JPH1079984A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH1079984A
JPH1079984A JP8235479A JP23547996A JPH1079984A JP H1079984 A JPH1079984 A JP H1079984A JP 8235479 A JP8235479 A JP 8235479A JP 23547996 A JP23547996 A JP 23547996A JP H1079984 A JPH1079984 A JP H1079984A
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JP
Japan
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mobile phone
power supply
vehicle
external device
accessory switch
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JP8235479A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Nagao
達郎 長尾
Katsuaki Kawamura
克明 川村
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話時にアクセサリスイッチ12を切断して
も、ハンズフリー通話を可能とする。更には、携帯電話
機1内の内部電源の消耗を抑える。 【解決手段】 車載用外部装置2は、バッテリ電源3か
ら常時給電されるバックアップライン13と制御回路1
0とを備える。制御回路10は、アクセサリスイッチ状
態検出回路14と通話状態検出回路15とを備える。ア
クセサリスイッチ状態検出回路14は、アクセサリスイ
ッチ12のON・OFFを検出する。通話状態検出回路15
は、携帯電話機1の使用状態を検出する。制御回路10
は、ハンズフリー通話回路11への給電状態と携帯電話
機1の電源のON・OFFとを制御する。通話中にアクセサ
リスイッチ12がOFFとなると、ハンズフリー通話回路
11への給電を続行する。又、アクセサリスイッチ12
がOFF時に通話が終了すると、ハンズフリー通話回路1
1への給電を停止し、携帯電話機1の電源をOFFにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の携帯電話装置は、携
帯電話機を、その内部電源により単体で使用できるとと
もに、自動車内においては、車載用外部装置を介して、
自動車内に装備されているバッテリ電源により使用でき
る携帯電話装置の改良に関し、携帯電話機を車載用外部
装置に装着している際に、自動車のアクセサリスイッチ
を切断した場合であっても、正常な通話を行え、しか
も、携帯電話機に装着されている内部電源の無用な消耗
を防止できる携帯電話装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線により通話を行える、持ち運
び自在な携帯電話機が、急速に普及している。更に、こ
のような携帯電話機を、自動車に装備されているバッテ
リ電源をシガーソケット等を介して利用し、自動車内で
使用できるようすることも考えられ、又、実際に利用さ
れている。携帯電話機を自動車内で利用する場合、自動
車に、いわゆるカーマウントキットと称される車載用外
部装置を取り付け、この車載用外部装置に携帯電話機を
装着して使用する。このような車載用外部装置は、例え
ば、携帯電話機を手に取ることなく通話可能とする機能
(いわゆる、ハンズフリー通話機能)等、操作性を向上
させるべく、又、運転中での通話を安全に行うべく、種
々の機能を有するものが存在するが、基本的には、自動
車のアクセサリスイッチをONにすることにより、自動車
に搭載したバッテリ電源によって、この車載用外部装置
を介して通話自在にし、上記アクセサリスイッチを切っ
た場合には携帯電話機を単体で使用できるよう、携帯電
話機内部に装着した内部電源(電池)により使用可能と
する。
【0003】図6は、上述したような携帯電話装置の1
例を示している。この図6において、1は携帯電話機、
2は車載用外部装置、3はバッテリ電源、12はアクセ
サリスイッチである。上記車載用外部装置2は、自動車
内に設けられているシガーソケット4を介して給電自在
としている。又、車載用外部装置2と携帯電話機1と
は、接続コネクタ5を介して、電源供給ライン6、送受
話音声ライン7、制御用通信ライン8により接続されて
いる。上記車載用外部装置2は、電源回路9、制御回路
10、ハンズフリー通話回路11を備えている。
【0004】上記アクセサリスイッチ12を閉じる(ON
にする)ことにより、バッテリ電源3から電源回路9に
給電され、この車載用外部装置2が作動可能になる。す
なわち、制御回路10、ハンズフリー回路11が作動可
能になる。これとともに、この電源回路9から電源供給
ライン6を介して携帯電話機1に給電され、この携帯電
話機1が作動可能となる。例えば、この携帯電話装置に
より発信して通話を行う場合、携帯電話機1の各種キー
を操作することにより、このキー操作に伴う信号が制御
用通信ライン8を介して車載用外部装置2の制御回路1
0に送られ、更に、携帯電話機1側で発せられた音声信
号及び受信した音声信号が、送受話音声ライン7を介し
てハンズフリー通話回路11に送られ、ハンズフリー通
話が可能になる。すなわち、携帯電話機1を車載用外部
装置2に装着した状態で、この車載用外部装置2に付設
されたスピーカ及びマイクを介して通話自在となる。
尚、上記制御用通信ライン8により、車載用外部装置2
は、携帯電話機1の待ち受け、発呼、着呼、通話等の動
作状態をモニタすることができる。
【0005】ところで、上述したような車載用外部装置
2と携帯電話機1とによって構成される携帯電話装置
は、自動車内で使用する場合、上述したようにアクセサ
リスイッチ12がONの状態であることが必要である。す
なわち、上記アクセサリスイッチ12がONの場合に、バ
ツテリ電源3から携帯電話機1に、上記車載用外部装置
2の電源回路9を介して給電される。
【0006】このような構造においては、通話中にアク
セサリスイッチ12を切った場合には、携帯電話機1の
内部電源により給電されるため、当該通話を維持できる
一方、バッテリ電源3を使用しないので、このバッテリ
電源3の過放電を防止できる。又、携帯電話機1を車載
用外部装置2に装着した状態でアクセサリスイッチ12
が切られている場合でも、やはり携帯電話機1の内部電
源により、発信及び着信、並びに携帯電話機1の各種機
能を実施させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来から知られた携帯電話装置においては、以
下のような不都合が存在する。すなわち、通話中にアク
セサリスイッチ12を切った場合、上記ハンズフリー通
話回路11への給電が停止するため、上記ハンズフリー
通話が行えなくなってしまう。勿論、携帯電話機1は、
その内部電源により作動状態を保持しているため、通話
を継続することは可能であるが、それまでハンズフリー
通話を行っていた状態から携帯電話機1単体で通話を行
う状態に移行せざるを得ず、使用者(通話者)にとって
の利便性が低いものであった。
【0008】又、通話中にアクセサリスイッチ12を切
った場合、上述したように、携帯電話機1は内部電源に
より給電されている。従って、通話終了後は、上記内部
電源からの給電を停止しない限り(携帯電話機1の電源
をOFFにしない限り)、この内部電源からの給電状態が
維持される(携帯電話機1の電源がONのままである)。
このため、携帯電話機1をそのまま放置すると、上記内
部電源が消耗してしまう恐れがある。本発明の携帯電話
装置は、上述したような不都合を解消すべく、発明した
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話装置の
うち、請求項1に記載した形態電話装置は、自動車内に
設置される車載用外部装置と、この車載用外部装置に着
脱自在な携帯電話機とを備えている。上記車載用外部装
置は、自動車に装備されたバッテリ電源から常時給電さ
れる給電ラインと、上記アクセサリスイッチのON・OFF
状態を検出するアクセサリスイッチ状態検出手段と、上
記携帯電話機により通話がなされているか否かを検出す
る通話状態検出手段と、携帯電話機を車載用外部装置に
装着した状態で、この車載用外部装置に付設されたスピ
ーカ及びマイクを介して通話自在とする、ハンズフリー
通話手段と、これら各手段への給電及び給電停止を制御
する制御手段とを備えている。
【0010】そして、上記アクセサリスイッチ状態検出
手段が、アクセサリスイッチのOFF状態を検出し、且
つ、上記通話状態検出手段が、携帯電話機による通話が
続行していることを検出した場合に、上記制御手段は、
上記ハンズフリー通話手段への給電を続行させ、ハンズ
フリー通話を継続して行えるようにしている。
【0011】一方、上記アクセサリスイッチ状態検出手
段が、アクセサリスイッチのOFF状態を検出し、且つ、
上記通話状態検出手段が、携帯電話機による通話が終了
したことを検出した場合には、上記制御手段は、上記ハ
ンズフリー通話手段への給電を停止させ、ハンズフリー
通話機能を停止させる。
【0012】又、請求項2に記載した携帯電話装置は、
前述した従来の携帯電話装置と同様、自動車内に設置さ
れる車載用外部装置と、この車載用外部装置に着脱自在
で、車載用外部装置に装着された状態で自動車のアクセ
サリスイッチがONの場合には、自動車に装備されている
バッテリ電源より作動し、車載用外部装置に装着された
状態で自動車のアクセサリスイッチがOFFの場合には、
その内部に装着された内部電源により作動する携帯電話
機とを備えている。
【0013】特に、この請求項2に記載した携帯電話装
置においては、上記車載用外部装置は、上記バッテリ電
源から常時給電される給電ラインと、上記アクセサリス
イッチのON・OFF状態を検出するアクセサリスイッチ状
態検出手段と、上記携帯電話機により通話がなされてい
るか否かを検出する通話状態検出手段と、この携帯電話
機への給電及び給電停止を制御する制御手段とを備えて
いる。
【0014】そして、上記アクセサリスイッチ状態検出
手段が、アクセサリスイッチのOFF状態を検出し、且
つ、上記通話状態検出手段が、携帯電話機による通話が
終了したことを検出した場合に、上記制御手段は、上記
携帯電話機の電源をOFFとする。
【0015】更に、上述した各構成に加えて、請求項3
に記載したように、携帯電話機と車載用外部装置とのい
ずれか一方に、携帯電話機が車載用外部装置に装着され
たか否かを検出する装着検出手段を、又、携帯電話機内
に、この携帯電話機の使用に関わる動作を制御自在な制
御部を、それぞれ設け、上記装着検出手段が、携帯電話
機が車載用外部装置に装着されたことを検出した場合
に、上記制御部は、携帯電話機の使用に関わる動作を、
車載用外部装置の使用に基づいた状態に制御するように
構成することもできる。例えば、上記装着検出手段が、
携帯電話機が車載用外部装置に装着されたことを検出し
た場合、上記制御部は、音声入出力パスを、携帯電話機
に付設のマイク及びスピーカーから車載用外部装置のマ
イク及びスピーカーに切り換える。
【0016】
【作用】上述のように構成される本発明の携帯電話装置
において、アクセサリスイッチをONの状態にしている場
合は、従来の携帯電話装置と同様、自動車に装備されて
いるバッテリ電源により携帯電話機に給電し、この携帯
電話機を車載用外部装置に装着した状態で使用する。
【0017】特に、請求項1に記載した携帯電話装置に
おいては、上記アクセサリスイッチを切断した状態の場
合、アクセサリスイッチ状態検出手段が、アクセサリス
イッチのOFF状態を検出するが、この際、上記通話状態
検出手段が、携帯電話機による通話が続行していること
を検出した場合には、上記制御手段が、上記ハンズフリ
ー通話手段への給電を続行させる。又、携帯電話機は、
その内部電源によって作動状態を保持している。従っ
て、ハンズフリー機能を利用した通話を継続して行え
る。
【0018】一方、上記アクセサリスイッチ状態検出手
段が、アクセサリスイッチのOFF状態を検出し、且つ、
上記通話状態検出手段が、携帯電話機による通話が終了
したことを検出した場合には、上記制御手段は、上記ハ
ンズフリー通話手段への給電を停止させ、ハンズフリー
通話機能を停止させる。この結果、自動車に装備されて
いるバッテリ電源が無用に消耗することがなくなり、こ
のバッテリ電源の過放電を防止することができる。
【0019】又、請求項2に記載した携帯電話装置にお
いては、上記アクセサリスイッチを切断した状態の場
合、アクセサリスイッチ状態検出手段が、アクセサリス
イッチのOFF状態を検出するが、この際、上記通話状態
検出手段が、携帯電話機による通話が終了していないと
判断した場合には、制御手段が携帯電話機内に装着され
ている内部電源からの給電を行わせる。これは、従来の
携帯電話装置と同様である。
【0020】一方、通話状態検出手段が、携帯電話機に
よる通話が終了したことを検出した場合には、上記制御
手段は、携帯電話への上記内部電源からの給電を停止さ
せ、携帯電話機の電源をOFFにする。すなわち、通話終
了と同時に、内部電源からの携帯電話機への給電が停止
される。このため、内部電源の消耗が防止される。
【0021】尚、この請求項2に記載した携帯電話装置
の場合、上記車載用外部装置は、上記アクセサリスイッ
チがOFFとなることにより、給電が停止される構造とし
ても、或いは、上記給電ラインから給電されるようにし
ても、いずれであっても良い。アクセサリスイッチがOF
Fとなった場合でも、この車載用外部装置に給電ライン
から給電を継続して行えるようにすれば、この車載用外
部装置に設けられた各種機能を利用できる利点がある。
【0022】更に、請求項3に記載したように、上述し
た請求項1或いは請求項2に記載した構成に加えて、携
帯電話機が車載用外部装置に装着されたか否かを検出す
る装着検出手段と、携帯電話機の使用に関わる機能を制
御自在な制御部とを付設し、上記装着検出手段が、携帯
電話機が車載用外部装置に装着されたことを検出した場
合に、携帯電話機の使用に関わる動作を、車載用外部装
置の使用に基づいた状態に制御するように構成すれば、
より一層、容易で確実な通話を行えるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図1〜3は、請求項1
及び請求項2に記載した発明に対応する、本発明の実施
の形態の第1例の構造を示している。尚、前述した従来
構造と同等部分には、同一符号を付して重複する説明を
省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心
に説明する。本例の携帯電話装置においては、車載用外
部装置2は、バッテリ電源3から常時給電されるバック
アップライン13を備えている。このバックアップライ
ン13が、特許請求の範囲に記載した給電ラインであ
る。更に、上記車載用外部装置2の制御回路10には、
アクセサリスイッチ12のON・OFF状態を検出するアク
セサリスイッチ状態検出手段である、アクセサリスイッ
チ状態検出回路14と、携帯電話機1により通話がなさ
れているか否かを検出する通話状態検出手段である、通
話状態検出回路15とを組み込んでいる。尚、上記制御
回路10は、携帯電話機1への給電状態を、上記バッテ
リ電源3と、携帯電話機1内に装着されている、例えば
リチウム電池等の内部電源(図示せず)とのいずれか一
方に切り換える機能、及び携帯電話機1の電源をOFFと
する機能(携帯電話機1への給電を停止させる機能)を
持たせている。更に、この制御回路10には、ハンズフ
リー通話手段であるハンズフリー通話回路11と各検出
回路14、15との給電状態を制御する機能を持たせて
いる。これらの機能を有する制御回路10が、特許請求
の範囲に記載した制御手段である。
【0024】更に、この制御回路10と携帯電話機1と
は、接続コネクタ5を介して電源制御ライン16により
接続している。この電源制御ライン16は、電源供給ラ
イン6と同様、第一、第二のライン16a、16bの2
本のラインにより構成し、携帯電話機1の電源の制御を
行う。
【0025】上記制御回路10は、上記アクセサリスイ
ッチ状態検出回路14が、アクセサリスイッチ12のOF
F状態を検出し、且つ、上記通話状態検出回路15が、
携帯電話機1による通話が続行していることを検出した
場合に、上記ハンズフリー通話回路11への給電をバッ
クアップライン13を介して続行させる。この場合、上
記携帯電話機1は、その内部電源によって作動状態を保
持している。従って、ハンズフリー通話機能を利用した
通話を継続して行える。
【0026】更に、この制御回路10は、上記アクセサ
リスイッチ状態検出回路14が、アクセサリスイッチ1
2のOFF状態を検出し、且つ、上記通話状態検出回路1
5が、携帯電話機1による通話が終了したことを検出し
た場合に、上記ハンズフリー通話回路11への給電を停
止させ、ハンズフリー通話機能を停止させる。この結
果、自動車に装備されているバッテリ電源3が無用に消
耗することがなくなり、このバッテリ電源3の過放電を
防止することができる。これとともに、上記制御回路1
0は、携帯電話機1への上記内部電源からの給電を停止
させる。従って、この内部電源の無用な消耗も、有効に
防止される。
【0027】上述のように構成される本例の携帯電話装
置においては、図2に示すように作用する。すなわち、
図2のステップ1に示すように、アクセサリスイッチ状
態検出手段14が、アクセサリスイッチ12のON・OFF
状態を監視している。アクセサリスイッチ12をONの状
態にしている場合は、従来の携帯電話装置と同様、自動
車に装備されているバッテリ電源3により携帯電話機1
に給電し、この携帯電話機1を車載用外部装置2に装着
した状態で使用する。尚、この場合、電源制御ライン1
6を構成する第一、第二のライン16a、16bには、
例えば図3のNO4に示すように、いずれもL信号(LOW信
号)が入力される。本例の場合、このように第一、第二
のライン16a、16bのいずれもにL信号が入力される
ことにより、上記携帯電話機1の電源がONされるように
している。ちなみに、図3のNO2に示すように、第一の
ライン16aにH信号(HIGH信号)が、第二のライン16
bにL信号が、それぞれ入力された場合は、上記電源がO
FFされる。図3のNO1、NO3に示す状態は、他の制御を
行う場合を示しているため、説明は省略する。
【0028】上記アクセサリスイッチ12を切断した状
態の場合には、アクセサリスイッチ状態検出手段14
が、アクセサリスイッチ12のOFF状態を検出し、ステ
ップ2に進む。そして、通話状態検出手段15が、携帯
電話機1による通話が行われているか否かを検出する。
この通話状態検出手段15が、携帯電話機1により通話
を行っていることを検出した場合には、上記制御回路3
から制御用通信ライン8を介して携帯電話機1に指令信
号が送られ、携帯電話機1は、上記内部電源から給電さ
れる。
【0029】一方、通話状態検出手段15が、携帯電話
機1による通話が終了したことを検出した場合には、ス
テップ3に進み、上記制御回路3が、携帯電話機1に対
する上記内部電源からの給電を停止させる。すなわち、
この場合には図3のNO2に示すように、上記電源制御ラ
イン16を構成する第一、第二のライン16a、16b
に、それぞれH信号、L信号が入力され、上記携帯電話機
1の電源を切る。
【0030】本例の構造の場合、上述のように作用する
ため、通話中にアクセサリスイッチ12を切断した場合
でも、ハンズフリー通話回路11には、バックアップラ
イン13から給電されているため、ハンズフリー通話を
続行できる。更に、通話終了と同時に、上記ステップ3
において携帯電話機1の電源を切る(携帯電話機1への
内部電源からの給電を停止する)ため、上記バッテリ電
源3と携帯電話機1内の内部電源の消耗が防止される。
更に、ステップ4において、ハンズフリー通話回路11
への給電を停止するため、上記バッテリ電源3の消耗も
防止される。
【0031】尚、本例の場合、アクセサリスイッチ12
が切断され、且つ、携帯電話機1を使用していない場合
に、車載用外部装置2の電源回路9及び制御回路10へ
は、上記バックアップライン13を介して給電してい
る。但し、この場合の給電量は、上記制御回路10内に
組み込まれたアクセサリスイッチ状態検出回路14を作
動させるだけの、節電モードとする。上記ステップ4の
後に、ステップ5として、この節電モードを行う。これ
により、バッテリ電源3からの無用な給電を防止し、バ
ッテリ電源3の過放電を防止できる。
【0032】本例の携帯電話装置は、上述のように構成
され作用するため、通話状態でアクセサリスイッチ12
を切断した場合でも、上記バックアップライン13から
の給電により、ハンズフリー通話回路11の作動が続行
され、確実な通話を保持できる。しかも、通話終了とと
もに、ハンズフリー通話回路11への給電を停止し、携
帯電話機1の電源がOFFされるため、バッテリ電源3及
び内部電源の無用な消耗を防止できる。又、上記節電モ
ードを実施することにより、バッテリ電源3の消耗を更
に有効に防止し、このバッテリ電源3の過放電が防止さ
れる。
【0033】尚、通話状態でアクセサリスイッチ12を
切断した場合に、携帯電話機1を、上記バックアップラ
イン13からの給電により、作動させるように構成する
こともできる。このように構成する場合においても、ア
クセサリスイッチ12をOFFした際で、且つ、通話中或
いは通話終了後のハンズフリー通話回路11や携帯電話
機1の各作動は、上述した説明と同様である。このよう
に構成することにより、上記内部電源の消耗をより有効
に防止することが可能になる。
【0034】次に、図4〜5は、請求項3に記載した発
明に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示してい
る。本例の場合、上述した第1例の構成に加えて、携帯
電話機1に、携帯電話機1が車載用外部装置2に装着さ
れたか否かを検出する装着検出手段17と、この携帯電
話機1の、音声・データの処理(音量処理を含む)、キ
ー入力、表示、着信を示す振動、タイマ等の携帯電話機
1の使用に関わる動作を制御自在な制御部18を、それ
ぞれ設けている。すなわち、携帯電話機1には、音声等
の入出力処理を行う音声・データ処理部19と、音量の
調整を行う音量調整部20、キー操作に伴う処理を行う
キー入力部21、電話番号等を表示する表示部22が設
けられている。又、携帯電話機1の種類によっては、内
部電源のON・OFFを設定された時間により行うタイマ回
路23、着信を知らせる振動発生部24、バックライト
点灯部等が設けられている。上記制御部18は、これら
の作動状態を制御自在である。
【0035】そして、携帯電話機1が車載用外部装置2
に装着されたことを、上記装着検出手段17が検出した
場合に、上記制御部18は、上記音声等の入出力処理を
行う音声・データ処理、音量の調整、キー入力、電話番
号等の表示、内部電源のON・OFFを設定された時間によ
り行うタイマ機能、着信を知らせる振動発生機能、バッ
クライト点灯等を、上記車載用外部装置2の使用に基づ
いた状態に制御する。言い換えれば、上記制御部18
は、上述したような各種動作や機能を、上記車載用外部
装置2の使用に適した状態に制御する。
【0036】すなわち、上記制御部18により、以下の
(1)〜(9)の処理が行われる。 (1) 携帯電話機1の電源を強制的にON(使用可能状
態に)する。 (2) 音声・データ処理部19を切り換え、音声入出
力パスを、携帯電話機1内部のマイク及びスピーカから
車載用外部装置2の外部インターフェイス側に切り換え
る。 (3) 携帯電話機1を単体で使用する場合、キー入力
部21における誤操作を防止するためにキーロックを設
定できるが、このキーロックを強制的に解除させる。 (4) キー配列等の視認性を向上させるべく、LCD(Li
quid Crystal Display:液晶表示器)バックライトを常
灯とする。 (5) 振動発生部24を強制的に切断する。 (6) タイマ回路23を無効とする。 (7) 携帯電話機1の単体使用時においては、受話音
量を小さく、着信音量を大きく設定しているが、携帯電
話機1を車載用外部装置2に装着した場合、受話音量を
大きくする等、音量調整部21の調整を行う。 (8) 携帯電話機1の単体使用時には、消費電力を節
約するため、スクリーンセーバ機能を間欠的に行わせて
いるが、携帯電話機1を車載用外部装置2に装着した場
合には、更にこれを強制的に停止させる。 (9) 自動車の運転中においても、キー操作を十分に
認識できるようにするため、キー入力確認音を、強制的
にONにする。尚、携帯電話機1には、音声を発信するた
めの無線部等、符号を付していない処理部や図示しない
処理部等が存在するが、これらの処理部は、携帯電話機
に一般的に設けられるもので、本発明の要旨ではないた
め、その説明は省略する。
【0037】上述のように構成される本例の構造の場
合、図5に示すように作用する。すなわち、ステップ1
で、装着検出手段17が、携帯電話機1が車載用外部装
置2に装着されたか否かを検出する。そして、この装着
検出手段17が、携帯電話機1が車載用外部装置2に装
着されたことを検出した場合、ステップ2で、携帯電話
機1の電源を強制的にONにする。更に、ステップ3で、
音声入出力パスを、携帯電話機1内部のマイク及びスピ
ーカから車載用外部装置2の外部インターフェイス側に
切り換える。次に、ステップ4で、 LCDバックライトを
常灯とするとともに、スクリーンセーバ機能を強制的に
停止させる。次に、ステップ5で、キーロックを強制的
に解除させる。次に、ステップ6で、内部電源のON・OF
Fタイマを無効とする。次に、ステップ7で、着信バイ
ブレータを強制的に切断する。最後に、ステップ8で、
音量を調整し、キー入力確認音を強制的にONにする。
【0038】本例においては、上述のように構成され作
用するため、上述した第1例における効果に加え、より
一層、確実な通話を行えるようになる。
【0039】
【発明の効果】本発明の携帯電話装置は、上述のように
構成され作用するため、通話中にアクセサリスイッチを
切断した場合でも、ハンズフリー機能を使用可能とし
て、確実な通話を行える。更に、アクセサリスイッチを
切断時に、通話が終了すると、携帯電話機の電源を切る
ため、この携帯電話機に装着されている内部電源の消耗
を防止できる。これとともに、ハンズフリー通話回路へ
の給電を停止するため、自動車に装備されているバッテ
リ電源の消耗も防止できる。この結果、省エネルギ化を
図れ、実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、ブロック
図。
【図2】同じく、作用を示すフローチャート。
【図3】電源制御ラインの状態を説明するための図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例の要部を示す、ブ
ロック図。
【図5】同じく 作用を示すフローチャート。
【図6】従来構造を示す、ブロック図。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 車載用外部装置 3 バッテリ電源 9 電源回路 10 制御回路 11 ハンズフリー通話回路 12 アクセサリスイッチ 13 バックアップライン 14 アクセサリスイッチ状態検出回路 15 通話状態検出回路 16 電源制御ライン 17 装着検出手段 18 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内に設置される車載用外部装置
    と、この車載用外部装置に着脱自在な携帯電話機とを備
    えた携帯電話装置において、 上記車載用外部装置は、自動車に装備されたバッテリ電
    源から常時給電される給電ラインと、上記アクセサリス
    イッチのON・OFF状態を検出するアクセサリスイッチ状
    態検出手段と、上記携帯電話機により通話がなされてい
    るか否かを検出する通話状態検出手段と、携帯電話機を
    車載用外部装置に装着した状態で、この車載用外部装置
    に付設されたスピーカ及びマイクを介して通話自在とす
    る、ハンズフリー通話手段と、これら各手段への給電及
    び給電停止を制御する制御手段とを備え、 上記アクセサリスイッチ状態検出手段が、アクセサリス
    イッチのOFF状態を検出し、且つ、上記通話状態検出手
    段が、携帯電話機による通話が続行していることを検出
    した場合に、上記制御手段は、上記ハンズフリー通話手
    段への給電を続行させ、 上記アクセサリスイッチ状態検出手段が、アクセサリス
    イッチのOFF状態を検出し、且つ、上記通話状態検出手
    段が、携帯電話機による通話が終了したことを検出した
    場合に、上記制御手段は、上記ハンズフリー通話手段へ
    の給電を停止させることを特徴とする、 携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 自動車内に設置される車載用外部装置
    と、この車載用外部装置に着脱自在で、車載用外部装置
    に装着された状態で自動車のアクセサリスイッチがONの
    場合には、自動車に装備されているバッテリ電源より作
    動し、車載用外部装置に装着された状態で上記アクセサ
    リスイッチがOFFの場合には、その内部に装着された内
    部電源により作動する携帯電話機とを備えた携帯電話装
    置において、 上記車載用外部装置は、上記バッテリ電源から常時給電
    される給電ラインと、上記アクセサリスイッチのON・OF
    F状態を検出するアクセサリスイッチ状態検出手段と、
    上記携帯電話機により通話がなされているか否かを検出
    する通話状態検出手段と、この携帯電話機への給電及び
    給電停止を制御する制御手段とを備え、 上記アクセサリスイッチ状態検出手段が、アクセサリス
    イッチのOFF状態を検出し、且つ、上記通話状態検出手
    段が、携帯電話機による通話が終了したことを検出した
    場合に、上記制御手段は、上記携帯電話機の電源をOFF
    とすることを特徴とする、 携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 携帯電話機と車載用外部装置とのいずれ
    か一方に設けられ、携帯電話機が車載用外部装置に装着
    されたか否かを検出する装着検出手段と、携帯電話機内
    に設けられ、この携帯電話機の使用に関わる動作を制御
    自在な制御部とを備え、上記装着検出手段が、携帯電話
    機が車載用外部装置に装着されたことを検出した場合
    に、上記制御部は、携帯電話機の使用に関わる動作を、
    車載用外部装置の使用に基づいた状態に制御する、請求
    項1〜2のいずれかに記載の携帯電話装置。
JP8235479A 1996-09-05 1996-09-05 携帯電話装置 Pending JPH1079984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186040A (ja) * 1999-12-15 2001-07-06 Nokia Mobile Phones Ltd 移動通信端末
JP2003060555A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Denso Corp 携帯機器及びその電源システム

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JP2001186040A (ja) * 1999-12-15 2001-07-06 Nokia Mobile Phones Ltd 移動通信端末
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