JP2003271792A - 書類及び電子文書の自由形配信 - Google Patents

書類及び電子文書の自由形配信

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JP2003271792A
JP2003271792A JP2002341313A JP2002341313A JP2003271792A JP 2003271792 A JP2003271792 A JP 2003271792A JP 2002341313 A JP2002341313 A JP 2002341313A JP 2002341313 A JP2002341313 A JP 2002341313A JP 2003271792 A JP2003271792 A JP 2003271792A
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Bradley Rhodes
ローズ ブラドリー
Wolf Gregg
ウォルフ グレッグ
Rideout Kevin
ライドアウト ケビン
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、文書に含まれる情報の流れを改善
し、物理的な書類の流れを改善することを目的とする。 【解決手段】 本発明による文書配信システムは、シス
テムを通じた文書の配信を自由にする。受取人は、文書
に注釈を付し、システムを通じてその進捗を追跡するこ
とが可能である。経路の柔軟性は、発信するユーザだけ
でなく、受取人がシステムを通じた文書配信経路を修正
することを許容する機能によって与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書管理システム
に関連し、特に文書フロー処理及びトラッキングのため
のシステム及び方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】ビジネス書類は、社内で定まった経路又
は流れに従うことが多い。例えば、購入依頼は、従業者
により記述され、上司からのコメント及び承認を受け、
経理業務の購入部門に送られる。一般に、購入依頼の場
合には、その書類は非常に明確な経路を有する。
【0003】しかしながら、他の書類は、より自由な形
式の流れ(flee form flow)を社内で有
し得る。例えば、新たな方針説明の原稿は、上層管理者
に送られる前に、コメントを得るため部署内総ての管理
職に配信される。何人かの管理職からのコメントが得ら
れると、彼ら自身の業務グループからのコメントを要求
しながら、その書類をより広範に配信することを希望す
るであろう。方針説明の内容が、コメント期間の間で変
わると、他の部署の者も議論に含められるであろう。
【0004】特定の文書に対するコメント又はレビュー
する期間は、関連する人々の数、並びに必要とされるコ
メント及び署名の数に依存して、数日間ないし数ヵ月く
らい続く。このような長期化の結果、プロジェクトの進
捗を管理することがしばしば困難になる。
【0005】多くのビジネスは未だペーパーレス・オフ
ィスに移行していない。多くの書類及びビジネス慣行は
依然として紙により管理され、たとえ文書が電子情報で
存在していたとしても、人々は電子形式よりも紙の複写
物を作成することを好む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、文書に含まれ
る情報の流れを改善し、物理的な書類の流れを改善する
ことが望まれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による文書配信シ
ステム及び方法は、配信用の文書及び配信リストを受信
することを含む。文書は、配信リストに従って配信され
る。受取人はその文書に注釈を付し(annotat
e)、その文書に関する他の作業を実行することが可能
である。更に、配信リストを修正し、システム内の文書
の流れを変更することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の教示するものは、添付図
面に関連する以下の詳細な説明によりいっそう理解され
るであろう。
【0009】図1を参照するに、本発明の実施例による
文書配信システムにおける、概略的な書類の流れが示さ
れている。配信するための1つ又はそれ以上の文書10
2(まとめて文書リソースという。)は、配信システム
における工程途中にその文書がたどる経路を構築する段
階にて処理される。実現手段の詳細に応じて、文書の識
別子又は文書の複写物が伝送され得る。各段階は、図1
にてボックスにより示される;例えば、段階112、段
階114A、段階114B等である。各段階は、1つ又
はそれ以上の一組の受取人(配信リスト)に関連付けさ
せることで特徴付けられ、例えば、段階112はR
より表現され、段階116は受取人Rにより表現され
る。典型的には受取人は人物のユーザである。しかしな
がら、コンピュータ装置その他の機器も、文書102の
「受取人(recipient)」になり得る。当然な
がら、図1に示される特定の経路は、単なる例示であ
り、本発明には様々な形態があることを意図する。
【0010】各段階は、配信経路を通じた文書102の
フローを制御するところの一組の条件又は基準に関連付
けることで、更に特徴付けられる。以後詳述するよう
に、典型的な配信基準は、受取人により行われる様々な
動作又は操作(action)を含む。例えば、簡易な
動作は、文書を読むこと(又は、読むことの推定とし
て、単に文書を開くこと)、文書への署名(例えば、購
入依頼又は支払報告は管理職の署名を要するであろう)
である。配信基準は、そのような動作の発生又は未発生
に基づく。これらの基準に合致すると、その文書は後続
の段階に進むことが許される。例えば、段階114Aで
は、受取人Rの総てがその文書に署名したことを条件
に、段階116に配信される。
【0011】条件処理は、目下の段階にて所定の基準に
合致すること又は合致しないことに基づいて、以後の段
階に対する文書の代替的な経路を提供する。本発明の一
形態例は、段階112、114A及び114Bにより図
1に示される。段階112にて、文書が到着したものと
する。受取人Rは、文書を検討し、何らかの動作を行
う(例えば、文書を開く、署名する、注釈を付ける等で
ある。)。受取人R 1」及びRA2が署名したなら
ば、段階114Aを含む経路の第1部分に配信され;及
び受取人RA1及びRA3が署名したならば、段階11
4Bを含む第2部分に配信するように、配信基準を設定
することが可能である。
【0012】図1には本発明の更なる態様が示され、受
取人はその文書の配信経路を修正することができる。段
階112における場合を想定する。段階112で文書1
02を受け取った者は、その経路に新たな部分(セグメ
ント)111を付加することで、その経路を修正するこ
とが許容される。新たなセグメントは、直線的なセグメ
ント及び分岐点を包含する任意的なものであり得る。図
1は、新たなセグメントが他に付加され得ることを示
す。例えば、セグメント113は、第1の段階(例え
ば、段階122)から離れており、配信経路のどこにで
も続くことが可能である(例えば、段階132)。
【0013】図2は、配信システムを構成する典型的な
素子を示す、ハイレベル・システム・アーキテクチャであ
る。本願実施例では、様々なコンピュータ機器及びソフ
トウエア要素より成る配信サーバ202は、文書配信シ
ステムの機能を提供するよう構築される。特定の実施例
にあっては、配信サーバは、適切なソフトウエアの走る
単独のコンピュータであり得る。大規模なシステムで
は、配信サーバは、配信システムの機能を実行する互い
に協同する多数の機器であり得る。本発明は、特定の形
態及びハードウエアに関連するものではない。
【0014】配信サーバ202は、通信ネットワーク2
06に接続される。典型的には、これは広域ネットワー
ク(WAN)であり得る。しかしながら、当然ながら、
本発明を使用するのに特定の通信ネットワークが関連す
るものではなく、ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)、仮想的パーソナル・ネットワーク(VPN)等の
ような任意のアーキテクチャに利用することが可能であ
る。
【0015】格納要素212は、配信装置の利用に供さ
れる。格納要素212は、配信サーバ202のための局
所的な格納部を提供し、配信サーバを実行させるソフト
ウエア要素による記憶容量の要請に合致するものであ
る。特定のアーキテクチャ及び実施形態において、格納
要素212は、WAN又はローカル・エリア・ネットワー
ク(LAN)に接続される装置とすることが可能であ
る。
【0016】格納サーバ204は、配信システムで生成
され、配信され、及びその他に管理される文書のための
大規模な格納能力を支援するために提供される。格納サ
ーバ204は、通信ネットワーク206に接続され、配
信サーバ202と通信する。配信サーバ及び格納サーバ
は協同して、配信システムにおける配信サービスを提供
する。
【0017】図2に示されるような単独の格納サーバ形
態は、レガシー格納システムに適している。例えば、格
納サーバ204は、多くの文書を時間と共に蓄積する、
先在(pre−existing)格納サーバシステム
とすることが可能である。例えば、一実施例にあって
は、本発明の譲受人により製造及び販売される商業的に
入手可能なCabinet(登録商標)と呼ばれるシス
テムが、そのようなレガシーシステムに利用可能であ
る。配信装置202は、先存格納サーバシステムに容易
に組み込まれ、WAN、LAN等のような適切な通信チ
ャネルを通じて、格納サーバに単にアクセスすること
で、本発明による文書配信システムを提供することが可
能である。他の態様は、総てが1つのシステムに含まれ
る場合であり、この場合は配信サーバ202及び格納サ
ーバ204がネットワークを通じて通信しない。管理さ
れる文書は、分散した格納アーキテクチャにて複数の格
納サーバシステムの中で配信され得る。例えば、格納要
素214は、別個の通信ネットワーク208に位置する
ことが可能である。配信サーバ202は、文書配信シス
テムで取り扱われる文書のソース及び宛先として、この
サーバ要素にアクセスすることが可能である。本発明の
実施例は、そのように分散されたアーキテクチャその他
の態様を包含する。
【0018】ユーザ222は、既存の1つの手法で配信
サーバ202にアクセスすることが可能である。ユーザ
222Aは配信サーバに直接的な(又は局所的な)アク
セス権を有することが可能である。典型的には、ユーザ
222B,222Cは、通信ネットワーク206を通じ
て配信サーバにアクセスする。ユーザ224A,224
Bは、局所的な通信ネットワーク208(例えば、LA
N)内から配信サーバにアクセスすることが可能であ
る。
【0019】多数の既知の通信プロトコルの内任意のも
のが利用され得る。例えば、配信サーバ202は、HT
TP(ハイパーテキスト転送プロトコル)、ジャバスク
リプト等を利用して、ユーザに文書配信サービス提供す
るウェブを利用する機器であり得る。配信サーバ202
と格納サーバ204との間の通信は、例えばNFS(ネ
ットワーク・ファイル・システム)、AFS(アンドリュ
ー・ファイル・システム)のような、既知のネットワーク
・ファイル・システムに準拠することが可能である。FT
P(ファイル転送プロトコル)、RCP(遠隔複写)及
びSCP(機密遠隔複写)のような他のファイル転送プ
ロトコルを利用することも可能である。また、格納サー
バは、オラクル(Oracle)又は他のSQLデータ
ベースのようなデータベースとすることも可能である。
格納サーバは、転送プロトコルのようなHTTPを利用
する、ウェブサーバとすることも可能である。これら及
び他の態様も可能であることが理解されるであろう。
【0020】図3は、本発明の実施例による文書配信手
順の概略的な処理ステップを示すハイレベルフローチャ
ートを示す。先ず、ステップ302にて、発信するユー
ザにより配信するための1つ又はそれ以上の文書が特定
される。典型的には、これは文書をマッピングする文書
リソース識別子の形式で行われ得る。文書は、テキスト
文書又はマルチメディア・ファイルとすることが可能で
ある。文書は、物理的な書類をスキャニングすることに
よって作成することも可能である。「ユーザ」は、 例
えば、予算又はバジェット(budjet)を生成する
自動化システム、誤りの検出に基づくレポートを作成す
る誤り検出システム、大規模なシステムにおける自動保
守点検要素により作成された定期的メンテナンス・レポ
ートのような、配信用の文書を生成する機器でもあり得
る。
【0021】ステップ304では、その文書に配信リス
トが関連付けられる。配信リストは、中身の受取人を特
定し、その受取人に文書を配信し(文書経路)、文書の
配信の進行を管理する。配信リストは、事前に定められ
たリストであってもよいし、ユーザにより作成されるも
のであってもよい。配信リストは、例えば、配信される
書類の内容に応じて、プログラム可能に生成されること
も可能である。
【0022】配信リストは、分散(配信)基準を示す情
報をも包含する。配信基準は、文書経路におけるある段
階から次の段階への文書の流れを制御する。所与の段階
に関連する基準は、その文書が次の段階に配信される前
に、適合している必要がある。例えば、特定の単数又は
複数の受取人が文書に署名しなければならない、という
ような条件が一般的な条件である。分岐条件は、書類を
受信し得る可能な複数の後段処理の内の、何れかを決定
するために使用される。例えば、段階Xにおける受取人
アリス又はボブが、文書に署名するならば、その文書
は、受取人キャロル及びダンを含む段階Yに進む。一
方、アリスのみがその文書に署名したならば、受取人ア
ーニー及びフレッドを含む段階Zに進む。他の例では、
アリスが署名し、ボブが通知後の一定期間内に読んでい
ないならば、その書類は段階Q:ボブのパートナーにそ
の文書を進める。論理的な動作が行われ得る。例えば、
文書を以後の段階に進めるための前もって必要な条件と
して、その書類は(アリス及びボブ)によって又は(グ
レッグ及びハリー)によって署名されるようにすること
も可能である。基準は様々な条件、事象の出現、時間的
な事象等に基づくことが可能であり、論理的な結合も包
含され得ることが理解されるであろう。
【0023】続いて図3を参照するに、ステップ306
にて、文書は、第1段階の受取人に配信される。これ
は、可能な様々な動作を必要とする。本発明の一実施例
にあっては、配信サーバ202は、格納サーバ204に
アクセスして文書を取得し、目下の段階における各受取
人の各々にコピーを配信することが可能である。これ
は、例えば、各受取人に対して、1つ又はそれ以上のア
タッチメントとして文書をEメールで送信することで、
達成することが可能である。あるいは、配信サーバは、
既知の場所(例えば、格納サーバ又は同様なファイル・
サーバ・システム)にその文書を保管し、その文書及び
場所をEメールで受取人に通知することも可能である。
更なる他の配信方法は、簡易なメッセージング技術等を
利用して、EメールにてURLを通知することであろ
う。URLは、経路全体を示す文書ルータページ情報で
あり、その文書をダウンロードするためのリンクを包含
する。
【0024】発信するユーザと同様に、受取人のユーザ
も、文書を受信し、文書に自動的な処理を行う機器とす
ることが可能である。この機器は、文書を受信する際に
所定の動作を実行することが可能である。例えば、自動
購入処理システムは、適切に署名された文書を受信する
と、業者に購入依頼を発することが可能である。
【0025】ステップ308にて、各受取人は、文書に
関する多数の作業の任意のものを実行することが可能で
ある。典型的な作業項目は、書類に対する「署名(si
gnoff)」である。これは、文書のハードコピーを
作成し、文字どおり署名し又は頭文字の署名(init
ializaing)を行うことで、達成することが可
能である。署名された文書は、以後の配信システムにて
調査される。様々なディジタル署名技術が知られてい
る。例えば、受取人コールド(cold)は、RSA又
はDSAのような公開キー暗号化システムを利用して、
公開/私用キーの対による彼の私用キーを利用して、デ
ィジタル署名を作成することが可能である。ディジタル
署名はシステムに格納され得る。他の例として、システ
ムがパスワードにより保護された機構を用意し、文書が
受取人によって署名されたことを、受取人に通知するこ
とを可能にする。このシステムは、受取人がその文書に
サインしたことを示す適切な情報を、文書に関連付ける
ことが可能である。
【0026】他の一般的な動作は、いくつかの手法で文
書に注釈を付する(annotate)ことである。適
切な文書編集機能(エディタ)によりコメント/修正の
注釈を、文書に付することが可能である。テキスト、オ
ーディオ、及び視覚的情報を文書に付加することも可能
である。あるいは、注釈の付された文書のコピーを作成
し、そのコピーに対する注釈を作成することも可能であ
る。注釈の付されたコピーはその後に「ルート(roo
t)」文書と共に配信され、そのルート文書はオリジナ
ル文書又は配信用に当初選択された文書である。更にま
た、コメント/注釈を別々の文書内で維持し、ルート文
書にて相互に関連付けることも可能である。この手法
は、コメントを許可しつつ、オリジナルのルート文書を
保存する。注釈付けの他の方法として、文書のハードコ
ピーが作成され得る。その受取人は、コメント及び他の
情報と共にハードコピーを修正し得る。修正されたコピ
ーは、システム内で検査され、ルート文書と共に以後配
信される。
【0027】文書は、チェックボックス又は充填する空
白(fill−in−the−blank)等ののよう
なものを有する紙又は電子形式のものであり得る。ここ
での動作は、適切なチェックを行う、及び要求される情
報で埋めることである。他の動作としては、ルート文書
に関連する文書を関連付けることも可能である。関連す
る文書には、調査される物理的な文書が含まれ得る。以
後の配信にて、ルート文書に加えて、関連する文書を含
めることも可能である。
【0028】更なる他の動作としては、「署名拒否(r
efused to sign off)」として文書
にマークすることもあり得る。これは、提案その他の事
項の拒否を示すために使用される。例えば、購入発注要
求が管理職から拒否される場合がある。「署名拒否」形
式の動作は、このような場合に当てはまるであろう。更
なる他の動作としては、「署名不要(signatur
e not required)」を示すことが可能で
ある。これは、その人がルートで2回現れる場合に有利
である。彼女は、以後の形式のものを見ることを選択し
ないであろう。
【0029】本発明によれば、業務に適切な他の様々な
動作が、文書配信システムに組み込まれることが可能に
なる。
【0030】トラッキング数は、経路に付加されたコメ
ント及び付加的な文書を追跡するために使用され得る。
本発明の一形態にあっては、配信サーバは、トラッキン
グ数又は他の同様な情報を提供する。配信サーバがレガ
シー格納システムに組み込まれている実施例では、トラ
ッキング数又は同様な情報は、レター(letter)
により提供され、より柔軟な実現性を提供する。
【0031】図3を参照するに、受取人は、ステップ3
10にて、配信リストを変更することが許容される。受
取人は、段階(stage)に付加される又は段階から
消去されることが可能である。段階は、既存の段階の間
に挿入され得る。段階における配信条件は、変更され得
る。図1に示されるように、付加的なセグメントが配信
リストに付加され得る。
【0032】実施例では、配信情報は、配信される文書
に関連するメタデータ(metadata)として格納
される。経路に対する修正は、メタデータに対する修正
を行うことになる。格納サーバ(例えば、図2の20
4)が配信サーバと離れているアーキテクチャでは、配
信サーバに文書が提供され、メタデータは格納サーバに
格納され得る。同様に、配信サーバが、レガシー格納シ
ステム又は配信される文書を含む他の同様なシステムの
トップにて実現される場合に、メタデータはレガシー格
納システムに格納され得る。更に、配信情報のいくつか
の部分が、配信サーバ(例えば、配信サーバにおけるデ
ータベース内)及びレガシー格納システムの両者に格納
され得る。本願実施例による特定の形態では、以下の配
信情報が複製される。すなわち: ・文書がオリジナルの「ルート」文書、又はコメントの
付された若しくは注釈の付されたものであること ・ルート文書が受取人の署名を未だ受けていないこと ・この文書の当初の形式に対するポインタ(例えば、e
Cabinet(登録商標)におけるシリアル番号);
すなわち、デイジーチェーン配信方式(図4参照)にて
当初コピーされたものの1つ ・ルート文書が、開放された、閉じられた又は破棄され
た経路の一部であるか否かである。
【0033】当然ながら、付加的な情報は、所与の特定
の実施形態に適合するよう複製されることが可能であ
る。
【0034】そのようなメタデータの複製が適切である
のは、開放経路又は未署名経路の探索が、配信サーバ又
はレガシー格納システムの何れかで行われ得る場合であ
る。eCabinet(登録商標)を含む特定の実施例
では、例えば、レガシーシステムは、組み込み済みの探
索機能を有し、経路に対する問い合わせを容易にする。
書込専用メモリ及び転送機構としてEメールが使用され
るならば、同様の機能が利用可能であろう。
【0035】また、メタデータは、レガシーシステムに
おけるユーザが配信サーバに関連付けられることを可能
にする情報を包含する。以下の図5に関連して説明され
るように、本発明の実施例による特定の形態は、経路を
管理する一式のツールを与える、配信サーバにおけるユ
ーザインターフェース特にウェブを利用するインターフ
ェースを有する。メタデータはURLを含み、レガシー
システムの局所的なソフトウエアが、ユーザインターフ
ェースに対する入力点として提供される配信サーバ上の
ウェブページに、アクセスすることを可能にする。例え
ば、レガシーシステムで動作するブラウザ形式のアプリ
ケーションは、配信サーバにおけるユーザインターフェ
ースへのリンクとしてのメタデータURLを表示するこ
とが可能である。
【0036】受取人により行われ得る修正範囲について
の許可が提供される。例えば、上席管理職、システム管
理者等のような受取人のアクセスは制限されない。ま
た、システムは、ログ情報をとり、誰によりどのような
変更がなされたかについての履歴を表示することが可能
である。そのような情報へのアクセスを許可することも
可能である。
【0037】ある段階における文書の配信は、その段階
に対する配信基準(条件)がステップ310にて適合し
ている場合に行われる。条件が合致しなかったならば、
目下の段階における処理が継続して行われる。例えば、
受取人による配信条件に対する修正が、その文書は受取
人によって再考されることを要求する場合がある。特定
の実施例にあっては、ある項目に対する購入要求が、グ
ループリーダである受取人にとって通常的でないと見受
けられるような場合である。そのグループリーダは配信
条件を修正し、購入依頼が次の段階に進む前に、購入部
門が購入依頼を検討し及び署名することを要求するよう
にする。
【0038】所与の段階に対する配信条件が合致する場
合には、次の段階の判定がなされる。分岐点の場合には
(図1参照)、その条件が合致しているかに依存して選
択が行われる。ステップ303にて、選択された段階が
完了すると、配信が完了する。配信サイクルの完了時
に、文書の発信者に通知を送付することが可能である。
選択された段階が、配信経路における他の段階である場
合には、ステップ306により、注釈付け及び処理が継
続し、文書は次の段階で受取人に配信される。本発明の
実施例では、発信するユーザも、受取人により付加され
た注釈その他の文書を受信する。
【0039】ステップ306では、包含される配信の1
形態は、受取人及びユーザによりアクセス可能な特定の
場所に、その文書をコピーする。図4を参照するに、デ
イジーチェーン・コピーと呼ばれるコピー手法が示され
ている。この技術は、文書に対する機密保護された注釈
を与える。
【0040】図4は、コピー・シーケンスを示す。ステ
ップ1では、ルート文書D0が、発信するユーザである
オーベル(Ovell)のディレクトリ(フォルダ)4
12から、配信リスト内の第1段階へコピーされる。図
示されている例では、第1で段階は、受取人であるアリ
ス、ボブ及びチャールズを含む。ルート文書は、各自の
ディレクトリ412,414,416にコピーされる。
各ディレクトリは、その所有者が彼女のディレクトリへ
の読み込み及び書き込みアクセスを行う一方、他の誰も
が書込専用のアクセスを行い得るという特徴を有する。
レガシー格納システム(例えばeCabinet(登録
商標))では、格納機能は「付加専用(add−onl
y)」能力を与え、これは、格納スペースの非所有者に
対しては、文書/ファイルを付加することはできるが、
それを置いた後に修正し、読み込み、削除することはで
きないという能力である。従って、アリスは彼女のディ
レクトリ412に対してフルアクセス権を有するが、オ
ーベル、ボブ及びチャールズは書込専用のアクセス権し
か有しない。ディレクトリ414,416も同様に構成
される。特定の実施例では、ディレクトリは、ファイル
システム、又はデータベース・テーブル、Eメール、イ
ンボックス(inbox)その他の格納区画におけるデ
ィレクトリであり得る。
【0041】ステップ2では、アリスがルート文書D
を読み出してそれに注釈を付し、あるいは付加的な(補
足的な)情報を関連付ける。この付加的な情報は、文書
により表現される。文書Dは他の受取人に及び発
信者オーベルに配信される。ステップ3では、ボブがル
ート文書及び/又はアリスの注釈/補足を読み出す。ボ
ブのコメントは文書Dに置かれる。この文書はオーベ
ル、アリス及びチャールズに配信される。最後に、ステ
ップ4では、チャールズが文書D,D,D の全部
又は一部を読み出し、彼自身のコメントを作成する。こ
れらのコメントは文書Dに格納され、オーベル、アリ
ス及びボブに配信される。第1段階の条件が満たされる
と、文書D,D,D,Dは、チャールズの格納
サーバ内のコピーから、次の段階の受取人のためにコピ
ーされる。
【0042】デイジーチェーン複写手法は、配信される
ファイル転送又は格納システムに適している。完全なフ
ァイルアクセス権は所有者に限定され、他者はファイル
を蓄積することしか許容されない。
【0043】図5を参照するに、文書配信システムとや
りとりをするためのユーザインターフェース500が示
される。インターフェースは、文書の発信者が、配信す
る文書を作成する又は指定することを可能にする。イン
ターフェースは、配信リストを作成する又は指定するた
めのツールを提供する。提供される関連するツールは、
配信リストの管理を支援し、これには配信リストに対す
る修正を行うことも含まれる。提供されるツールは、発
信者及び場合によっては受取人が、文書配信システムに
おける文書の進行を追跡することを可能にする。
【0044】典型的には、ユーザインターフェースはグ
ラフィックス(図形)を利用したインターフェースであ
り、文書の配信の進行に関する情報を表示する領域を与
える。ユーザインターフェースは、他の形式では、音声
のみを利用するインターフェース、音声及びグラフィッ
クスの組み合わせ等のようにそれ自身で表現することが
可能である。特定のインターフェースの選択は、やりと
りされる情報の性質に大きく依存するであろう。例え
ば、純粋な音声インターフェースは、関心のある情報
が、特定の文書を検討又は署名した者に関する情報であ
る場合に、電話でシステムを呼び出したユーザに適切で
あろう。以後の議論は、文書配信システムに関連するツ
ールを示す、グラフィックスのユーザインターフェース
の一般的な図形表示を説明する。
【0045】以後の図面は、本発明による様々な態様及
び機能へアクセスするためのユーザインターフェースの
特徴を説明する。一実施例における文書ルータでは、e
Cabinet(登録商標)と呼ばれる本発明の譲受人
により製造及び販売される商業的に入手可能なシステム
要素内に、システムが組み込まれる。インターフェース
はウェブページとして実現される。
【0046】図5は、本発明の実施例による文書経路生
成のためのユーザインターフェース(ウェブページ等)
を形成する、データ入力及びデータ出力用の様々なグラ
フィック要素を示す。ログイン領域502は、新たな経
路の作成を希望する者のユーザ名及びパスワードを受け
付ける。ここで、ユーザ「ロドス(rhode)」がロ
グインする。
【0047】「最新の5つ」のリストは、ユーザ「ロド
ス」によりアクセスされた最新の5つの文書を示す。文
書アクセスは、印刷、スキャン、写真複写、アップロー
ドその他の動作を包含することが可能である。図示され
るように、ユーザ「ロドス」は、「最新の5つ」のリス
トから文書を選択することが可能である。文書が「最新
の5つ」に無かったならば、ユーザは他のリストを取得
し得る。本実施例では、eCabinet(登録商標)
は、リストを識別するためのシリアル番号を利用する。
選択領域504aは、そのために設けられる。
【0048】テーブル形式で並べられた経路選択領域5
06は、経路の段階を行506a−506eに組織化す
る。ある行における列の各々は、受取人を選択するため
のプルダウン・メニュー512を含む。経路選択領域
は、5つの段階につき1つのテーブルを、1つの段階に
つき5人の受取人を示す。しかしながら、スクロール機
構(例えば、既存のウインドウ・スクロール・バー)を設
けることで、更なる段階及び受取人を収容することも可
能である。ユーザ「ロドス」が3つの段階の経路を選択
した様子が図示されている。第1段階506aは、受取
人「デモ(demo)」を含む。第2段階506bは
「ウォルフ(wolff)」及び「アミ(ame)」の
2人の受取人を含む。最後に、第3段階506cは受取
人「ハート(hart)」を含む。ボタン508は経路
を作成する際にユーザによりアクセスされる、例えばそ
のボタンをクリックすることでアクセスされる。
【0049】図6は、本発明の実施例により作成された
文書経路を視覚化するためのユーザインターフェース
(ウェブページ等)を形成する、データ入力及びデータ
出力用の様々なグラフィック要素を示す。これは、視覚
化及び編集ページである。任意のユーザにより、又はこ
の経路上の受取人に限定されたユーザによりアクセスす
ることの可能なページである。しかしながら、図6に示
される実施例は、経路のオーナー(owner))を示
す。図5に示される生成ボタン508を押すことによっ
て、彼女が経路を作成する場合に、このページがオーナ
ーに示される。
【0050】インターフェースの上部付近に位置するボ
タンは、他のユーザがログオンすることを許容するログ
インボタン602aを含む。「未完了経路視覚化」ボタ
ン602bは、ユーザがページをめくって未完了経路
(すなわち、配信されるリソースを形成する文書を、誰
も署名又は検討していないところの経路)に関する情報
を閲覧することを可能にする。「新規経路」ボタン60
2cは、ユーザを図5に示されるページに案内する。
「新規キー(key)」ボタン602dがユーザを案内
するページでは、ユーザは、使用可能な様々な暗号化手
法に関する1つ又はそれ以上のキーを指定することが可
能である。
【0051】オーナー情報領域604は、その経路のオ
ーナーを示すオーナー情報604aを示す。配信される
文書に関する情報604dは、通知データ604bを含
む。この初期経路作成の場合には、通知データは、ユー
ザ「ロドス」が図5の生成ボタン508をクリックして
図6に示されるページを得た時間を単に示す。更に、通
知日に関し、文書の作成日及びファイル名604b、6
04cが与えられる。
【0052】配信される文書は、その文書を「1回クリ
ックする(single−clicking)」するこ
とで読むことが可能である。上述したように、本実施例
では、インターフェースはウェブページである。配信さ
れるべき文書604dを表現するグラフィックスは、実
際の文書ではハイパーリンクである。複数の文書が配信
されるならば、それらはオーナー情報領域604内で並
んで表示されることが可能であり、ログインしたユーザ
が他の書類にアクセスすることを可能にする。後述する
ように、コメント又は注釈として複数の文書が添付され
る場合には、そのような文書が並んで表示されるように
することが可能である。
【0053】受取人情報領域606は、テーブル形式に
て経路を示す。各段階は行606a−606cを占め
る。各行は、その段階における受取人を示す。表示をス
クロールすることで、更なる段階及び/又は受取人を示
すことが可能である。陰を付す及び/又は着色すること
を、受取人の行った動作を示すために採用することが可
能である。例えば、1色は、受取人に文書が通知されて
いないことを示すために使用され得る。別の色は、受取
人に文書が通知されてはいるが、その文書が開かれてい
ないことを示すために使用され得る。更に別の色は、受
取人に通知され、開かれてはいるが、その文書に署名し
ていないことを示すために使用され得る。その他の取り
決めにより、受取人名を含む領域606dの段階的な着
色を利用して、各受取人に関する配信の進捗状況を視覚
的に示すことが可能である。
【0054】このページを表示させるユーザが、オーナ
ー又は受取人である場合に、そのユーザ名が強調される
(ハイライト)又は示され得る。ユーザがオーナーであ
るならば、オーナー情報領域604におけるオーナー名
がハイライトされる。ユーザが受取人であるならば、受
取人情報領域606における受取人名がハイライトされ
る。更に、「ハイライトされたユーザ」により行われた
所定の動作は、名前領域(604a,606)に反映さ
れる。
【0055】図6に示される具体例は、ページが、経路
のオーナーにより表示されたところの状況を示す。従っ
て、オーナー情報604aがハイライトされ、又は表示
される他の情報とは区別して設定される;例えば、異な
る色、異なるフォント、異なる背景等にて名前を表示す
ることで区別する。
【0056】署名領域612は、文書604dをディジ
タル的に署名するための署名機構を与える。パスワード
・フィールド612aは、ユーザがパスワードを入力
し、そのユーザを認証することを可能にする。署名ボタ
ン612bにより、文書をディジタル的に署名する。こ
れは、既存のディジタル署名技術を利用して、又は暗号
化処理を含む又は含まない決定プロトコル(agree
on protocol)により行うことが可能であ
る。
【0057】第2署名領域614は、ユーザがディジタ
ル署名以外の代替的な動作を行うことを可能にする。無
線ボタン614a(又は他の同様な入力グラフィクス)
は、文書のハードコピーに署名される状況に適切な「署
名としてのマーク(markas signed)」の
ような動作を、ユーザが選択することを可能にする。
「署名不要」ボタンは、ユーザが、彼女の署名を必要と
しないことを許容する。「拒絶」ボタンは、彼女がその
文書に署名することを拒否したことを、ユーザに示すこ
とを可能にする。
【0058】署名動作が行われると(領域612又は6
14)、その動作は、ハイライトされたユーザの名前領
域(604a,606)に反映される。
【0059】経路管理領域616は、その経路のオーナ
ーが、閉鎖した又は破棄した経路を示すことを可能にす
る。いくつかの無線ボタン616a又は他の同等な入力
グラフィックスが設けられる。図6に示される画面で
は、示されるページに到達している者は、オーナーであ
る「ロドス」である。従って、経路管理領域が示され
る。経路のユーザでない者がこのページにアクセスした
ならば、その領域は表示されない(例えば、図10)。
【0060】経路修正領域618は、ユーザ(オーナー
又はオーナーでない者)が経路を修正することを可能に
する。上述したように、システムレベルの特権を用意し
て、そのような編集アクセスからユーザを保護すること
も可能である。一組のボタン618aは、どの段階が修
正されるかを示す。受取人の選択が、経路内の選択され
た段階に付加されることを許容するために、ドロップダ
ウン・メニュー618bが用意される。
【0061】修正ボタン636は、ユーザが、領域61
4,616及び618で行った動作を有効にすることを
可能にする。(領域612又は614にて)その動作が
行われると、ハイライトされたユーザの名前領域(60
4a,606)に反映され得る。
【0062】文書アタッチメント領域608は、付加的
な文書をそのリソースに関連付けることを可能にする。
「最新の5つ」リストは、この領域にて、ログインした
ユーザによりアクセスされた最新の5つの書類を表示す
ることが可能である。選択領域624は、ユーザが他の
リストを指定することができるように用意される。各文
書はアイコン608と共に表示される。アイコンは、ア
イコン608bのような文書の第1ページのサムネイル
画像とすることが可能である。しかしながら、そのよう
な画像を作成することができない場合は、一般的なアイ
コン608aを表示することも可能である。閲覧するた
めに文書が開かれ得る(及び、典型的にはそうされるべ
きである)場合には、それがハイライトされる608
c。
【0063】文書は1クリックで開かれ得る。ウェブペ
ージにおける取り決めと同様に、以前に開いた文書を、
異なる色又は何らかの陰影等を利用してハイライトする
ことによって、表示することが可能である。
【0064】各文書は、例えば609a−609cのよ
うな関連する選択チェックボックスを有する。文書は、
関連するチェックボックスを「クリックする」ことによ
りアタッチメントとして選択され得る。最後に、添付ボ
タン640は、選択された各文書を経路に添付する論理
動作を有効にする。
【0065】図7は、本発明の実施例による文書経路通
知のためのユーザインターフェースを形成する、データ
入力及びデータ出力用の様々なグラフィック要素を示
す。このページは、ユーザ「ロドス」が彼の文書に署名
した場合に、図6に示されるページに生じる変化を示
す。図5にて述べたように、ユーザ「ロドス」は経路を
作成した。図6は、作成ボタン508が押され、その経
路を作成する場合に表示されるページを示す。次のプロ
セスは、配信を開始することである。これは、オーナー
(ここでは、ユーザ「ロドス」)が彼自身の文書に署名
した場合に行われる。図7は、その動作結果を示す。
【0066】オーナー情報領域704は、ユーザ「ロド
ス」が彼自身の最初の文書に署名し、配信を開始する。
署名日704aは、ユーザ「ロドス」により与えられた
コメント704bと共に、オーナー情報領域に示され
る。また、署名日は、署名が行われた、ディジタル的に
又は紙に署名された手法を含む。オーナー領域は、その
オーナーが署名したことを示すために、陰影又は何らか
の着色を付して表示することが可能である。
【0067】現在のところ、受取人情報領域706は、
文書が段階1における受取人に電送されたことを示す。
受取人「デモ(demo)」についての領域706a
は、通知が行われたことを示す通知日を含む。この領域
は、配信中の異なる進捗状況を示すために陰影又は着色
が施される。
【0068】図8は、本発明の実施例による、文書経路
の趣向(preference)を設定するためのユー
ザインターフェース(ウェブページ等)を形成する、デ
ータ入力及びデータ出力用の様々なグラフィック要素を
示す。このページは、ユーザが彼女の通知の趣向を変更
することを可能にする。ユーザは彼女のユーザidを入
力フィールド802に入力する。Eメールアドレス入力
フィールド806は、ユーザが通知を受けるためのEメ
ールアドレスを指定することを可能にする。猶予通知領
域808は、彼女の署名を待っている文書に関し、無線
ボタン808a−808cを通じて、所望の通知タイミ
ングをユーザが指定することを可能にする。通常的にユ
ーザが彼女の「未完了経路」ページを日常的に見受ける
が、しばしば忘れてしまう場合には、24時間通知が有
利である。
【0069】図9は、本発明の実施例による未完了経路
を視覚化するためのユーザインターフェースを形成す
る、データ入力及びデータ出力用の様々なグラフィック
要素を示す。このページは、彼女自身の経路に関する情
報と共に、彼女の動作を待機する文書に関する経路を、
ユーザが閲覧することを可能にする。ログイン領域90
2は、ユーザがシステムにログインすることを可能にす
る。ハイパーリンク領域904は、署名済みの経路、閉
じられた経路及び破棄された経路のようなもはやアクテ
ィブでない経路を、ユーザが閲覧することを可能にす
る。署名済みの経路は、ユーザにより署名された文書に
関する経路である。開放経路領域906は、ユーザ自身
の経路を表示する。図9に示される例は、ユーザ「デ
モ」が何らの開放経路を有しない場合を示す。
【0070】未完了経路領域908は、ユーザが署名す
ることを待機している経路を示す。ここで、ユーザ「デ
モ」は1つの未完了経路908aを有する。付加的な経
路が並んで表示されることも可能である。より多くの経
路が未完了ならば、スクロールさせて表示することが可
能である。未完了経路908aに関連する情報は、経路
のオーナー、その経路における文書の(オーナーによ
る)署名日及びオーナーによる関連するコメント、並び
に文書の作成日を包含する。付加的な文書が経路に包含
される場合に、適切な入力グラフィックスを用意して、
その付加的な文書にアクセスさせることが可能である。
文書アイコン912は、1クリックで文書全体を表示す
ることが可能である。
【0071】図10は、本発明の実施例による経路の視
覚化及び編集のためのユーザインターフェースを形成す
る、データ入力及びデータ出力用の様々なグラフィック
要素を示す。この図は、例えばユーザ「デモ」のような
経路を所有しないログインしたユーザに表示される画面
を表現する。図6にて上述したように、ログインしたユ
ーザ「デモ」は受取人でもあるので、受取人情報領域6
06における彼の名前1004が、何らかの手法でハイ
ライトされる。更に、署名する(領域612)又はコメ
ントするような所定の動作は、彼の名前領域1002に
反映される。文書添付領域1008は、ユーザ「デモ」
に特有の「最新の5つ」のリストを示す。ユーザ「デ
モ」は経路のオーナー(ユーザ「ロドス」)ではなく、
受取人であるので、経路管理領域616は表示されな
い。図示されているページの他の領域は、図6で説明し
たものと同様である。
【0072】図11A及び11Bは、ユーザ「デモ」が
文書を修正した場合の様子を示す。図11Aは、配信さ
れた文書1104が印刷され、ペン1112,1114
で印が付され、検査される様子を示す。印の付された文
書1102は、「最新の5つ」のリストに登場する。図
10の文書1008b−1008eは、文書1008f
が「最新の5つ」のリストから排除され、一箇所分だけ
後ろにシフトしている点に留意を要する。新たに印の付
された文書1102は、以前1008bが占めていた場
所に挿入され、それが「最新の5つ」のリストの中で最
も最近アクセスされたものであることを示す。あるい
は、配信される文書1104は、適切なプログラムを利
用して、開かれ、修正され、そして修正済み文書110
2として保存されることも可能である。
【0073】図11Bは、ユーザ「デモ」が修正された
文書1102を選択し、添付ボタン640をクリックし
たところの結果を示す。その動作の結果は、ユーザ「デ
モ」の名前領域1102に関し、修正された文書110
2のアイコン1106bと共に更新される。この動作
は、コメント1106aとして名前領域1102にも登
場する。
【0074】図12A及び12Bは、受取人がどのよう
にして経路を修正するかを示す画面を示す。すなわち、
図12Aでは、ユーザ「デモ」がボタン1218aをク
リックすることで段階3を修正する。ドロップダウン・
メニュー1218bは、選択されたユーザ「シュワルツ
(schwartz)」に対して操作されている。修正
ボタン636をクリックすると、図12Bに示される動
作が行われる。受取人情報領域1206は、経路上の段
階3における受取人として、ユーザ「シュワルツ」が付
加されたことを反映するために更新される。図に示され
るインターフェースは、誰が経路を修正したかを示して
いない。しかしながら、(この特定の実施例では)この
情報は適切なデータ格納部に保持されることが可能であ
る。更に、インターフェースは、必要に応じてこの情報
を提供するために修正されることが可能である。
【0075】図13は、どのようにして経路が次の段階
に進むかを示す画面を示す。ここで、ユーザ「デモ」
が、印の付された文書のハードコピーに署名することに
よって、彼の変更について署名する様子が示される。ユ
ーザは、代替的な署名領域614における適切なボタン
614aを押すことによって署名されたものとして、文
書がマークされることを示す。この動作は、受取人情報
領域1306にて、ユーザ「デモ」の名前領域1306
cにて示される。
【0076】更に、ユーザ「デモ」は段階一における唯
一の(従って最後の)受取人であるので、彼が署名する
ことは、段階1での配信を完了させる。段階2における
受取人、即ち「アミ」及び「ウォルフ」が自動的に通知
される。この動作は、通知日情報を含む各自の名前領域
1306a,1306bに示される。更に、名前領域
に、その配信が次の段階に進んだことを強調するため
に、陰影又は異なる着色を施すことが可能である。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例による文書の概略的な
配信フローを示す。
【図2】図2は、本発明の実施例によるハイレベルの通
信ネットワークを示す。
【図3】図3は、本発明の実施例による典型的な手順を
示すハイレベルのフローチャートを示す。
【図4】図4は、本発明の実施例によるデイジー・チェ
ーン処理を示す。
【図5】図5は、本発明の特定の実施例による、文書経
路生成用のユーザインターフェースより成るデータ入出
力用の様々な図形要素を表す画面を示す。
【図6】図6は、本発明の特定の実施例による、文書経
路生成を視覚化するためのユーザインターフェースより
成るデータ入出力用の様々な図形要素を表す画面を示
す。
【図7】図7は、本発明の特定の実施例による、文書経
路通知用のユーザインターフェースより成るデータ入出
力用の様々な図形要素を表す画面を示す。
【図8】図8は、本発明の特定の実施例による、文書経
路を設定するためのユーザインターフェースより成るデ
ータ入出力用の様々な図形要素を表す画面を示す。。
【図9】図9は、本発明の特定の実施例による、未解決
の経路を視覚化するためのユーザインターフェースより
成るデータ入出力用の様々な図形要素を表す画面を示
す。
【図10】図10は、本発明の特定の実施例による、経
路の視覚化及び編集のためのユーザインターフェースよ
り成るデータ入出力用の様々な図形要素を表す画面を示
す。
【図11A】図11A及び11Bは、文書がどのように
修正されるかを示す一連の画面を示す。
【図11B】図11A及び11Bは、文書がどのように
修正されるかを示す一連の画面を示す。
【図12A】図12A及び12Bは、経路がどのように
修正されるかを示す一連の画面を示す。
【図12B】図12A及び12Bは、経路がどのように
修正されるかを示す一連の画面を示す。
【図13】図13は、経路がどのようにして次の段階に
進むかを示す一連の画面を示す。
【符号の説明】
102 文書 112,114A,114B,116,122,12
4,132 段階 111,113 新たなセグメント 202 配信サーバ 204 格納サーバ 206,208 通信ネットワーク 222A,222B,222C,224A,224B
ユーザ 214 格納要素 412,414,416 ディレクトリ
フロントページの続き (72)発明者 グレッグ ウォルフ アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート 115 リコーイノベー ション内 (72)発明者 ケビン ライドアウト アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025, メンロ・パーク,サンド・ヒル・ロード 2882番,スイート 115 リコーイノベー ション内

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を配信する方法であって:文書リソ
    ースを受信するステップであって、前記文書リソースが
    1つ又はそれ以上の配信用の文書を表現するところのス
    テップ;1人又はそれ以上の受取人より成る配信情報を
    受信するステップであって、前記配信情報が複数の段階
    を含み、各段階が1人又はそれ以上の受取人を含むとこ
    ろのステップ;第1段階の第1の受取人に前記文書リソ
    ースを配信するステップであって、前記第1の受取人
    が、前記1つ又はそれ以上の文書に関する1つ又はそれ
    以上の操作を実行するところのステップ;及び前記1つ
    又はそれ以上の操作を実行することに続いて、第2段階
    の第2の受取人に前記文書リソースを配信するステップ
    であって、前記第2の受取人が、前記1つ又はそれ以上
    の文書に関する1つ又はそれ以上の操作を実行するとこ
    ろのステップ;より成り、前記文書リソースが、最終的
    には最終段階における最後の受取人まで配信され、前記
    最後の受取人が、前記1つ又はそれ以上の文書に関する
    1つ又はそれ以上の操作を実行することを特徴とする文
    書を配信する方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記受取人に指示(prompt
    ing)情報を提示し、第1コンピュータシステムに前
    記1つ又はそれ以上の操作を行い、第2コンピュータシ
    ステムに前記1つ又はそれ以上の文書を格納するステッ
    プより成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記指示情報を提示するステップが、前
    記第2コンピュータシステムから、前記1つ又はそれ以
    上の文書に関する文書情報を取得し、前記第1コンピュ
    ータシステムにて前記文書情報を提示するステップより
    成ることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記文書リソースが、前記1つ又はそれ
    以上の文書を識別する複数の識別子より成ることを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記1つ又はそれ以上の操作が、受取人
    から配信情報に関する通知を受信することを含むことを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記配信情報が、前記文書リソースに関
    連するメタデータより成り、前記1つ又はそれ以上の操
    作が、受取人から、前記メタデータの変更を示す修正を
    受信することを含むことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記修正を受信するステップが、第1コ
    ンピュータシステムにて実行され、当該方法が、更に、
    前記メタデータを格納し、第2コンピュータにおける前
    記メタデータを変更するステップより成ることを特徴と
    する請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記メタデータが、前記第1コンピュー
    タシステムを示すリンクバック情報を含み、当該方法
    が、更に、前記リンクバック情報に基づいて、前記第2
    コンピュータシステムから前記第1コンピュータシステ
    ムにアクセスし、前記1つ又はそれ以上の文書に関する
    前記1つ又はそれ以上の操作を実行するステップより成
    ることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記リンクバック情報が、前記第1コン
    ピュータシステムにおけるウェブページであることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記1つ又はそれ以上の操作が、受取
    人から、以後の配信に関する1つ又はそれ以上の文書識
    別子を受信することを含むことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記1つ又はそれ以上の操作が、受取
    人から、前記1つ又はそれ以上の文書に関連する情報を
    受信することを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記配信するステップが、デイジーチ
    ェーン方式で複写することを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記1つ又はそれ以上の操作が、前記
    第1コンピュータシステムにて実行され、前記1つ又は
    それ以上の文書が第2コンピュータシステムにて格納さ
    れることを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記文書リソースが、前記1つ又はそ
    れ以上の文書を識別する複数の識別子より成り、前記識
    別子が、前記第2コンピュータシステムにて作成される
    ことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 更に、HTTP(ハイパーテキスト転
    送プロトコル)を利用して、前記第1コンピュータシス
    テム及び第2コンピュータシステムの間で情報を通信す
    るステップより成ることを特徴とする請求項13記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 更に、前記第2コンピュータシステム
    にて、そこに格納されるファイルを検索することのユー
    ザ要求を受信し、前記第2コンピュータシステムにて、
    前記第1コンピュータシステムにおける前記1つ又はそ
    れ以上の操作を実行することのユーザ要求を受信するス
    テップより成ることを特徴とする請求項13記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 文書を配信する方法であって:関連す
    るオーナーを有する文書リソースを受信するステップ;
    配信リストを前記文書リソースに関連付けるステップで
    あって、前記配信リストが、1人又はそれ以上の受取
    人、及び1つ又はそれ以上の経路条件を有するところの
    ステップ;前記配信リスト及び前記経路条件に従って、
    前記1人又はそれ以上の受取人に前記文書リソースを配
    信するステップ;及び前記1人又はそれ以上の受取人か
    ら、前記経路条件を修正するための情報を受信するステ
    ップ;より成り、前記配信するステップが、前記配信リ
    スト及び修正された経路条件に従って行われることを特
    徴とする文書を配信する方法。
  18. 【請求項18】 前記文書リソースが、配信される文書
    であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記文書リソースが、文書の文書識別
    子であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 更に、前記オーナーから、前記配信リ
    ストを示す経路情報を受信するステップより成ることを
    特徴とする請求項17記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記文書リソースが、物理的な書類に
    目をとおすことによって作成されることを特徴とする請
    求項17記載の方法。
  22. 【請求項22】 更に、前記受取人から、前記文書リソ
    ースに対応する1つ又はそれ以上の文書に対する1つ又
    はそれ以上の修正を受け、前記文書リソースと共に前記
    1つ又はそれ以上の修正を配信するステップより成るこ
    とを特徴とする請求項17記載の方法。
  23. 【請求項23】 更に、前記文書を受け取った受取人に
    関する第1情報、及び前記受取人による前記文書に行わ
    れた操作に関する第2情報を受信し、前記第1及び第2
    情報を前記オーナーが利用可能にすることを特徴とする
    請求項17記載の方法。
  24. 【請求項24】 文書を配信する方法であって:関連す
    るオーナーを有する第1文書リソースを受信するステッ
    プ;文書経路を表現する第1情報を受信するステップで
    あって、前記文書経路が、1つ又は複数の配信ステップ
    を有し、各配信ステップが関連する受取人を有するとこ
    ろのステップ;配信基準を表す第2情報を受信するステ
    ップであって、前記配信ステップの各々が、更に、対応
    する配信基準を有するところのステップ;前記第1文書
    リソースを前記第1配信ステップの第1の関連する受取
    人に配信するステップ;および修正された第1の対応す
    る基準に従って、以後の配信ステップの関連する第2の
    受取人に前記第1文書リソースを配信するステップであ
    って、前記修正された第1の対応する基準が、1人又は
    それ以上の前記関連する第1の受取人から受けた修正の
    結果であるところのステップ;より成ることを特徴とす
    る文書を配信する方法。
  25. 【請求項25】 更に、前記関連する第1の受取人か
    ら、前記第1文書リソースに関連する第3情報を受信す
    るステップより成り、前記配信するステップが、前記第
    1文書リソースと共に前記第3情報を配信するステップ
    より成ることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記第3情報が、前記第1文書リソー
    スに対応する文書の紙複写の修正された形式のものを表
    現する検討済みの文書であることを特徴とする請求項2
    5記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記第3情報が第2文書リソースであ
    ることを特徴とする請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 更に、前記第3情報を前記第1文書に
    対応する文書に組み込むことで修正された文書を作成す
    るステップより成り、前記配信するステップが、前記修
    正された文書を配信するステップより成ることを特徴と
    する請求項25記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記修正された文書を配信するステッ
    プが、前記修正された文書に関連する識別子を配信する
    ステップであることを特徴とする請求項28記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 文書を配信するシステムであって:1
    人又はそれ以上のユーザと通信することが可能な通信要
    素を有するコンピュータシステム;前記コンピュータシ
    ステムが、関連するオーナーを有する文書を受信するよ
    う動作させる第1プログラムコード;前記コンピュータ
    システムが、1人又はそれ以上の受取人より成る配信リ
    ストを受信するよう動作させる第2プログラムコード;
    前記コンピュータシステムが、前記配信リストに従っ
    て、前記1人又はそれ以上の受取人に前記文書を配信す
    るよう動作させる第3プログラムコード;および前記コ
    ンピュータシステムが、前記1人又はそれ以上の受取人
    から、前記配信リストに対する1つ又はそれ以上の修正
    を表現する情報を受信するよう動作させる第4プログラ
    ムコード;より成ることを特徴等する文書を配信するシ
    ステム。
  31. 【請求項31】 前記通信要素が、更に、前記文書を受
    信及び配信するための第2コンピュータシステムと通信
    するよう形成されることを特徴とする請求項30記載の
    システム。
  32. 【請求項32】 更に、前記文書を格納及び配信するた
    めの格納要素を有することを特徴とする請求項30記載
    のシステム。
  33. 【請求項33】 更に、前記コンピュータシステムが、
    前記文書を受信した受取人に関連する第1情報、及び前
    記文書について前記受取人により行われた操作に関連す
    る第2情報を受信するよう動作させる第5プログラムコ
    ード、及び前記コンピュータシステムが、前記第1情報
    及び前記第2情報を前記オーナーに提示するよう動作さ
    せる第6プログラムコードより成ることを特徴とする請
    求項30記載のシステム。
  34. 【請求項34】 文書配信装置であって:配信用の文書
    を受信する手段;前記文書の1人又はそれ以上の受取人
    のリストを受信する手段;一組の配信基準を受信する手
    段;前記配信リスト及び前記配信基準に従って、前記1
    人又はそれ以上の受取人に前記文書を配信する手段;お
    よび前記1人又はそれ以上の受取人から、前記配信リス
    ト又は前記配信基準に対する1つ又はそれ以上の修正を
    受信する手段;より成り、前記配信する手段が、修正さ
    れた前記配信リスト及び前記配信基準に従って前記文書
    を配信することを特徴とする文書配信装置。
  35. 【請求項35】 更に、関連情報を受信し、前記関連情
    報を前記文書に関連付ける手段より成り、前記配信する
    手段が、前記文書と共に前記関連情報を配信することを
    特徴とする請求項34記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記関連情報が、前記文書に関する1
    つ又はそれ以上の注釈、又は1つ又はそれ以上の補足文
    書を含むことを特徴とする請求項35記載の装置。
  37. 【請求項37】 更に、前記文書を受信した受取人に関
    連する第1情報、及び前記文書に関する関連情報に対し
    て受取人により行われた操作に関する第2情報を受信及
    び提示する手段を有することを特徴とする請求項34記
    載の装置。
  38. 【請求項38】 文書配信のためのユーザインターフェ
    ースであって:文書を提示する第1情報交換部であっ
    て、前記文書は関連するオーナーを有し、前記文書が1
    人又はそれ以上の受取人より成る関連する文書経路を有
    するところの第1情報交換部;前記文書経路を提示する
    第2情報交換部;前記文書に関連する関連情報を取得す
    るための第3情報交換部;および前記オーナー及び前記
    1人又はそれ以上の受取人が、前記文書経路の全部又は
    一部を修正することを可能にする第4情報交換部;より
    成ることを特徴とするユーザインターフェース。
  39. 【請求項39】 更に、前記1人又はそれ以上の受取人
    において、前記文書の配信に関する配信情報を提示する
    ための第5情報交換部より成ることを特徴とする請求項
    38記載のユーザインターフェース。
  40. 【請求項40】 第5情報交換部が、前記文書経路に対
    して行われた修正を提示することを特徴とする請求項3
    8記載のユーザインターフェース。
  41. 【請求項41】 第5情報交換部が、前記文書に関連す
    る操作を受けることを特徴とする請求項38記載のユー
    ザインターフェース。
  42. 【請求項42】 更に、コンピュータディスプレイより
    成り、前記情報交換部が、前記コンピュータディスプレ
    イに表示される複数のコンピュータ・グラフィックス要
    素より成ることを特徴とする請求項38記載のユーザイ
    ンターフェース。
  43. 【請求項43】 文書を配信するコンピュータ・プログ
    ラム・プロダクトであって:コンピュータ読み取り可能
    なプログラムコードを有するコンピュータで利用可能な
    媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能なプログ
    ラムが、コンピュータシステムの実行に適切であり、前
    記コンピュータ読み取り可能なプログラムが:前記コン
    ピュータシステムが、関連するオーナーを有する文書を
    受信するよう動作させる第1プログラムコード;前記コ
    ンピュータシステムが、1人又はそれ以上のリストを受
    信するよう動作させる第2プログラムコード;前記コン
    ピュータシステムが、配信基準を受信するよう動作させ
    る第3プログラムコード;および前記コンピュータシス
    テムが、前記配信基準に従って、前記1人又はそれ以上
    の受取人に配信するよう動作させる第4プログラムコー
    ド;および前記コンピュータシステムが、前記1人又は
    それ以上の受取人から、前記リスト又は前記配信基準に
    対する1つ又はそれ以上の修正を表現する情報を受信す
    るよう動作させる第5プログラムコード;より成ること
    を特徴とするコンピュータ・プログラム・プロダクト。
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