JP2003053832A - 透明蒸着用ポリエステルフィルム及び透明蒸着ポリエステルフィルム - Google Patents

透明蒸着用ポリエステルフィルム及び透明蒸着ポリエステルフィルム

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JP2003053832A JP2001250470A JP2001250470A JP2003053832A JP 2003053832 A JP2003053832 A JP 2003053832A JP 2001250470 A JP2001250470 A JP 2001250470A JP 2001250470 A JP2001250470 A JP 2001250470A JP 2003053832 A JP2003053832 A JP 2003053832A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】酸素および水蒸気の遮断性に優れた透明蒸着フ
ィルムを得るに好適な蒸着用ポリエステルフィルムを提
供する。 【解決手段】厚さ5〜50μmの二軸配向ポリエステル
フイルムであって、190℃、20分の熱収縮率が縦方
向で2〜6%、横方向で−0.5〜+3%であり、ま
た、縦方向の温度寸法変化曲線の勾配が負から正に変化
する点が存在し、該点における温度が210℃以上であ
り、かつ該点におけるフイルムの原長に対する寸法変化
率が、−10〜−3%であることを特徴とする透明蒸着
用ポリエステルフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素および水蒸気の遮
断性に優れた透明蒸着用フィルムを得るに好適なポリエ
ステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】食品
や薬品を長期間保存するためには、腐敗や変質を促進す
る外気からの酸素や水蒸気の浸入を遮断する効果を持っ
た、いわゆるガスバリア性に優れた包装を行う必要があ
る。この目的に使用されるガスバリア性に優れたフィル
ム包装に、近年特に内容物の状態を確認できる透明性が
要求される傾向が強くなっている。
【0003】透明なガスバリア性フィルムとしてポリ塩
化ビニリデンやエチレンビニルアルコール共重合体を積
層したものが知られている。また、金属酸化物を高分子
フィルム上に形成したものがガスバリア性と透明性が良
好であることが、従来よりよく知られている。
【0004】しかし従来の透明ガスバリア性フィルムは
以下のような課題を有していた。ポリ塩化ビニリデンや
エチレンビニルアルコール積層フィルムは酸素、水蒸気
のガスバリア性が十分ではなく、特に高温での殺菌処理
においてその低下が著しい。さらにポリ塩化ビニリデン
は焼却時の塩素ガスの発生があり地球環境への影響が懸
念されている。
【0005】一方、特開平6−278240や特開平1
1−10725に示される通り、蒸着により酸素珪素膜
や酸化アルミニウム膜を形成したポリエステルフィルム
は良好なバリア性を示すが、近年、食生活が豊かとな
り、様々な食品や菓子類が市場に登場するに従い、バリ
ア性など特性向上や、品質の長期保存性がより一層重視
されるようになってきた。特にスナック菓子や食品等の
包装においては、内容物の酸化や湿りを防止し、できた
ての品質をより長期間確保するため、これまで以上のガ
スバリア性が要求されはじめた。また、かかる製品を蒸
着する設備は、大型化、高速化の傾向があり、蒸着性能
ひいてはガスバリア性能を安定化させるために、ポリエ
ステルフイルムの要求も高度になってきた。
【0006】本発明は、かかる要求に対応して、透明蒸
着用ポリエステルフィルムの酸素および水蒸気のガスバ
リア性に対する格段の向上を目的とし、優れたガスバリ
ア性を発現させる蒸着用ポリエステルフィルムを提供せ
んとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題に
鑑み鋭意検討した結果、特定の物性を有するポリエステ
ルフイルムを基材として用いれば、上記問題を解決でき
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、厚さ5〜50
μmの二軸配向ポリエステルフイルムであって、190
℃、20分の熱収縮率が縦方向で2〜6%、横方向で
0.5〜+3%であり、また、縦方向の温度寸法変化曲
線の勾配が負から正に変化する点が存在し、該点におけ
る温度が210℃以上であり、かつ該点におけるフイル
ムの原長に対する寸法変化率が、−10〜−3%である
ことを特徴とする透明蒸着用ポリエステルフイルムであ
る。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
ポリエステルとは、二塩基酸とグリコールを構成成分と
するポリエステルであり、芳香族二塩基酸としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカ
ルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニ
ルエーテルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ジフェニルケトン
ジカルボン酸、フェニルインダンジカルボン酸、ナトリ
ウムスルホイソフタル酸、ジブロモテレフタル酸などを
用いることができる。脂環族二塩基酸としては、シクロ
ヘキサンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸、ヘキサ
ヒドロテレフタル酸などを用いることができる。また、
脂肪族二塩基酸としては、シュウ酸、コハク酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ダイマー酸などを用
いることができる。グリコールとしては、脂肪族ジオー
ルとしてエチレングリコール、プロピレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコールな
どを用いることができ、芳香族ジオールとして、ナフタ
レンジオール、2,2−ビス(4−ヒドロキシジフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ
フェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルホン、ハイドロキノン、テトラプロモビスフェノー
ルAなどを用いることができ、脂環族ジオールとして
は、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオ
ールなどを用いることができる。
【0010】さらに、ポリエステルが実質的に線状であ
る範囲内で3官能以上の多官能化合物、例えばグリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリ
カルバリル酸、没食子酸などを共重合してもよく、また
単官能化合物、例えばo−ベンゾイル安息香酸、ナフト
エ酸等を添加反応させてもよい。またポリエチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリエー
テルやポリカプロラクトンに代表される脂肪族ポリエス
テルなどを共重合してもよい。
【0011】ポリエステルは2種以上のものをブレンド
してもよく、例えば50%以上がポリエステルであれ
ば、ポリエステル以外のものをブレンドしてもよい。
【0012】ポリエステルは、耐熱性、製膜性の点か
ら、融点が240℃以上280℃以下であることが望ま
しい。
【0013】上述したポリエステルフィルムの極限粘度
(25℃オルソクロロフェノール中で測定)は0.40
〜1.20dl/g、好ましくは0.50〜0.85d
l/gの範囲にあるものが本発明の内容に適したもので
ある。
【0014】本発明のポリエステル中には、ポリエステ
ルに不活性な粒子を含有してもよい。不活性粒子とは、
ポリエステルに不活性であれば特に限定されないが、内
部粒子や無機粒子および/または有機粒子などの外部粒
子の中から任意に選定される粒子であり、好ましくは
0.01〜10重量%、更に好ましくは0.02〜1重
量%含有されていることが好ましい。含有される粒子の
平均粒子径は好ましくは0.001〜10μmであり、
更に好ましくは0.01〜2μmである。平均粒子径が
10μmを越える粒子を使用するとフィルムの欠陥が生
じ易くなるので好ましくない。無機粒子および/または
有機粒子としては、例えば湿式および乾式シリカ、コロ
イダルシリカ、珪酸アルミ、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、マイ
カ、カオリン、クレ−等の無機粒子およびスチレン、シ
リコ−ン、アクリル酸類等を構成成分とする有機粒子等
を挙げることができる。なかでも湿式および乾式シリ
カ、コロイダルシリカ、珪酸アルミ、アルミナ、炭酸カ
ルシウム等の無機粒子が好ましい。これらの内部粒子、
無機粒子および/または有機粒子は二種以上を併用して
もよい。またポリエステル中に本発明の効果を阻害しな
い範囲で公知の添加剤、例えば耐熱安定剤、耐酸化安定
剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有機の易滑剤、顔料、
染料、有機または無機の微粒子、充填剤、核剤などを配
合しても良い。
【0015】さらに本発明のフィルムは各種コーティン
グを施しても良く、特に限定するものではないが、製造
面、環境面を考慮すると水系または水分散系塗剤をフィ
ルム製膜中に塗布したものが好ましい。
【0016】本発明のポリエステルフィルムの厚みは5
〜50μmであり、好ましくは5〜30μmであるが、
その中でも好適な範囲は用途によって任意に選べばよ
い。
【0017】フィルム構成としては、単層、A/Bの2
層、B/A/BあるいはA/B/Cの3層、さらには3
層より多層の積層構成であってもよく、積層厚み比も任
意に設定してよい。さらに、これら以外の層を積層して
もよく、具体的には、帯電防止層、マット層、ハードコ
ート層、易滑コート層、易接着層、粘着層などが例示さ
れる。
【0018】本発明のポリエステルフイルムの190℃
20分における熱収縮率は、縦方向で2〜6%であ
り、好ましくは2.5〜5%である。また横方向は−
0.5〜+3%であり、好ましくは0〜2%である。ポ
リエステルフイルムは蒸着工程を経て、さらに印刷や粘
着剤塗工、あるいはラミネート加工が施されるが、いず
れも熱履歴を受けるわけであり、特開平6−27824
0に記載の通り、その際のフイルムの寸法変化は、小さ
い方がよいというのが一般的ではあり、縦方向の収縮率
が6%を越えたり、横方向の熱収縮率が3%を越えると
それぞれの加工工程においてフイルムにシワが発生した
り、フイルムの走行性が不安定になって生産速度を上げ
られないという問題が生じる。また逆に熱収縮率が小さ
すぎても障害が発生することがわかってきた。すなわ
ち、縦方向の熱収縮率が2%未満であったり、横方向の
熱収縮率が−0.5%未満となった場合、ガスバリア性
能が低下してしまう。
【0019】本発明のポリエステルフイルムにおいて、
縦方向の温度寸法変化曲線を測定した時、曲線の勾配が
負から正に変化する点が存在し、該点における温度が2
10℃以上であり、望ましくは220℃以上、かつ該点
におけるフイルムの原長に対する寸法変化率が、−10
〜−3%、望ましくは−9〜−4%、更に望ましくは−
8〜−5%である。該点における温度が210℃よりも
低いと、印刷乾燥工程やラミネート工程においてシワが
発生しやすくなり、また、印刷インキとの接着性やラミ
ネート強度が低下する。また、該点における寸法変化率
が−10%未満であると、同様に印刷乾燥工程やラミネ
ート工程においてシワが発生しやすくなり、また寸法変
化率が−3%を越えると、ガスバリア性能が低下してし
まう。
【0020】本発明のポリエステルフイルムの結晶サイ
ズXcは5.5〜7.0nmが好ましく、更に好ましく
は5.7〜6.9nm、更には5.9〜6.8nmが好
ましい。結晶サイズが5.5nmよりも低い場合は、例
えば印刷するインクや蒸着層との接着性が低下したり、
ラミネート性が低下する。また、結晶サイズが7.0n
mを越えると、フイルムの強度が低下してしまい、破れ
やすくなる。
【0021】本発明のポリエステルフイルムの少なくと
も片面のヌレ張力は50mN/m以上であることが望ま
しく、更には52mN/m以上が望ましい。ヌレ張力が
50mN/m未満となると蒸着層との密着性が低下し、
ガスバリア性やラミネート性が悪化する。
【0022】本発明のポリエステルフイルムの引張弾性
率が縦方向で4.5GPa以上、望ましくは4.7GP
a以上であり、横方向は4.0GPa以上、望ましくは
4.3GPa以上である。引張弾性率が縦方向で4.5
GPa未満、横方向で4.0GPa未満の場合は、加工
時にシワが発生しやすくなったり、ガスバリア性能が低
下する。
【0023】本発明のポリエステルフイルムのヘイズは
1〜6%であり、望ましくは1〜4%である。その中で
も好適な範囲は用途によって任意に選べばよい。ヘイズ
は低い方すなわち透明性が良好な方が、包装用途として
は望ましいが、ヘイズが1%未満となると、フイルムの
巻き取り性が低下し生産性を落とすだけでなく、滑り性
の悪化でフイルム表面に擦れキズが発生しやすい。ま
た、ヘイズが6%を越えると、包装用フイルムとしての
外観が悪くなるだけでなく、フイルム表面が粗面化する
ためガスバリア性能が低下してしまう。また、本発明の
ポリエステルフイルムを120℃の熱風オーブン中で3
0分間処理した時のヘイズの変化は3%以内であり、望
ましくは2.5%以内である。ヘイズが変化するのは、
熱処理によってポリマー中に残存するオリゴマーや添加
物が表面に析出するためであり、その量が多い、すなわ
ちヘイズの変化量が3%を越えると、ガスバリア性は低
下し、また印刷性やラミネート性も低下する。
【0024】また、本発明に係るポリエステルフイルム
は、縦方向の屈折率が1.655以上が好ましく、更に
は1.660〜1.690の範囲の屈折率を有すること
が好ましい。屈折率が1.655未満では、加工時や使
用時の張力でフイルムが著しく変形するおそれがある。
また、屈折率が1.690を越えると、熱収縮率が大き
くなり、加工時の生産性や使用時の品質が悪化するおそ
れがある。またフイルムの幅方向の屈折率は1.650
以上が好ましい。1.650未満では、加工時にフイル
ムにシワが発生しやすくなる。またフィルム厚み方向の
屈折率が1.485〜1.505であることが好まし
く、更に好ましくは1.490〜1.500である。厚
み方向の屈折率が1.485未満であるとフィルムの劈
開等による加工時のトラブルが生じるため好ましくな
い。また1.505を越えると加工特性や印刷性が悪化
し好ましくない。
【0025】本発明のポリエステルフィルムにおいて、
少なくとも片面の中心線平均粗さ(SRa)が5〜80
nmであることが好ましいが、さらには10〜50nm
が好ましい。中心線平均粗さ(SRa)が大きいと例え
ば蒸着時にピンホールが生じやすくなり、ガスバリア性
を低下させる原因となる。また中心線平均粗さ(SR
a)が小さいとフィルムの滑り性が低下し、巻き特性や
加工適性が低下し好ましくない。
【0026】次に本発明に係るポリエステルフイルムの
製造方法について説明するが、かかる例に限定されるも
のではない。乾燥したポリマーチップを押出機に供給
し、該ポリマーの融点以上の温度に加熱し溶融する。次
いで、溶融したポリマーをスリット状の吐出口を有する
Tダイから押し出し、冷却ロールに密着固化してキャス
トフイルムを得る。溶融シートと冷却ロールの密着性を
向上させるには、通常、静電印加密着法および/または
液面塗布密着法を採用することが好ましい。該キャスト
フイルムは更に二軸に延伸される。好ましくは、ポリマ
ーのガラス転移温度以上、例えば40〜130℃に加熱
したロール群で長手方向(縦方向)に2.3〜7倍延伸
し、次いで幅方向(横方向)に好ましくは45〜130
℃で3〜7倍に延伸する。なお、一方向の延伸を2段階
以上で行う方法を用いることができるが、その場合も最
終的な延伸倍率が上記範囲に入ることが好ましい。ま
た、前記キャストフイルムを、面積倍率が6〜30倍に
なるように同時二軸延伸することも可能である。
【0027】かくして得られたフイルムを熱処理する
が、必要に応じ熱処理を行う前または後に再度縦及び/
または横方向に延伸してもよい。熱処理温度は150〜
250℃、好ましくは200〜240℃であり、熱処理
時間は通常1秒〜5分である。この熱処理条件で熱収縮
特性を調整することができる。また、熱処理後のフイル
ムの冷却速度も熱収縮特性に影響する。例えば、熱処理
後、フイルムを急冷あるいは徐冷、あるいは中間冷却ゾ
ーンを設けることで加熱収縮応力を調整することができ
る。また、特に特定の熱収縮特性を付与するために、熱
処理時あるいはその後の徐冷ゾーンにおいて縦方向及び
/または横方向に弛緩してもよい。
【0028】フイルムには必要に応じコーティングを施
すこともできる。本発明の場合、フイルムに塗布層を設
けることにより、特に蒸着層やインク層との接着性を向
上できる。塗液には防爆性や環境汚染の点で水溶解、乳
化または懸濁したものが用いられる。塗布層は結晶配向
完了後の二軸延伸フイルムに塗布する方法あるいは結晶
配向完了前のフイルムに塗布した後延伸する方法がある
が、本発明の効果をより顕著に発現させるためには後者
の方法が特に好ましい。塗布する方法は特に限定されな
いが、ロールコーター、グラビアコーター、リバースコ
ーター、キスコーター、バーコーター等を用いて塗布す
るのが好ましい。また、塗布する前に必要に応じて塗布
面に空気中その他種々の雰囲気中でコロナ放電処理を施
しておいてもよい。
【0029】また、本発明における塗布層には、必要に
応じて消泡剤、塗布性架橋剤、増粘剤、有機系潤滑剤、
無機系粒子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発砲剤、染
料、顔料等を含有せしめてもよい。
【0030】また、本発明のフィルム表面には更に公知
の表面処理、すなわち低温プラズマ処理やコロナ放電処
理等が行われても良い。
【0031】このようにして得られた2軸配向ポリエス
テルフイルムに蒸着層を設ける。金属の蒸着膜を設ける
には、真空プロセスが用いられる。真空プロセスは、真
空蒸着法,スパッタリング法,イオンプレーティング法
などが、その代表例として挙げられる。好ましい方法と
しては、真空蒸着法が挙げられる。
【0032】金属酸化物の蒸着膜を設けるには、真空プ
ロセスが用いられる。真空プロセスは、真空蒸着法,ス
パッタリング法,イオンプレーティング法,化学気相蒸
着法などが適宜用いられ、いずれも限定されないが、反
応性蒸着法が生産性,コストの点でより好ましく用いる
ことができる。反応性蒸着法において酸化アルミニウム
を蒸着させるには、アルミニウム金属やアルミナを抵抗
加熱のボート方式やルツボの高周波誘導加熱、電子ビー
ム加熱方式で蒸発させ、酸化雰囲気下で2軸配向ポリエ
ステルフイルム上に酸化アルミニウムを堆積させる方式
が採用される。酸化雰囲気を形成するための反応性ガス
として酸素を主体に水蒸気や希ガスを加えたりしても良
い。更にオゾンを加えたりイオンアシストなどの反応を
促進する手法も採用されて良い。これら真空プロセス中
での2軸配向ポリエステルフイルム表面のプラズマ処理
を併用すると、ガスバリア性,透湿性が向上しより好ま
しい。
【0033】酸化珪素を反応性蒸着法で蒸着するには、
Si金属,SiOやSiO2を電子ビーム加熱方式で蒸
発させ、酸化雰囲気下で2軸配向ポリエステルフイルム
上に酸化珪素を堆積させる方式が採用される。酸化雰囲
気を形成する方法は、上記の方法が用いられる。 <物性の測定方法および効果の評価方法> (1)熱収縮率 フィルムサンプル標線間を200mmにとり、フィルム
を10mmに切断し、フィルムサンプルを長さ方向に吊
るし、1gの荷重を長さ方向に加えて、予め所定温度に
設定した熱風オーブンを用い所定時間加熱した後、標線
間の長さを測定し、フィルムの収縮量を原寸法に対する
割合として百分率で表した。 (2)温度寸法変化曲線 PERKIN ELMER社製のTMA(サーマルメカ
ニカルアナライザー)を用いて室温より昇温して測定し
た。ただし、昇温速度は10℃/分、測定サンプル長さ
は14mm、幅は5mm、初期張力は100mNとし
た。 (3)結晶サイズXc PHILIPS社製PW1729 X線回折装置を用いて測定した。X
線回折装置の測定条件は次の通りである。試料は、厚み
が約100μmになるように重ね合わせて、フイルム面
が回折面に並行になるようにセットする。常温、常圧下
で、35kV、15mAのCuKα線にて、θが18°
〜32°の範囲で回折ピークを得た。得られた(10
0)の回折ピークの半値幅h(°)より下記式にて結晶
サイズXcを求めた。
【0034】Xc=43.06/h (4)ぬれ張力 JIS−K−6768−1995に記載された方法に従
い、フイルム表面の濡れ張力を測定した。 (5)引張弾性率 フイルムを試料幅10mm、長さ15cmに切り、チャ
ック間100mmにして引張速度10mm/分でインス
トロタイプの引張試験機にて測定した。得られた荷重−
伸び曲線の立ち上がり部の接線により計算した。なお、
測定は25℃、65%RHにて行った。 (6)ヘイズ ASTM D1003に記載された方法に従い測定し
た。 (7)屈折率 ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッ
ベ屈折計を用いて測定した。 (8)中心線平均粗さ(SRa) 3次元表面粗さ計(小坂研究所製、ET−30HK)を
用い、次の条件で触針法により測定を行った。
【0035】 針径 2(μmR) 針圧 10(mg) 測定長 500(μm) 縦倍率 20000(倍) CUT OFF 250(μm) 測定速度 100(μm/s) 測定間隔 5(μm) 記録本数 80本ヒステリシス 幅 ±5(nm) 基準面積 0.1(mm2) (9)ガスバリア性 A.水蒸気透過率 蒸着48時間後に、モダンコントロール社製水蒸気透過
率計PERMATRAN−W1Aを用いてJIS−K−
7129−1992に記載されたB法に従い、40℃9
0RH%の条件で測定した。
【0036】B.酸素透過率 蒸着48時間後に、モダンコントロール社製酸素透過率
測定装置OX−TRAN100を用いてJIS−K−7
126−1987に記載されたB法に従い、20℃、0
%RHの条件にて酸素透過率を測定した。 (10)蒸着膜密着性(ラミネート強度) 東洋モートン社製アドコート503(AD503)と硬
化剤CAT−10と酢酸エチルを100:5:100WT
%の割合で調合した接着剤を#12のメイヤリングバー
にて試料の蒸着面に塗布した。塗布後70℃の熱風オー
ブンにて30秒間乾燥後、ポリプロピレンフィルム、東
レ製トレファンZK62(60μm)のコロナ処理面と
貼合せ、熱風オーブンを用い40℃で72時間エージン
グを行った。貼合せサンプルを15mm幅にカットし、
テンシロン(引っ張り試験機)にてポリプロピレンフィ
ルムとポリエステルフィルム間を剥離角度90°にて剥
離させ、その時の応力を測定した。また、ボイル処理後
のラミネート強度は、200mm×200mmの貼合せ
サンプルを95℃の水中にて30分処理後測定した。測
定値は次のように評価した。
【0037】 ◎:600g/15mm幅 以上 ○:500g/15mm幅 以上,600g/15mm幅 未満 ×:500g/15mm幅 未満
【0038】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて説明するが必
ずしもこれに限定されるものではない。
【0039】実施例1 平均粒径約1.8μmの二酸化珪素粒子を0.04重量
%含有するのポリエチレンテレフタレート(極限粘度
0.63dl/g)を水分率20ppmに真空乾燥した
後、押出機に供給して、280℃で溶融押出し、10μ
mカットのフィルターで濾過した後、T字型口金からシ
ート状に押出し、これを表面温度25℃の冷却ドラムに
静電密着法で冷却固化せしめた。このようにして得られ
た未延伸フイルムを、115℃に加熱した後縦方向に
1.2倍延伸し、さらに125℃にて1.45倍、次に
113℃にて2.72倍に延伸して1軸延伸フイルムと
した。この1軸延伸フイルムを100℃で予熱し、次い
で108℃に加熱しつつ横方向に4.1倍に延伸した。
このフイルムを232℃の熱風中に導き入れ、3秒間緊
張熱固定した後、同じ雰囲気温度内で横方向に元のフイ
ルム幅の5%リラックスを施し冷却する。最終的に室温
まで冷却した後、20W・min/m2の処理強度でコ
ロナ放電処理を行い、これを巻取り機に導いて巻き上げ
てミルロールとした。このようにして得られた12μm
のフイルムに、酸化アルミニウム蒸着を行った。この2
軸配向ポリエステルフイルムの表面へ酸化アルミニウム
を蒸着する方法は、フイルムを連続式真空蒸着機の巻き
出し装置にセットし、冷却金属ドラムを介して走行させ
フイルムを巻き取る。この時連続式真空蒸着機を10-4
Torr以下に減圧し、冷却ドラムの下部よりアルミナ
製ルツボに純度99.99%の金属アルミニウムを装填
して金属アルミニウムを加熱蒸発させ、その蒸気中に酸
素を供給し酸化反応させながらフイルム上に付着堆積さ
せ、厚さ30nmの酸化アルミニウム膜を形成した。
【0040】実施例2 実施例1の中で、縦方向の延伸を、114℃で1.2
倍、125℃にて1.45倍、111℃にて2.72倍
に変更し、また緊張熱固定温度を236℃に変更した。
【0041】実施例3 実施例2の中で、緊張熱固定温度を227℃に変更し
た。
【0042】実施例4 原料として、平均粒径約1.4μmの二酸化珪素粒子を
0.06重量%含有するのポリエチレンテレフタレート
(極限粘度0.61dl/g)を用いる他は、実施例3
と同様の方法で行った。
【0043】実施例5 原料は実施例4と同様のものを使用し、実施例1と同様
に未延伸フイルムを得た後、同時二軸延伸機を用いて、
110℃で縦方向に4.1倍、横方向に4.1倍の延伸
を同時に行い、232℃、3秒間緊張熱固定した後、同
じ雰囲気温度内で縦方向に1.5%、横方向に3.5%
リラックスを施し冷却した。その後は実施例と同じくコ
ロナ放電処理と酸化アルミニウムの蒸着を行った。
【0044】比較例1 実施例1の中で、縦方向の延伸を、114℃で1.2
倍、125℃にて1.30倍、114℃にて2.35倍
に変更し、また緊張熱固定温度を240℃に変更した。
【0045】比較例2 実施例2の中で、緊張熱固定温度を215℃に変更し
た。
【0046】比較例3 実施例3の中で、コロナ放電処理を行わなかった。
【0047】比較例4 原料として、平均粒径約2.5μmの二酸化珪素粒子を
0.06重量%含有するのポリエチレンテレフタレート
(極限粘度0.72dl/g)を用い、縦方向の延伸を
114℃で1.2倍、125℃にて1.30倍、114
℃にて2.35倍で行った他は、実施例1と同様の方法
で行った。各実施例、比較例の結果は以下の表1、表2
の通りである。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明によって得られた透明蒸着ポリエ
ステルフィルムは、薄い蒸着膜厚さで高いガスバリア性
能を安定して付与でき、かつ蒸着膜の密着性が良く、高
い生産性を得られるという特徴を持つ。
【0051】本発明によって得られた透明蒸着ポリエス
テルフィルムは、単独でも用いることができるが、更
に、印刷を施したり、蒸着膜の上から保護層などをコー
ティングしたり、ヒートシール層を積層したり、他のフ
イルムと積層したり、あるいはこれらを組み合わせたり
するなど、更に加工して用いることもできる。また、非
蒸着面にヒートシール層を積層したり、他のフイルムと
積層したり、あるいはこれらを組み合わせたりすること
もできる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C23C 14/20 C23C 14/20 A B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB73 AB74 BA05 BA10 CA07 DA01 4F100 AA17B AA19 AK42A BA02 EH66B EJ38A JA03A JA11A JD03 JD04 JK02A JK07A JK20A JN01B JN30A 4F210 AA24 AG01 QC05 QC06 QD04 QD16 QG01 QG18 QW21 4K029 AA11 AA25 BA44 BC00 BC08 BD00 CA06 DB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ5〜50μmの二軸配向ポリエステル
    フイルムであって、190℃、20分の熱収縮率が縦方
    向で2〜6%、横方向で−0.5〜+3%であり、ま
    た、縦方向の温度寸法変化曲線の勾配が負から正に変化
    する点が存在し、該点における温度が210℃以上であ
    り、かつ該点におけるフイルムの原長に対する寸法変化
    率が、−10〜−3%であることを特徴とする透明蒸着
    用ポリエステルフイルム。
  2. 【請求項2】ポリエステルフイルムの結晶サイズXcが
    5.5〜7.0nmであることを特徴とする請求項1記
    載の透明蒸着用ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】ポリエステルフイルムの少なくとも片面の
    ヌレ張力が50mN/m以上であることを特徴とする請
    求項1〜2記載の透明蒸着用ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】ポリエステルフイルムの引張弾性率が縦方
    向で4.5GPa以上、横方向で4.0GPa以上であ
    ることを特徴とする請求項1〜3記載の透明蒸着用ポリ
    エステルフィルム。
  5. 【請求項5】ポリエステルフイルムのヘイズが1〜6%
    であり、更に120℃30分間処理した時のヘイズ変化
    が3%以内であることを特徴とする請求項1〜4記載の
    透明蒸着用ポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5に記載のポリエステルフィル
    ムの少なくとも片面に透明蒸着層を設けてなることを特
    徴とする透明蒸着ポリエステルフィルム
  7. 【請求項7】ポリエステルフィルムの延伸方法が同時2
    軸延伸であることを特徴とする請求項1〜6に記載の透
    明蒸着用ポリエステルフィルム及び透明蒸着ポリエステ
    ルフィルム
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