JPH03273453A - 医用情報記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、画像情報や患者情報、診断情報及び所見情報
等の医用情報を記憶し、必要に応じてこれを読出す医用
情報記憶装置に関する。

（従来の技術） 病院等の医療施設において、保管が必要な医用情報とし
ては、写真などの画像情報、患者の氏名、性別、生年月
日などの患者情報、診断コードや内容、コメントなどの
診断情報、所見内容や所見コメントなどの所見情報等、
様々なものがある。

これらの情報を診療に利用するに当たっては、過去の検
査内容を参照するために長期にわたって保管する必要が
ある。

従来、上記のような医用情報はその発生毎に１つのファ
イルに記憶され、発生順に時系列的に管理されるように
なっていた。

（発明が解決しようとする課題） しかして、特定の患者についてその情報を検索しようと
した場合、上記の如く医用情報はただ単にその発生の順
に時系列的にファイルして記憶されており、ファイル相
互が関連づけられて記憶されているわけではないため、
検索に手間と時間を要する。

また、上記のような医用情報を記憶する記憶装置の容量
には制限があるため、死亡してしまった患者や通院しな
くなった患者の情報を削除することにより保管スペース
を有効に活用することが必要となってくる。この削除を
実行する際にも、やはり上記と同様の理由により、削除
に手間がかかるばかりか、削除後に記憶装置内の空き領
域となった部分を整理するためのデータコンパクション
が困難となる。

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、医用情報の検索／削除を容品に
行なうことが可能な医用情報記憶装置を提供することに
ある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段及び作用）すなわち、本発
明は、患者名を付した患者単条 位の医用情報ファイルを例えば追記ｌ光デイスク装置や
ハードディスク装置等の外部記憶装置に記憶させ、患者
名を入力してその医用情報ファイルの出力を指示するこ
とによりその患者名に従って上記外部記憶装置内をアク
セスし、得られた医用情報ファイルを該患者単位で出力
するようにしたもので、患者名を指示するだけで医用情
報の検索／削除を患者単位で行なうことができる。

（実施例） 以下図面を参照し７て本発明の一実施例を説明する。

第１図はその概略構成を示すものであり、ＩＯはマイク
ロプロセッサ（ＣＰＵ）　、１１は同マイクロプロセッ
サ１０によりアクセスされるＲＡＭ５１２は同ＲＯＭで
ある。

マイクロプロセッサ（以下ＣＰＵと称す）　１０は装置
全体の制御を行なうもので、上記ＲＡＭＩＩ及びＲＯＭ
１２をアクセスして、入力指示に従うプログラムの起動
で、医用情報の検索、記憶、削除の処理等を実行する。

ＲＡＭＩＩは、患者名等の各制御情報を記憶する領域か
らなる。ＲＯＭ　１２は、ＣＰＵｌ０の動作を決定する
プログラムや検索、記憶、削除等の処理制御ルーチンを
含むプログラムを格納したプログラム領域を有している
。

また、１３はキーボード（ＫＢ）、１５は表示器、１８
．２０（１）〜２０　（ｎ）　、　２２　（１）〜２２
（ｎ）はハードディスク装置である。キーボード（ＫＢ
）１８は、患者名や検索、記憶、削除等の処理実行に必
要な入力情報をキーボードインターフェイス（ＫＢ−Ｉ
Ｆ）１４を介してＣＰＵｌ０へ入力する。

表示器１５は例えばＣＲＴにより構成され、表示コント
ローラ（表示−ＣＮＴ）１ＢがＣＰＵｌ０の制御の下に
表示用ＲＡＭ１７を用いて行なう表示制御により医用情
報等の表示を行なう。

ハードディスク装置１８はインデックスとしての患者名
を記憶するものであり、ディスクインターフェイス（Ｈ
ＤＤ−Ｉ　Ｆ　（１））１９がＣＰＵｌ０の制御の下に
ハードディスク装置１８に対して患者名の書込み／読出
しを行なうものである。

また、ハードディスク装置２０（１）〜２０（ｎ）は検
査情報を患者単位で記憶するものであり、ディスクイン
ターフェイス（ＨＤＤ−Ｉ　Ｆ　（２））２１がＣＰＵ
ｌ０の制御の下にハードディスク装置２００）〜２０（
ｎ）に対して検査情報の書込み／読出しを行なうもので
ある。

さらに、ハードディスク装置２２　（１”）〜２２（ｎ
）は画像情報を患者単位で記憶するものであり、ディス
クインターフェイス（ＨＤＤ−Ｉ　Ｆ（３））２３がＣ
ＰＵｌ０の制御の下に、ここでは図示しないイメ・−ジ
読取り装置で読込まれた画像情報をハードディスク装置
２２（１）〜２２（ｎ）に書込み、またハードディスク
装置２２（１）〜２２　（ｎ　）から読出すようになる
ものである。

上記ハードディスク装置１８．２０（１）〜２０（ｎ）
、２２（１）〜２２（ｎ）のそれぞれに記憶される患者
情報、検査情報及び画像情報は第２図に示すようなデー
タ構造となる。

すなわち、ハードディスク装置１８に記憶される患者情
報は、上述した如くインデックスとしての患者名を患者
（１）〜患者（ｍ）に関する患者番号として記憶するも
のである。

これに対してハードディスク装置２０　（１）〜２０（
ｎ）は、上記患者（１）〜患者（ｍ）に対応する患者各
人の分の検査履歴となる検査情報（１）〜検査情報（ｍ
）をファイル名を付して記憶するものである。この場合
、ファイル名は ［識別名］＋〔患者番号コ というように識別名と患者番号とが組になって構成され
る。また、ハードディスク装置２２　（１）〜２２　（
ｎ　）も、上記患者（１）〜患者（ｍ）それぞれに対応
する患者各人の分のレントゲン写真その他の画像情報（
１）〜画像情報（ｍ）をファイル名を付して記憶するも
のであり、上記と同様にそのファイル名は識別名と患者
番号とが組になって構成される。

そして、ハードディスク装置２０　（１）とハードディ
スク装置２２（１）、ハードディスク装Ｗｔ２０（２）
とハードディスク装置２２（２）、・・・ハードディス
ク装置！２０（ｎ）とハードディスク装置２２（ｎ）は
、それぞれ図示するごとく対となって同患者の検査情報
と画像情報とを対応付けて記憶するようになるものであ
る。

上記のような構成にあって、新たな患者名による記憶を
行なう際には、キーボード１３で入力された各情報がＲ
ＡＭＩＩに一旦保持された後、キーボード１８での記憶
の実行を指示する入力により、その新たな患者名の患者
番号がディスクインターフェイス１９を介してハードデ
ィスク装！１ｇに、検査情報が該患者番号と識別名とで
構成されるファイル名と共にディスクインターフェイス
２１を介してハードディスク装置２Ｄｃ１）〜２０（ｎ
）のいずれかに、画像情報が該ファイル名と共にディス
クインターフェイス２３を介してハードディスク装置２
２　（１）〜２２（ｎ）のいずれかに対応付けて記憶さ
れる。

また、すでにハードディスク装！１Ｂに記憶されている
患者番号の患者による検査情報及び画像情報を追加記憶
する際には、キーボード１３での指示により検査情報を
ディスクインターフェイス２１を介してハードディスク
装置２０　（１）〜２０（ｎ）のうち、該患者のファイ
ルをすでに記憶しているものの同ファイル内に追加記憶
させる一方、画像情報をディスクインターフェイス２３
を介してハードディスク装置２２（１）〜２２（ｎ）の
うち、該患者のファイルをすでに記憶しているものの同
ファイル内に追加記憶させる。この場合、追加記憶され
る検査情報及び画像情報は、それぞれ同ファイル内でル
コードとして時系列的に配列されて記憶される。

ハードディスク装［２０（１）〜２０（ｎ）、／＼−ド
ディスク装置１２２（１）〜２２（ｎ）に記憶されてい
る検査情報、画像情報を検索する場合には、キーボード
１３によりその患者名の患者番号を入力した後に、検索
の実行を指示する。この指示によりハードディスク装置
２０（１）〜２０（ｎ）、ハードディスク装置２２　（
１）〜２２（ｎ）に記憶されている該当する患者番号の
検査情報、画像情報が１つのファイルとして一括してア
クセスされ、読出されて表示コントローラ１Ｂの制御に
より表示器１５で順次表示されるようになるもので、検
査情報及び画像情報はその患者に関する情報が時系列的
に配列されているため、その患者を診断する上で重要な
資料である現在までの検査履歴となる。これは、例えば
放射線科において過去の被爆量を知ることにより余分な
被爆を防止することが可能となり、また、フィルム画像
にどのようなものが写っているかを知って現在のフィル
ム画像との比較検査を行なうことができるようになるも
のである。

さらに、検索の実行を指示する際に検査情報と画像情報
の一方のみの検索を指示することにより、アクセス時間
をさらに短縮することもできる。

さらに、患者が死亡あるいは通院しなくなったなどの理
由により、その患者の医用情報すべてを削除したい場合
には、キーボード１３でその患者の患者番号を入力した
上で削除の実行を指示する。

この指示によりハードディスク装置１８に記憶されてい
る患者情報としての患者番号が削除され、空き領域がデ
ータコンパクションにより整理されると共に、ハードデ
ィスク装置２０　（１）〜２０（ｎ）、ハードディスク
装ｆｉ［２２（１）　〜２２　（ｎ）　ニ記憶されてい
る該当する患者番号の検査情報、画像情報が１つのファ
イルとして一括して削除され、その削除によって生じた
空き領域がデータコンパクシジンにより整理される。こ
の場合、検査情報及び画像情報は共に１つのファイルと
して記憶されているために、削除も一括して容易に行な
うことができるもので、削除に要する手間、時間共に大
幅に削減することができる。

［発明の効果〕 以上詳記した如く本発明によれば、患者名を付した患者
単位の医用情報ファイルを例えば追記型 ！光ディスク装置やハードディスク装置等の外部記憶装
置に記憶させ、患者名を入力してその医用情報ファイル
の出力を指示することによりその患者名に従って上記外
部記憶装置内をアクセスし、得られた医用情報ファイル
を該患者単位で出力するようにしたので、患者名を指示
するだけで医用情報の検索／削除を患者単位で行ない、
検索／削除を容易に実行させることが可能な医用情報記
憶装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
、第２図は医用情報のデータ構造を示す図である。 ｌＯ・・・ＣＰＵ％１１・・・ＲＡＭ、１２・・・ＲＯ
Ｍ、１３・・・キーボード（ＫＢ）　、１５・・・表示
器、１８．２０（１）〜２０　（ｎ）　、　２２　（１
）〜２２（ｎ）・・・ハードディスク装置（ＨＤＤ）　
、１９゜ フェイス（ＨＤＤ−１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 患者名を付した患者単位の医用情報ファイルを記憶する
   記憶手段と、 上記記憶手段に記憶される患者名を入力してその医用情
   報ファイルの出力を指示する指示手段と、この指示手段
   で指示された患者名に従って上記記憶手段をアクセスし
   、得られた医用情報ファイルを出力する出力手段と を具備したことを特徴とする医用情報記憶装置。