JP2003052499A - 陳列棚等のフレーム構造 - Google Patents

陳列棚等のフレーム構造

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JP2003052499A
JP2003052499A JP2001241990A JP2001241990A JP2003052499A JP 2003052499 A JP2003052499 A JP 2003052499A JP 2001241990 A JP2001241990 A JP 2001241990A JP 2001241990 A JP2001241990 A JP 2001241990A JP 2003052499 A JP2003052499 A JP 2003052499A
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Takashi Takashita
敬 高下
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面板を設けることなく、支柱の横揺れ等に
対する十分な強度を保つことができるようにした陳列棚
等のフレーム構造を提供する。 【解決手段】 左右1対の支柱2、2の上端部同士、及
び下端部同士を、左右方向を向く横連結杆3、4をもっ
て互いに連結してなる陳列棚等のフレーム1構造におい
て、左右の支柱2、2の対向面の上下部に係合孔を設け
るとともに、上下の横連結杆3、4の両端部に、上下方
向に対向するように下方及び上方を向く補強部材19、
32と、横連結杆3、4の両端より突出する下向きのフ
ックとを設け、各横連結杆3、4と補強部材19、32
との側端を各支柱2の対向面に当接させて、各フックを
対応する係合孔にそれぞれ係止し、かつ各補強部材1
9、32を締着手段25、41をもって支柱2に締着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚や棚を
設けない商品陳列什器、または間仕切等(以下陳列棚等
という)における方形枠状のフレーム構造、特に、左右
1対の支柱の上端部同士、及び下端部同士を、左右方向
を向く横連結杆をもって互いに連結してなる陳列棚等の
フレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の陳列棚等においては、左
右の支柱と上下の横連結杆との間に、1枚または複数枚
の背面板が設けられており、この背面板が筋かい等と同
様の役目をして、支柱と横連結杆とを強固に連結しなく
とも、支柱の横揺れを防止しうるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、いわゆ
る対面販売ができるようにしたり、店舗内を広く見渡せ
るようにしたり、大型商品を支柱の前後の棚板に亘って
載置させたりし得るようにするため、背面板を取り除
き、いわゆるオープンタイプにすることが要望されてい
る。
【0004】ところが、従来の構造から背面板を取り除
くと、支柱の横揺れに対する強度が十分に保てない。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、背面板を設けることなく、支柱の横揺
れ等に対する十分な強度を保つことができるようにした
陳列棚等のフレーム構造を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右1対の支柱の上端部同士、及び下端部同士
を、左右方向を向く横連結杆をもって互いに連結してな
る陳列棚等のフレーム構造において、左右の支柱の対向
面の上下部に係合孔を設けるとともに、上下の横連結杆
の両端部に、上下方向に対向するように下方及び上方を
向く補強部材と、横連結杆の両端より突出する下向きの
フックとを設け、各横連結杆と補強部材との側端を各支
柱の対向面に当接させて、各フックを対応する係合孔に
それぞれ係止し、かつ各補強部材を締着手段をもって支
柱に締着する。
【0007】(2) 上記(1)項において、補強部材にお
ける締着手段による支柱への締着部から離れた部分に、
該部分を支柱から離間させる離間手段を設ける。
【0008】(3) 上記(2)項において、離間手段を、
補強部材の遊端部に設けた左右方向を向くねじ孔に螺合
し、先端が支柱の対向面に当接するようにしたボルトと
する。
【0009】(4) 上記(2)または(3)項において、離
間手段を、補強部材における締着部を挾んで対向する2
箇所に設ける。
【0010】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、補強部材が、横連結杆の側端とほぼ同一面をなして
支柱の対向面に当接される当接片と、この当接片の前後
の端部から内方に向かって直角に折曲され、かつ上下い
ずれかの端部が横連結杆に固着された前後1対の側片と
を備えるものとする。
【0011】(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、各支柱を中空とし、各支柱の上端より嵌合した上部
カバーにおける嵌合部を、補強部材を支柱に締着する締
着手段をもって、支柱に共締めする。
【0012】(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、下部の横連結杆の両端部に、下向きの連結部材を設
け、この連結部材と補強部材とにより、下部の横連結杆
の両端部を正面視横向きT字状として、支柱の対向面に
当接し、前記連結部材と補強部材とを、締着手段をもっ
てそれぞれ支柱に締着する。
【0013】(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、横連結杆の両端より延出する腕片の端部を下方に延
出させてフック片を形成し、このフック片を前後いずれ
かの方向に折曲して、支柱の内面に面接触させる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、それぞれ、本発
明の陳列棚等におけるフレーム構造の一実施形態の正面
図及び側面図である。
【0015】フレーム(1)は、左右1対の支柱(2)(2)
上端部及び下端部同士を、左右方向を向く上下の連結杆
(3)(4)をもって互いに連結してなっている。
【0016】左右の支柱(2)(2)の下端には、前方を向
く脚杆(5)がそれぞれ設けられ、各脚杆(5)の前端部と
支柱(2)の下端とには、高さ調節用のアジャスタボルト
(6)が設けられている。
【0017】各支柱(2)の前後面には、多数のスリット
状の係止孔(7)が、左右2列として、上下方向に等間隔
をもって穿設されており、左右の支柱(2)(2)の等高を
なす適宜の係止孔(7)に、棚板ブラケット(図示略)の
後端に設けた下向きフックをそれぞれ係止し、左右の棚
板ブラケットをもって棚板(図示略)を支持することに
より、陳列棚が形成されるようになっている。
【0018】なお、図示の例では、支柱(2)(2)の前面
のみに棚板を設けてあるが、脚杆(5)と同様のものを、
支柱(2)の下端より後方に向けて設けることにより、両
支柱(2)(2)の後面にも、上記と同様にして棚板を設
け、前後両面に商品を陳列できるようにすることもでき
る。
【0019】次に、図3〜図5を参照して、各支柱(2)
と横連結杆(3)(4)との具体的な連結構造について説明
する。図3及び図5に示すように、各支柱(2)は、前後
方向に長い方形断面の角管からなり、左右の支柱(2)
(2)の互いに対向する面(その一方のみを図示する)を
形成する内側片(2a)の上端部には、前後1対のスリット
状の係合孔(8)(8)が、支柱(2)の上端から下方に向け
て切設されており、さらにその若干下方において、内側
片(2a)の中央部には、通孔(9)が穿設されている。
【0020】各支柱(2)の上端は、上部カバー(10)によ
り閉塞されるようになっている。上部カバー(10)は、支
柱(2)の上端の外形とほぼ同一の外形を有する閉塞板(1
0a)と、その下面における前後方向の中央で、かつ一側
部寄りに固着されて、平面視コ字状をなして垂下する嵌
合杆(11)と、閉塞板(10a)の下面前後部に固着され、支
柱(2)の上端部に嵌合されたとき、支柱(2)の前後壁の
内面に圧接して、上部カバー(10)を上方へ抜けにくくす
る板ばね(12)とを備えている。
【0021】嵌合杆(11)の前後幅は、支柱(2)における
前後の係合孔(8)(8)間の寸法より小としてある。嵌合
杆(11)の下端部には、上部カバー(10)を支柱(2)の上端
に嵌合したとき、通孔(9)に整合するようにしたねじ孔
(13)が形成されている。このねじ孔(13)は、嵌合杆(11)
にナット(14)(図5参照)を溶接することにより形成さ
れている。
【0022】上方の横連結杆(3)は、前後方向に長い方
形断面の角管により形成され、その左右の端部の下片(3
a)の中央には、方形の切欠き(15)が形成されている。
【0023】横連結杆(3)における上片(3b)の両端部下
面には、前後1対の腕片(16)(16)の上端部同士を連結す
る連結片(17)が溶接により固着されている。前後の腕片
(16)(16)は、切欠き(15)に嵌合されるとともに、横連結
杆(3)の左右の端部より外側方に突出し、その突出端部
の遊端部を下方に延出させることによりフック片(18)(1
8)が形成され、このフック片(18)(18)は、前後方向外向
きに折曲されている。各フック片(18)の下端には、支柱
(2)の内側片(2a)の上端への係合を容易にするための外
下方へ傾斜する傾斜部(18a)が形成されている。
【0024】この例では、横連結杆(3)の側端より外側
方へ突出する前後の腕片(16)(16)の突出部分と、フック
片(18)(18)とにより、前後1対のフックが形成されてい
る。
【0025】横連結杆(3)の下片(3b)の両端部下面に
は、正面形がほぼ倒立L字状をなす補強部材(19)が固着
されている。各補強部材(19)は、横連結杆(3)の側端と
ほぼ同一面をなして、支柱(2)の内側片(2a)に当接され
る垂直の当接片(19a)と、この当接片(19a)の前後の端部
から内方に向かって直角に折曲され、かつ上端が横連結
杆(3)の下片(3b)に溶接された、正面視倒立L字状の1
対の側片(19b)とからなっている。
【0026】当接片(19a)のほぼ中位部には、通孔(20)
が穿設されており、その通孔(20)を挟んで対向する上下
2箇所には、左右方向を向くねじ孔(21)(21)が形成され
ている。両ねじ孔(21)(22)は、当接片(19a)の内面に溶
接したナット(23)(24)により形成されている。
【0027】横連結杆(3)の左右の端部は、その各側端
面と当接片(19a)とが各支柱(2)の内側片(2a)の内面に
当接するようにして、フックの一部である前後の腕片(1
6)(16)の先端部を、支柱(2)の前後の係合孔(8)(8)に
上方から嵌合し、当接片(19a)とフック片(18)とにより
内側片(2a)を両側方から挟圧把持し、かつ通孔(20)と通
孔(9)とに挿通したボルト(25)を、支柱(2)の上端より
嵌合した上部カバー(10)の嵌合杆(11)におけるねじ孔(1
3)に螺合して締めつけることにより、支柱(2)に連結さ
れている
【0028】さらに、ねじ孔(21)(22)に螺合したボルト
(26)(27)の先端を支柱(2)の内側片(2a)に押圧して、当
接片(19a)におけるねじ孔(21)(22)のある部分を、内側
片(2a)からやや離間させることにより、ボルト(25)の締
着力をより強力なものとし、横連結杆(3)と各支柱(2)
との結合力を増すようにしている。
【0029】かくして、ボルト(25)とねじ孔(13)とによ
り、補強部材(19)を支柱(2)に締着する締着手段が形成
され、またボルト(26)とねじ孔(21)、及びボルト(27)と
ねじ孔(22)により、離間手段が形成されている。なおボ
ルト(26)(27)とねじ孔(21)(22)とのいずれか一方ずつを
省略してもよい。
【0030】図4及び図5に示すように、支柱(2)の内
側片(2a)における下端近傍には、前後1対のスリット状
の係合孔(28)(28)が穿設されており、さらにその上下部
中央と、それらに対向する支柱(2)の外側片(2b)とに
は、通孔(29)(29)(30)(30)がそれぞれ穿設されている。
【0031】下方の横連結杆(4)は、上面中央に背面板
(図示略)を用いるとき(この例では用いない)の受け
溝となる凹溝(31)が設けられた上片(4a)と、その前後縁
から垂下する垂下片(4b)(4b)とからなり、断面形がほぼ
下向きコ字状をなしている。
【0032】横連結杆(4)の左右の端部の上面には、上
述の補強部材(19)と上下対称形状をなす補強部材(32)が
固着されている。
【0033】この補強部材(32)は、上述と同様の当接片
(32a)と、その前後の端部から内方に向かって直角に折
曲され、かつ下端が横連結杆(4)の上片(4a)に溶接され
た前後1対の側片(32b)(32b)とからなり、当接片(32a)
の中位部には通孔(33)が、またそれを挟む上下部には、
当接片(32a)の内面に溶接したナット(34)(35)によって
ねじ孔(36)(37)が形成されている。
【0034】横連結杆(4)の左右の端部の下面には、平
面形がほぼ内向きコ字状をなす連結部材(38)の上端部が
固着されている。したがって、横連結杆(4)の各端部
は、上方の補強部材(32)と下方の連結部材(38)とによ
り、正面視横向きT字状をなしている。
【0035】連結部材(38)は、横連結杆(4)の側端、及
び補強部材(32)の当接片(32a)とほぼ同一面をなして支
柱(2)の内側片(2a)に当接される当接片(38a)と、その
前後の端部から内方に向かって直角に折曲され、かつ上
端部外面が横連結杆(4)の垂下片(4b)の内面に溶接され
た前後1対の側片(38b)とからなっている。
【0036】当接片(38a)の上部には、その両側部を切
欠いて、前後1対の外側方に突出する下向きのフック(3
9)(39)が切り起こされている。当接片(38a)における両
フック(39)(39)より下方の中央部には、通孔(40)が穿設
されている。
【0037】しかして、横連結杆(4)の左右の端部は、
その各側端面と当接片(32a)(38a)とが各支柱(2)の内側
片(2a)の内面に当接するようにして、フック(39)(39)を
支柱(2)の前後の係合孔(28)(28)に嵌合係止し、支柱
(2)の外側片(2b)側から通孔(29)(33)、及び通孔(30)(4
0)にボルト(41)(42)を挿通し、それらの先端部にナット
(43)(44)を螺合して締付けることにより、支柱(2)の下
部に強固に連結されている。
【0038】さらに、ねじ孔(36)(37)に螺合したボルト
(45)(46)の先端を支柱(2)の内側片(2a)に押圧して、当
接片(32a)におけるねじ孔(36)(37)のある部分を、内側
片(2a)から離間させることにより、ボルト(41)の締着力
をより強力なものとし、横連結杆(4)と各支柱(2)との
結合力を増すようにしている。
【0039】ここでは、ボルト(41)とナット(43)、及び
ボルト(42)とナット(44)により、締着手段が形成され、
ボルト(45)とねじ孔(36)、及びボルト(46)とねじ孔(37)
により、離間手段が形成さている。ボルト(45)(46)とね
じ孔(36)(37)とのいずれか一方ずつを省略してもよい。
【0040】下方の連結部材(4)は、上述のように、補
強部材(32)と連結部材(38)とにより、各端部を正面視横
向きT字状として、支柱(2)の内面に当接し、それらを
締着手段により、支柱(2)にそれぞれ締着したので、上
方の横連結部材(3)の支柱(2)への連結構造より強固な
結合力が得られる。
【0041】また、左右の支柱(2)(2)と上下の横連結
杆(3)(4)との連結部分のすべての内隅に、正面視L字
状の補強部材(19)(19)(32)(32)を設けたので、背面板や
筋かい等を設けなくても、横揺れ等に対して十分な強度
を保つことができる。
【0042】図6は、図1〜図5に示すものと同様の2
個のフレーム(1)(1)を、左右方向に連結して、横長の
陳列棚等を形成する場合の例を示す。なお、図1〜図5
に示す部材と同一の部材には、同一の符号を付して図示
する止め、それらについての詳細な説明は省略する。
【0043】図6に示すものにおいては、上部カバー(4
7)だけを、上述のもの(上部カバー(10))と異なる構造
としてある。すなわち、各上部カバー(47)は、閉塞板(4
8)の下端に、左右方向の幅を支柱(2)の左右方向の内の
りと同一か若干小とした角管状の嵌合杆(49)と、前後の
板ばね(12)(12)とを固着し、嵌合杆(49)の下部に設けた
左右方向に貫通する通孔(50)を、嵌合杆(49)を支柱(2)
の上端より嵌合したとき、支柱(2)の通孔(9)と整合す
るようにしてある。また、支柱(2)の外側片(2b)にも、
内側片(2a)におけるのと同一の通孔(9)を穿設してあ
る。
【0044】しかして、左右のフレーム(1)(1)の互い
に隣接する支柱(2)(2)の側面同士を当接させて、締着
手段をなす3本の長寸のボルト(51)(52)(53)とナット(5
4)(55)(56)とにより、上述のボルト(25)(41)(42)による
締着部分と同一部分に左右方向に貫通させて共締めする
ことにより、各支柱(2)と補強部材(19)(32)及び連結部
材(38)との締着と同時に、左右のフレーム(1)(1)を連
結するようにしてある。
【0045】このようにすると、部品点数と組付作業を
削減することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、横連結杆
と補強部材との側端が各支柱の対向面に当接するように
して、各フックを係合孔に係止し、かつ各補強部材を締
着手段をもって支柱に締着したので、特に支柱の横揺れ
に対して強固となり、背面板や筋かい等を設けなくと
も、十分な強度を保つことができる。
【0047】請求項2記載の発明によると、補強部材に
おける締着部から離れた部分を、離間手段により支柱か
ら離間させることにより、締着手段の締着力が高まり、
横連結杆と支柱との結合力が増大する。すなわち、離間
手段により、補強部材の一部が弾性変形させられ、その
ときの弾性復元力が締着手段に弛みを阻止するように作
用するので、締着手段の締着力が高まる。
【0048】請求項3記載の発明によると、離間手段
を、簡単かつ安価に形成することができるとともに、離
間力を自由に調節することができる。
【0049】請求項4記載の発明によると、締着手段の
両側方において、補強部材を支柱から離れるように弾性
変形させ、締着手段にバランスよく弛み阻止力を付与す
ることができる。
【0050】請求項5記載の発明によると、補強部材の
構造を簡素化しうるとともに、十分な強度を保たせるこ
とができる。
【0051】請求項6記載の発明によると、単一の締着
手段により、支柱への補強部材の結合と、支柱への上部
カバーの結合とを同時に果すことができ、部品点数の削
減及び組付け作業の簡素化を図ることができる。
【0052】請求項7記載の発明によると、補強部材と
連結部材とにより、下部の横連結杆の各端部を正面視横
向きT字状とし、支柱に当接させることにより、補強部
材のみを設けた正面視L字状とした場合より、支柱の格
段に高い横揺れ防止強度が得られる。
【0053】請求項8記載の発明によると、フックを単
に支柱の係合孔に係止させるだけでなく、前後方向に折
曲したフック片を支柱の内面に面接触させて、そのフッ
ク片と補強部材とにより、支柱を内外から挟圧把持する
ことができ、それによっても、横連結杆と支柱との結合
強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、右上角部の拡大分解斜視図である。
【図4】同じく、右下角部の拡大分解斜視図である。
【図5】同じく、右側部の拡大縦断正面図である。
【図6】同じく、左右に並べたフレーム同士を互いに連
結したときの連結部分の上部と下部とを拡大して示す縦
断正面図である。
【符号の説明】
(1)フレーム (2)支柱 (2a)内側片 (2b)外側片 (3)横連結杆 (3a)下片 (3b)上片 (4)横連結杆 (4a)上片 (4b)垂下片 (5)脚杆 (6)アジャスタボルト (7)係止孔 (8)係合孔 (9)通孔 (10)上部カバー (10a)閉塞板 (11)嵌合杆 (12)板ばね (13)ねじ孔 (14)ナット (15)切欠き (16)腕片 (17)連結片 (18)フック片(フック) (18a)傾斜部 (19)補強部材 (19a)当接片 (19b)側片 (20)通孔 (21)(22)ねじ孔 (23)(24)ナット (25)ボルト(締着手段) (26)(27)ボルト(離間手段) (28)係合孔 (29)(30)通孔 (31)凹溝 (32)補強部材 (32a)当接片 (32b)側片 (33)通孔 (34)(35)ナット (36)(37)ねじ孔 (38)連結部材 (38a)当接片 (38b)側片 (39)フック (40)通孔 (41)(42)ボルト(締着手段) (43)(44)ナット (45)(46)ボルト(離間手段) (47)上部カバー (48)閉塞板 (49)嵌合杆 (50)通孔 (51)(52)(53)ボルト (54)(55)(56)ナット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の支柱の上端部同士、及び下端
    部同士を、左右方向を向く横連結杆をもって互いに連結
    してなる陳列棚等のフレーム構造において、 左右の支柱の対向面の上下部に係合孔を設けるととも
    に、上下の横連結杆の両端部に、上下方向に対向するよ
    うに下方及び上方を向く補強部材と、横連結杆の両端よ
    り突出する下向きのフックとを設け、各横連結杆と補強
    部材との側端を各支柱の対向面に当接させて、各フック
    を対応する係合孔にそれぞれ係止し、かつ各補強部材
    を、締着手段をもって支柱に締着したことを特徴とする
    陳列棚等のフレーム構造。
  2. 【請求項2】 補強部材における締着手段による支柱へ
    の締着部から離れた部分に、該部分を支柱から離間させ
    る離間手段を設けた請求項1記載の陳列棚等のフレーム
    構造。
  3. 【請求項3】 離間手段を、補強部材の遊端部に設けた
    左右方向を向くねじ孔に螺合し、先端が支柱の対向面に
    当接するようにしたボルトとした請求項2記載の陳列棚
    等のフレーム構造。
  4. 【請求項4】 離間手段を、補強部材における締着部を
    挾んで対向する2箇所に設けた請求項2または3記載の
    陳列棚等のフレーム構造。
  5. 【請求項5】 補強部材が、横連結杆の側端とほぼ同一
    面をなして支柱の対向面に当接される当接片と、この当
    接片の前後の端部から内方に向かって直角に折曲され、
    かつ上下いずれかの端部が横連結杆に固着された前後1
    対の側片とを備えている請求項1〜4のいずれかに記載
    の陳列棚等のフレーム構造。
  6. 【請求項6】 各支柱を中空とし、各支柱の上端より嵌
    合した上部カバーにおける嵌合部を、補強部材を支柱に
    締着する締着手段をもって、支柱に共締めした請求項1
    〜5のいずれかに記載の陳列棚等のフレーム構造。
  7. 【請求項7】 下部の横連結杆の両端部に、下向きの連
    結部材を設け、この連結部材と補強部材とにより、下部
    の横連結杆の両端部を正面視横向きT字状として、支柱
    の対向面に当接し、前記連結部材と補強部材とを、締着
    手段をもってそれぞれ支柱に締着した請求項1〜6のい
    ずれかに記載の陳列棚等のフレーム構造。
  8. 【請求項8】 横連結杆の両端より延出する腕片の端部
    を下方に延出させてフック片を形成し、このフック片を
    前後いずれかの方向に折曲して、支柱の内面に面接触さ
    せた請求項1〜7のいずれかに記載の陳列棚等のフレー
    ム構造。
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