JP2001067285A - 暗号化電子掲示板システム - Google Patents

暗号化電子掲示板システム

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JP2001067285A
JP2001067285A JP24217199A JP24217199A JP2001067285A JP 2001067285 A JP2001067285 A JP 2001067285A JP 24217199 A JP24217199 A JP 24217199A JP 24217199 A JP24217199 A JP 24217199A JP 2001067285 A JP2001067285 A JP 2001067285A
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JP
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www
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electronic
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JP24217199A
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English (en)
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Masanao Kuninobu
正直 國信
Akiyoshi Kinoshita
陽代志 木下
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TRANS WARE CO
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一人または、複数の特定の相手に対して秘匿
されたデータを閲覧できる、また暗号化されたデータの
書き込みが可能なシステムを目的とする。 【解決手段】 WWWブラウザからWWWサーバーおよび掲示
板プログラムを経由してSMTPで掲示板サーバーへ1また
は複数の特定のユーザー宛の掲示文を送信蓄積する手
段、蓄積された掲示文にたいし、一覧表示、内容表示、
一覧の並び替え、一覧の検索、掲示文のフォルダ作成、
掲示文のサブフォルダへの振り分けする手段、およびWW
Wブラウザからの掲示文をSMTPにより掲示板サーバーに
書き込む電子掲示板手段、電子掲示板への掲示文の書き
込みをメール送信プログラムを経由してSMTPで1または
複数の特定ユーザーに知らせる手段、暗号化プロトコル
対応のWWWサーバーを介して電子掲示板の掲示文へアク
セスする権利を検証する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗号化されたデー
タを表示する電子掲示板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子掲示板(BBS:Bulletin Board Syst
em)は一般的には参加者すべてが読み書きできる電子的
な掲示板サービスのことを指すが、電子メールやソフト
ウェアのアップロード、ダウンロードなどのサービスを
含めて通信サービス全体のことを指す場合もある。電子
掲示板はインターネットにおいては情報交換の手段とし
て広く用いられている。
【0003】WWW(World Wide Web)はインターネット
上の情報(文字、画像、音声、動画)を関連づけたり表
示や再生を行うプログラムであり、文章や情報の検索も
WWWを通して行うことができる。電子掲示板もWWWを通し
て行われることで、操作性が改良されている。WWWを通
して行われる電子掲示板の利点としては、多くの人に情
報を知らせる手段として優れていることがあげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来型の電子掲
示板は広く情報を知らせる点では優れているが、ある特
定の一人または複数の相手に対してインターネットを通
じて秘密に情報を知らせる事は難しく、また利用者が複
数の掲示板を利用している場合、利用者はどの掲示板に
新しい掲示文が掲示されたかどうか確認して回らなけれ
ばならない。
【0005】インターネット上の電子掲示板を使って秘
密に情報を知らせようとする場合、通信回線上を流れる
データは秘匿性がないので、暗号化が必要になる。暗号
化はインターネットなどのネットワークを通じて文書や
画像などのデジタルデータをやり取りする際に、通信途
中で第三者に盗み見られたり改竄されないよう、決まっ
た規則に従ってデータを変換することである。暗号化、
復号化には暗号表に当たる「鍵」を使うが、対になる2
つの鍵を使う公開鍵暗号化方式と、どちらにも同じ鍵を
用いる秘密鍵暗号化方式がある。前者にはRSA暗号、ElG
amal暗号、楕円曲線暗号などがあり、後者にはアメリカ
政府標準のDESや、IDEA、FEAL、MISTYなどがある。
【0006】上記のように暗号にはいくつかの方法があ
るが、実際には様々理由で普及していない。理由の一つ
に標準的な暗号化方法が定まっていないことがあげられ
る。異なる暗号化プログラムに互いに互換性が無い点も
暗号メールの普及を妨げている。例えば、電子メールに
おいては、送信者、受信者、メールサーバーがともに同
じ暗号方法を利用していないと暗号化通信できない。ま
た、暗号メールの使用に当たってパソコンに暗号化ソフ
トやディジタルIDを導入する必要がある。暗号化ソフ
トやディジタルIDは標準では導入されていない。さら
に、暗号化の為にメールの送受信操作以外の暗号化操作
を行う必要もあり操作性にも問題がある。
【0007】最近では、インターネット、特にWWWが広
まるとともに発達したWWWブラウザに暗号化プロトコル
が組み込まれるようになった。暗号化プロトコルとして
はSSL(Secure Socket Layer)、 http(hyper text tr
ansfer protocol)のセキュリティ強化型であるhttpsな
どがあげられる。これらの暗号ソフトの利用により、イ
ンターネット上で安全に情報をやり取りができるように
なり、ネットワーク上での決済や個人情報の送受信に使
われるようになってきた。
【0008】特開平11-8617にこのWWWブラウザを用いた
電子メール方式の例が示されている。電子メールはWWW
ブラウザソフトに備えられているhttpsと呼ばれるセキ
ュリティ強化型のプロトコルを備えたソフトウエアによ
り暗号化され、WWWサーバーに送られ、安全に電子メー
ルの送受信を行うことができる。
【0009】電子メールを暗号化する際には、WWWサー
バー及びWWWブラウザが自動的にhttpsによる暗号化を行
うので、個々の端末の鍵情報の作成や、その公開等は必
要ではない。電子メールの利用者はWWWサーバーからhtt
psにより暗号化され転送された電子メールの内容をWWW
ブラウザの画面で読むことができる。このとき、WWWブ
ラウザは暗号化された電子メールを自動的に複号化して
画面に表示する。
【0010】WWWブラウザの暗号機能を利用した上記WWW
メールは新しい受信メールが届いたかを、通常の電子メ
ールの電子メールボックスとは異なるWWWメールボック
スに確認に行く必要がある。この時、実際に接続するま
で新しい受信メールがあるかわからない為、利用者は受
信メールがあるなしにかかわらず何度もWWWメールボッ
クスに確認のため接続しなければならないという問題点
が有る。
【0011】さらに利用者がもし、複数のWWWメールボ
ックスを利用していた場合、すべてのWWWサーバーに接
続して新たな受信メールが届いたかを確認しなければな
らず、利用者は新規のメールがあるなしにかかわらず、
確認の為に多くのWWWメールボックスに接続し確認して
回らなければならないという問題点が有る。本発明は、
一人または、複数の特定の相手に対して秘匿されたデー
タを閲覧すること、また暗号化されたデータ書き込みが
可能な暗号化電子掲示板システムを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、暗号化プロトコル対応のWWWブラウザと
交信可能な暗号化プロトコル対応のWWWサーバーと、プ
ロトコルとしてIMAP(Internet Message Access Protoc
ol)およびSMTP(Simple Mail Transfport Protocol)を
使用する掲示板サーバーと、前記掲示板サーバーと前記
WWWサーバー間のデータを中継する電子掲示板プログラ
ムと、外部のメールサーバーに電子メールを送るメール
送信プログラムを備えたシステムにおいて、(1)前記WWW
ブラウザから前記WWWサーバーおよび前記掲示板プログ
ラムを経由してSMTPで前記本システムの掲示板サーバー
へ1または複数の特定のユーザー宛の掲示文を送信蓄積
する手段、(2)前記蓄積された掲示文にたいし、IMAPの
機能を使用して掲示文の一覧表示、内容表示、一覧の並
び替え、一覧の検索、掲示文のフォルダ作成、掲示文の
サブフォルダへの振り分けする手段、および前記WWWブ
ラウザからの掲示文をSMTPにより前記掲示板サーバーに
書き込む手段を有する電子掲示板手段、(3)電子掲示板
への掲示文の書き込みをメール送信プログラムを経由し
てSMTPで1または複数の特定ユーザーに知らせる手段、
(4)前記暗号プロトコル対応のWWWサーバーを介して前記
電子掲示板の掲示文へアクセスする権利を検証する手段
を備えたシステムとする。
【0013】掲示文を送る宛先を指定せずに書き込まれ
た掲示文については、特定ユーザー、例えば掲示板の主
催者に自動的に電子メールで掲示文の書き込みを知らせ
るシステムとすることができる。また、掲示文を本発明
の暗号化電子掲示板にアクセスできるすべてのユーザー
が閲覧することができるようにすることもできる。
【0014】本発明のシステムでは、端末に備えられた
WWWブラウザを使用して、ユーザー認証機能を備え、か
つ暗号化プロトコルにより保護のかけられた掲示板に、
ユーザーが自身のID、パスワードによる認証後に接続
する。本発明では電子掲示板に書き込まれた後に、特定
の相手に対して電子メールで連絡が送られるので、利用
者は通常の電子メールボツクスさえ確認しておけば良
い。
【0015】本発明では、従来のPOPサーバーを用いず
に、IMAP(Internet Message AccessProtocol)と呼ばれ
るインターネットプロトコルを使った掲示板サーバーを
用いる。掲示板サーバーでは、保管されている掲示文を
通常の電子掲示板のように管理できる。掲示板サーバー
には、データの一覧・内容表示機能、一覧並び替え機
能、一覧検索機能、フォルダ作成機能、サブフォルダへ
の振り分け機能などが備えられている。これらの機能と
暗号化プロトコルに対応したWWWブラウザおよびWWWサー
バーを用いて、暗号化電子掲示板システムを構築する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る暗号化電子掲示板シ
ステムの実施形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明のシステムの概略を示す説明図であ
る。WWWサーバー1は暗号化プロトコルの一種であるhtt
ps対応となっており、端末のhttps対応のWWWブラウザと
の間でhttpsにより暗号化されたデータを送受信するこ
とができる。
【0017】ユーザーAは、端末3からID、パスワード
を入力してWWWサーバー1の暗号化電子掲示板にアクセ
スする。暗号化電子掲示板に書き込むデータは端末のWW
Wブラウザ4上で作成し、httpsにより暗号化したデータ
として送られる。
【0018】https対応のWWWブラウザ4により発信され
たhttpsにより暗号化されたデータは、ttps対応のWWWサ
ーバーソフト2により受信され、復号化されて、掲示板
プログラム5を介して掲示板サーバー6に送られる。掲
示板サーバー6はWWWサーバー1を構成するコンピュー
タ内にあるので、復号化されたデータはインターネット
回線は経由しない。
【0019】掲示板プログラム5は、IMAPの機能を用い
て電子掲示板を構成する。この掲示板は掲示板サーバー
の機能によりユーザー端末からアクセスできる。掲示板
プログラム5はメール送信プログラム7により、新しい
掲示文が掲示されたことを知らせるため、暗号化されて
いない通常の電子メールを宛先のメールサーバー8に送
る。メールサーバー8はPOP、あるいはIMAPのどちら
でも良い。
【0020】電子メールの宛先のユーザーBは、端末9
からメールサーバー8にアクセスし、新しい掲示文が掲
示されたことを知ることになる。そして、端末9に内蔵
されているhttps対応のWWWブラウザ10を介して、暗号
化電子掲示板にアクセスし、ユーザーB自身のID、パ
スワードによる認証後に接続し、送信者(ユーザーA)
より掲示された自分宛の掲示文の内容を閲覧することが
できる。
【0021】本発明の電子掲示板はサブファイル化、あ
るいはフィルタ機能などにより閲覧可能なユーザーにの
み必要なデータを提示する。従って、閲覧権のない掲示
文を見ることはできない。
【0022】電子掲示板の内容は暗号化されたデータと
してユーザーBに送られ、https対応のWWWブラウザ10
により復号化され閲覧可能になる。発信者Aおよび受信
者Bにおける電子メールの暗号化、および復号化はhttp
s対応のWWWブラウザに内蔵された機能により自動的に行
われる。
【0023】
【実施例】(実施例1)本発明の暗号化電子掲示板シス
テムの実施例として、銀行の残高通知システムについて
説明する。銀行の預金口座の残高は、企業の複数の経理
関係の担当者にとって必要な情報で、しかも変動するデ
ータである。そしてこの情報は部外者には秘匿されねば
ならない。
【0024】本発明では、銀行側が暗号化電子掲示板に
預金口座の残高を書き込み、企業の関係者は必要に応じ
て残高の確認を行う。銀行側は預金口座の残高を書き込
む際に、閲覧できる担当者のIDを入力する。この閲覧
できる担当者は、あらかじめ定めておいても良いし、適
宜選択できるようにしておいても良い。定常業務の時は
あらかじめ定めておくことが多い。
【0025】預金口座の残高が変わった場合、新しい残
高が暗号化掲示板に掲示される。サーバー側では、閲覧
できる担当者のIDに基づいて、該当者に掲示文書があ
る旨の電子メールを発送する。
【0026】電子メールを受け取った該当者は必要に応
じて、暗号化プロトコル対応のWWWブラウザを使って暗
号化電子掲示板にアクセスして、最新の預金残高を見る
ことができる。この時、WWWブラウザと掲示板の間のデ
ーターは暗号化される。
【0027】上記の例では複数の担当者に掲示文を知ら
せる場合を示したが、知らせる相手が1名の場合も利用
できる。銀行と顧客の間の相談にも利用する場合、顧客
の端末で掲示板に書き込むデータを作成する画面はブラ
ウザにより表示され、相談に必要な事項を書き込む欄が
あらかじめ設けられる。相談内容のデータが完成すると
閲覧すべき銀行担当者のIDを指定して暗号化電子掲示
板に書き込む。
【0028】掲示文が書き込まれると、銀行側担当者に
電子メールが送られ、暗号化電子掲示板を閲覧する。閲
覧後、必要な調査をした後に、相談者宛に返事を暗号化
電子掲示板に書き込む。相談者には、返事が掲示された
旨の電子メールが届くことになる。
【0029】直接電子メールでやりとりすることに比べ
て、煩雑なように見えるが、本発明の方式によれば、直
接、暗号ソフトをハンドリングする必要はなく、暗号ソ
フトを使う電子メールよりも遙かに簡便である。また、
電子掲示板方式なので、過去のやりとりが残っており、
参照が容易であるなどの利点がある。
【0030】(実施例2)本発明の暗号化電子掲示板シ
ステムの他の実施例として、官公庁と金融機関との連絡
において用いる例を説明する。金融機関は大蔵省、金融
監督庁、日本銀行等の監督官庁等に対し報告、許認可を
求めるために多くの書類をやり取りしている。今までは
紙ベースで郵送、FAX、手渡し等で行っていたが近年
は電子化されファイルをフロッピーディスク(FD)や
専用端末で交換している。
【0031】専用端末では端末台数の制限や保守維持に
人手がかかりFDでは物理的な輸送が必要なため時間や
安全性が問題となっている。電子メールを利用したファ
イルの交換も標準的な暗号化が無いために普及していな
い。本発明を使用することにより各官庁は本発明に基づ
く暗号化掲示板システムインターネットに接続し各金融
機関毎に掲示板を設定する。
【0032】この掲示板はID、パスワードが各金融機
関毎に異なっており自分以外の他の金融機関の掲示板の
内容を見ることができない。また、新しく掲示された場
合各金融機関の担当者もしくは官庁の担当者にその旨の
連絡がメールで送られるように設定されている。
【0033】掲示板のID、パスワードを各金融機関の
担当者に連絡する。金融機関はインターネットに接続し
たSSL対応のWWWブラウザとインターネット電子メールボ
ックスを使用する。例えば金融機関から許認可の申請書
を官庁に送る場合はSSL対応のWWWブラウザから官庁
の前記のサーバーに接続し認証を受けその金融機関と官
庁の担当者しかアクセスできない専用の掲示板にアクセ
スする。そして、申請書ファイルを掲示板に掲示する。
【0034】暗号化掲示板システムから自動的に官庁の
担当者のメールボックスに書き込みがあった事の通知メ
ールが送られるので官庁の担当者は掲示板に掲示された
ファイルを読み返事を掲示する。
【0035】金融機関の担当者のメールボックスに返事
が掲示された旨の連絡メールが行くので、金融機関の担
当者は掲示板に接続して返事を見る。本発明では掲示板
に掲示された場合に掲示された旨のメールが各担当者に
行くので、常時、掲示板を見ている必要が無い。金融機
関のように関係する官庁が多い場合、この機能が無けれ
ば常時見てまわらなければならず負担が大きい。
【0036】(実施例3)本発明の他の実施例として、
官公庁における公共事業などの入札システムについて説
明する。入札を実施する官公庁は本発明の暗号化電子掲
示板に入札に必要な事項(応募要項)を書き込む。一般
入札では、この入札応募要項は暗号化電子掲示板にアク
セスできるすべての入札応募者に見られるように設定す
る。特定の条件を満たす入札応募者を指定する指定入札
では、有資格応募者のみが見られるように、入札の条件
に合わせて応募要項の宛先を指定する。
【0037】入札応募者は、掲示板上の応募要項を見
て、入札条件の記入箇所に必要事項を記入する。入札デ
ータが掲示板に書き込まれると、自動的に発注者の官公
庁へ電子メールが送られる。通常、このような入札シス
テムでは、宛先は決まっているので応募者は宛先を指定
する必要はない。
【0038】入札応募者に制限がある場合は、発注者は
制限を満たしている応募者を宛先として入札応募条項を
暗号化電子掲示板に書き込むようにする。この場合は、
該当する業者のみに掲示板に入札応募条項の書き込みが
あった旨の電子メールが届き、掲示板を閲覧でき、入札
に参加することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、WWWにおいて採用され
ている暗号化通信の技術を用いることにより、WWWサー
バーとWWWブラウザとの間の全ての通信におけるデータ
を暗号化しているため安全である。また、電子メールの
到着をチェックする際も、電子メールボックス1カ所の
チェックで済み、暗号化電子掲示板用のサーバーをチェ
ックする必要もない。
【0040】本発明のシステムでは、特定の対象者宛に
電子掲示板形式で秘匿した情報を送ることができる。電
子掲示板システムにしたことで入力の定式化が容易とな
り、電子メールよりも操作性が良好となる。しかも、暗
号化に伴う操作の煩雑化もさけることができるなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1 WWWサーバー 2 https対応WWWサーバーソフト 3 端末 4 https対応WWWブラウザ 5 掲示板プログラム 6 掲示板サーバー 7 メール送信プログラム 8 メールサーバー 9 端末 10 https対応WWWブラウザ
フロントページの続き (72)発明者 木下 陽代志 東京都江東区門前仲町一丁目5番12号船山 ビル4階 株式会社トランスウエア内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GB01 GB03 GB04 HB07 HB10 JA19 KA17 KB13 KC57 KC58 KH30 LA01 5J104 AA01 PA09 5K030 GA15 GA17 HA06 HC01 JT06 LD14 LD16 LD17 LD19 9A001 CC02 CC06 EE03 JJ12 JJ14 JJ25 JJ27 KK56 LL03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗号化プロトコル対応のWWWブラウザと交
    信可能な暗号化プロトコル対応のWWWサーバーと、プロ
    トコルとしてIMAP(Internet Message Access Protoco
    l)およびSMTP(Simple Mail Transport Protocol)を使
    用する掲示板サーバーと、前記掲示板サーバーと前記WW
    Wサーバー間のデータを中継する電子掲示板プログラム
    と、外部のメールサーバーに電子メールを送るメール送
    信プログラムを備えたシステムにおいて、(1)前記WWWブ
    ラウザから前記WWWサーバーおよび前記掲示板プログラ
    ムを経由してSMTPで前記本システムの掲示板サーバーへ
    掲示文を送信蓄積する手段、(2)前記蓄積された掲示文
    にたいし、IMAPの機能を使用して掲示文の一覧表示、内
    容表示、一覧の並び替え、一覧の検索、掲示文のフォル
    ダ作成、掲示文のサブフォルダへの振り分けする手段、
    および前記WWWブラウザからの掲示文をSMTPにより前記
    掲示板サーバーに書き込む手段を有する電子掲示板手
    段、(3)電子掲示板への掲示文の書き込みをメール送信
    プログラムを経由してSMTPで特定ユーザーに知らせる手
    段、(4)前記暗号化プロトコル対応のWWWサーバーを介し
    て前記電子掲示板の掲示文へアクセスする権利を検証す
    る手段、を備えたことを特徴とする暗号化電子掲示板シ
    ステム。
  2. 【請求項2】暗号化プロトコル対応のWWWブラウザと交
    信可能な暗号化プロトコル対応のWWWサーバーと、プロ
    トコルとしてIMAP(Internet Message Access Protoco
    l)およびSMTP(Simple Mail Transport Protocol)を使
    用する掲示板サーバーと、前記掲示板サーバーと前記WW
    Wサーバー間のデータを中継する電子掲示板プログラム
    と、外部のメールサーバーに電子メールを送るメール送
    信プログラムを備えたシステムにおいて、(1)前記WWWブ
    ラウザから前記WWWサーバーおよび前記掲示板プログラ
    ムを経由してSMTPで前記本システムの掲示板サーバーへ
    1または複数の特定のユーザー宛の掲示文を送信蓄積す
    る手段、(2)前記蓄積された掲示文にたいし、IMAPの機
    能を使用して掲示文の一覧表示、内容表示、一覧の並び
    替え、一覧の検索、掲示文のフォルダ作成、掲示文のサ
    ブフォルダへの振り分けする手段、および前記WWWブラ
    ウザからの掲示文をSMTPにより前記掲示板サーバーに書
    き込む手段を有する電子掲示板手段、(3)電子掲示板へ
    の掲示文の書き込みをメール送信プログラムを経由して
    SMTPで1または複数の特定ユーザーに知らせる手段、
    (4)前記暗号化プロトコル対応のWWWサーバーを介して前
    記電子掲示板の掲示文へアクセスする権利を検証する手
    段、を備えたことを特徴とする暗号化電子掲示板システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353943A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Canon Inc 無線通信システムおよび無線通信方法
JP2003006454A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Nikon Gijutsu Kobo:Kk アドバイスシステムおよびアドバイス提供方法
US7165089B2 (en) 2001-08-09 2007-01-16 Minolta Co., Ltd. Mail server providing information on electronic mail for sharing the electronic mail

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