JP2002345608A - 陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造 - Google Patents

陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造

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JP2002345608A
JP2002345608A JP2001153041A JP2001153041A JP2002345608A JP 2002345608 A JP2002345608 A JP 2002345608A JP 2001153041 A JP2001153041 A JP 2001153041A JP 2001153041 A JP2001153041 A JP 2001153041A JP 2002345608 A JP2002345608 A JP 2002345608A
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Akihiro Iketani
昭洋 池谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陳列棚等における支柱と横連結材とを強固に
結合する。 【解決手段】 左右1対の支柱2の対向面に設けた係合
孔16に、少なくとも左右両端部に角筒部を有する横連
結材3の両側端に設けた係止フック11を係合させると
ともに、少なくとも一方の角筒部内に、底片12bと、
その前後の端縁より起立する上向片12aとを備え、か
つ底片12bと上向片12aの外側端とのなす角度が正
面視において鈍角をなす固定金具12を挿入し、底片1
2bを角筒部の底片10cに締結手段14により締め付
けることにより、上向片12aの外側端を、支柱2の内
側面に圧接させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の支柱と、そ
の対向面に横架される横連結材とを、強固に、かつ体裁
よく固定しうるようにした陳列棚等における支柱と横連
結材との結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】商品等の陳列に使用される組立式の従来
の陳列棚としては、例えば、特開平10−248648
号公報や実開昭59−91175号公報等に開示されて
いるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の陳列棚で
は、左右の側板(支柱)の対向面に形成しただるま孔状
の雌ジョイント部に、連結板の左右両端に取付けた雄ジ
ョイント部を係合させることにより、側板と連結板とを
結合しているため、組立作業が容易である反面、結合強
度が小さく、陳列棚がぐらつき易いという問題がある。
【0004】後者の陳列棚は、水平の脚部材に立設され
た支柱の内側面に縦長の爪係止用孔を設け、この孔に、
連結材の端部の爪部を挿入して係合させたのち、連結材
の端部より垂下する連結片を、脚部材を貫通するボルト
とナットにより脚部材の内側面に固定し、脚部材と支柱
と連結材とを結合している。
【0005】しかし、このような結合構造では、連結材
の爪部が単に爪係止用孔より上方に抜け外れるのを防止
しているだけで、それらが互いに強く係合していないた
め、係合部に隙間やがたが生じて支柱がぐら付くことが
考えられる。
【0006】また、脚部材を貫通しているボルトの頭部
やナットが外部に露呈するため、見栄えが悪い。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、支柱と横連結材との係合部に側方を向く突っ張り
力を与えて互いに強く係合させることにより、それらを
強固に結合するとともに、ボルト等が外部に露呈して見
栄えが損なわれるのを防止しうるようにした、陳列棚等
における支柱と横連結材との結合構造を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)左右1対の支柱の対向面に設けた係合孔に、少な
くとも左右両端部に角筒部を有する横連結材の両側端に
設けた係止フックを係合させるとともに、前記少なくと
も一方の角筒部内に、底片と、その外側端部より起立す
る上向片とを備え、かつ前記底片と上向片の外側端との
なす角度が正面視において鈍角をなす固定金具を挿入
し、前記底片を角筒部の底片に締結手段により締め付け
ることにより、前記上向片の外側端を、支柱の内側面に
圧接させるようにする。
【0009】(2)上記(1)項において、固定金具が、
底片の前後の端縁に支柱の内側面とほぼ直交するように
立設された前後1対の上向片を備え、かつ両上向片の外
側端と底片とのなす角度を鈍角とした側面視上向コ字形
をなすものとする。
【0010】(3)上記(1)または(2)項において、締
結手段を、角筒部と固定金具の底片とを挿通してナット
又はめねじ孔に螺合させたボルトとする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用して組立て
られた商品陳列棚を示すもので、下端に前後方向を向く
水平のベース脚(1)(1)を備える角筒状の左右1対の支
柱(2)(2)と、それらの下端の対向面間に結合された下
部横連結材(3)と、同じく、上端の対向面間に結合され
た上部横連結材(4)とを備え、それらにより囲まれた枠
状空間には、背板(5)が取付けられている。
【0012】両支柱(2)の前後両面には、左右2列の上
下方向に並ぶ多数の縦長矩形状の係合孔(6)が、等間隔
おきに穿設されている。両支柱(2)の前後面には、棚板
(7)が、上記係合孔(6)に係止させた左右のブラケット
(8)により、高さ調節可能として取付けられている。
【0013】上記下部横連結材(3)は、図2及び図3に
示すように(左右両端部の形状は同一に付き、右端部の
み図示する)、下向きコ字状の連結材本体(9)と、その
両端部のコ字空間内に上半部が嵌合可能な側面視上向き
コ字形をなし、かつ前後の垂直片(10a)の側端に、上下
2個ずつの下向き鉤状の係止フック(11)を有する連結金
具(10)と、この連結金具(10)内に挿入可能な側面視上向
きコ字形の固定金具(12)とからなり、連結金具(10)は、
その係止フック(11)を連結材本体(9)の側端より突出さ
せるようにして、両垂直片(10a)の上端の外向水平片(10
b)が、連結材本体(9)の下面にスポット溶接により固着
されている。
【0014】これにより、横連結材(3)の端部には角筒
部が形成される。固定金具(12)における前後の上向片(1
2a)の側端面は、水平をなす底片(12b)に対し、正面視9
1〜92°の鈍角をなす傾斜面としてある。これは、図
3に示すように、固定金具(12)を連結金具(10)内に収容
した状態で、その底片(10c)の中央部に穿設した通孔(1
3)に下方より挿通したボルト(14)を、固定金具(12)の底
片(12b)の上面中央に固着したナット(15)に螺合し、固
定金具(12)を連結金具(10)内に固定したとき、底片(12
b)に対し鈍角をなす両上向片(12a)の側端部を、連結材
本体(9)の側端より僅かに突出させるためである。
【0015】下部横連結材(3)を支柱(2)に結合するに
は、まず図4に示すように、連結金具(10)内に挿入した
固定金具(12)を、ナット(15)に途中まで螺合したボルト
(14)により、上下方向にがたが発生するように仮止めし
た状態で、連結金具(10)の4個の係止フック(11)を、支
柱(2)の内側面下端の4個の縦長矩形状の係合孔(16)に
挿入して係合させる。
【0016】この状態において、固定金具(12)は、その
上向片(12a)の側端面が支柱(2)の内側面に当接するこ
とにより、内向きに傾斜させられ、底片(12b)の側端部
は、連結金具(10)の底片(10c)より浮き上がった状態と
なる。
【0017】ついで、図5に示すように、ボルト(14)を
強く締め込むと、固定具(12)は矢印のように回動して、
底片(12b)は水平状態となり、両上向片(12a)の側端面が
連結材本体(9)の側端より突出することにより、支柱
(2)の内側面に強く圧接する。
【0018】その反力により、下部横連結材(3)全体
は、支柱(2)に対して矢印で示す内方向に押圧され、係
止フック(11)と係合孔(16)との間の隙間が解消されて、
係止フック(11)の下向鉤状部が、支柱(2)の内面に強く
係合する。
【0019】これにより、係止フック(11)が係合孔(16)
より抜け外れるのが防止されるとともに、支柱(2)と下
部横連結材(3)との間に生じる突っ張り力により、それ
らは互いに強固に結合される。
【0020】上記実施形態では、固定金具(12)の上向片
(12a)の側端面を、水平の底片(12b)に対して鈍角をなす
傾斜面としているが、それとは反対に、上向片(12a)の
側端面を垂直とし、これに対し、底片(12b)が鈍角をな
すように下向きに傾斜させてもよい。
【0021】要するに、上向片(12a)の側端面と底片(12
b)とのなす角度が、91〜92°程度の鈍角をなしてい
ればよい。
【0022】上記実施形態では、別部材としての連結金
具(10)を用いているが、連結材本体(9)の両端部又はそ
れ全体を角筒形とすれば、連結金具(10)は省略すること
ができる。この際には、係止フック(11)は連結材本体
(9)の側端面に一体的に設ければよい。
【0023】固定金具(12)の形状は、上記実施形態の
外、例えば厚肉として曲げ剛性を高めたL字状のものと
してもよい。
【0024】上記実施形態では、下部連結材(3)の両端
部を固定金具(12)により強固に結合しているが、いずれ
か一方のみを固定金具(12)により結合し、他方は他の結
合手段を用いて結合することもある。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、固定金具
の上向片が支柱の内側面に圧接した際、横連結材と支柱
との係合部に側方を向く突っ張り力が発生し、係止フッ
クと係合孔とが強固に係合する。従って、係止フックが
係合孔より抜け外れるのが防止されるとともに、横連結
材の側端と支柱との結合強度が大となって、支柱のぐら
付きが防止される。
【0026】請求項2記載の発明によれば、固定金具の
前後の上向片には、板厚と直交する方向の力が作用する
ため、曲げ剛性が大きく、両上向片を強目に支柱に圧接
することにより、横連結材と支柱との結合強度をより高
めることができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、ボルトが外
部に大きく露呈しないので、見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して組立てられた商品陳列棚の斜
視図である。
【図2】本発明における支柱と横連結材との結合前の状
態を示す要部の分解斜視図である。
【図3】同じく、固定金具を連結金具内に固定した状態
を示す正面図である。
【図4】同じく、固定金具を連結金具に仮止めした状態
で、係止フックを支柱の係合孔に係合させた状態の要部
の中央縦断拡大正面図である。
【図5】同じく、ボルトを締付けて固定金具の上向片を
支柱の内側面に圧接した状態の要部の中央縦断拡大正面
図である。
【符号の説明】
(1)ベース脚 (2)支柱 (3)下部横連結材 (4)上部横連結材 (5)背板 (6)係合孔 (7)棚板 (8)ブラケット (9)連結材本体 (10)連結金具 (10a)垂直片 (10b)外向水平片 (10c)底片 (11)係止フック (12)固定金具 (12a)上向片 (12b)底片 (13)通孔 (14)ボルト (15)ナット (16)係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の支柱の対向面に設けた係合孔
    に、少なくとも左右両端部に角筒部を有する横連結材の
    両側端に設けた係止フックを係合させるとともに、前記
    少なくとも一方の角筒部内に、底片と、その外側端部よ
    り起立する上向片とを備え、かつ前記底片と上向片の外
    側端とのなす角度が正面視において鈍角をなす固定金具
    を挿入し、前記底片を角筒部の底片に締結手段により締
    め付けることにより、前記上向片の外側端を、支柱の内
    側面に圧接させるようにしたことを特徴とする陳列棚等
    における支柱と横連結材との結合構造。
  2. 【請求項2】 固定金具が、底片の前後の端縁に支柱の
    内側面とほぼ直交するように立設された前後1対の上向
    片を備え、かつ両上向片の外側端と底片とのなす角度を
    鈍角とした側面視上向コ字形をなすものである請求項1
    記載の陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造。
  3. 【請求項3】 締結手段が、角筒部と固定金具の底片と
    を挿通してナット又はめねじ孔に螺合させたボルトであ
    る請求項1または2記載の陳列棚等における支柱と横連
    結材との結合構造。
JP2001153041A 2001-05-22 2001-05-22 陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造 Withdrawn JP2002345608A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102380802B1 (ko) * 2021-11-25 2022-04-01 예원에스 주식회사 선반, 하부연결대 및 옆장 고정방식용 em 진열대
JP7365558B2 (ja) 2018-11-06 2023-10-20 株式会社イトーキ 組立家具の枠体

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