JPH1084405A - 車載用携帯電話装置及び車載用電話機 - Google Patents

車載用携帯電話装置及び車載用電話機

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JPH1084405A
JPH1084405A JP8260292A JP26029296A JPH1084405A JP H1084405 A JPH1084405 A JP H1084405A JP 8260292 A JP8260292 A JP 8260292A JP 26029296 A JP26029296 A JP 26029296A JP H1084405 A JPH1084405 A JP H1084405A
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JP
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mobile phone
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vehicle
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JP8260292A
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English (en)
Inventor
Takao Terai
孝夫 寺井
Shinya Araki
信也 荒木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各通話モードの選択に応じて表示手段の表示
方向を運転者の見やすい方向に切り換え、運転に支障を
来さない車載用携帯電話装置を提供する。 【解決手段】 本体機器100と、本体機器に装着さ
れ、ディスプレイ300を有する携帯電話機200と、
携帯電話機200の装着または離脱を検知する本体機器
に設けられた検知sw104とをからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用として使用される
携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話が広く普及しているが、
その応用の一つとして車載用に適した携帯電話機が知ら
れている。この車載用携帯電話機は通常の携帯電話機の
通話モードの他に、運転者が電話機を保持しないでも通
話を可能とするハンドフリー通話モードを選択できるよ
うになっている。このハンドフリー通話モード時におい
て、電話機は車内前方に備え付けられた本体機器に装着
され、運転者は車内に取り付けられた外部スピーカ及び
外部マイクロホンによって通話を行う。従って、運転者
は通話中においても両手で運転することができるので安
全な運転が遂行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に携帯電話機は全
体が長尺形状の外形をしており、また各種情報を表示す
るディスプレイを備えているが、その表示方向は使用者
が見やすいように電話機の長尺方向であることが多い。
一方、携帯電話機を車内に装着する場合は、横向き(電
話機の長尺方向が水平となる向き)に装着した方が他の
カーコンポとの兼ね合い上、収納スペースの効率が良く
なる。しかし、このように電話機を装着するとディスプ
レイの表示方向も横向きとなるため、運転者が表示情報
を認識しづらくなり安全な運転の妨げになるという問題
がある。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであり、使用者(運転者)にとって使い勝
手の良い車載用携帯電話装置の提供を目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車内に取り付けられる本体機器と、本体機器に対し
て装着及び離脱状態の何れにおいても通話が可能であり
少なくとも送信用マイクロホン、受信用スピーカ、及び
表示手段を有する携帯電話機とを備えてなる車載用携帯
電話装置であって、携帯電話機が本体機器に対して装着
されているかまたは離脱されているかを検出する検出手
段を備え、検出手段の検出結果に基づいて前記表示手段
の表示方向を切り換えることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、車内に取り付け
られる本体機器と、本体機器に対して装着及び離脱状態
の何れにおいても通話が可能であり少なくとも送信用マ
イクロホン、受信用スピーカ、及び表示手段を有する携
帯電話機とを備えてなる車載用携帯電話装置であって、
携帯電話機が本体機器に対して装着されているかまたは
離脱されているかを検出する検出手段と、装着状態にお
いて使用する第1の画像データと離脱状態において使用
する第2の画像データとを記憶する記憶手段と、前記検
出手段の検出結果に基づき、前記装着状態においては第
1の画像データのみを表示手段に表示可能とし前記離脱
状態においては第2の画像データのみを表示手段に表示
可能とするように制御する制御手段とを備え、第1及び
第2の画像データは表示手段に表示したときの表示方向
が互いに異なることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、車内に取り付け
られる本体機器と、本体機器に対して装着及び離脱状態
の何れにおいても通話が可能であり少なくとも送信用マ
イクロホン、受信用スピーカ、タッチパネル及び該タッ
チパネル上にキーを表示する表示手段を有する携帯電話
機とを備えてなる車載用携帯電話装置であって、電話機
が前記本体機器に対して装着されているかまたは離脱さ
れているかを検出する検出手段を備え、検出手段の検出
結果に基づいて表示手段に表示されるキーの表示方向を
切り換えることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、車内に取り付け
られる本体機器と、本体機器に対して装着及び離脱状態
の何れにおいても通話が可能であり少なくとも送信用マ
イクロホン、受信用スピーカ、タッチパネル及び該タッ
チパネル上にキーを表示する表示手段を有する電話機と
を備えてなる車載用携帯電話装置であって、電話機が本
体機器に対して装着されているかまたは離脱されている
かを検出する検出手段と、装着状態において使用する第
1の画像データと離脱状態において使用する第2の画像
データと画像データの各々に対応して用意され前記タッ
チパネルにおけるキーの位置を決定する位置データとを
記憶する記憶手段と、検出手段の検出結果に基づき、装
着状態においては第1の画像データのみを表示手段に表
示可能とし離脱状態においては第2の画像データのみを
表示手段に表示可能とするように制御する制御手段とを
備え、第1及び第2の画像データは表示手段に表示した
ときのキーの位置及びその表示方向が互いに異なること
を特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項3ないし
は4に記載の発明において、制御手段は位置データによ
ってタッチパネル上におけるキーの位置を決定すること
を特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
は5に記載の発明において、車内には外部マイクロホン
及び外部スピーカが取り付けられており、検出手段の検
出結果に基づいて、装着状態においては外部マイクロホ
ン及び外部スピーカを使用可能にするとともに送信用マ
イクロホン及び受信用スピーカを使用不能とし、離脱状
態においては送信用マイクロホン及び受信用スピーカを
使用可能にするとともに外部マイクロホン及び外部スピ
ーカを使用不能状態にすることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
は6に記載の発明において、検出手段は本体機器に設け
られたスイッチ手段により構成され、スイッチ手段は電
話機の装着及び離脱に応じて開閉されることを特徴とす
る。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
は6に記載の発明において、本体機器には、携帯電話機
が収納されるものであって携帯電話機を本体機器に対し
て装着する装着位置と携帯電話機の収納を可能とする収
納位置とを取り得るホルダと、携帯電話機をホルダに収
納したときに携帯電話機のコネクタと接続されるコネク
タとが設けられ、検出手段はホルダが収納位置にあると
きはoffとされホルダが装着位置にあるときはホルダ
内に収納された携帯電話機によって押圧されてonされ
るスイッチ手段であることを特徴としている。
【0013】請求項9に記載の発明は、本体機器に対し
て装着及び離脱状態の何れにおいても通話が可能であり
少なくとも送信用マイクロホン、受信用スピーカ、及び
表示手段を有する車載用携帯電話機であって、電話機が
前記本体機器に対して装着されているかまたは離脱され
ているかを検出する検出手段を備え、検出手段の検出結
果に基づいて前記表示手段の表示方向を切り換えること
を特徴とする。
【作用】
【0014】本発明によれば、各通話モードの選択に応
じて表示手段の表示方向を運転者の見やすい方向に切り
換えることができるから、使い勝手が良く運転に支障を
来さない車載用携帯電話装置を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の車載用携帯電
話装置の外観を示す図である。同図において100は本
体機器であり車内の前方に取り付けられる。本体機器1
00の前面部101は長方形状をしており携帯電話機2
00が収納されるホルダー102が回動可能に設けられ
ている。携帯電話機200は全体が長尺な形状をしてお
り、通常の通話モードにおいて使用するロッドアンテナ
201、電話機に内蔵された送信用マイクロホン202
及び受信用スピーカ203(図示せず)、テンキー等を
表示するディスプレイ300、及びディスプレイ300
に重なって配置されたタッチパネル400とを備えてい
る。ここでディスプレイ300及びタッチパネル400
は携帯電話機200の長径方向に伸長する長方形状とさ
れている。そして本体機器100は前面部101の長径
が水平方向となるように車内の前方に取り付けられる。
これにより本体機器100は他のカーコンポと同様の向
きに取り付けられるのでコンポの設置スペースが集約化
される。(通常、オーディオ機器等のカーコンポは前面
が長方形状の箱体であり、前面の長径が水平方向となる
ように車内前方に取り付けられる。)
【0016】図2は本体機器100に携帯電話機200
を装着する動作を示すものである。本体機器100には
コネクタ103が設けられており、ホルダ102と一体
となって回動できるようになっている。このコネクタ1
03は複数の端子を有するものであり携帯電話機200
に設けられたコネクタ204(図示せず)と接続される
と、本体機器100と携帯電話機200との間における
各種信号の伝送が可能となる。また、本体機器100に
は携帯電話機200の装着及び離脱を検出する検出sw
104が設けられている。
【0017】図2(a)はホルダ102に携帯電話機2
00を収納する際の状態を示している。ホルダ102は
本体機器100の前方側に突出する位置まで回動してお
り携帯電話機200が収納可能とされている。またこの
時、コネクタ103も本体機器100の前方側に突出し
ており、ホルダ102に携帯電話機200を収納すると
コネクタ204と接続される位置にある。従って、図2
(b)に示すように携帯電話機200をホルダ102に
完全に収納すると、コネクタ103とコネクタ204の
接続も行われる。その後、ホルダ102を本体機器10
0に向けて回動させると本体機器100に対する携帯電
話機200の装着が完了する。またこれと同時に、携帯
電話機200が検出sw104を押圧しこれをonす
る。図2(c)はこの装着完了状態を示すものである。
【0018】次に、図1及び図2に示した本体機器10
0及び携帯電話機200の内部構成について図3ないし
は図4を基に説明する。本体機器100のコネクタ10
3には端子103a〜103fが設けられている。端子
103aには、外部アンテナ入力端子105を介して外
部アンテナ500が接続されている。電話の呼び出し信
号が取り込まれる端子103bには、システムマイコン
106が接続されている。システムマイコン106は、
電話の呼び出し信号を検知すると、後述の音量コントロ
ーラ107を介して現在再生中の音量信号の音量を所定
のレベルまで自動的に減衰させる機能を有している。
【0019】端子103cには、音声認識部108及び
ソース切換部109が接続されている。音声認識部10
8は外線からの電話による本体機器100に対する指示
を認識し、この認識結果をシステムマイコン106に出
力する。
【0020】ソース切換部109は、電話回線からの音
声信号やCD、テープ、及びチューナからの音声信号の
入力の切り換えを行う。ソース切換部109を経た音声
信号は、アンプ110によって増幅される。アンプ11
0は音量コントローラ107により音量レベルがコント
ロールされている。アンプ110を経た音声信号は、外
部出力端子111を経て外部スピーカ600に供給され
る。
【0021】端子103dには、外部入力端子112を
介して外部マイクロホン700が接続されている。な
お、この外部マイクロホン700及び外部スピーカ60
0はハンドフリー通話を行う際に駆動される。
【0022】端子103eは、携帯電話機200側のマ
イコン205と本体機器100側のシステムマイコン1
06とのデータ通信が行われる際のデータ入出力を行う
ための端子である。端子103fには、安定化電源11
3が接続されている。安定化電源113には、外部入力
端子114、115を介してバックアップライン及びア
クセサリー(ACC)からの電力が供給される。安定化
電源113からは、システムマイコン106、音量コン
トローラ107、アンプ110等に所定の電力が供給さ
れる。
【0023】携帯電話機200のコネクタ204には、
端子204a〜fが設けられている。端子204aに
は、切換スイッチ206が接続されている。切換スイッ
チ206は、マイコン205の制御によってロッドアン
テナ201又は上記の外部アンテナ500からの信号の
入力切換を行う。なお、切換スイッチ206は、携帯電
話機200が本体機器100に装着された場合、外部ア
ンテナ500からの信号を入力するように入力切り換え
を行う。
【0024】端子204bには、電話部207が接続さ
れている。電話部207は外部からの呼び出し信号を検
知すると、この検知結果をシステムマイコン106側に
出力する。
【0025】端子204cには切換スイッチ208が接
続されている。切換スイッチ208は、相手方からの音
声信号の出力経路の切換えを行う。携帯電話機200が
本体機器100に装着されている場合、相手方からの音
声信号は外部スピーカ600側に供給される。携帯電話
機200が本体機器100から取り外された場合、相手
方からの音声信号はアンプ209を介して内蔵スピーカ
203に供給される。
【0026】端子204dには、切換スイッチ210が
接続されている。切換スイッチ210には、アンプ21
1を介して内蔵マイクロホン202が接続されている。
内蔵マイクロホン202からの音声信号は、切換スイッ
チ210を介して電話部207に供給される。ハンドフ
リー通話の際には、外部マイクロホン700からの音声
信号が電話部207に供給される。
【0027】端子204eは、携帯電話機200側のマ
イコン205と本体機器100側のシステムマイコン1
06とのデータ通信が行われる際のデータ入出力を行う
ための端子である。端子204fには、バッテリ212
が接続されている。本体機器100に対して携帯電話機
200が装着されている場合、本体機器100側に接続
されているACCラインを介してバッテリ212への充
電が行われる。バッテリ212からの電力は、マイコン
205、電話部207、アンプ209、211及び表示
ドライバ213に供給される。
【0028】タッチパネル400はテンキー等を含む入
力手段であり、使用者により入力された情報はマイコン
205からシステムマイコン106に出力される。ま
た、ROM214にはディスプレイ300に表示される
画像データが複数記憶されているとともに、タッチパネ
ル400におけるキーの位置を示すキー位置データも記
憶されている。これはタッチパネル400上の各座標位
置とその座標がタッチされたときに入力される情報との
関係を決めるデータである。なおキー位置データは各画
像データに対応して用意される。マイコン205はこの
画像データを読み込み、表示ドライバ213を駆動する
ことによってディスプレイ300に読み込まれた画像デ
ータを表示する。図4に示すようにディスプレイ300
はタッチパネル400と重なった状態で配置されてお
り、これによりタッチパネル400上のテンキーの位置
に対応してキーの絵を表示することが可能となってい
る。
【0029】画像データのなかには、テンキー、オンフ
ックキー等の電話機の入力手段を表示する画面データが
2種類含まれている。これらはそれぞれディスプレイ3
00に表示したときその表示方向が90度異なり、画面
における各キーの位置も異なる。従って、この2種類の
画像データに対応したキー位置データもそれぞれ用意さ
れている。この表示例は図7に示されておりその説明は
後述する。
【0030】次に上記したタッチパネル400の構成に
ついて図5ないしは図6に基づいて説明する。図5はタ
ッチパネル400を光検出式によって構成した例を示す
ものである。同図に示すように、タッチパネル400の
行方向と列方向には複数の発光部401を備え、対向す
る側に設けられた受光部402で発光部401からの光
を受光するように構成されている。
【0031】タッチパネル400のパネル面が指等によ
ってタッチされると、受光部402への光が遮断され
る。マイコン205は光が遮断された受光部402の出
力変化を検出することによりタッチされた位置の座標を
認識する。
【0032】マイコン205は画像データとともにそれ
に対応したキー位置データも読み込んでいるので、タッ
チパネル400上の各座標に対しその位置がタッチされ
たことを認識するとそれに応じた情報の入力を許容す
る。
【0033】図6の場合でいうと、キー位置データは座
標x1 y1 〜x3 y2 に対してキーK1の入力を許容す
るように決められており、使用者がタッチパネル400
の座標x1 y1 〜x3 y2 の何れかをタッチするとキー
K1の入力が実行される。
【0034】次に上述した本発明の実施形態の動作につ
いて説明する。まず通常の通話モードにおいては、切換
スイッチ206、208、210によってそれぞれロッ
ドアンテナ201、内蔵スピーカ203及び内蔵マイク
ロホン202が選択された状態となっている。また、マ
イコン205は通常通話モード用の画像データ及びそれ
にリンクするキー位置データを読み込んでおり、表示ド
ライバ213を駆動して読み込まれた画像データをディ
スプレイ300に表示している。
【0035】図7(a)は通常の通話モードにおけるデ
ィスプレイ300の表示を示すものであり、Aはテンキ
ー、Bは通話の開始及び終了の指令を発する通話キー、
Cは再ダイヤルキー、Dはテンキー301により入力さ
れた番号を表示する表示部、Eは電話番号を検索する電
話帳モードを選択する電話帳モードキーである。同図に
示すとおり、通常の通話モードにおいて表示される文
字、図形等は、画面の長径方向、すなわち、携帯電話機
200の長尺方向を向いて表示されている。従って、携
帯電話機200を片手で保持した使用者からはディスプ
レイ300の表示が認識しやすくなっている。なお使用
者が電話帳モードキー305を押圧すると、マイコン2
05がその画像データとそれにリンクするキー位置デー
タを読み込み、ディスプレイ300は電話帳モードの画
像に切り換えられる。
【0036】この通常の通話モードにおいて、本体機器
100の検知sw104はoffとされているが、シス
テムマイコン106は検知sw104の切り換わりがあ
るか否かを常時監視している。
【0037】使用者が携帯電話機200を本体機器10
0に装着すると、図2に示すように携帯電話機200の
コネクタ204と本体機器100のコネクタ103とが
接続され、検知sw104が押圧される。システムマイ
コン106はこれを検知すると、安定化電源113に電
源の供給を開始するとともに、各制御ラインの接続(コ
ネクタ204とコネクタ103の接続)の確認し本体機
器100の電源をonさせるように制御する。その後、
システムマイコン106はマイコン205に対してハン
ドフリー通話モードへの切換を相互に確認しあう通信を
行う。
【0038】ハンドフリー通話モードへの切換が確認さ
れると、システムマイコン106は切換スイッチ20
6、208、210をそれぞれ外部アンテナ500、外
部スピーカ600、外部マイクロホン700側に切り換
える。また、マイコン205はROM214からハンド
フリー通話用の画像データとそれにリンクするキー位置
データを読み込み、表示ドライバ213を駆動して読み
込んだ画像データをディスプレイ300に表示する。以
上により通常の通話モードからハンドフリー通話モード
への切換が完了する。
【0039】図7(b)はハンドフリー通話モードにお
けるディスプレイ300の表示を示すものであり、図7
(a)と同じ表示部分には同一の符号を付してある。図
示されるとおり、ハンドフリー通話モードにおいて表示
される文字、図形等は、画面の短径方向、すなわち、携
帯電話機200の短尺方向を向いて表示されており、通
常の通話モードにおける表示と比べその表示方向が90
度変化した状態となっている。また、ディスプレイ30
0上の各キーの表示される位置も通常の通話モードにお
ける表示と比べて変化している。
【0040】上述したように、本体機器100は前面部
101の長尺が水平方向となるように車内の前方に取り
付けられているので、ディスプレイ300もその長尺方
向が水平となるように位置する。よって、運転者から見
るとディスプレイ300の表示が認識しやすくなってい
る。
【0041】従って、電話番号を入力する時など、運転
者がディスプレイ300の表示を見る際にその認識が容
易となるので、従来に比べより運転の安全性に優れたハ
ンドフリー通話を行うことができる。
【0042】なおハンドフリー通話モードから通常の通
話モードに切り換える場合は、まず使用者が図2(b)
に示したホルダ102を本体機器100の前方側に突出
する位置まで回動させると、検知sw104がoffさ
れてこれをシステムマイコン106が認識する。この
時、コネクタ103と204は接続されたままの状態で
ある。システムマイコン106とマイコン205の通信
は可能である。
【0043】その後、システムマイコン106はマイコ
ン205に対して通常の通話モードへの切換を相互に確
認しあう通信を行う。通常の通話モードへの切換が確認
されると、システムマイコン106は切換スイッチ20
6、208、210をそれぞれロッドアンテナ201、
内蔵スピーカ203、内蔵マイクロホン202側に切り
換える。また、マイコン205はROM214から通常
の通話モード用の画像データとそれにリンクするキー位
置データを読み込み、表示ドライバ213を駆動して読
み込んだ画像データをディスプレイ300に表示する。
以上によりハンドフリー通話モードから通常の通話モー
ドへの切換が完了する。
【0044】なお、ディスプレイ300に表示する画像
データは図7に示した例に限らず、付属機能に応じて各
種用意してもよい。この場合において、マイコン205
は選択された通話モードに対応する画像データのみをデ
ィスプレイ300に表示可能とする制御を行う。
【0045】
【発明の効果】本発明の車載用携帯電話装置および車載
用携帯電話機によれば、各通話モードの選択に応じて表
示手段の表示方向を運転者の見やすい方向に切り換える
ことができるから、使い勝手が良く運転に支障を来さな
い車載用携帯電話装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外観を示す図
【図2】本体機器に携帯電話機を装着する動作を示す図
【図3】本発明の内部構成を示す図
【図4】本発明の内部構成を示す図
【図5】タッチパネルの構成を示す図
【図6】タッチパネルの構成を示す図
【図7】ディスプレイの表示例を示す図
【符号の説明】
100 本体機器 104 検出sw 200 携帯電話機 300 ディスプレイ 400 タッチパネル 500 外部アンテナ 600 外部スピーカ 700 外部マイクロホン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に取り付けられる本体機器と、該本
    体機器に対して装着及び離脱状態の何れにおいても通話
    が可能であり少なくとも送信用マイクロホン、受信用ス
    ピーカ、及び表示手段を有する携帯電話機とを備えてな
    る車載用携帯電話装置であって、前記携帯電話機が前記
    本体機器に対して装着されているかまたは離脱されてい
    るかを検出する検出手段を備え、該検出手段の検出結果
    に基づいて前記表示手段の表示方向を切り換えることを
    特徴とする車載用携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 車内に取り付けられる本体機器と、該本
    体機器に対して装着及び離脱状態の何れにおいても通話
    が可能であり少なくとも送信用マイクロホン、受信用ス
    ピーカ、及び表示手段を有する携帯電話機とを備えてな
    る車載用携帯電話装置であって、前記携帯電話機が前記
    本体機器に対して装着されているかまたは離脱されてい
    るかを検出する検出手段と、前記装着状態において使用
    する第1の画像データと前記離脱状態において使用する
    第2の画像データとを記憶する記憶手段と、前記検出手
    段の検出結果に基づき、前記装着状態においては第1の
    画像データのみを表示手段に表示可能とし前記離脱状態
    においては第2の画像データのみを表示手段に表示可能
    とするように制御する制御手段とを備え、前記第1及び
    第2の画像データは表示手段に表示したときの表示方向
    が互いに異なることを特徴とすると車載用携帯電話装
    置。
  3. 【請求項3】 車内に取り付けられる本体機器と、該本
    体機器に対して装着及び離脱状態の何れにおいても通話
    が可能であり少なくとも送信用マイクロホン、受信用ス
    ピーカ、タッチパネル及び該タッチパネル上にキーを表
    示する表示手段を有する携帯電話機とを備えてなる車載
    用携帯電話装置であって、前記電話機が前記本体機器に
    対して装着されているかまたは離脱されているかを検出
    する検出手段を備え、該検出手段の検出結果に基づいて
    前記表示手段に表示されるキーの表示方向を切り換える
    ことを特徴とする車載用携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 車内に取り付けられる本体機器と、該本
    体機器に対して装着及び離脱状態の何れにおいても通話
    が可能であり少なくとも送信用マイクロホン、受信用ス
    ピーカ、タッチパネル及び該タッチパネル上にキーを表
    示する表示手段を有する電話機とを備えてなる車載用携
    帯電話装置であって、前記電話機が前記本体機器に対し
    て装着されているかまたは離脱されているかを検出する
    検出手段と、前記装着状態において使用する第1の画像
    データと前記離脱状態において使用する第2の画像デー
    タと前記画像データの各々に対応して用意され前記タッ
    チパネルにおけるキーの位置を決定する位置データとを
    記憶する記憶手段と、前記検出手段の検出結果に基づ
    き、前記装着状態においては第1の画像データのみを表
    示手段に表示可能とし前記離脱状態においては第2の画
    像データのみを表示手段に表示可能とするように制御す
    る制御手段とを備え、前記第1及び第2の画像データは
    表示手段に表示したときのキーの位置及びその表示方向
    が互いに異なることを特徴とすると車載用携帯電話装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記位置データによって
    前記タッチパネル上におけるキーの位置を決定すること
    を特徴とする請求項3ないしは4に記載の車載用携帯電
    話装置。
  6. 【請求項6】 車内には外部マイクロホン及び外部スピ
    ーカが取り付けられており、前記検出手段の検出結果に
    基づいて、前記装着状態においては該外部マイクロホン
    及び外部スピーカを使用可能にするとともに前記送信用
    マイクロホン及び受信用スピーカを使用不能とし、前記
    離脱状態においては前記送信用マイクロホン及び受信用
    スピーカを使用可能にするとともに前記外部マイクロホ
    ン及び外部スピーカを使用不能状態にすることを特徴と
    する請求項1ないしは5に記載の車載用携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は前記本体機器に設けられ
    たスイッチ手段により構成され、該スイッチ手段は前記
    電話機の装着及び離脱に応じて開閉されることを特徴と
    する請求項1ないしは6に記載の車載用携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 前記本体機器には、前記携帯電話機が収
    納されるものであって携帯電話機を本体機器に対して装
    着する装着位置と携帯電話機の収納を可能とする収納位
    置とを取り得るホルダと、前記携帯電話機を該ホルダに
    収納したときに携帯電話機のコネクタと接続されるコネ
    クタとが設けられ、前記検出手段は、前記ホルダが前記
    収納位置にあるときはoffとされ前記ホルダが前記装
    着位置にあるときはホルダ内に収納された携帯電話機に
    よって押圧されてonされるスイッチ手段であることを
    特徴とする請求項1ないしは6に記載の車載用携帯電話
    装置。
  9. 【請求項9】 本体機器に対して装着及び離脱状態の何
    れにおいても通話が可能であり少なくとも送信用マイク
    ロホン、受信用スピーカ、及び表示手段を有する車載用
    携帯電話機であって、前記電話機が前記本体機器に対し
    て装着されているかまたは離脱されているかを検出する
    検出手段を備え、該検出手段の検出結果に基づいて前記
    表示手段の表示方向を切り換えることを特徴とする車載
    用携帯電話機。
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