JP2014143658A - 通信端末、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】互いに通信を行う通信端末で、それぞれ通信アプリが起動していなければ、通信することができない。よって、消費電力を抑制すべく通信アプリを起動させず、通信を行う際に起動させる技術を利用した場合であっても、自分側の通信アプリを起動させるにすぎず、相手側の通信アプリを起動させる訳ではないため、必ずしも通信することができる訳ではない。
【解決手段】起動アプリ7030は、通話アプリ7031に対して起動を命令する一方で(S63)、通話管理システム50を介して要求元端末側に、通話アプリ7031による通話の準備が完了した旨を伝える(S70)。これにより、通話端末70は、常に自分側の通話アプリ7031を起動していないため、電力消費を抑制することができるだけでなく、要求端末側に自分側の通話アプリ7031による通話の準備が完了した旨を伝えることで、要求元端末と通話する可能性が増すという効果を奏する。
【選択図】図17

Description

本発明は、相手側と通信するための通信アプリケーションを有する通信端末、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンやPC(Personal Computer)等に複数の通話アプリケーションがインストールされ、様々なプロトコルによって通話を行うことができるようになった。この通話アプリケーションは、通話せずに待ち受け中であっても、定期的に通信管理者のセンターのサーバと通信を行うため、通話アプリケーションが起動していれば、たとえ通話していなくても電力が消費される。そのため、使用しない通話アプリケーションは起動させないでおくと、消費電力を抑制することができる。
一方で、ファイルデータ等を管理する複数のアプリケーションのうち、相手側から電話が掛かって来た場合に、着信した相手側の電話番号に応じたアプリケーションを起動させる技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、互いに通話を行う通話端末のように通信を行う通信端末では、それぞれ通話アプリケーション等の通信アプリケーションが起動していなければ、通信することができない。よって、消費電力を抑制すべく通信アプリケーションを起動させず、通信を行う際に、特許文献1に開示されているような起動させる技術を利用した場合であっても、自分側の通信アプリケーションを起動させるにすぎず、相手側の通信アプリケーションを起動させる訳ではないため、必ずしも通信することができる訳ではないという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、相手側と通信するための通信アプリケーションを有する通信端末であって、前記通信アプリケーションに対して起動させる命令を行う起動命令手段と、前記起動命令手段による命令によって前記通信アプリケーションが起動した後、通信ネットワークを介して、前記相手側に前記通信アプリケーションによる通信の準備が完了した旨を示す通知を送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信端末である。
以上説明したように本発明によれば、自分側の通信アプリケーションに対して起動させる命令を行い、相手側に自分側の通信アプリケーションによる通信の準備が完了した旨を示す通知を送信する。これにより、通信端末は、常に自分側の通信アプリケーションを起動している訳ではないため、電力消費を抑制することができるだけでなく、相手側に自分側の通信アプリケーションによる通信の準備が完了した旨を伝えることで、相手側と通信する可能性が増加するという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通話システムの概略図である。 通話端末10の外観図の一例である。 通話端末10のハードウェア構成図である。 アプリ管理システム、及び通話管理システムのハードウェア構成図である。 通話端末70のハードウェア構成図である。 通話端末10のソフトウェア構成図である。 通話端末70のソフトウェア構成図である。 通話端末(10、70)、アプリ管理システム、及び通話管理システムの各機能ブロック図である。 アプリ管理テーブルを示す概念図である。 ユーザ認証管理テーブルを示す概念図である。 端末の認証管理テーブルを示す概念図である。 端末状態管理テーブルを示す概念図である。 要求元端末のログインから通信セッション確立までの処理を示したシーケンス図である。 要求元端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を示したシーケンス図である。 要求元端末側の画面例を示した図である。 要求元端末側の画面例を示した図である。 宛先端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を示したシーケンス図である。 通話アプリによって通話するための通信セッションを確立する処理を示したシーケンス図である。
以下、図1乃至図18を用いて、本発明の一実施形態について説明する。
<<実施形態の全体構成>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通話システムの概略図である。図1に示されているように、通話システム1は、テレビ会議端末が一例である通話端末10、通話アプリケーション間の通信を管理するアプリ管理システム30、通話端末を管理する通話管理システム50、スマートフォンが一例である通話端末70によって構築されている。このうち、アプリ管理システム30及び通話管理システム50は、サーバ機能を備えたコンピュータである。この通話システム1によって、通話端末10のユーザと通話端末70のユーザとの間で、通話を行うことができる。この通話は、音、映像(画像)、又は、音及び映像(画像)によって実現することができる。なお、以下、「アプリケーション」は「アプリ」と省略して説明する。
また、通話端末(10、70)、アプリ管理システム30、及び通話管理システム50は、インターネット、携帯電話網、及び/又はLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク2によって通信可能である。更に、本実施形態では、通信ネットワーク2に通話管理システム50も含まれ、通話端末70と通信を行うための携帯電話網の末端にある基地局2aも含まれる。
なお、図1では、説明を簡単にするために、基地局2a、通話端末10、アプリ管理システム30、通話管理システム50、及び通話端末70は、1台ずつ表されているだけであり、それぞれ複数台であってもよい。
また、通話端末10と通話端末70は、互いに同じ通話アプリを利用した場合、通信ネットワーク2を介して通話を実現することができる。ここで、通話アプリは、通話及びメッセージアプリを含み、テレビ会議用の通話アプリの他に、例えば、Skype, Google Talk, LINE, FaceTime, カカオトーク, Tango(登録商標又は未登録商標)等が挙げられる。このように複数の通話アプリの提供元が異なる場合には、それぞれの通話アプリに対応する複数の通話管理システム50が上記通信ネットワーク上に配置される。
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図2は、本実施形態に係る通話端末10の外観図である。図2に示されているように、通話端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して通話端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して通話端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、ユーザ、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、上記図2の外観図はあくまで一例であってこの外観に限定するものではない。通話端末10は例えば汎用的なPC、スマートフォン、タブレット型端末、であってもよい。カメラやマイクは必ずしも内蔵型である必要はなく外付けであってもよい。
なお、アプリ管理システム30及び通話管理システム50は、それぞれ一般のサーバコンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。また、通話端末70は、一般のスマートフォンの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る通話端末10のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施形態の通話端末10は、通話端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、通話端末10用のプログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、通話端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、通話端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、通話端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、通話端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、図6に示されている筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、通話端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
図4は、本発明の本実施形態に係るアプリ管理システム30のハードウェア構成図である。アプリ管理システム30は、アプリ管理システム30全体の動作を制御するCPU301、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM302、CPU301のワークエリアとして使用されるRAM303、アプリ管理システム30用のプログラム等の各種データを記憶するHD304、CPU301の制御にしたがってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)305、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ307、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ308、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F309、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード311、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス312、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ314、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン310を備えている。
一方、通話管理システム50は、上記アプリ管理システム30と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、通話管理システム50のHD304には、通話管理システム50を制御するためのプログラム等の各種データが記憶されている。
図5は、通話端末70のハードウェア構成図である。図5に示されているように、通話端末70は、通話端末70全体の動作を制御するCPU701、基本入出力プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)702、CPU701のワークエリアとして使用されるRAM703、CPU701の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行うEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)704、CPU701の制御に従って被写体を撮像し画像データを得るCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ705、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパスや加速度センサ等の各種加速度・方位センサ706、フラッシュメモリ等の記録メディア707に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ708を備えている。そして、メディアドライブ708の制御に従って、既に記録されていたデータが読み出され、又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア707が着脱自在な構成となっている。
なお、EEPROM704には、CPU701が実行するオペレーティングシステム(OS)、その他のプログラム、及び、種々データが記憶されている。また、CMOSセンサ705は、光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子であり、被写体を撮像することができれば、CMOSセンサに限らず、CCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。
更に、通話端末70は、音声を音声信号に変換する音声入力部711、音声信号を音声に変換する音声出力部712、アンテナ713a、このアンテナ713aを利用して無線通信信号により、最寄の基地局2aと通信を行う通信回路713、GPS衛星からGPS信号を受信するGPS受信部714、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機ELなどのディスプレイ715、このディスプレイ715上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ715上におけるタッチ位置を検出するタッチパネル716、及び、上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン710を備えている。
また、通話端末70は、専用の電池717も設けられており、この電池717によって駆動される。なお、音声入力部711は、音声を入力するマイクが含まれ、音声出力部712には、音声を出力するスピーカが含まれている。
図6は、通話端末10のソフトウェア構成図である。図6に示されているように、OS1020、起動アプリ1030、通話アプリ1031、通話アプリ1032、及び通話アプリ1033は、RAM103の作業領域1010上で動作する。このうち、OS1020は、基本的な機能を提供し、通話端末10全体を管理する基本ソフトウェアである。通話アプリ(1031、1032、1033)は、他の端末と通話を行うためのアプリであり、それぞれ通信プロトコルが異なる。
図7は、通話端末70のソフトウェア構成図である。図7に示されているように、OS6920、起動アプリ7030、通話アプリ7031、通話アプリ7032、及び通話アプリ7033は、RAM703の作業領域7010上で動作する。このうち、OS6920は、基本的な機能を提供し、通話端末70全体を管理する基本ソフトウェアである。通話アプリ(7031、7032、7034)は、他の端末と通話を行うためのアプリであり、それぞれ通信プロトコルが異なる。
なお、通話アプリ1031と通話アプリ7031は同じ通信プロトコルを実行する。通話アプリ1032と通話アプリ7032は同じ通信プロトコルを実行する。通話アプリ1033と通話アプリ7034は異なる通信プロトコルを実行する。
なお、上記起動アプリおよび通話アプリの通信プロトコルとしては、(1)SIP(Session Initiation Protocol)、(2)H.323、(3)SIPを拡張したプロトコル、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコル、(5)SIPのMESSAGEメソッドを利用したプロトコル、(6)インターネットリレーチャットのプロトコル(IRC(Internet Relay Chat))、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル等が挙げられる。このうち、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコルは、例えば、(4-1)XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)、又は(4-2)ICQ(登録商標)、AIM(登録商標)、若しくはSkype(登録商標)などで利用されるプロトコルである。また、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコルは、例えば、Jingleである。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図8は、本実施形態の通話システム1の一部を構成する通話端末10、アプリ管理システム30、通話管理システム50、及び通話端末70の機能ブロック図である。図8では、通話端末10、アプリ管理システム30、通話管理システム50、及び通話端末70が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。なお、通話端末10及び通話端末70は、図3及び図5に示されているように異なるハードウェア構成を有しているが、本実施形態で説明する機能部分に関しては同様の機能であるため、通話端末10の各機能構成に付された番号の後に、括弧によって通話端末70の各機能構成に付された番号が表されている。
<通話端末の機能構成>
通話端末10は、起動制御部1050及び通話制御部1060を有している。このうち、起動制御部1050は、図6に示されている起動アプリ1030が実行されることによって実現される。また、通話制御部1060は、図6に示されている通話アプリ(1031、1032、1033)の何れかが実行されることによって実現される。
また、起動制御部1050は、送受信部11、操作入力受付部12、表示制御部13、起動命令部14、問合部15、通知受付部16、指示部17及び記憶・抽出部19を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された起動アプリ(プログラム)に従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。
一方、通話制御部1060は、送受信部21、起動部23、起動受付部24、問合受付部25、通知部26、指示受付部27を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された通話アプリ(プログラム)に従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。
また、通話端末10は、図3に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。この記憶部1000には、後述のアプリ管理テーブルによって構成されているアプリ管理DB(Data Base)1001が構築される。
(アプリ管理テーブル)
図9は、アプリ管理テーブルを示す概念図である。アプリ管理テーブルでは、通話アプリを識別するための通話アプリID(Identification)と、起動アプリ1030が起動することができる通話アプリを示す起動対象(例えば起動アプリ1030の実行ファイルを示すアドレスなど)とが関連付けて管理されている。
(起動制御部の各機能構成)
次に、図3及び図8を用いて、通話端末10における起動制御部1050の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通話端末10における起動制御部1050の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、起動制御部1050の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図8に示されている通話端末10の送受信部11は、図3に示されているCPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の通話端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図3に示されているCPU101からの命令、並びに図2に示されている操作ボタン(108a、108b、108c、108d、108e)及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付けたり、選択受付分としてユーザによる各種選択を受け付ける。例えば、ユーザが、図3に示されている電源スイッチ109をONにすると、図8に示されている操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をONにする。
表示制御部13は、図3に示されているCPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。また、表示制御部13は、図15に示されているような宛先リストのデータ、及び図16に示されているような通話アプリリストのデータをディスプレイ120に送信して、ディスプレイ120に宛先リスト及び通話アプリリストを表示させることができる。
起動命令部14は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、送受信部11によって受信された通話アプリ識別情報で示される通話アプリに対して起動させる命令を行う。
問合部15は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、起動命令部14によって通話アプリに対して起動が要求されてから所定時間後に、この通話アプリに対して、通話の準備が完了したかを問い合わせる。この所定時間は、通話アプリが起動してから、アプリ管理システム30に対してユーザ認証が完了するまでの間の時間は少なくとも必要であり、例えば5秒である。
通知受付部16は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、問合部15によって通話の準備が完了したかを問い合わされたことに基づいて、通話制御部1060(通話アプリ)から送られて来た、通話の準備が完了した旨を示す通知(情報)を受け付ける。
指示部17は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、通話制御部1060(通話アプリ)に対して、通話の開始要求を行う旨の指示を行う。
記憶・抽出部19は、図3に示されているCPU101からの命令及び図3に示すSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを抽出する処理を行う。また、記憶・抽出部19は、特定部として、送受信部11によって受信された通話アプリIDを検索キーとして、アプリ管理テーブル(図9参照)を検索することにより、対応する起動対象を特定する。
(通話制御部の各機能構成)
次に、図3及び図8を用いて、通話端末10における通話制御部1060の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通話端末10における通話制御部1060の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、通話制御部1060の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図8に示されている送受信部21は、図3に示されているCPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の通話端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
起動受付部24は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、起動命令部14からの起動の命令を受け付ける。
起動部23は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、起動受付部24で、起動の要求を受け付けることに基づいて、通話制御部1060(通話アプリ)の動作を起動する。
問合受付部25は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、問合部15によって、通話の準備が完了したかの問い合わせを受け付ける。
通知部26は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、起動制御部1050に対して、通話の準備が完了した旨を示す通知を送信する。
指示受付部27は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、起動制御部1050から、通話の開始要求を行う旨の指示を受け付ける。
<アプリ管理システムの機能構成>
アプリ管理システム30は、送受信部31、認証部32、及び記憶・抽出部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD304からRAM303上に展開されたアプリ管理システム30用のプログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
また、アプリ管理システム30は、図4に示されているROM302、RAM303、HD304によって構築される記憶部3000を有している。この記憶部3000には、後述のユーザ管理テーブルによって構成されているユーザ管理DB3001が構築される。
(ユーザ認証管理テーブル)
図10は、ユーザ認証管理テーブルを示す概念図である。ユーザ認証管理テーブルでは、通話アプリを利用するユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザのパスワードとが関連付けて管理されている。これらのユーザの情報はユーザが通話アプリを利用するために事前にアプリ管理システム30に登録される情報である。
(アプリ管理システムの各機能構成)
次に、アプリ管理システム30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、アプリ管理システム30の各機能構成を説明するにあたって、図8に示されている各構成要素のうち、アプリ管理システム30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図8に示されているアプリ管理システム30の送受信部31は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F309によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信をアプリ管理システムが管理する通話アプリに対応した通信プロトコルに従って行う。
認証部32は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、送受信部31で受信されたユーザID及びパスワードを検索キーとして、ユーザ認証管理テーブル(図10参照)を検索し、このユーザ認証管理テーブルに同一のユーザID及びパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う。
記憶・抽出部39は、図4に示されているCPU301からの命令及び図4に示すHDD305によって実行され、又はCPU301からの命令によって実現され、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを抽出する処理を行う。
<通話管理システムの機能構成>
通話管理システム50は、送受信部51、認証部52、管理部53、記憶・抽出部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD304からRAM303上に展開された通話管理システム50用のプログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、通話管理システム50は、図4に示されているHD304により構築される記憶部5000を有している。この記憶部5000には、後述の端末の認証管理テーブルによって構成されている端末の認証管理DB5001、及び端末状態管理テーブルによって構成されている端末状態管理DB5002が記憶されている。
(端末の認証管理テーブル)
図11は、端末の認証管理テーブルを示す概念図である。この端末の認証管理テーブルでは、通話端末(10、70)を識別するための端末ID、及び通話端末(10、70)のパスワードが関連付けられて管理される。なお、ここでの端末IDとは端末に予め記憶されているIDでもよいし、ユーザが端末に対して入力するIDでもよい。
(端末状態管理テーブル)
図12は、端末状態管理テーブルを示す概念図である。この端末状態管理テーブルでは、各通話端末(10、70)の端末ID毎に、端末名、各通話端末(10、70)の稼動状態、各通話端末(10、70)からログイン要求が受信された受信日時、及び通話端末(10、70)のIPアドレスが関連付けられて管理される。なお、稼動状態には、端末IDで示されている通話端末(10、70)がオンライン、オフラインであるかが示されている。更に、オンラインには、この端末IDで示された通話端末と「通話可能」、この端末IDで示された通話端末が通話を「一時中断中」、及びこの端末IDで示された通話端末が「通話中」の各状態がある。
(管理システムの各機能構成)
次に、通話管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、通話管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、通話管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F309によって実行され、通信ネットワーク2を介して各通話端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部52は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、送受信部51で受信された端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末の認証管理テーブル(図11参照)を検索し、この端末の認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末の認証を行う。
管理部53は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、端末状態管理テーブル(図12参照)で、通話端末(10、70)の端末ID及び端末名毎に、通話端末(10、70)の稼動状態、通話管理システム50がログイン要求を受信した受信日時、及び通話端末(10、70)のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。
記憶・抽出部39は、図4に示されているCPU301からの命令及び図4に示すHDD305によって実行され、又はCPU301からの命令によって実現され、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを抽出する処理を行う。
一方、通話端末70は、通話端末10と同様に、起動制御部7050、及び通話制御部7060を有する。また、起動制御部7050は、送受信部71、操作入力受付部72、表示制御部73、起動命令部74、問合部75、通知受付部76、及び記憶・抽出部79を有している。更に、通話制御部7060は、送受信部81、起動部83、起動受付部84、問合受付部85、及び通知部86を有している。
起動制御部7050、及び通話制御部7060は、それぞれ起動制御部1050、及び通話制御部1060と同じ機能を有しているため、その説明を省略する。また、送受信部71、操作入力受付部72、表示制御部73、起動命令部74、問合部75、通知受付部76、指示部77及び記憶・抽出部79は、それぞれ送受信部11、操作入力受付部12、表示制御部13、起動命令部14、問合部15、通知受付部16、指示部17及び記憶・抽出部19と同じ機能を有しているため、その説明を省略する。更に、送受信部81、起動部83、起動受付部84、問合受付部85、通知部86、及び指示受付部87は、それぞれ送受信部21、起動部23、起動受付部24、問合受付部25、通知部26及び指示受付部27と同じ機能を有しているため、その説明を省略する。なお、図8では、通話端末10の各機能構成の符号の右側の括弧内に、通話端末70の各機能構成の符号が付されている。
<<実施形態の処理または動作>>
続いて、図13乃至図18を用いて、本実施形態の通信方法を説明する。なお、本実施形態では、通話端末10が通話の開始を要求する通話元端末であり、通話端末70が通話端末10の宛先である宛先端末である。また、図13は、要求元端末のログインから通信セッション確立までの処理を示したシーケンス図である。
図13に示されているように、要求元端末(通話端末10)の起動アプリ1030は、起動制御部1050の送受信部によって、通話管理システム50に対し、ログイン要求を行う(ステップS1)。このログイン要求には、要求元端末を識別するための端末ID及びパスワードが含まれる。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、ログイン要求並びに端末ID及びパスワードを受信する。
次に、認証部52は、送受信部51によって受信された端末ID及びパスワードの組と同じ組が、端末の認証管理テーブル(図11参照)で管理されているかを判断することで、端末の認証を行う(ステップS2)。そして、この端末の認証により、正当な通話端末であると判断された場合には、管理部53は、端末状態管理テーブル(図12参照)の対応する端末IDに対して、稼動状態、受信日時、及び端末のIPアドレスを管理する(ステップS3)。なお、IPアドレスは、要求元端末からログイン要求を受信する際に受信される。
次に、送受信部51は、要求元端末の起動アプリ1030に対して、認証結果を送信する(ステップS4)。これにより、送受信部11は、認証結果を受信する。そして、上記ステップS2により、正当な端末であると判断された場合には、起動アプリ1030と通話管理システム50との間で通信セッションが確立される(ステップ5)。
同じく、図13に示されているように、宛先端末(通話端末70)の起動アプリ7030は、起動制御部7050の送受信部71によって、通話管理システム50に対し、ログイン要求を行う(ステップS21)。このログイン要求には、要求元端末を識別するための要求元端末の端末ID及びパスワードが含まれる。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、ログイン要求並びに端末ID及びパスワードを受信する。
次に、認証部52は、送受信部51によって受信された端末ID及びパスワードの組と同じ組が、端末の認証管理テーブル(図11参照)で管理されているかを判断することで、端末の認証を行う(ステップS22)。そして、この端末の認証により、正当な通話端末であると判断された場合には、管理部53は、端末状態管理テーブル(図12参照)の対応する端末IDに対して、稼動状態、受信日時、及び端末のIPアドレスを管理する(ステップS23)。なお、IPアドレスは、宛先端末からログイン要求を受信する際に受信される。
次に、送受信部51は、宛先端末の起動アプリ7030に対して、認証結果を送信する(ステップS24)。これにより、送受信部71は、認証結果を受信する。そして、上記ステップS22により、正当な端末であると判断された場合には、起動アプリ7030と通話管理システム50との間で通信セッションが確立される(ステップ25)。
続いて、図14を用いて、要求元端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を説明する。なお、図14は、要求元端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を示したシーケンス図である。
図14に示されているように、要求元端末(通話端末10)の起動アプリ1030は、起動制御部1050の表示制御部13によって、ディスプレイ120に、図15に示されているような宛先リスト画面130を表示させる(ステップS41)。図15は、要求元端末側の画面例を示した図である。この場合、表示制御部13は、記憶・抽出部19によって、記憶部1000から抽出された宛先リストに基づいて、宛先リスト画面130を表示させる。
この宛先リスト画面130には、各宛先名が示される宛先リスト131が表示されている。そして、通話端末10のユーザが、宛先リスト131から所望の宛先を選択すると、操作入力受付部12は、宛先の選択を受け付ける(ステップS42)。ここでは、“JAMES”が選択された場合について説明する。
次に、表示制御部13は、ディスプレイ120に、図16に示されているような通話アプリリスト画面140を表示させる(ステップS43)。図16は、要求元端末側の画面例を示した図である。この場合、表示制御部13は、記憶・抽出部19によって、アプリ管理テーブル(図9参照)から抽出された起動対象に基づいて、宛先リスト画面130を表示させる。この通話アプリリスト画面140には、図15で選択された宛先を示す宛先表示領域132、及び、利用可能な通話アプリ(1031,1032,1033)の各アイコン(141、142、143)が表示されている。そして、通話端末10のユーザが、所望のアイコンを選択すると、操作入力受付部12は、通話アプリの選択を受け付ける(ステップS44)。ここでは、“通話アプリa”が選択された場合について説明する。
次に、記憶・抽出部19は、操作入力受付部12によって選択が受け付けられた通信アプリケーションを示す通話アプリIDに基づいて、アプリ管理テーブル(図9参照)を検索することにより、対応する起動対象の通信アプリケーションを特定する(ステップS45)。
次に、起動アプリ1030は、起動制御部1050の起動命令部14によって、上記ステップS44で選択された通話アプリaのアイコン141によって特定される通話アプリ1031に対して、起動させる命令を行う(ステップS46)。この起動の命令には、宛先端末を利用するユーザを識別するためのユーザIDが含まれる。これにより、通話アプリ1031は、通話制御部1060の起動受付部24によって、起動の命令を受け付ける。
次に、通話制御部1060の起動部23は、通話アプリ1031を起動する(ステップS47)。そして、送受信部21は、アプリ管理システム30に対して、ログイン要求を行う(ステップS48)。このログイン要求には、要求元端末のユーザを識別するためのユーザID及びこのユーザのパスワードが含まれる。これにより、アプリ管理システム30の送受信部31は、ログイン要求並びにユーザID及びパスワードを受信する。
次に、アプリ管理システム30の認証部32は、送受信部31で受信されたユーザID及びパスワードを検索キーとして、ユーザ認証管理テーブル(図10参照)を検索し、このユーザ認証管理テーブルに同一のユーザID及びパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う(ステップS49)。ここでは、正当なユーザであると認証された場合について説明する。
次に、送受信部31は、通話端末10の通話アプリ1031に対して、認証結果を送信する(ステップS50)。これにより、通話アプリ1031は、通話制御部1060の送受信部21によって、認証結果を受信する。
一方、起動アプリ1030は、上記ステップS46の処理から一定時間後、起動制御部1050の問合部15によって、通話アプリ1031に対して、ログインが完了することで、通話アプリ1031の通話の準備が完了したかの問い合わせを行う(ステップS51)。これにより、通話アプリ1031は、通話制御部1060の問合受付部25によって、問合部15からの問い合わせを受け付ける。
これに対して、通話アプリ1031は、通話制御部1060の通知部26によって、起動アプリ1030に、通話の準備が完了した旨を示す通知を送る(ステップS52)。これにより、起動アプリ1030は、起動制御部1050の通知受付部16によって、通話の準備が完了した旨を示す通知を受ける。
次に、要求元端末(通話端末10)の起動アプリ1030は、起動制御部1050の送受信部11によって、通話管理システム50に対し、宛先端末としての相手側の通話アプリの起動を要求する旨を示す通知を送信する(ステップS53)。この通知には、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、及び選択された通話アプリを識別するための通話アプリIDが含まれている。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、通話アプリの起動を要求する旨の通知を受信する。
以上より、要求元端末(通話端末10)の通話アプリ1031は、起動アプリ1030に通話の準備が完了した旨を示す通知を送ってから(ステップS52参照)、後述のように、宛先端末(通話端末70)の通話アプリ7031で通話の準備が完了した後に、起動アプリ1030から通話の開始を要求する指示を受ける(下記ステップS72参照)までの間、一時的に待機状態となる。
続いて、図17を用いて、宛先端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を説明する。なお、図17は、宛先端末側の通話アプリを待ち受け状態にする処理を示したシーケンス図である。
まず、通話管理システム50の送受信部51は、宛先端末(通話端末70)に対して、この宛先端末側の通話アプリの起動を要求する旨の通知を送信する(ステップS61)。この通知には、上記ステップS53によって受信された通話アプリIDが含まれている。これにより、宛先端末(通話端末70)の起動アプリ7030は、起動制御部7050の送受信部71によって、通話アプリの起動を要求する旨の通知を受信する。なお、通話管理システム50では、記憶・抽出部59が上記ステップS53によって受信された宛先端末の端末IDに基づいて、端末状態管理テーブル(図12参照)を検索し、宛先端末のIPアドレスを抽出することで、このIPアドレスに通話アプリの起動を要求する旨の通知を送信することができる。
次に、起動アプリ7030は、起動制御部7050の記憶・抽出部79によって、上記ステップS61によって受信された通話アプリIDを検索キーとして、アプリ管理テーブル(図9参照)を検索することにより、対応する起動対象を特定する(ステップS62)。
次に、起動命令部74は、上記ステップS62によって特定された通話アプリ7031に対して、起動の命令を行う(ステップS63)。これにより、通話アプリ7031は、通話制御部7060の起動受付部84によって、起動の命令を受け付ける。
次に、起動部83は、通話アプリ7031を起動する(ステップS64)。そして、送受信部81は、アプリ管理システム30に対して、ログイン要求を行う(ステップS65)。このログイン要求には、宛先端末のユーザを識別するためのユーザID及びこのユーザのパスワードが含まれる。これにより、アプリ管理システム30の送受信部31は、ログイン要求並びにユーザID及びパスワードを受信する。
次に、アプリ管理システム30の認証部32は、送受信部31で受信されたユーザID及びパスワードを検索キーとして、ユーザ認証管理テーブル(図10参照)を検索し、このユーザ認証管理テーブルに同一のユーザID及びパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う。ここでは、正当なユーザであると認証された場合について説明する。
次に、送受信部31は、通話端末70の通話アプリ7031に対して、認証結果を送信する(ステップS67)。これにより、通話アプリ7031は、通話制御部7060の送受信部81によって、認証結果を受信する。
一方、起動アプリ7030は、上記ステップS63の処理から一定時間後、起動制御部7050の問合部75によって、通話アプリ7031に対して、ログインが完了することで、通話アプリ7031の通話の準備が完了したかの問い合わせを行う(ステップS68)。これにより、通話アプリ7031は、通話制御部7060の問合受付部85によって、問合部75からの問い合わせを受け付ける。
これに対して、通話アプリ7031は、通話制御部7060の通知部86によって、起動アプリ7030に、通話の準備が完了を示す通知(「第1の通知」の一例)を伝える(ステップS69)。これにより、起動アプリ7030は、起動制御部7050の通知受付部76によって、通話の準備が完了した旨を示す通知を受け付ける。
次に、送受信部71は、上記ステップS69に基づき、通話の準備が完了した旨を示す通知(「第2の通知」の一例)を、通話管理システム50に送信する(ステップS70)。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、通話の準備が完了した旨を示す通知を受信する。
次に、通話管理システム50の送受信部51は、要求元端末(通話端末10)の起動アプリ1030に対して、通話の準備が完了した旨を示す通知を送信する(ステップS71)。これにより、起動アプリ1030は、起動制御部1050の送受信部11によって、通話の準備が完了した旨を示す通知を受信する。なお、上記ステップS5およびステップS25において各通話端末10、70と通話管理システム50との間は通信セッションが既に確立されているため、通話管理システム50は、上記ステップS53によって受信された要求元端末の端末IDに基づいて、端末状態管理テーブル(図12参照)を検索し、要求元端末のIPアドレスを抽出することで、このIPアドレスに通話の準備が完了した旨を示す通知を送信することができる。また、必要に応じて上記ステップS61の起動要求およびステップS70の通話の準備が完了した旨を示す通知に、要求元端末の端末IDおよび宛先端末の端末IDを含めて送信してもよい。
次に、起動アプリ1030は、起動制御部1050の指示部17によって、通話アプリ1031に対して、通話を開始するように指示する(ステップS72)。この指示には、上記ステップS42で選択された宛先に対応するユーザIDが含まれていてもよい。この場合には、上記ステップS46で必ずしも宛先端末を利用するユーザのユーザIDを起動命令に含める必要はない。これにより、通話アプリ1031は、通話制御部1060の指示受付部27によって、通話の開始を要求する指示を受け付ける。
続いて、図18を用いて、通話アプリによって通話するための通信セッションを確立する処理を示したシーケンス図である。なお、図18は、通話アプリによって通話するための通信セッションを確立する処理を示したシーケンス図である。
図18に示されているように、要求元端末(通話端末10)の通話アプリ1031は、通話制御部1060の送受信部21によって、アプリ管理システム30に対し、通話の開始を要求する旨の通知を送信する(ステップS81)。この通知には、要求元端末(通話端末10)のユーザを識別するための要求元端末を利用するユーザのユーザID、及び宛先端末(通話端末70)のユーザを識別するためのユーザIDが含まれている。これにより、アプリ管理システム30の送受信部31は、通話の開始を要求する旨の通知を受信する。
次に、アプリ管理システム30の送受信部31は、宛先端末(通話端末70)の通話アプリ7031に対して、通話の開始を要求する旨の通知を送信する(ステップS82)。この通知には、上記ステップS81によって通話アプリ1031から送られて来たユーザID及びユーザIDが含まれている。これにより、宛先端末(通話端末70)の通話アプリ7031は、通話の開始を要求する旨の通知を受信する。
これに対して、通話アプリ7031は、通話制御部7060の送受信部81によって、アプリ管理システム30に対し、応答可否を示す情報を送信する(ステップS83)。この応答可否を示す情報には、宛先端末(通話端末70)側でユーザが通話を開始する場合には応答する旨が示され、宛先端末(通話端末70)側でユーザが通話を開始しない場合には応答しない旨が示される。これにより、アプリ管理システム30の送受信部31は、応答可否を示す情報を受信する。
次に、アプリ管理システム30の送受信部31は、要求元端末(通話端末10)の通話アプリ1031に対し、上記ステップS83によって宛先端末(通話端末70)の通話アプリ7031から送られて来た、応答可否を示す情報を送信する(ステップS84)。これにより、通話アプリ1031は、通話制御部1060の送受信部21によって、応答可否を示す情報を受信する。
以上より、要求元端末(通話端末10)と宛先端末(通話端末70)との間で、それぞれ通話アプリ1031と通話アプリ7031によって、通信セッションが確立する(ステップS85)。
<<本実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、要求元端末側の起動アプリ1030は、通話アプリ1031に対して起動を命令する一方で、宛先端末側に通話アプリ7031を起動させる要求を行う。これにより、通話端末10は、自分側の通話アプリ1031を常に起動しているわけではないため、電力消費を抑制することができるだけでなく、宛先端末側に通話アプリ7031を起動させることを促すことで、宛先端末と通話する可能性が増すという効果を奏する。
また、宛先端末側の起動アプリ7030は、通話アプリ7031に対して起動を命令する一方で、要求元端末側に通話アプリ7031による通話の準備が完了した旨を示す通知を伝える。これにより、通話端末70は、自分側の通話アプリ7031を常に起動しているわけではないため、電力消費を抑制することができるだけでなく、要求端末側に自分側の通話アプリ7031による通話の準備が完了した旨を示す通知を送信することで、要求元端末と通話する可能性が増すという効果を奏する。
更に、通話アプリが、定期的に通話管理者のセンタのサーバと通信を行う機能を有する場合には、通話端末10にインストールされている通話アプリの数が増えると、その分だけ通信量は多くなるため、通話端末10の消費電力が大きくなる。しかし、このような機能を有する通話アプリを全て起動させておかなくても、起動アプリを起動させておけば、通話端末10の消費電力を抑制することができる。
また、起動命令部14によって通話アプリ1031に対して起動が命令された後、問合部15は、通話アプリ1031に通話の準備が完了したかを問い合わせることで、通話アプリ1031が自主的に通話の準備を完了した旨を通知する機能を有していなくても、起動アプリ1030が通話の準備を完了したかを示す通知を受け付けることができるという効果を奏する。一方、起動命令部74によって通話アプリ7031に対して起動が命令された後、問合部75は、通話アプリ7031に通話の準備が完了したかを問い合わせることで、通話アプリ7031が自主的に通話の準備を完了した旨を通知する機能を有していなくても、起動アプリ7030が通話の準備を完了したかを示す情報を受け付けることができるという効果を奏する。
<<実施形態の補足>>
上記では、上記ステップS51によって、起動アプリ1030から通話アプリ1031に対して、通話の準備が完了した旨の問い合わせを行っているが、これに限るものではない。例えば、起動アプリ1030が通話アプリ1031に対して問い合わせずに、通話アプリ1031の方から起動アプリ1030に対して、ステップS52の通話の準備が完了した旨を伝えるようにしてもよい。なお、上記ステップS68における起動アプリ7030と通話アプリ7031との関係も同様である。
また、本実施形態の各IDは、それぞれを一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、各IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。例えば、通話アプリIDは、通話アプリ識別情報の一例であって、この通話アプリ識別情報には、通話アプリIDの他にアプリの名称等も含まれる。
また、図16に示されているアイコンは、文字だけでなく、絵記号、又は、絵記号に文字もしくは記号が含まれていてもよい。
更に、通話端末(10、70)、アプリ管理システム30、及び通話管理システム50用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
また、上記実施形態におけるアプリ管理システム30、及び通話管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD304は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、図12では、受信日時について管理しているが、これに限るものではなく、受信日時のうち少なくとも受信時間を管理すればよい。
更に、上記実施形態では、図12で端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、FQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。
また、上記では、通話端末10の一例としてテレビ会議端末について説明し、通話端末70の一例としてスマートフォンについて説明したが、これに限るものではない。例えば、通話端末(10、70)の一方又は両方が、IP(Internet Protocol)電話機や、インターネット電話機、PC(Personal Computer)等であってもよい。
更に、上記では、テレビ会議端末(下位概念)やスマートフォン(下位概念)等の通話端末(中位概念)によって、通話を行うことに関して説明したが、これに限るものではなく、通話を含めたより広い概念として通信を行うことができればよい。例えば、アプリが自らセンターのサーバにアクセスして、各種データを送信したり取得する場合にも適用される。即ち、上記通話アプリ識別情報、通話アプリ、通話端末、通話制御部、通話管理システム、及び通話システムは、それぞれ、より広い概念(上位概念)である通信アプリ識別情報、通信アプリ、通信端末、通信制御部、通信管理システム、及び通信システムの一例として示されている。この場合、相手側が、通信端末ではなく、サーバの場合もあり得る。また、通信端末には、ゲーム機、又はカーナビゲーション装置等が含まれる。
1 通話システム(通信システムの一例)
2 通信ネットワーク
10 通話端末(通信端末の一例)
11、71 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
12、72 操作入力受付部(選択受付手段の一例)
13、73 表示制御部(表示制御手段の一例)
14、74 起動命令部(起動命令手段の一例)
15、75 問合部(問合手段の一例)
16、76 通知受付部(通知受付手段の一例)
17、77 指示部(指示手段の一例)
19、79 記憶・抽出部(特定手段の一例)
21、81 送受信部
23、83 起動部(起動手段の一例)
24、84 起動受付部(起動受付手段の一例)
25、85 問合受付部(問合受付手段の一例)
26、86 通知部(通知手段の一例)
27、86 指示受付部(指示受付手段の一例)
30 アプリ管理システム
50 通話管理システム(通信管理システムの一例)
1000 記憶部(記憶手段の一例)
1001 アプリ管理DB(アプリ管理手段の一例)
3000 記憶部
3001 ユーザ認証管理DB
5000 記憶部
5001 端末認証管理DB
5002 端末状態管理DB
特開2007−328405号公報

Claims (10)

  1. 相手側と通信するための通信アプリケーションを有する通信端末であって、
    前記通信アプリケーションに対して起動させる命令を行う起動命令手段と、
    前記起動命令手段による命令によって前記通信アプリケーションが起動した後、通信ネットワークを介して、前記相手側に前記通信アプリケーションによる通信の準備が完了した旨を示す通知を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末であって、
    前記送信手段によって前記相手側に送信される前記通信の準備が完了した旨を示す通知は第2の通知であり、
    前記起動命令手段による命令によって起動された前記通信アプリケーションから、通信の準備が完了した旨を示す第1の通知を受け付ける通知受付手段を有し、
    前記通知受付手段によって前記第1の通知を受け付けた後、前記送信手段は、前記通信ネットワークを介して、前記相手側に前記第2の通知を送信することを特徴とする通信端末。
  3. 請求項2に記載の通信端末であって、
    前記起動命令手段による命令によって前記通信アプリケーションが起動した後、当該通信アプリケーションに対して、通信の準備が完了した旨を問い合わせる問合手段を有し、
    前記問合手段によって前記通信の準備が完了した旨が問い合わされたことに基づき、前記通知受付手段は、前記起動命令手段による命令によって起動された前記通信アプリケーションから、前記第1の通知を受け付けることを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信端末であって、
    前記通信アプリケーションを利用して相手側と通信する前に、前記相手側から、前記通信ネットワークを介して、前記通信アプリケーションを識別するための通信アプリ識別情報を受信する受信手段を有し、
    前記起動命令手段は、前記受信手段によって受信された前記通信アプリ識別情報で示される通信アプリケーションに対して起動させる命令を行うことを特徴とする通信端末。
  5. 請求項4に記載の通信端末であって、
    前記通信アプリ識別情報及び起動対象となる通信アプリケーションが関連付けて記憶された記憶手段と、
    前記受信手段によって受信された前記通信アプリ識別情報に基づいて前記記憶手段を検索することにより、対応する起動対象の通信アプリケーションを特定する特定手段と、
    を有し、
    前記起動命令手段は、前記特定手段によって特定された前記通信アプリケーションに対して起動させる命令を行うことを特徴とする通信端末。
  6. 前記通信端末は、通話を行うための通話アプリケーションを有する通話端末であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 前記通話端末は、スマートフォン、テレビ会議端末、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、又はIP電話機であることを特徴とする請求項6に記載の通信端末。
  8. 前記通信端末は、ゲーム機、又はカーナビゲーション装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信端末。
  9. 相手側と通信するための通信アプリケーションを有する通信端末が実行する通信方法であって、
    前記通信端末は、前記通信アプリケーションを識別するための通信アプリ識別情報及び起動対象となる通信アプリケーションが関連付けて記憶された記憶手段を有し、
    前記通信端末は、
    前記通信アプリケーションを利用して相手側と通信する前に、前記相手側から、通信ネットワークを介して、前記通信アプリケーションを識別するための通信アプリ識別情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された前記通信アプリ識別情報に基づいて前記記憶手段を検索することにより、対応する起動対象の通信アプリケーションを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップによって特定された前記通信アプリケーションに対して起動させる命令を行う起動命令ステップと、
    前記起動命令ステップによる命令によって前記通信アプリケーションが起動した後、前記通信ネットワークを介して、前記相手側に前記通信アプリケーションによる通信の準備が完了した旨を示す通知を送信する送信ステップと、
    を実行することを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載の各ステップを実行させることを特徴とするプログラム。
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