JP2007259366A - 無線通信端末の制御方法およびシステム - Google Patents

無線通信端末の制御方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が無線通信端末を使用しない状態で無線通信端末の消費電力を抑える。
【解決手段】無線通信システムに接続された端末Aのプレゼンスと無線通信端末Bとを関係付け、端末Aがログオフしてプレゼンスが変化した時に当該ログオフ情報を無線通信端末Bへ通知するプレゼンス管理装置1を設ける。無線通信端末Aは、ログオフのプレゼンス変化通知を受信すると、動作モードを通常の待ち受け(Active)モードから間欠受信も行わない発着信不可(Sleep)モードへ切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信端末に係り、特に無線通信端末の消費電力を抑制するための方法およびシステムに関する。
一般に、無線通信端末では、間欠受信やCPUクロックダウンなどの方法により省電力を実現しており、省電力化について種々の提案がされている。たとえば特開2004−104465号公報(特許文献1)では、通信期間制御データを用いて通信端末の省電力モードを細かく制御する方法が開示されている。具体的には、送信部をアクティブモード、受信部を省電力モードに設定する「送信状態」、送信部が省電力モード、受信部がアクティブモードの「受信状態」、送信部および受信部共に省電力モードの「休止状態」の3種類の状態を切り替える。ここで、「アクティブモード」は連続送信あるいは連続受信を行うための動作状態であり、「省電力モード」は送信/受信する必要がない場合に、各モジュールの電源を停止する、あるいは動作周波数を低くする、あるいは電源電圧や電流を小さくする当の方法で電力消費を抑える動作状態である(特許文献1の明細書段落0010参照)。
特開2004−104465号公報
しかしながら、一般的な無線通信端末の省電力制御では、通信をしていない間、間欠受信による通常の待ち受け状態にあり、間欠受信により電力が消費されている。特許文献1の「休止状態」も、その明細書段落0035の表1から明らかなように、間欠受信による通常の待ち受け状態である。
また、無線通信端末には種々の用途があり、一日中持ち歩く一般的な携帯電話端末だけでなく、たとえば事業所のような特定の場所内で主に使用されるような無線通信端末もある。このような事業所用の無線通信端末には、利用者が帰宅や外出などで端末を使用しない期間あるいは時間帯が存在する。このような場合でも、無線通信端末は通常使用時と同様に間欠受信を行い待ち受け状態となっている。すなわち、ユーザが使用しない時間帯でも無駄な電力を消費することなり、業務時間などで実際に使用する際に連続使用可能時間を短くする要因となっている。
そこで、本発明の目的は、利用者が無線通信端末を使用しない状態での消費電力を抑えることができる無線通信端末、その制御方法および制御システムを提供することにある。
本発明によれば、無線通信システムに接続可能な無線通信端末の制御方法であって、無線通信システムに接続された少なくとも1つの端末のプレゼンスと無線通信端末とを関係付け、端末のプレゼンスの状態を無線通信端末へ通知することで無線通信端末の動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替えることを特徴とする。
発着信不可モードは、無線通信端末における少なくとも無線送受信モジュールへの電源供給をオフにした動作モードであり、後述する実施形態ではスリープモードと呼ばれる。
本発明の一実施例によれば、無線通信端末は、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過すると、通常の待ち受けモードに自動的に移行する。あるいは、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過する毎に、前記端末のプレゼンスの状態をチェックし、このチェック結果に応じて前記通常の待ち受けモードに自動的に移行することもできる。
本発明の他の側面によれば、少なくとも1つの無線通信端末の制御システムは、無線通信システムに接続された少なくとも1つの端末と、端末のプレゼンスと少なくとも1つの無線通信端末とを関係付け、端末のプレゼンスが変化した時に当該プレゼンス変化を少なくとも1つの無線通信端末へ通知するプレゼンス管理手段と、を有し、少なくとも1つの無線通信端末は、プレゼンス変化通知を受信すると、動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替えることを特徴とする。
本発明のさらに他の側面によれば、無線通信システムに接続可能な無線通信端末は無線通信システム内の1つの端末のプレゼンスと無線通信端末との関係付けを格納する格納手段と、端末のプレゼンスが変化した旨の通知を受信すると、当該プレゼンスの変化に応じて動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替える制御手段と、を有することを特徴とする。
上述したように、本発明によれば、1つの端末のプレゼンスと無線通信端末とを関係付け、前記端末のプレゼンスの状態を前記無線通信端末へ通知することで、無線通信端末の動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替える。したがって、たとえば利用者が端末の電源をオフにして、あるいはログオフして帰宅あるいは外出した場合、無線通信端末は、利用者が無線通信端末を使用しない状態であることを知ることができる。その場合、無線通信端末は、間欠受信さえ行わない動作モード、すなわち電源オフあるいは電源オフに近い状態に移行することで消費電力が大きく削減することが可能となる。
このように利用者が帰宅した場合などの無線通信端末を利用しない時間帯に自動的に無線通信端末をスリープ状態へ移行させることで省電力を実現し、充電を行うことなく連続で使用可能な時間を延ばすことが可能となる。
図1は本発明の一実施形態による無線通信端末の制御システムを示す概略的ブロック図である。ここでは、ある事業所内に端末Aが設置され、利用者のプレゼンスが端末Aを通してプレゼンス管理装置1により管理されるものとする。また、利用者は端末Bを携帯しており、事業所内の基地局を介して事業所内ネットワークあるいは外部ネットワークと通信可能であるとする。
プレゼンス管理装置1は、利用者が当該事業所内に存在して通信可能状態にあることを認識し、当該利用者の状態と当該利用者が携帯する端末Bとの関係を管理する装置である。ここでは端末Aと端末Bとがプレゼンス管理装置1を介して連携している。プレゼンス管理装置1は、事業所内ネットワークに接続した専用の装置あってもよいし、事業所内ネットワークの管理機器に同様の機能を設定してもよい。あるいは端末Aにプレゼンス管理機能を設定することも可能である。
端末Bは携帯電話機などの無線通信端末であり、通常の省電力モードに加えて、間欠受信も行わない電源オフ状態に近いスリープ(Sleep)モードを有しており、利用者のプレゼンス状態により必要に応じてスリープモードあるいは電源オフ状態に切り替わる。
たとえば、利用者が出社して端末Aを起動させ事業所内のシステムにログオンすると、プレゼンス管理装置1は、利用者が通信可能状態にあることを認識し、当該利用者と当該利用者の端末Bとを関係付ける。この状態では、端末Bは通常の省電力モード、すなわち待ち受けモードにあり、いつでも発信あるいは着信可能である。
利用者が退社あるいは外出するために端末Aを操作してログオフすると(S11)、プレゼンス管理装置1は、その旨を端末Bへ通知する(S12)。この通知を受けた端末Bは、通常の省電力モードからスリープモードあるいは電源オフ状態へ移行する。これによって、端末Bは発着信できない状態となり消費電力を極力低く抑えることができる。
利用者がログオフしたことは、端末Aから端末Bへ直接通知することもできる(S12a)。たとえば、端末Aに端末Bとの無線通信が可能な通信機能を搭載してもよいし、あるいは、端末Aから端末Bへの一方的な通信機能を搭載してもよい。
このように、端末Bの利用者のプレゼンスを管理することにより、利用者が帰宅した場合など、端末Bは自動的に発着信不可の状態となり、電力消費を極力抑えることができる。以下、本発明の実施例を具体的なシステムに基づいて詳細に説明する。
1.システム構成
図2は、本発明の一実施例による制御システムを組み込んだ事業所内無線電話システムの一例を示すブロック図である。無線電話システムは、ネットワーク100に呼制御装置101、プレゼンス管理サーバ102、無線端末ユーザのコンピュータ(PC)103および無線基地局104が接続されて構成されている。ここでは、煩雑さを避けるために、1つのPC103と1つの無線基地局104とが図示されているが、これらが複数個接続されていてもよい。
システム内の無線端末105は、ここでは無線電話端末であり、無線基地局104を通してネットワーク100に接続することができ呼制御装置101の制御下で発着信が可能である。なお、無線端末105の詳細は後述する。
無線端末105とPC103との関係づけあるいは連携は、リアルタイムメッセージなどで使用されるコンタクトリストあるいはバディリストを利用してプレゼンス管理サーバ102により行われる。すなわち、PC103をバディリストに登録しておくことで、無線端末105はPC103のプレゼンスが変更された時にプレゼンス管理サーバ102から通知を受け取ることができる。すなわち、無線端末105はPC103の状態、つまりは利用者のプレゼンスを知ることができる。
たとえば利用者が帰宅するためにPC103の電源をオフすると、プレゼンス管理サーバ102はPC103の名前をバディリストから削除し、その旨を無線基地局104を介して無線端末105へ通知する。これによって、無線端末105は通常の待ち受け状態からスリープモードへ自動的に移行する。あるいは、帰宅後は無線端末105を一切使用しないのであれば、スリープモードではなく電源をオフしてもよい。
また、無線端末105は、後述するように、タイマを用いてスリープモードの時間間隔を設定することもできる。すなわち、スリープモード移行と同時に所定時刻を設定したタイマをスタートさせ、タイマがタイムアップすることでスリープモードから通常の待ち受け状態(省電力モード)へ復帰する。あるいは、タイマを用いて周期的にスリープモードから間欠受信モードへ移行することもできる。
2.システム動作
図3は本実施例による無線電話システムの動作を示すシーケンス図である。まず、無線電話端末の利用者がPC103でログオンしており在席状態にあるものとする(S20)。この状態で無線端末105の電源がオンされると、無線端末105は登録シーケンスを実行し、呼制御装置101へ登録メッセージを送信する(S201)。この登録シーケンスにより無線端末105を電話として利用することが可能となる。
呼制御装置101から応答メッセージ(ACK)を受信すると(S202)、無線端末105はプレゼンス管理サーバ102へ自らのプレゼンスを登録するためのメッセージを送信する(S203)。呼制御装置101とプレゼンス管理サーバ102とが連携している場合などは、無線端末105のプレゼンス情報を呼制御装置101がプレゼンス管理サーバ102へ送信する場合も有り得る。
無線端末105のプレゼンス情報の登録が完了すると(S204)、バディリストに登録されている全ての端末のプレゼンス情報がプレゼンス管理サーバ102から無線端末105へ送信される(S205)。ここではPC103のプレゼンス情報が通知され、それに対して無線端末105が応答することで(S206)、無線端末105はPC103のプレゼンス情報をプレゼンス管理サーバ102から得ることが出来るようになる。
無線端末利用者が帰宅するためにPC103からログオフを入力し在席状態から帰宅状態へ移行すると(S21)、PC103はプレゼンスが帰宅へ移行したことを登録するための変更要求メッセージをプレゼンス管理サーバ102へ送信する(S207)。ここでは、このプレゼンス変更要求メッセージにより、帰宅通知と共に出社予定時刻もプレゼンス管理サーバ102へ送信されるものとする。
PC103のプレゼンス情報が帰宅へ移行したことを通知し終えると(S208)、プレゼンス管理サーバ102はPC103とバディリストを組んでいる全ての端末へプレゼンスの変化を通知する(S209)。ここでは、無線端末105もPC103とバディリストを組んでいるのであるからPC103のプレゼンス変更は無線端末105へも通知される。
こうしてPC103のプレゼンスが帰宅に変化したことを知ると(S210)、無線端末105は無線基地局104から間欠受信していた信号さえも受信しないスリープモードへ移行する(S22)。スリープモード状態に移行した無線端末105は間欠受信さえも行わないため、無線端末に対する着信メッセージを受信することは出来ない。つまり、この状態の端末105は他の端末からは圏外あるいは電源オフ状態と同等とみなされる。ただし、スリープモードで動作している無線端末をユーザがキー操作することでスリープモードを解除しアクティブモードに移行する場合には、無線端末105の少なくともキー操作を検出する機能はアクティブにしておく必要がある。この場合であっても、無線送受信はオフ状態であるから、消費電力を極めて小さくすることができる。
スリープモードに移行した無線端末105はタイマをスタートさせ(T0)、T1周期で呼制御装置101へ定期的に登録更新要求を送信する(S211)。たとえば、時間間隔T1は数分〜数時間程度に設定される。呼制御装置101から応答があると(S212)、無線端末105はバディリストを組んでいるPC103のプレゼンス情報を要求する(S213)。その応答によりPC103のプレゼンスが帰宅のままならば(S214)、無線端末105はスリープモードを維持する。もし、PC103のプレゼンスが帰宅以外に移行している場合には、スリープモードを解除し、通常の待ち受け時と同様に間欠受信モードへ移行する。
こうして、タイマが帰宅状態移行の際に通知された出社時刻T2に到達すると、無線端末105は自動的にスリープモードから通常の間欠受信モード(Activeモード)へ移行する(S23)。この処理により、無線端末105はユーザ出社時刻になると着信を受けることが出来るようになる。
3.無線端末
図4は本実施例による無線電話システムにおける無線端末の概略的構成を示すブロック図である。無線端末は、無線基地局104と通信するための無線モジュール301、送受信データの処理を行うベースバンド処理部302、および、無線端末全体の動作を制御するための制御部303を有する。さらに、上述したようにスリープモード、通常の待ち受けモードなどの動作モードを切り替えるためのモード切替部304を有する。
制御部303は、プログラム制御プロセッサであり、図示しないプログラムを格納したメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより本実施例による省電力制御を行う。
上述したように、制御部303はプレゼンス管理サーバ102からのプレゼンス帰宅通知を受信すると、モード切替部304を制御して端末の動作モードをスリープモードへ移行する。ただし、ユーザ設定により、プレゼンス帰宅通知を受信すると、制御部303は端末の電源をオフするように制御することも可能である。
また、無線端末には、上述した呼制御装置101との周期的な通信や出社時刻でのモード変更を行うためのタイマ部305が設けられている。ユーザインタフェース306は、ディスプレイやキーパッドなどの情報の入出力部の総称である。モード切替部304は、これらユーザインタフェース306に対しても動作モードに応じて電源のオン/オフ制御を行う。
無線端末は、図3に示すように動作する。すなわち、無線端末の電源がオンされると、制御部303は、無線端末が電話として利用可能となるように、登録シーケンスを実行する(S201、S202)。続いて、制御部303は、プレゼンス管理サーバ102へ自らのプレゼンスを登録するためのメッセージを送信し(S203、S204)、バディリストに登録されている全ての端末(ここではPC103)のプレゼンス情報をプレゼンス管理サーバ102から受信する(S205、S206)。制御部303は、受信したバディリストにおけるプレゼンス情報をメモリ(図示せず。)に格納する。
もしPC103のプレゼンス変更が通知されると(S209、S210)、制御部303はメモリに格納したプレゼンス情報を検索する。通知を受けたPC103のプレゼンス情報が存在すれば、モード切替部304を制御して、たとえば無線モジュール301およびベースバンド処理部302の電源をオフし、無線基地局104から間欠受信していた信号さえも受信しないスリープモードへ移行する(S22)。ただし、ユーザインタフェース306のキーパッドはアクティブ状態にしておき、ユーザがキー操作することでスリープモードを解除しアクティブモードに移行する。また、制御部303はタイマ部305に出社時刻T2を設定してスタートさせる。
制御部303は、タイマ部305がT1時間を経過する毎に、モード切替部304を制御して無線モジュール301およびベースバンド処理部302の電源をオンにしてアクティブモードへ移行し、呼制御装置101へ定期的に登録更新要求を送信する(S211)。さらに、制御部303はバディリストを組んでいるPC103のプレゼンス情報を要求し(S213、S214)、PC103のプレゼンスが帰宅のままならばスリープモードに戻る。もしPC103のプレゼンスが帰宅以外に移行している場合には、制御部303はスリープモードを解除し、通常の待ち受け時と同様に間欠受信モードへ移行する。
タイマ部305が出社時刻T2に到達すると、制御部303はモード切替部304を制御して無線モジュール301およびベースバンド処理部302の電源をオンにし、スリープモードから通常の間欠受信モード(Activeモード)へ自動的に移行する(S23)。この処理により、無線端末105はユーザ出社時刻になると着信を受けることが出来るようになる。
4.変形例
4.1)上記実施例によれば、無線端末は、プレゼンス管理サーバ102のバディリストを利用してPC103のプレゼンス変更通知を受けているが、本発明はこれに限定されるものではない。PC103のプレゼンスをプレゼンス管理サーバ102を使用せず、呼制御装置101を用いて同様に通知することも可能である。また、PC103のプレゼンスをPC103から直接、無線端末105へ通知してもよい。
4.2)また、無線端末105は、PC103のプレゼンス変更通知を受け取ると、スリープモードに移行するか電源オフになるかを選択可能にしてもよい。すなわち、予め制御部303がユーザの選択によりスリープモードあるいは電源オフのいずれかを設定しておき、電源オフが設定されている場合には、PC103のプレゼンス変更通知を受け取ると、無線端末105の電源がオフとなる。これによりユーザが帰宅したときには無線端末105が自動的に電源オフとなり電力消費を最低レベルにすることができる。
4.3)上記実施例では、PC103と1つの無線端末105とが関係付けられる場合を例示したが、ある利用者に対してPC103と複数の端末(無線あるいは有線)とがシステム内で通信可能状態にあり、バディリストあるいはそれに類した関係づけ手段により関係づけられていても、本発明の効果を得ることができる。たとえば、利用者が帰宅する際に、PC103の電源をオフすると、それを検知したプレゼンス管理サーバ102がプレゼンス変更をバディリストに登録された全ての端末へ通知する。それによって当該利用者のシステム内の全ての端末がスリープモードあるいは電源オフとなるように制御することができる。1つの端末を用いて他の全ての関連する端末の動作モードを電源オフ状態あるいは電源オフに近い状態へ切り替えることができ、利便性が向上する。
本発明は、利用者が無線通信端末を使用しない状態が存在するような無線通信システム一般に適用可能である。
本発明の一実施形態による無線通信端末の制御システムを示す概略的ブロック図である。 本発明の一実施例による制御システムを組み込んだ事業所内無線電話システムの一例を示すブロック図である。 本実施例による無線電話システムの動作を示すシーケンス図である。 本実施例による無線電話システムにおける無線端末の概略的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 プレゼンス管理装置
100 ネットワーク
101 呼制御装置
102 プレゼンス管理サーバ
103 無線端末ユーザのPC端末103
104 無線基地局
105 無線端末

Claims (10)

  1. 無線通信システムに接続可能な無線通信端末の制御方法において、
    前記無線通信システムに接続された少なくとも1つの端末のプレゼンスと前記無線通信端末とを関係付け、
    前記端末のプレゼンスの状態を前記無線通信端末へ通知することで、前記無線通信端末の動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替える、
    ことを特徴とする無線通信端末の制御方法。
  2. 前記発着信不可モードは、前記無線通信端末における少なくとも無線送受信モジュールへの電源供給をオフにした動作モードであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末の制御方法。
  3. 前記無線通信端末は、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過すると、前記通常の待ち受けモードに自動的に移行することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末の制御方法。
  4. 前記無線通信端末は、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過する毎に、前記端末のプレゼンスの状態をチェックし、このチェック結果に応じて前記通常の待ち受けモードに自動的に移行することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末の制御方法。
  5. 少なくとも1つの無線通信端末の制御システムにおいて、
    無線通信システムに接続された少なくとも1つの端末と、
    前記端末のプレゼンスと前記少なくとも1つの無線通信端末とを関係付け、前記端末のプレゼンスが変化した時に当該プレゼンス変化を前記少なくとも1つの無線通信端末へ通知するプレゼンス管理手段と、
    を有し、前記少なくとも1つの無線通信端末は、前記通知を受信すると、動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替えることを特徴とする無線通信端末の制御システム。
  6. 無線通信システムに接続可能な無線通信端末において、
    前記無線通信システム内の1つの端末のプレゼンスと前記無線通信端末との関係付けを格納する格納手段と、
    前記端末のプレゼンスが変化した旨の通知を受信すると、当該プレゼンスの変化に応じて動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替える制御手段と、
    を有することを特徴とする無線通信端末。
  7. 前記発着信不可モードは、前記無線通信端末における少なくとも無線送受信モジュールへの電源供給をオフにした動作モードであることを特徴とする請求項6に記載の無線通信端末。
  8. 前記制御手段は、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過すると、前記通常の待ち受けモードに自動的に移行することを特徴とする請求項6または7に記載の無線通信端末。
  9. 前記制御手段は、前記端末のプレゼンスの状態に応じて動作モードを発着信不可モードへ移行した後、所定の設定時間が経過する毎に、前記端末のプレゼンスの状態をチェックし、このチェック結果に応じて前記通常の待ち受けモードに自動的に移行することを特徴とする請求項6または7に記載の無線通信端末。
  10. 無線通信システムに接続可能な無線通信端末の省電力制御をコンピュータにより実現するためのプログラムにおいて、
    前記無線通信システム内の1つの端末のプレゼンスと前記無線通信端末との関係付けを格納するステップと、
    前記端末のプレゼンスが変化した旨の通知を受信すると、当該プレゼンスの変化に応じて動作モードを通常の待ち受けモードと発着信不可モードとの間で切り替えるステップと、
    を有することを特徴とする無線通信端末の省電力制御用プログラム。

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