JP2003067713A - Ic実装体 - Google Patents

Ic実装体

Info

Publication number
JP2003067713A
JP2003067713A JP2001260337A JP2001260337A JP2003067713A JP 2003067713 A JP2003067713 A JP 2003067713A JP 2001260337 A JP2001260337 A JP 2001260337A JP 2001260337 A JP2001260337 A JP 2001260337A JP 2003067713 A JP2003067713 A JP 2003067713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
adhesive layer
antenna
chip
release paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001260337A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutake Fujiki
保武 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2001260337A priority Critical patent/JP2003067713A/ja
Publication of JP2003067713A publication Critical patent/JP2003067713A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 IC実装体内のICモジュールを構成するア
ンテナの腐食を防止し、長寿命化を図ったIC実装体を
提供する。 【解決手段】 ICチップ21と、これに電気的に接続
されたアンテナ22を保持したインレットと、表示用基
材11とを積層し、インレットを有する面側の反対側に
粘着剤層12と、粘着剤層12を保護する剥離紙13を
有し、表示用基材11の陰イオンの含有量が、100p
pm以下であるIC実装体。表示用基材11は、中性紙
または塩素以外の漂白剤で漂白されたパルプを用いた
紙。ICチップ21とこれに電気的に接続されたアンテ
ナ22とを保持したインレットを有する面に粘着剤層1
2と、粘着剤層を保護する剥離紙13を有するIC実装
体において、剥離紙13の陰イオンの含有量が、100
ppm以下。剥離紙13は、中性紙または塩素以外の漂
白剤で漂白されたパルプを用いた紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種データを記録
するICチップと、このICチップのデータを送受信す
るためのアンテナを内蔵する無線周波数認識システムに
用いられるICカードやICラベルなどのIC実装体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物流、販売などにおける商品管理
には、バーコードを利用した自動認識管理システムが用
いられている。バーコードは、画像(バー)の配列状態
を情報化したものであり、専用のバーコードリーダ(読
取器)でその情報を読みとることが可能である。そのた
め、例えば商品情報を記録したバーコードを当該商品に
添付して商品管理や物流管理が行われている。ところ
が、バーコードは大量の情報を記録させたり、情報の更
新が不可能であり、また、偽造が容易であるという問題
がある。そのため、近年、RFID(Radio Frequency
Identification:無線周波数認識)と称されるシステム
が注目されている。
【0003】このRFIDシステムでは、半導体(I
C)チップと、このICチップに電気的に接続された情
報の送受信を行うループ上に形成された平面状のアンテ
ナと、コンデンサとをフィルム上に備えたICモジュー
ル(以下、「インレット」ともいう。)が用いられてい
る。このICモジュールは、ICカードまたはICラベ
ルとして実用化されている。ICカードは、ICモジュ
ールが表面基材で挟まれて接着剤により接合、一体化さ
れた構造のものである。このようなICカードが、例え
ば社員証として適宜ユーザの携帯に供される。ICラベ
ルは、剥離紙上に粘着剤を介して、ICモジュールが接
続され、このICモジュールの上に表面基材が接合され
た構造のものである。このようなICラベルが、剥離紙
が取り除かれて、商品、輸送貨物などに貼り付けられ、
商品管理、物流管理などに用いられる。
【0004】また、ICモジュールを構成するアンテナ
を形成する方法としては、ポリエチレンテレフタレート
などのフィルムや、上質紙やコート紙などの紙類からな
る基材の上に、銀や銅などのワイヤーからなるコイルを
貼り付ける方法、銅やアルミニウムなどをコイル状にエ
ッチングする方法、銀ペーストなどの導電性インキなど
を用いてコイル状の印刷を施す方法、カーボンインキな
どの導電性インキなどを用いて板状の印刷を施す方法、
銅やアルミニウムなどの金属を板状に蒸着する方法、銅
やアルミニウムなどの金属を板状に貼り付ける方法など
によって作製されたものである。また、ICチップは、
ICチップバンプと基材上のアンテナを、導電性粒子を
含有したフィルムやペーストを用いて接合する方法、超
音波を用いた金−金接合する方法、はんだ付けなどによ
ってボンディングする方法などにより接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のIC
実装体としては、表示用基材が上質紙、アート紙、コー
ト紙、キャスト塗被紙、クラフト紙、ポリエチレンラミ
ネート紙、含浸紙、発泡紙、水溶性紙などの紙類からな
るものがある。一般的に、これらの紙には、その製造過
程において、硫酸イオン(SO4 2-)、塩化物イオン
(Cl-)、硫化物イオン(S2-)などの陰イオンが残
留することがある。このような陰イオンが、IC実装体
を構成する表示用基材、接着剤または粘着剤に浸透し、
この表示用基材、接着剤または粘着剤と接触しているア
ンテナを腐食するおそれがある。アンテナは上述のよう
に薄膜であるので、僅かに腐食しても断線する危険性が
ある。特に、高温、多湿の環境下において、この現象が
起こり易い。このとき、アルミニウム、銅などの金属
は、酸化物や水酸化物に変化し、外観上、金属光沢が減
少し、さらには透明化してしまう。また、剥離紙にも微
量の陰イオンが含まれることがあり、この陰イオンが直
接または、上記粘着剤または接着剤に浸透して、アンテ
ナを腐食するおそれがある。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、IC実装体内のICモジュールを構成するアンテナ
の腐食を防止し、長寿命化を図ったIC実装体を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ICチップ
と、該ICチップに電気的に接続されたアンテナとを保
持したインレットと、表示用基材とを積層したIC実装
体であって、前記表示用基材の陰イオンの含有量が、1
00ppm以下であるIC実装体によって解決できる。
前記表示用基材は、中性紙からなることが好ましい。前
記表示用基材は、塩素以外の漂白剤で漂白されたパルプ
を用いた紙からなることが好ましい。ICチップと、該
ICチップに電気的に接続されたアンテナとを保持した
インレットと、粘着剤層と、該粘着剤層を保護する剥離
紙とを有するIC実装体において、前記剥離紙の陰イオ
ンの含有量が、100ppm以下であることが好まし
い。前記剥離紙は、中性紙からなることが好ましい。前
記剥離紙は、塩素以外の漂白剤で漂白されたパルプを用
いた紙からなることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のIC実装体として、ICラベルの一例
を示す断面図である。この例のICラベル10は、表示
用基材11の一方の面11aに粘着剤層12が形成され
ており、この粘着剤層12にICモジュール20が保持
されている。粘着剤層12の露出面12a側、すなわ
ち、表示用基材11が設けられていない面側は、対象物
に貼着できるようになっている。さらに、ICモジュー
ル20の露出面20b側に、粘着剤層が設けられている
ことが好ましい。このICラベル10においてICモジ
ュール20は、粘着剤層12の露出面12a側から配置
されて、粘着剤層12に保持されており、ICモジュー
ル20の一方の面20aは、粘着剤層12の表面に密着
している。このようなICラベル10は、通常、対象物
と接触する面、すなわち粘着剤層12の露出面12a側
に、剥離紙13が設けられた状態で保管され、流通され
る。
【0009】また、図2は、本発明で用いられるICモ
ジュールの一例を示す平面図である。この例のICモジ
ュール20は、厚さが50〜500μmであり、ICチ
ップ21と、平面ループ状に形成されたアンテナ22と
を備えている。これらICチップ21とアンテナ22と
は、共通のポリエチレンテレフタレート、ポリイミドな
どからなるベースフィルム23上に一体に形成されてお
り、アンテナ22にICチップ21がはんだ付けなどに
よって接合、固定されている。また、アンテナ22の両
端は異方導電性テープ24で接続されていて、ICチッ
プ21とアンテナ22とが導電性を保つようになってい
る。ICチップ21は、各種情報を記憶し、かつその情
報を書き換えることができ、しかもその情報を外部から
受信し、外部へ送信する機能を有する微小な半導体素子
である。また、アンテナ22はアルミニウム、銅、銀な
どの金属の薄膜からなり、フォトエッチングによって平
面ループ状に形成されたものである。
【0010】また、上記表示用基材11としては、これ
に含まれる陰イオンの量が、100ppm以下のものが
用いられている。表示用基材11の陰イオン含有量が1
00ppmを超えると、この陰イオンが粘着剤層12内
に、浸透、拡散し、粘着剤層12と接触しているアンテ
ナ22が腐食する。表示用基材11としては、セロハ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化ビニ
ル、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート
などのポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタンなど
の樹脂を主成分とするフィルム、これらの樹脂を主成分
とし、発泡剤を配合して発泡させた発泡フィルム、これ
らの樹脂を主成分とし、無機および/または有機顔料を
配合し、延伸処理によりボイドを形成した多孔質フィル
ムなどのフィルム類、合成紙類、不織布類、あるいは上
質紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙、クラフト
紙、ポリエチレンラミネート紙、含浸紙、発泡紙、水溶
性紙などの紙類、さらには、感熱記録紙、インクジェッ
ト記録用紙、熱転写受容シートなどの記録シートなど絶
縁性の公知のシート類が挙げられ、これらを単独で使用
しても、または、これらのうちの複数を適宜積層して使
用してもよい。
【0011】陰イオンの含有量が100ppm以下の表
示用基材11を得るための方法としては、表示用基材1
1を形成する材料に、陰イオンを含まない材料とする
か、または表示用基材11を形成後に陰イオンを遊離し
ない材料とする方法が挙げられる。特に、表示用基材1
1が紙類からなる場合、これらの紙には、その製造過程
において、陰イオンが残留することがある。
【0012】陰イオンの含有量が100ppm以下の紙
類からなる表示用基材(以下、「基紙」とする。)を得
るための第1の方法としては、基紙として中性紙を用い
る方法が挙げられる。中性紙は、そのpHが6〜8で、
サイズ剤の定着に従来から使用している硫酸アルミニウ
ムの大部分を、中性サイズ剤に替えて使用している。し
たがって、中性紙内には硫酸イオン(SO4 2-)の残留
は極少量であるから、アンテナ22が腐食することがな
い。また、中性紙は、充填剤として炭酸カルシウムを使
用しているため、白色度、不透明度が向上する上に、黄
変が見られない。したがって、ICラベル10の長寿命
化を図ることができる。
【0013】陰イオンの含有量が100ppm以下の基
紙を得るための第2の方法としては、基紙として塩素以
外の漂白剤で漂白されたパルプを用いて抄紙された紙を
用いる方法が挙げられる。紙の原料となるクラフトパル
プの漂白には、従来より、大量の塩素が使用されてお
り、製紙後の紙には僅かに塩素が残留している。そこ
で、塩素以外の漂白剤を用いて、パルプを漂白する。例
えば、ECFパルプやTCFパルプのように酢酸に少量
の塩酸を含む反応液を用いて、クラフトパルプの着色原
因物質であるパルプ中のリグニンを分解し、低分子化す
る方法、オゾンにより漂白する方法などがある。これに
より、基紙をなす紙中には塩化物イオン(Cl-)が残
留することはないから、アンテナ22が腐食することが
ない。
【0014】陰イオンの含有量が100ppm以下の基
紙を得るための第3の方法としては、基紙を形成するパ
ルプの製造時に、硫酸塩パルプ化法(クラフト法)以外
の方法で、パルプ化され、抄紙された紙を用いる方法が
挙げられる。クラフト法では、蒸解液として水酸化ナト
リウムと硫化ナトリウムの約3:1の混合溶液が用いら
れている。この方法における副産物として、揮発性で悪
臭を放つ硫黄化合物(硫化水素、メチルメルカプタン、
硫化ジメチル、ジメチルスルフィド)が生成する。そこ
で、硫黄を使用せずに、アルカリ水溶液中で脱リグニン
剤として酸素を用いる方法、極少量で効果的なパルプ化
促進剤(アントラキノン)を用いる方法などが用いられ
る。上記第1ないし第3の方法を単独、または組み合せ
て用いてもよい。
【0015】また、粘着剤層12を形成する粘着剤とし
ては、これに含まれる陰イオンの量が、10ppm以下
のものが用いられている。このような粘着剤としては、
特に限定されるものではないが、例えばアクリル酸とそ
のエステルの共重合体で構成されるアクリル系粘着剤、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体系粘着剤、天然
ゴム系粘着剤、スチレン−ブタジエン共重合体系粘着
剤、ポリウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤などの
1種または2種以上の混合物が用いられる。
【0016】また、これら粘着剤に石油樹脂、ロジンな
どの粘着付与剤を添加することもできる。また、粘着剤
には、イソシアネート化合物、メラミン化合物、エポキ
シ化合物、ポリメタクリル酸化合物などの硬化剤を添加
してもよい。硬化剤を添加することにより、粘着剤の凝
集力や、耐水性を高めることができる。また、粘着剤
は、熱または放射線(紫外線、電子線など)により架橋
可能なものであってもよい。また、粘着剤の形態は、溶
液型、エマルジョン型、サスペンジョン型、ホットメル
ト型などのいずれでもよく、これらを混合した形態のも
のであってもよい。このような粘着剤が、用途に応じ
て、永久粘着用、強粘着用、冷食用、再剥離用などに用
いられる。
【0017】これらの粘着剤のうち、アクリル系エマル
ジョン粘着剤が、環境面、価格面、および透明性、耐候
性、耐熱性などの品質面から一般的に使用されることが
多い。しかしながら、乳化重合する際の重合開始剤とし
て、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カ
リウム、過硫化水素などの無機過酸化物が使用されるこ
とが多い。陰イオンの含有量が10ppm以下の粘着剤
を得るための方法は、重合開始剤として、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビスパレロニトリルなどのアゾ系
開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオ
キサイド、t−ブチルパーオキサイドなどの有機過酸化
物系開始剤を用いる方法である。この方法によれば、乳
化重合後の粘着剤内に陰イオンが残留することがないた
め、アンテナが腐食することがない。
【0018】また、粘着剤層12には、これを形成する
粘着剤に隠蔽剤を添加し、隠蔽性を付与することができ
る。これにより、ICラベル10は、使用する支持基材
11の不透明性が低い場合でも、隠蔽性を高めることが
できる。ICラベル10の隠蔽性が高いと、ICモジュ
ール20の存在箇所を外部から判別しにくくなり、IC
モジュール20の偽装などの不正行為を防止できる。隠
蔽剤としては、アルミニウム粉、酸化チタン、カーボン
ブラックなどの無機系顔料、有機系顔料、染料などが用
いられる。
【0019】剥離紙13としては、これに含まれる陰イ
オンの量が、100ppm以下のものが用いられてい
る。剥離紙13の陰イオン含有量が100ppmを超え
ると、アンテナ22は直接、剥離紙13と接触している
場合があるので、アンテナ22が腐食することがある。
剥離紙13としては、グラシン紙のような高密度紙、ク
レーコート紙、クラフト紙、上質紙などにポリエチレン
などの樹脂フィルムをラミネートした、いわゆるポリラ
ミ紙、あるいはクラフト紙や上質紙などに、ポリビニル
アルコール、澱粉などの水溶性高分子などと顔料とを主
成分とする目止め層を設けた樹脂コーティング紙、ある
いはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなど
のフィルムなどにエマルジョン型、溶剤型あるいは無溶
剤型のシリコーン樹脂やフッ素樹脂などを塗布後、熱硬
化、電子線硬化、紫外線硬化などによって剥離剤層を形
成したものなどが適宜使用される。特に、剥離紙13が
紙類からなる場合、上記の陰イオンの含有量が100p
pm以下の基紙を得るための第1または第2の方法を用
いることにより、これらに含まれる陰イオンの量を、1
00ppm以下とすることができる。
【0020】また、表示用基材11の外表面には、所定
の意匠効果をもたらすように、あるいは、必要な情報を
記載するために印刷および表示部を設けて、対象物に関
する情報などを印刷または印字して表示できるようにす
ることが好ましい。特に、表示用基材11に各種プリン
ターで印字可能な領域を設けるとコンピューターなどに
よる個々の情報が印字できるので好ましい。例えば、表
示用基材11の少なくとも一部分領域を感熱記録層とし
て、感熱プリンターで印字可能としたり、表示用基材1
1の少なくとも一部分領域に所定のインク受容性をもた
せて、インクジェットプリンターで印字可能とすればよ
い。また、熱転写受容層を設けて溶融熱転写方式や、昇
華熱転写方式で印字してもよい。特に、可逆感熱記録紙
などのリライタブル記録層を形成すれば表示情報が更新
できるので好ましい。
【0021】表示用基材11、粘着剤層12、剥離紙1
3の陰イオンの含有量を測定する方法を以下に示す。ま
ず、被測定物を純水(導電率1μS以下のイオン交換
水)と共に蓋付きのポリプロピレン製容器(純水で十分
に洗浄したもの)に入れ、蓋を閉めた後、容器を煮沸し
た純水中に浸透させ、煮沸水浴にて陰イオンの抽出処理
を行なう。次に、陰イオンがハロゲン化物イオン(Cl
-、Br-、F-、I-)の場合、イオンクロマトグラフィ
ーを用いて定量する。また、陰イオンが硫酸イオン(S
4 2-)の場合、このイオンを含む溶液に、エチレンジ
アミン四酢酸(EDTA)溶液を過剰に加え、pHを調
整し、亜鉛溶液で逆滴定して、定量する。このとき用い
る指示薬を、キシレノールオレンジとする。また、陰イ
オンが硫化物イオン(S2-)の場合、このイオンを含む
溶液を、酸性としたヨウ素標準溶液に加えて、硫化物イ
オンを硫黄に酸化し、残ったヨウ素標準溶液を二亜硫酸
ナトリウム(Na223)標準溶液で逆滴定する。
【0022】図3は、本発明のIC実装体として、IC
カードの一例を示す断面図である。このICカード30
は、一方の表示用基材31の一方の面31aに第1の接
着剤層33が形成されており、この第1の接着剤層33
にデータ記憶素子20が保持されている。さらに、第1
の接着剤層33の露出面33a側、すなわち、表示用基
材31が設けられていない面側が、他方の表示用基材3
2の一方の面32aに形成された第2の接着剤層34に
貼着され、積層一体化する。
【0023】表示用基材31、32としては、ICラベ
ル10の表示用基材11をなすものが同様に用いられ
る。また、表示用基材31、32の他方の面31b、3
2bには、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷など
により所望の絵柄、説明文字などを印刷してもよい。I
Cカードは、これを構成する各層が積層された後、打ち
抜きによりカードに成形されるが、表示用基材31、3
2への印刷は打ち抜きの前後のどちらで行なってもよ
い。
【0024】また、第1の接着剤層33および第2の接
着剤層34を形成する接着剤としては、熱接着、圧接
着、熱圧接着、湿潤接着することのできる接着剤を用い
て積層一体化する。中でも、シート状接着剤を用い、熱
圧接着すると、強固な接着のカードとなるので好まし
い。熱圧接着するためのシート状接着剤としては、ホッ
トメルト接着剤が好適である。ホットメルト接着剤とし
ては、ベースポリマー別にポリエステルまたはエチレン
−酢酸ビニル共重合体またはポリアミドまたは熱可塑性
ゴムを主成分とするものなどが挙げられ、これにロジ
ン、ロジン誘導体、ピネン系樹脂などの粘着付与剤、ポ
リエチレンワックス、パラフィンワックスなどのワック
ス類、各種可塑剤、充填剤、熱安定剤などが添加されて
調製される。ポリエステル系は、例えば、テレフタル
酸、エチレングリコール、テトラメチレングリコール、
イソフタル酸、セバシン酸、ドデカン酸、ポリテトラメ
チレンエーテルグリコールなどの中から選ばれる成分の
共重合体などであり、ポリアミド系はダイマー酸とジア
ミンの重縮合反応による生成物、熱可塑性ゴム系はポリ
スチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンのブロック共
重合体などが挙げられる。その他、シート状接着剤以外
でも、製造工程に応じたポットライフが確保できれば、
熱硬化型、紫外線硬化型、2液硬化型など公知の接着剤
を塗布することなどで使用することが可能である。
【0025】その他、上記に図示した以外に、好ましい
形態としては、例えば、以下に記すようなものがある。 (1)表示用基材の片面に、ICチップと該ICチップ
に電気的に接続されたアンテナとを保持したインレット
と、該インレットのアンテナを有する面に粘着剤層と、
該粘着剤層とを保護する剥離紙とを順次積層した構成で
ある。 (2)表示用基材の片面に、ICチップと該ICチップ
に電気的に接続されたアンテナとを保持したインレット
と、該インレットのアンテナを有する面側を、接着剤ま
たは粘着剤を介して積層し、インレットのアンテナを有
さない面に粘着剤層と、該粘着剤層を保護する剥離紙と
を順次積層した構成である。 (3)表示用基材の片面に、ICチップと該ICチップ
に電気的に接続されたアンテナとを保持したインレット
と、該インレットのアンテナを有する面を対向させて積
層し、インレットのアンテナを有さない面に粘着剤層
と、該粘着剤層を保護する剥離紙とを順次積層した構成
である。
【0026】[実施例]以下、具体的な実施例を示して本
発明の効果を明らかにする。 (実際例1) [パルプの調整]クラフト蒸解法で得られた広葉樹未晒
パルプを、酸素脱リグニン処理を行ない、次いでオゾ
ン、苛性ソーダ、過酸化水素水、二酸化塩素処理を行な
い晒パルプ(パルプ1)を得た。さらに、過酸化水素
水、二酸化塩素処理を行い、塩素フリーの多段漂白によ
り白色度高パルプ(パルプ2)を得た。
【0027】[支持体の製造]パルプ1をパルプ濃度が
3.5%になるように調整後、ダブルディスクレファイ
ナーを用いてカナダ標準フリーネス(CSF)400m
lまで叩解した。叩解後のパルプスラリーに、カチオン
性ポリアクリルアミドを成分とする紙力剤(商品名:P
S−CA、荒川化学社製)を0.1%、サイズ剤として
アルキルケテンダイマー(商品名:SPK−902、荒
川化学社製)を0.06%、両性ポリアクリルアミドを
成分とする紙力剤(商品名:PS851、荒川化学社
製)を0.3%、歩留まり向上剤(商品名:パーコール
182、協和産業社製)を0.05%、填料として、紙
灰分が15%となるように軽質炭酸カルシウム(商品
名:TP−121、奥多摩工業社製)を添加して、長網
抄紙機により抄紙し、支持体を製造した(支持体1)。
同様にして、パルプ2を用いて支持体2を製造した。
【0028】「上質紙の製造」支持体2の表面に、2ロ
ールサイズプレス装置を用いて、ポリアクリルアミドを
成分とする表面処理剤(商品名:HP−710、荒川化
学社製)を0.8g/m2塗布し、乾燥後、カレンダー
処理を施して米秤80.6g/m2の上質紙を得て、こ
れを表示用基材として用いた。 [剥離紙の製造]支持体2の表面に、目止め剤として、
ポリビニルアルコール(商品名:PVA103、重合度
300、クラレ社製)100質量部、カオリン(商品
名:HTクレー、エンゲルハード社製)100質量部、
アセチル化デンプン(商品名:ナショナル78−033
8、ナショナルスターチ・アンド・ケミカルズ社製)5
質量部からなる塗工液を乾燥質量が4.5g/m2とな
るようにゲートロールコーターで塗工、乾燥した。さら
に、スーパーカレンダーにより王研式平滑度で240秒
に仕上げ、剥離紙用原紙を作製した。上記剥離紙用原紙
に、熱硬化型シリコーン(商品名:SD7220、東レ
・ダウコーニング・シリコーン社製)4.5質量部、白
金触媒(商品名:SRX212、東レ・ダウコーニング
・シリコーン社製)0.5質量部、トルエン95質量部
からなるシリコーン液を絶乾質量で1.0g/m2とな
るようにメイヤーバーで塗工、乾燥し剥離紙を得た。
【0029】[粘着剤の製造]2−エチルヘキシルアク
リレート93質量部、酢酸ビニル6.5質量部、アクリ
ル酸0.5部のモノマー混合物を界面活性剤1.0質量
部、イオン交換水30質量部を滴下槽に混合し緩やかに
攪拌して、モノマー混合乳化液を調整してプレエマルジ
ョンにする。一方、攪拌機、温度計、冷却管を備えた反
応槽に、界面活性剤1.0質量部、酢酸ナトリウム0.
3質量部、イオン交換水30質量部の乳化水溶液を仕込
み、窒素ガスを50ml/分で吹き込みながら75℃に
加熱し、前記プレエマルジョンの5/100と重合開始
剤としてアゾビスイソブチロニトリル1質量部を反応槽
に添加して30分間初期重合を行なう。その後、残りの
プレエマルジョンとアゾビスイソブチロニトリル3質量
部を同時にそれぞれ反応槽に4時間かけて滴下し、75
〜80℃に保持して重合を行なった。滴下終了後、さら
に80℃に保持して後期重合を行なって共重合体エマル
ジョンとした。そして、この共重合体エマルジョンをア
ンモニア水(濃度25%)で中和した後、増粘剤を配合
して、粘度5000mpasに調整して粘着剤を得た。
得られた粘着剤100質量部に、樹脂軟化点160℃の
エマルジョン型ロジン系タッキファイヤー(商品名:ス
ーパーエステルE−650、荒川化学社製)を5質量部
配合して粘着剤を得た。
【0030】[両面アルミ箔貼合フィルムの作製]アン
テナに用いられるアルミニウムの腐食し難さを評価する
ため、アルミ箔貼合機で、ポリプロピレンフィルム(商
品名:PY−001、厚さ30μm、王子製紙社製)の
一方の面に、酢酸ビニルエマルジョンを2g/m2塗布
し、この上に厚さ7μmのアルミ箔を貼合する。また、
ポリプロピレンフィルムのもう一方の面にも同様にし
て、厚さ7μmのアルミ箔を貼合し、両面アルミ箔貼合
フィルムを作製した。
【0031】[アルミ箔腐食試験用タックシートの作
製]前記剥離紙のシリコーン塗工面に、上記粘着剤を乾
燥質量で20g/m2となるように、メイヤーバーで塗
工、乾燥し、粘着剤層を形成した。また、前記上質紙の
裏面にも同様にして粘着剤層を形成した。さらに、前記
両面アルミ箔貼合フィルムの一方の面と前記剥離紙の粘
着剤層、また、他方の面と前記上質紙の粘着剤層が接す
るように貼り合わせ、試験用タックシートを作製した。
【0032】(比較例1)実施例1の上質紙の製造にお
いて、支持体1を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、試験用タックシートを作製した。
【0033】(比較例2)実施例1の粘着剤の製造にお
いて、重合開始剤として、過硫酸アンモニウムを使用し
た以外は、実施例1と同様にして試験用タックシートを
作製した。
【0034】(比較例3)実施例1の剥離紙の製造にお
いて、支持体1を用いた以外は、実施例1と同様にして
試験用タックシートを作製した。
【0035】[陰イオン含有量(純水煮沸抽出法)] (前処理)実施例1および比較例1ないし3で使用した
基材をそれぞれ100cm2の大きさに切り取り、測定
試料とした。測定試料を50mlの純水(導電率1μS
以下のイオン交換水)と共に蓋付きポリプロピレン製容
器(純水で十分に洗浄したもの)に入れ、蓋を閉めた
後、容器を煮沸した純水中に浸漬させ、煮沸水浴にて3
0分間抽出処理を行なった。 (測定)抽出液に含まれている陰イオン(Cl-、B
-、F-、I-、SO4 2-、S2-)の濃度を、以下に示し
たようなイオンクロマトグラフィーを使用して測定し
た。 装置:DX−AQ1110(DIONEX) 溶離液:2.7mM−Na2CO3、0.3mM−NaH
CO3 分離カラム:AS12 ガードカラム:AG12 結果を表1に示す。
【0036】[アルミ箔腐食試験]実施例および比較例
で使用した試験用タックシートをそれぞれ25cm2
大きさに切り取り、測定試料とした。この試験用タック
シートを60℃×90%RHの高温加湿条件下に100
0時間放置した後、試験用タックシートを分解してアル
ミ蒸着膜の腐食状態を観察した。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1の結果から、基材中の陰イオン濃度が
100ppm以下であれば、試験用タックシートが高温
・多湿条件下のような過酷な条件下に放置されても、ア
ルミ蒸着膜は腐食しないことが確認された。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のIC実装
体は、ICチップと、該ICチップに電気的に接続され
たアンテナとを保持したインレットと、表示用基材とを
積層したIC実装体であって、前記表示用基材の陰イオ
ンの含有量が、100ppm以下であるから、金属蒸着
膜からなるアンテナに対して優れた防錆効果を示す。し
たがって、このような構成のデータ記憶素子保持ラベル
は、その性能が長期間維持されるため、RFIDシステ
ムに適している。前記表示用基材は、中性紙からなるも
のとすれば、金属蒸着膜からなるアンテナを腐食する陰
イオンが存在しない。前記表示用基材は、塩素以外の漂
白剤で漂白されたパルプを用いた紙からなるものであれ
ば、腐食成分の塩化物イオンが存在しない。ICチップ
と、該ICチップに電気的に接続されたアンテナとを保
持したインレットと、該インレットの片面に粘着剤層
と、該粘着剤層を保護する剥離紙とを有するIC実装体
において、前記剥離紙の陰イオンの含有量が、100p
pm以下であれば、IC実装体の保管中に金属蒸着膜か
らなるアンテナが腐食することがない。前記剥離紙は、
中性紙からなるものとすれば、金属蒸着膜からなるアン
テナを腐食する陰イオンが存在しない。前記剥離紙は、
塩素以外の漂白剤で漂白されたパルプを用いた紙からな
るものであれば、腐食成分の塩化物イオンが存在しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のIC実装体として、ICラベルの一
例を示す断面図である。
【図2】 ICモジュールの一例を示す平面図である。
【図3】 本発明のIC実装体として、ICカードの一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…ICラベル、11,31,32…表示用基材、1
2…粘着剤層、13…剥離紙、20…ICモジュール
(インレットともいう。)、21…ICチップ、22…
アンテナ、23…ベースフィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップと、該ICチップに電気的に
    接続されたアンテナとを保持したインレットと、表示用
    基材とを積層したIC実装体であって、 前記表示用基材の陰イオンの含有量が、100ppm以
    下であることを特徴とするIC実装体。
  2. 【請求項2】 前記表示用基材は、中性紙からなること
    を特徴とする請求項1記載のIC実装体。
  3. 【請求項3】 前記表示用基材は、塩素以外の漂白剤で
    漂白されたパルプを用いた紙からなることを特徴とする
    請求項1または2記載のIC実装体。
  4. 【請求項4】 ICチップと、該ICチップに電気的に
    接続されたアンテナとを保持したインレットと、粘着剤
    層と、該粘着剤層を保護する剥離紙とを有するIC実装
    体において、 前記剥離紙の陰イオンの含有量が、100ppm以下で
    あることを特徴とするIC実装体。
  5. 【請求項5】 前記剥離紙は、中性紙からなることを特
    徴とする請求項4記載のIC実装体。
  6. 【請求項6】 前記剥離紙は、塩素以外の漂白剤で漂白
    されたパルプを用いた紙からなることを特徴とする請求
    項4または5記載のIC実装体。
JP2001260337A 2001-08-29 2001-08-29 Ic実装体 Withdrawn JP2003067713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001260337A JP2003067713A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 Ic実装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001260337A JP2003067713A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 Ic実装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003067713A true JP2003067713A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19087556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001260337A Withdrawn JP2003067713A (ja) 2001-08-29 2001-08-29 Ic実装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003067713A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350823A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Hokuetsu Paper Mills Ltd 非接触方式のicタグが漉き込まれてなる用紙及びその製造方法
JP2006084866A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 感熱粘着ラベルおよびその製造方法
JP2015210704A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 凸版印刷株式会社 Icタグ内蔵印刷用紙
WO2016006405A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 Dowaエレクトロニクス株式会社 紙基材を用いたrfidタグ基材およびrfidタグ
WO2023276498A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日華化学株式会社 クラフトリグニン、感熱記録用顕色剤及び感熱記録材料
WO2023276499A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日華化学株式会社 感熱記録材料
JP2023097978A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 日華化学株式会社 感熱記録材料及びその製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350823A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Hokuetsu Paper Mills Ltd 非接触方式のicタグが漉き込まれてなる用紙及びその製造方法
JP4579586B2 (ja) * 2004-06-11 2010-11-10 北越紀州製紙株式会社 非接触型icタグが漉き込まれた用紙の製造方法
JP2006084866A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 感熱粘着ラベルおよびその製造方法
JP2015210704A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 凸版印刷株式会社 Icタグ内蔵印刷用紙
WO2016006405A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 Dowaエレクトロニクス株式会社 紙基材を用いたrfidタグ基材およびrfidタグ
CN106663214A (zh) * 2014-07-09 2017-05-10 同和电子科技有限公司 使用了纸基材的rfid标签基材及rfid标签
WO2023276498A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日華化学株式会社 クラフトリグニン、感熱記録用顕色剤及び感熱記録材料
WO2023276499A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日華化学株式会社 感熱記録材料
JP2023006125A (ja) * 2021-06-30 2023-01-18 日華化学株式会社 クラフトリグニン、感熱記録用顕色剤及び感熱記録材料
JP7362694B2 (ja) 2021-06-30 2023-10-17 日華化学株式会社 クラフトリグニン、感熱記録用顕色剤及び感熱記録材料
JP2023097978A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 日華化学株式会社 感熱記録材料及びその製造方法
JP7374980B2 (ja) 2021-12-28 2023-11-07 日華化学株式会社 感熱記録材料及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6123326B2 (ja) 粘着シートおよび積層型粘着シート
JP2003067713A (ja) Ic実装体
KR20100047250A (ko) 안테나를 포함한 인서트용 섬유기재
JP2000148955A (ja) 非接触型icカ―ドおよびその製造方法
JP2007169837A (ja) 記録媒体、及びその製造方法
TW557282B (en) Base board for electronical chip-container board and container board using same
US20040092397A1 (en) Heat-sensitive recording sheet and the use thereof
JPH111897A (ja) 剥離紙および剥離紙の製造方法
US20190139459A1 (en) Recyclable liner for label assembly
JP2006209693A (ja) Icチップ内蔵タグカード用支持体
JP2003067712A (ja) Ic実装体
CN113832767A (zh) 一种热敏纸用水性涂布液及其制备方法
CN100475661C (zh) 芯片型电子元件收纳板带
JP5780080B2 (ja) 非接触型情報媒体付属冊子およびその製造方法
EP4141849A1 (en) Post consumer waste thermal face sheet
JP3120581B2 (ja) 剥離紙
JP2002334315A (ja) Ic実装体
JPH0592523A (ja) 密書面用熱接着性積層紙
WO2024122527A1 (ja) 粘着シートおよび粘着ラベル
JP5472005B2 (ja) チップ型電子部品収納台紙
US20040012194A1 (en) Identity card
CN211878889U (zh) 一种包装用防伪胶贴
JP3280928B2 (ja) 通帳用クロス
JP2003067706A (ja) 非接触icカード記録媒体及びその製造方法
JP2006209694A (ja) Icチップ内蔵タグカード用支持体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080109

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090608