JP2003060708A - メール情報提供装置、メール情報提供方法、およびメール情報提供プログラム - Google Patents

メール情報提供装置、メール情報提供方法、およびメール情報提供プログラム

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JP2003060708A
JP2003060708A JP2001242507A JP2001242507A JP2003060708A JP 2003060708 A JP2003060708 A JP 2003060708A JP 2001242507 A JP2001242507 A JP 2001242507A JP 2001242507 A JP2001242507 A JP 2001242507A JP 2003060708 A JP2003060708 A JP 2003060708A
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    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/224Monitoring or handling of messages providing notification on incoming messages, e.g. pushed notifications of received messages

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な電子メールの共有化を行なうことので
きるメール情報提供装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 メールサーバは、電子メールを受信する
と、ヘッダ情報の解析を行なう(S62)。同報宛先
(CC,BCC宛先)が含まれない場合(S63でN
o)、通常のメール送信処理が行なわれる(S64)。
同報宛先が含まれる場合(S63でYes)、TO宛先
に対して当該メールが格納され(S65)、当該メール
情報を掲載したWebデータが作成される(S66)。
TO宛先によって当該メールがメールサーバより引出さ
れると(S67でYes)、ステップS66で作成され
たWebデータは、閲覧可能なディレクトリに登録さ
れ、Webデータが更新される(S68)。さらに、同
報宛先に対して当該メールが閲覧可能となったことを通
知する電子メールが作成され、送信される(S69)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はメール情報提供装
置、メール情報提供方法、およびメール情報提供プログ
ラムに関し、特に、適切な電子メールの共有化を行なう
ことのできるメール情報提供装置、メール情報提供方
法、およびメール情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のインターネットの普及に伴ない、
業務における情報伝達手段として、電子メールによる情
報伝達が一般化している。
【0003】電子メールを活用して情報伝達を行なう
際、一人の相手(TO宛先)に文書やファイルを送るこ
ともできるが、同報宛先(CC;Carbon CopyやBC
C;BlindCarbon Copy)として、複数の相手に送ること
もできる。業務における情報伝達の際には、参考程度の
意味合いで部や課などの単位を構成するメンバー全員に
対して電子メールを同報送信し、情報を共有する場合が
多くある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
複数の相手に対して電子メールが送信された場合におい
て、TO宛先の相手よりも、同報宛先の相手が先に電子
メールの内容を知る場合が発生する。すなわち、本来の
情報伝達相手であるTO宛先の相手よりも先に、参考程
度の意味合いで送信された同報宛先の相手が先に電子メ
ールの内容を知る場合もある。このような場合におい
て、TO宛先の相手が当該電子メールの内容を把握して
いるものとして、同報宛先の相手が業務を進めたり、当
該電子メールの返信を行なったりすることがある。この
ような情報伝達の順序の混乱により、様々な業務上の弊
害が発生するという問題がある。
【0005】このような問題に鑑み、本発明において
は、より適切な情報の共有化を行なうことができるメー
ル情報提供装置、メール情報提供方法、およびメール情
報提供プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、メール情報提供装置
は、電子メールに送信先としてTOアドレスの他にCC
アドレスまたはBCCアドレスが指定されている場合、
電子メールから、指定されたTOアドレスおよび指定さ
れたCCアドレスまたはBCCアドレスを抽出するアド
レス抽出手段と、電子メールから、本文情報を抽出する
本文情報抽出手段と、抽出されたTOアドレスに、本文
情報を含む第1の電子メールを送信する第1の送信手段
と、抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
手段と、抽出されたCCアドレスまたはBCCアドレス
に、本文情報が登録されている旨を通知するための第2
の電子メールを、第1の電子メールを送信した後に送信
する第2の送信手段とを備える。
【0007】また上述の登録手段は、第1の電子メール
を送信した後に、抽出された本文情報を所定の格納先に
登録することが望ましい。
【0008】本発明の他の局面に従うと、メール情報提
供装置は、所定のユーザから構成されるグループの情報
を格納する格納手段と、電子メールに送信先としてTO
アドレスの他にグループの情報が指定されている場合、
電子メールからTOアドレスを抽出するアドレス抽出手
段と、電子メールから指定されたグループの情報を抽出
するグループ抽出手段と、電子メールから、本文情報を
抽出する本文情報抽出手段と、抽出されたTOアドレス
に、本文情報を含む第1の電子メールを送信する第1の
送信手段と、抽出された本文情報を所定の格納先に登録
する登録手段と、抽出されたグループを構成するユーザ
に、本文情報が登録されている旨を通知するための第2
の電子メールを、第1の電子メールを送信した後に送信
する第2の送信手段とを備える。
【0009】また本発明の他の局面に従うと、メール情
報提供方法は、電子メールに送信先としてTOアドレス
の他にCCアドレスまたはBCCアドレスが指定されて
いる場合、電子メールから、指定されたTOアドレスお
よび指定されたCCアドレスまたはBCCアドレスを抽
出するアドレス抽出ステップと、電子メールから、本文
情報を抽出する本文情報抽出ステップと、抽出されたT
Oアドレスに、本文情報を含む第1の電子メールを送信
する第1の送信ステップと、抽出された本文情報を所定
の格納先に登録する登録ステップと、抽出されたCCア
ドレスまたはBCCアドレスに、本文情報が登録されて
いる旨を通知するための第2の電子メールを、第1の電
子メールを送信した後に送信する第2の送信ステップと
を備える。
【0010】また本発明の他の局面に従うと、メール情
報提供方法は、所定のユーザから構成されるグループの
情報を格納する格納ステップと、電子メールに送信先と
してTOアドレスの他にグループの情報が指定されてい
る場合、電子メールからTOアドレスを抽出するアドレ
ス抽出ステップと、電子メールから指定されたグループ
の情報を抽出するグループ抽出ステップと、電子メール
から、本文情報を抽出する本文情報抽出ステップと、抽
出されたTOアドレスに、本文情報を含む第1の電子メ
ールを送信する第1の送信ステップと、抽出された本文
情報を所定の格納先に登録する登録ステップと、抽出さ
れたグループを構成するユーザに、本文情報が登録され
ている旨を通知するための第2の電子メールを、第1の
電子メールを送信した後に送信する第2の送信ステップ
とを備える。
【0011】また本発明の他の局面に従うと、メール情
報提供プログラムは、電子メールに送信先としてTOア
ドレスの他にCCアドレスまたはBCCアドレスが指定
されている場合、電子メールから、指定されたTOアド
レスおよび指定されたCCアドレスまたはBCCアドレ
スを抽出するアドレス抽出ステップと、電子メールか
ら、本文情報を抽出する本文情報抽出ステップと、抽出
されたTOアドレスに、本文情報を含む第1の電子メー
ルを送信する第1の送信ステップと、抽出された本文情
報を所定の格納先に登録する登録ステップと、抽出され
たCCアドレスまたはBCCアドレスに、本文情報が登
録されている旨を通知するための第2の電子メールを、
第1の電子メールを送信した後に送信する第2の送信ス
テップとをコンピュータに実現させる。
【0012】また上述の登録ステップは、第1の電子メ
ールを送信した後に、抽出された本文情報を所定の格納
先に登録することが望ましい。
【0013】また本発明の他の局面に従うと、メール情
報提供プログラムは、所定のユーザから構成されるグル
ープの情報を格納する格納ステップと、電子メールに送
信先としてTOアドレスの他にグループの情報が指定さ
れている場合、電子メールからTOアドレスを抽出する
アドレス抽出ステップと、電子メールから指定されたグ
ループの情報を抽出するグループ抽出ステップと、電子
メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出ステップ
と、抽出されたTOアドレスに、本文情報を含む第1の
電子メールを送信する第1の送信ステップと、抽出され
た本文情報を所定の格納先に登録する登録ステップと、
抽出されたグループを構成するユーザに、本文情報が登
録されている旨を通知するための第2の電子メールを、
第1の電子メールを送信した後に送信する第2の送信ス
テップとをコンピュータに実現させる。
【0014】本発明の他の局面に従うと、記録媒体はコ
ンピュータ読取可能な記録媒体であって、上述のメール
情報提供プログラムを記録する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発
明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同
一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。
それらの名称および機能も同じである。したがってそれ
らについての詳細な説明は繰返さない。
【0016】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態におけるメールシステムの構成を示す図である。
【0017】図1を参照して、本実施の形態におけるメ
ールシステムは、メールサーバ100A,Bと、クライ
アント装置200A,B,Cと、これらを接続するネッ
トワーク300A,Bおよびインターネットとにより構
成される。メールの送受信は、各クライアント装置20
0間において、インターネット、あるいはネットワーク
300A,B上において、所定のプロトコルに基づいて
行なわれる。
【0018】メールサーバ100は、ネットワーク30
0を介して複数のクライアント装置200との通信が可
能となっており、各クライアント装置200に対してメ
ールの収集と配布のサービスを行なう。なお、メールサ
ーバ100は、自分の属するネットワーク300内のク
ライアント装置200に限られず他のネットワーク30
0のクライアント装置200への電子メールを送信する
SMTP(simple mail transfer protocol)サーバ
や、ユーザからの受信要求に対応するPOP(post off
ice protocol)3サーバ、IMAP(internet messagi
ng access protocol)4サーバなどの機能も兼ねてい
る。
【0019】ネットワーク300は、たとえばイーサネ
ット(登録商標)、トークンリング、FDDI(fiber
distributed data interface)などのLAN(local ar
ea network)であってもよいし、いくつかのLAN同士
を接続したWAN(wide area network)であってもよ
い。また、有線、無線の別を問わない。
【0020】図2は、図1に示されるメールサーバ10
0の、第1の実施の形態における構成を示すブロック図
である。
【0021】図2を参照して、メールサーバ100は、
CPU(central processing unit)111と、ROM
(read only memory)113と、RAM(random acces
s memory)114と、通信I/F(インタフェース)1
12と、HDD(hard diskdrive)115とを含む。
【0022】CPU111は、メールサーバ100の全
体制御を行なう。ROM113は不揮発性の記憶装置で
あり、CPU111が実行するプログラムを格納する。
【0023】RAM114は、書換え可能な記録装置で
あり、CPU111が処理を実行するために必要な作業
領域等に使用される。
【0024】通信I/F112は、外部との通信を行な
うためのインタフェースであり、メールサーバ100
は、これを介してネットワーク300やインターネット
経由でクライアント装置200などの他の機器との通信
を行なう。
【0025】HDD115は、大容量記憶装置であり、
メール情報提供プログラムなどのアプリケーションソフ
トおよび各種データ等を記憶する。
【0026】HDD115の所定の領域には、メールデ
ータを格納するメールデータ格納部とWebデータおよ
び個人情報を格納するWebデータ格納部とが設けられ
ている。なお、HDD115に記憶されているメール情
報提供プログラムのソフトウェア構成としては、メール
を作成するメール作成部と、メールの送信要求を行なう
メール送信要求部と、アドレス情報を解析するデータ解
析部と、Webデータ等を作成するデータ作成部とが含
まれる。
【0027】図3は、図1に示されるクライアント装置
200A〜Cの構成の具体例を示す図である。図3に示
されるクライアント装置200は、上記のクライアント
装置200A〜Cの内の1つを代表として示すものであ
る。なお、図3に示されるクライアント装置200の構
成は一般的なパーソナルコンピュータの構成であり、図
3に示される以外の構成要素を含んでいても構わない。
【0028】図3を参照して、クライアント装置200
は、制御部201と、通信部202と、入力部203
と、表示部204と、記憶部205とを含む。
【0029】制御部201は、クライアント装置200
全体の制御を行なう。通信部202は、ネットワーク3
00を介して、メールサーバ100などと通信を行な
う。
【0030】入力部203は、マウスやキーボードなど
から構成され、ユーザの入力手段を実現する。
【0031】表示部204は、CRT(Cathode Ray Tu
be;陰極線管)表示装置や液晶ディスプレイなどから構
成され、各種情報の表示を行なう。
【0032】記憶部205は、FDD(フレキシブルデ
ィスクドライブ)、HDD(ハードディスクドライ
ブ)、RAM(Random Access Memory)およびROM
(Read Only Memory)などから構成され、制御部201
で実行されるプログラムや、各種の情報などを記憶す
る。
【0033】次に、図2に示したメールサーバ100に
おいてメール情報の提供が行なわれる際の動作について
説明する。
【0034】図4は、本実施の形態のメールサーバ10
0におけるメール情報提供処理を表わすフローチャート
である。なお、この処理はCPU111がROM113
に格納されているプログラムを実行することにより達成
される。
【0035】図4を参照して、メールサーバ100のC
PU111は、メールが受信されると(S61でYe
s)、受信されたメールの宛先アドレス情報の解析を行
なう(S62)。すなわち、メールのヘッダ部の情報が
解析され、TOアドレス、CCアドレス、およびBCC
アドレスが記載されているか否かが判断される。
【0036】その結果、TOアドレス以外にCCアドレ
スやBCCアドレス等の宛先アドレスの記載がないと判
断された場合は(S63でNo)、通常通りTOアドレ
スの指定先に対してメールが送信される(S64)。そ
して、処理が終了する。
【0037】一方、TOアドレス以外にもCCアドレス
やBCCアドレス等の宛先アドレスの記載があると判断
された場合は(S63でYes)、TOアドレス指定先へ
のメールの作成および送信処理が行なわれる(S6
5)。すなわち、記載されているCCアドレスやBCC
アドレスが削除され、TOアドレスの指定先にのみメー
ルを送るようにヘッダ部が書換えられる。そして、TO
アドレスの指定先に対して当該メールを格納し、TOア
ドレスの指定先からの引出しを待つ。
【0038】次に、CCアドレスやBCCアドレスに対
して、当該メールの内容を電子掲示板で閲覧させるため
のWebデータが作成される(S66)。作成されたW
ebデータはメールサーバ100のHDD115の所定
の領域(Webデータ格納部)に登録される。なお、ス
テップS66で行なわれるWebデータの作成処理につ
いては、後にフローチャートを挙げて詳細な説明を行な
う。
【0039】なお、この時点においては、ステップS6
6で作成されたWebデータは閲覧不可能なディレクト
リに登録されているため、Web上で閲覧することはで
きない。
【0040】サーバ100は、ステップS65で格納さ
れた当該メールが、TOアドレスの指定先のユーザから
引出されたか否かを監視し(S67)、引出されると
(S67でYes)、ステップS66で作成されたWe
bデータを閲覧可能なディレクトリに移行する。これに
よってWebデータは更新され(S68)、Web上で
閲覧可能となる。
【0041】ステップS68でWebデータの更新が終
了すると、CCアドレスやBCCアドレスの指定先のユ
ーザ宛てに、Webデータの登録通知のための電子メー
ル(以下、「CC着信通知」という)が作成され、送信
される(S69)。なお、ステップS69におけるCC
着信通知の作成および送信処理については、後にフロー
チャートを挙げ、詳細な説明を行なう。
【0042】上述の送信処理が終了すると、メールサー
バ100におけるメール情報提供処理が終了する。
【0043】さらに図5に、図4のステップS66で行
なわれるWebデータの作成処理についてフローチャー
トを示す。
【0044】図5を参照して、CPU111において、
電子メールの宛先アドレスの抽出処理が行なわれる(S
71)。すなわち、電子メール中のヘッダ部の「T
O:」「CC:」「BCC:」の文字列が検索され、そ
の検索された各文字列に続いて記載された内容(文字
列)が宛先アドレス情報として抽出される。
【0045】引続いて、メールのヘッダ部から、文字列
「Subject:」を検索することで、当該項目に記
載されている内容を表題情報として抽出する(S7
2)。
【0046】次に、メールのヘッダ部から、文字列「R
eceived:」を検出し、当該項目に記載されてい
る受信日時情報を抽出する(S73)。
【0047】さらに、メールの本文情報をboudar
ystringおよびContens−Typeの内容
に応じて抽出する(S74)。また、当該メールに添付
ファイル情報がある場合には、同様にして抽出してもよ
い。
【0048】そして、ステップS72〜74で抽出され
た情報は、HDD115の所定の領域(Webデータ格
納部)に一時的に保存される(S76)。保存に際して
は、Webブラウザで適切に表示されるように所定のフ
ォーマットが用意され、それに従って所定欄に順次デー
タが書込まれる(S75)。所定のフォーマットは例え
ばHTML形式のものであり、HDD115内に予め用
意されている。
【0049】上述の処理で、Webデータの作成処理が
完了する。さらに図4のステップS69で行なわれる、
CCおよびBCCアドレスの指定先のユーザに対して行
なわれるCC着信通知の作成および送信処理を、図6の
フローチャートに示す。ここで、ステップS81の宛先
アドレス情報抽出処理、ステップS82の表題情報抽出
処理、およびステップS83の受信日時情報抽出処理
は、図5で示した各抽出処理(ステップS71、ステッ
プS72、およびステップS73)とその処理内容は同
様である。
【0050】すなわち、ステップS81で、当該メール
中のヘッダ部の「TO:」「CC:」「BCC:」の文
字列が検索され、その検索された各文字列に続く文字列
が宛先アドレス情報として抽出される。次に、ステップ
S82で、ヘッダ部の「Subject:」の文字列が
検索され、その文字列に続く文字列が表題情報として抽
出される。そして、ステップS83で、ヘッダ部の「R
eceived:」の文字列が検索され、その文字列に
続く文字列が受信日時情報として抽出される。
【0051】各情報の抽出処理が終了すると、続いて、
CCあるいはBCC宛先のCC着信通知メールの作成処
理が行なわれる(S84)。すなわち、抽出された宛先
アドレス情報のうち、CCアドレス情報、あるいはBC
Cアドレス情報のうちの1つがCC着信通知メールのT
Oアドレスとして記載される。そして、表題(件名)と
して「CC着信通知」が付加され、抽出された表題情報
および受信日時情報が本文に記載される。
【0052】このようにしてCC着信通知メールが作成
されると、TOアドレスの指定先のユーザに対して送信
される(S85)。そして、抽出された全てのCC、あ
るいはBCCアドレス宛てに電子メールを送信するため
に、メール作成処理(ステップS84)およびメール送
信処理(ステップS85)が、未送信宛先がなくなるま
で繰返し行なわれる(S86)。全ての抽出されたC
C、BCCアドレスの指定先のユーザにCC着信通知メ
ールが送信されると(ステップS86でNo)、上述の
CC着信通知メールの作成および送信処理を終了する。
【0053】さらに以下に、具体例を挙げ、上述のメー
ル情報提供処理について詳細な説明を行なう。
【0054】図7は、第1の実施の形態におけるメール
の具体例を示す図である。図7に示されるメールは、一
般的な電子メールの構成であり、ヘッダ部にTOアドレ
ス(Tanaka)、表題(部品不具合)、およびCCアドレ
ス(Yamamoto,Terada,Iida,Mori)と、メール本文に関
する情報とを含む。
【0055】図7に示されるメールを受信したメールサ
ーバ100では、図5のステップS71でCPU11に
おいて、ヘッダ部にあるTOアドレス(Tanaka)および
CCアドレス(Yamamoto,Terada,Iida,Mori)が抽出さ
れる。
【0056】また図5のステップS72で、図7に示さ
れる当該メールより、表題情報として表題(部品不具
合)が抽出される。
【0057】さらに図5のステップS73で、図7には
示されない、当該メールの受信日時情報が抽出される。
【0058】またさらに図5のステップS74では、図
7には具体的内容が示されない本文情報が抽出される。
【0059】上述の抽出された情報に基づいて、図5の
ステップS75では、Webデータが作成される。
【0060】図8は、本実施の形態において、Webデ
ータがWebブラウザで表示される例を示した図であ
る。図8の画面表示に示される電子掲示板のWebデー
タは、当該メールのTOアドレスの指定先のユーザ(Ta
naka)が当該メールを引出した後に作成される。
【0061】図8を参照して、図5に示されるWebデ
ータ作成処理によって作成されたWebデータは、例え
ば、「CC着信メール一覧」というタイトルの下、当該
メールから抽出された表題(部品不具合)、受信日時、
宛先アドレス(Yamamoto,Terada,Iida,Mori)、本文情
報が表示される。また、以前に受信されたメールも、新
着のものから順に表示される。CCアドレス、あるいは
BCCアドレスとして指定されたユーザは、CC着信通
知を受けると、図8に示される「CC着信メール一覧」
をWeb上の電子掲示板で閲覧することができる。
【0062】また図9は、CC着信通知を受信したクラ
イアント装置200における表示例を示した図である。
図9の表示画面に示されるCC着信通知メールは、図6
に示される処理によって作成され、当該メールのTOア
ドレスの指定先のユーザ(Tanaka)が当該メールを引出
した後に作成および送信される。
【0063】図9に示される表示画面は、CCアドレス
として指定されたユーザ(Yamamoto)が、送信者である
サーバ100(Server-X)からCC着信通知について送
信されたメールであることを示しており、本文には表題
(部品不具合)および受信日時(01/02/21の1
0:50)が記されている。
【0064】上述のメールシステムが、上述のメール情
報提供方法を実現することで、従来では同報送信を行な
うことで共有されていた電子メールを、電子掲示板上で
容易に共有することができる。これにより、従来、同報
送信で大量に送信されていた電子メールの量を大幅に削
減することができる。
【0065】さらに電子メールのTOアドレスの指定先
のユーザが、当該電子メールをサーバから引出した後
に、CC,BCCアドレスに指定先のユーザ間で電子メ
ールが共有される。これにより、TOアドレスの指定先
のユーザよりも先にCC,BCCアドレスの指定先のユ
ーザが当該電子メールの内容を知り、TOアドレスの指
定先のユーザがその内容を知っているものとして業務を
すすめるなどによって発生する情報伝達の順序の混乱に
よる弊害を防ぐことができる。
【0066】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おける、メールシステムの構成は、図1に示される第1
の実施の形態におけるメールシステムの構成と同様であ
るため、ここでの説明は繰返さない。
【0067】図10に、第2の実施の形態における、上
述のメールシステムのメールサーバ100が行なうメー
ル情報提供処理について、フローチャートを示す。な
お、この処理はCPU111がROM113に格納され
ているプログラムを実行することにより達成される。
【0068】図10を参照して、メールサーバ100の
CPU111は、メールが受信されると(S1でYe
s)、データ解析部で、当該メールの本文とヘッダ部と
を分離して、ヘッダ情報の解析が行なわれる(S2)。
【0069】ステップS2において分離されたヘッダ部
から、TOアドレスおよびプロジェクト情報が読出され
る。プロジェクト情報については、後に具体例を挙げて
詳細な説明を行なう。
【0070】続いてステップS2でメールのヘッダ部よ
り取出されたTOアドレスの指定先のユーザに対して当
該メールを格納し、TOアドレスの指定先のユーザから
の引出しを待つ(S3)。
【0071】ステップS2で解析された当該メールのヘ
ッダ部に、プロジェクト情報が含まれない場合(S4で
No)、以上で通常のメール送信処理を終了する。
【0072】ステップS2で解析された当該メールのヘ
ッダ部に、プロジェクト情報が含まれる場合(S4でY
es)、当該プロジェクトのWebデータが作成される
(S5)。作成されたWebデータはメールサーバ10
0のHDD115の所定の領域(Webデータ格納部)
に登録される。なお、ステップS5で行なわれるWeb
データ作成処理については、後にフローチャートを挙げ
て詳細な説明を行なう。
【0073】なお、この時点においては、ステップS6
6で作成されたWebデータは閲覧不可能なディレクト
リに登録されているため、Web上で閲覧することはで
きない。
【0074】サーバ100は、ステップS65で格納さ
れた当該メールが、TOアドレスの指定先のユーザから
引出されたか否かを監視し(S6)、引出されると(S
6でYes)、ステップS5で作成されたWebデータ
を閲覧可能なディレクトリに移行する。これによってW
ebデータは更新され(S7)、Web上で閲覧可能と
なる。
【0075】さらに、プロジェクトが指定されたメール
に基づいて作成されたWebデータがメールサーバ10
0に登録したことをプロジェクトメンバーに通知するた
めのメール(以下、「通知メール」という)が作成さ
れ、プロジェクトメンバーに対して送信される(S
8)。
【0076】なお、ステップS8における通知メールの
作成および送信処理については、後にフローチャートを
示して詳細な説明を行なう。
【0077】上述の送信処理が終了すると、メールサー
バ100におけるメール情報提供処理が終了する。
【0078】次に図11に、図10のステップS5で行
なわれるWebデータ作成処理についてフローチャート
を示す。
【0079】図11を参照して、CPU111におい
て、受信したメールのヘッダ部からプロジェクト名を読
出す(S11)。
【0080】引続いて、メールのヘッダ部から、文字列
「Subject:」を検索することで、当該項目に記
載されている内容を表題情報として抽出する(S1
2)。
【0081】次に、メールのヘッダ部から、文字列「R
eceived:」を検出し、当該項目に記載されてい
る受信日時情報を抽出する(S13)。
【0082】さらに、メールの本文情報をboudar
ystringおよびContens−Typeの内容
に応じて抽出する(S14)。また、当該メールに添付
ファイル情報がある場合には、同様にして抽出してもよ
い。
【0083】ステップS11で読出されたプロジェクト
名から、当該プロジェクトのWebデータを、HDD1
15の所定の領域(Webデータ格納部)より読込み
(S15)、上述のステップS12〜S14で抽出され
たメールの表題、受信日時および本文情報を、ステップ
S15で読込んだWebデータに追記する(S16)。
【0084】ステップS16で追記されたWebデータ
は、閲覧不可能なHDD115の所定の領域に一時的に
保存される(S17)。
【0085】上述の処理で、Webデータの作成処理が
完了する。さらに、図10のステップS8で行なわれ
る、プロジェクトメンバーに対する通知メールの作成お
よび送信処理を、図12のフローチャートに示す。
【0086】図12を参照して、CPU111は、受信
したメールのヘッダ部から読出したプロジェクト名に基
づいて、当該プロジェクトメンバーのアドレス情報を読
出す(S21)。
【0087】続いて、受信したメールの表題情報および
受信日時情報を抽出する(S22,23)。ステップS
22およびS23における抽出処理は、図11のステッ
プS12およびS13における抽出処理と同様であるた
め、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0088】各情報の抽出処理が終了すると、続いて、
当該プロジェクトメンバーに対する通知メールが作成さ
れる(S24)。すなわち、ステップS21で読出され
たプロジェクトメンバーのアドレス情報の内の1つがT
Oアドレスとされ、表題として「プロジェクトメール着
信通知」が付加された通知メールが作成される。また通
知メールの本文には、ステップS22およびS23で抽
出された表題情報と受信日時情報とが付加される。
【0089】このようにして通知メールが作成される
と、TOアドレスの指定先のユーザに対して送信される
(S25)。そして、読出された当該プロジェクトメン
バー全てのアドレス宛てに通知メールを送信するため
に、メール作成処理(ステップS24)およびメール送
信処理(ステップS25)が、未送信宛先がなくなるま
で繰返し行なわれる(S26)。全ての読出された当該
プロジェクトメンバーに通知メールが送信されると(ス
テップS26でNo)、上述の通知メールの作成および
送信処理を終了する。
【0090】上述の処理で作成されたプロジェクトメー
ル着信通知メールを受信することで、プロジェクトメン
バーは、当該プロジェクト宛てに送信されたメールが当
該プロジェクトの電子掲示板に掲示されたことを知るこ
とができる。
【0091】さらに以下に、具体例を挙げ、上述のメー
ル情報提供処理について詳細な説明を行なう。
【0092】図13は、第2の実施の形態におけるメー
ルの具体例を示す図である。図13を参照して、本実施
の形態におけるメールは、ヘッダ部にTOアドレス(Ta
naka)、表題(部品不具合)、およびプロジェクト名
(ProjectX)と、メール本文に関する情報とを含む。
【0093】ユーザは、クライアント装置200の入力
部203より、図13に示される各欄の情報を入力し、
メールを送信する。
【0094】図13に示されるメールを受信したメール
サーバ100では、図10のステップS2においてヘッ
ダ部が解析される。
【0095】また図10のステップS3においては、解
析されたTOアドレスの指定先(Tanaka)へメールを送
信するための処理がなされる。
【0096】また、当該メールのヘッダ部に、プロジェ
クト情報が含まれている場合は、図11に示されるWe
bデータ作成処理が行なわれる。図11のステップS1
1〜14においては、図13に示されるメールのヘッダ
部より、プロジェクト名(ProjectX)、表題情報(部品
不具合)、および受信日時情報と、本文情報とが抽出さ
れる。
【0097】さらに図11のステップS15では、抽出
されたプロジェクト名(ProjectX)に基づいて、プロジ
ェクトリストから当該プロジェクト(ProjectX)のデー
タが取得され、HDD115より該当するプロジェクト
(ProjectX)のWebデータが読出される。
【0098】図14は、プロジェクトリストの具体例を
示す図である。図14に示されるプロジェクトリスト
は、メールサーバ100のHDD115の所定の領域に
記憶されている。図14では、プロジェクト(Project
X)に係るプロジェクトリストを示している。
【0099】図14を参照して、プロジェクトリスト
は、プロジェクトに関する情報を記憶する。具体的に
は、プロジェクト毎の、プロジェクト名、プロジェクト
番号、および電子掲示板のアドレスなどの、プロジェク
ト(ProjectX)を特定する情報を含む。なお、ここでい
うプロジェクトは、メールサーバ100が管理する電子
掲示板を共有する、特定のメンバーから構成されるグル
ープをいう。
【0100】図11のステップS11で読出されたプロ
ジェクト名(ProjectX)より、図11のステップS15
においては、図14に示されるプロジェクトリストか
ら、当該プロジェクト(ProjectX)の電子掲示板のアド
レスを取得する。
【0101】取得された当該プロジェクト(ProjectX)
の電子掲示板のアドレスから、HDD115の所定の領
域より、プロジェクト(ProjectX)のWebデータが読
込まれる。
【0102】図15は、第2の実施の形態における、プ
ロジェクト(ProjectX)の電子掲示板の具体例を示す図
である。図15に示される電子掲示板は、図13に示さ
れるメールが掲示される以前の電子掲示板であり、その
時点以前でメール情報提供処理が行なわれたメール(表
題;製品マニュアル)が掲示されている。
【0103】図15を参照して、電子掲示板には、プロ
ジェクト(ProjectX)を構成するプロジェクトメンバー
が閲覧できるメールの表題、受信日時、およびメール本
文などが掲示される。
【0104】HDD115の所定の領域に格納されてい
るプロジェクト(ProjectX)のWebデータは、図15
に示されるプロジェクト(ProjectX)の電子掲示板をH
TML形式などで表現した情報であり、ここでの具体例
は図示しない。
【0105】図11のステップS16では、図13に示
されるメールの表題、受信日時、および本文が、図15
に示されるプロジェクト(ProjectX)の電子掲示板に追
加されて掲示されるように、図11のステップS15で
読出されたプロジェクト(ProjectX)のWebデータに
対して、HTML形式などでメールの表題、受信日時、
および本文が追記される。追記されたWebデータは、
図11のステップS17で、HDD115の所定の領域
に一時的に保存される。
【0106】図13に示されるメールが送信されたTO
アドレスの指定先のプロジェクトメンバー(Tanaka)
が、当該メールを受信する場合には、クライアント装置
200の入力部203などから指示し、メールサーバ1
00から当該メールを引出す。図10のステップS7で
は、メールサーバ100が、ステップS6でTOアドレ
スの指定先のプロジェクトメンバー(Tanaka)から当該
メールが引出されると、図10のステップS5で作成さ
れ、一時的に保存されたプロジェクト(ProjectX)のW
ebデータが、更新前のWebデータと置換えられる。
Webデータが、更新されたWebデータに置換えられ
ることで、図15に示されたプロジェクト(ProjectX)
の電子掲示板が、図13に示されるメールを掲示した新
しい電子掲示板に更新される。
【0107】図16は、上述のメール情報提供処理で更
新されたプロジェクト(ProjectX)の電子掲示板の具体
例を示す図である。
【0108】図16を参照して、上述の図10のステッ
プS7での置換え処理が行なわれて更新されることによ
って、プロジェクト(ProjectX)の電子掲示板には、図
10のステップS1で受信した、図13に示されるメー
ル(表題;部品不具合)などが、図15に示される先の
電子掲示板の内容に追加されて掲示されている。
【0109】また、図16で示される電子掲示板に追加
されたメールは、図10のステップS6で、TOアドレ
スの指定先のプロジェクトメンバー(Tanaka)がメール
をメールサーバ100から引出した後に掲示される。ま
た、メールサーバ100が開封確認を行なう装置を備え
る場合は、開封確認をした後に図10のステップS7の
処理を行なうことで、プロジェクトメンバー(Tanaka)
がメールを開封した後に掲示することもできる。
【0110】さらに、図10のステップS8では、ステ
ップS7で図15に示されるプロジェクト(ProjectX)
の電子掲示板が図16に示される如く更新されたことを
プロジェクト(ProjectX)を構成するプロジェクトメン
バーに通知するための通知メールが作成され、送信され
る。
【0111】図12のステップS21では、CP111
は、プロジェクトメンバーリストから、当該プロジェク
ト(ProjectX)を構成するプロジェクトメンバーの情報
を抽出する。
【0112】図17は、プロジェクトメンバーリストの
具体例を示す図である。図17に示されるプロジェクト
メンバーリストは、HDD115の所定の領域に記憶さ
れている。図17では、プロジェクト(ProjectX)を構
成するプロジェクトメンバーに関するプロジェクトメン
バーリストを示している。
【0113】図17を参照して、プロジェクトメンバー
リストは、プロジェクト(ProjectX)を構成するプロジ
ェクトメンバー毎のメンバー名、メンバーID、メール
アドレスおよびパスワードを記憶する。また、上述の情
報以外の、プロジェクト(ProjectX)に所属するプロジ
ェクトメンバーを特定する情報が記憶されていてもよ
い。
【0114】図12のステップS21において、CPU
111は図17に示される当該プロジェクト(Project
X)のプロジェクトメンバーリストからプロジェクト(P
rojectX)に所属するプロジェクトメンバーのメールア
ドレス情報を抽出する。
【0115】さらに図12のステップS22およびS2
3で抽出した当該メールの表題情報および受信日時情報
に基づいて、図12のステップS24で、プロジェクト
(ProjectX)に所属するプロジェクトメンバーに対する
通知メールが作成される。
【0116】図18は、電子掲示板の更新をプロジェク
トメンバーに通知するためのメールの、クライアント装
置200における表示例を示した図である。図18の表
示画面に示されるメールを受信したプロジェクトメンバ
ーは、プロジェクト名が付加されたメール(プロジェク
トメール)が、電子掲示板に新たに掲示されたことを知
る。
【0117】図18の表示画面に示されたメールには、
図10のステップS1で受信した、メールの表題情報お
よび受信日時情報が記載される。
【0118】図18に示される表示画面において、例え
ば、表題にリンクが張られており、登録された本文情報
にアクセスするための情報、そこをクリックすることで
図16に示される電子掲示板を閲覧することができても
よい。
【0119】図18の表示画面に示されるメールを受信
したプロジェクト(ProjectX)を構成するプロジェクト
メンバーは、以下に示されるメール閲覧処理を行なうこ
とで、図16に示されるプロジェクト(ProjectX)の電
子掲示板を閲覧することができる。
【0120】図19に、図10に示されるメール情報提
供処理によって提供されたメール情報を閲覧するための
メール閲覧処理について、フローチャートを示す。サー
バ100において図19に示される処理が行なわれるこ
とで、プロジェクトメンバーはクライアント装置200
で電子掲示板を閲覧することができる。
【0121】図19を参照して、メールサーバ100
は、プロジェクトメンバーのクライアント装置200よ
り、ネットワーク300を介してログイン情報を受信す
る(S31)。
【0122】ログイン情報をメールサーバ100に送信
するために、プロジェクトメンバーはクライアント装置
200でログイン画面にアクセスする。クライアント装
置200の表示部204に表示されるログイン画面に従
って、プロジェクトメンバーは、入力部203などから
ログイン情報を入力する。
【0123】さらにステップS31で受信したログイン
情報が解析される(S32)。続いてステップS32で
解析されたログイン情報に基づいて、プロジェクトメン
バーの認証処理が行なわれる(S33)。
【0124】受信した情報より、プロジェクトメンバー
であると認証されると(S33でYes)、CPU11
1は、当該プロジェクトをプロジェクトメンバーリスト
から読出す(S34)。ステップS34では、認証され
たプロジェクトメンバーのIDに基づき、当該プロジェ
クトメンバーの所属するプロジェクトをプロジェクトメ
ンバーリストから読出す。さらに読出されたプロジェク
トに基づき、プロジェクトリストから当該プロジェクト
を特定する情報を読出す。
【0125】続いてCPU111は、当該プロジェクト
のWebデータを、HDD115より読出す(S3
5)。ステップS35で読出されたWebデータに基づ
く当該プロジェクトの電子掲示板が、クライアント装置
200の表示部204に表示される(S36)。
【0126】サーバ100において、上述の閲覧処理が
行なわれることで、プロジェクトメンバーは、当該プロ
ジェクトの電子掲示板を閲覧することができる。
【0127】さらに以下に具体例を挙げ、図19に示さ
れる閲覧処理について、詳細な説明を行なう。以下の具
体例においては、プロジェクト(ProjectX)を構成する
プロジェクトメンバーが、プロジェクト(ProjectX)の
電子掲示板を閲覧する場合についての具体例を示す。
【0128】所属するプロジェクト(ProjectX)の電子
掲示板の閲覧を行なうプロジェクトメンバーが、クライ
アント装置200の入力部203より、プロジェクト
(ProjectX)の電子掲示板を閲覧するために予め割振ら
れているアドレスをブラウザに入力することで、ここに
は図示されないログイン画面が、表示部204に表示さ
れる。割振られているアドレスは、ログイン画面を表示
するための全てのプロジェクトメンバーに共通のアドレ
スでもよいし、電子掲示板を表示するためのプロジェク
ト(ProjectX)のメンバーに割振られているアドレスで
もよい。表示されたログイン画面に沿って、プロジェク
トメンバーは、パスワードと、予めプロジェクトメンバ
ー毎に割振られているメンバーIDを入力する。
【0129】図19のステップS33においては、メー
ルサーバ100で、上述のパスワードおよびメンバーI
Dが認証される。
【0130】図19のステップS33において、パスワ
ードおよびメンバーIDが、図17に示されるプロジェ
クトメンバーリストと照会されることで、プロジェクト
(ProjectX)を構成するプロジェクトメンバーであると
認証される。なお、上述の認証処理は、パスワードとメ
ンバーIDとを用いて行なわれているが、いずれか一方
のみを用いて行なわれてもよい。
【0131】図19のステップS33において、プロジ
ェクト(ProjectX)を構成するプロジェクトメンバーで
あることが認証されると、ステップS34で、図14に
示されるプロジェクトリストから、当該プロジェクト
(ProjectX)を特定する情報が読出される。
【0132】さらにステップS35において、HDD1
15から当該プロジェクト(ProjectX)の電子掲示板の
Webデータが読出される。これによってステップS3
6において、図16に示されるプロジェクト(Project
X)の電子掲示板が、クライアント装置200の表示部
204に表示される。
【0133】このように、従来のメールシステムに電子
掲示板機能を付加することで、従来では同報送信を行な
うことで共有されていた電子メールを、電子掲示板上で
共有することができる。電子メールを共有することで、
担当者の重要メールの処理の忘れを防止することができ
る。
【0134】また、電子掲示板上で電子メールが共有さ
れることで、従来、同報送信で大量に送信されていた電
子メールの量が大幅に削減される。これは重要メールが
大量のメールに埋もれてしまうことを防ぎ、重要メール
の処理の忘れや遅れを防止することにつながる。
【0135】また、大量のメールのやり取りが削減され
ることで、ネットワークサーバの負荷が大幅に軽減され
る。また、各クライアント装置のハードディスクの負荷
を軽減することにもつながる。
【0136】また、プロジェクトに所属するメンバー
は、電子掲示板を閲覧することで他のプロジェクトメン
バーやプロジェクト全体の動向を一目で把握することが
可能になる。
【0137】また、上述の処理を行なうことで、メール
のTOアドレスの指定先のプロジェクトメンバーが当該
メールを受信または開封した後に、プロジェクト内で電
子メールが共有される。これにより、TOアドレスの指
定先のプロジェクトメンバーよりも先にCCやBCCア
ドレスの指定先のプロジェクトメンバーが当該メールの
内容を知り、TOアドレスの指定先のプロジェクトメン
バーがその内容を知っているものとして業務をすすめる
などによって発生する情報伝達の順序の混乱による弊害
を防ぐことができる。
【0138】[第3の実施の形態]さらに第3の実施の
形態として、上述のメール情報提供方法を、デジタル複
写機に適用した場合について説明を行なう。
【0139】図20は、第3の実施の形態におけるメー
ル情報提供システムの構成を示す図である。
【0140】図20を参照して、第3の実施の形態にお
けるメール情報提供システムは、図1に示される第1の
実施の形態におけるメールシステムの構成に加えて、デ
ィジタル複写機400より構成される。
【0141】さらに図21は、図20に示されるデジタ
ル複写機400の構成を示すブロック図である。
【0142】図21を参照して、デジタル複写機400
は、CPU401と、ROM403と、RAM404
と、通信I/F402と、HDD405と、原稿読取部
406と、印刷部407と、操作パネル部408とを含
む。
【0143】CPU401は、デジタル複写機400の
全体制御を行なう。ROM403は不揮発性の記憶装置
であり、CPU401が実行するプログラムを格納す
る。
【0144】RAM404は、書換え可能な記録装置で
あり、CPU401が処理を実行するために必要な作業
領域等に使用される。
【0145】原稿読取部406は、CCD(charge coup
led device)などの撮像素子を用いて対象となる原稿画
像を読取る。
【0146】印刷部407は、読取られた原稿等の画像
データに基づいて印刷を行なう。ユーザは、操作パネル
部408を操作して、読取り、コピー、通信等の動作指
示を行なう。
【0147】通信I/F402は、外部との通信を行な
うためのインタフェースであり、デジタル複写機400
は、これを介してネットワーク300やインターネット
経由でクライアント装置200などの他の機器との通信
を行なう。
【0148】HDD405は、大容量記憶装置であり、
メール情報提供プログラムなどのアプリケーションソフ
トおよび各種データ等を記憶する。HDD405の所定
の領域には、メールデータを格納するメールデータ格納
部とWebデータおよび個人情報を格納するWebデー
タ格納部とが設けられている。なお、HDD405に記
憶されているメール情報提供プログラムのソフトウェア
構成としては、メールを作成するメール作成部と、メー
ルの送信要求を行なうメール送信要求部と、アドレス情
報を解析するデータ解析部と、Webデータ等を作成す
るデータ作成部とが含まれる。
【0149】次に、図22は、上述のメール情報提供シ
ステムにおいて、図21に示されるデジタル複写機40
0が行なうメール情報提供処理を示すフローチャートで
ある。なお、図22に示されるメール情報提供処理は、
デジタル複写機400のCPU401がROM403に
格納されているプログラムを実行することにより達成さ
れる。
【0150】図22を参照して、デジタル複写機400
の原稿読取部406は、原稿の画像を読取る(S8
1)。
【0151】ステップS81で読取った画像データのメ
ール送信を行なわない場合には(S82でNo)、その
他の方法での画像データの送信処理が行なわれる(S8
3)。なお、ここでの画像データの送信処理について
は、詳細な説明は行なわない。
【0152】一方、ステップS81で読取った画像デー
タのメール送信を行なう場合は(S82でYes)、ス
テップS81で読取られた画像の電子ファイルが作成さ
れる(S84)。
【0153】そして、当該画像データの送信対象となる
宛先アドレス情報が解析され(S85)、CCアドレス
やBCCアドレスが存在するか否かが判断される。
【0154】CCアドレスやBCCアドレスが存在しな
い場合は(S86でNo)、TOアドレスとして指定さ
れた宛先に対する通常通りのメール送信処理が行なわれ
る(S87)。
【0155】一方、CCアドレスやBCCアドレスが存
在する場合は(S86でYes)、TOアドレスの指定
先のユーザに対するメールが作成され、送信される(S
88)。すなわち、記載されているCCアドレスやBC
Cアドレスが削除され、TOアドレスの指定先のユーザ
にのみメールを送るようにヘッダ部が書換えられる。そ
して、TOアドレスの指定先に対して当該メールを格納
し、TOアドレスの指定先からの引出しを待つ。なお、
ステップS88におけるメールの作成処理は、図4のス
テップS65などに示される処理と同様であるため、こ
こでの詳細な説明は繰返さない。
【0156】次に、ステップS84で作成された画像フ
ァイルが、HDD405の所定領域(Webデータ格納
部)に、Webデータとして登録される(S89)。な
お、この時点においては、ステップS89で登録される
Webデータは閲覧不可能なディレクトリに登録されて
いるため、Web上で閲覧することはできない。
【0157】デジタル複写機400は、ステップS88
で格納された当該メールが、TOアドレスの指定先のユ
ーザから引出されたか否かを監視し(S90)、引出さ
れると(S90でYes)、ステップS89で登録され
たWebデータを閲覧可能なディレクトリに移行する。
これによってWebデータは更新され(S91)、We
b上で閲覧可能となる。
【0158】ステップS91でWebデータの更新が終
了すると、CCアドレスやBCCアドレスの指定先のユ
ーザ宛てに、Webデータである当該画像データの登録
通知のためのメール(CC着信通知)が作成され、送信
される(S92)。
【0159】さらに図23は、図22のステップS92
で行なわれるCC,BCC宛のメール作成および送信処
理を示すフローチャートである。
【0160】図23を参照して、図22のステップS8
1で読取られた画像データの送信対象である宛先アドレ
ス情報より、CCアドレスおよびBCCアドレス情報が
抽出される(S101)。また、ステップS88で作成
されたメールの表題情報および画像データの情報を含む
本文情報が抽出される(S102,S103)。
【0161】各情報の抽出処理が終了すると、続いて、
CC,BCCアドレスの指定先のユーザ宛メールが作成
される(S104)。すなわち、抽出された宛先アドレ
ス情報のうち、CCアドレス情報、あるいはBCCアド
レス情報のうちの1つが電子メールのTOアドレスとし
て記載される。そして、表題(件名)として「CC着信
通知」が付加され、抽出された表題情報が本文に記載さ
れる。なお、この表題情報には第1の実施の形態と同様
に、登録されている本文情報へのリンクが張られてい
る。
【0162】このようにしてステップS104でメール
が作成されると、TOアドレスとして記載されている宛
先に対して、作成されたCC着信通知メールが送信され
る(S105)。
【0163】そして、抽出された全てのCC,BCCア
ドレスの指定先のユーザ宛てに電子メールを送信するた
めに、メール作成処理(ステップS104)およびメー
ル送信処理(ステップS105)が、未送信宛先がなく
なるまで繰返し行なわれる(S106)。
【0164】全ての抽出されたCC,BCCアドレスの
指定先のユーザ宛てにCC着信通知メールが送信される
と(S106でNo)、上述のメール作成処理は終了す
る。
【0165】なお上述のメール作成処理で作成されるC
C着信通知メールは、図9の表示画面に示されるメール
と同様の構成であるため、ここで具体例を挙げての詳細
な説明は繰返さない。
【0166】上述の処理に従うと、デジタル複写機40
0において、CCアドレスあるいはBCCアドレスとし
て指定された宛先に対しては、本文情報が送信されない
ため電子メールとしてのデータ量が減少する。特に、画
像ファイル等が添付されている場合には、必要な送信数
だけコピーされた画像ファイルがネットワーク上を行交
うということがなくなるため、ネットワーク上の混雑が
緩和される。しかも、デジタル複写機400には画像フ
ァイルとして本文情報が登録されるため、CC着信通知
を受けたユーザは、自己のクライアント装置のメモリ容
量が圧迫されることなく、必要であればその内容を閲覧
することができる。
【0167】なお、本実施の形態においてはデジタル複
写機400においてメール情報提供プログラムが実行さ
れる場合を示したが、デジタル複写機400に限定され
るわけではない。すなわち上述した通信機能を備えるこ
とができればクライアント装置の種類には依らない。
【0168】なお、今回示した実施の形態においては、
登録された本文情報が提供される例としてWeb上の電
子掲示板を挙げたが、これに限定されるわけではない。
すなわちデータ保存先のURLを記載する等、何らかの
方法でCC着信通知を受けたユーザが本文情報を閲覧で
きるものであればよい。
【0169】なお、上記第1〜第3の実施の形態におい
ては、いずれも本文情報は自装置内の格納部に登録され
るようになっているが、本文情報を外部装置の格納部に
登録し、CC,BCC宛先に対して当該外部装置の格納
部に登録された本文情報にアクセスするための情報を含
んだ電子メールを送信するようにしてもよい。
【0170】さらに、上述のメール情報提供方法を、プ
ログラムとして提供することもできる。このようなプロ
グラムは、コンピュータ読取り可能なプログラムであ
る。
【0171】プログラムは、コンピュータに付属するフ
レキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMお
よびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プロ
グラム製品として提供することもできる。あるいは、コ
ンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体に
て記録させて、プログラムを提供することもできる。ま
た、ネットワークを介したダウンロードによって、プロ
グラムを提供することもできる。
【0172】提供されるプログラム製品は、ハードディ
スクなどのプログラム格納部にインストールされて実行
される。
【0173】なお、プログラム製品は、プログラム自体
と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0174】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるメールシステムの
構成を示す図である。
【図2】 図1に示されるメールサーバ100の、第1
の実施の形態における構成の具体例を示すブロック図で
ある。
【図3】 図1に示されるクライアント装置200A〜
Cの構成の具体例を示す図である。
【図4】 第1の実施の形態のメールサーバ100にお
けるメール情報提供処理を表わすフローチャートであ
る。
【図5】 図4のステップS66で行なわれるWebデ
ータの作成処理を表わすフローチャートである。
【図6】 図4のステップS69で行なわれる、CC着
信通知の作成および送信処理を表わすフローチャートで
ある。
【図7】 第1の実施の形態におけるメールの具体例を
示す図である。
【図8】 第1の実施の形態において、Webデータが
Webブラウザで表示される例を示した図である。
【図9】 CC着信通知を受信したクライアント装置2
00における表示例を示した図である。
【図10】 第2の実施の形態における、メールサーバ
100が行なうメール情報提供処理を表わすフローチャ
ートである。
【図11】 図10のステップS5で行なわれるWeb
データ作成処理を表わすフローチャートである。
【図12】 図10のステップS8で行なわれる、通知
メールの作成および送信処理を表わすフローチャートで
ある。
【図13】 第2の実施の形態におけるメールの具体例
を示す図である。
【図14】 プロジェクトリストの具体例を示す図であ
る。
【図15】 第2の実施の形態における、プロジェクト
(ProjectX)の電子掲示板の具体例を示す図である。
【図16】 メール情報提供処理で更新されたプロジェ
クト(ProjectX)の電子掲示板の具体例を示す図であ
る。
【図17】 プロジェクトメンバーリストの具体例を示
す図である。
【図18】 電子掲示板の更新をプロジェクトメンバー
に通知するためのメールの、クライアント装置200に
おける表示例を示した図である。
【図19】 図10に示されるメール情報提供処理によ
って提供されたメール情報を閲覧するためのメール閲覧
処理を表わすフローチャートである。
【図20】 第3の実施の形態におけるメール情報提供
システムの構成を示す図である。
【図21】 図20に示されるデジタル複写機400の
構成を示すブロック図である。
【図22】 第3の実施の形態のデジタル複写機400
におけるメール情報提供処理を表わすフローチャートで
ある。
【図23】 図22のステップS92で行なわれるC
C,BCC宛のメール作成および送信処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
100,100A,100B メールサーバ、111
メールサーバのCPU、112 メールサーバの通信I
/F、113 メールサーバのROM、114メールサ
ーバのRAM、115 メールサーバのHDD、20
0,200A,200B,200C クライアント装
置、201 クライアント装置の制御部、202 通信
部、203 入力部、204 表示部、205 記憶
部、300,300A,300B ネットワーク、40
0 デジタル複写機、401 デジタル複写機のCP
U、402 デジタル複写機の通信I/F、403 デ
ジタル複写機のROM、404 デジタル複写機のRA
M、405 デジタル複写機のHDD、406 画像読
取部、407 印刷部、408 操作パネル部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールに送信先としてTOアドレス
    の他にCCアドレスまたはBCCアドレスが指定されて
    いる場合、前記電子メールから、前記指定されたTOア
    ドレスおよび前記指定されたCCアドレスまたはBCC
    アドレスを抽出するアドレス抽出手段と、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    手段と、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信手段と、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    手段と、 前記抽出されたCCアドレスまたはBCCアドレスに、
    前記本文情報が登録されている旨を通知するための第2
    の電子メールを、前記第1の電子メールを送信した後に
    送信する第2の送信手段とを備えた、メール情報提供装
    置。
  2. 【請求項2】 前記登録手段は、前記第1の電子メール
    を送信した後に前記抽出された本文情報を所定の格納先
    に登録する、請求項1に記載のメール情報提供装置。
  3. 【請求項3】 所定のユーザから構成されるグループの
    情報を格納する格納手段と、 電子メールに送信先としてTOアドレスの他にグループ
    の情報が指定されている場合、前記電子メールからTO
    アドレスを抽出するアドレス抽出手段と、 前記電子メールから前記指定されたグループの情報を抽
    出するグループ抽出手段と、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    手段と、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信手段と、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    手段と、 前記抽出された前記グループを構成するユーザに、前記
    本文情報が登録されている旨を通知するための第2の電
    子メールを、前記第1の電子メールを送信した後に送信
    する第2の送信手段とを備えた、メール情報提供装置。
  4. 【請求項4】 電子メールに送信先としてTOアドレス
    の他にCCアドレスまたはBCCアドレスが指定されて
    いる場合、前記電子メールから、前記指定されたTOア
    ドレスおよび前記指定されたCCアドレスまたはBCC
    アドレスを抽出するアドレス抽出ステップと、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    ステップと、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信ステップと、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    ステップと、 前記抽出されたCCアドレスまたはBCCアドレスに、
    前記本文情報が登録されている旨を通知するための第2
    の電子メールを、前記第1の電子メールを送信した後に
    送信する第2の送信ステップとを備えた、メール情報提
    供方法。
  5. 【請求項5】 所定のユーザから構成されるグループの
    情報を格納する格納ステップと、 電子メールに送信先としてTOアドレスの他にグループ
    の情報が指定されている場合、前記電子メールからTO
    アドレスを抽出するアドレス抽出ステップと、 前記電子メールから前記指定されたグループの情報を抽
    出するグループ抽出ステップと、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    ステップと、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信ステップと、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    ステップと、 前記抽出された前記グループを構成するユーザに、前記
    本文情報が登録されている旨を通知するための第2の電
    子メールを、前記第1の電子メールを送信した後に送信
    する第2の送信ステップとを備えた、メール情報提供方
    法。
  6. 【請求項6】 電子メールに送信先としてTOアドレス
    の他にCCアドレスまたはBCCアドレスが指定されて
    いる場合、前記電子メールから、前記指定されたTOア
    ドレスおよび前記指定されたCCアドレスまたはBCC
    アドレスを抽出するアドレス抽出ステップと、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    ステップと、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信ステップと、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    ステップと、 前記抽出されたCCアドレスまたはBCCアドレスに、
    前記本文情報を含まず、該本文情報が登録されている旨
    を通知するための第2の電子メールを、前記第1の電子
    メールを送信した後に送信する第2の送信ステップとを
    コンピュータに実現させる、メール情報提供プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記登録ステップは、前記第1の電子メ
    ールを送信した後に前記抽出された本文情報を所定の格
    納先に登録する、請求項6に記載のメール情報提供プロ
    グラム。
  8. 【請求項8】 所定のユーザから構成されるグループの
    情報を格納する格納ステップと、 電子メールに送信先としてTOアドレスの他にグループ
    の情報が指定されている場合、前記電子メールからTO
    アドレスを抽出するアドレス抽出ステップと、 前記電子メールから前記指定されたグループの情報を抽
    出するグループ抽出ステップと、 前記電子メールから、本文情報を抽出する本文情報抽出
    ステップと、 前記抽出されたTOアドレスに、前記本文情報を含む第
    1の電子メールを送信する第1の送信ステップと、 前記抽出された本文情報を所定の格納先に登録する登録
    ステップと、 前記抽出された前記グループを構成するユーザに、前記
    本文情報が登録されている旨を通知するための第2の電
    子メールを、前記第1の電子メールを送信した後に送信
    する第2の送信ステップとをコンピュータに実現させ
    る、メール情報提供プログラム。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載のメール
    情報提供プログラムを記録した、コンピュータ読取可能
    な記録媒体。
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