JP2003056153A - 表装材の係止方法 - Google Patents

表装材の係止方法

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JP2003056153A
JP2003056153A JP2001287818A JP2001287818A JP2003056153A JP 2003056153 A JP2003056153 A JP 2003056153A JP 2001287818 A JP2001287818 A JP 2001287818A JP 2001287818 A JP2001287818 A JP 2001287818A JP 2003056153 A JP2003056153 A JP 2003056153A
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furring
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JP2001287818A
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Masanobu Wadamori
正信 和田守
Yoji Anami
洋治 穴見
Susumu Honda
晋 本田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】壁や天井に表装材を装着する場合、下地材を重
複して組立て表装材を螺子留め等しているが、下地材の
組立て表装材を螺子留め不陸や歪み直し、目地巾等多く
の取り付け調整等の現場作業を必要とする為、必然的に
工事費の高騰を招くほか、一旦取り付けた表装材を取り
外し再取り付けできる装着システムは殆どない。 【解決の手段】其処で、本発明による決められた目地巾
専用下地材を用い組立てを行うと同時に雌雄の嵌合具の
一方を下地材に他の一方を表装材の適所に係止し、下地
材に取り付けた嵌合具の一方と表装材に取り付けた嵌合
具の他の一方を嵌め合わせれば一定の目地巾を確保した
状態で下地材に表装材を装着することができるうえ、表
装材を一旦取り外し再取り付けができる為、配線、配管
替え等を自由に行え極めて高い利便性が得られる他、現
場作業を簡易化省略した事により労働災害の防止と工期
と経費の節減を実現した新規な表装材の係止方法を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表装材の装着に特
殊な嵌合具を用い装着取り外しを自在に行える事と、専
用下地材を用い目地巾を自在に選定できるうえ、ワンタ
ッチで取り付け取り外しが行える為、工事現場作業が極
端に少なくなることにより労働災害の減少に寄与すると
同時にトータル的な工事費の削減が期待できる新規な表
装材の装着方法である。
【0002】
【従来の技術】建造物の壁等に各種仕上げ材を取り付け
るには先ず下地材を組立た後に各種仕上げ材を取り付け
を螺子等を使用して係止するため多くの労務費を必要と
し、現状においては表装材の装着をワンタッチで取り付
け又は、取り外しが行える工法は見当たらず、
【0003】下地材の組立てから仕上げ材の取り付けを
螺子留めとする方法が殆どで工事現場の足場上で危険を
伴う作業によっている現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、下地並びに
表装材の装着方法を規格化するとで工事現場に於ける作
業量を少なくする事により労働災害の減少が期待できる
と同時に工期と工事費の削減を期待するものであり、
【0005】その方法として、例えば下地材を規格化し
た押し出し型材とする事により下地の取り付け精度の向
上が図れる他、目地巾の精度の確保、表装材の装着作業
の簡易化による工期の短縮、取り外し再取り付けに伴う
工事費と材料費の軽減、労働災害の減少が期待される。
【0006】
【課題を解決するための手段】其処で、建造物の壁や天
井等に仕上げ材を装着する方法として、下地並びに表装
材の装着方法として規格化した押し出し型材を下地材と
し、構造物に係止して嵌合具の一方を同下地材に止め付
け、表装材の適所に他の一方を係止し雄雌一対の嵌合具
をワンタッチで嵌め付ければ瞬時に表装材の装着ができ
る画期的な表装材の係止方法を下記の如く行った。
【0007】請求項1に記載の発明は、下地(B)と表
装材(A)とを係止する為、雌雄から成る嵌合具(C)
を介して行うが、
【0008】建造物の壁(イ)や床版(ロ)に受け材
(ハ)を介して係止する下地(B)を規格化した押し出
し型材とし、指定目地巾専用の下地(B)を定位置に取
り付け雌雄から成る嵌合具(C)の一方を係止し、
【0009】嵌合具(C)の他の一方を表装材(A)裏
面の適所に係止し、下地(B)に係止した嵌合具(C)
の一方とを嵌め合わせれば瞬時に表装材(A)を取り付
けられる。
【0010】嵌合具(C)は金属、合成樹脂その他の材
料を用いて製造するが、雌具(C1)は雄具(C2)の
突起(C21)の受け溝(C11)を備え、雄具(C
2)の突起(C21)を挿入すると同時に雌具(C1)
の受け溝(C11)内のバネ状受け板(C12)の突起
受け(C13)に密に嵌合状態となり、下地(B)に表
装材(A)を装着する事ができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、都合で表装材
(A)を一旦下地(B)から外す場合は、バネ状受け板
(C12)から突起(C21)を外す為の小穴(C1
4)を雌具(C1)の外殻(C10)と雄具(C2)の
突起(C21)を貫通して設けていて、バネ状受け板
(C12)を針状工具等を用いて押し外せば雄具(C
2)の突起(C21)はバネ状受け板(C12)から外
れ、下地(B)と表装材(A)を容易に外す事ができ
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、通常の場合は広
範囲にわたり多数の表装材(A)を一定間隔に係止する
には、予め取り付けられた下地(B)等に正確にマーキ
ングを行い表装材(A)を螺子などを用いて係止する
が、高所作業又は、上向き作業が殆どであるうえ、表装
材(A)等の保持や螺子留め等危険と手間がかかる作業
が多い、
【0013】其処で、下地(B)を重複して組み立て
ず、必要な複数の機能を備えた押し出し型材として成形
した下地(B)を用い正確に組み立てれば必然的に予め
定められた目地巾寸法が得られると共に、下地(B)に
装着した雄具(C2)を介して表装材(A)に装着した
雌具(C1)とを嵌合装着すれば、目地巾正しくワンタ
ッチで表装材(A)が装着でき、
【0014】下地(B)を押し出し型材とし嵌合具
(C)を介し表装材(A)をワンタッチで装着できる事
により高所作業での労働災害の回避、工期の短縮等が図
れ、トータル的な工事費の削減を可能とした表装材
(A)の新規な係止方法を提供する。
【発明実施の形態】本発明の実施に付いて図面を参照し
て説明を行う。
【0015】図1は壁(イ)や床版(ロ)に受け材
(ハ)を介して取り付けられた下地(B)の標準的な組
立と嵌合具(C)の雄具(C2)の取り付けを示した部
分断面斜視図で、下地(B)に装着した雄具(C2)と
表装材(A)の位置関係を示し、
【0016】図2は下地(B)と嵌合具(C)及び表装
材(A)との組合せを表し、壁(イ)や床版(ロ)に受
け材(ハ)に取り付けられた押し出し型材の下地(B)
断面と下地(B)に装着した雄具(C2)の突起(C2
1)が表装材(A)周辺端部に嵌合具(C)の雌具(C
1)を装着し、雄具(C2)の突起(C21)が嵌合し
て表装材(A)を係止した状態を示し、
【0017】図3は嵌合具(C)の雌具(C1)と雄具
(C2)詳細図を表し、雄具(C2)の下地(B)との
取り合い部(C20)と雌具(C1)の受け溝(C1
1)を経て突起受け(C13)に至りバネ状受板(C1
2)と噛み合う突起(C21)と雌具(C1)のバネ状
受板(C12)と突起受け(C13)及び外殻(C1
0)の各部と貫通小穴(C14)を示す。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上の通り構成したから、表
装材を装着する場合の各種条件を考慮し、耐水、防水、
防湿等の厳しい部位以外であればいかなる条件設定にお
いても装着できる可能性を備えているうえ、極力現場作
業を少なくするシステムとした事で間接的な労働災害の
防止、工事費用の削減を図ると共に、下地材と表装材を
ワンタッチ脱着方式の嵌合具を用いて連節係止できる
為、必要に応じいかなる場所の表装材でも自在に脱着で
きることを最大の特徴とした表装材の係止方法を提供す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁、天井表装材と下地材に係止した嵌合具の雄
具の連節係止形態を示す部分断面斜視図である。
【図2】壁、床版(天井)に受け材を介して係止した下
地材と嵌合具の雄具の係止形態と表装材小口に嵌め込ま
れた雌具に雄具との嵌合状態を示す。
【図3】雄具と雌具により形成された嵌合具の組合せ構
成図である。
【符号の説明】
イ 壁 ロ 床版(天井) ハ 受け材 A 表装材 A1 表面材 A2 裏面枠状部 B 下地 C 嵌合具 C1 雌具 C10 外殻 C11 受け溝 C12 バネ状受板 C13 突起受け C14 小穴 C2 雄具 C20 取り合い部 C21 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田守 正信 横浜市緑区霧ケ丘3丁目25番2号611 (72)発明者 穴見 洋治 川崎市宮前区鷺沼1丁目9番8号 (72)発明者 本田 晋 横浜市磯子区磯子2丁目14番12号アシナ 201 Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 BA12 BD14 CC03 CC12 CC13 CC15 CC16 CC17 CC20 CC24 DA10 DC04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建造物等の外壁等を覆う仕上げ材である表
    装材の取り付けを簡便に行う為の方法として、下地材と
    表装材の適所に雌雄から成る嵌合具の一方を下地材に他
    の一方を表装材に係止し、雌雄を嵌め合わせ瞬時に表装
    材の取り付けが行える事を特徴とした表装材の係止方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1により取り付けた表装材を都合に
    より一旦下地材から外す場合には雌具の外殻と雄具の突
    起部を貫通して設けられた小穴を経て針状工具を用いて
    バネ状受け板を押し外せば突起部はバネ状受け板から外
    れ、表装材を容易に取り外し再取り付けを繰り返し行え
    る事を特徴とした表装材の係止方法。
  3. 【請求項3】連節係止した複数の表装材を一定間隔に係
    止する為、指定された目地巾専用の下地材とする事で目
    地巾を0cmから自在に選定しワンタッチで装着でき、
    工事現場作業が極端に少なくなり労働災害の減少と工事
    費の大幅な削減が期待できる事を特徴とした表装材の係
    止方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125146A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 すてきナイスグループ株式会社 建築物の設計方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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