JP2003052339A - 食用海藻類の処理法 - Google Patents
食用海藻類の処理法Info
- Publication number
- JP2003052339A JP2003052339A JP2001245666A JP2001245666A JP2003052339A JP 2003052339 A JP2003052339 A JP 2003052339A JP 2001245666 A JP2001245666 A JP 2001245666A JP 2001245666 A JP2001245666 A JP 2001245666A JP 2003052339 A JP2003052339 A JP 2003052339A
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- seaweed
- seawater
- hot water
- chlorella
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Abstract
(57)【要約】
【課題】若布、ひじき、昆布、その他の食用海藻類を、
海水と、クロレラ熱水抽出液との混合液を利用すること
によって、上記海藻類の食感、食味、色相などをより良
好にする処理手段を提供する。 【解決手段】会す有為100重量部に対して、クロレラ
熱水抽出液3〜4重量部の割合で混合して得た、クロレ
ラ熱水抽出液混合海水液を80〜90℃に加熱し、該8
0〜90℃に保持されているクロレラ熱水抽出液混合海
水中に、若布、ひじき、昆布などの食用海藻を入れて攪
拌しつつ、約30秒乃至数分間加熱することから成る食
用海藻類の処理法。
海水と、クロレラ熱水抽出液との混合液を利用すること
によって、上記海藻類の食感、食味、色相などをより良
好にする処理手段を提供する。 【解決手段】会す有為100重量部に対して、クロレラ
熱水抽出液3〜4重量部の割合で混合して得た、クロレ
ラ熱水抽出液混合海水液を80〜90℃に加熱し、該8
0〜90℃に保持されているクロレラ熱水抽出液混合海
水中に、若布、ひじき、昆布などの食用海藻を入れて攪
拌しつつ、約30秒乃至数分間加熱することから成る食
用海藻類の処理法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食用海藻類の栄養を向
上させる食用海藻類の処理法に関する。 【0002】 【従来の技術】若布、その他の食用海草類を、クロレラ
粉末、またはクロレラ熱水抽出液を塩水に混和した80
〜100℃の処理液で処理することを特徴とする食用海
藻類の処理法は、特公昭55−33863号公報に掲載
されており公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、食用海藻類
を製品化するに当たり、化学薬品を使用しないで、クロ
レラ粉末、またはクロレラ熱水抽出液を塩水に混和した
混合液に浸漬処理することによって、食用海藻の食感、
食味を向上させることに関する。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、海水100重
量部に対して、3〜4重量部の割合のクロレラ熱水抽出
液を混合した混合液に海藻を入れて、80〜90℃に保
持することから成る海藻類の処理法である。 【0005】本発明での海藻類とは、若布、昆布、ひじ
き、などの海藻類を意味し、これに使用する海水の塩分
は、外洋では3.3〜3.8%、海域で異なるが、含ま
れてる塩類相互の重量比率はどの海水でも略一定で、単
なる塩水よりも好ましい。そして、海水塩度が、クロレ
ラ熱水抽出の有する栄養質物、例えば、多糖類、成長促
進因子、ビタミン類、整味、色調保持物などを100%
引き出すことにより、処理液、海水中の諸成分、即ち塩
化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムと
混和され、若布、昆布、ひじきなどの海藻類に含まれて
いるタンパク質物、カルシウム、鉄、燐、ビタミン類
と、クロレラ熱水抽出液の栄養質物、海水中の諸成分が
海藻類に吸収されて、クロレラ熱水抽出液を使用しない
若布、昆布などと比べると、栄養、食味、食感と、色相
等が著しく優れている。 【0006】 【実施例】左・右側面の、縦の長さが200cm、横の
長さが130cmで、前・後側面の、縦の長さ200c
m、横の長さ300cmの処理槽に、5000リットル
の海水を入れ、加熱し、これにクロレラ熱水抽出液を2
00リットルを入れた、海水とクロレラ熱水抽出液との
混合液の温度を、85℃に保持すると共に、攪拌しつ
つ、これに、昆布、ひじき、または若布などを入れて、
食感性、食味性や、色相の良好な昆布、ひじき、または
若布などを得る海藻類の処理法であ。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、海水100重量部と、
クロレラ熱水抽出液3〜4部との混合液を80〜90℃
に保持した処理液で、若布、ひじき、その他の海藻類を
処理することにより、海水や、クロレラ熱水抽出液が持
つ諸成分が、上記若布などの海藻類に吸収されて、食
感、食味、色相などを、より良好にされた海藻類食品が
得られるのである。
上させる食用海藻類の処理法に関する。 【0002】 【従来の技術】若布、その他の食用海草類を、クロレラ
粉末、またはクロレラ熱水抽出液を塩水に混和した80
〜100℃の処理液で処理することを特徴とする食用海
藻類の処理法は、特公昭55−33863号公報に掲載
されており公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、食用海藻類
を製品化するに当たり、化学薬品を使用しないで、クロ
レラ粉末、またはクロレラ熱水抽出液を塩水に混和した
混合液に浸漬処理することによって、食用海藻の食感、
食味を向上させることに関する。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、海水100重
量部に対して、3〜4重量部の割合のクロレラ熱水抽出
液を混合した混合液に海藻を入れて、80〜90℃に保
持することから成る海藻類の処理法である。 【0005】本発明での海藻類とは、若布、昆布、ひじ
き、などの海藻類を意味し、これに使用する海水の塩分
は、外洋では3.3〜3.8%、海域で異なるが、含ま
れてる塩類相互の重量比率はどの海水でも略一定で、単
なる塩水よりも好ましい。そして、海水塩度が、クロレ
ラ熱水抽出の有する栄養質物、例えば、多糖類、成長促
進因子、ビタミン類、整味、色調保持物などを100%
引き出すことにより、処理液、海水中の諸成分、即ち塩
化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムと
混和され、若布、昆布、ひじきなどの海藻類に含まれて
いるタンパク質物、カルシウム、鉄、燐、ビタミン類
と、クロレラ熱水抽出液の栄養質物、海水中の諸成分が
海藻類に吸収されて、クロレラ熱水抽出液を使用しない
若布、昆布などと比べると、栄養、食味、食感と、色相
等が著しく優れている。 【0006】 【実施例】左・右側面の、縦の長さが200cm、横の
長さが130cmで、前・後側面の、縦の長さ200c
m、横の長さ300cmの処理槽に、5000リットル
の海水を入れ、加熱し、これにクロレラ熱水抽出液を2
00リットルを入れた、海水とクロレラ熱水抽出液との
混合液の温度を、85℃に保持すると共に、攪拌しつ
つ、これに、昆布、ひじき、または若布などを入れて、
食感性、食味性や、色相の良好な昆布、ひじき、または
若布などを得る海藻類の処理法であ。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、海水100重量部と、
クロレラ熱水抽出液3〜4部との混合液を80〜90℃
に保持した処理液で、若布、ひじき、その他の海藻類を
処理することにより、海水や、クロレラ熱水抽出液が持
つ諸成分が、上記若布などの海藻類に吸収されて、食
感、食味、色相などを、より良好にされた海藻類食品が
得られるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 海水100重量部に対して、クロレラ熱
水抽出液を3〜4重量部の割合で混合し、80〜90℃
に保持した混合液に、食用海藻類を浸漬保持することか
ら成る食用海藻類の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245666A JP2003052339A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 食用海藻類の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245666A JP2003052339A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 食用海藻類の処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003052339A true JP2003052339A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=19075371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001245666A Pending JP2003052339A (ja) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | 食用海藻類の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003052339A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100935208B1 (ko) * | 2007-11-16 | 2010-01-06 | 김태봉 | 클로렐라를 함유한 해조류 가공식품 및 그의 가공방법 |
CN109566806A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-05 | 龚士华 | 一种用于提升富硒藤茶保健效果的羊栖菜提取液 |
-
2001
- 2001-08-13 JP JP2001245666A patent/JP2003052339A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100935208B1 (ko) * | 2007-11-16 | 2010-01-06 | 김태봉 | 클로렐라를 함유한 해조류 가공식품 및 그의 가공방법 |
CN109566806A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-05 | 龚士华 | 一种用于提升富硒藤茶保健效果的羊栖菜提取液 |
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