JP3957720B2 - メッセンジャーサービスシステムおよび外線発信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メッセージサービスを提供するためのメッセンジャーサービスシステムに関し、特にメッセンジャーサービス機能を利用して外線発信を行うための外線発信方法に関する。
近年、インターネットの急速な普及により、インターネットを利用した様々なサービスが提供されるようになってきている。このようなサービスの1つとしてメッセンジャーサービスが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。メッセンジャーサービスとは、メッセンジャーサーバにログインした複数のユーザ間でメッセージの交換や、他のユーザの現在状況等を知ることが可能になるというサービスである。このようなメッセンジャーサービスを利用することにより、ユーザ間でチャットを行ったり、メッセージの交換を行うことが可能である。
このようなメッセンジャーサービスは、家庭内の一般ユーザだけでなく事業所ユーザにも利用されている。このような事業所内で利用されるメッセンジャーサービスでは、事業所内に設置されたユーザコンピュータ間で他のユーザのプレゼンス情報(現在の状態の情報:出張中、会議中、休暇等の情報)を閲覧したり、メッセージの送信が可能となっている。また、ユーザコンピュータに電話機能がある場合には、メッセンジャーサーバを介した音声通信も可能となる。
また、ユーザコンピュータに電話機能がある場合には、このようなユーザコンピュータをゲートウェイサーバを介してPBX(Private Branch Exchange:構内交換機)に接続することにより事業所内の内線電話として利用するという音声通信システムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。また、近年事業所内の電話システムとしてIP(Internet Protocol)電話機端末が使用されているが、これらのIP電話機端末はゲートウェイサーバに収容されPBXを介することにより外部の公衆網やIP網に接続することが可能となる。
さらに、このようなゲートウェイサーバとメッセンジャーサーバとを結びつけることにより、メッセンジャーサービスを経由して各ユーザ毎に設置された電話機端末との間で内線通話を行うことが可能になる。この場合、どのユーザがどの電話機端末を使用しているのかを予め登録しておくことにより、メッセンジャーサービスを利用してゲートウェイサーバに収容されている電話機端末に発呼しようとする場合、ユーザアカウントを指定した内線発信を行うことが可能となる。
しかし、従来のメッセンジャーサービス機能を利用した音声通話の発信は、ユーザアカウントを指定した内線発信しか対応しておらず、電話番号を直接指定して一般公衆網等を介した外線発信には対応していなかった。そのため、メッセンジャーサービスを利用している場合であっても、外線発信を行いたい場合には、電話機端末を使用する必要があった。
特開2003−58483号公報 特開2001−186195号公報
上述した従来のメッセンジャーサービスシステムでは、メッセンジャーサービス機能を利用して、電話番号を指定した外線発信を行うことができないという問題点があった。
本発明の目的は、メッセンジャーサービス機能を利用して、電話番号を指定した外線発信を可能とするメッセンジャーサービスシステムおよび外線発信方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のメッセンジャーサービスシステムは、ログインしてきたユーザに対してメッセンジャーサービスを提供するとともに、前記ユーザからの発呼通知を受信した場合、該発呼通知の解析を行うメッセンジャーアプリケーション部を備えたメッセンジャーサーバと、
内線回線の収容および構内交換機を介して外線回線と接続されるとともに指定された電話番号の回線に対する呼制御を行うためのメディアゲートウェイ部と、前記メッセンジャーアプリケーション部に対して内線回線に対応した仮想内線ユーザとして仮想的にログインする仮想用メッセンジャーユーザアプリケーションと、前記メッセンジャーアプリケーション部にログインしたユーザに対応してそれぞれ起動され前記メディアゲートウェイ部に対して発呼処理を行う仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部と、前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部におけるいずれかの仮想ユーザが発呼イベントを通知された場合、当該発呼イベントを通知してきたユーザに対応する仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部に対して当該発呼イベントを送信するメッセンジャークライアント管理部とを備えたゲートウェイサーバと、を有するメッセンジャーサービスシステムにおいて、
前記メッセンジャーアプリケーション部は、ログインしている前記ユーザから発呼通知を受信した場合、該発呼通知がユーザアカウントを指定した発呼通知なのか電話番号を指定した発行通知なのかを判定し、
前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部は、前記メッセンジャーアプリケーション部に対して外線回線に対応した仮想外線ユーザとして仮想的にログインし、
前記メッセンジャーサーバには、前記メッセンジャーアプリケーション部において前記ユーザからのイベントが電話番号を指定した発呼通知であると判定された場合、当該発呼通知を前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部における仮想外線ユーザのうちの空き状態のものに通知するプロキシ部が備えられたことを特徴とする。
本発明によれば、仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部が、仮想外線ユーザとしてメッセンジャーアプリケーション部に対して仮想的にログインするようにする。そして、メッセンジャーサービスを利用しているユーザから電話番号を指定した外線発信があった場合には、メッセンジャーアプリケーション部は、この発呼通知をプロキシ部に送信し、プロキシ部では、仮想外線ユーザのうちの空き状態のものを選択して受信した発呼通知を送信するようにしている。そのため、この発呼通知は、メッセンジャークライアント管理部を介して仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部に送信され、メディアゲートウェイ部により外線発信が行われる。
さらに、前記ゲートウェイサーバは、外線回線として使用する回線種別が前記各ユーザ毎に設定されたシステムデータを格納するシステムデータ格納部をさらに備え、
前記メディアゲートウェイ部は、外線発信を行う場合、前記システムデータ格納部に格納されたシステムデータに基づいて回線種別を選択するようにしてもよい。
本発明によれば、外線発信する際に、システムデータによって使用する回線種別をあらかじめユーザごとに設定するようにしているので、ユーザは電話番号のみの入力による外線発信が可能になる。
以上説明したように、本発明によれば、メッセンジャーサービス機能を利用して電話番号を指定した外線発信が可能になるという効果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態のメッセンジャーサービスシステムの全体の構成図を示す。本実施形態のメッセンジャーサービスシステムは、ゲートウェイサーバ10と、メッセンジャーサーバ20と、ユーザコンピュータ11、12と、PBX13と、内線電話として使用される電話機端末21、22とから構成されている。そして、ゲートウェイサーバ10、メッセンジャーサーバ20、ユーザコンピュータ11、12、電話機端末21、22は、それぞれLAN30に接続されている。
ここでは、説明を簡単にするため、ユーザA、Bという2人のユーザのみが存在する場合を用いて説明するが、実際にはもっと数多くのユーザが存在する。
ゲートウェイサーバ10は、PBX13に対して発信を行う際に必要な呼制御を行う一般的なゲートウェイサーバとしての機能を備えている。
ユーザコンピュータ11、12は、メッセンジャーサービスアプリケーションプログラムを搭載していて、このメッセンジャーサービスアプリケーションプログラムを用いることにより、メッセンジャーサーバ20により提供されるメッセンジャーサービスを利用するとともにゲートウェイサーバ10経由にて公衆網に対し外線発信を行う。
電話機端末21、22は、それぞれ内線番号として400、401番号が設定されており、ユーザA、Bにより使用されている。
次に、メッセンジャーサーバ20の内部構成を、図2を参照して説明する。メッセンジャーサーバ20は、図2に示されるように、メッセンジャーアプリケーション(メッセンジャー呼制御部)201と、プロキシ部202とから構成されている。
メッセンジャーアプリケーション201は、ログインしてきたユーザに対してメッセンジャーサービスを提供していて、メッセンジャーサービスを利用しているユーザの管理や呼制御を行う部分でありSIPプロトコルをサポートしているものである。また、メッセンジャーアプリケーション201は、ユーザからの発呼通知を受信した場合、この発呼通知の解析を行う。尚、プロキシ部202の動作については以下で説明する。
次に、ゲートウェイサーバ10の内部構成を、図3を参照して説明する。ゲートウェイサーバ10は、図3に示されるように、仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部(VMC)203と、メッセンジャークライアント管理部204と、仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション(VMG)205と、メディアゲートウェイ(MGC:呼制御部)206と、システムデータ格納部207とから構成されている。
仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部(以下VMCと呼ぶ)203は、メッセンジャーサービスアプリケーションプログラムと同等なアプリケーションプログラムを拡張して作成したものである。
VMC203は、メッセンジャーアプリケーション201に対して内線回線に対応した仮想内線ユーザとして仮想的にログインするとともに、外線回線に対応した仮想外線ユーザとして仮想的にログインする。
具体的には、VMC203は、図4に示すように、“TEL400”、“TEL401”、“PSTN1〜PSTN4”というユーザ名で、メッセンジャーサーバ20に対してメッセンジャーサービスを利用する仮想ユーザとして仮想的にログインする。ここでは、ユーザ名“PSTN1〜PSTN4”でログインするユーザは外線ユーザと呼び、“PSTN1〜PSTN4”でログインするユーザは、それぞれ外線1ユーザ、外線2ユーザ、外線3ユーザ、外線4ユーザと呼ぶ。また、“TEL400”、“TEL401”というユーザ名は、内線である電話機端末21、22に対してそれぞれ対応している。
そして、メッセンジャーサーバ20におけるプロキシ部202は、メッセンジャーアプリケーション部201においてユーザからのイベントが電話番号を指定した発呼通知であると判定された場合、当該発呼通知をVMC203における仮想外線ユーザのうちの空き状態のものに通知する
メディアゲートウェイ(以下MGCと呼ぶ)206は、呼制御や各メディアの管理を行う部分であり、主な例ではキーテレホンシステムにおける主装置部分の役割を行う部分である。具体的には、MGC206は、内線回線の収容およびPBX13を介して外線回線と接続されるとともに指定された電話番号の回線に対する呼制御を行う。本実施形態においては、MGC206は、電話機端末21、22を収容しており、ユーザコンピュータ11、12からの内線の発呼通知に対しては、PBX13を介することなく相手先の電話機端末21、22への発信を行う。
システムデータ格納部207は、発信先の電話番号などルート設定のデータを記憶している部分である。
仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション(以下VMGと呼ぶ)205は、メッセンジャーサービスを利用するユーザA、Bのユーザコンピュータ11、12がメッセンジャーサーバ20のメッセンジャーアプリケーション201にログインした際に、ログインした各ユーザに対応して起動されて、それぞれMGC206に対して発呼処理を行う。つまり、ユーザAのユーザコンピュータ11がメッセンジャーサーバ20にログインした場合には、ユーザAのVMG205が起動され、ユーザBのユーザコンピュータ12がメッセンジャーサーバ20にログインした場合には、ユーザBのVMG205が起動する。
メッセンジャークライアント管理部204は、VMC203と同様にメッセンジャーサービスアプリケーションプログラムと同等なアプリケーションプログラムを拡張して作成したモジュールとなっていて、VMC203とVMG205との間のイベントを中継したり、VMG205、VMC203の状態管理を行っている。また、メッセンジャークライアント管理部204は、メッセンジャーアプリケーション部201におけるアカウント情報と、MGC206上での内線番号との対応関係の管理も行っている。例えば、メッセンジャークライアント管理部204は、MGC206上での内線400番の電話機端末21は、メッセンジャーアプリケーション201上のアカウント“TEL400”であるという情報を管理している。さらに、メッセンジャークライアント管理部204は、メッセンジャーアプリケーション201に対して、“Observer”というようなユーザアカウントでログインしている。
そして、外線発信や内線発信が行われる際には、メッセンジャークライアント管理部204は、VMC203におけるいずれかの仮想ユーザが発呼イベントを通知された場合、当該発呼イベントを通知してきたユーザに対応するVMG205に対して当該発呼イベントを送信するという処理を行っている。
また、通信方式については、メッセンジャーサーバ201とプロキシ部202との間および、メセンジャーサーバ201とVMC203との間、メッセンジャーサーバ201とメッセンジャークライアント管理部204との間は、それぞれSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルによる通信でデータの送受信が行われ、メッセンジャークライアント管理部204とVMC203との間、メッセンジャークライアント管理部204とVMG205との間はTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信でデータの送受信が行われ、VMG205とMGC206との間はMegacoプロトコルによる通信でデータの送受信が行われる。
先ず、本実施形態のメッセンジャーサービスシステムにより、ユーザAのユーザコンピュータ11からユーザBの電話機端末22に対して内線発信を行う場合の動作について説明する。この内線発信を行う場合の動作については従来技術により実現可能なものである。
内線発信を行う場合、ユーザAのユーザコンピュータ11は、“TEL401”という内線番号を指定してメッセンジャーアプリケーション201に対して発呼イベントを送信する。ここで、VMC203が“TEL401”というアカウントで仮想内線ユーザとしてメッセンジャーアプリケーション201にログインしているため、メッセンジャーアプリケーション201は、受信した発呼イベントをVMC203に送信する。
そして、VMC203が発呼イベントを受信すると、メッセンジャクライアント管理部204は、この発呼イベントをユーザに対応して起動したVMG205に送信し、VMG205が内線番号400番をMGC206に通知して発呼処理をすることにより、MGC206は収容しているユーザBの電話機端末22に対して内線発信を行う。このような処理が行われることにより、ユーザAのユーザコンピュータ11からユーザBの電話機端末22への内線発信が行われる。
次に、本実施形態のメッセンジャーサービスシステムにより電話番号を指定した外線発信を行う場合の動作を図6のシーケンスチャートを参照して詳細に説明する。
ここでは、ユーザAのユーザコンピュータ11がメッセンジャーサービスを利用してユーザAのアカウントでメッセンジャーサーバ20のメッセンジャアプリケーション201にログインしているものとする。ユーザAのユーザコンピュータ11において、メッセンジャーサービス機能におけるキーパット操作により"0120345678"が入力され発信操作が行われたものとする。すると、ユーザコンピュータ11からメッセンジャーアプリケーション201へ発呼イベントが通知される(ステップ301)。ここで、ユーザ名を利用した外線発信の場合には、発呼イベントには送信相手先のユーザ名の情報が付加されるが、ここでは電話番号による発信であるため、メッセンジャーアプリケーション201は、この発呼イベントをプロキシ部202に通知する(ステップ302)。
そして、メッセンジャーアプリケーション201からプロキシ部202に発呼イベントが通知されると、この発呼イベントはプロキシ部202からVMC203に通知される(ステップ303)。なお、このプロキシ部302からVMC203へ発呼イベントが通知される際の詳細な動作説明は後述する。ここでは、VMC203における仮想外線ユーザのうち、外線3ユーザに対して発呼イベントが通知されたものとして説明する。
そして、発呼通知を受信したVMC203は、メッセンジャークライアント管理部204にこの発呼通知を送信し(ステップ304)、さらに、能動的に状態を使用中とするため、メッセンジャーアプリケーション201に状態を使用中であることを通知する(ステップ305)。メッセンジャークライアント管理部204は、ユーザAのアカウントに該当するVMG205へと電話番号を含んだ発呼メッセージを通知する(ステップ306)。
VMG205は、メッセンジャークライアント管理部204から発呼イベントを受信すると、MGC206に対して電話番号の通知を行う(ステップ307)。そして、MGC206は、MGC206から通知された電話番号のデータをシステムデータ格納部207に格納されているシステムデータに基づいて解析してPBX13に対して外線発信を行う(ステップ308)。
そして、PBX13側で相手が応答した場合、MGC206へ応答イベントが通知され(ステップ309)、MGC206は発信元であるユーザAのVMG205へ応答イベントを通知する(ステップ310)。さらにVMG205はメッセンジャークライアント管理部204へ応答イベントを通知し(ステップ311)、そこで発呼元である外線3ユーザのVMC203へ応答イベントを通知し(ステップ312)、メッセンジャーアプリケーション201へと通知され(ステップ313)、最終的にユーザAのユーザコンピュータ11へと通知され、通話が開始される(ステップ314)。
次に、図6中のステップ303の動作であるプロキシ部202とVMC203との間の動作について図7を参照して詳細に説明する。
発呼イベントがプロキシ部202からVMC203に通知される際、VMC203はそれぞれ外線1ユーザ41、外線2ユーザ42、外線3ユーザ43、外線4ユーザ44として起動しており、メッセンジャーサーバ201へ各々のユーザ名でログインしているものとする。プロキシ部202は、各々の外線ユーザの状態を判断して、状態が空きのものへ通知するようになっている。また、複数の外線ユーザが空き状態の場合には、例えば、数字の大きい順番から空き情報のものを検索して通知する。この場合、外線4ユーザ44は使用中であるため、外線3ユーザ43へと発呼通知をする。そして、発呼通知を受信したVMC203は、メッセンジャークライアント管理部204にこの発呼通知を送信する。
次に、図6中のステップ307の動作である、発呼通知を受信したVMG205が、MGC206に対して発信処理を行う際の動作の詳細を図8を参照して説明する。
発呼通知を受信したVMG205は、MGC206に対してあたかも電話機のような操作、つまりオンフックして電話番号をダイヤルをするような操作を実現する。VMG205が発呼イベントを受信した場合、まずMGC206へオフフックイベントを通知した後(ステップ501)、電話番号のデータを通知する(ステップ502)。その後、MGC206は電話番号のデータをシステムデータに基づいて解析し網側へ発呼する(ステップ503)。
本実施形態のメッセンジャーサービスシステムによれば、VMC203がメッセンジャーサーバ20内のメッセンジャーアプリケーション201に対して外線ユーザとして仮想的にログインし、メッセンジャーアプリケーション201はログインしているユーザから電話番号を指定した外線発信の発呼イベントを受信した場合には、その発呼イベントをプロキシ部202に送信するようにし、プロキシ部202では、外線ユーザとしてログインしているVMC203のうち空き状態のものを選択してVMC203からの発呼イベントを通知する。
本実施形態のメッセンジャーサービスシステムでは、VMC203が、仮想外線ユーザとしてメッセンジャーアプリケーション201に対して仮想的にログインするようにし、電話番号を指定した外線発信があった場合には、メッセンジャーアプリケーション部201は、この発呼通知をプロキシ部202に送信し、プロキシ部202では、仮想外線ユーザのうちの空き状態のものを選択して発呼通知を送信する。そのため、この発呼通知は、メッセンジャークライアント管理部204を介してVMG205に送信され、MGC206により外線発信が行われる。そのため、本実施形態によれば、メッセンジャーサービス機能を利用して電話番号を指定した外線発信が可能になる。
ここで、MGC206による外線発信において使用可能な回線種別は、一般公衆網を介したアナログ回線やIP網を介したIP回線等の複数存在する場合がある。このような場合には、ユーザはどの回線を利用して外線発信を行うのかを指定する必要がある。例えば、外線発信を行う際に、電話番号の前に何らかの識別コードを付加して、識別コード+電話番号という操作を行って外線発信を行うような方法が利用されている。例えば、アナログ回線を利用する場合には、“0+電話番号”とし、IP回線を利用する場合には、“8+電話番号”とする。
しかし、このような方法を用いた場合、ユーザは電話番号を入力する際にどの回線種別を利用するかを常に意識しなければならず、使い勝手が悪いという問題が発生する。また、この識別コードを付加し忘れた場合には、回線種別の選択ができないため外線発信ができないという問題も発生する。
このような問題を解決するため、システムデータ格納部207に格納されるシステムデータに、外線回線として使用する回線種別を各ユーザ毎に設定し、MGC206は、外線発信を行う場合、システムデータ格納部207に格納されたシステムデータに基づいて回線種別を選択するようにしてもよい。
このように、MGC206がシステムデータ格納部207内に格納されたシステムデータに基づいて外線発信する際の回線種別を自動的に選択するようにすれば、ユーザは、予め使用する回線種別を登録しておくことにより、メッセンジャーサービス機能を利用して外線発信を行う際に、どの回線を使用するのかを意識することなく相手の電話番号を入力するだけで外線の発信が可能となる。
本実施形態では、サーバコンピュータ上にクライアントコンピュータで動作させる仮想用メッセンジャーユーザアプリケーションプログラム(VMC)203をサーバ上にて各々、外線本数分ごとにアプリケーションを起動させて実現しているが、1つのプロセスで外線本数分をスレッド化にすることで、外線本数分をスレッドで起動させることでも実現可能である。また、VMC203を別のサーバコンピュータ上で起動させてもよい。そうすることで、サーバコンピュータの負荷を分散させることができる。
本発明の一実施形態のメッセンジャーサービスシステムの構成を示すブロック図である。 図1中のメッセンジャーサーバ20の構成を示すブロック図である。 図1中のゲートウェイサーバ10の構成を示すブロック図である。 VMC203の動作を説明するための図である。 VMG205の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態のメッセンジャーサービスシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 プロキシ部202とVMC203との間の動作を説明するための図である。 発呼通知を受信したVMG205がMGC206に対して発信処理を行う際の動作を説明するためのシーケンスチャートである。
符号の説明
10 ゲートウェイサーバ
11、12 ユーザコンピュータ
13 PBX
14 公衆網又はIP網
20 メッセンジャーサーバ
21、22 電話機端末
30 LAN
41 外線1ユーザ
42 外線2ユーザ
43 外線3ユーザ
44 外線4ユーザ
201 メッセンジャーサーバ(メッセンジャー呼制御部)
202 プロキシ部
203 仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部(VMC)
204 メッセンジャークライアント管理部
205 仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション(VMG)
206 メディアゲートウェイ(呼制御部)(MGC)
207 システムデータ格納部
301〜314 ステップ
501〜503 ステップ

Claims (4)

  1. メッセンジャーサービス機能を利用して外線発信を行うための外線発信方法であって、
    ログインしてきたユーザに対してメッセンジャーサービスを提供するメッセンジャーアプリケーション部が、ログインしている前記ユーザから受信した発呼通知の解析を行い、該発呼通知がユーザアカウントを指定した発呼通知なのか電話番号を指定した発行通知なのかを判定するステップと、
    前記メッセンジャーアプリケーション部において前記ユーザからのイベントが電話番号を指定した発呼通知であると判定された場合、プロキシ部が、当該発呼通知を、前記メッセンジャーアプリケーション部に対して外線回線に対応して仮想的にログインしている仮想外線ユーザのうちの空き状態のものに通知するステップと、
    メッセンジャークライアント管理部が、いずれかの前記仮想ユーザが発呼イベントを通知された場合、当該発呼イベントを通知してきたユーザに対応して起動された仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部に対して当該発呼イベントを送信するステップと、
    前記発呼イベントを受信した前記仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部が、構内交換機を介して外線回線と接続されたメディアゲートウェイ部に対して電話番号を指定した発呼処理を行うステップと、
    前記メディアゲートウェイ部が、前記仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部により指定された電話番号の外線回線に対して外線発信を行うステップと、を備えた外線発信方法。
  2. 前記メディアゲートウェイ部が、外線発信を行うステップでは、外線回線として使用する回線種別が前記各ユーザ毎に設定されたシステムデータに基づいて回線種別を選択して外線発信を行う請求項1記載の外線発信方法。
  3. ログインしてきたユーザに対してメッセンジャーサービスを提供するとともに、前記ユーザからの発呼通知を受信した場合、該発呼通知の解析を行うメッセンジャーアプリケーション部を備えたメッセンジャーサーバと、
    内線回線の収容および構内交換機を介して外線回線と接続されるとともに指定された電話番号の回線に対する呼制御を行うためのメディアゲートウェイ部と、前記メッセンジャーアプリケーション部に対して内線回線に対応した仮想内線ユーザとして仮想的にログインする仮想用メッセンジャーユーザアプリケーションと、前記メッセンジャーアプリケーション部にログインしたユーザに対応してそれぞれ起動され前記メディアゲートウェイ部に対して発呼処理を行う仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部と、前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部におけるいずれかの仮想ユーザが発呼イベントを通知された場合、当該発呼イベントを通知してきたユーザに対応する仮想メディアゲートウェイ用ユーザアプリケーション部に対して当該発呼イベントを送信するメッセンジャークライアント管理部とを備えたゲートウェイサーバと
    を有するメッセンジャーサービスシステムにおいて、
    前記メッセンジャーアプリケーション部は、ログインしている前記ユーザから発呼通知を受信した場合、該発呼通知がユーザアカウントを指定した発呼通知なのか電話番号を指定した発行通知なのかを判定し、
    前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部は、前記メッセンジャーアプリケーション部に対して外線回線に対応した仮想外線ユーザとして仮想的にログインし、
    前記メッセンジャーサーバには、前記メッセンジャーアプリケーション部において前記ユーザからのイベントが電話番号を指定した発呼通知であると判定された場合、当該発呼通知を前記仮想用メッセンジャーユーザアプリケーション部における仮想外線ユーザのうちの空き状態のものに通知するプロキシ部が備えられたことを特徴とするメッセンジャーサービスシステム。
  4. 前記ゲートウェイサーバは、外線回線として使用する回線種別が前記各ユーザ毎に設定されたシステムデータを格納するシステムデータ格納部をさらに備え、
    前記メディアゲートウェイ部は、外線発信を行う場合、前記システムデータ格納部に格納されたシステムデータに基づいて回線種別を選択する請求項3記載のメッセンジャーサービスシステム。
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