JP2003065487A - 配管用隙間カバー - Google Patents

配管用隙間カバー

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JP2003065487A
JP2003065487A JP2001255828A JP2001255828A JP2003065487A JP 2003065487 A JP2003065487 A JP 2003065487A JP 2001255828 A JP2001255828 A JP 2001255828A JP 2001255828 A JP2001255828 A JP 2001255828A JP 2003065487 A JP2003065487 A JP 2003065487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面に取付けられた機器の外側面と、これの
下端側の接続口から導出された配管を覆う保護カバーの
端面との間の隙間を、簡単に閉止することができる隙間
カバーを提供する点にある。 【解決手段】 壁面Kに取付けられた機器Bの外側面B
1と、これの下端側の接続口B2から導出された配管C
を覆う保護カバー1の端面1Aとの間の隙間を覆う隙間
カバーであって、前記保護カバー1の端部1AAに対し
て外嵌装着可能な取付け部A1と、該取付け部A1に連
設され、かつ、前記隙間を閉止する状態で機器Bの外側
面B1に添設可能な軟質カバー部A2とから構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機等の機器
と、この機器に至る配管の保護カバーとの当接部分の隙
間を閉止するための配管用隙間カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空調機において、室外機と室内機
とを接続する配管は、配管自体の保護や保守点検が容易
になる等から配管部分を開閉可能なダクト形態の保護カ
バーで覆う施工が主流となりつつある。この種の施工に
おいて、壁面に取付けられた室内空調機の外側面と、こ
れの下端側の接続口から導出された配管を覆う保護カバ
ーの端面とは共にフラットな面同士である場合において
は、両者の当接間には隙間がなく、当接部分からほこり
などが入ることはなかった。近時、空調機のデザインの
多様化等によって、機器の外面が曲面形状になっている
ものが多くなってきている。その結果、配管の接続口部
分が曲面形状に沿って形成されているものも多く存在す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の外
側面を有するものにおいては、図12に示すように、壁
面Kに取付けられた機器Bの湾曲する外側面B1と、こ
れの下端側の接続口B2から導出された配管Cを覆う保
護カバー1の端面1Aとの間に、湾曲部分に対応する部
分に隙間Sが生じてしまうので、長期の使用の間に保護
カバー1内にほこりなどの堆積が生じる等の問題があ
る。そのため、このような隙間Sが存在する場合、隙間
部分にパテ材を埋め込んだり、施工現場において、機器
の外側面の湾曲に対応する形状に、保護カバーの当接端
部を加工したりして、両者間に隙間が生じないように、
作業者が現状に合わせた付加作業を行って対処すること
も行われているが、反面、施工手間も増えることにもな
り、作業の合理化の観点から解決すべき課題にもなって
いる。
【0004】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、壁面に取付けられた機
器の外側面と、これの下端側の接続口から導出された配
管を覆う保護カバーの端面との間の隙間を、簡単に閉止
することができる隙間カバーを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
配管用隙間カバーの特徴構成は、壁面に取付けられた機
器の外側面と、これの下端側の接続口から導出された配
管を覆う保護カバーの端面との間の隙間を覆う隙間カバ
ーであって、前記保護カバーの端部に対して外嵌装着可
能な取付け部と、該取付け部に連設され、かつ、前記隙
間を閉止する状態で機器の外側面に添設可能な軟質カバ
ー部とから構成されている点にある。
【0006】上記特徴構成によれば、機器の外側面が湾
曲する形状であっても、その形状に軟質性カバー部を添
設することができるので、機器と保護カバーの端部との
隙間を確実に閉止することができる。ここで、軟質性カ
バー部には、接着剤等を塗布したり、予めに、接着層を
設けたりして、軟質性カバー部を確実に機器の外側面に
添設するようにするのが好ましい。また、保護カバーに
対する取付け部を有するので、保護カバーへの取付けを
簡単に行なうことができるので、施工作業性がよい。そ
のため、従来、機器の外側面が湾曲形成されているよう
な場合、隙間部分にパテ材を埋め込んだり、施工現場に
おいて、機器の外側面の湾曲に対応する形状に、保護カ
バーの当接端部を加工したりして、両者間に隙間が生じ
ないように行なっていた付加作業をなくすことができ、
従来施工に比べて、作業負担の軽減と施工作業性の向上
を図ることができる。
【0007】本発明の請求項2による配管用隙間カバー
の特徴構成は、前記取付け部と軟質カバー部とが軟質素
材で一体成形されていると共に、前記取付け部には、保
護カバーの端部に対して弾性挾持状態で外嵌可能なコの
字状又はそれに近い形状の芯金が付設されている点にあ
る。
【0008】上記特徴構成によれば、取付け部と軟質カ
バー部とが軟質素材から構成されているので、機器の外
側面、及び、保護カバーに対して添設が容易であるけれ
ども、軟質であるために外れやすい傾向のある点を、芯
金によって弾性挟持状態に保護カバーを外嵌することに
よって、取付け易く隙間の閉止効果の高い配管用隙間カ
バーを形成することができる。
【0009】本発明の請求項3による配管用隙間カバー
の特徴構成は、前記軟質カバー部のうち、左右両側のカ
バー部分が、保護カバーの左右両外側面に沿う姿勢で突
出形成されているとともに、中央のカバー部分が、保護
カバーの天板上面に対して交差する方向に突出形成され
ている点にある。
【0010】上記特徴構成によれば、配管用隙間カバー
の中央のカバー部分は、機器の外側面と対向する姿勢に
なっているので、そのままの姿勢で機器の外側面に添設
する状態にすることができ、配管用隙間カバーの左右両
側のカバー部分は、機器の外側面と交差する姿勢になっ
ているので、機器の外側面にカバー部分自体の弾性復元
力に抗して折り曲げ変形することによって、カバー部分
を機器の外側面の形状に沿って圧接する状態に添設する
ことができるので、壁面に取付けられた機器の外側面
と、これの下端側の接続口から導出された配管を覆う保
護カバーの端面との間の隙間を簡単に覆うことができる
ので、施工性の向上を図ることができる。しかも、壁面
に取付けられた機器の下端側外側面の接続口部分が湾曲
形成されている場合、下端側の接続口が機器の左下にあ
る場合には、湾曲部分に対応する配管用隙間カバーの左
側のカバー部分側が、又は、下端の接続口が機器の右下
にある場合には、湾曲部分に対応する配管用隙間カバー
の右側のカバー部分が、機器の外側面の湾曲形状に沿っ
て圧接する状態で添設することができる。
【0011】本発明の請求項4による配管用隙間カバー
の特徴構成は、芯金には、成形時に取付け部内の所定位
置に芯金を埋設するための金型に対する位置決め突起が
設けられている点にある。
【0012】上記特徴構成によれば、配管用隙間カバー
には芯金の位置決め突起が埋設状態で成型されているの
で、取付け部と芯金とが一体化されているので、保護カ
バーの端部に対して長期に亘って外嵌可能となるので、
信頼性の高い配管用隙間カバーを形成することができ
る。
【0013】本発明の請求項5による配管用隙間カバー
の特徴構成は、前記軟質カバー部の中央のカバー部分
が、保護カバーの天板上面に対して交差方向に形成され
ているとともに、先端に行く程に突出傾斜する前傾姿勢
に形成されている点にある。
【0014】上記特徴構成によれば、機器の外側面に近
接する程、中央のカバー部分が自らの弾性力によって、
添設姿勢のまま外側面に圧接状態となるので、添設する
部分の外側面が湾曲形状であっても、確実にその形状に
対応して添設することができる。
【0015】本発明の請求項6による配管用隙間カバー
の特徴構成は、前記取付け部及び軟質カバー部の特定箇
所には、機器の外側面及び保護カバーの外側面に接着可
能な粘着層が形成されている点にある。
【0016】上記特徴構成によれば、機器の外側面及び
保護カバーの外側面に対して、取付け部及び軟質カバー
部が確実に添設状態にすることができ、隙間の閉止効果
を高めることができるので、配管用隙間カバーとしての
信頼性の向上を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔実施形態〕以下、本発明の実施
形態の配管用隙間カバーAを図面に基づいて説明する。
図1〜図8に示すように、空調機において、壁面Kに取
付けられた室内空調機器Bの下端側の接続口B2に接続
された配管Cは、配管直管部分の保護カバー1,配管9
0度折り曲げ部分の屈曲部保護カバー2、配管を壁貫通
孔に案内する配管取り出しカバー3等を介して室外に導
出して、図示しないが同様な保護カバー等のダクト構成
を介して室外機に接続される。この実施例の配管Cは、
往復の一対の冷媒用断熱配管Ca,Cb、ドレン配管C
c、制御ケーブル等Cdから構成されている。
【0018】この実施形態の配管用隙間カバーAは、壁
面Kに取付けられた機器(室内機)Bの外側面B1と、
これの下端側の接続口B2から導出された配管Cを覆う
保護カバー1の端面1Aとの間の隙間Sを覆うものであ
り、保護カバー1の端部1AAに対して外嵌装着可能な
取付け部A1と、該取付け部A1に連設され、かつ、前
記隙間Sを閉止する状態で機器Bの外側面B1に添設可
能な軟質カバー部A2とから構成されている。
【0019】前記保護カバー1は、壁面Kに設置される
底板1Bに対して、コ−ナー部分を面取り形状に形成す
る断面コの字状の蓋カバー1Cを係脱自在に構成されて
いる。
【0020】詳しくは、図3に示すように、底板1Bの
長手方向に沿う両側部には、壁面Kから離れる方向に相
対向する一対の係止爪1D,1Dが形成され、これに対
応する蓋カバー1Cの両側内面には、一対の係止受け1
E,1Eが形成され、底板1Bに対して蓋カバー1C
を、係止爪1D,1Dの弾圧付勢力に抗して押し付ける
ことによって、底板1Bの係止爪1D,1Dに対して蓋
カバー1Cの係止受け1E,1Eが係合状態になり、反
対に、係止爪1D,1Dを弾性変形させるように、底板
1Bから蓋カバー1Cを引き戻すように引張ることによ
って、底板1Bの係止爪1D,1Dに対して蓋カバー1
Cの係止受け1E,1Eが非係合状態になるように構成
されている。
【0021】前記配管用隙間カバーAの取付け部A1
は、前記保護カバー1の蓋カバー1Cの断面形状に対応
する形状に形成され、つまり、コーナー部分を面取り形
態にした断面コの字状に形成され、保護カバー1に取付
けた状態では、保護カバー1との間には隙間が生じない
ようになっている。
【0022】前記取付け部A1と軟質カバー部A2と
は、軟質ゴム材や軟質合成樹脂材等の軟質素材で一体成
形されていると共に、取付け部A1には、保護カバー1
の端部1AAに対して弾性挾持状態で外嵌可能な芯金1
0が付設されている。この芯金10は、金属板を加工し
て形成されたものであり、図5に示すように、配管用隙
間カバーAの取付け部A1の断面形状に対応するコの字
状又はそれに近い形状に形成されているとともに、芯金
10には、成形時に取付け部内の所定位置に芯金10を
埋設するための金型に対する位置決め突起10Aが設け
られ、成型時に取付け部と確実に一体化される構成にな
っている。また、芯金10の位置決め突起10Aには、
長手方向に沿って貫通孔10B…がほぼ等間隔で穿設さ
れ、成型に際しての取付け部との一体化をより強固にす
る工夫がなされている。
【0023】配管用隙間カバーAの軟質カバー部A2の
うち、図5〜図7に示すように、左右両側のカバー部分
A2a,A2bは、保護カバー1の左右外側面1a,1
bに沿う姿勢で取付け部A1の左右側面部A1a,A1
bから各別に突出形成され、一方、中央のカバー部分A
2cは、保護カバー1の天板上面1cに対して交差する
方向に取付け部A1の上面部A1cから突出形成されて
いるとともに、先端に行く程に突出傾斜する前傾姿勢に
形成されている。
【0024】また、取付け部A1の3辺A1a,A1
b,A1cのうちの上面A1c内面には、保護カバー1
の蓋カバー1Cに接着可能に長方形状の粘着層11が形
成されているとともに、軟質カバー部A2の内面箇所に
は、機器Bの外側面B1に接着可能な粘着層12…が形
成され、各粘着層11,12…には、剥離紙11a,1
2aが設けられており、使用する段階で剥離紙11a,
12aを外して使用することが可能になっている。粘着
層11,12の組成としては、例えば、ブチルゴム系
や、アクリル樹脂系の粘着材が用いられている。ここ
で、図1における配管用隙間カバーAは横倒し状態で図
示され、左右両側のカバー部分A2a,A2bは上下面
として図示されている。同様に保護カバー1の左右側面
1a,1bにおいても、図面上では上下側面として図示
されている。
【0025】このような構成にすることによって、図1
(イ)、図2(イ)に示すように、機器Bの右側面下部
に形成されている、接続口B2から導出された配管Cを
覆う保護カバ1ーの端面1Aに対して、横倒し状態で配
管用隙間カバーAの取付け部A1を外嵌装着する。
【0026】この取付け操作に際して、例えば、予め、
配管用隙間カバーAにおける取付け部A1の粘着層11
…の剥離紙11aを剥がしておき、取付け部A1の芯金
10の開口側を開き気味に保護カバーを外嵌しながら機
器B側に移動させて、配管用隙間カバーAの右側のカバ
ー部分A2b、及び、中央のカバー部分A2cを、機器
Bの外側面B1に添設する状態にするとともに、配管用
隙間カバーAの左側(図1では下側に図示)のカバー部
分A2aを、機器Bの外側面B1にカバー部分A2a自
体の弾性復元力に抗して折り曲げ変形させながら、左側
のカバー部分A2aを湾曲状の外側面B1に沿って添設
する状態にする。
【0027】この状態で、開き状態にしていた取付け部
A1の芯金10を開き操作を止めて、保護カバー1の端
部1AAに取付け部A1を外嵌状態にする。
【0028】次いで、配管用隙間カバーAの左右側のカ
バー部分A2a,A2b、及び、中央のカバー部分A2
cに夫々形成された接着層12…の剥離紙12aを、各
部分A2a,A2b,A2cをめくりながら剥がして、
各部分A2a,A2b,A2cを機器Bの外側面B1に
貼着する。この状態で、配管用隙間カバーAが、壁面K
に取付けられた機器Bの外側面B1と、これの下端側の
接続口B2から導出された配管Cを覆う保護カバー1の
端面1Aとに確実に接着する状態になるとともに、両者
B,1Aの間の隙間Sを覆って、図1(ロ)、図2
(ロ)、図3、図4に示すように、隙間Sを閉止するこ
とができる。
【0029】〔その他の実施形態〕 1) 上記実施形態では、配管用隙間カバーAの中央の
カバー部分A2cが、保護カバー1の天板上面1cに対
して交差する方向に突出形成されているとともに、先端
に行く程に突出傾斜する前傾姿勢に形成されている配管
用隙間カバーAについて説明したが、本発明はこれに限
らず、図9に示すように、中央のカバー部分A2cが、
保護カバー1の天板上面1c に対して直角に交差する方
向に突出形成されているものであってもよい。この場
合、機器Bの外側面B1に中央のカバー部分A2cが圧
接状態になることはないが、中央のカバー部分A2cに
対応する機器Bの外側面B1が平坦面であったり、中央
のカバー部分A2cに接着層12が設けられたりしてい
る場合、外側面B1に添設するには十分である。また、
同図に示すように、取付け部A1に芯金10を設けない
構造の管用隙間カバーAであってもよい。
【0030】2) 上記実施形態では、取付け部A1や
軟質カバー部A2に、保護カバー、1及び、機器Bの外
側面B1に接着可能にする接着層11…,12…を設け
た例について説明したが、本発明はこれに限らず、この
ような接着層11…,12…を設けない構成であっても
よい。この場合、取付け部A1の芯金10によって、保
護カバー1の端部1AAに対して配管用隙間カバーAを
弾性挾持状態での外嵌が可能であり、配管用隙間カバー
Aの左右側のカバー部分A2a,A2b、及び、中央の
カバー部分A2cを、機器Bの外側面B1に対して各カ
バー部分A2a,A2b、A2cを自らの弾性復元力に
抗して折り曲げ変形させながら、各カバー部分A2a,
A2b、A2cを機器Bの外側面B1に沿って添設する
状態にすることが可能である。
【0031】3) 上記実施形態における配管用隙間カ
バーAは、コーナー部が面取りされた保護カバー1の蓋
カバー1Cの形態に対応する形態に取付け部A1が形成
されているものについて説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば、図10に示すように、底板1B、及び、
蓋カバー1Bのコーナー部が湾曲状になっている保護カ
バー1が用いられている場合、蓋カバー1Cの湾曲形態
の対応する形態に取付け部A1のコーナー部が湾曲形成
された配管用隙間カバーAを施工に使用すると言うよう
に、形態の異なる保護カバー1に対応する配管用隙間カ
バーAを商品化して、多様に選択することができる商品
体系を構成してもよい。図10に示す配管用隙間カバー
Aにおいては、取付け状態で、壁面Kに取付けられた機
器Bの外側面B1と、これの下端側の接続口から導出さ
れた配管Cを覆う保護カバー1の端面1Aとの間の隙間
Bは閉止しているが、取付け部A1の左右側面部A1
a,A1bと底板1Bの湾曲形態のコーナー部分との間
に隙間が生じるので、取付け部A1の左右側面部A1
a,A1bの先端部分に、略三角状の隙間隠し(二点鎖
線図示)A1d,A1eを設けて隙間を覆う構成にした
り、取付け部A1の左右側面部A1a,A1bを底板1
Bの湾曲形態のコーナー部分に沿う湾曲形状に形成し
て、始めから隙間を生じない構成にしたりしてもよい。
【0032】4) 上記実施形態では、配管用隙間カバ
ーAの軟質カバー部A2のうち、左右両側のカバー部分
A2a,A2bは、保護カバー1の左右両外側面1a,
1bに沿う姿勢に対応して、取付け部A1の左右側面部
A1a,A1bから各別に突出形成され、一方、中央の
カバー部分A2cは、保護カバー1の天板上面1cに対
して交差する方向に取付け部A1の上面部A1cから突
出形成されているものについて説明したが、これに限ら
ず、図11に示すように、軟質カバー部A2を構成す
る、左右両側のカバー部分A2a,A2b、及び、中央
のカバー部分A2cが、取付け部A1の左右側面部A1
a,A1b、及び、上面部A1cに対して交差する方向
に突出形成されているものであってもよい。この場合、
軟質カバー部A2を構成する、左右両側のカバー部分A
2a,A2b、及び、中央のカバー部分A2cに接着層
11…,12…を形成したり、施工時に接着剤を塗布し
たりすることによって接着することによって、湾曲形状
の機器Bの外側面B1に確実に添設することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管用隙間カバーと、壁面に取付けら
れた機器の外側面と、これの下端側の接続口から導出さ
れた配管との関係を示す簡略斜視図 (イ)は機器の外側面と保護カバーの端面との間に取付
けようとする分解状態を示す簡略斜視図 (ロ)は機器の外側面と保護カバーの端面との間に取付
けた状態を示す簡略斜視図
【図2】配管用隙間カバーの取付け状況を示す要部正面
図 (イ)は配管用隙間カバーを取付ける前の状態を示す要
部正面図 (ロ)は配管用隙間カバーを取付けた状態を示す要部正
面図
【図3】配管用隙間カバーを取付けた状態を示す要部右
側断面図
【図4】配管用隙間カバーを取付けた状態を示す要部底
面図
【図5】配管用隙間カバーを軟質カバー部側から示す斜
視図
【図6】配管用隙間カバーを取付け部側から示す斜視図
【図7】配管用隙間カバーの縦断面図
【図8】配管用隙間カバーにおける芯金を透視状態で示
す斜視図
【図9】本発明の別実施形態を示す要部拡大断面図
【図10】異なる保護カバーと、これに対応する配管用
隙間カバーとの関係を示す説明図
【図11】本発明を適用した別の実施形態の配管用隙間
カバーを示す斜視図
【図12】従来の壁面に取付けられた機器の外側面と、
これの下端側の接続口から導出された配管との関係を示
す簡略正面図
【符号の説明】
A 配管用隙間カバー A1 取付け部 A2 軟質カバー部 A2a 左側のカバー部分 A2b 右側のカバー部分 B 機器 B1 外側面 K 壁面 S 隙間 1 保護カバー 1A 端面 1AA 端部 10 芯金 10A 位置決め突起 11 粘着層 12 粘着層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取付けられた機器の外側面と、こ
    れの下端側の接続口から導出された配管を覆う保護カバ
    ーの端面との間の隙間を覆う隙間カバーであって、 前記保護カバーの端部に対して外嵌装着可能な取付け部
    と、該取付け部に連設され、かつ、前記隙間を閉止する
    状態で機器の外側面に添設可能な軟質カバー部とから構
    成されている配管用隙間カバー。
  2. 【請求項2】 前記取付け部と軟質カバー部とが軟質素
    材で一体成形されていると共に、前記取付け部には、保
    護カバーの端部に対して弾性挾持状態で外嵌可能なコの
    字状又はそれに近い形状の芯金が付設されている請求項
    1記載の配管用隙間カバー。
  3. 【請求項3】 前記軟質カバー部のうち、左右両側のカ
    バー部分が、保護カバーの左右両外側面に沿う姿勢で突
    出形成されているとともに、中央のカバー部分が、保護
    カバーの天板上面に対して交差する方向に突出形成され
    ている請求項1又は請求項2記載の配管用隙間カバー。
  4. 【請求項4】 芯金には、成形時に取付け部内の所定位
    置に芯金を埋設するための金型に対する位置決め突起が
    設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の配
    管用隙間カバー。
  5. 【請求項5】 前記軟質カバー部の中央のカバー部分
    が、保護カバーの天板上面に対して交差方向に形成され
    ているとともに、先端に行く程に突出傾斜する前傾姿勢
    に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    配管用隙間カバー。
  6. 【請求項6】 前記取付け部及び軟質カバー部の特定箇
    所には、機器の外側面及び保護カバーの外側面に接着可
    能な粘着層が形成されている請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の配管用隙間カバー。
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