JP2003055427A - 自己乳化型アロファネート変性ポリイソシアネートの製造方法 - Google Patents

自己乳化型アロファネート変性ポリイソシアネートの製造方法

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JP2003055427A JP2001250635A JP2001250635A JP2003055427A JP 2003055427 A JP2003055427 A JP 2003055427A JP 2001250635 A JP2001250635 A JP 2001250635A JP 2001250635 A JP2001250635 A JP 2001250635A JP 2003055427 A JP2003055427 A JP 2003055427A
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求 喜多
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満成 池本
Toshiaki Sasahara
俊昭 笹原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質的に二量体や三量体を含有していないに
もかかわらず高官能を達成し、また、水分散後のポット
ライフが改善された自己乳化型アロファネート変性ポリ
イソシアネートの製造方法を提供する。 【解決手段】 以下の工程からなる自己乳化型アロファ
ネート変性ポリイソシアネートの製造方法により解決す
る。 第一工程:平均官能基数2以上、数平均分子量300〜
3,000のポリオール(a)と有機ジイソシアネート
(b)を、カルボン酸ジルコニウム塩からなるアロファ
ネート化触媒(c)の存在下で反応させる工程。 第二工程:触媒毒(d)を添加して、アロファネート化
反応を停止する工程。 第三工程:遊離の有機ジイソシアネートを除去する工
程。 第四工程:第三工程から得られたポリイソシアネート
と、下記式で示されるノニオン性親水基含有一官能アル
コール(e)を反応させる工程。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己乳化型アロフ
ァネート変性ポリイソシアネートの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自己乳化型アロファネート変性ポリイソ
シアネートの製造方法は、従来より種々知られている。
例えば、特開2000−34439号公報、特開平11
−349805号公報、特開平11−100426号公
報等に示されている。
【0003】しかしながら、これらに記載されているア
ロファネート変性ポリイソシアネートの製造方法のほと
んどは、アロファネート基の生成を目的としているにも
かかわらず、副反応として自己付加反応や自己重合反応
が進行し、副生成物が生じるいう問題がある。前記副生
成物としては、例えば、熱的に不安定なウレトジオン基
を含む二量体や最終生成物の粘度を飛躍的に増大させ、
かつ非極性溶剤への溶解性や高分子ポリエステル等の樹
脂との相溶性を低下させるイソシアヌレート基を含む三
量体が挙げられる。また、最終生成物に変色や濁りを生
じさせるという問題がある。更には、高官能ポリイソシ
アネートを製造する際、ゲル化のおそれが多分にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を鑑
みてなされたものであり、実質的に二量体や三量体を含
有していないにもかかわらず高官能を達成し、また、水
分散後のポットライフが改善された自己乳化型アロファ
ネート変性ポリイソシアネートの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】本発明者等は鋭意検討した結果、特定の金
属塩をアロファネート化触媒に用いることにより、前記
課題を解決することを見いだし、本発明を完成させるに
至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、以下
の(1)〜(3)に示されるものである。 (1) 以下の工程からなる自己乳化型アロファネート
変性ポリイソシアネートの製造方法。 第一工程:平均官能基数2以上、数平均分子量300〜
3,000のポリオール(a)と有機ジイソシアネート
(b)を、カルボン酸ジルコニウム塩からなるアロファ
ネート化触媒(c)の存在下で反応させる工程。 第二工程:触媒毒(d)を添加して、アロファネート化
反応を停止する工程。 第三工程:遊離の有機ジイソシアネートを除去する工
程。 第四工程:第三工程から得られたポリイソシアネート
と、下記式で示されるノニオン性親水基含有一官能アル
コール(e)を反応させる工程。
【化2】
【0007】(2) 有機ジイソシアネート(a)が、
ヘキサメチレンジイソシアネートであることを特徴とす
る前記(1)の製造方法。
【0008】(3) 一官能アルコール(e)の使用量
が、最終的に得られるポリイソシアネートに対して2〜
20質量%であることを特徴とする、前記(1)又は
(2)の製造方法。
【0009】
【発明の実施の手段】本発明に用いられる原料について
説明する。本発明に用いられる、平均官能基数2以上、
数平均分子量300〜3,000のポリオール(a)
は、いわゆる高分子ポリオールと呼ばれるもので、ポリ
エステルポリオール、ポリエステル−アミドポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ール、ポリオレフィンポリオール等が挙げられる。これ
らは単独又は2種類以上の混合物であってもよい。本発
明では、得られる自己乳化型アロファネート変性ポリイ
ソシアネートの粘度を考慮すると、ポリエーテルポリオ
ールが好ましい。
【0010】ポリエステルポリオール、ポリエステル−
アミドポリオールは、公知の方法で得られるものであ
り、後述するポリカルボン酸、酸エステル、又は酸無水
物等の1種以上と、後述する低分子ポリオール、低分子
ポリアミン、低分子アミノアルコールの1種以上との反
応で得られる。
【0011】ポリカルボン酸としては、コハク酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、オルソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル
酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロオルソフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、トリメリット酸等が
挙げられる。
【0012】低分子ポリオールとしては、エチレングリ
コール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパン
ジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,
5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタン
ジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリ
コール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジ
オール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−
n−ヘキサデカン−1,2−エチレングリコール、2−
n−エイコサン−1,2−エチレングリコール、2−n
−オクタコサン−1,2−エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレ
ングリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シ
クロヘキサン−1,4−ジメタノール、水素添加ビスフ
ェノールA、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、
あるいはビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプ
ロピレンオキサイド付加物、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトール等が挙げられる。
【0013】低分子ポリアミンとしては、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、
ジフェニルメタンジアミン、水素添加ジフェニルメタン
ジアミン、ジエチレントリアミン等が挙げられる。
【0014】低分子アミノアルコールとしては、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノプロパノールアミン、N,N−ジプロパノ
ールアニリン等が挙げられる。
【0015】また、低分子ポリオール、低分子ポリアミ
ン、低分子アミノアルコールを開始剤として、ε−カプ
ロラクトン、γ−バレロラクトン等の環状エステル(ラ
クトン)モノマーの開環重合で得られるラクトン系ポリ
エステルポリオールも好適に使用できる。
【0016】ポリエーテルポリオールは公知の反応で得
られ、前述の低分子ポリオール、低分子ポリアミン、低
分子アミノアルコール、アンモニアの1種以上の化合物
を開始剤として、エチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド等のアルキレンオキサイドや、テトラヒドロフラ
ン等の環状エーテルを開環付加させて得られる。
【0017】ポリカーボネートポリオールとしては、前
述の低分子ポリオールと、ジエチレンカーボネート、ジ
メチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジフェニ
ルカーボネート等との脱アルコール反応、脱フェノール
反応等で得られる。
【0018】(a)の平均官能基数は2以上、好ましく
は2.5〜6である。平均官能基数が下限未満の場合
は、得られるポリイソシアネートの平均官能基数が低下
するため、架橋効果が少なくなり、塗膜強度が不十分と
なりやすい。
【0019】(a)の数平均分子量は300〜3,00
0であり、好ましくは300〜2,500である。数平
均分子量が下限未満の場合は、アロファネート化反応後
に得られるポリイソシアネートの高粘度となるため、作
業性が悪くなりやすい。一方上限を越える場合は、塗膜
強度が不十分となりやすい。
【0020】なお、得られるポリイソシアネートの平均
官能基数調整等の目的で、(a)の一部を一官能アルコ
ールに置き換えることもできる。
【0021】本発明に用いられる有機ジイソシアネート
(b)としては、2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、2,2′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、4,4′−ジフェニルエーテルジイソ
シアネート、2−ニトロジフェニル−4,4′−ジイソ
シアネート、2,2′−ジフェニルプロパン−4,4′
−ジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフェニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート、4,4′−ジフェ
ニルプロパンジイソシアネート、m−フェニレンジイソ
シアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフチ
レン−1,4−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5
−ジイソシアネート、3,3′−ジメトキシジフェニル
−4,4′−ジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネ
ート;ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、2−メチル−ペンタン−1,5−
ジイソシアネート、3−メチル−ペンタン−1,5−ジ
イソシアネート、リジンジイソシアネート、トリオキシ
エチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネー
ト;キシリレン−1,4−ジイソシアネート、キシリレ
ン−1,3−ジイソシアネート、テトラメチルキシリレ
ンジイソシアネート等の芳香脂肪族ジイソシアネート;
イソホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソ
シアネート、水素添加キシレンジイソシアネート、水素
添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加テト
ラメチルキシレンジイソシアネート等の脂環族ジイソシ
アネート等が挙げられる。これらの有機ジイソシアネー
トは、単独あるいは2種以上の混合物のいずれの形態で
用いてもよい。本発明では得られるアロファネート変性
ポリイソシアネートの耐候性等の点を考慮すると、無黄
変ジイソシアネートが好ましく、特にヘキサメチレンジ
イソシアネートが最適である。
【0022】本発明に用いられるアロファネート化触媒
(c)は、カルボン酸ジルコニウム塩を用いる。カルボ
ン酸ジルコニウム塩を用いることにより、助触媒等を使
用することなく、実質的に着色のない(自己乳化型)ア
ロファネート変性ポリイソシアネートが比較的容易に得
られる。ここで使用されるカルボン酸としては、酢酸、
プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、オクチル酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、2
−エチルヘキサン酸等の飽和脂肪族カルボン酸、シクロ
ヘキサンカルボン酸、シクロペンタンカルボン酸等の飽
和単環カルボン酸、ビシクロ(4.4.0)デカン−2
−カルボン酸等の飽和複環カルボン酸、ナフテン酸等の
上記したカルボン酸の混合物、オレイン酸、リノール
酸、リノレン酸、大豆油脂肪酸、トール油脂肪酸等の不
飽和脂肪族カルボン酸、ジフェニル酢酸等の芳香脂肪族
カルボン酸、安息香酸、トルイル酸等の芳香族カルボン
酸等のモノカルボン酸類、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、コハク酸、酒石
酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、クルタコン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼ
ライン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸、α−
ハイドロムコン酸、β−ハイドロムコン酸、α−ブチル
−α−エチルグルタル酸、α,β−ジエチルサクシン
酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸等のポリカルボン酸類が挙げられる。これらのカ
ルボン酸ジルコニウム塩は、単独あるいは2種以上の混
合物のいずれの形態で用いてもよい。本発明で好ましい
(c)は、炭素数10以下のモノカルボン酸ジルコニウ
ム塩である。
【0023】本発明に用いられる触媒毒(d)として
は、リン酸、塩酸等の無機酸、スルホン酸基、スルファ
ミン酸基等を有する有機酸及びこれらのエステル類、ア
シルハライド等公知の物が挙げられる。
【0024】本発明に用いられる一官能アルコール
(e)は、以下の式で示されるノニオン性親水基を含有
するものである。
【化3】
【0025】(e)は、例えば分子量32〜200程度
の一官能アルコールを開始剤として、エチレンオキサイ
ドを30モル%以上含有するアルキレンオキサイドを開
環付加させることで得られるものである。ここで使用さ
れる開始剤としては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、
iso−ブタノール、t−ブタノール、シクロヘキサノ
ール、フェノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、アニリン、トリメチロールプロパン、グリセ
リン等が挙げられる。これらのうちで、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、プロピレングリコール
等の炭素数5以下の化合物が、得られる自己乳化型アロ
ファネート変性ポリイソシアネートの水分散性が良好と
なるので好ましい。
【0026】一官能アルコール(e)の使用量は、得ら
れるポリイソシアネートの水分散性を考慮すると、最終
的に得られるポリイソシアネートに対して2〜20質量
%であることが好ましい。(e)の導入量が下限未満の
場合は、得られるポリイソシアネートが水に分散しない
おそれがある。上限を越える場合は、ポリイソシアネー
トの平均官能基数が低くなり、塗膜強度が不十分となり
やすい。
【0027】なお必要に応じて(e)以外の他の一官能
アルコールを使用してもよい。(e)以外の他の一官能
アルコールとしては、前述の(e)の開始剤としての低
分子一官能アルコール類、炭素数6以上の高級モノアル
コール類、ヒドロキシモノカルボン酸エステル類、
(e)以外のポリ(オキシアルキレン)モノオール等が
挙げられる。更に具体的には、メタノール、エタノー
ル、オクタノール、ステアリルアルコール、リシノール
酸アルキルエステル等が挙げられる。
【0028】次に具体的な製造手順について説明する。
本発明は、以下の工程からなる。 第一工程:ポリエーテルポリオール(a)と有機ジイソ
シアネート(b)をアロファネート化触媒(c)の存在
下で反応させる工程。 第二工程:触媒毒(d)を添加して、アロファネート化
反応を停止する工程。 第三工程:遊離の有機ジイソシアネートを除去する工
程。 第四工程:第三工程から得られたポリイソシアネート
と、一官能アルコール(e)を反応させる工程。
【0029】第一工程は、ウレタン化反応とアロファネ
ート化反応からなる。具体的な手順は、ポリエーテルポ
リオール(a)及び有機ジイソシアネート(b)をイソ
シアネート基を水酸基に対して過剰となる量を仕込ん
で、20〜100℃でウレタン化反応させた後、70〜
150℃にてアロファネート化触媒(c)の存在下でウ
レタン基が実質的に存在しなくなるまでアロファネート
化反応させる、という手順である。
【0030】ここで「イソシアネート基を水酸基に対し
て過剰となる量」とは、原料仕込みの際、イソシアネー
ト基を水酸基に対して過剰となるという意味であり、イ
ソシアネート基と水酸基のモル比がイソシアネート基/
水酸基=8以上が好ましく、10〜50が特に好まし
い。
【0031】ウレタン化反応の反応温度は20〜120
℃であり、好ましくは50〜100℃である。なお、ウ
レタン化反応の際、公知のいわゆるウレタン化触媒を用
いることができる。具体的には、ジブチルチンジラウレ
ート、ジオクチルチンジラウレート等の有機金属化合物
や、トリエチレンジアミンやトリエチルアミン等の有機
アミンやその塩等が挙げられる。
【0032】ウレタン化反応の反応時間は、触媒の有無
や種類、反応温度により異なるが、一般には10時間以
内、好ましくは1〜5時間である。
【0033】ウレタン化反応が終了したら、アロファネ
ート化反応を行う。アロファネート化反応は、前述のア
ロファネート化触媒(c)を添加し、反応温度を70〜
150℃、好ましくは80〜130℃にして行う。反応
温度が低すぎる場合は、アロファネート基があまり生成
せず、得られるポリイソシアネートの平均官能基数が低
下することになる。このようなポリイソシアネートを塗
料用硬化剤に用いると、塗膜物性が不十分となりやす
い。反応温度が高すぎる場合は、得られるポリイソシア
ネートを不必要に加熱することになり、ポリイソシアネ
ートが着色する原因になることがある。なお、ポリイソ
シアネートの平均官能基数とは、1分子中に存在するイ
ソシアネート基の平均数である。
【0034】なお、本発明においては、ウレタン化反応
とアロファネート化反応を同時に行うこともできる。こ
の場合は、ポリエーテルポリオール(a)及び有機ジイ
ソシアネート(b)をイソシアネート基を水酸基に対し
て過剰となる量を仕込んで、70〜150℃にてアロフ
ァネート化触媒(c)の存在下でウレタン化反応及びア
ロファネート化反応を同時に行う。
【0035】アロファネート化触媒(c)の使用量はそ
の種類により異なるが、上記(a)と(b)の総和量に
対して、0.0005〜1質量%が好ましく、0.00
1〜0.1質量%がより好ましい。触媒使用量が0.0
005質量%未満の場合は、反応が遅くなって長時間を
要し、熱履歴による着色が起こる場合がある。一方触媒
使用量が1質量%を超える場合は、反応制御が難しな
り、副反応である二量化反応(ウレトジオン化反応)や
三量化反応(イソシアヌレート化反応)が起こる場合が
あり、また得られたポリイソシアネートを二液型塗料の
硬化剤として用いた場合、塗料のポットライフが短くな
る等の問題が生じることがある。
【0036】反応時間は、触媒の種類や添加量、反応温
度により異なるが、通常10時間以内が好ましく、特に
好ましくは1〜5時間である。
【0037】なお、このとき必要に応じて有機溶剤を用
いることができる。この有機溶剤としては、n−ヘキサ
ン、オクタン等の脂肪族炭化水素系有機溶剤、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素系有
機溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系有機溶剤、
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル
等のエステル系有機溶剤、エチレングリコールエチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテ
ート、エチル−3−エトキシプロピオネート等のグリコ
ールエーテルエステル系有機溶剤、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系有機溶
剤、塩化メチル、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化
炭素、臭化メチル、ヨウ化メチレン、ジクロロエタン等
のハロゲン化脂肪族炭化水素系有機溶剤、N−メチルピ
ロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホニルア
ミド等の極性非プロトン溶剤等が挙げられる。前記溶剤
は1種又は2種以上使用することができる。
【0038】第二工程は、アロファネート化反応後、触
媒毒(d)を添加してアロファネート化反応を停止させ
る工程である。触媒毒(d)の添加時期は、アロファネ
ート化反応後であれば特に制限はないが、第三工程にお
ける、遊離の有機ジイソシアネートを除去する方法に薄
膜蒸留を行う場合は、アロファネート反応後かつ薄膜蒸
留前に触媒毒(d)の添加を行うのが好ましい。これ
は、薄膜蒸留時の熱により、副反応が起こるのを防止す
るためである。
【0039】触媒毒(d)の添加量はその種類や触媒の
種類により異なるが、触媒の0.5〜2当量となる量が
好ましく、0.8〜1.5当量が特に好ましい。触媒毒
が少なすぎる場合は、得られるポリイソシアネートの貯
蔵安定性が低下しやすい。多すぎる場合は、得られるポ
リイソシアネートが着色する場合がある。
【0040】第三工程は、遊離の有機ジイソシアネート
(b)を除去する工程である。本発明においては、基本
的にはアロファネート化反応後の生成物には、遊離の有
機ジイソシアネートが存在している。この遊離の有機ジ
イソシアネートは、臭気や経時変化した場合に濁りの原
因となるため、遊離の有機ジイソシアネート含有量が1
質量%以下となるまで未反応の有機ジイソシアネート
(b)を除去するのが好ましい。
【0041】遊離の有機ジイソシアネートを除去する方
法としては、蒸留、再沈、抽出等公知の方法が挙げら
れ、蒸留法、特に薄膜蒸留法を使用すると、溶剤等を用
いる必要がないので好ましい。また、好ましい薄膜蒸留
の条件としては、圧力:0.1kPa以下、温度:10
0〜200℃であり、特に好ましい条件は圧力:0.0
5kPa以下、温度:120〜180℃である。
【0042】第四工程は、得られたアロファネート変性
ポリイソシアネートと、一官能アルコール(e)を反応
させる工程である。反応条件は、反応温度:20〜12
0℃、好ましくは50〜100℃、反応時間:10時間
以内、好ましくは1〜5時間である。なお、反応の際
に、公知のいわゆるウレタン化触媒を用いることができ
る。
【0043】本発明によって得られる自己乳化型アロフ
ァネート変性ポリイソシアネートの好ましい粘度(25
℃、固形分=100%換算)は200〜10,000m
Pa・sあり、特に好ましくは300〜8,500mP
a・sである。イソシアネート含量(固形分=100%
換算)は5〜20質量%が好ましく、特に好ましくは8
〜18質量%である。平均官能基数は6以上、好ましく
は6.5〜10である。なお、平均官能基数は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィーによる数平均分子量
とイソシアネート含量から算出される。
【0044】本発明によって得られた自己乳化型アロフ
ァネート変性ポリイソシアネートには、必要に応じて、
例えば2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェ
ノール等の酸化防止剤や、紫外線吸収剤、顔料、染料、
溶剤、難燃剤、加水分解防止剤、潤滑剤、可塑剤、充填
剤、貯蔵安定剤等の添加剤を適宜配合することができ
る。
【0045】
【実施例】本発明について、実施例、比較例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定され
るものではない。なお、実施例、比較例において「%」
は「質量%」を意味する。
【0046】〔アロファネート変性ポリイソシアネート
の製造〕 合成実施例1 攪拌機、温度計、冷却器及び窒素ガス導入管のついた容
量:100Lの反応器に、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートを90.0kg、ポリオール−1を10.0kg仕
込み、90℃で2時間ウレタン化反応を行った。反応生
成物をFT−IRにて分析したところ、水酸基は消失し
ていた。次に2−エチルヘキサン酸ジルコニウムを0.
02kg仕込み、110℃にて4時間反応させた。反応
生成物をFT−IR及び13C−NMRにて分析したとこ
ろ、ウレタン基は消失していた。次いで、リン酸を0.
01kg仕込み50℃で1時間停止反応を行った。停止
反応後の反応生成物のイソシアネート含量は41.9%
であった。この反応生成物を130℃×0.04kPa
にて薄膜蒸留を行い、アロファネート変性ポリイソシア
ネートNCO−1を得た。NCO−1のイソシアネート
含量は16.0%、25℃の粘度は6,830mPa・
s、平均官能基数は8.76、遊離のヘキサメチレンジ
イソシアネート含有量は0.1%であった。また、NC
O−1をFT−IR及び13C−NMRにて分析したとこ
ろ、ウレタン基は確認されず、アロファネート基の存在
が確認された。また、ウレトジオン基及びイソシアヌレ
ート基は痕跡程度であった。結果を表1に示す。
【0047】合成実施例2〜4、合成比較例1 合成実施例1と同様にして、表1に示す原料を用いてア
ロファネート変性ポリイソシアネートの製造を行った。
結果を表1に示す。なお、NCO−5(合成比較例1)
は、合成の際にゲル化した。
【0048】
【表1】
【0049】合成実施例1〜4、合成比較例1、表1に
おいて ポリオール−1:グリセリンを開始剤に用いて、プロピ
レンオキサイドを開環付加させたポリエーテルポリオー
ル 数平均分子量=400 ポリオール−2:グリセリンを開始剤に用いて、プロピ
レンオキサイドを開環付加させたポリエーテルポリオー
ル 数平均分子量=700 ポリオール−3:グリセリンを開始剤に用いて、プロピ
レンオキサイドを開環付加させたポリエーテルポリオー
ル 数平均分子量=1,000 ポリオール−4:メタノールを開始剤に用いて、エチレ
ンオキサイドを開環付加させたポリエーテルポリオール 数平均分子量=400 ポリオール−5:トリメチロールプロパン(TMP)を
開始剤に用いて、ε−カプロラクトンを開環付加させた
ポリエステルポリオール 数平均分子量=400 ポリオール−6:数平均分子量=1,000のポリ(ヘ
キサメチレンカーボネート)ジオール(HD−PCD)
とTMPとをエステル交換させたポリカーボネートポリ
オール 但し、HD−PCD/TMP=1/1(モル比) 数平均分子量=570 HDI :ヘキサメチレンジイソシアネート Zr−2EH :2−エチルヘキサン酸ジルコニウム Pb−2EH :2−エチルヘキサン酸鉛
【0050】表1より、Zr系触媒を用いることによ
り、副反応がほぼ抑えることが可能で、かつ、高官能の
アロファネート変性ポリイソシアネートが得られた。一
方、従来の触媒系(鉛系)では、高官能のアロファネー
ト変性ポリイソシアネートを得ることはできなかった。
【0051】〔自己乳化型ポリイソシアネートの製造〕 実施例1 合成実施例1と同様な容量:1Lの反応器に、NCO−
1を901g、モノオール−1を99g、ジオクチルチ
ンジラウレートを0.05g仕込み、80℃で4時間反
応させて、自己乳化型アロファネート変性ポリイソシア
ネートP−1を得た。P−1のイソシアネート含量は1
3.4%、25℃の粘度は10,000mPa・s、平
均官能基数は8.13であった。結果を表2に示す。
【0052】実施例2〜9、比較例1、2 実施例1と同様にして、表2、3に示す原料を用いて自
己乳化型ポリイソシアネートの製造を行った。結果を表
2、3に示す。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】実施例1〜9、比較例1〜2、表2〜3に
おいて コロネートHX:日本ポリウレタン工業製ポリイソシア
ネート ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート変
性ポリイソシアネート イソシアネート含量=21.3% 25℃の粘度=2,400mPa・s 数平均分子量=400 OH−1 :メタノールを開始剤に用いて、エチレ
ンオキサイドを開環付加させたポリエーテルモノオール 数平均分子量=400 OH−2 :リシノール酸メチルエステル DOTDL :ジオクチルチンジラウレート
【0056】応用実施例1〜9、応用比較例1〜2 得られた自己乳化型ポリイソシアネートを用いて以下の
評価を行った。
【0057】〔ポットライフ測定〕容量:300mlの
容器に、ポリイソシアネート/水=20g/180gの
割合で配合した後、ホモミキサーで2,000rpm×
30秒攪拌・分散させた。その後、室温下に静置して1
時間毎にイソシアネート含量を測定し、イソシアネート
含量が0%となったところをポットライフ時間とした。
結果を表4、5に示す。
【0058】〔ラビング試験〕容量:300mlの容器
に、以下に示す水性アクリルエマルジョン100g、ポ
リイソシアネートを3g仕込み、ホモミキサーで2,0
00rpm×30秒攪拌して、クリヤー塗料を調整し
た。このクリヤー塗料をアルミ板にアプリケーターに
て、乾燥膜厚20μmになるように塗布した後、50℃
にて20時間硬化させて塗装サンプルを得た。この塗装
サンプルに、キシレンをしみ込ませた脱脂綿を擦り付
け、塗膜表面の荒れが生じる回数を測定した。
【0059】[水性アクリルエマルジョンの合成]攪拌
機、温度計、窒素シール管、冷却器のついた容量:2,
000mlの反応器に、イオン交換水を170g、レベ
ノールWZ(アニオン性乳化剤、花王製)を4g、ノイ
ゲンEA−170(ノニオン性乳化剤、第一工業製薬
製)を1g仕込み、80℃まで加熱した。次いでメタク
リル酸メチルが300g、アクリル酸ブチルが180
g、アクリル酸が4g、ダイアセトンアクリルアミドが
5g、イオン交換水が330g、ノイゲンEA−170
が5g、過酸化カリウム(開始剤)が1gからなる混合
液を、反応液中の温度を80℃に保ちながら3時間かけ
て滴下し、その後、80℃で3時間反応させた。反応終
了後室温まで冷却し、25%アンモニア水溶液にてpH
8に調製し、固形分49.5%の水性アクリルエマルジ
ョンを得た。
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】表4、5から、本発明によって得られた自
己乳化型ポリイソシアネートは、水分散後のポットライ
フが長く、また高官能性であるので、少ない配合量で良
好な架橋物性を示した。
【0063】
【発明の効果】本発明によって得られた自己乳化型アロ
ファネート変性ポリイソシアネートは、従来の自己乳化
型ポリイソシアネートと比較して、高官能基数であり、
また、水分散後のポットライフが長いという特徴を有す
るものである。
【0064】本発明によって得られる自己乳化型アロフ
ァネート変性水性ポリイソシアネートは、水性塗料の硬
化剤に最適である。また、水性塗料の主剤や、水性の接
着剤、シール材、インキ、繊維・ガラスファイバー処理
剤、サイジング剤、目止め剤、プライマー、固結剤、ア
ンカーコート剤、各種バインダー等の主剤や硬化剤とし
て使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程からなる自己乳化型アロファ
    ネート変性ポリイソシアネートの製造方法。 第一工程:平均官能基数2以上、数平均分子量300〜
    3,000のポリオール(a)と有機ジイソシアネート
    (b)を、カルボン酸ジルコニウム塩からなるアロファ
    ネート化触媒(c)の存在下で反応させる工程。 第二工程:触媒毒(d)を添加して、アロファネート化
    反応を停止する工程。 第三工程:遊離の有機ジイソシアネートを除去する工
    程。 第四工程:第三工程から得られたポリイソシアネート
    と、下記式で示されるノニオン性親水基含有一官能アル
    コール(e)を反応させる工程。 【化1】
  2. 【請求項2】 有機ジイソシアネート(a)が、ヘキサ
    メチレンジイソシアネートであることを特徴とする、請
    求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 一官能アルコール(e)の使用量が、最
    終的に得られるポリイソシアネートに対して1〜30質
    量%であることを特徴とする、請求項1又は2記載の製
    造方法。
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