JP2003115938A - 端末装置及び通信方法 - Google Patents

端末装置及び通信方法

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JP2003115938A JP2001310557A JP2001310557A JP2003115938A JP 2003115938 A JP2003115938 A JP 2003115938A JP 2001310557 A JP2001310557 A JP 2001310557A JP 2001310557 A JP2001310557 A JP 2001310557A JP 2003115938 A JP2003115938 A JP 2003115938A
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正和 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置間で即時性の高い通信を可能とする
とともに、特に処理能力、メモリ容量、あるいは電池寿
命に制約がある端末装置においても、効率的なアプリケ
ーション間の連携を実現する。 【解決手段】 携帯端末100のアプリケーション実行
環境101が、アプリケーション102(1)の実行中
において、当該アプリケーションに連携するアプリケー
ションを携帯端末200で起動させるための起動要求を
生成し、この起動要求を携帯端末200へ送信する。こ
の起動要求を受信した携帯端末200のアプリケーショ
ン実行環境201は、起動要求により指示されているア
プリケーション202(1)を起動させ、携帯端末10
0との通信路を確立させるためのコネクション確立要求
を携帯端末100へ送信する。携帯端末100はこのコ
ネクション確立要求に応じることにより、両者間の通信
が確立される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の端末装置と通
信回線を介して接続し、互いに連携するアプリケーショ
ンを実行させることにより1対1の通信を行う端末装置
及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが、インターネットやイン
トラネットに接続された端末装置を利用し、リアルタイ
ムで情報の送受信を行うことを可能とする通信システム
としてチャットシステムがある。チャットシステムは、
情報の送受信を実施したいユーザが、チャット用アプリ
ケーションを利用して専用のサーバにアクセスすること
により、同サーバに接続したユーザ間でリアルタイムに
情報の送受ができる。
【0003】また、個々のユーザが、インターネットや
イントラネットに接続された端末装置を利用し、リアル
タイムで1対1での情報の送受信を可能とする通信シス
テムとして、インスタントメッセージがある。同システ
ムでは、情報の送信者が、通信を行おうとする相手側の
端末装置が情報を受信できる状態にあるかを事前に認識
することが可能であり、また、情報の転送においては、
通信を行う相手の端末装置に直接情報を転送することが
できる。そして、上述したような処理を実現させるため
に、インスタントメッセージでは、同通信システムに接
続する端末装置の通信網への接続状況と同端末装置へ直
接通信を行うためのアドレスを管理するサーバが通信網
上に提供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たこれらの通信システムでは、各端末装置上で動作する
専用アプリケーションが、これらのアプリケーションを
所有、管理するユーザによって起動されて初めてリアル
タイムでの情報の送受が可能となるため、アプリケーシ
ョンが起動していなかった期間に発生した他の通信端末
からの通信要求については認識することができず、せっ
かくの通信機会を逃してしまうという問題があった。
【0005】また、上述したように、専用アプリケーシ
ョンが起動されていることが通信の前提条件となる通信
システムの場合、これらアプリケーションを常に起動さ
せておくことは、処理能力、メモリ容量、あるいは電池
寿命に制約がある端末装置、例えば、携帯電話機等の携
帯端末上では非効率的である。特に、通信相手や目的に
応じてこのような専用アプリケーションを複数使用する
必要がある場合には、これら複数の専用アプリケーショ
ンを常時起動させておくことが必要となることから、同
一端末上での他アプリケーションの動作が不安定にな
る、電池寿命が極端に短くなる等の種々の問題が生じ
た。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、通信網に互いに接続された端末装置において、
一の端末装置から他の端末装置が備えるアプリケーショ
ンを遠隔起動できるようにすることにより、端末装置間
で即時性の高い通信を可能とするとともに、特に処理能
力、メモリ容量、あるいは電池寿命に制約がある端末装
置においても、効率的なアプリケーション間の連携を実
現する端末装置及び通信方式を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アプリケーション実行手段と、アプリケ
ーション実行手段によって実行されるアプリケーション
とを備え、他の端末装置と通信回線を介して接続し、互
いに連携するアプリケーションを実行させることにより
通信を行う端末装置であって、前記アプリケーション
が、他の端末装置において連携して実行されるアプリケ
ーションの情報を備え、前記アプリケーション実行手段
が、前記アプリケーションの実行中において、当該アプ
リケーションに連携するアプリケーションを、他の端末
装置で起動させるための起動要求を生成し、この起動要
求を送信することを特徴とする端末装置を提供する。
【0008】このような発明によれば、通信を開始した
い端末装置から他の端末装置が備えるアプリケーション
を遠隔起動することができるため、自分宛に発行された
通信要求を受信する機会を逃さないように常時アプリケ
ーションを起動しておく必要がなくなる。これにより、
端末装置のリソースを効率的に利用することができる。
なお、上記連携起動されるアプリケーションは、遠隔起
動を指示する端末装置上で実行されているアプリケーシ
ョンと同一のアプリケーションとすることも可能であ
る。このように、遠隔起動されるアプリケーションが、
常に起動元の携帯端末上で動作中のアプリケーションと
同一のアプリケーションに限定した場合には、悪意のユ
ーザやアプリケーションが、そのユーザを欺いて、起動
先の携帯端末上で異なる種別のアプリケーションを指定
して起動してしまうという問題を排除することができ
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の端末装置において、前記アプリケーション実行
手段が、前記起動要求を送信する前に、当該端末装置の
ユーザに対して起動要求の送信可否の入力を促し、送信
を許可する旨の情報が入力された場合に、前記起動要求
を送信することを特徴とする。
【0010】このような発明によれば、端末装置のユー
ザが遠隔起動を許可しなければ、他の端末装置上のアプ
リケーションを遠隔起動することができないため、むや
みに起動要求を発生させることを防ぐことができる。こ
れにより、悪意の第3者が他の端末装置の動作を妨害す
るような不当な操作を行うことを回避することができ
る。
【0011】また、請求項3に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段と、アプリケーション実行手段
によって実行されるアプリケーションとを備え、他の端
末装置と通信回線を介して接続し、互いに連携するアプ
リケーションを実行させることにより通信を行う端末装
置であって、前記アプリケーション実行手段が、他の端
末装置が備えるアプリケーション実行手段から、他の端
末装置で実行中のアプリケーションに連携するアプリケ
ーションの起動要求を受信した場合に、受信した起動要
求により指示されているアプリケーションを起動させる
ことを特徴とする端末装置を提供する。
【0012】このような発明によれば、他の端末装置か
ら起動要求を受けたときに、アプリケーションを起動す
ることが可能となるので、従来のように常にアプリケー
ションを起動しておく必要がなくなり、端末装置のリソ
ースを効率的に利用することができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の端末装置において、前記アプリケーション実行
手段が、前記起動要求により指示されているアプリケー
ションを起動する場合に、前記起動要求の送信元に対し
て、指示されたアプリケーションを起動する旨を通知す
る起動要求応答を返信することを特徴とする。
【0014】このような発明によれば、起動要求の送信
元である他の端末装置のアプリケーション実行環境、又
はアプリケーションが、当該端末装置のアプリケーショ
ンの起動処理が完了することを待たずに、次の処理へ遷
移することができる。更に、該起動要求の送信元である
他の端末装置が、同起動要求応答を受信した際に、その
受信を端末装置のユーザへ提示するようにすれば、他の
端末装置のユーザは、通信の開始要求が受け付けられた
ことを迅速に認識することができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
又は請求項4に記載の端末装置において、前記アプリケ
ーション実行手段が、前記起動要求により指示されてい
るアプリケーションを起動する前に、当該端末装置のユ
ーザに対して当該アプリケーションの起動可否の入力を
促し、起動を許可する旨の情報が入力された場合に、当
該アプリケーションを起動させることを特徴とする。
【0016】このような発明によれば、起動要求を受信
した端末装置のユーザが、指定されたアプリケーション
の起動を許可しない限り、アプリケーションの起動、更
には通信回線の接続が起こらないため、悪意のユーザや
アプリケーションによって、自己の端末装置上のアプリ
ケーションを当該端末装置のユーザが意図しないタイミ
ングで勝手に起動することを防止することができる。こ
れにより、第3者によって、自己が有する端末装置のア
プリケーションが勝手に起動され、不当に情報が奪われ
ることを回避することができる。更に、第3者によって
勝手に通信が確立されてしまうことを防止することによ
り、不当に通信トラフィックを発生させ、他の通信に悪
影響を及ぼすような問題を回避することができる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
〜請求項5のいずれかに記載の端末装置において、前記
アプリケーション実行手段が、前記起動要求により指示
されているアプリケーションを起動した後に、前記起動
要求の送信元との通信路を確立させるためのコネクショ
ン確立要求を、前記起動要求の送信元に対して送信する
ことを特徴とする。
【0018】このような発明によれば、アプリケーショ
ン間で1対1通信を実施するための通信コネクションの確
立がアプリケーションの起動状態に応じて制御されるた
め、この通信コネクションの確立のためにアプリケーシ
ョンを常時起動しておく必要がなく、効率的なアプリケ
ーション間の連携を実現することができる。
【0019】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の端末装置において、前記アプリケーション実行
手段が、前記コネクション確立要求を送信する前に、当
該端末装置のユーザに対してコネクション確立の実行可
否の入力を促し、実行を許可する旨の情報が入力された
場合に、前記コネクション確立要求を送信することを特
徴とする。
【0020】このような発明によれば、端末装置上のア
プリケーションが、その端末装置のユーザが意図しない
タイミングで通信を開始し、その開始した通信により、
端末装置から不当に情報が流出したり、端末装置上で不
当に通信トラフィックを発生させるような問題を排除す
ることができる。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
〜請求項7のいずれかに記載の端末装置において、前記
起動要求、起動要求応答の通知がショートメッセージサ
ービスにより実施されることを特徴とする。
【0022】このような発明によれば、一般的に携帯電
話機等の端末装置上でメッセージの受信を常時受け付け
る仕組みを有するショートメッセージサービスを利用す
ることで、起動先となる端末装置のアプリケーション実
行環境は、起動元から任意のタイミングで発信される起
動要求を、専用の機能を具備することなく効率よく受信
することが可能となる。
【0023】また、請求項9に記載の発明は、異なる端
末装置上で動作するアプリケーション間の連携を実現さ
せる通信方法であって、一の端末装置が、アプリケーシ
ョンの実行中において当該アプリケーションに連携する
アプリケーションを他の端末装置で起動させるための起
動要求を生成して、この起動要求を送信し、前記起動要
求を受信した他の端末装置が、受信した起動要求により
指示されているアプリケーションを起動させ、前記一の
端末装置との通信路を確立させるためのコネクション確
立要求を前記一の端末装置へ送信し、前記一の端末装置
が前記コネクション確立要求に応じることにより、両者
間の通信が確立されることを特徴とする通信方法を提供
する。
【0024】このような発明によれば、通信を開始した
い一の端末装置から他の端末装置が備えるアプリケーシ
ョンを遠隔起動することができる。このように、必要な
ときのみアプリケーションを起動することができるの
で、従来のように常時アプリケーションを起動しておく
必要がなくなり、端末装置のリソースを効率的に利用す
ることができる。
【0025】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に記載の通信方法において、前記確立されていた回線
網が切断された場合に、互いに切断される直前に実行し
ていたアプリケーションの情報と、通信相手の情報とを
保持し、いずれか一方の端末装置が、保持している前記
情報を含むコネクション再確立を要求するためのコネク
ション確立要求を送信し、前記コネクション確立要求を
受信した端末装置が、前記コネクション確立要求に含ま
れている前記情報と、自己が保持している前記情報とが
一致した場合に、前記コネクション確立要求に応じるこ
とにより、通信を再開させることを特徴とする。
【0026】このような発明によれば、端末装置が使用
する無線通信回線の通信状態の悪化等の理由により、ア
プリケーション実行環境が確立していた通信コネクショ
ンが通信網側から開放された場合には、各アプリケーシ
ョン実行環境が、開放直前まで通信を行っていた端末装
置のアプリケーション実行環境上のアプリケーションか
らの再接続要求のみを受け付けるように制御する。この
ように、連携動作を行っていたアプリケーション間で、
開放された通信コネクションを復旧するまでの間、又は
復旧処理が完了するまでの間に、異なる端末装置上のア
プリケーションとの、あるいは同一端末装置上の他のア
プリケーションとの連携が制限され、ユーザが意図しな
い通信コネクションの切断が発生した場合においても、
切断発生直前に実行されていたアプリケーション間の連
携状態を継続することができる。
【0027】なお、本発明の端末装置としては、パーソ
ナルコンピュータの他、いわゆるCDMA(符号分割多
重接続)方式やPDC(Personal Digital Cellular Sy
stem)方式の携帯電話機やPHS(登録商標)(Person
al Handyphone System)、PDA(Personal Digital A
ssistants:個人用情報機器)と称される携帯型の端末
等を含むものとする。ここで、PDAの場合、通信手段
を内蔵しているものの他、外部から通信手段を接続する
ものであっても、後述の処理内容をPDA本体で行うも
のについては本発明に含めるものとする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る端末装置として携帯電話機等の携帯端末を例に挙
げた場合の内部構成を示す図である。携帯端末100
は、アプリケーション実行環境101と、アプリケーシ
ョン実行環境101上で動作する複数アプリケーション
102(1〜m)を具備する。上述した各アプリケーシ
ョンはそれぞれ割り当てられている識別情報によって識
別され、アプリケーション実行環境101は、この識別
情報に基づいてアプリケーション102(1〜m)を管
理する。なお、上記アプリケーション実行環境は、所謂
オペレーティングシステム(OS)と呼ばれるものであ
る。また、上記識別情報としては、アプリケーション
名、バージョン、アプリケーションの作成者、また、イ
ンターネット等を介してダウンロードしたアプリケーシ
ョンの場合は、そのダウンロード先のURLアドレス等
が例として挙げられる。
【0029】また、携帯端末200は、上述した携帯端
末100と同様に、アプリケーション実行環境201
と、アプリケーション実行環境201上で動作するアプ
リケーション202(1〜n)とを備える。そして、ア
プリケーション実行環境201は、各アプリケーション
をこれらアプリケーションに割り当てられている識別情
報によって管理する。
【0030】なお、アプリケーションは、連携して動作
するアプリケーションの識別情報を備えている。例え
ば、携帯端末100が保持するアプリケーション102
(1)は、他の携帯端末上で連携して動作するアプリケ
ーションの識別情報として、アプリケーション202
(1)の情報を備えている。そして、携帯端末100が
保有するアプリケーション102(1)と携帯端末20
0が保有するアプリケーション202(1)とは、連携
して動作するように予めプログラミングされている。従
って、アプリケーション102が実行された場合には、
その実行過程において、連携して動作される対となるア
プリケーション、即ちアプリケーション202(1)を
起動する旨の処理過程を備えている。
【0031】なお、互いの携帯端末が保有するアプリケ
ーション102(1〜m)、202(1〜n)の中に
は、上述したように互いに連動して動作する、即ち対に
なるアプリケーションが含まれている他、単独で動作す
るアプリケーションも含まれている。
【0032】そして、上述した携帯端末100と携帯端
末200とは、それぞれ通信ネットワーク300を介し
て接続可能である。なお、この通信ネットワーク300
としては、無線通信回線、公衆回線、LAN等の専用ネ
ットワーク、インターネット網等が例として挙げられ
る。
【0033】次に、上記構成からなる本発明の一実施形
態に係る端末装置の動作について説明する。なお、携帯
端末100及び携帯端末200は、基本的には同様の構
成要素からなる。以下の動作説明においては、便宜上、
携帯端末100が起動要求等の送信側、即ち、アプリケ
ーションを遠隔起動する側として機能し、携帯端末20
0がその受け側、即ちアプリケーションが遠隔起動され
る側として機能する場合について述べるが、当然のごと
く、携帯端末200が遠隔起動を行う側として、また、
携帯端末100が遠隔起動される側として機能すること
も可能である。
【0034】図2及び図3は、本発明の一実施形態に係
る端末装置の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図2は携帯端末間で通信コネクションが確立され、
通信が開始されるまでの動作、一方、図3は確立されて
いたコネクションが何らかの原因で切断されたときの、
コネクション再接続に係る動作を示したフローチャート
である。
【0035】図2において、まず、携帯端末100のユ
ーザ10が図示しない入力部を操作することにより、起
動させたいアプリケーションの識別情報(例えば、アプ
リケーション名、バージョン、ベンダー名等)と通信相
手とを指定することにより、アプリケーションの起動を
指示する(S100)。係る操作によって入力された情
報は、アプリケーション実行環境101に送出され、ア
プリケーション実行環境101は、アプリケーション識
別情報120(1〜m)を参照することにより、ユーザ
によって起動指示されたアプリケーションを特定し、特
定したアプリケーションを起動する(S101)ととも
に、入力された通信相手の情報を保持する。
【0036】例えば、今、ステップS100においてユ
ーザ10から識別情報120(1)で特定できるアプリ
ケーションを起動させる指示とともに、通信相手として
携帯端末200の電話番号が指示されたとすると、アプ
リケーション実行環境101は、この識別情報で特定さ
れるアプリケーション102(1)を起動させるととも
に、携帯端末200の電話番号を保持する。
【0037】続いて、上記アプリケーション102
(1)の実行中において、連携開始要求が発行されると
(S102)、アプリケーション実行環境101はユー
ザ10に対して遠隔起動処理の実行の可否を問う。具体
的には、例えば、「通信相手となる携帯端末のアプリケ
ーション220(1)(アプリケーションの識別情報)
を起動せよ」等の命令が発行されると、アプリケーショ
ン実行環境101は、当該携帯端末100のユーザ10
に対して、通信相手として指定された携帯端末200の
アプリケーション220(1)を遠隔起動させるか否か
を問い、これに対する回答の入力を指示する(S10
3)。なお、この入力指示は、音声又は表示等によって
行われる。
【0038】この結果、ユーザ10によって、遠隔起動
許可を示す旨の入力があると(S104)、アプリケー
ション実行環境101は、携帯端末200に対してアプ
リケーション220(1)を起動させるための起動要求
を生成し(S105)、この起動要求を携帯端末200
へ送信する(S106)。なお、ここで送信される起動
要求には、起動させる対象となるアプリケーションの識
別情報、即ちアプリケーション識別情報220(1)が
含まれている。
【0039】これにより、携帯端末200のアプリケー
ション実行環境201が起動要求を受信と、受信した起
動要求により起動が指示されているアプリケーション識
別情報220(1)から特定されるアプリケーションを
保有しているか否かを判断する。具体的には、携帯端末
200が保有するアプリケーション識別情報220(1
〜n)の中に、起動が指示されているアプリケーション
識別情報220(1)があるか否かを判断する(S10
7)。
【0040】この結果、指定されたアプリケーション識
別情報220(1)を保有している場合には、当該携帯
端末200のユーザ20に対して、この識別情報220
(1)で特定されるアプリケーション202(1)を起
動してもよいかの判断を求める(ステップS108)。
具体的には、アプリケーション202(1)を起動して
よいか否かを図示しない表示部に表示する、又は音声に
よって通知し、これに対する回答の入力を指示する。
【0041】この結果、携帯端末200のユーザ20に
よって、起動許可を指示する旨の入力があると(ステッ
プS109)、アプリケーション実行環境201は、ア
プリケーション識別情報220(1)の起動要求応答を
生成し(S110)、この起動要求応答を起動要求の送
信元である携帯端末100へ返信する(S111)。こ
れにより、起動要求応答を受信した携帯端末100のア
プリケーション実行環境101は、携帯端末200のア
プリケーション実行環境201からの通信コネクション
の確立要求を待ち受ける状態へと遷移する(S11
2)。
【0042】一方、携帯端末200のアプリケーション
実行環境201は、上述の起動要求応答を送信すると、
指定されたアプリケーション識別情報220(1)で特
定されるアプリケーション202(1)を起動させる
(S113)。続いて、アプリケーション202(1)
の処理過程中において、当該アプリケーション202
(1)の起動要求送信元である携帯端末100と通信回
線を確立するための通信コネクション要求の送信指示が
発行されると(S114)、アプリケーション実行環境
201は、携帯端末100に対して通信コネクションの
確立要求を送信する(S115)。
【0043】これにより、携帯端末100のアプリケー
ション実行環境101がこの通信コネクションの確立要
求を受信し、更に、この通信コネクション確立要求に応
じることにより携帯端末100と携帯端末200との間
の通信コネクションが確立する(S116)。このよう
にして通信コネクションが確立されると、携帯端末10
0のアプリケーション実行環境101は、アプリケーシ
ョン102(1)に対して携帯端末200との通信コネ
クションが確立されたことを通知する(S117)。同
様に、携帯端末200のアプリケーション実行環境20
1は、アプリケーション202(1)に対して、携帯端
末100との通信コネクションが確立されたことを通知
する(S118)。
【0044】これにより、ユーザ10からの起動指示に
より起動された携帯端末100のアプリケーション10
2(1)と、アプリケーション102(1)の指示によ
って遠隔起動された携帯端末200のアプリケーション
202(1)とが、ステップS116において確立され
た通信コネクションを利用して1対1のデータの送受を
行う(S119)。
【0045】なお、上述した図2のフローチャートのス
テップS115において、アプリケーション実行環境2
01が携帯端末100に対して通信コネクション確立要
求を送信する前に、携帯端末200のユーザ20に対し
て、通信コネクション確立の可否の判断を促し、ユーザ
20の送信許可を得た場合に、通信コネクション確立要
求を携帯端末100に送信するようにしてもよい。
【0046】また、上述した実施形態においては、携帯
端末100で起動されるアプリケーション102(1)
と、このアプリケーション102(1)に連携して携帯
端末200において動作されるアプリケーション202
(1)とは、必ずしも同一である必要はなかったが、こ
れらの互いに連携するアプリケーションが全く同一であ
る場合には、例えば、アプリケーション102(1)が
「通信相手の携帯端末において同一アプリケーションを
起動」といった命令を発行し、この命令を受けたアプリ
ケーション実行環境101が、今起動しているアプリケ
ーション102(1)の識別情報に基づいて、当該識別
情報を含む起動要求を生成し、この起動要求を携帯端末
200へ送信するようにしてもよい。
【0047】このように、連携して動作するアプリケー
ションが全く同一のアプリケーションであった場合に
は、起動要求を送信する側のアプリケーションが連携し
て動作させるアプリケーションの識別情報までも保持し
ている必要はなく、ただ、「同一のアプリケーションを
起動させよ」という命令をアプリケーション実行環境1
01へ発行すればよい。
【0048】続いて、上述したような過程を経ることに
より、確立された通信コネクションが切断された場合、
例えば、どちらかの携帯端末が電波が届かない場所に移
行したことにより、通信回線が切断された場合における
再接続に係る処理について図3を参照して説明する。
【0049】例えば、今、図2のフローチャートに示し
た処理が互いの携帯端末で行われることにより、携帯端
末200のアプリケーション102(1)と携帯端末2
00のアプリケーション202(1)とがステップS1
16において確立された通信コネクションを利用して通
信を行っている場合に、何らかの原因によって通信コネ
クションが開放(切断)された場合に(S201)、互
いのアプリケーション実行環境101、201は、通信
コネクションの開放直前まで通信を行っていた携帯端末
の識別情報とアプリケーションの識別情報とを保持する
(S202、203)。
【0050】即ち、携帯端末100のアプリケーション
実行環境101は、今まで通信コネクションが確立され
ていた携帯端末200の識別情報(例えば、携帯端末2
00の電話番号や、IPアドレス等)を保持するととも
に、自己(アプリケーション実行環境101)が実行し
ていたアプリケーションの識別情報120(1)と、遠
隔起動させたアプリケーションの識別情報220(1)
とを保持する(S202)。同様に、携帯端末200の
アプリケーション実行環境201は、通信コネクション
の開放直前まで通信を行っていた携帯端末100の識別
情報と、自己が実行していたアプリケーションの識別情
報220(1)とを保持する(S203)。
【0051】続いて、アプリケーション202(1)が
アプリケーション102(1)との通信を行うため、ア
プリケーション実行環境201へ通信要求を発行すると
(S204)、アプリケーション実行環境201は、ス
テップS203において保持していたアプリケーション
識別情報121(1)を含む再接続要求を生成し(S2
05)、この再接続要求を今まで通信が確立されていた
携帯端末100へ送信する(S206)。
【0052】携帯端末100のアプリケーション実行環
境101は、再接続要求を受信すると(S207)、受
信した再接続要求に含まれているアプリケーション識別
情報120(1)と、アプリケーション実行環境101
がステップS202において保持している情報、即ち通
信相手の携帯端末200の識別情報と実行していたアプ
リケーションの情報、及び通信相手の携帯端末上で実行
されていたアプリケーションの情報とを比較することに
より、受信した再接続要求が今まで通信が確立されてい
た通信相手からのものであり、実行するアプリケーショ
ンも一致するか否かを判断する。この結果、ステップS
207で受信した再接続要求が、今まで通信コネクショ
ンが確立されていた携帯端末から送信されてきたもので
あると判断すると、通信コネクション確立要求を生成し
(S208)、この通信コネクション確立要求を携帯端
末200へ送信する(S209)。
【0053】これにより、携帯端末200のアプリケー
ション実行環境201がこの通信コネクションの確立要
求を受信し、更に、この通信コネクション確立要求に応
じることにより携帯端末100と携帯端末200との間
の通信コネクションが確立する(S210)。このよう
にして通信コネクションが確立されると、携帯端末10
0のアプリケーション実行環境101は、アプリケーシ
ョン102(1)に対して携帯端末200との通信コネ
クションが確立されたことを通知する(S211)。同
様に、携帯端末200のアプリケーション実行環境20
1は、アプリケーション202(1)に対して、携帯端
末100との通信コネクションが確立されたことを通知
する(S212)。
【0054】これにより、携帯端末100と携帯端末2
00との間の通信コネクションが再確立されると、携帯
端末100のアプリケーション102(1)と携帯端末
200のアプリケーション202(1)とが、この通信
コネクションを利用して1対1のデータの送受を行う
(S213)。
【0055】尚、上述した実施形態においては、通信コ
ネクションの開放が行われた後、再接続が携帯端末20
0側から実施される場合を示しているが、この再接続処
理を、携帯端末100側から実施するようにしてもよ
い。
【0056】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端末装置
によれば、アプリケーションが、他の端末装置において
連携して実行されるアプリケーションの情報を備え、ア
プリケーション実行手段が、アプリケーションの実行中
において、当該アプリケーションに連携するアプリケー
ションを、他の端末装置で起動させるための起動要求を
生成し、この起動要求を送信することにより、通信を開
始したい端末装置から他の端末装置が備えるアプリケー
ションを遠隔起動することができるため、自分宛に発行
された通信要求を受信する機会を逃さないように常時ア
プリケーションを起動しておく必要がなくなる。これに
より、端末装置のリソースを効率的に利用することがで
きる。
【0058】また、請求項2に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、起動要求を送信する前に、
当該端末装置のユーザに対して起動要求の送信可否の入
力を促し、送信を許可する旨の情報が入力された場合
に、起動要求を送信するので、端末装置のユーザが遠隔
起動を許可しなければ、他の端末装置上のアプリケーシ
ョンを遠隔起動することができないため、むやみに起動
要求を発生させることを防ぐことができる。これによ
り、悪意の第3者が他の端末装置の動作を妨害するよう
な不当な操作を行うことを回避することができる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、他の端末装置が備えるアプ
リケーション実行手段から、他の端末装置で実行中のア
プリケーションに連携するアプリケーションの起動要求
を受信した場合に、受信した起動要求により指示されて
いるアプリケーションを起動させる。このように、他の
端末装置から起動要求を受けたときに、アプリケーショ
ンを起動することが可能となるので、従来のように常に
アプリケーションを起動しておく必要がなくなり、端末
装置のリソースを効率的に利用することができる。
【0060】また、請求項4に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、起動要求により指示されて
いるアプリケーションを起動する場合に、起動要求の送
信元に対して、指示されたアプリケーションを起動する
旨を通知するので、起動要求の送信元である他の端末装
置のアプリケーション実行環境、又はアプリケーション
が、当該端末装置のアプリケーションの起動処理が完了
することを待たずに、次の処理へ遷移することができ
る。
【0061】また、請求項5に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、起動要求により指示されて
いるアプリケーションを起動する前に、当該端末装置の
ユーザに対して当該アプリケーションの起動可否の入力
を促し、起動を許可する旨の情報が入力された場合に、
当該アプリケーションを起動させる。このように、起動
要求を受信した端末装置のユーザが、指定されたアプリ
ケーションの起動を許可しない限り、アプリケーション
の起動、更には通信回線の接続が起こらないため、悪意
のユーザやアプリケーションによって、自己の端末装置
上のアプリケーションを当該端末装置のユーザが意図し
ないタイミングで勝手に起動することを防止することが
できる。これにより、第3者によって、自己が有する端
末装置のアプリケーションが勝手に起動され、不当に情
報が奪われることを回避することができる。更に、第3
者によって勝手に通信が確立されてしまうことを防止す
ることにより、不当に通信トラフィックを発生させ、他
の通信に悪影響を及ぼすような問題を回避することがで
きる。
【0062】また、請求項6に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、起動要求により指示されて
いるアプリケーションを起動した後に、起動要求の送信
元との通信路を確立させるためのコネクション確立要求
を、起動要求の送信元に対して送信するので、アプリケ
ーション間で1対1通信を実施するための通信コネクショ
ンの確立がアプリケーションの起動状態に応じて制御さ
れるため、この通信コネクションの確立のためにアプリ
ケーションを常時起動しておく必要がなく、効率的なア
プリケーション間の連携を実現することができる。
【0063】また、請求項7に記載の発明によれば、ア
プリケーション実行手段が、コネクション確立要求を送
信する前に、当該端末装置のユーザに対してコネクショ
ン確立の実行可否の入力を促し、実行を許可する旨の情
報が入力された場合に、コネクション確立要求を送信す
るので、端末装置上のアプリケーションが、その端末装
置のユーザが意図しないタイミングで通信を開始し、そ
の開始した通信により、端末装置から不当に情報が流出
したり、端末装置上で不当に通信トラフィックを発生さ
せるような問題を排除することができる。
【0064】また、請求項8に記載の発明によれば、起
動要求、起動要求応答の通知がショートメッセージサー
ビスにより実施される。このように、一般的に携帯電話
機等の端末装置上でメッセージの受信を常時受け付ける
仕組みを有するショートメッセージサービスを利用する
ことで、起動先となる端末装置のアプリケーション実行
環境は、起動元から任意のタイミングで発信される起動
要求を、専用の機能を具備することなく効率よく受信す
ることが可能となる。
【0065】また、請求項9に記載の発明によれば、一
の端末装置が、アプリケーションの実行中において当該
アプリケーションに連携するアプリケーションを他の端
末装置で起動させるための起動要求を生成して、この起
動要求を送信し、前記起動要求を受信した他の端末装置
が、受信した起動要求により指示されているアプリケー
ションを起動させ、前記一の端末装置との通信路を確立
させるためのコネクション確立要求を前記一の端末装置
へ送信し、前記一の端末装置が前記コネクション確立要
求に応じることにより、両者間の通信が確立されるの
で、通信を開始したい一の端末装置から他の端末装置が
備えるアプリケーションを遠隔起動することができる。
このように、必要なときのみアプリケーションを起動す
ることができるので、従来のように常時アプリケーショ
ンを起動しておく必要がなくなり、端末装置のリソース
を効率的に利用することができる。
【0066】また、請求項10に記載の発明によれば、
端末装置が使用する無線通信回線の通信状態の悪化等の
理由により、アプリケーション実行環境が確立していた
通信コネクションが通信網側から開放された場合には、
各アプリケーション実行環境が、開放直前まで通信を行
っていた携帯端末のアプリケーション実行環境上のアプ
リケーションからの再接続要求のみを受け付けるように
制御する。このように、連携動作を行っていたアプリケ
ーション間で、開放された通信コネクションを復旧する
までの間あるいは復旧処理が完了するまでの間に、異な
る携帯端末上のアプリケーションとの、あるいは同一携
帯端末上の他のアプリケーションとの連携が制限され、
ユーザが意図しない通信コネクションの切断が発生した
場合においても、切断発生直前に実行されていたアプリ
ケーション間の連携状態を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施形態に係る端末装置と
して携帯電話機等の携帯端末を例に挙げた場合の内部構
成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る端末装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施形態に係る端末装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100,200…携帯端末 102(1〜m),202(1〜n)…アプリケーショ
ン 101,201…アプリケーション実行環境 120(1〜m),220(1〜n)…アプリケーショ
ン識別情報 300…通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 正良 埼玉県上福岡市大原2丁目1番15号 株式 会社ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 織内 慶太 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内 (72)発明者 小林 正和 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内 (72)発明者 内藤 幹徳 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 EE01 HH00 5K101 KK02 LL12 RR11 TT06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーション実行手段と、アプリケ
    ーション実行手段によって実行されるアプリケーション
    とを備え、他の端末装置と通信回線を介して接続し、互
    いに連携するアプリケーションを実行させることにより
    通信を行う端末装置であって、 前記アプリケーションが、他の端末装置において連携し
    て実行されるアプリケーションの情報を備え、 前記アプリケーション実行手段が、前記アプリケーショ
    ンの実行中において、当該アプリケーションに連携する
    アプリケーションを、他の端末装置で起動させるための
    起動要求を生成し、この起動要求を送信することを特徴
    とする端末装置。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーション実行手段が、前記
    起動要求を送信する前に、当該端末装置のユーザに対し
    て起動要求の送信可否の入力を促し、送信を許可する旨
    の情報が入力された場合に、前記起動要求を送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 アプリケーション実行手段と、アプリケ
    ーション実行手段によって実行されるアプリケーション
    とを備え、他の端末装置と通信回線を介して接続し、互
    いに連携するアプリケーションを実行させることにより
    通信を行う端末装置であって、 前記アプリケーション実行手段が、他の端末装置が備え
    るアプリケーション実行手段から、他の端末装置で実行
    中のアプリケーションに連携するアプリケーションの起
    動要求を受信した場合に、受信した起動要求により指示
    されているアプリケーションを起動させることを特徴と
    する端末装置。
  4. 【請求項4】 前記アプリケーション実行手段が、前記
    起動要求により指示されているアプリケーションを起動
    する場合に、前記起動要求の送信元に対して、指示され
    たアプリケーションを起動する旨を通知する起動要求応
    答を返信することを特徴とする請求項3に記載の端末装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アプリケーション実行手段が、前記
    起動要求により指示されているアプリケーションを起動
    する前に、当該端末装置のユーザに対して当該アプリケ
    ーションの起動可否の入力を促し、起動を許可する旨の
    情報が入力された場合に、当該アプリケーションを起動
    させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    端末装置。
  6. 【請求項6】 前記アプリケーション実行手段が、前記
    起動要求により指示されているアプリケーションを起動
    した後に、前記起動要求の送信元との通信路を確立させ
    るためのコネクション確立要求を、前記起動要求の送信
    元に対して送信することを特徴とする請求項3〜請求項
    5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 前記アプリケーション実行手段が、前記
    コネクション確立要求を送信する前に、当該端末装置の
    ユーザに対してコネクション確立の実行可否の入力を促
    し、実行を許可する旨の情報が入力された場合に、前記
    コネクション確立要求を送信することを特徴とする請求
    項6に記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 前記起動要求、起動要求応答の通知がシ
    ョートメッセージサービスにより実施されることを特徴
    とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の端末装
    置。
  9. 【請求項9】 異なる端末装置上で動作するアプリケー
    ション間の連携を実現させる通信方法であって、 一の端末装置が、アプリケーションの実行中において当
    該アプリケーションに連携するアプリケーションを他の
    端末装置で起動させるための起動要求を生成して、この
    起動要求を送信し、 前記起動要求を受信した他の端末装置が、受信した起動
    要求により指示されているアプリケーションを起動さ
    せ、前記一の端末装置との通信路を確立させるためのコ
    ネクション確立要求を前記一の端末装置へ送信し、 前記一の端末装置が前記コネクション確立要求に応じる
    ことにより、両者間の通信が確立されることを特徴とす
    る通信方法。
  10. 【請求項10】 前記確立されていた回線網が切断され
    た場合に、互いに切断される直前に実行していたアプリ
    ケーションの情報と、通信相手の情報とを保持し、 いずれか一方の端末装置が、保持している前記情報を含
    むコネクション再確立を要求するためのコネクション確
    立要求を送信し、 前記コネクション確立要求を受信した端末装置が、前記
    コネクション確立要求に含まれている前記情報と、自己
    が保持している前記情報とが一致した場合に、前記コネ
    クション確立要求に応じることにより、通信を再開させ
    ることを特徴とする請求項9に記載の通信方法。
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