JP2006254117A - 携帯通信端末、該携帯通信端末に用いられる通信方法及び通信制御プログラム - Google Patents

携帯通信端末、該携帯通信端末に用いられる通信方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
災害時などの緊急事態に遭遇した場合、通信機能を確保したまま消費電力を低減する携帯通信端末を提供する。
【解決手段】緊急時モードへ移行すると、電源制御部13aは、各部の電源をオフ状態として携帯電話機10を電源オフ状態とする。続いて、タイマ部17が動作してクロックのカウントが開始される。この後、ユーザによって緊急時モードが解除されなければ、予め設定された時間が経過するまで、携帯電話機10は電源オフ状態を維持する。設定時間が経過すると、タイマ部17からの起動信号fにより、制御部13の電源制御部13aが起動し、パケット通信に必要な回路(無線部12、通信制御部13b、CPU13d及びROM13e)の電源がオン状態となる。この後、通信制御部13bからメールサーバ23に対して電子メールの着信の有無の問い合わせがパケット通信を用いて開始される。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯通信端末、該携帯通信端末に用いられる通信方法及び通信制御プログラムに係り、たとえば災害時など、ユーザが緊急事態に遭遇した場合に用いて好適な携帯通信端末、該携帯通信端末に用いられる通信方法及び通信制御プログラムに関する。
大きな災害時では、携帯電話機などの携帯通信端末は、特定の個人と連絡が可能であるため、安否確認などの通信手段として非常に有効なものである。ところが、被災地における携帯電話機の使用には、大きな問題があることも事実である。その一つは、キャリア(通信事業者)側が緊急回線などを確保するために通信制限を行うことにより、輻輳が起こることがある。この輻輳では、交換網に処理能力以上の通信要求が発生し、一部の通信要求を無効にしたり、通信要求の受け付けを停止する状態となる。この場合、一般回線が制限される中で、安否確認などのために通常よりも多くの通信要求が集中することにより、特に、音声通話は非常につながりにくい状態となる。また、他の問題として、携帯電話機のバッテリ切れがある。すなわち、被災によって停電が発生したり、避難所生活で自由に充電ができなかったりして、バッテリが切れてしまう恐れがある。バッテリが切れた携帯電話機は、通信機能を失ってしまうという問題点がある。このため、このような問題点を改善した携帯電話機が提案されている。
従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されるものがあった。
特許文献1に記載された携帯電話機では、所定の時刻の任意時間中だけパワーオンするバッテリ・セービング・モードへの切替えスイッチが備えられている。移動体通信交換機は、救助願いを出したユーザが所持する携帯電話機に対し、所定の時刻の任意時間中、呼び出しを行い、必要に応じて、携帯電話機をハンドフリーモードに切り替え、さらにバッテリ・セービング・モードに切り替えてユーザと救助隊員との通話(音声通話)を行う。このため、非常事態の環境下に置かれた携帯電話機のユーザを救助するために、同携帯電話機の充電池を節電しながら、効率良く救助隊と連絡することが可能となる。
特開2004−080540号公報(要約書、図7)
しかしながら、上記従来の携帯通信端末では、次のような問題点があった。
すなわち、特許文献1に記載された携帯電話機では、パワーオン後に一定期間オンし続けているため、節電効果が不十分になることがある。また、パワーオン後の通信も、音声通話によるものであり、緊急事態ではつながりにくい状態となることがある。また、移動体通信交換機(無線基地局)側のシステムを変更する必要がある。また、同携帯電話機は、緊急事態における救助に対して有効であるが、一般的な連絡手段としては使用しにくいという問題点がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、災害時などのように、ユーザが緊急事態に遭遇した場合でも、消費電力を極力抑えることにより、バッテリの寿命を長くし、かつ通信回線が混雑していても、つながりやすい携帯通信端末を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、携帯通信端末毎に割り当てられた複数のメールボックスを有するメールサーバに無線基地局を介してアクセスして、自己に割り当てられたメールボックスに電子メールが届いているか否かの確認を行い、届いていることが確認されたとき、当該電子メールを受信する携帯通信端末に係り、前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認を、設定された時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源を供給して行う省電力モード通信手段が設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯通信端末に係り、前記省電力モード通信手段は、前記電子メールが届いていることの確認を、パケット通信を用いて行う構成とされていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の携帯通信端末に係り、前記省電力モード通信手段は、省電力モードを設定するためのユーザインタフェース部と、該ユーザインタフェース部で前記省電力モードが設定されている状態で起動信号が与えられたとき、少なくとも前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認に必要な回路に電源を供給することにより当該確認を行い、該確認後に前記電源の供給を停止する制御部と、前記ユーザインタフェース部で前記省電力モードが設定された時点からの経過時間を計測すると共に、所定時間毎に前記起動信号を前記制御部へ与える計時部とを備えてなることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の携帯通信端末に係り、受信される前記電子メールに対する返信メールの内容を予め記憶する記憶手段を備え、前記制御部は、当該電子メールを受信したとき、該電子メールの送信元に対して、前記記憶手段に記憶されている前記返信メールを自動で送信する構成とされていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の携帯通信端末に係り、前記記憶手段は、前記返信メールの返信先又は非返信先を限定するための返信先限定データを記憶し、前記制御部は、前記返信先限定データに基づいて、前記返信メールの返信先を限定して送信する構成とされていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、通信方法に係り、携帯通信端末毎に割り当てられた複数のメールボックスを有するメールサーバに無線基地局を介してアクセスして、自己に割り当てられたメールボックスに電子メールが届いているか否かの確認を行い、届いていることが確認されたとき、当該電子メールを受信する携帯通信端末に用いられ、前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認を、設定された時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源を供給して行うことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の通信方法に係り、前記電子メールが届いていることの確認を、パケット通信を用いて行うことを特徴としている。
請求項8記載の発明は、通信制御プログラムに係り、コンピュータに請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載の携帯通信端末を制御させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、メールボックスに電子メールが届いていることの確認が、省電力モード通信手段により、設定された時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源が供給された状態で行われるので、災害などにより、バッテリの充電が困難な状態でも、通信手段を確保でき、かつ消費電力を低減できる。このため、バッテリの寿命を長くできる。また、電子メールが届いていることの確認がパケット通信を用いて行われるので、災害などにより、輻輳が起こりやすい状態でも、通信手段を比較的容易に確保できる。また、受信した電子メールの送信元に対して、記憶手段に記憶されている返信メールを自動で送信するので、電子メールの作成に必要な各部の電力を削減でき、消費電力を低減できる。さらに、返信メールを自動で返信する場合、返信先又は非返信先が限定されるので、迷惑メール、広告メール、メーリングリストなどの返信不要なアドレスに対する自動返信を制限することが可能となる。その上、これらの効果は、現行の携帯電話機などの携帯通信端末にある一般的なハードウェアにより得られ、また、電子メールの問合せ動作も、現状で利用されているサービスであるため、通信システムの通信プロトコルなども変更する必要がない。
メールボックスに電子メールが届いていることの確認を、所定の時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源を供給した状態でパケット通信を用いて行う携帯通信端末を提供する。
図1は、この発明の一実施例である携帯通信端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の携帯通信端末は、同図に示すように、携帯電話機10であり、アンテナ11と、無線部12と、制御部13と、ユーザインタフェース部14と、LCD(Liquid Crystal Display)表示部15と、データ格納部16と、タイマ部17と、着信LED(Light Emitting Diode)部18とから構成されている。無線部12は、アンテナ11を介して図示しない無線基地局との間で無線電波Wを送受信する。
ユーザインタフェース部14は、たとえば、送信キー、英字/カナ/漢字/数字の変換キー、電源のオン/オフキー、カーソル操作を行うための十文字キー、及び終了キーなどから構成され、ユーザにより操作が行われ、特に、この実施例では、省電力モードを設定するための操作が行われる。この省電力モードは、たとえば災害時など、ユーザが緊急事態に遭遇した場合、消費電力を極力抑えた状態で携帯電話機10を使用するための緊急時モードとなる。LCD表示部15は、電子メールなど、各種情報の表示を行う。データ格納部16は、たとえばRAMなどで構成され、送受信した電子メールや電話帳などの各種データを格納し、特に、この実施例では、受信される電子メールに対する返信メールの内容を予め記憶すると共に、同返信メールの返信先又は非返信先を限定するための返信先限定データを記憶する。タイマ部17は、ユーザインタフェース部14で省電力モードが設定された時点からの経過時間を計測すると共に、所定時間毎に起動信号fを制御部13へ与える。
制御部13は、電源制御部13aと、通信制御部13bと、メール閲覧作成部13cと、CPU(中央処理装置)13dと、ROM(リード・オンリ・メモリ)13eとを有している。電源制御部13aは、ユーザインタフェース部14で省電力モードが設定されたとき、携帯電話機10内のタイマ部17以外の各部の電源をオフ状態とし、この状態でタイマ部17から起動信号fが与えられたとき、少なくとも、図示しないメールサーバのメールボックスに電子メールが届いていることの確認に必要な回路(たとえば、無線部12、通信制御部13b、CPU13d及びROM13e)に図示しないバッテリから電源を供給し、当該確認後に電源の供給を停止する。同バッテリは、たとえばリチウムイオン電池などの二次電池で構成され、この携帯電話機10の電源として用いられる。
通信制御部13bは、電源制御部13aから電源が供給されたとき、図示しない無線基地局を介してメールサーバにアクセスして携帯電話機10に割り当てられたメールボックスに電子メールが届いていることの確認をパケット通信を用いて行い、届いていることが確認されたとき、当該電子メールを受信し、電子メールを受信したとき、同電子メールの送信元に対して、データ格納部16に記憶されている返信メールを自動で送信し、特に、この実施例では、同データ格納部16に記憶されている返信先限定データに基づいて、同返信メールの返信先を限定して送信する。上記パケット通信は、データの送信が瞬時的であり、音声通信と比較して通信回線を占有しにくいため、同通信回線が混雑していても、つながりやすいという利点がある。また、パケット通信によって送受信される携帯電話機の電子メールは、受信側の携帯電話機が電源オフ状態や輻輳状態にあって受信できなくても、メールサーバ上に保存されるため、後から問い合わせを行うことにより、あらためて受信できるという利点もある。
メール閲覧作成部13cは、ユーザがユーザインタフェース部14を操作することにより、電子メールの閲覧及び作成動作の制御を行う。CPU13dは、この携帯電話機10全体を制御する。ROM13eは、CPU13dを動作させるための通信制御プログラムが記録されている。着信LED部18は、携帯電話機10が電子メールを受信したとき、同携帯電話機10の電源のオン/オフ状態に関わらず、点灯することにより同電子メールの受信をユーザに知らせる。
図2は、図1の携帯電話機10と通信を行う無線基地局及びメールサーバの構成を示す図である。
この無線基地局20は、アンテナ21と、無線制御部22とを有している。無線制御部22は、アンテナ21を介して携帯電話機10との間で無線電波Wを送受信する。同無線基地局20は、図示しない在圏移動通信交換局及び関門移動通信交換局を介して通常の電話回線に接続されている。メールサーバ23は、各ユーザの携帯電話機10毎に割り当てられたメールボックス23a,…,23aを有し、同携帯電話機10が省電力モードに設定されている場合、電源がオフ状態や圏外状態にある通常の携帯電話機と同じ状態であるため、この間に電話回線及び無線基地局20を経て送信された当該携帯電話機10宛の電子メールを保存する。
図3、図4及び図5は、図1の携帯電話機10の動作を説明するフローチャートである。
これらの図を参照して、この例の携帯電話機10に用いられる通信方法の処理内容について説明する。
この携帯電話機10では、メールボックス23aに電子メールが届いていることの確認が、所定の時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路(すなわち、無線部12及び通信制御部13b)に電源が供給された状態でパケット通信を用いて行われる。
すなわち、図3に示すように、ユーザがユーザインタフェース部14を操作することによって緊急時モードへの移行が選択されると(ステップA1)、電源制御部13aは、各部の電源をオフ状態として携帯電話機10を電源オフ状態とする(ステップA2)。続いて、タイマ部17が動作してクロックのカウントが開始される(ステップA3)。この後、ユーザによって緊急時モードが解除されなければ(ステップA4のNo)、予め設定された時間が経過するまで、携帯電話機10は電源オフ状態を維持する(ステップA5のNo)。設定時間が経過すると(ステップA5のYes)、タイマ部17からの起動信号fにより、制御部13の電源制御部13aが起動し、パケット通信に必要なブロック(無線部12及び通信制御部13b)の電源がオン状態(ON)となる(ステップA6)。
この後、通信制御部13bからメールサーバ23に対して電子メールの着信の有無の問い合わせがパケット通信を用いて開始される(ステップA7)。電子メールの着信があった場合(ステップA8のYes)、メールサーバ23の該当するメールボックス23aに届いている電子メールが無線部12を経て通信制御部13bで受信されると共に、着信LED部18が点灯することにより、メール着信があった旨が表示される(ステップA9)。メール着信があった場合はメール受信後にパケット通信が終了し、なかった場合(ステップA8のNo)はメール問い合わせ動作終了後に、パケット通信が終了する(ステップA10)。この後、ステップA2に戻り、ユーザによって緊急時モードが解除されるまで一連の動作が繰り返される。また、ユーザによって緊急時モードが解除された場合(ステップA4のYes)、制御部13は各部の電源をオン状態とし、通常の待ち受け動作に移行する(ステップA11)。この待ち受け動作では、電源がオン状態になったとき、位置登録などが行われる。
また、緊急時モードにおいて、電子メールの受信後に自動で返信メールを送信するように設定された場合、図4に示すように、ユーザによって、緊急時モードが選択されると(ステップB1)、自動返信の文章を作成する画面に移行するため、緊急時モード中に受信した電子メールに対して自動返信するための文章の作成が行われるが、予め作成されてデータ格納部16に格納されている返信メールの文章を選択してもよい(ステップB2)。この後、ステップB3乃至ステップB8において、図3中のステップA2乃至ステップA7と同様の処理が行われる。メール問合せが行われ(ステップB8)、電子メールが該当するメールボックス23aに着信している場合(ステップB9のYes)、同電子メールを受信する(ステップB10)。この後、ステップB2で用意した文章の電子メールを、送信元アドレスに対して自動で返信する(ステップB11)。この後、ステップB12において、図3中のステップA10と同様の処理が行われる。また、ユーザによって緊急時モードが解除された場合(ステップB5のYes)、制御部13は各部の電源をオン状態とし、通常の待ち受け動作に移行する(ステップB13)。
また、緊急時モードにおいて、電子メールの受信後に自動で返信メールを送信するときに返信先を限定するように設定された場合、データ格納部16に格納されている“電話帳”に登録されていて、かつ緊急時モードの自動返信動作用に予め用意された“返信不要アドレスリスト”(返信先限定データ)に登録されていないメールアドレスに対してのみ、自動返信が行われる。すなわち、図5に示すように、緊急時モードにおいて、電子メールを受信した場合(ステップC1、図4中のステップB10に対応)、この電子メールの送信元のアドレスが通信制御部13bで確認される(ステップC2)。
このアドレスが“電話帳”に登録されているか否かが通信制御部13bでチェックされ(ステップC3)、登録されていないアドレスである場合(ステップC3のNo)、自動返信は行われず、そのままパケット通信が終了する(ステップC6、図4中のステップB12に対応)。また、同アドレスが“電話帳”に登録されている場合(ステップC3のYes)、“返信不要アドレスリスト”中のアドレスに該当するか否かが通信制御部13bでチェックされる(ステップC4)。同アドレスが返信不要アドレスに該当する場合(ステップC4のYes)、自動返信が行われず、そのままパケット通信が終了する(ステップC6)。また、同アドレスが返信不要アドレスに該当しない場合(ステップC4のNo)、予め設定されている文章(返信メール)が自動で送信され(ステップC5)、パケット通信が終了する(ステップC6)。
以上のように、この実施例では、メールボックス23aに電子メールが届いていることの確認が、所定の時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源が供給された状態でパケット通信を用いて行われるので、災害などにより、輻輳が起こりやすく、かつバッテリの充電が困難な状態でも、通信手段が確保され、かつ消費電力が低減される。このため、バッテリの寿命が長くなる。また、受信した電子メールに対して、データ格納部16に格納されている返信メールを自動で返信するので、電子メールの作成に必要な各部の電力が削減され、消費電力が低減される。さらに、返信メールを自動で返信する場合、返信先又は非返信先が限定されるので、迷惑メール、広告メール、メーリングリストなどの返信不要なアドレスに対する自動返信を制限することが可能となる。その上、これらの利点は、現行の携帯電話機にある一般的なハードウェアにより得られ、また、電子メールの問合せ動作も、現状で利用されているサービスであるため、通信システムの通信プロトコルなども変更する必要がない。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、上記実施例では、メールボックス23aに電子メールが届いていることの確認が、所定の時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源が供給された状態でパケット通信を用いて行われるが、予め指定された予定時刻に従って行うようにしても良い。この場合、タイマ部17は、ユーザが予定時刻を自由に設定できる構成とする必要がある。また、省電力モード(緊急時モード)は、電源制御部13aでバッテリの残容量を監視し、同残容量が所定値以下になった場合に設定するようにしても良い。また、電子メールの受信をユーザに知らせる手段として、着信LED部18の他、たとえばスピーカによる鳴音やバイブレータによる振動などを用いても良い。また上記実施例では、メールボックス23aに電子メールが届いていることの確認に必要な回路は、無線部12、通信制御部13b、CPU13d及びROM13eとなっているが、必要に応じて、たとえばLCD表示部15などを加えても良い。
この発明は、ユーザが緊急事態に遭遇した場合に限らず、消費電力を低減する必要がある場合全般に適用でき、また、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistants )など、携帯通信端末全般に適用できる。
この発明の一実施例である携帯通信端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話機10と通信を行う無線基地局及びメールサーバの構成を示す図である。 図1の携帯電話機10の動作を説明するフローチャートである。 図1の携帯電話機10の動作を説明する他のフローチャートである。 図1の携帯電話機10の動作を説明する他のフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話機(携帯通信端末)
11 アンテナ(携帯通信端末の一部)
12 無線部(省電力モード通信手段の一部)
13 制御部(携帯通信端末の一部)
13a 電源制御部(省電力モード通信手段の一部)
13b 通信制御部(省電力モード通信手段の一部)
13c メール閲覧作成部(携帯通信端末の一部)
13d CPU(中央処理装置)(省電力モード通信手段の一部)
13e ROM(リード・オンリ・メモリ)(省電力モード通信手段の一部)
14 ユーザインタフェース部(省電力モード通信手段の一部)
15 LCD(Liquid Crystal Display)表示部(携帯通信端末の一部)
16 データ格納部(記憶手段)
17 タイマ部(省電力モード通信手段の一部)
18 着信LED(Light Emitting Diode)部
20 無線基地局
21 アンテナ(無線基地局の一部)
22 無線制御部(無線基地局の一部)
23 メールサーバ
23a,…,23a メールボックス

Claims (8)

  1. 携帯通信端末毎に割り当てられた複数のメールボックスを有するメールサーバに無線基地局を介してアクセスして、自己に割り当てられたメールボックスに電子メールが届いているか否かの確認を行い、届いていることが確認されたとき、当該電子メールを受信する携帯通信端末であって、
    前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認を、設定された時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源を供給して行う省電力モード通信手段が設けられていることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記省電力モード通信手段は、
    前記電子メールが届いていることの確認を、パケット通信を用いて行う構成とされていることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記省電力モード通信手段は、
    省電力モードを設定するためのユーザインタフェース部と、
    該ユーザインタフェース部で前記省電力モードが設定されている状態で起動信号が与えられたとき、少なくとも前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認に必要な回路に電源を供給することにより当該確認を行い、該確認後に前記電源の供給を停止する制御部と、
    前記ユーザインタフェース部で前記省電力モードが設定された時点からの経過時間を計測すると共に、所定時間毎に前記起動信号を前記制御部へ与える計時部とを備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯通信端末。
  4. 受信される前記電子メールに対する返信メールの内容を予め記憶する記憶手段を備え、
    前記制御部は、
    当該電子メールを受信したとき、該電子メールの送信元に対して、前記記憶手段に記憶されている前記返信メールを自動で送信する構成とされていることを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末。
  5. 前記記憶手段は、
    前記返信メールの返信先又は非返信先を限定するための返信先限定データを記憶し、
    前記制御部は、
    前記返信先限定データに基づいて、前記返信メールの返信先を限定して送信する構成とされていることを特徴とする請求項4記載の携帯通信端末。
  6. 携帯通信端末毎に割り当てられた複数のメールボックスを有するメールサーバに無線基地局を介してアクセスして、自己に割り当てられたメールボックスに電子メールが届いているか否かの確認を行い、届いていることが確認されたとき、当該電子メールを受信する携帯通信端末に用いられ、
    前記メールボックスに電子メールが届いていることの確認を、設定された時間間隔で、少なくとも当該確認に必要な回路に電源を供給して行うことを特徴とする通信方法。
  7. 前記電子メールが届いていることの確認を、パケット通信を用いて行うことを特徴とする請求項6記載の通信方法。
  8. コンピュータに請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載の携帯通信端末を制御させるための通信制御プログラム。
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