JP5544409B2 - 通信端末、移動通信システム及び方法 - Google Patents

通信端末、移動通信システム及び方法 Download PDF

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本発明は、移動通信システムにおける通信端末に関する。
近年、スマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末の利用が増大している。これらの携帯情報端末では、Android(登録商標)やiOS(登録商標)などの各種オペレーティングシステム(OS)又はプラットフォームが利用されている。これらのOS又はプラットフォームでは、携帯情報端末は、モバイルネットワークと常時接続された状態を維持するオールウェイズオン(Always ON)の思想に基づき設計されている。すなわち、携帯情報端末と当該端末上のアプリケーションとは、ネットワークと端末との間でPDP(Packet Data Protocol)接続などのパケット通信接続が確立されていることを前提として動作する。このため、Android OSなどのブラウザアプリケーションは、端末内のモデムに対してPDPを確立することを要求しない設計が一般的である。
特表2008−541635
一方、移動通信システムのオペレータが携帯情報端末を遠隔制御するケースがある。例えば、通信料金を滞納しているユーザに対して、オペレータは、当該ユーザの携帯情報端末の利用を中断させることができ(Operator Determined Barring:ODB)、当該携帯情報端末からのPDP確立要求を拒絶することが可能である。このようなODBの実行中又は解除直後では、携帯情報端末は、PDP未確立状態となるため、ユーザはその間はPS(Packet Switched)サービスなどのサービスを利用することができない。このため、PDP未確立状態においてユーザが携帯情報端末を紛失や盗難してしまった場合、リモートロックやリモートワイプなどのネットワーク側からの緊急性の高い遠隔制御サービスを利用することができず、ユーザの利便性・安全性が損なわれる懸念がある。
図1は、ユーザ端末がPDP−inactiveとなるケースのシーケンス図である。図1に示される例では、ユーザ端末(UE)は、LTE(Long Term Evolution)システムと、HSPA(High Speed Packet Access)システムなどの第3世代(3G)システムとにアクセス可能なデュアルモード端末でもよい。例として、3Gシステムに在圏しているとする。何れかの理由により、当該ユーザ端末による通信サービスの利用を中断するため、3Gシステムが、Deactivate PDP Context Requestメッセージをユーザ端末に送信する。Deactivate PDP Context Requestメッセージを受信すると、ユーザ端末は、オペレータからのPDP解放要求を受け入れ、Deactivate PDP Context Acceptメッセージを3Gシステム(3G−CN)に返す。その後、ユーザ端末がオールウェイズオンを維持するためにActivate PDP Context Requestメッセージを3G−CNへ送信しても、通信サービスの利用が中断されているため、3Gシステムは、利用中断期間では当該要求を拒絶し、Activate PDP Context Rejectメッセージを送信することになる。
その後の動作として、ユーザ端末は、当該ユーザ端末の実装に依存して、PDP再確立を3Gシステムに要求することなく位置登録状態を維持するケース(ケース1)と、オールウェイズオンを維持するためPDP再確立を3Gシステムに繰り返し要求するケース(ケース2)とにより動作する場合がある。例えば、Android OSでは、PDP再確立を3Gシステムに繰り返し要求するケースにおいて、ユーザ端末は、5秒、10秒、....、1800秒など、再送間隔を引き延ばしながらPDP再確立を要求するためのActivate PDP Context Requestメッセージを繰り返し送信することによって、PDP再確立を試みる。
このような3Gシステムへの位置登録後にユーザ端末と3Gシステムとの間でPDPが確立されていない期間に、ユーザがユーザ端末を紛失や盗難してしまった場合、ユーザ端末は、リモートロック・リモートワイプなどの遠隔制御サービスを実行することができなくなる。すなわち、3GシステムがSMS(Short Message Service)メッセージをユーザ端末にPUSH送信したとしても、オールウェイズオンの思想に基づき設計されているユーザ端末上のアプリケーションは、PDP再確立を要求しないか、又は最大再送間隔が延伸しているためPDP再確立要求を送信しない可能性がある。このため、ユーザ端末ではPSサービスが利用できず、3Gシステムから要求された遠隔制御サービスは、ユーザ端末において実行されないことになる。
上記問題点に鑑み、本発明の一課題は、ネットワーク側から任意のタイミングで通信端末をパケット通信可能な状態に復帰させるための技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、移動通信システムのネットワーク装置と通信する通信端末であって、前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信する無線通信部と、当該通信端末上で1以上のサービスを提供する実行部と、当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定する端末状態判定部と、当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記無線通信部に送信させるための復旧動作を起動する復旧処理部と、前記制御メッセージに従って前記実行部、前記端末状態判定部及び前記復旧処理部を制御する制御部とを有する通信端末に関する。
本発明の上記態様によると、ネットワーク側から任意のタイミングで通信端末をパケット通信可能な状態に復帰させることができる。
図1は、ユーザ端末がPDP−inactiveとなるケースのシーケンス図である。 図2は、本発明の実施例による復旧処理の概略を示すシーケンス図である。 図3は、本発明の一実施例による復旧アプリを起動する方法を示す概略図である。 図4は、本発明の一実施例による移動通信システムを示す概略図である。 図5は、本発明の一実施例による通信端末のハードウェア構成を示す図である。 図6は、本発明の一実施例による通信端末の機能構成を示す図である。 図7は、本発明の一実施例による通信端末における復旧処理を示すフロー図である。 図8は、本発明の他の実施例による通信端末における復旧処理を示すフロー図である。 図9は、本発明の他の実施例による通信システムの機能構成を示す図である。 図10は、復旧アプリケーションの起動バリエーションを示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図2〜3を参照して、本発明の実施例によるパケット通信再確立処理の概略を説明する。図示された実施例では、通信端末がネットワークに位置登録(アタッチ)しているが、ネットワークとPDP接続が未確立の状態において、ネットワークから通信端末上のサービスアプリケーションを起動するためのPUSH指示を受信したことに応答して、通信端末が、パケット通信接続を再確立するための復旧動作を実行し、ネットワークとのPDP接続を確立する。通信端末上で利用可能なサービスアプリケーションは、例えば、通信端末上にインストールされているリモートロックアプリケーションにより実現されるリモートロックサービス、通信端末上にインストールされているリモートワイプアプリケーションにより実現されるリモートワイプサービスなどの遠隔制御サービスであってもよい。一般に、これらの遠隔制御サービスは、ネットワーク上のサーバなどのネットワーク装置とやりとりし、認証処理などのパケット通信接続を必要とする所定の処理を実行する必要がある。このため、パケット通信接続を必要とするサービスを利用するには、通信端末がパケット通信可能状態である、すなわち、PDP接続状態である必要がある。
図2に示されるように、ネットワークにアタッチしているがPDP未確立の通信端末上のサービスを利用するため、ステップS101において、サーバは、サービスを提供するアプリケーションを起動するための制御用のSMS(Short Message Service)メッセージを通信端末にPUSH送信するようSMSセンタ(SMSC)に指示する。
ステップS102において、SMSCは、通信端末上で所望のアプリケーションを起動することを要求する制御用のSMSメッセージを送信する。図3に示されるように、当該メッセージは、要求されたサービスを提供するリモートロックアプリケーション、リモートワイプアプリケーションなどのサービスアプリケーション(図3の実施例では、サービスアプリケーションC)に送信されてもよいし、後述される復旧動作を実行する復旧アプリケーションに送信されてもよい。
ステップS103において、SMSメッセージを受信すると、SMSメッセージを受信したサービスアプリケーション又は復旧アプリケーションは、通信端末の端末状態を判定する。具体的には、サービスアプリケーション又は復旧アプリケーションは、通信端末とネットワークとの間でパケット通信接続が確立されているか、例えば、通信端末がPDP−active状態又はPDP−inactive状態であるか判定する。通信端末がパケット通信可能状態(PDP−active状態)である場合、当該フローはステップS108に移行する。他方、通信端末がパケット通信不可状態(PDP−inactive状態)である場合、当該フローはステップS104に移行する。
ステップS104において、復旧アプリケーションは、PDP確立要求を送信する契機となる所定の操作をユーザによる操作なしに起動する。通信端末の実装に依存して、PDP確立要求をトリガする各種操作が規定されている。例えば、Android OSを利用する通信端末では、機内モードOFF/ON切替、APN(Access Point Name)設定切替(再設定)、データ通信設定OFF/ON切替、データ通信ON時のRAT(Radio Access Technology)切替設定(切断後、接続)、ローミング中のデータローミング設定OFF/ON切替、データ通信ON時のネットワークサーチ実施(切断後、接続)などの実行に応答して、PDP再確立がトリガされる。また、通信端末の電源OFF/ONの実行時にも、PDP再確立がトリガされる。
このうち、通信端末の実装に依存することなくOS機能として備えられるデータ通信設定OFF/ON切替と電源OFF/ONとの2つの操作が、PDP確立要求を送信する契機として復旧アプリケーションが起動するのに適した操作として選択されてもよい。すなわち、SMSCから復旧アプリケーションを起動することを要求するSMSメッセージを受信すると、又は当該SMSメッセージを受信したサービスアプリケーションから復旧動作を開始するよう指示されると、ステップS104において、復旧アプリケーションは、データ通信設定をONからOFFに切り替えた後にさらにONに切り替えるデータ通信設定OFF/ON切替を実行するか、又は通信端末の電源をONからOFFに切り替えた後にさらにONに切り替える電源OFF/ONを実行することによって、通信装置(モデムなど)によるPDP確立要求の送信をトリガする。
なお、PDP確立要求の送信トリガとして、復旧アプリケーションがデータ通信設定OFF/ON切替と電源OFF/ONとの何れを利用するかは、予め設定されていてもよいし、又はSMSCからのSMSメッセージにおいて規定されてもよい。後者の場合、例えば、SMSメッセージに復旧動作フラグが設けられ、当該フラグによりデータ通信設定OFF/ON切替と電源OFF/ONとの何れを利用すべきか規定されてもよい。
ステップS105において、通信端末の通信装置は、データ通信設定OFF/ON切替又は電源OFF/ONの実行に応答して、PDP接続を確立するためのActivate PDP Context Requestメッセージをコアネットワーク(CN)に送信する。
ステップS106において、Activate PDP Context Requestメッセージを受信すると、CNは、PDP接続を設定する。このとき、要求されたPDP接続の接続先をサービスアプリケーションのためのAPNに変換する必要がある場合もある。
ステップS107において、CNは、PDP確立要求が受け入れられたことを通知するため、Activate PDP Context Acceptを通信端末に返す。
ステップS108において、通信端末は、確立されたPDP接続を介しサービスアプリケーションとサーバとの間で認証処理を実行し、認証された後にサービスアプリケーションによるPSサービスが利用可能になる。図3に示される実施例では、サービスアプリケーションCはリモートロックアプリケーションであり、PDP接続の確立後、リモートロックを実行するためサーバにロック認証要求を送信する。
図4〜9を参照して、本発明の実施例による移動通信システムにおける通信端末によるパケット通信再確立処理を説明する。
図4は、本発明の一実施例による移動通信システムを示す概略図である。図4に示されるように、移動通信システム10は、通信端末100、SMSC(Short Message Service Center)200、CN(Core Network)250、サーバ300及びネットワーク400を有する。
通信端末100は、例えば、スマートフォン、タブレットなどの携帯情報端末であり、典型的には、ネットワーク400と常時接続するオールウェイズオン(Always ON)状態により動作する携帯情報端末である。通信端末100は、基地局(図示せず)との無線接続を介しネットワーク400に通信接続される。
通信端末100は、図5に示されるようなハードウェア構成を有する。図5に示されるように、通信端末100は、バスBを介し相互接続される補助記憶装置101、メモリ装置102、CPU(Central Processing Unit)103、通信装置104、出力装置105及び入力装置106を有する。通信端末100における後述される各種機能及び処理を実現するプログラムは、ネットワーク400を介してサーバなどからダウンロードされてもよいし、補助記憶装置101に予めインストールされてもよい。
補助記憶装置101は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータなどを格納する。補助記憶装置101の記憶領域は、適切な方法により分割されてもよく、例えば、通信端末100のOSが利用するシステム領域とユーザが利用するユーザ領域とに分割されてもよい。この場合、後述されるサービスアプリケーションはユーザ領域に格納され、復旧アプリケーションはシステム領域に格納されてもよい。ユーザ領域とシステム領域を分割しない場合は、ユーザ領域に格納されたサービスアプリケーションに復旧アプリケーションの機能を実装してもよい。また、サービスアプリケーションは、オールウェイズオン状態において有効に機能するものであってもよく、通信端末100がパケット通信不可状態にある場合、通信端末100をパケット通信可能状態にした後に実行される必要がある。
メモリ装置102は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置101からプログラムやデータを読み出して格納する。CPU103は、メモリ装置102に格納されたプログラムやプログラムを実行するのに必要なパラメータなどの各種データに従って、後述されるような通信端末100の各種機能及び処理を実行する。
通信装置104は、ネットワーク400に無線及び/又は有線接続するための通信インタフェースやモデムを有すると共に、WLAN(Wireless Local Area Network)などの他のネットワークに接続するための通信インタフェースを有してもよい。通信装置104は、送信対象のデータを適切な信号に変換し、基地局(図示せず)を介しネットワーク400に送信する。また、通信装置104は、ネットワーク400から受信した信号を適切なデータに変換し、補助記憶装置101やメモリ装置102などの適切な装置に提供する。
出力装置105は、CPU103による処理結果などを表示するのに用いられ、例えば、液晶ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ(CRT)、プラズマディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの各種ディスプレイにより実現される。入力装置106は、ユーザが通信端末100に命令やデータなどを入力するのに用いられ、例えば、タッチパネル、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどにより実現される。
SMSC200は、通信端末100とSMSメッセージをやりとりするためのサーバである。SMSC200は、移動通信システム100のオペレータや各種ネットワーク装置などからの指示に従って、通信端末100に各種SMSメッセージを送信すると共に、PDP未確立状態の通信端末100と各種SMSメッセージをやりとりする。SMSC200は、通信端末100上のリモートロックサービスやリモートワイプサービスなどを提供する各種サービスアプリケーションを起動するため、当該サービスアプリケーションにSMSメッセージをPUSH送信する。また、SMSC200は、後述される復旧アプリケーションにSMSメッセージを直接送信してもよい。この場合、通信端末100がサーバ300とパケット通信可能となった後、SMSC200は、所望のサービスアプリケーションにSMSメッセージをPUSH送信してもよい。
CN250は、移動通信システム10において主要な通信回線を提供し、バックボーンネットワークとも呼ばれる。
サーバ300は、移動通信システム10のオペレータにより管理され、通信端末100のユーザ情報や通信状態などを管理する。サーバ300と通信端末100とは、パケット通信方式により通信可能であり、PDP接続の確立後にパケット通信可能となる。例えば、サーバ300が、通信端末100上のリモートロックアプリケーションやリモートワイプアプリケーションなどの各種サービスアプリケーションに必要な認証処理を実行する認証サーバである場合、PDP接続が確立されてPSサービスが利用可能になった後、サーバ300は、これらのサービスアプリケーションとやりとりすることによって認証処理を実行する。
ネットワーク400は、移動通信システム10の各種ネットワーク装置を接続するためのネットワークであり、通信端末100、基地局、無線ネットワーク制御装置、サーバなどの移動通信システム10上の各種ネットワーク装置を相互接続する。
図示された実施例では、SMSC200とサーバ300とは別々のネットワーク装置として示されているが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、SMSC200とサーバ300とは、同一のネットワーク装置として設けられてもよい。
図6は、本発明の一実施例による通信端末の機能構成を示す。図6に示されるように、通信端末100は、無線通信部110、制御部120、実行部130、端末状態判定部140及び復旧処理部150を有する。
無線通信部110は、ネットワーク400を介しSMSC200及びサーバ300と無線通信し、ネットワーク400を介し各種制御メッセージを送受信する。具体的には、無線通信部110は、SMSC200との間で制御用のSMSメッセージを送受信する。また、無線通信部110は、パケット通信接続が確立された後、サーバ300とパケット通信方式により通信する。
無線通信部110は、所定のトリガ操作に応答して、パケット通信接続を確立するためのパケット通信確立要求をCN250に送信する。例えば、Android OSを利用する通信端末では、パケット通信接続を確立するためのPDP確立要求の送信をトリガする各種操作(例えば、機内モードOFF/ON切替、APN設定切替、データ通信設定OFF/ON切替、データ通信ON時のRAT切替設定、ローミング中のデータローミング設定OFF/ON切替、データ通信ON時のネットワークサーチ実施など)が規定されている。所定のトリガ操作の起動に応答して、無線通信部110は、PDP再確立要求をCN250に送信する。また、通信端末の電源OFF/ON操作時にも、無線通信部110は、PDP再確立要求を送信する。
制御部120は、無線通信部110を介し受信したSMSメッセージなどの各種データに基づき実行部130、端末状態判定部140及び復旧処理部150を制御すると共に、実行部130、端末状態判定部140及び復旧処理部150の処理結果に基づき、各種データをSMSC200、CN250及びサーバ300に送信するよう無線通信部110に指示する。例えば、SMSC200から受信したSMSメッセージがサービスアプリケーションを起動するための指示である場合、制御部120は、端末状態判定部140に通信端末100の端末状態を判定させ、当該SMSメッセージにより要求されたサービスを提供するようサービスアプリケーションの実行部130に指示する。端末状態判定部140によって通信端末100がサーバ300とパケット通信可能であることが確認された後、当該指示を受信すると、実行部130は、要求されたサービスを提供する。他方、SMSC200から受信したSMSメッセージが復旧アプリケーションを起動するための指示である場合、制御部120は、端末状態判定部140に通信端末100の端末状態を判定させ、復旧アプリケーションの復旧処理部150に復旧動作を実行するよう指示する。
実行部130は、通信端末100上で各種サービスを提供するサービスアプリケーションを構成する。SMSC200から受信したSMSメッセージに基づく制御部120からの起動指示に従って、指示されたサービスアプリケーションが起動されると、実行部130は、SMSメッセージにより要求されたサービスを提供する。一例として、SMSC200から受信したSMSメッセージがリモートロックアプリケーションにリモートロックサービスを提供するよう指示するものである場合、リモートロックアプリケーションが起動されると、実行部130は、サーバ300との認証処理の後、通信端末100をロックする。他の例として、SMSC200から受信したSMSメッセージがリモートワイプアプリケーションにリモートワイプサービスを提供するよう指示するものである場合、リモートワイプアプリケーションが起動されると、実行部130は、サーバ300との認証処理の後、通信端末100に格納されているデータを消去又は無効化する。一般に、リモートロックやリモートワイプなどの遠隔制御サービスの実行は、サーバ300による認証処理を必要とする。
端末状態判定部140は、通信端末100の端末状態を判定する。具体的には、制御部120などから判定指示を受信すると、端末状態判定部140は、通信端末100がパケット通信可能状態であるか判定する。例えば、端末状態判定部140は、通信端末100がPDP−active状態であるか、すなわち、通信端末100とサーバ300との間でPDP接続が確立されているか、又はPDP−inactive状態であるか、すなわち、通信端末100とサーバ300との間でPDP接続が未確立であるか判定する。
端末状態判定部140は、サービスアプリケーション又は復旧アプリケーションの何れに備えられてもよい。端末状態判定部140がサービスアプリケーションに備えられる場合、通信端末100がパケット通信可能であると端末状態判定部140が判定すると、サービスアプリケーションは、復旧アプリケーションを起動することなく、実行部130にSMSメッセージにより要求されたサービスを提供させる。他方、通信端末100がパケット通信不可であると端末状態判定部140が判定すると、サービスアプリケーションは、復旧アプリケーションを起動し、復旧処理部150に復旧動作を実行させる。復旧動作が完了し、サーバ300とのPDP接続の確立後、サービスアプリケーションは、実行部130にSMSメッセージにより要求されたサービスを提供させる。復旧アプリケーションの起動指示は、復旧アプリケーションに直接通知されてもよいし、制御部120を介し通知されてもよい。
他方、端末状態判定部140が復旧アプリケーションに備えられる場合、通信端末100がパケット通信可能であると端末状態判定部140が判定すると、復旧アプリケーションは、復旧動作を実行することなく、SMSメッセージにより要求されたサービスを提供するようサービスアプリケーションに指示する。他方、通信端末100がパケット通信不可であると端末状態判定部140が判定すると、復旧アプリケーションは、復旧処理部150に復旧動作を実行させる。復旧動作が完了し、サーバ300とのPDP接続の確立後、サービスアプリケーションは、実行部130にSMSメッセージにより要求されたサービスを提供させる。
復旧処理部150は、復旧アプリケーションを構成し、端末状態判定部140によって通信端末100がパケット通信不可状態であると判定されると、パケット通信を可能にするための復旧動作を実行する。具体的には、復旧処理部150は、パケット通信を可能にするパケット通信接続確立要求を送信する契機となる所定の操作を起動する。通信端末100の実装に依存してパケット通信接続確立要求の送信をトリガする各種操作がある。例えば、通信端末100がAndroid OSを利用する場合、個々の通信端末100の実装に依存することなくOS機能として備えられるデータ通信設定OFF/ON切替と、電源OFF/ONとの2つの操作が、パケット通信接続確立要求、すなわち、PDP確立要求を送信する契機として選択されてもよい。具体的には、端末状態判定部140によって通信端末100がパケット通信不可状態である、すなわち、PDP−inactive状態であると判定されると、復旧処理部150は、データ通信設定をONからOFFに切り替えた後にさらにONに切り替えるデータ通信設定OFF/ON切替を実行するか、又は通信端末100の電源をONからOFFに切り替えた後にさらにONに切り替える電源OFF/ONを実行する。復旧処理部150によりデータ通信設定OFF/ON切替又は電源OFF/ONが実行されると、無線通信部110は、CN250にPDP確立要求を送信する。
図7は、本発明の一実施例による通信端末における復旧処理を示すフロー図である。図7に示される実施例では、端末状態判定部140は復旧アプリケーションに備えられる。本実施例では、図3のファンクション2に示されるように、SMSC200は、復旧アプリケーションにSMSメッセージを送信し、通信端末100をパケット通信可能状態、すなわち、PDP−active状態にするよう復旧アプリケーションに直接指示する。このとき、SMSC200は、SMSメッセージにサービスアプリケーションの起動を要求する情報を含めて送信してもよい。
図7に示されるように、ステップS201において、SMSC200が、復旧アプリケーション宛てのSMSメッセージを通信端末100に送信する。
ステップS202において、当該SMSメッセージを受信すると、通信端末100の制御部120は、受信したSMSメッセージの宛先を確認し、本実施例では、当該SMSメッセージが復旧アプリケーション宛てであるため、復旧アプリケーションを起動する。
任意的に、復旧アプリケーションの起動後、復旧アプリケーションの端末状態判定部140は、通信端末100のWLAN接続状態を確認するようにしてもよい。例えば、SMSC200から送信されるSMSメッセージにWLAN接続状態の確認要否を示すフラグが備えられてもよい。当該フラグがWLAN接続確認要であることを示す場合、端末状態判定部140は、通信端末100のWLAN接続状態を確認する。例えば、SMSメッセージによって起動が指示されるサービスがWLAN経由により提供可能である場合、SMSC200は当該フラグを確認要に設定し、他方、SMSメッセージによって起動が指示されるサービスがWLAN経由によっては提供できず、PDP接続を介して提供可能である場合、SMSC200は当該フラグを確認不要に設定してもよい。通信端末100がWLANに接続されていることが確認された場合、ステップS203,S204を実行することなくステップS205に移行して、制御部120は復旧アプリケーションを終了してもよい。他方、フラグがWLAN接続状態を確認不要であると設定されている場合、又は通信端末100がWLANに接続されていないことが確認された場合、当該フローはステップS203に移行する。
ステップS203において、復旧アプリケーションの端末状態判定部140は、通信端末100の端末状態を判定する。通信端末100がパケット通信不可状態である場合、すなわち、通信端末100がPDP−inactive状態である場合(S203:Y)、当該フローはステップS204に移行する。他方、通信端末100がパケット通信可能状態である場合、すなわち、通信端末100がPDP−active状態である場合(S203:N)、当該フローはステップS205に移行して、制御部120は復旧アプリケーションを終了する。
ステップS204において、復旧処理部150は、データ通信設定OFF/ON切替又は電源OFF/ONを実行することによって、無線通信部110にPDP確立要求を送信させる。
ステップS205において、制御部120は、復旧アプリケーションを終了する。受信したSMSメッセージがサービスアプリケーションの起動を指示するものである場合は、その後、制御部120は、要求されたサービスアプリケーションを起動し、実行部130に所望のサービスを提供させる。受信したSMSメッセージが復旧アプリケーションの起動を指示するものである場合は、制御部120が復旧アプリケーションを終了した際、通信端末100は確立されたPDP接続を介して、PDP−active状態となった旨をサーバ300へ通知する。その後、通信端末100は、SMSC200からサービスアプリケーションの起動を指示するSMSメッセージを受信し、制御部120がサービスアプリケーションを起動してもよい。
図8は、本発明の他の実施例による通信端末における復旧処理を示すフロー図である。図8に示される実施例では、端末状態判定部140がサービスアプリケーションに備えられる。SMSC200は、所望するサービスアプリケーションにSMSメッセージを送信し、当該サービスアプリケーションに所望のサービスを実行するよう指示する。
図8に示されるように、ステップS301において、SMSC200が、所望のサービスアプリケーション宛てのSMSメッセージを通信端末100に送信する。
ステップS302において、当該SMSメッセージを受信すると、通信端末100の制御部120は、受信したSMSメッセージの宛先を確認し、本実施例では、当該SMSメッセージがサービスアプリケーション宛てであるため、当該サービスアプリケーションを起動する。
任意的に、サービスアプリケーションの起動後、サービスアプリケーションの端末状態判定部140は、通信端末100のWLAN接続状態を確認するようにしてもよい。例えば、SMSC200から送信されるSMSメッセージにWLAN接続状態の確認要否を示すフラグが備えられてもよい。当該フラグがWLAN接続確認要であることを示す場合、サービスアプリケーションの端末状態判定部140は、通信端末100のWLAN接続状態を確認する。例えば、SMSメッセージによって起動が指示されるサービスがWLAN経由により提供可能である場合、SMSC200は当該フラグを確認要に設定し、他方、SMSメッセージによって起動が指示されるサービスがWLAN経由によっては提供できず、PDP接続を介して提供可能である場合、SMSC200は当該フラグを確認不要に設定してもよい。通信端末100がWLANに接続されていることが確認された場合、ステップS303,S304を実行することなくステップS305に移行して、制御部120は復旧アプリケーションを終了してもよい。他方、フラグがWLAN接続状態を確認不要であると設定されている場合、又は通信端末100がWLANに接続されていないことが確認された場合、当該フローはステップS303に移行する。
ステップS303において、サービスアプリケーションの端末状態判定部140は、通信端末100の端末状態を判定する。通信端末100がパケット通信不可状態である場合、すなわち、通信端末100がPDP−inactive状態である場合(S303:Y)、当該フローはステップS304に移行する。他方、通信端末100がパケット通信可能状態である場合、すなわち、通信端末100がPDP−active状態である場合(S303:N)、当該フローはステップS305に移行して、制御部120は復旧アプリケーションを終了する。
ステップS304において、復旧処理部150は、データ通信設定OFF/ON切替又は電源OFF/ONを実行することによって、無線通信部110にPDP確立要求を送信させる。
ステップS305において、制御部120は、復旧アプリケーションを終了する。
ステップS306において、サービスアプリケーションは、確立されたPDP接続を介し、SMSC200によって要求されたサービスを実行する。
図9を参照して、本発明の他の実施例による移動通信システムの構成を説明する。図9は、本発明の他の実施例による移動通信システムの機能構成を示す図である。図9に示される実施例では、端末状態判定部140がSMSC200に備えられる。すなわち、通信端末100は、無線通信部110、制御部120、実行部130及び復旧処理部150を有し、SMSC200は、端末状態判定部140を有する。
本実施例では、例えば、通信端末100に対してリモートロックサービスやリモートワイプサービスを実行しようとするとき、SMSC200は、端末状態判定部140を用いて通信端末100の端末状態を判定した後、判定結果に応じてサービスアプリケーション又は復旧アプリケーションを起動する。すなわち、ネットワーク側で通信端末100の端末状態を判定する。
より詳細には、通信端末100に対してリモートロックサービスやリモートワイプサービスを実行しようとするとき、SMSC200は、端末状態判定部140に通信端末100がパケット通信可能状態であるか、すなわち、通信端末100がPDP−active状態であるか判定する。通信端末100がPDP−active状態である場合、SMSC200は、所望のサービスアプリケーションを起動するため、SMSメッセージを通信端末100に送信する。上述した実施例と同様に、当該SMSメッセージを受信すると、制御部120は、要求されたサービスアプリケーションを起動し、実行部130は、サーバ300とやりとりして要求されたPSサービスを提供する。他方、通信端末100がPDP−inactive状態である場合、SMSC200は、復旧アプリケーションを起動するため、SMSメッセージを通信端末100に送信する。当該SMSメッセージを受信すると、制御部120は、復旧アプリケーションを起動し、復旧処理部150は、データ通信設定OFF/ON切替又は電源OFF/ONを実行することによって、無線通信部110にPDP確立要求を送信させる。PDP接続の確立後、SMSC200は、所望のサービスアプリケーションを起動するため、SMSメッセージを通信端末100に送信する。SMSC200がSMSメッセージを送信するタイミングは、サーバ300からの指示にしたがってもよい。
図10を参照して、本発明の上述した実施例による復旧アプリケーションの起動バリエーションを説明する。図10は、本発明の実施例による復旧アプリケーションの起動バリエーションを示す図である。
上述した実施例では、SMSC200がSMSメッセージを復旧アプリケーションに送信する実施例と、SMSC200がSMSメッセージをサービスアプリケーションに送信する実施例とが説明された。また、端末状態判定部140が復旧アプリケーション、サービスアプリケーション及びSMSC200の何れかに配置される実施例が説明された。すなわち、上述した復旧アプリケーションは、図10に示されるようなバリエーションにより起動可能である。
ケースIでは、SMSメッセージの宛先が復旧アプリケーションであり、端末状態判定部140が復旧アプリケーションに配置される。この場合、復旧アプリケーションが、SMSC200からのSMSメッセージによって起動されると、端末状態判定部140を用いて通信端末100の端末状態を判定し、判定結果に応じて復旧動作を実行する。
ケースIIでは、SMSメッセージの宛先がサービスアプリケーションであり、端末状態判定部140が復旧アプリケーションに配置される。この場合、サービスアプリケーションがSMSメッセージによって起動されると、サービスアプリケーションは、復旧アプリケーションを起動し、端末状態判定部140に通信端末100の端末状態を判定させる。復旧アプリケーションは、判定結果に応じて復旧動作を実行し、通信端末100がパケット通信可能な状態になった後、サービスアプリケーションは、要求されたサービスを提供する。
ケースIIIでは、SMSメッセージの宛先が復旧アプリケーションであり、端末状態判定部140がサービスアプリケーションに配置される。この場合、復旧アプリケーションが、SMSC200からのSMSメッセージによって起動されると、復旧アプリケーションは、サービスアプリケーションを起動し、端末状態判定部140に通信端末100の端末状態を判定させる。復旧アプリケーションは、判定結果に応じて復旧動作を実行し、通信端末100がパケット通信可能な状態になった後、サービスアプリケーションは、要求されたサービスを提供する。
ケースIVでは、SMSメッセージの宛先がサービスアプリケーションであり、端末状態判定部140がサービスアプリケーションに配置される。この場合、サービスアプリケーションがSMSメッセージによって起動されると、端末状態判定部140を用いて通信端末100の端末状態を判定し、判定結果に応じて復旧アプリケーションを起動して復旧動作を実行させる。通信端末100がパケット通信可能な状態になった後、サービスアプリケーションは、要求されたサービスを提供する。
ケースVでは、SMSメッセージの宛先が復旧アプリケーションであり、端末状態判定部140がSMSC200に配置される。この場合、SMSC200は、サービスアプリケーションを起動前に、端末状態判定部140を用いて通信端末100の端末状態を判定し、判定結果に応じて復旧アプリケーションを起動して復旧動作を実行させる。通信端末100がパケット通信可能な状態になった後、SMSC200は、所望のサービスアプリケーションを起動する。
ケースVIでは、SMSメッセージの宛先がサービスアプリケーションであり、端末状態判定部140がSMSC200に配置される。この場合、SMSC200は、サービスアプリケーションを起動前に、端末状態判定部140を用いて通信端末100の端末状態を判定し、当該判定結果を含むSMSメッセージをサービスアプリケーションに送信する。サービスアプリケーションは、受信したSMSメッセージの内容を参照して、判定結果に応じて復旧アプリケーションを起動して復旧動作を実行させる。通信端末100がパケット通信可能な状態になった後、サービスアプリケーションは、要求されたサービスを提供する。
なお、上述した実施例では、サービスアプリケーションと復旧アプリケーションとが別々のアプリケーションとして構成されたが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、サービスアプリケーションが、復旧処理部150を含むようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 移動通信システム
100 通信端末
200 SMSC
300 サーバ
400 ネットワーク
110 無線通信部
120 制御部
130 実行部
140 端末状態判定部
150 復旧処理部

Claims (7)

  1. 移動通信システムのネットワーク装置と通信する通信端末であって、
    前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信する無線通信部と、
    当該通信端末上で1以上のサービスを提供する実行部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定する端末状態判定部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記無線通信部に送信させるための復旧動作を起動する復旧処理部と、
    前記制御メッセージに従って前記実行部、前記端末状態判定部及び前記復旧処理部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記復旧動作は、データ通信設定の切替と電源ON/OFF切替との少なくとも1つを含み、
    前記制御メッセージは、SMS(Short Message Service)メッセージであり、
    前記データ通信設定の切替と前記電源ON/OFF切替との何れを前記復旧動作として実行するかは、前記SMSメッセージに規定される通信端末。
  2. 前記端末状態判定部は、当該通信端末と前記移動通信システムとの間でPDP(Packet Data Protocol)接続が確立されているか判定し、
    前記PDP接続が確立されていない場合、前記復旧処理部は、前記ネットワーク装置にPDP接続確立要求を前記無線通信部に送信させるため、データ通信設定の切替と電源ON/OFF切替との何れかを実行する、請求項記載の通信端末。
  3. 前記実行部は、当該通信端末を遠隔的にロックするためのリモートロックサービス又は当該通信端末に格納されているデータを消去するためのリモートワイプサービスを提供する、請求項1又は2記載の通信端末。
  4. 移動通信システムのネットワーク装置と通信する通信端末であって、
    前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信する無線通信部と、
    当該通信端末上で1以上のサービスを提供する実行部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定する端末状態判定部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記無線通信部に送信させるための復旧動作を起動する復旧処理部と、
    前記制御メッセージに従って前記実行部、前記端末状態判定部及び前記復旧処理部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記実行部がサービスアプリケーションを構成し、
    前記端末状態判定部と前記復旧処理部とが復旧アプリケーションを構成し、
    前記受信した制御メッセージの宛先が前記復旧アプリケーションであるとき、前記制御部は、前記復旧アプリケーションを起動し、前記端末状態判定部に当該通信端末がパケット通信可能状態であるか判定させ、当該通信端末がパケット通信不可状態にあると判定すると、前記復旧処理部に前記復旧動作を起動させ、
    前記受信した制御メッセージの宛先が前記サービスアプリケーションである場合、前記制御部は、前記サービスアプリケーションを起動し、前記実行部に前記復旧アプリケーションを起動させ、前記端末状態判定部に当該通信端末がパケット通信可能状態であるか判定させ、当該通信端末がパケット通信不可状態にあると判定すると、前記復旧処理部に前記復旧動作を起動させる通信端末。
  5. 移動通信システムのネットワーク装置と通信する通信端末であって、
    前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信する無線通信部と、
    当該通信端末上で1以上のサービスを提供する実行部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定する端末状態判定部と、
    当該通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記無線通信部に送信させるための復旧動作を起動する復旧処理部と、
    前記制御メッセージに従って前記実行部、前記端末状態判定部及び前記復旧処理部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記実行部と前記端末状態判定部とがサービスアプリケーションを構成し、
    前記復旧処理部が復旧アプリケーションを構成し、
    前記受信した制御メッセージの宛先が前記サービスアプリケーションである場合、前記制御部は、前記サービスアプリケーションを起動し、前記端末状態判定部に当該通信端末がパケット通信可能状態であるか判定させ、当該通信端末がパケット通信不可状態にあると判定すると、前記復旧アプリケーションを起動し、前記復旧処理部に前記復旧動作を起動させる通信端末。
  6. ネットワーク装置と、
    前記ネットワーク装置に通信接続される通信端末と、
    を有する移動通信システムであって、
    前記ネットワーク装置は、前記通信端末が当該移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定する端末状態判定部を有し、
    前記通信端末は、
    前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信する無線通信部と、
    前記通信端末上で1以上のサービスを提供する実行部と、
    前記通信端末が当該移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記無線通信部に送信させるための復旧動作を起動する復旧処理部と、
    前記制御メッセージに従って前記実行部及び前記復旧処理部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記復旧動作は、データ通信設定の切替と電源ON/OFF切替との少なくとも1つを含み、
    前記制御メッセージは、SMS(Short Message Service)メッセージであり、
    前記データ通信設定の切替と前記電源ON/OFF切替との何れを前記復旧動作として実行するかは、前記SMSメッセージに規定される移動通信システム。
  7. 移動通信システムのネットワーク装置と通信する通信端末のための方法であって、
    前記ネットワーク装置から制御メッセージを受信するステップと、
    前記通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信可能状態にあるか判定するステップと、
    前記通信端末が前記移動通信システムにおいてパケット通信不可状態にあるとき、前記ネットワーク装置にパケット通信接続確立要求を前記通信端末に送信させるための復旧動作を起動するステップと、
    前記通信端末がパケット通信可能状態になった後、前記ネットワーク装置により要求されたサービスを提供するステップと、
    を有し、
    前記復旧動作は、データ通信設定の切替と電源ON/OFF切替との少なくとも1つを含み、
    前記制御メッセージは、SMS(Short Message Service)メッセージであり、
    前記データ通信設定の切替と前記電源ON/OFF切替との何れを前記復旧動作として実行するかは、前記SMSメッセージに規定される方法。
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