JP2003060555A - 携帯機器及びその電源システム - Google Patents

携帯機器及びその電源システム

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JP2003060555A
JP2003060555A JP2001244216A JP2001244216A JP2003060555A JP 2003060555 A JP2003060555 A JP 2003060555A JP 2001244216 A JP2001244216 A JP 2001244216A JP 2001244216 A JP2001244216 A JP 2001244216A JP 2003060555 A JP2003060555 A JP 2003060555A
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power supply
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power
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control signal
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JP2001244216A
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Toshiya Shimodaira
俊也 下平
Yukio Torii
進郎 鳥居
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Denso Corp
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Denso Corp
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Publication date
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    • H04B1/06Receivers
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3822Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving specially adapted for use in vehicles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACCスイッチのON/OFFが繰り返し行
われても、このON/OFFの繰り返しにより、携帯電
話に悪影響を与えることを防止できる。 【解決手段】 電子制御装置10のマイクロコンピュー
タ15がACCスイッチがOFF−ON遷移したと判定
すると(S100)、電源OFFから電源ONに電源状
態を遷移させるように携帯電話を制御することになる
(S120)。ここで、ACCスイッチがOFF−ON
遷移してからの経過時間が一定期間T1未満であると
き、電源OFF状態を保持させるように携帯電話を制御
する(S130)。従って、ACCスイッチのON/O
FFが繰り返し行われても、ON/OFFの繰り返しに
連動して、携帯電話の電源ON/OFFが繰り返すこと
を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器を電源制
御する電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載電話システムにおいては、携
帯電話、車載電子制御装置、マイク、スピーカ等が設け
られており、車載電子制御装置は、運転者がマイク及び
スピーカを用いてハンズフリー通話を行うために携帯電
話を電子制御するものがある。
【0003】このものにおいて、イグニッションキーに
よってACCスイッチがオン、またはイグニションスイ
ッチがオンされたとき、電子制御装置のマイクロコンピ
ュータは、携帯電話の電源をONさせる一方、このマイ
クロコンピュータは、イグニッションキーによってAC
CスイッチがOFFされたとき、携帯電話の電源をオフ
させる。
【0004】このように、電子制御装置は、携帯電話の
電源状態をACCスイッチのスイッチ状態に連動させる
ため、運転者は、携帯電話の電源状態を意識することな
く、ハンズフリー通話を良好に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子制
御装置は、上述の如く、携帯電話の電源状態をACCス
イッチのスイッチ状態に連動させる。このため、イグニ
ッションキーによってACCスイッチのON/OFFが
繰り返し行われると、携帯電話は、電源ON/OFFを
繰り返す。
【0006】このことにより、ACCスイッチのON/
OFFの繰り返しによって、携帯電話に悪影響を与えら
れるといった不具合が生じる。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、携帯機器への悪
影響を防止できる電源システムを提案することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、トリガ信号
により動作して電源制御信号を出力することにより、電
源ON及び電源OFFの一方の電源状態から他方の電源
状態に遷移させるように携帯機器(40)を制御する電
源システムであって、電源制御信号を出力してから一定
期間、他方の電源状態を保持させるように携帯機器を制
御する制御手段(S120、S130)を有することを
特徴とする。
【0009】これにより、電源制御信号を出力してから
一定期間、他方の電源状態を保持させることができる。
すなわち、一方の電源状態から他方の電源状態に遷移さ
せてから一定期間、他方の電源状態を保持させることが
できるため、携帯電話の電源状態が変動する回数を減ら
すことができ、携帯電話に悪影響を与えることを防止で
きる。
【0010】特に、請求項2に記載の発明では、携帯機
器は、データを保持するメモリ(43b)とを備えてお
り、制御手段は、一定期間、メモリにデータを書き込
む、または消去することを禁止させるように携帯機器を
制御することを特徴とする。
【0011】このように、一定期間、メモリにデータを
書き込む、またはデータを消去することを禁止できるた
め、メモリにデータを書き込む回数、データを消去する
回数を減らすことができ、メモリの長寿命化を図ること
ができる。なお、請求項3に記載の発明では、携帯機器
でハンズフリー通話を行うためのマイク(30)及びス
ピーカ(20)を採用してもよい。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明のように、
携帯機器を充電するための充電ラインを有するようにし
てもよい。また、請求項5に記載の発明のように、トリ
ガ信号としては、車両のACCスイッチ(SW)、また
はイグニッションスイッチのスイッチ信号を採用しても
よい。
【0013】請求項6に記載の発明では、外部機器(S
W、60、50)から電源制御信号を受け、この電源制
御信号に基づき電源ON及び電源OFFの一方の電源状
態から他方の電源状態に遷移させるように制御可能であ
る携帯機器であって、電源制御信号が受信されてから一
定期間、他方の電源状態を保持する保持手段(S43
0、S500)を有することを特徴とする。
【0014】このように、電源制御信号が受信されてか
ら一定期間、他方の電源状態を保持できる。このため、
電源ON及び電源OFFの一方の電源状態から他方の電
源状態に遷移させる回数を減らすことができ、携帯電話
に悪影響を与えることを防止できる。
【0015】請求項7に記載の発明のように、データを
保持するメモリ(43b)を有し、保持手段は、一定期
間、メモリにデータを書き込む、または消去することを
禁止することを特徴とする。これにより、メモリにデー
タを書き込む回数、データを消去する回数を減らすこと
ができ、メモリの長寿命化を図ることができる。
【0016】なお、請求項8に記載の発明のように、外
部機器には、携帯機器自体を充電するための充電ライン
が設けられているようにしてもよい。さらに、請求項9
に記載の発明のように、利用者の操作を受けて、一方の
電源状態から他方の電源状態に遷移させるための操作部
(41)を採用してもよい。
【0017】請求項10に記載の発明では、携帯機器
(40)を電源制御する電源制御装置(10)のコンピ
ュータを、トリガ信号により動作して電源制御信号を出
力することにより、電源ON及び電源OFFの一方の電
源状態から他方の電源状態に遷移させるように携帯機器
を制御する遷移制御手段(S120)と、電源制御信号
を出力してから一定期間、他方の電源状態を保持させる
ように携帯機器を制御する保持制御手段(S130)と
して機能するプログラム。
【0018】これにより、電源制御信号を出力してから
一定期間、他方の電源状態を保持させることができる。
すなわち、一方の電源状態から他方の電源状態に遷移さ
せてから一定期間、他方の電源状態を保持させることが
できるため、請求項1に記載の発明と同様に、携帯電話
の電源状態が変動する回数を減らすことができ、携帯電
話に悪影響を与えることを防止できる。
【0019】請求項11に記載の発明では、携帯機器
(40A)のコンピュータ(49A)を、外部機器(S
W、60、50)から電源制御信号を受け、この電源制
御信号に基づき電源ON及び電源OFFの一方の電源状
態から他方の電源状態に遷移させる遷移手段(S42
0、S490)と、電源制御信号が受信されてから一定
期間、他方の電源状態を保持する保持手段(S430、
S500)として機能させるプログラム。
【0020】このように、電源制御信号が受信されてか
ら一定期間、他方の電源状態を保持できる。このため、
請求項6に記載の発明と同様に、電源ON及び電源OF
Fの一方の電源状態から他方の電源状態に遷移させる回
数を減らすことができ、携帯電話に悪影響を与えること
を防止できる。
【0021】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
第1実施形態に係る自動車の車携帯電話システムを示
す。図1に、車携帯電話システムの電気回路構成を示す
ブロック図である。
【0023】車携帯電話システムは、電子制御装置(T
EL−ECU)10、スピーカ20、マイク30、及
び、携帯電話40から構成されている。電子制御装置1
0は、操作部11、音声処理部12、不揮発性メモリ1
3、電源回路14、及び、マイクロコンピュータ15を
有する。操作部11は、通話開始キー等の各種キーを備
えており、操作部11は、例えば、ステアリングの支持
部材等の外壁に配置されている。
【0024】音声処理部12は、マイクロコンピュータ
15により制御されて、後述する受信信号をデジタル−
アナログ変換して受話信号を出力する。また、音声処理
部12は、マイクロコンピュータ15により制御され
て、後述する送話信号をアナログ−デジタル変換して送
信信号を出力する。不揮発性メモリ13は、マイクロコ
ンピュータ15のコンピュータプログラムを記憶する。
【0025】電源回路14は、バッテリBの正極端子が
ACCスイッチSWを通して接続されているとともに、
電気配線を通して後述する携帯電話40のマイクロコン
ピュータ49に接続される。
【0026】このため、電源回路14は、ACCスイッ
チSWのON状態(閉状態)で、バッテリBの正極電圧
を降圧してハイレベル信号をマイクロコンピュータ15
に出力する一方、ACCスイッチSWのOFF状態(開
状態)で、ローレベル信号をマイクロコンピュータ15
に出力する。
【0027】なお、ACCスイッチSWは、イングニシ
ョンキーによるキーシリンダーへの操作によって開閉
(ON/OFF)される。
【0028】電源回路14は、バッテリBの正極端子が
直接的に接続されるとともに、電気配線(充電ライン)
を通して後述する携帯電話40の電源回路45に接続さ
れる。このため、電源回路14は、バッテリBの正極端
子からの正極電圧を受け、この正極電圧(+B)を降圧
して一定電圧(例えば12V)を電源回路45に出力す
る。マイクロコンピュータ15は、ハンズフリー通話処
理、電源制御処理等の各種処理を実行する。
【0029】スピーカ20は、音声処理部12からの受
話信号を受話音声に変換して受話音声を出力する。ま
た、マイク30は、送話音声を受け送話信号を音声処理
部12に出力する。なお、スピーカ20は、マイク30
とともに、操作部11に一体化されている。
【0030】携帯電話40は、操作部41、音声処理部
42、スピーカ42a、マイク42b、SRAM43
a、不揮発性メモリ43b、ディスプレイ44、電源回
路45、二次電池46、無線部47、アンテナ48、及
び、マイクロコンピュータ49を有する。また、操作部
41は、通話開始キー、電源キー、文字・数字キー等の
各種キーを備えている。
【0031】音声処理部42は、マイクロコンピュータ
49により制御されて、無線部47からの受信信号をデ
ジタル−アナログ変換して受話信号を出力する。一方、
音声処理部49は、マイクロコンピュータ49により制
御されて、マイク42bからの送話信号をアナログ−デ
ジタル変換して送信信号を出力する。
【0032】スピーカ42aは、音声処理部42からの
受話信号を受けて受話音声を出力し、マイク42bは、
送話音声を受け送話信号を音声処理部42に出力する。
不揮発性メモリ43bは、給電停止状態で、マイクロコ
ンピュータ49のコンピュータプログラム、各種データ
を記憶する。SRAM43aは、一定の給電を受けて各
種データを記憶する。ディスプレイ44は、マイクロコ
ンピュータ49により制御されて、各種画像を表示す
る。
【0033】電源回路45は、電子制御装置10の電源
回路14から電気配線(充電ライン)を通して一定電圧
(例えば12V)を受け、一定電圧を降圧して降圧出力
を二次電池46に供給する。これにより、二次電池46
は、電源回路45から充電される。二次電池46は、音
声処理部42、不揮発性メモリ43b、SRAM43
a、無線部47、及び、マイクロコンピュータ49等に
電力供給する。
【0034】無線部47は、マイクロコンピュータ49
により制御されて、音声処理部42及びマイクロコンピ
ュータ15の一方から送信信号を受け、この送信信号を
変調して上り通信信号を出力する。
【0035】無線部47は、マイクロコンピュータ49
により制御されて、アンテナ48からの下り通信信号を
復調して受信信号を音声処理部42及びマイクロコンピ
ュータ15の一方に出力する。アンテナ48は、無線部
47からの上り通信信号を電波を媒体として送信すると
ともに、下り通信信号を電波を媒体として受信する。マ
イクロコンピュータ49は、通話処理、電源処理等を実
行する。
【0036】以下、本実施形態の作動につき説明する。
先ず、携帯電話40と電子制御装置10とが非接続状態
のとき、携帯電話40は、電子制御装置10による制御
から開放される。
【0037】このため、携帯電話40のマイクロコンピ
ュータ49が、通話処理の実行すると、無線部47は、
アンテナ48からの下り通信信号を復調して受信信号を
出力する。そして、音声処理部42は、無線部47から
の受信信号をデジタル−アナログ変換して受話信号を出
力するため、スピーカ20は、受話信号を受話音声に変
換して出力する。
【0038】これに伴い、音声処理部49は、マイク4
2bからの送話信号をアナログ−デジタル変換して送信
信号を出力する。そして、無線部47は、音声処理部4
2から送信信号を受け、この送信信号を変調して上り通
信信号を出力するため、アンテナ48は、上り通信信号
を電波を媒体として送信する。
【0039】このように、携帯電話40と電子制御装置
10とが非接続状態のとき、携帯電話40は、単体で、
通話処理を行うことができる。
【0040】しかしながら、携帯電話40と電子制御装
置10とが電気配線を通して接続されると、携帯電話4
0のマイクロコンピュータ49は、電子制御装置10に
よって制御される。
【0041】ここで、電子制御装置10のマイクロコン
ピュータ15が、ハンズフリー通話処理の実行すると、
マイクロコンピュータ49における音声処理部42の制
御処理を禁止するとともに、音声処理部12の制御処理
を実行する。
【0042】このため、無線部47は、アンテナ48か
らの下り通信信号を復調して受信信号を出力する。この
受信信号は、マイクロコンピュータ49を通してマイク
ロコンピュータ15を経て音声処理部12に出力され
る。よって、音声処理部12は、受信信号をデジタル−
アナログ変換して受話信号を出力するため、スピーカ2
0は、受話信号を受話音声に変換して出力する。
【0043】これに伴い、音声処理部42は、マイク4
2bからの送話信号をアナログ−デジタル変換して送信
信号を出力する。この送信信号は、マイクロコンピュー
タ15を通してマイクロコンピュータ49を経て無線部
47に出力される。このため、無線部47は、マイクロ
コンピュータ15からの送信信号を変調して上り通信信
号を出力するため、アンテナ48は、上り通信信号を電
波を媒体として送信する。
【0044】これにより、運転者は、携帯電話40を握
ることなく、スピーカ20及びマイク30を用いてハン
ズフリー通話を行うことができる。
【0045】また、携帯電話40と電子制御装置10と
が非接続状態のとき、マイクロコンピュータ49は、操
作部41の押下を受け、電源ON状態にする一方、操作
部41の押下を受け、電源ON状態にする。このよう
に、携帯電話40は、電子制御装置10から独立して電
源ON/OFFできる。
【0046】一方、携帯電話40と電子制御装置10と
が電気配線を通して接続されているとき、電子制御装置
10(TEL−ECU)が電源制御処理を実行すると、
携帯電話40は、電子制御装置10によって制御され
て、電源ON/OFFする。
【0047】以下、電子制御装置10の電源制御処理に
つき図2、図3を用いて説明する。図2は、電子制御装
置10のマイクロコンピュータ15の電源制御処理を示
すフローチャートである。先ず、マイクロコンピュータ
15は、図2に示すフローチャートに従って、コンピュ
ータプログラムの実行を開始する。すなわち、S100
にて、ACCスイッチSWがOFF状態からON状態に
遷移したか否かを判定する。
【0048】ここで、電源回路14の出力信号がローレ
ベルからハイレベルに遷移したとき、ACCスイッチS
WがOFF状態からON状態に遷移(以下、OFF−O
N遷移という)したと判定して、S110に進んで、内
蔵タイマを計時を開始させる。これに伴い、ハイレベル
にて電源制御信号を携帯電話40のマイクロコンピュー
タ49に出力する(S120)。
【0049】次に、内蔵タイマの計時に基づき、ACC
スイッチSWにおけるOFF−ON遷移からの経過時間
が、一定期間T1未満か否かを判定する(S130)。
ここで、OFF−ON遷移からの経過時間が、一定期間
T1未満のとき、S120に戻る。一方、S130に
て、OFF−ON遷移からの経過時間が、一定期間T1
以上のとき、S140に進む。
【0050】ここで、ACCスイッチSWがOFF状態
であるか否かを判定する(S140)。そして、電源回
路14の出力信号がローレベルのとき、ACCスイッチ
SWがOFF状態であると判定して、S150に進ん
で、電源制御信号をローレベルからハイレベルに変化さ
せる。
【0051】次に、S100にて、ACCスイッチSW
がOFF−ON遷移していないと判定されたとき、すな
わち、ACCスイッチSWが、ON状態からOFF状態
への遷移(以下、ON−OFF遷移という)、ON状
態、及び、OFF状態のいずれか1つであるとき、S1
60に進む。
【0052】ここで、電源回路14の出力信号がハイレ
ベルからローレベルに遷移したとき、ACCスイッチS
Wが、ON−OFF遷移したと判定し、S170に進
む。すると、内蔵タイマを計時を開始させて、ローレベ
ルにて電源制御信号を携帯電話40のマイクロコンピュ
ータ49に出力する(S180)。
【0053】次に、内蔵タイマの計時に基づき、ACC
スイッチSWにおけるON−OFF遷移からの経過時間
が、一定期間T1未満か否かを判定する(S190)。
ここで、ON−OFF遷移からの経過時間が、一定期間
T1未満のとき、S180に戻る。一方、S190に
て、ON−OFF遷移からの経過時間が、一定期間T1
以上のとき、S200に進む。
【0054】これにより、ACCスイッチSWがON状
態であるか否かを判定する(S200)。そして、電源
回路14の出力信号がハイレベルのとき、ACCスイッ
チSWがON状態であると判定して、S210に進ん
で、電源制御信号をハイレベルからローレベルに変化さ
せる。
【0055】ここで、携帯電話40のマイクロコンピュ
ータ49は、電源処理の実行中にて、電子制御装置10
からの電源制御信号を受けて、電源ON/OFFする。
以下、マイクロコンピュータ49の電源処理につき図3
を用いて説明する。図3は、携帯電話40のマイクロコ
ンピュータ49の電源処理を示すフローチャートであ
る。先ず、マイクロコンピュータ49は、図3に示すフ
ローチャートに従って、コンピュータプログラムの実行
を開始する。
【0056】すなわち、S200において、電源制御信
号がハイレベルからローレベルに遷移(以下、Hi−L
o遷移という)したか否かを判定する。そして、電源制
御信号がHi−Lo遷移したとき、S210に進んで、
待ち受け状態であるか否かを判定する。そして、待ち受
け状態であるとき、電源OFF処理を行う(S22
0)。
【0057】ここで、電源OFF処理に先だって、操作
部11の押下によって通話相手の電話番号が入力される
と、この電話番号はマイクロコンピュータ15、49を
通してSRAM43aに格納される。そして、電源OF
F処理時にて、SRAM43aの電話番号は、不揮発性
メモリ43bに移される。
【0058】次に、S200において、電源制御信号が
Hi−Lo遷移していないと判定されたとき、すなわ
ち、電源制御信号が、ローレベルからハイレベルへの遷
移(以下、Lo−Hi遷移という)、ローレベル、及
び、ハイレベルのいずれか1つであるとき、S230に
進む。
【0059】ここで、電源制御信号がLo−Hi遷移し
たか否かを判定し、電源制御信号がLo−Hi遷移した
とき、S240に進んで、電源ON処理して、待ち受け
状態になる(S250)。
【0060】次に、本実施形態の具体的な作動につき図
4を用いて説明する。図4は、ACCスイッチSW、電
源制御信号、及び、携帯電話の電源状態を示すタイムチ
ャートである。
【0061】先ず、タイミングt0にて、ACCスイッ
チSWが、OFFからONに遷移すると、電子制御装置
10は、電子制御信号をローレベルからハイレベルに変
化させる。これに伴い、携帯電話40は電源ON状態に
なる。
【0062】ここで、タイミングt0からの経過時間
が、一定期間T1未満のとき、すなわち、タイミングt
1、t2…t5にて、ACCスイッチSWの状態が変化
しても、電子制御装置10は、電子制御信号をハイレベ
ルに保持する。これに伴い、携帯電話40は電源ON状
態を保持する。
【0063】その後、タイミングt0から一定期間T1
以上経過してタイミングt6になり、ACCスイッチS
Wが、ONからOFFに遷移する。すると、電子制御装
置10は、電子制御信号をハイレベルからローレベルに
変化させる。これに伴い、携帯電話40は電源OFF状
態になる。
【0064】さらに、タイミングt6からの経過時間が
一定期間T1未満で、タイミングt7になると、ACC
スイッチSWがOFFからONに遷移しても、電子制御
装置10は、電子制御信号をローレベルに保持させる。
これに伴い、携帯電話40は電源OFF状態を保持す
る。
【0065】以下、本実施形態の特徴につき述べる。電
子制御装置10のマイクロコンピュータ15は、ACC
スイッチSWがOFF−ON遷移したか否かを判定する
(S100)。そして、ACCスイッチSWがOFF−
ON遷移したとき、電源制御信号をローレベルからハイ
レベルに変化させる。すなわち、電源OFFから電源O
Nに電源状態を遷移させるように携帯電話40を制御す
ることになる(S120)。
【0066】ここで、ACCスイッチSWがOFF−O
N遷移してからの経過時間を計測して、この計測された
経過時間が一定期間T1未満であるとき、電源OFF状
態を保持させるように携帯電話40を制御する(S13
0)。
【0067】一方、マイクロコンピュータ15は、AC
CスイッチSWがON−OFF遷移したか否かを判定す
る(S160)。そして、ACCスイッチSWがON−
OFF遷移したとき、電源制御信号をハイレベルからロ
ーレベルに変化させる。すなわち、電源ONから電源O
FFに電源状態を遷移させるように携帯電話40を制御
することになる(S180)。
【0068】ここで、ACCスイッチSWがON−OF
F遷移してからの経過時間を計測して、この計測された
経過時間が一定期間T1未満であるとき、電源ON状態
を保持させるように携帯電話40を制御する(S19
0)。
【0069】以上により、ACCスイッチSWの状態変
化からの経過時間が一定期間T1未満であるとき、電子
制御装置10のマイクロコンピュータ15は、電源制御
信号のレベルを保持する。これに伴い、上記経過時間が
一定期間T1未満であるとき、携帯電話40は、電源状
態を保持する。
【0070】従って、ACCスイッチのON/OFFが
繰り返し行われても、このON/OFFの繰り返しに連
動して、携帯電話40の電源ON/OFFが繰り返すこ
とを防ぐことができる。このため、携帯電話40の電源
ON/OFFの回数を減らすことができ、携帯電話40
に悪影響を与えることを防止できる。
【0071】具体的には、ACCスイッチSWのON−
OFF遷移後の経過時間が一定期間T1未満であると
き、携帯電話40は、OFF状態を保持する。これによ
り、上記経過時間が一定期間T1未満では、マイクロコ
ンピュータ15は、SRAM43aから不揮発性メモリ
43bへのデータの書き換えを禁止させるように携帯電
話40を制御することができる。従って、ACCスイッ
チのON/OFFの繰り返しに連動して、SRAM43
aから不揮発性メモリ43bにデータを書き換えること
を防止できる。
【0072】ここで、不揮発性メモリ43bのデータ書
き込み可能回数には、一定回数以下に定められている。
従来では、ACCスイッチのON/OFFの繰り返しに
連動して、SRAM43aから不揮発性メモリ43bに
データを書き換えていた。これに対して、本実施形態に
おいては、ACCスイッチのON/OFFに連動して、
SRAM43aから不揮発性メモリ43bにデータを書
き換えることを防止できる。このため、不揮発性メモリ
43bにデータを書き換える回数を減らすことができ、
不揮発性メモリ43bの長寿命化を図ることができる。
【0073】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
電子制御装置10が、ACCスイッチSWの状態遷移後
の一定期間T1の間にて、電源状態を保持させるように
携帯電話40を制御した例につき説明したが、本第2実
施形態では、電子制御装置10に関わりなく、携帯電話
40A自身が、ACCスイッチSWの状態遷移後の一定
期間T1の間にて、電源状態を保持させる例につき述べ
る。この場合の電気回路構成を図5に示す。
【0074】図5において、本第2実施形態の車携帯電
話システムは、携帯電話40Aに加えてチャージコネク
タ50を有し、チャージコネクタ50には、電源回路5
1が設けられている。ここで、チャージコネクタ50が
車両給電コネクタ(シガレットライタの給電コネクタ)
60に接続されているとき、電源回路51には、バッテ
リBの正極端子がACCスイッチSWを通して接続され
る。
【0075】これにより、電源回路51は、ACCスイ
ッチSWのON状態(閉状態)で、バッテリBの正極電
圧を降圧してハイレベル信号を出力する一方、ACCス
イッチSWのOFF状態(開状態)でローレベル信号を
出力する。
【0076】また、携帯電話40Aは、操作部41、音
声処理部42、スピーカ42a、マイク42b、不揮発
性メモリ43b、SRAM43a、ディスプレイ44、
電源回路45A、二次電池46、無線部47、アンテナ
48、マイクロコンピュータ49A、及び、プルアップ
抵抗素子70を有する。
【0077】電源回路45Aは、電源回路51からのハ
イレベル信号を降圧してその降圧出力で二次電池46を
充電する。また、電源回路45Aは、電源回路51から
のハイレベル信号を受けハイレベル出力信号をマイクロ
コンピュータ49Aに出力する一方、電源回路51から
のローレベル信号を受け、ローレベル出力信号をマイク
ロコンピュータ49Aに出力する。マイクロコンピュー
タ49Aは、図6に示すフローチャートに従って、電源
処理を実行する。
【0078】プルアップ抵抗素子70は、一端71aが
後述するマイクロコンピュータ49Aに接続されてお
り、プルアップ抵抗素子70の一端71bが電源回路4
5Aの正極端子に接続されている。プルアップ抵抗素子
70は、後述するように、チャージコネクタ50におけ
る車両給電コネクタ70への接続を検出する役割を果た
す。なお、図5において、図1中の同一符号は、同一物
を示す。
【0079】以下、本第2実施形態の作動につき図6を
用いて述べる。図6は、マイクロコンピュータ49Aの
電源処理を示す示すフローチャートである。
【0080】先ず、チャージコネクタ50が車両給電コ
ネクタ60から開放されているとき、プルアップ抵抗素
子70の一端子71aは、ハイレベル信号をマイクロコ
ンピュータ49Aに出力するため、マイクロコンピュー
タ49Aは、チャージコネクタ50が車両給電コネクタ
60から開放されていることを検出できる。
【0081】その後、チャージコネクタ50が車両給電
コネクタ60に接続されると、プルアップ抵抗素子70
の一端子71aは、チャージコネクタ50を通して車両
給電コネクタ60を経て車両アースに接続される。これ
に伴い、プルアップ抵抗素子70の一端子71aは、ロ
ーレベル信号をマイクロコンピュータ49Aに出力す
る。
【0082】すると、マイクロコンピュータ49Aは、
図6に示すフローチャートに従って、コンピュータプロ
グラムの実行を開始する。先ず、S400にて、ACC
スイッチSWがOFF状態からON状態に遷移したか否
かを判定する。
【0083】ここで、電源回路45Aの出力がローレベ
ル信号からハイレベル信号に遷移したとき、ACCスイ
ッチSWがOFF−ON遷移したと判定して、S410
に進んで、内蔵タイマを計時を開始させるとともに、電
源ON状態にする(S430)。
【0084】次に、内蔵タイマの計時に基づき、ACC
スイッチSWにおけるOFF−ON遷移からの経過時間
が、一定期間T1未満か否かを判定する(S430)。
ここで、OFF−ON遷移からの経過時間が、一定期間
T1未満のとき、S420に戻る。
【0085】一方、S430にて、OFF−ON遷移か
らの経過時間が、一定期間T1以上のとき、S440に
進む。ここで、ACCスイッチSWがOFF状態である
か否かを判定する。
【0086】ここで、電源回路45Aの出力がローレベ
ル出力のとき、ACCスイッチSWがOFF状態である
と判定して、S450に進んで、待ち受け状態であるか
否かを判定する。そして、待ち受け状態であるとき、電
源OFFの処理を行う。ここで、SRAM43aに格納
されたデータを不揮発性メモリ43bに移す。
【0087】次に、S400にて、ACCスイッチSW
がOFF−ON遷移していないと判定されたとき、すな
わち、ACCスイッチSWが、ON−OFF遷移、ON
状態、及び、OFF状態のいずれか1つであるとき、S
470に進む。
【0088】ここで、電源回路45Aの出力がハイレベ
ル出力からローレベル出力に遷移したとき、ACCスイ
ッチSWが、ON−OFF遷移したと判定し、S480
に進む。すると、内蔵タイマを計時を開始させて、電源
OFFの処理を行う(S490)。これにより、SRA
M43aに格納されたデータを不揮発性メモリ43bに
移す。
【0089】次に、内蔵タイマの計時に基づき、ACC
スイッチSWにおけるON−OFF遷移からの経過時間
が、一定期間T1未満か否かを判定する(S500)。
ここで、ON−OFF遷移からの経過時間が、一定期間
T1未満のとき、S500に戻る。一方、S500に
て、ON−OFF遷移からの経過時間が、一定期間T1
以上のとき、S510に進む。
【0090】これにより、ACCスイッチSWがON状
態であるか否かを判定すし、電源回路45Aの出力がハ
イレベル信号のとき、ACCスイッチSWがON状態で
あると判定して、S520に進んで、電源ON処理をし
て、待ち受け処理を行う(S530)。
【0091】次に、本第2実施形態の具体的な作動につ
き図7を用いて説明する。図7は、ACCスイッチS
W、携帯電話の電源状態を示すタイムチャートである。
【0092】先ず、タイミングt0にて、ACCスイッ
チSWが、OFFからONに遷移すると、携帯電話40
は電源OFF状態から電源ON状態に遷移する。
【0093】ここで、タイミングt0からの経過時間
が、一定期間T1未満のとき、すなわち、タイミングt
1、t2、t3にて、ACCスイッチSWの状態が変化
しても、携帯電話40Aは電源ON状態を保持する。
【0094】ここで、タイミングt3で、ACCスイッ
チSWがOFF状態になっており、タイミングt0から
一定期間T1以上経過してタイミングt4まで経過する
と、携帯電話40は電源OFF状態になる。
【0095】さらに、タイミングt4からの経過時間が
一定期間T1未満であるタイミングt5になると、AC
CスイッチSWがOFFからONに遷移しても、携帯電
話40は電源OFF状態を保持する。しかし、タイミン
グt4から一定期間T1以上経過してタイミングt5に
なると、携帯電話40は電源OFF状態から電源ON状
態に遷移する。
【0096】以下、本第2実施形態の特徴につき述べ
る。携帯電話40Aのマイクロコンピュータ49Aは、
ACCスイッチSWの状態変化を検出すると(S40
0、S470)、このACCスイッチSWの状態変化に
基づいて、電源ON及び電源OFFの一方から他方に電
源状態を遷移させる。これに伴い、ACCスイッチSW
の状態変化からの経過時間が一定期間T1未満であると
き、他方の電源状態を保持する(S430、S50
0)。
【0097】これに伴い、ACCスイッチSWの状態変
化の繰り返しによって、携帯電話40Aの電源状態が変
化することを防止できる。このため、携帯電話40Aの
電源状態が変化する回数を減らすことができるため、携
帯電話40Aに悪影響を与えることを防止できる。
【0098】具体的には、ACCスイッチSWの状態変
化後の一定期間T1の間にて、SRAM43aから不揮
発性メモリ43bにデータを書き換えることを禁止でき
る。これにより、ACCスイッチのON/OFFに連動
して、SRAM43aから不揮発性メモリ43bにデー
タを書き換えることを防止できるため、上記第1実施形
態と同様に、不揮発性メモリ43bにデータを書き換え
る回数を減らすことができ、不揮発性メモリ43bの長
寿命化を図ることができる。
【0099】なお、上記各実施形態では、ACCスイッ
チSWのON−OFF遷移後の一定期間T1の間にて、
SRAM43aから不揮発性メモリ43bにデータを書
き換えることを禁止した例につき説明したが、これに限
らず、SRAM43a以外、例えば、マイクロコンピュ
ータ49から出力されたデータを、不揮発性メモリ43
bに書き込むことを禁止してもよい。
【0100】さらに、上記各実施形態では、ACCスイ
ッチSWのON−OFF遷移後の一定期間T1の間に
て、不揮発性メモリ43bにデータを書き込むことを禁
止した例につき説明したが、ACCスイッチSWのOF
F−ON遷移後の一定期間T1の間にて、不揮発性メモ
リ43bにデータを書き込むことを禁止するようにして
もよい。
【0101】なお、本発明の実施にあたり、一定の給電
を受けてデータを記憶するSRAMに代えて、一定周期
で給電されてリフレッシュするDRAMを採用してもよ
い。
【0102】さらに、上記各実施形態では、携帯機器と
して携帯電話を適用した例につき説明したが、こらに限
らず、PHS、携帯情報端末等の各種携帯機器を適用し
てもよい。
【0103】また、上記記載の機能を実行するプログラ
ムをネットワークを介して配信したり、記憶媒体に保存
して配布し、そのプログラムを携帯電話40(携帯電話
40A)の通信機能を利用してダウンロードし、インス
トールして利用するようにしても良い。
【0104】さらに、上記各実施形態では、不揮発性メ
モリ43bにデータを書き込むことを禁止した例につき
説明したが、これに限らず、不揮発性メモリ43bのデ
ータを消去することを禁止するようにしてもよい。
【0105】さらに、上記実施形態では、ACCスイッ
チSWのスイッチ信号に基づいて携帯電話40(40
A)の電源状態を制御する例について説明したが、こら
に限らず、イグニッションスイッチのスイッチ信号に基
づいて携帯電話40(40A)の電源状態を制御するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車携帯電話シス
テムの電気回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電子制御装置のマイクロコンピュー
タの作動を示すフローチャートである。
【図3】図2に示す携帯電話のマイクロコンピュータの
作動を示すフローチャートである。
【図4】上記第1の実施形態の作動を説明するためのタ
イムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る車携帯電話シス
テムの電気回路構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す携帯電話のマイクロコンピュータの
作動を示すフローチャートである。
【図7】上記第2の実施形態の作動を説明するためのタ
イムチャートである。
【符号の説明】
10…電子制御装置、15…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G065 EA02 KA03 KA06 5K027 AA11 AA16 BB04 GG02 GG08 HH04 HH26 5K067 AA26 AA33 BB03 DD27 DD30 FF38 HH23 KK05 KK06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリガ信号により動作して電源制御信号
    を出力することにより、電源ON及び電源OFFの一方
    の電源状態から他方の電源状態に遷移させるように携帯
    機器(40)を制御する電源システムであって、 前記電源制御信号を出力してから一定期間、前記他方の
    電源状態を保持させるように前記携帯機器を制御する制
    御手段(S120、S130)を有することを特徴とす
    る電源システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯機器は、データを保持するメモ
    リ(43b)とを備えており、 前記制御手段は、前記一定期間、前記メモリにデータを
    書き込む、または消去することを禁止させるように前記
    携帯機器を制御することを特徴とする請求項1に記載の
    電源システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯機器でハンズフリー通話を行う
    ためのマイク(30)及びスピーカ(20)を備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の電源システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯機器を充電するための充電ライ
    ンを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つに記載の電源システム。
  5. 【請求項5】 前記トリガ信号は、車両のACCスイッ
    チ(SW)、またはイグニションスイッチのスイッチ信
    号であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つ
    に記載の電源システム。
  6. 【請求項6】 外部機器(SW、60、50)から電源
    制御信号を受け、この電源制御信号に基づき電源ON及
    び電源OFFの一方の電源状態から他方の電源状態に遷
    移させるように制御可能である携帯機器であって、 前記電源制御信号が受信されてから一定期間、前記他方
    の電源状態を保持する保持手段(S430、S500)
    を有することを特徴とする携帯機器。
  7. 【請求項7】 データを保持するメモリ(43b)を有
    し、 前記保持手段は、前記一定期間、前記メモリにデータを
    書き込む、または消去することを禁止することを特徴と
    する請求項6に記載の携帯機器。
  8. 【請求項8】 前記外部機器には、携帯機器自体を充電
    するための充電ラインが設けられていることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載の携帯機器。
  9. 【請求項9】 利用者の操作を受けて、前記一方の電源
    状態から前記他方の電源状態に遷移させるための操作部
    (41)を有することを特徴とする請求項6〜9のいず
    れか1つに記載の携帯機器。
  10. 【請求項10】 携帯機器(40)を電源制御する電源
    制御装置(10)のコンピュータを、 トリガ信号により動作して電源制御信号を出力すること
    により、電源ON及び電源OFFの一方の電源状態から
    他方の電源状態に遷移させるように前記携帯機器を制御
    する遷移制御手段(S120)と、 前記電源制御信号を出力してから一定期間、前記他方の
    電源状態を保持させるように前記携帯機器を制御する保
    持制御手段(S130)として機能するプログラム。
  11. 【請求項11】 携帯機器(40A)のコンピュータ
    (49A)を、 外部機器(SW、60、50)から電源制御信号を受
    け、この電源制御信号に基づき電源ON及び電源OFF
    の一方の電源状態から他方の電源状態に遷移させる遷移
    手段(S420、S490)と、 前記電源制御信号が受信されてから一定期間、前記他方
    の電源状態を保持する保持手段(S430、S500)
    として機能させるプログラム。
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