JP2003060387A - 電磁波シールド材 - Google Patents

電磁波シールド材

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JP2003060387A
JP2003060387A JP2001247655A JP2001247655A JP2003060387A JP 2003060387 A JP2003060387 A JP 2003060387A JP 2001247655 A JP2001247655 A JP 2001247655A JP 2001247655 A JP2001247655 A JP 2001247655A JP 2003060387 A JP2003060387 A JP 2003060387A
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electromagnetic wave
foil
shielding material
wave shielding
metal foil
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JP2001247655A
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English (en)
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Koichi Ashizawa
公一 芦澤
Mitsuyuki Wasamoto
充幸 和佐本
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Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Furukawa Research Inc
Original Assignee
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Furukawa Research Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック基材との接着性に優れた金属箔
でシールド層を構成し、特に耐屈曲性に優れた電磁波シ
ールド材を提供することを目的とする。 【解決手段】 電磁波に影響される機器若しくは配線材
を被覆する電磁波シールド材であって、該電磁波シール
ド材は、表面粗さ(Rz)が2μm以下の箔本体の片面
または両面に電解めっきで平均粒径1μm以下である微
細粒子を付着せしめた金属箔を、該金属箔の微細粒子付
着面をプラスチック基材にガラス転移点(Tg)が10
0°C以上である樹脂接着剤により接着して構成してな
ることを特徴とする電磁波シールド材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック基材と
の接着性に優れた導電性金属箔で電磁波をシールド(遮
蔽)する電磁波シールド材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクスの進展により電
気、電子、電波等を利用した多くの機器(以下これらを
総称して電子機器という)が普及している。しかしなが
ら、これらの電子機器或いは電子機器に組み込む配線材
の中には人体への悪影響、他の機器への障害を起こす電
磁波を放射するものがあり、その防止策が特に重要とな
ってきている。電磁波障害に対する対策は種々提案され
ているが、本命は電磁波シールド材である。電磁波シー
ルド材とは、電子機器や配線材、さらには建造物等をシ
ールド材で覆い、外部からの電磁波を内部に入れない、
或いは内部で発生する電磁波を外部に出さない材料であ
る。また一方、電磁波シールド材は電子機器に使用する
プリント配線基板においては、基板に該シールド材を直
接設置する、もしくは基板の近傍に配置することにより
回路のインピーダンスコントロールをするといった目的
にも使用される。
【0003】電磁波シールド材としてはコンピュータ、
通信機器(ケーブルを含む)、AV機器、医療用機器、
計測機器、事務機器、自動車電装部品等の電子機器分
野、放送スタジオ、各種ホール、病院、生体観測室、E
MI試験設備等々の建築分野で幅広く使用されている。
また、プリント配線板やFPC等のフレキシブル配線材
にも使用される。電磁波シールド材としては、プラスチ
ック表面に銅等の金属をめっきする表面処理法で作成し
たもの、プラスチック中に導電性のフィラーを混入した
ペレットを成形してシールド材とする複合化材料からな
るもの、金属メッシュ、或いは金属箔を基材に貼り付け
た金属張り合わせ材からなるもの、金属板を加工した金
属筐体からなるもの、等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記(1)の
表面処理法で作成したものはプラスチックをめっき処理
する技術が複雑であり、かつ、めっきによりプラスチッ
クに付着した金属層の接着力が弱く、耐屈曲性に劣る欠
点があり、(2)の複合化材料からなるものは価格的に
高くつく欠点があり、(4)の金属筐体は重く、特定の
用途に限られる欠点がある。(3)の複合材料からなる
ものは種々のものが開発され、実用化されているが、軽
薄短小となってきている電子機器等に採用するには耐屈
曲性、柔軟性に欠ける等の欠点がある。本発明は、かか
る従来の欠点を解消すべくなされたもので、軽薄短小と
なる電子機器にも充分に対応でき、かつまた建造物等の
大型物件にも対応可能な電磁波シールド材を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1の発明
は、電磁波に影響される機器若しくは配線材を被覆する
電磁波シールド材であって、該電磁波シールド材は、表
面粗さ(Rz)が2μm以下の箔本体の片面または両面
に電解めっきで平均粒径1μm以下である微細粒子を付
着せしめた金属箔を、該金属箔の微細粒子付着面をプラ
スチック基材の少なくとも片面にガラス転移点(Tg)
が100°C以上である樹脂接着剤により接着して構成
してなることを特徴とする電磁波シールド材である。
【0006】本発明請求項2の発明は、電磁波に影響さ
れる機器若しくは配線材を被覆する電磁波シールド材で
あって、該電磁波シールド材は、金属箔本体の片面また
は両面に平均粒径が2μm以下の微細な結晶粒の集合組
織からなる少なくとも1層のめっき層が形成されてお
り、該めっき層の上に電解めっきで平均粒径1μm以下
の微細粒子が付着された金属箔を、該金属箔の微細粒子
付着面をプラスチック基材の少なくとも片面にガラス転
移点(Tg)が100°C以上である樹脂接着剤により
接着してなるラミネートシートで構成されていることを
特徴とする電磁波シールド材である。
【0007】前記請求項1または2において、前記微細
粒子はその平均粒径が1μm以下であるCu、Ni、C
oのなかから選ばれた2元素以上の合金からなる粒子、
または、該粒子と、V、Mo、Wのなかから選ばれる少
なくとも1種の元素の酸化物粒子との混合物とするとよ
い。また、前記金属箔は、表面に平均粒径2μm以下の
結晶粒が表出している電解銅箔、圧延銅箔、または圧延
銅合金箔であることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電磁波シールド材の一実
施形態を図1に示す。図1において、Aは電磁波シール
ド材で、該電磁波シールド材Aはプラスチック基材1と
導電性金属箔2とで構成されている。導電性金属箔2は
金属箔本体3と、該箔本体3の両面に電解めっきで付着
の微細粒子4とからなっており、該金属箔2の微細粒子
4付着面とプラスチック基材1とはTg(ガラス転移
点)100°C以上の樹脂接着剤6により接着されてい
る。
【0009】上述したように、図1は微細粒子4を金属
箔本体3の両面に付着させた導電性金属箔2を、プラス
チック基材1、1で被覆し、これらの接触面をTg10
0°C以上の樹脂接着剤6により接着したラミネートタ
イプの電磁波シールド材の第1の実施形態である。
【0010】一方、図2は本発明の第2の実施形態で、
金属箔本体3の片面に微細粒子4を付着せしめ、該面に
プラスチック基材1を樹脂接着剤6により接着せしめた
電磁波シールド材Bである。
【0011】図3は本発明の第3の実施形態を示すもの
で、図1または図2に示すようなタイプの電磁波シール
ド材AまたはBを複数枚(図3では4枚)積層して多層
電磁波シールド材Cとしたものである。積層する方法は
例えば、金属箔2の両面に微細粒子4を設けてその片面
にプラスチック基材1を接着して構成した単位電磁波シ
ールド材を複数枚、該単位電磁波シールド材の露出して
いる金属箔2の面に他の電磁波シールド材のプラスチッ
ク基材面を樹脂接着剤で接着して構成する。このように
単位電磁波シールド材を所要数積層することにより目的
とする遮蔽効果を有する耐屈曲性に優れた多層電磁波シ
ールド材Cが構成できる。
【0012】また、図1に示す金属箔2の両面にプラス
チック基材1、1を設けたラミネートタイプの電磁波シ
ールド材Aを所要枚数積層するには、プラスチック同士
を接着する優れた接着剤が数多く開発されているので、
目的に合った接着剤を任意に選定して張り合わせること
により多層化することができ、目的とする遮蔽効果を有
する耐屈曲性に優れた多層電磁波シールド材が構成でき
る。
【0013】本発明電磁波シールド材を構成するプラス
チック基材1としては、特に限定されるものではなく、
電子機器や配線材分野で柔軟性が要求される用途ではポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニール等のシート材、建築分野では建
材として使用されているアクリル樹脂、エポキシ樹脂等
からなる板材、耐熱性を要求される用途にはポリイミド
等の耐熱性樹脂を、使用目的に合わせて適宜選択するこ
とができる。
【0014】また、前記金属箔2を構成する金属箔本体
3としては、導電性であれば格別限定されるものではな
く、例えば、Ni、Fe、Sn、Ag、Cu、Ti、A
lなどの金属単体、またはこれら金属単体に他の金属を
適量含有せしめた合金、例えば真ちゅう、ステンレス鋼
などの合金、Cu−Sn、Cu−Sn−Zn−Cr、C
u−Zn−Ni、Cu−Zn−Ni−Ag、Cu−Z
r、Cu−Fe−Sn−Zn、Cu−Sn−Cr、Cu
−Fe−Pなどの銅合金をあげることができるが、実際
の使用時には、電磁波シールド材が要求する導電率、機
械的強度等使用目的との関係を勘案して最適な箔本体を
適宜選定することができる。
【0015】金属箔本体3の厚みは格別限定されるもの
ではなく、有効に電磁波シールド材としての機能を達成
することができ、要求される可撓性を損なわない厚みで
あればよい。通常は3〜100μm程度であればよく、
必要により図3に示すように複数枚の単位電磁波シール
ド材を積層してもよい。また、それ以上の厚みの材料、
いわゆる板または条であっても本発明に使用することが
できる。従って、本明細書では、金属箔本体3の定義と
して、箔は勿論、板、条をも含む。
【0016】上記した金属箔本体3の表面に付着せしめ
られる微細粒子4は箔本体3への電解めっきによって形
成する。微細粒子4は、金属箔本体3の表面に表出して
いる結晶粒の結晶粒界に選択的に析出し始め、そしてそ
の粒界にツリー状に成長する。従って、金属箔本体3に
表出している結晶粒を微細にして単位面積当たりに存在
する結晶粒界の数を多くし、電解めっき時に箔本体3の
単位面積当たりに付着(析出)する微細粒子の量を多く
する必要がある。
【0017】本発明にあっては、金属箔本体3の表面に
表出している結晶粒の平均粒径を2μm以下とする。箔
本体の表面の結晶粒が2μmより大きい場合には先ず箔
本体の表面に2μm以下の微細な結晶粒の集合組織をめ
っきにより形成する。めっきは1層で足りない場合には
複数層設け、2μm以下の微細結晶粒を均一に形成して
おく。単位面積当たりの結晶粒界の数が多くなれば箔本
体表面への微細粒子の付着割合も多くなり、付着粒子が
偏在することなく均一に付着するため、プラスチック基
材との接着力を向上させ、更にミクロ的に均一な接着性
を実現することができるからである。
【0018】また、電磁波シールド材として、該電磁波
シールド材自身が動くような場合には電磁波シールド材
の耐屈曲性が要求される。ところで金属箔自体の耐屈曲
性は極めて小さい。しかし、該箔をプラスチック基材と
接着することにより耐屈曲性は飛躍的に向上する。しか
し、耐屈曲性の飛躍的な向上も、金属箔とプラスチック
基材との接着力に大きく左右される。また、金属箔表面
の粗面化率にも影響される。
【0019】耐屈曲性について問題となるのは箔の破壊
である。プラスチック基材、特に薄いシートに張り合わ
せた金属箔の屈曲による破壊の現象を観察すると、箔表
面の凹凸の凹部からミクロ亀裂が発生し、この亀裂が成
長して箔が破断(破壊)することが確認されている。即
ち、箔が破断する大きな原因は箔表面の凹凸の大きさに
起因している。箔表面の粗度が大きいとその凹部がミク
ロ亀裂の発端となり箔破断の原因となるため、粗度は小
さいほうが好ましく、箔とプラスチック基材との接着力
を合わせ勘案すると、上述したようにRzで2μm以下
とすることが好ましい。
【0020】なお、箔本体表面に表出している結晶粒
は、その粒界に微細粒子を析出させる。また、得られた
金属箔のプラスチック基材への接着表面積の拡大効果を
あげるために、その平均粒径は一般に微細粒子のそれよ
りも大きく設定することから、平均粒径はプラスチック
基材との接着性、耐屈曲性の関係から2μm以下とし、
箔本体の製箔条件にも規制されるが、結晶粒の平均粒径
の下限値は0.01μm程度である。
【0021】本明細書において、上記した箔本体の結晶
粒の平均粒径とは、まず結晶粒が形成されている表面の
写真を透過型電子顕微鏡で撮影し、その写真における結
晶粒の面積を10点以上実測し、その結晶粒を実測面積
を有する真円にしたときの直径を計算して求めた値であ
る。
【0022】本発明において、箔本体の表面に付着する
微細粒子は、まず第1に、微細粒子の平均粒径は1μm
以下とする。平均粒径が1μmより大きい場合には、箔
本体に微細粒子を付着せしめても、得られた金属箔の接
着表面積の拡大効果が小さく、そのため、プラスチック
基材との接着性も充分向上しないとともに、接着粒子の
分散が不充分でミクロ的接着性の均一化ができなくな
る。その結果、ミクロ的接着力の弱い個所で箔本体の亀
裂が生じ易くなり、屈曲寿命が小さくなるからである。
【0023】なお、ここでいう微細粒子の平均粒径と
は、走査型電子顕微鏡で粒径を10点以上測定し、該1
0点以上の実測値の平均値である。
【0024】微細粒子としてはCu、NiまたはCoの
なかから選ばれた2元素以上の合金粒子またはCu−N
i合金粒子やCu−Co合金粒子を採用することが好ま
しく、NiまたはCoは、それ自体としてもプラスチッ
ク基材に対して高い接着性を示すので、特に好適であ
る。この場合、Cuの箔本体への存在量(付着量)が絶
対量で4〜20mg/dm2であり、NiまたはCoの
存在量(付着量)がCu1mg/dm2に対し0.1〜
3mg/dm2であるCu−Ni合金粒子またはCu−
Co合金粒子は非常に高い接着性を示し好適である。
【0025】また、Cu−Ni合金粒子またはCu−C
o合金粒子とV2O5粒子との混合物、Cu−Ni合金
粒子またはCu−Co合金粒子とMoO3粒子との混合
物、Cu−Ni合金粒子またはCu−Co合金粒子とW
O3粒子との混合物などをあげることができる。これら
の合金粒子と酸化物粒子との混合物は、前記したNi成
分またはCo成分の働きも作用してプラスチック基材と
の接着性を高める点で好適である。
【0026】本発明の箔本体として、銅箔には圧延銅箔
または圧延銅合金箔を用いることができる。この圧延銅
箔または圧延銅合金箔は、表面の結晶粒が大きい。具体
的には2μmより大きくなっているのが通例である。そ
のため、この表面に直接、微細粒子を付着してもその付
着状態は局部的に偏在して高い接着性をうることは実現
し難い。特に、圧延銅合金箔を用いる場合には実現困難
である。そのため、箔本体として圧延銅箔または圧延銅
合金箔を用いる場合には、当該圧延銅箔または圧延銅合
金箔の表面に一旦銅めっきを行い、そのときのめっき条
件を制御することにより、微細な結晶粒からなる集合組
織を銅めっき層で形成し、その上に微細粒子を付着せし
めるとよい。
【0027】本発明電磁波シールド材を構成する金属箔
本体として例えば特開平9−143785号公報に記載
されているように、銅の析出面の粗度がドラム側の表面
(所謂光沢面)の粗度と同等かそれよりも小さい値にな
っている電解銅箔は一般的な電解銅箔と異なり、その表
面に表出する結晶粒を微細にすることができることか
ら、このような電解銅箔を使用すれば表面への微細粒子
の付着は、箔本体に直接電気めっきすることにより付着
することができる。
【0028】本発明における電磁波シールド材は主とし
て環境条件の悪い例えば周囲温度が高く湿度も高い自動
車電装部品に組み込まれ、或いは常に駆動されている等
の悪条件下で使用するとより効果的である。このような
悪条件下では単に箔本体と接着剤との間の接着性を向上
させただけでは上述の高信頼性をうることは不可能であ
る。即ち、電磁波シールド材の寿命はプラスチックシ基
材と金属箔とを接着する樹脂接着剤の弾性率にも大きく
係わってくる。樹脂接着剤の弾性率は温度が高くなると
低下する傾向にある。樹脂接着剤の弾性率と温度との変
化曲線は該接着剤のTg(ガラス転移点)を指標とする
ことができる。
【0029】そこで、種々の接着剤につき弾性率とTg
との関係を調査した結果、Tgが100°C以上の樹脂
接着剤を使用することにより高温下でも弾性率の低下は
少なく、プラスチック基材と金属箔との接着力が落ちな
いことを確認した。以上のように、箔本体と接着剤との
間の接着性と上記のように接着剤のTgの選定を行うこ
とによってはじめて高耐屈曲性で高信頼性の電磁波シー
ルド材を実現することができる。
【0030】以下に、箔本体の表面に微細粒子を付着す
る電解めっきにつき実施例で説明する。
【実施例】実施例1 縦500mm、幅30mm、厚み35μm、表面粗さRzが
0.7μmの寸法形状を有する圧延銅箔を100枚用意
し、これらの箔本体を5重量%の硫酸に1分間浸漬して
表面の酸化皮膜を除去したのち充分に水洗した。つい
で、各圧延銅箔の両面に、下記の条件で電解めっきを行
い、Cu−Ni合金粒子を付着させた。付着した粒子の
平均粒径は0.3μmであった。
【0031】めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属とし
て)5g/dm3、硫酸ニッケル(Ni金属として)12
g/dm3、pH3.5、電流密度:10A/dm2、通電時
間:4秒、浴温:40°C。
【0032】次に、縦510mm、幅35mm、厚さ5
0μmのポリエチレンテレフタレート(PET)のシー
トを用意し、該シートの1面にTgが120°Cのエポ
キシ系接着剤を20μmの厚さに塗布し、上記電解処理
した圧延銅箔を張り合わせ接着した。この電磁波シール
ド材Aにつき耐屈曲性評価をIPC試験装置により行っ
た。評価環境は60°C、屈曲曲率半径7mmとし、シ
ート状電磁波シールド材が破壊するまで繰り返し、その
回数を測定した。測定結果の平均値を表1に示す。
【0033】実施例2 実施例1の圧延銅箔に以下に示す電解条件で微細結晶化
電解めっきを施し、表面に0.3μmの微細結晶粒の集
合組織を形成し、実施例1と同一条件で接点部を有する
電磁波シールド材を作成し、耐屈曲性評価を実施した。
結果を表1に併記する。 めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属として)28g/dm
3、硫酸ニッケル(Ni金属として)180g/dm3、微
細結晶化付与剤としてトップルチナH−300(商品
名、奥野製薬株式会社製)1vol%,濃硫酸0.01
4vol%、電流密度:3.0A/dm2、通電時間:2
7秒、浴温:25°C。
【0034】実施例3 箔表面に設ける粒子をCu−Coとした他は実施例2と
同一条件で電磁波シールド材を作成した。粒子の付与条
件は次のとおりである。 めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属として)5g/dm
3、硫酸コバルト(Co金属として)12g/dm3、pH
3.5、電流密度:10A/dm2、通電時間:3秒、浴温
40℃。
【0035】実施例4 箔表面に設ける粒子をCu−Ni−Vとした他は実施例
2と同一条件で電磁波シールド材を作成した。粒子の付
与条件は次のとおりである。 めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属として)5g/dm
3、硫酸ニッケル(Ni金属として)12g/dm3、メタ
バナジン酸アンモニウム(V金属として)1.0g/dm
3、pH3.5、電流密度:10A/dm2、通電時間:3
秒、浴温:40°C。
【0036】実施例5 箔表面に設ける粒子をCu−Co−Moとした他は実施
例2と同一条件で電磁波シールド材を作成した。粒子の
付与条件は次のとおりである。 めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属として)5g/dm
3、硫酸コバルト(Co金属として)12g/dm3、モリ
ブデン酸アンモニウム(Mo金属として)1.0g/dm
3、pH3.5、電流密度:10A/dm2、通電時間:3
秒、浴温40℃。
【0037】実施例6 箔表面に設ける粒子をCu−Ni−Wとした他は実施例
2と同一条件で電磁波シールド材を作成した。粒子の付
与条件は次のとおりである めっき浴の組成:硫酸銅(Cu金属として)5g/dm
3、硫酸ニッケル(Ni金属として)12g/dm3、タン
グステン酸アンモニウム(W金属として)1.0g/dm
3、pH3.5、電流密度:10A/dm2、通電時間:3
秒、浴温:40℃。
【0038】実施例7 次に圧延銅箔の代わりに表面粗さRzが1.5μmの電
解銅箔を用い、実施例1と全く同一の条件で電磁波シー
ルド材を作成した。実施例3〜7についても実施例1と
同じ耐屈曲性評価を行い、その結果を表1に併記した。
【0039】比較例1 箔の表面粗さRzが4.5μmの電解銅箔を使用した以
外は実施例1と同一の条件で電磁波シールド材を作成し
た。
【0040】比較例2 粒子を銅のみの組成として平均粒径を5μmとした以外
は実施例1と同一の条件で電磁波シールド材を作成し
た。
【0041】比較例3 エポキシ系接着剤のTgが65°Cの接着剤を使用した
以外は実施例1と同一の条件で電磁波シールド材を作成
した。比較例1〜3で作成したシート状電磁波シールド
材についても耐屈曲性の評価を行い、その結果を表1に
併記した。
【0042】
【表1】
【0043】表1から明らかなように、実施例1は箔表
面の結晶粒径が少々大きいために屈曲回数はやや落ちる
が、比較例に比べると3倍以上の屈曲強度を示してい
る。実施例2乃至7は箔表面の結晶粒径が細かく、従っ
て微細粒子が均一に付与されて屈曲性は比較例に比べて
8から10倍向上している。比較例1は箔の表面の粗さ
Rzが大きいために、比較例2は付与した微細結晶粒子
の平均粒径が大きいために、比較例3は接着剤のTgが
低いために、いずれも屈曲強度が満足するものではなか
った。
【0044】本発明電磁波シールド材は上述したように
耐屈曲性に優れているため、自動車電装部品に、あるい
は電気、電子機器等で動きのある配線材等の電磁波シー
ルド材として、あるいは耐屈曲性を要求される電線、ケ
ーブルの電磁波シールド材として特に有効に効力を発揮
する。また、プラスチック基材を薄くすることにより軽
薄短小となりつつある電子機器の電磁波シールド材とし
て効果的であり、金属箔とプラスチック基材との接着強
度に優れていることから金属箔を厚くし、建造物の壁面
に電磁波シールド材を組み込んで使用することにより長
年月にわたり金属箔がプラスチック基材から剥離するこ
となく、安定した状態で遮蔽効果を維持することができ
る。このように、電磁波に影響される電子機器(建造物
を含む)のシールド材として優れた効果を発揮するもの
である。また、本発明電磁波シールド材はVDTフィル
ター、シールドエプロン等に加工して使用することも可
能であり、シールド製品の素材としても有効である。
【0045】次に、本発明電磁波シールド材の代表的な
具体的使用例につき説明する。図4に示す自動車電装部
品として組み込まれるシールド電線(配線材)Eは、絶
縁心線12、ドレン線13とを撚り合わせたコア11
を、本発明電磁波シールド材(図1に示すAタイプまた
は図2に示すBタイプ)で被覆して遮蔽層14とし、そ
の外周に外被15を設けた構成とする。このシールド電
線Eの遮蔽層14を構成する本発明電磁波シールド材と
しては、プラスチック基材1に耐熱性樹脂のポリイミド
フィルムを、金属箔本体3に銅箔または銅合金箔(電解
銅箔、圧延銅箔、または圧延銅合金箔のいずれであって
もよい)を選定することができる。
【0046】一方、本発明のシールド材は、シールド材
単独として使用するだけでなく、プリント基板やFPC
等の配線材に直接貼り合わせて使用することも可能であ
る。例えば、図5に示すように、FPCタイプの配線材
7の両面または片面にプラスチック基材1と金属箔2よ
りなる本発明シールド材を貼り合わせることにより、シ
ールド材付き配線材Fを製作することができる。ここで
使用される配線材7は、例えばFPCの場合には銅箔よ
りなる回路構成体8の両側にプラスチック基材81より
構成することができる。また、配線材7はフレキシブル
な回路基板だけでなく、リジットなプリント基板にする
ことも可能である。なお、ここでのプラスチック基材81
は、上記のシールド材用プラスチック基材1と同じプラ
スチック材料を使用しても何等問題とはならない。
【0047】また、配線材7の回路は図5のように1層
だけでなく、図6に示すように複数の回路層にしたシー
ルド材付き配線材Gとすることも可能である。一つの層
の回路とそれとは異なった層との回路はスルーホール9
によって電気的に接続することも可能である。電気的接
続はスルーホールに限らず、有機導電性材料からなるビ
ア形成等、別の方法で電気的接続を得ることもできる。
小電子部品であればこれを実装することも可能である。
また、図6に示したシールド付き配線材Gのシールド材
の特徴は、シールド用金属箔2が配線材7の周りを囲ん
でいることである。このようにシールド材で周囲を囲む
ことによりシールド効果を高めることができる。勿論、
シールド材で周囲を囲む構成は配線材7の回路が単層で
あっても2層以上の多層であってもかまわない。
【0048】なお、シールド材付き配線材FまたはGに
おいて、プラスチック材料1と金属箔2からなるシール
ド材を、配線材7の1層として入れることも可能であ
る。この場合の目的は主にインピーダンスコントロール
である。金属箔2にはインピーダンスコントロールのた
めの回路が形成されていてもかまわない。また、配線材
の両面、片面、周囲に配されるシールド材とインピーダ
ンスコントロール用シールド材を併用することも可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電磁波シ
ールド材は、金属箔の表面に微細粒子を付着せしめ、該
金属箔をガラス転移点(Tg)が100°C以上である
樹脂接着剤によりプラスチック基材に貼り付けたので、
両者の接着性が極めて良好となり、耐屈曲性が要求され
るような場所に使用することにより高い信頼性がえられ
る。また、プラスチック基材と金属箔との接着力が強い
ので屈曲半径の小径化が可能となり、機器の小型化、配
線数の増大化が可能となる。更に、Tgが100°以上
の接着剤の使用により周囲環境の過酷化にも対処できる
等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す模式図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す模式図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す模式図である。
【図4】本発明電磁波シールド材をシールド電線に応用
した実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明電磁波シールド材をFPCタイプの配線
材に応用した実施形態を示す斜視図である。
【図6】本発明電磁波シールド材をFPCタイプの配線
材に応用した他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 電磁波シールド材(第1の実施形態) B 電磁波シールド材(第2の実施形態) C 多層電磁波シールド材 1 プラスチック基材 2 金属箔 3 金属箔本体 4 微細粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB00B AB15B AB16B AB17B AB31B AB33B AK01A AT00A BA02 DD07B DE04B GB41 JD08 JK06 JK17 JL11 5E321 BB23 BB25 BB44 CC16 GG05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波に影響される機器若しくは配線材
    を被覆する電磁波シールド材であって、該電磁波シール
    ド材は、表面粗さ(Rz)が2μm以下の箔本体の片面
    または両面に電解めっきで平均粒径1μm以下である微
    細粒子を付着せしめた金属箔を、該金属箔の微細粒子付
    着面をプラスチック基材の少なくとも片面にガラス転移
    点(Tg)が100°C以上である樹脂接着剤により接
    着して構成してなることを特徴とする電磁波シールド
    材。
  2. 【請求項2】 電磁波に影響される機器若しくは配線材
    を被覆する電磁波シールド材であって、該電磁波シール
    ド材は、金属箔本体の片面または両面に平均粒径が2μ
    m以下の微細な結晶粒の集合組織からなる少なくとも1
    層のめっき層が形成されており、該めっき層の上に電解
    めっきで平均粒径1μm以下の微細粒子が付着された金
    属箔を、該金属箔の微細粒子付着面をプラスチック基材
    の少なくとも片面にガラス転移点(Tg)が100°C
    以上である樹脂接着剤により接着して構成してなること
    を特徴とする電磁波シールド材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記微細粒
    子はその平均粒径が1μm以下であるCu、Ni、Co
    のなかから選ばれた2元素以上の合金からなる粒子、ま
    たは、該粒子と、V、Mo、Wのなかから選ばれる少な
    くとも1種の元素の酸化物粒子との混合物であることを
    特徴とする電磁波シールド材。
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