンス状態を「IDLE」と表示する。このときIMクライアントプログラムが表示する画面について図5を参照して説明する。IMクライアント画面501は領域502と領域503からなる。領域502はユーザコンピュータ105でIMサービスにログインしているメッセンジャーユーザ名を表示する。領域503は、予めバディリストに登録したユーザUserAのバディのプレゼンス状態を表示する領域であり、メッセンジャー呼制御部201から受信するプレゼンス変更通知に応じて表示内容を変更する。図5の領域503には、仮想内線600番、仮想内線601番が共にIDLE状態であることが表示されている。
また、プレゼンス変更通知の受信に応じて、ユーザコンピュータ105は、IMクライアントプログラムに従い、ユーザ名「600」のプレゼンス変更通知の通知が完了したことを示すメッセージをメッセンジャー呼制御部201に送信する(ステップS306)。これに応じて、メッセンジャー呼制御部201は、VMC202に対し、ユーザ名600のIMサービスへのログインが完了したことを通知する(ステップS307)。これに応じて、VMC202は、主装置101に対し、通知完了を送信する(ステップS308)。
次に、上述のようにして電話機102に対して仮想内線番号600番を割り当てた状態で、仮想内線600番に対して着信があったときのキーテレホンシステム1の動作について図6を参照して説明する。
今、ユーザが電話機103にて仮想内線600番宛に発呼を行う操作を行ったとする。このとき、電話機103は主装置101に発呼指示を送信(ステップS601)し、これに応じて主装置101は、ステップS302にて記憶した関連付けに基づいて、仮想内線600番が関連付けられた電話機を電話機102と特定し、電話機102に対して発呼通知を送信する(ステップS602)。また、これと同時に、VMC202に対して仮想内線600番の状態変更通知を送信する(ステップS603)。
状態変更通知を受け取ったVMC202は、ステップS304で記憶した関連付けを参照して対応するメッセンジャーユーザ名「600」を取得する。また、メッセンジャーユーザ名「600」のプレゼンス状態を「電話中」に変更する旨のプレゼンス変更指示をメッセンジャー呼制御部201に送信する(ステップS604)。
プレゼンス変更指示に応じて、メッセンジャー呼制御部201はデータベース203に記憶している各メッセンジャーユーザのバディリストを参照し、プレゼンス変更指示にて指定されたメッセンジャーユーザ名をバディリストに登録しているメッセンジャーユーザのユーザコンピュータに対し、プレゼンス変更通知を送信する(ステップS605)。ここでは、メッセンジャーユーザ名UserAのバディリストには、メッセンジャーユーザ名「600」が登録されているため、メッセンジャー呼制御部201は、メッセンジャーユーザ名UserAのユーザコンピュータ105に対し、メッセンジャーユーザ「600」のプレゼンス変更通知を送信する。
プレゼンス変更通知に応じて、ユーザコンピュータ105にて実行されているIMクライアントプログラムはIMクライアント画面501を図7のように更新する。領域503に表示したメッセンジャーユーザ名600のプレゼンス状態を、図5での「IDLE」状態から、状態701のように「電話中」に変更する。これにより、ユーザコンピュータ105のユーザに対して仮想内線600番が電話中になったことが通知される。また、IMクライアントプログラムに従って、ユーザコンピュータ105は、プレゼンス変更通知に応じて通知完了をメッセンジャー呼制御部201に送信する(ステップS606)。これに応じて、メッセンジャー呼制御部201はVMC202に通知完了を送信(ステップS607)し、VMC202は主装置101に通知完了を送信する(ステップS608)。
本実施例によれば、仮想内線600番を割り当てた電話機102に対して着信があり、電話機102が電話中になると、予め仮想内線600番と同番号のメッセンジャーユーザ名「600」をバディリストに登録した全てのユーザコンピュータに対して、プレゼンス状態として「電話中」が通知される。これにより、これらユーザコンピュータのユーザは、実際に仮想内線600番にかけることなく電話中であることを知ることができる。
また、仮想内線番号の設定作業を電話機にて行うことが出来るので、システム管理者を介さずに仮想内線番号を設定することができる。
また、メッセンジャー機能にてプレゼンス状態として仮想内線の発呼状態を表示することにより、キーテレホンシステムの各ユーザにとって内線端末の使用状況が判別しやすくなる。
実施例1では、仮想内線番号を割り当てた電話機の発呼状態をIMでのプレゼンス状態として通知したが、実施例2では、発呼状態に加えて、仮想内線番号を割り当てた電話機の実内線番号をプレゼンス状態としてIMサービスを介して通知する。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
ステップS303において、電話機102から受信した設定通知に応じて、主装置101は、設定通知の送信元の電話機102の実内線100番と、設定された仮想内線600番とを関連付けてVMC202に通知する。
ステップS304において、VMC202は、仮想内線600番をメッセンジャーユーザ名としてメッセンジャー呼制御部201にログインすると共に、実内線100番をメッセンジャー呼制御部201に通知する。
ステップS305において、メッセンジャー呼制御部201は、データベース203に記憶されているバディリストを参照してログインしたメッセンジャーユーザ名(仮想内線番号)を登録しているバディリストを検索する。該当するバディリストのユーザコンピュータに対し、ログインしたメッセンジャーユーザ/仮想内線600番のプレゼンス変更通知と実内線100番とをプレゼンス変更通知にて通知する。
プレゼンス変更通知を受信したユーザコンピュータはプレゼンス状態として「IDLE」であることと、実内線番号が100番であることとを表示する。例えば、図5において、メッセンジャーユーザ名「600」のプレゼンス状態として、「IDLE(実内線100番)」と表示する。
電話機102に着信があった場合、ステップS606において状態701として「電話中(実内線100番)」と表示することが考えられる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、仮想内線番号に対応する実内線番号を通知することが出来る。
以上、本発明を実施例に即して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、仮想内線番号を各々のユーザごとに割り当てることにより、キーテレホンシステムにおける仮想内線番号をすべてメッセンジャーサービスの番号として扱うことも考えられる。
また、上述の実施例では一内線端末に一仮想内線番号を割り当てる場合を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明では仮想内線番号毎に発呼状態をプレゼンス状態として表示するので、一内線端末に複数の仮想内線番号を割り当てた場合であってもそれぞれの仮想内線番号の発呼状態を区別して表示することができる。
本発明の実施例1であるキーテレホンシステム1のブロック図である。 メッセンジャーサーバ104のブロック図である。 仮想内線600番を電話機102に割り当てたときのキーテレホンシステム1の動作を説明するためのフローチャートである。 仮想内線用メッセンジャーアプリケーション202について説明するための概念図である。 仮想内線600番を電話機102に割り当てたときにユーザコンピュータ105の表示装置に表示されるインスタントメッセンジャークライアント画面の例である。 仮想内線600番を割り当てた電話機102宛の発呼を、仮想内線600番を予めバディリストに登録したユーザコンピュータ105に対して通知する際のキーテレホンシステム1の動作を説明するためのフローチャートである。 仮想内線600番を割り当てた電話機102宛の発呼を通知するためにユーザコンピュータ105の表示装置に表示されるインスタントメッセンジャークライアント画面の例である。
符号の説明
1、800 キーテレホンシステム
101 主装置
102、103 電話機
104 メッセンジャーサーバ
105、106 ユーザコンピュータ
107 ローカルエリアネットワーク(LAN)
201 メッセンジャー呼制御部
202 仮想内線用メッセンジャーアプリケーション
203 データベース
501 インスタントメッセンジャークライアント画面
502、503 領域
701 プレゼンス状態

Claims (13)

  1. キーテレホンシステムにおいて、
    収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理する主装置と、
    主装置に収容された電話機と、
    主装置とデータ通信ネットワークを介して接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置、及び、サーバ装置を介してインスタントメッセージを送受信するクライアント装置とを備え、
    電話機に仮想内線番号を割り当てると、主装置は、仮想内線番号をサーバ装置に通知し、
    通知に応じて、サーバ装置は、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名としてインスタントメッセージサービスにログインし、
    サーバ装置は、仮想内線番号が割り当てられた電話機の発呼状態に応じて、インスタントメッセージサービスに対し、仮想内線番号に対応するプレゼンス情報の更新を要求する
    ことを特徴とするキーテレホンシステム。
  2. 請求項1に記載のキーテレホンシステムにおいて、
    サーバ装置は、インスタントメッセージサービスの呼制御を行うメッセンジャー呼制御部と、仮想内線用メッセンジャー処理部を備え、
    仮想内線用メッセンジャー処理部は、
    主装置からの通知に応じて、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名として生成し、
    仮想内線番号とユーザ名との対応関係を記憶し、
    生成したユーザ名にて、インスタントメッセージサービスへのログインをメッセンジャー呼制御部に対して要求する
    ことを特徴とするキーテレホンシステム。
  3. 請求項1及び2のいずれかに記載のキーテレホンシステムにおいて、主装置は電話機からの要求に応じて仮想内線番号を当該電話機に対して割り当てることを特徴とするキーテレホンシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載のキーテレホンシステムにおいて、
    仮想内線番号の発呼状態が変更されると、主装置は、当該仮想内線番号と、当該仮想内線番号の変更後の発呼状態とをサーバ装置に通知し、
    サーバ装置は、当該仮想内線番号に対応するユーザ名のプレゼンス情報を、前記変更後の発呼状態に基づいて更新する
    ことを特徴とするキーテレホンシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載のキーテレホンシステムにおいて、少なくともひとつの電話機に対して複数の仮想内線番号を割り当て可能であることを特徴とするキーテレホンシステム。
  6. キーテレホンシステムで仮想内線番号の発呼状態を通知する方法において、
    収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理する主装置と、
    主装置に収容された電話機と、
    主装置とデータ通信ネットワークを介して接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置、及び、サーバ装置を介してインスタントメッセージを送受信するクライアント装置と
    を備えるキーテレホンシステムで仮想内線番号の発呼状態を通知する方法であって、
    電話機に仮想内線番号を割り当てると、主装置は、仮想内線番号をサーバ装置に通知する段階と、
    通知に応じて、サーバ装置は、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名としてインスタントメッセージサービスにログインする段階と、
    サーバ装置は、仮想内線番号が割り当てられた電話機の発呼状態に応じて、インスタントメッセージサービスに対し、仮想内線番号に対応するプレゼンス情報の更新を要求する段階と
    を含むことを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法。
  7. 請求項6に記載の仮想内線番号の発呼状態通知方法において、
    サーバ装置は、インスタントメッセージサービスの呼制御を行うメッセンジャー呼制御部と、仮想内線用メッセンジャー処理部を備え、
    前記インスタントメッセージサービスにログインする段階は、
    仮想内線用メッセンジャー処理部が、主装置からの通知に応じて、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名として生成する段階と、
    サーバ装置が仮想内線番号とユーザ名との対応関係を記憶する段階と、
    仮想内線用メッセンジャー処理部が、メッセンジャー呼制御部に対し、生成したユーザ名でのインスタントメッセージサービスへのログインを要求する段階と
    を含むことを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法。
  8. 請求項6及び7のいずれかに記載の仮想内線番号の発呼状態通知方法において、主装置は電話機からの要求に応じて仮想内線番号を当該電話機に対して割り当てることを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一つに記載の仮想内線番号の発呼状態通知方法において、更に、
    仮想内線番号の発呼状態が変更されると、主装置が、当該仮想内線番号と、当該仮想内線番号の変更後の発呼状態とをサーバ装置に通知する段階と、
    サーバ装置が、当該仮想内線番号に対応するユーザ名のプレゼンス情報を、前記変更後の発呼状態に基づいて更新する段階と
    を含むことを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか一つに記載の仮想内線番号の発呼状態通知方法において、キーテレホンシステムは、少なくともひとつの電話機に対して複数の仮想内線番号を割り当てたことを特徴とする仮想内線番号の発呼状態通知方法。
  11. データ通信ネットワークを介してキーテレホンシステムの主装置と接続され、インスタントメッセージサービスを提供するサーバ装置の呼制御部と連携して動作するコンピュータにて実行されるコンピュータプログラムにおいて、
    主装置は、収容した電話機に対して固定的に割り当てる実内線番号とは異なる仮想内線番号を割り当てる機能を備え、実内線番号及び仮想内線番号の両方での発呼を管理し、
    収容する電話機に対して仮想内線番号を割り当てたことを主装置から通知されると、当該通知に応じて、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名として、インスタントメッセージサービスにログインする処理を、メッセンジャー呼制御部に対して実行する手段、及び、
    仮想内線番号が割り当てられた電話機の発呼状態に応じて、インスタントメッセージサービスに対し、仮想内線番号に対応するプレゼンス情報の更新を要求する手段
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    前記インスタントメッセージサービスにログインする処理は、
    コンピュータの処理装置が、主装置からの通知に応じて、仮想内線番号に基づいて定められた文字列をユーザ名として生成する処理と、
    コンピュータの処理装置が、仮想内線番号とユーザ名との対応関係を、記憶装置に記憶させる処理と、
    コンピュータの処理装置が、メッセンジャー呼制御部に対し、生成したユーザ名でのインスタントメッセージサービスへのログインを要求する通信を実行する処理と
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項11及び12のいずれかに記載のコンピュータプログラムにおいて、更に、仮想内線番号と、当該仮想内線番号の変更後の発呼状態の通知を主装置から受けると、当該通知に応じて、当該仮想内線番号に対応するユーザ名のプレゼンス情報を、前記変更後の発呼状態に基づいて更新する手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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