JPH10299162A - 天井パネルの取付構造 - Google Patents

天井パネルの取付構造

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JPH10299162A
JPH10299162A JP9120067A JP12006797A JPH10299162A JP H10299162 A JPH10299162 A JP H10299162A JP 9120067 A JP9120067 A JP 9120067A JP 12006797 A JP12006797 A JP 12006797A JP H10299162 A JPH10299162 A JP H10299162A
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Japan
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panel
piece
joint
mounting
pieces
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JP9120067A
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Inventor
Yuzo Aizawa
勇造 相沢
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Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 矩形のパネルを並べてパネル同志の間に
形成される目地空間に目地棒を装着してなる天井パネル
の取付構造にあって前記パネル及び目地棒を野縁に手際
よく取付られるようにすること。 【解決手段】 矩形の浅い箱型をなすパネル(7)の左
右の縁部から広幅の鍔片(13,13)を延設し、隣接
するパネルの広幅な鍔片(13,13)同志を野縁
(1)の上で重ね合わせに揃える。そうしたのち、これ
ら鍔片(13,13)を貫いて設ける透孔(20,2
0)に取付駒(18)を装着した止めネジ(17)を通
してこれを前記野縁(1)に螺着しパネルを連結した状
態に止着し、次にこの鍔片(13,13)を被うように
パネル間に設けられる目地空間に目地棒(15)を押し
入れ前記取付駒(18)に目地棒の係止片を係合して目
地空間内に目地棒を装着するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等の建築物の
天井躯体の表面を被覆し装飾する天井パネルの取付構造
に関し、特に本発明はパネル同志の衝き合せ部分を目地
棒によって被覆し、外観を美麗な仕上りにする天井パネ
ルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】天井躯体の表面を装飾するため化粧パネ
ルで被覆することは従来から広く行われている。通常、
このパネルによる被覆は躯体から間隔をおいて平行に吊
設する野縁にパネルを渡し、その縁部を野縁にネジ止め
し固定する方法が採られているが、複数枚のパネルの衝
き合せによって被覆するとき、衝き合せる縁部が露出し
て外観を損ねることからこの縁部に沿って目地棒を被せ
目隠しすることが広く行われている。
【0003】目地棒の取付けはパネルを野縁に固定した
のち行われることが一般的であり、通常はパネルの縁部
を野縁にネジ止めしたのち、この縁部に目地棒取付用の
クリップを別にネジ止め等によって止着し、このクリッ
プを足場に目地棒を装着する方法が採られる。
【0004】このクリップによる目地棒の取付けはクリ
ップに備える係止片に目地棒の係止爪を掛け止めること
によって行われ、実際の作業はクリップに目地棒を押し
付けることによって係止装着し、取り外す場合は引き離
してクリップから係止片を外すことによって行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクリッ
プによる目地棒の装着はクリップの取付けそのものが厄
介であることに加え、クリップそのものの構造が複雑で
製造性に欠けること、また装着作業時に係止不具合を生
ずる等の問題があり改善が求められていた。
【0006】従来提案に係るクリップは金属板をプレス
成形によッて折り曲げ製造するものが一般的であり、そ
のため製造コストが高くなることに加え、構造が複雑に
なることに伴って精度が出し難くクリップ毎の係止力に
差ができ、ときにはクリップの中で目地棒の装着不良を
生ずることがあった。
【0007】また従来の係止片を有したクリップは目地
棒との係合に一定の向きがあり方向性があることから取
付作業はこの方向性に従う必要があり制約を伴う問題
や、このクリップを取付ける場所が目地棒を装着する狭
い空間、つまりパネルとパネルが衝き合う溝形の空間に
なることから上記方向性を維持しつつ取付ける作業が極
めて厄介なものになる等の問題があった。
【0008】本発明は、この様な実情に鑑みその改善を
目的として開発されたもので、野縁に対するパネルの止
着作業に併せて目地棒を装着するためのクリップ、つま
り取付駒たる止着手段を所定位置に取付けて、従来別々
に行われていた作業を簡略し、作業性の向上を図ると共
にパネル自体の取付け、取外しを容易にして天井パネル
の取付作業全体の施工性を改善したことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するため、パネルには縁部に沿って鍔片を設け、野縁
に対する取付けに当たってこの鍔片を重ね合せに添わせ
る一方、この鍔片を止め付ける止めネジに予め目地棒の
取付用の取付駒を装着して、該止めネジによる止め付け
で野縁に対するパネルの取付けと、取付駒の取付けを同
時に行い作業を簡素化し、容易且つ迅速に行えるように
したことにある。
【0010】更に本発明を詳述すると、その特徴とする
ところは、天井躯体に吊設され並行に横設される野縁
と、野縁間に渡る横方向と長さに沿った縦方向のそれぞ
れに連続して配設される浅い箱形をなす矩形のパネル
と、パネルの縁部に沿って付設される断面U字形をなす
目地棒からなり、前記パネルは左右の縁部から延設する
広幅な鍔片を前記野縁の上で重ね合せに揃えて取付駒を
装着してなる止めネジで野縁に固定し横方向に連設する
と共に、併せて上下縦方向に配列し上下縁部の小幅な鍔
片同志を互いに衝き合せて各パネル間に縦並びに横方向
の溝型の目地空間を形成し、該目地空間に突出する前記
取付駒に前記目地棒から垂設する係止片を係脱自由に掛
け止めてパネル間の前記左右並びに上下の鍔片を被覆す
るようにした天井パネルの取付構造を提供することにあ
る。
【0011】また本発明は前記パネルの上下の縁部に延
設される小幅な鍔片を左右の広幅鍔片の略1/2の幅員
にしたことを特徴とする天井パネルの取付構造を提供す
ることにある。
【0012】また本発明は前記野縁に沿って縦方向に連
設されるパネルの左右の広幅鍔片の端部相互間に補正板
片を介挿し、該補正板片を介して前記野縁に取付駒を装
着する止めネジを止め付け、パネルの上下の小幅鍔片を
被覆する目地棒を止着するようにした天井パネルの取付
構造を提供することにある。
【0013】また更に本発明は前記補正板片についてパ
ネルの広幅鍔片の板厚の2倍の板厚にすること、更には
前記パネルの上下の縁部に延設される小幅鍔片の端部を
切欠いて欠截部を設け、他方補正板片を長方形の板片状
に形成して前記欠截部間に嵌め入れると共に、該補正板
片の一方の端部若しくは両端部に取付駒を装着する止め
ネジの挿通孔を開設し、該挿通孔を通して野縁に上記止
めネジをネジ付けることを特徴とした天井パネルの取付
構造を提供することにある。
【0014】
【実施の形態】添付の図面は本発明に係る天井パネルの
取付構造の一実施例を示したものであり、以下本実施例
に基づき本発明の特徴とするところを詳述する。図1は
天井躯体から吊設され一定の間隔をおいて並行に横設さ
れる野縁に対し、パネルを配置し上記天井躯体の表面を
被覆する状態を示した底面図であり、図2はパネルの底
面図を、図3は野縁に対してパネルを取付け、目地棒を
装着した状態の要部の拡大底面図を、そして図4は図3
のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図を示し
たものである。
【0015】野縁1は野縁受2、吊ボルト3を介して天
井躯体から吊設される。図示しない天井躯体から垂下す
る上記吊ボルト3にナット4を介して吊り金具5を取付
け、この金具のフックに野縁受2を掛け止めこれを水平
に支持し、この野縁受2にハンガー6を介して前記野縁
1を吊設支持するようにしてある。
【0016】野縁受2は図1に示すように適宜の間隔を
おいて支持し、野縁1は後述するパネル7の左右の幅に
合せた一定の間隔で野縁受2に直交する如く配列して格
子状に組付ける。
【0017】ここに示した野縁は帯板状の金属板を断面
U字形に折曲げて形成してあり、対向する2片8,8の
端縁を内側に折り返して爪9,9を設け、この爪をハン
ガー6の水平な係止板10の両縁に掛け止めるようにし
てある。そして、ハンガー6は上記係止板10から起立
するフック片11の折り返し片12を野縁受2に掛け止
め取付けるようにしてある。
【0018】図2に示したようにパネル7は金属板を矩
形に形成したものであり、縁部をそれぞれ直角に折り曲
げて浅い箱形に形成してある。そして、左右の側縁部に
は外に向けて直角に張り出す広幅の鍔片13,13を設
け、一方上下の各縁部には同じく外に向けて直角に小幅
の鍔片14,14を張り出す如く設けてある。
【0019】パネル7の縁部に設けられる前記鍔片1
3,14のうち広幅の鍔片13,13は前記野縁1に対
する取付片となるものであり、同時にこの広幅の鍔片1
3と小幅な鍔片14は野縁に取付けられる際に隣接のパ
ネルとの間に目地棒装着用の溝形の空間を形成する間隔
保持部材となるものである。ここでは広幅の鍔片13を
後述する目地棒15の幅に略適合させ、小幅の鍔片14
をその1/2の幅に形成して相互に衝き合わせることに
よって目地棒15の幅に合わせられるようにしてある。
【0020】目地棒15はアルミの押出形材からなり、
帯板状をなす主体15aの一面から長さ方向に沿って並
行に一対の係止片15b,15bを垂設し、その両端部
内側面に係止突条16,16を設けて断面形が略コ字形
をなすように形成してある。
【0021】この目地棒15は隣接するパネル間に形成
される目地空間に挿入され、パネル相互の衝き合せ部を
被うものであり、この発明ではパネル7を固定するため
ネジ付けられる止めネジ17に装着される取付駒18に
前記係止片15b,15bを係止することによって止め
付けられる。
【0022】上記取付駒18は中央に止めネジ17を通
す貫通孔を穿つ円筒形状をなし、外周面には前記係止片
15bの係止突条16を掛け止める断面山形をなす環状
の突起部19を設けている。この取付駒は金属材で成形
してもよいが、ここでは合成樹脂を素材に製造してあ
る。
【0023】この様に構成してなる本発明の取付構造は
前述した如くパネル7の横幅間隔に揃えて野縁1を並行
に横設してパネルを取付ける下地を構成した後、野縁の
間にパネルを渡し、左右の縁部に設ける広幅の鍔片1
3,13を野縁の下面に接面させ、且つ隣接のパネル7
の広幅の鍔片13を重ね合わせてこの両鍔片13,13
を貫通させて止めネジ17を野縁1にネジ付け止め付け
ることになる。
【0024】パネル7には図示するように広幅な鍔片1
3の両端部にネジを通す透孔20を予め開設して置き、
この透孔に対応する野縁の下面に同じく透孔を開設し
て、前記止めネジ17にタッピングネジを使用してネジ
止めする。
【0025】上記パネル7の止め付けはネジ17の締め
付けによって隣接する2枚のパネル7,7を同時にネジ
止め連結するが、このとき各止めネジ17にはそれぞれ
取付駒18を差し通して装着し、ネジ付け作業と同時に
この取付駒18が上記広幅な鍔片13から、正確には鍔
片13の中央部から突出した状態に止め付けることにな
る。
【0026】各パネルは上述の方法によって野縁の間に
渡すようにして連結しながら取付け、横方向に並べる一
方、この横方向の連結に合わせて同様にしてその上下に
パネルを連結しながら並べて縦方向にも揃えて取付け、
天井躯体の前面を被覆するようにする。このとき上下方
向に並べられるパネル同志は小幅に形成した鍔片14同
志の縁を衝き合せに並べて上下のパネル7,7の間に左
右に並ぶパネル7,7の間に設けられるのと同一の間
隔、つまり広幅な鍔片13によって形成される目地空間
と等しい間隔を形成することになる。
【0027】図中21は上述の如くして野縁1に対しパ
ネル7を敷詰めるように取付けたのち、上下のパネルの
広幅の鍔片13,13の端部と、左右に並ぶパネルの小
幅の鍔片14,14の端部との間に出来る空間に介挿し
た補正板片である。
【0028】この補正板片21は横向きに配設する目地
棒15を止め付けるための取付駒18を取付ける足場と
なるもので、ここでは前記鍔片13の板厚の2倍の厚み
をもった長方形の金属板で形成し、その長辺が野縁1の
幅員を超えない大きさに形成してある。
【0029】この補正板片21を各鍔片13,14の端
部間に受け入れるため、パネルの小幅な鍔片14の両端
部には欠截部22を設け、補正板片の全体が直接野縁に
対して接面するようにしてある。そして、この補正板片
21には両端部に取付駒18を止め付ける止めネジ17
の透孔23を開設し、更にこの透孔に対応する野縁には
図示しないが位置を合せて止めネジ17を受ける透孔を
開設しておくことになる。
【0030】前述の様に野縁に対するパネル7取付けを
行ったのち、上記補正板片21を鍔片間の欠截部22に
嵌め入れ、これを介して取付駒18を装着した止めネジ
17を野縁にネジ付け、パネル間に出来る縦横方向の溝
形の空部の底にそれぞれ取付駒18を配置することにな
る。
【0031】目地棒15は縦横格子状に形成されるパネ
ル間の溝形の空部、つまり目地空間に沿って付設される
が、それぞれの空部がパネルのコーナーが集まる部分で
交錯することからここでは縦及び横に各配置される目地
棒15がこの交錯部分で重り合わないようにしなければ
ならない。
【0032】図3は縦,横の目地棒15をパネル7の上
下、左右の幅に合せて切断し、その各端部が目地空間の
交錯部分に臨むようにした場合を示している。ここでは
野縁1の長さ方向に沿って縦に付設される目地棒15は
重り合う広幅な鍔片13,13の上に突き出す取付駒1
8に係止片15b,15bを挟み付けて取付き、また横
の目地棒15は前記補正板片21から突き出す取付駒1
8に端部に近い係止片15b,15bを挟み付けて取付
くことになる。
【0033】そして、横の目地棒15は長方形状の補正
板片21の中央で左右から臨む端部を衝き合せ、それぞ
れの端部をこの補正板片の両端に設ける取付駒18,1
8に個別に係止させて固定し、この両端部の側部に上下
の目地棒の端部を衝き当てゝパネルの鍔片13,14の
全体を被い隠すようにしている。
【0034】この図3に示す目地棒15の取付けは縦横
の目地棒をパネルの幅に合せた場合であるが、図7,図
8に示した例は縦の目地棒のみをパネル7の縦幅に合
せ、横の目地棒を複数のパネルに亘って付設できる長さ
に形成し、これが交錯部分を横切るようにした場合を示
している。
【0035】この横の目地棒15を長尺にした場合は交
錯部分において2つの取付駒18を必要としないため補
正板片21には1つの取付駒18を取付けることにな
る。たゞこの様に目地棒を長尺にした場合でも、目地棒
は取扱いの関係から適当な長さに切断されるため、その
長さを超える目地空間に付設する場合には継ぎ合せて使
用することになる。この場合、上記補正板片21は継ぎ
合わせる目地棒の接続手段として利用される。つまり補
正板片21の両端部に取付駒18を揃えて取付け、各目
地棒の端部をそれぞれの取付駒に係止するようにすると
接続と同時に安定した美麗な取付けができることにな
る。
【0036】以上本発明を図示する実施例を基に説明し
たが、本発明では野縁1に対してパネル7を取付けるに
当たり、止め付けのネジ17に予め取付駒18を装備し
ておくことによってパネルの止め付けと同時に、目地を
形成する鍔片13の表面に上記取付駒18を突き出し状
に取付けることができることから、そのまゝ目地に沿っ
て目地棒15を嵌め入れ押し付ければ係止片15b,1
5bを利用して簡単にこれを止着することができること
になる。
【0037】そして、上記パネル7は左右の側縁部のい
ずれか一方の縁部で取付駒18を装着した止めネジ17
を重ね合せた鍔片13,13を通して野縁に止め付ける
ことからパネル同志を連結した状態で取付けることがで
き、このため手際よく取付け作業ができると共にパネル
相互の連結が左右方向のものにおいてだけ行われ、上下
に隣接するパネル間の拘束がないため、必要があって何
枚かのパネルのみを外す場合には広幅な鍔片13を止め
るネジ17を外すだけで簡単に外すことができるものと
なる。
【0038】この様に本発明はパネル7の取付けと目地
棒15の装着が簡単且つ迅速に行えるものとなっている
が、更に本発明はパネルの左右の鍔片13を予め目地の
幅に合せてあることから野縁1に対する取付け時に隣接
の鍔片13,13同志を単に重ね合せに衝き合せれば所
定の目地の幅となり、ここに正確な位置出しと取付けが
行えるものとなっている。
【0039】その一方、取付駒18に押付けることによ
って装着される目地棒15は、係止片15b,15b間
に取付駒18を割込ませることによって取付くことか
ら、無理に引き離すと係止片15b,15bを撓めて取
付駒から簡単に外すことができるのでこの目地棒が前記
パネルの取り外しに際して邪魔になることはない。勿
論、この目地棒はそのまゝ再使用が可能であることから
パネルの取外し作業の際支障となることはない。
【0040】尚、前記実施例では横の目地棒を装着する
ための取付駒18を取付けるため補正板片21を介挿し
たが、この板片21は2枚の鍔片13,13が重りその
上に突き出す取付駒との高さ、つまり野縁1の表面から
高さを揃えるための部材であるから、ここに使用される
取付駒18に予め高さを補正するスペーサ乃至台座を設
けて高さを揃えるようにすれば、補正板片21を省略す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上本発明を実施例につき詳述したが、
本発明によれば野縁に対するパネル7の取付けが容易で
あると共に、この取付けに併せて取付駒18の装着がで
きるため目地棒15の取付けまでの作業が容易且つ迅速
に行える利点がある。また本発明によれば、前記取付駒
18が略円筒形をなし方向性をもたないことから一本の
止めネジ17によるネジ付けで簡単に取付けることがで
き、しかも目地棒に対して常に係止可能な状態で取付く
と共に、従来のクリップの如く係止爪が変形したり歪ん
だりすることがなく多少無理な係合を行っても破損する
ことないので安定した係止状態が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】水平に支持した野縁間にパネルを渡し張り詰め
た状態を示す底面図。
【図2】パネルの拡大底面図。
【図3】野縁に鍔片を添わせ止めネジで取付けると共に
止めネジに装着した取付駒を介して目地棒を装着した状
態を示す要部の拡大底面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】目地棒、止めネジ、取付駒、補正板片の関係を
示す拡大斜視図。
【図7】他の実施例を示す目地棒を装着する前の要部の
拡大底面図。
【図8】図7において目地棒を装着した状態の底面図で
ある。
【符号の説明】
1 野縁 2 野縁受 7 パネル 13 パネルの左右の縁部に延設した広幅な鍔片 14 パネルの上下の縁部に延設した小幅な鍔片 15 目地棒 15b 目地棒の係止片 17 止めネジ 18 取付駒 21 補正板片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井躯体に吊設され並行に横設される野
    縁と、野縁間に渡る横方向と長さに沿った縦方向のそれ
    ぞれに連続して配設される浅い箱形をなす矩形のパネル
    と、パネルの縁部に沿って付設される断面U字形をなす
    目地棒からなり、前記パネルは左右の縁部から延設する
    広幅な鍔片を前記野縁の上で重ね合せに揃えて取付駒を
    装着してなる止めネジで野縁に固定し横方向に連設する
    と共に、併せて上下縦方向に配列し上下縁部の小幅な鍔
    片同志を互いに衝き合せて各パネル間に縦並びに横方向
    の溝型の目地空間を形成し、該目地空間に突出する前記
    取付駒に前記目地棒から垂設する係止片を係脱自由に掛
    け止めてパネル間の前記左右並びに上下の鍔片を被覆す
    るようにした天井パネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、パネルの上下
    の縁部に延設される小幅な鍔片は左右の広幅鍔片の略1
    /2の幅員であることを特徴とした天井パネルの取付構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、野縁に沿って
    縦方向に連設されるパネルの左右の広幅鍔片の端部相互
    間に補正板片を介挿し、該補正板片を介して取付駒を装
    着する止めネジを止め付け、該取付駒に目地棒を装着し
    てパネル上下の小幅鍔片を被覆するようにした天井パネ
    ルの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、補正板片はパ
    ネルの広幅鍔片の板厚の2倍の板厚を有することを特徴
    とした天井パネルの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4の記載において、パネル
    の上下の縁部に延設される小幅鍔片の端部を切欠いて欠
    截部を設け、他方補正板片を長方形の板片状に形成して
    前記欠截部間に嵌め入れると共に、該補正板片の一方の
    端部若しくは両端部に取付駒を装着する止めネジの挿通
    孔を開設し、該挿通孔を通して野縁に上記止めネジをネ
    ジ付けることを特徴とした天井パネルの取付構造。
JP9120067A 1997-04-24 1997-04-24 天井パネルの取付構造 Pending JPH10299162A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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