JP2003058638A - 医療データ保存方法、医療データ保存装置、及び医療データ保存方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
医療データ保存方法、医療データ保存装置、及び医療データ保存方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体Info
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Abstract
せずに、迅速な入力を実現できる医療データ保存方法及
び装置を提供する。 【解決手段】 X線CT装置5a、電子カルテ装置6a
等からの医療データをコンピュータ2の内部記憶媒体3
に保存期限を設定して保存する。医師が患者に対する診
療が終わったと判断した時点で、内部記憶媒体3に保存
された医療データを取り外し可能な外部記憶装置4に移
動する。この時、医療データの保存期限をあらかじめ医
療データ種別に応じて設定した保存期限に延長する。
Description
法、医療データ保存装置、及び医療データ保存方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体に関し、特に、病院等にお
ける法的に保存期限の設定された検査データ等診療諸記
録及び診療録等の保健医療データ保存時に、操作者が保
存期限を意識せずに迅速なデータ入力を実現できる、医
療データ保存方法、医療データ保存装置、及び前記医療
データ保存方法をコンピュータに実行させるプログラム
を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関す
る。
11−312200号公報(医療画像データベース装
置)に記載された発明が知られている。本従来例によれ
ば、医療画像データの限られた蓄積容量の中で、必要な
データベースのみを長期にわたって保存するデータベー
スを構築できるものであるが、データ保存期限をデータ
保存のたび毎に、管理者がデータの内容を判断して所定
の保存期限を指定しなければならない。また、保存期限
を経過したデータを自動的に消去する手段では、誤って
保存期限を短く設定してしまった場合に、管理者が知ら
ないうちに自動的に消去されてしまう恐れがある。
術に鑑みてなされたもので、以下の点を目的とする。 (1)請求項1,3の発明の目的 従来技術では、医療データの保存期限を入力する際に、
管理者が逐一そのデータの内容を判断して入力しなけれ
ばならない。本発明の目的は、医療データ保存時に操作
者が保存期限を意識せずに、迅速な入力を実現できるよ
うな保存方法及び装置を提供することにある。
療データを移動してしまうため、診療期間中であっても
外部記録媒体から医療データを読み込まなければならず
無駄な時間を要する。本発明の目的は、医師がその医療
データの患者の診療が終わったと判断した時点で、その
医療データを外部記憶媒体に移動するため、外部記憶媒
体からの読み込みを極力行わない保存方法及び装置を提
供することにある。
を修正する際に、誤って短く設定してしまった場合に、
管理者がその誤りに気づくことなくデータが自動的に消
去されてしまう恐れがある。本発明の目的は、外部記憶
媒体の保存期限が経過した時点で管理者に通知すること
により、正確な判断を実現できるような保存装置を提供
することにある。
保存装置を開発しなければならない。本発明の目的は、
汎用のコンピュータを用いて医療データ保存方法を実施
するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体を提供することにある。
データを内部記憶媒体に保存する手段と、前記医療デー
タを取り外し可能な外部記憶媒体に保存する手段と、保
存した前記医療データの保存期限を設定する手段と、保
存した前記医療データの保存期限を延長する手段と、保
存期限内の前記医療データの削除を防止する手段を有す
る医療データ保存装置を用いた医療データ保存方法にお
いて、法的に保存期限が規定されている前記医療データ
に、あらかじめ医療データ種別に応じて設定した保存期
限を、自動的に付加することを特徴とする。
ータ保存方法において、前記医療データは、保存する時
点で、前記内部記憶媒体に保存するとともに保存期限を
設定し、医師が患者に対する診療が終わったと判断した
時点で、前記内部記憶媒体に保存されている前記患者の
医療データを前記取り外し可能な外部記憶媒体に移動
し、前記医療データの保存期限を、あらかじめ医療デー
タ種別に応じて設定した保存期限に延長することを特徴
とする。
媒体に保存する手段と、前記医療データを取り外し可能
な外部記憶媒体に保存する手段と、保存した前記医療デ
ータの保存期限を設定する手段と、保存した前記医療デ
ータの保存期限を延長する手段と、保存期限内の前記医
療データの削除を防止する手段を有する医療データ保存
装置において、法的に保存期限が規定されている前記医
療データに、あらかじめ医療データ種別に応じて設定し
た保存期限を、自動的に付加する手段を有することを特
徴とする。
ータ保存装置において、前記医療データは、保存する時
点で、前記内部記憶媒体に保存し、前記医療データの保
存期限を設定し、医師が患者に対する診療が終わったと
判断した時点で、前記内部記憶媒体に保存されている前
記患者の医療データを前記取り外し可能な外部記憶媒体
に移動し、前記医療データの保存期限を、あらかじめ医
療データ種別に応じて設定した保存期限に延長する手段
を有することを特徴とする。
ータ保存装置において、前記取り外し可能な外部記憶媒
体に移動する前記医療データの保存期限に応じて、管理
者があらかじめ設定した範囲に含まれる期限期日の前記
医療データを前記外部記憶媒体に保存し、該外部記憶媒
体に保存されているすべての医療データに設定されてい
る保存期限が保存期限期日を経過した時点で、前記外部
記憶媒体が保存期限期日に達したことを前記管理者に通
知することを特徴とする。
記載の医療データ保存方法をコンピュータに実行させる
プログラムを格納したことコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体であることを特徴とする。
〜図4に示す実施例に基づいて説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1による検査デー
タ等の診療諸記録及び診療録等の保健医療データを保存
する医療データ保存装置の全体構成を示す図である。本
発明の医療データ保存装置1は、コンピュータ2とコン
ピュータ2に接続された各種の検査データ取得装置5、
診療録入出力装置6等からなる。コンピュータ2は、半
導体メモリ、磁気メモリ、光磁気メモリ等の内部記憶媒
体3を使用した内部記憶装置、及びCD−R4a、DV
D−RAM4b等の取り外し可能な記憶媒体を使用した
外部記憶装置4を有している。コンピュータ2に接続さ
れた検査データ取得装置5としては、X線CT装置5
a、MRI装置5b、CR装置5c等が例示され、診療
録入出力装置6としては電子カルテ装置6a、検査デー
タ入出力装置6b等が例示される。ここで、X線CT装
置5a、MRI装置5b、CR装置5c等から出力され
る医療画像データ、電子カルテ装置6a、検査データ入
出力装置6b等に入出力される医療データにおいては、
例えば放射線画像データのように、法律で一定期間保存
することが義務づけられているものがある。
実行される医療データ保存方法の処理を示すフローチャ
ートである。実施例1の医療データ保存方法では、あら
かじめ検査データ等診療諸記録及び診療録等の各保健医
療データに対する保存期限を設定しておき(ステップ1
1)、各検査装置で検査、あるいは電子カルテ装置等で
データ作成を実施して、医療データを取得する(ステッ
プ12)。次に、患者の医療データの保存期限を、あら
かじめ設定しておいた保存期限に従って自動的に設定し
(ステップ13)、内部記憶媒体に医療データの保存を
行う(ステップ14)。
タ保存装置で実行される医療データ保存方法の処理を示
すフローチャートである。実施例2の医療データ保存方
法では、検査データ等診療諸記録及び診療録等の保健医
療データを保存する場合に、内部記憶媒体に保存し(ス
テップ21)、医師が患者の診療を終えたと判断した時
点で(ステップ22)、患者の医療データの保存期限を
設定しておいた保存期限にしたがって更新し(ステップ
23)、医療データを取り外し可能な外部記憶媒体に移
動して保存する(ステップ24)。
タ保存装置で実行される医療データ保存方法の処理を示
すフローチャートである。あらかじめ同一の取り外し可
能な外部記憶媒体に保存する検査データ等診療諸記録及
び診療録等の保健医療データの期限範囲を設定しておき
(ステップ31)、医療データの外部記憶媒体への移動
の際に、設定しておいて期限範囲に含まれる医療データ
を同じ外部記憶媒体に保存する(ステップ32)。外部
記憶媒体すべての医療データの保存期限をチェックし
(ステップ33)、すべての医療データの保存期限が経
過していたら、その外部記憶媒体は廃棄可能であること
を表示する(ステップ34)。
される医療データ保存方法の処理のプログラムは、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−
ROM等のようなコンピュータが実行可能なプログラム
を記憶しているので読み取り可能な外部記録媒体に記録
する。これにより、専用の保存装置を開発することなく
汎用のコンピュータを用いて医療データ保存装置を実現
することができる。
院における法的に保存期限が規定された検査データ等診
療諸記録及び診療録等の保健医療データの保存について
説明したが、一般的な保存期限を有するデータを対象と
し、保存期限を有するデータ保存方法、保存期限を有す
るデータ保存装置、及び前記データ保存方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体として応用できることは明らかで
ある。
医療データ保存装置においては、あらかじめ検査データ
等診療諸記録及び診療録等の保健医療データに対する保
存期限を設定し、データ取得の際に自動的に保存期限を
設定しているので、操作者が保存期限を意識せずに迅速
な保存を行うことができる。
療データ保存装置においては、患者の診療が終わったと
いう医師の判断により、検査データ等診療諸記録及び診
療録等の保健医療データを取り外し可能な外部記憶媒体
に移動し保存期限を延長しているので、外部記憶媒体か
らのデータ読み込みが頻繁に起こらない保存を行うこと
ができる。また、保存期限の設定あるいは修正の際、誤
った入力操作を行う恐れがなく、確実な保存を行うこと
ができる。
いては、取り外し可能な外部記憶媒体に保存されている
すべての医療データの保存期限が経過した時点で、操作
者にその旨通知するので、外部記憶媒体を不注意により
廃棄する事故を防止することができ、確実な保存を行う
ことができる。
ンピュータが実行可能なプログラムを記憶しているの
で、専用の装置を開発することなく前記保存装置を実現
することができる。
記録及び診療録等の保健医療データを保存する医療デー
タ保存装置の全体構成を示す図である。
医療データ保存方法の処理を示すフローチャートであ
る。
医療データ保存方法の処理を示すフローチャートであ
る。
医療データ保存方法の処理を示すフローチャートであ
る。
記憶媒体、4…外部記憶装置、4a…CD−R、4b…
DVD−RAM、5…検査データ取得装置、5a…X線
CT装置、5b…MRI装置、5c…CR装置、6…診
療録入出力装置、6a…電子カルテ装置、6b…検査デ
ータ入出力装置。
Claims (6)
- 【請求項1】 医療データを内部記憶媒体に保存する手
段と、前記医療データを取り外し可能な外部記憶媒体に
保存する手段と、保存した前記医療データの保存期限を
設定する手段と、保存した前記医療データの保存期限を
延長する手段と、保存期限内の前記医療データの削除を
防止する手段を有する医療データ保存装置を用いた医療
データ保存方法において、 法的に保存期限が規定されている前記医療データに、あ
らかじめ医療データ種別に応じて設定した保存期限を、
自動的に付加することを特徴とする医療データ保存方
法。 - 【請求項2】 前記医療データは、保存する時点で、前
記内部記憶媒体に保存するとともに保存期限を設定し、
医師が患者に対する診療が終わったと判断した時点で、
前記内部記憶媒体に保存されている前記患者の医療デー
タを前記取り外し可能な外部記憶媒体に移動し、前記医
療データの保存期限を、あらかじめ医療データ種別に応
じて設定した保存期限に延長することを特徴とする請求
項1記載の医療データ保存方法。 - 【請求項3】 医療データを内部記憶媒体に保存する手
段と、前記医療データを取り外し可能な外部記憶媒体に
保存する手段と、保存した前記医療データの保存期限を
設定する手段と、保存した前記医療データの保存期限を
延長する手段と、保存期限内の前記医療データの削除を
防止する手段を有する医療データ保存装置において、 法的に保存期限が規定されている前記医療データに、あ
らかじめ医療データ種別に応じて設定した保存期限を、
自動的に付加する手段を有することを特徴とする医療デ
ータ保存装置。 - 【請求項4】 前記医療データは、保存する時点で、前
記内部記憶媒体に保存し、前記医療データの保存期限を
設定し、医師が患者に対する診療が終わったと判断した
時点で、前記内部記憶媒体に保存されている前記患者の
医療データを前記取り外し可能な外部記憶媒体に移動
し、前記医療データの保存期限を、あらかじめ医療デー
タ種別に応じて設定した保存期限に延長する手段を有す
ることを特徴とする請求項3記載の医療データ保存装
置。 - 【請求項5】 前記取り外し可能な外部記憶媒体に移動
する前記医療データの保存期限に応じて、管理者があら
かじめ設定した範囲に含まれる期限期日の前記医療デー
タを前記外部記憶媒体に保存し、該外部記憶媒体に保存
されているすべての医療データに設定されている保存期
限が保存期限期日を経過した時点で、前記外部記憶媒体
が保存期限期日に達したことを前記管理者に通知するこ
とを特徴とする請求項4記載の医療データ保存装置。 - 【請求項6】 前記請求項1または2記載の医療データ
保存方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納
したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246428A JP4677141B2 (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 医療データ保存方法、医療データ保存装置、及び医療データ保存方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003058638A true JP2003058638A (ja) | 2003-02-28 |
JP2003058638A5 JP2003058638A5 (ja) | 2008-09-18 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7921354B2 (en) | 2007-02-21 | 2011-04-05 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Computer-readable medium storing program for controlling archiving of electronic document, document management system, document management method, and computer data signal |
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- 2001-08-15 JP JP2001246428A patent/JP4677141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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