JP2003052282A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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JP2003052282A JP2001241552A JP2001241552A JP2003052282A JP 2003052282 A JP2003052282 A JP 2003052282A JP 2001241552 A JP2001241552 A JP 2001241552A JP 2001241552 A JP2001241552 A JP 2001241552A JP 2003052282 A JP2003052282 A JP 2003052282A
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fishing
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line roller
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厚人 岡田
Yukihisa Sato
幸久 佐藤
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Johshuya Co Ltd
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、釣糸巻取り操作時において釣糸に
張力を付与しながら縒りを除去することによって糸バラ
ケの防止が図れ、かつ、獲物取り込み時などにおける釣
糸の巻取り操作の軽快化が図れる魚釣用スピニングリー
ルの提供を主な目的とします。 【解決手段】本発明は、魚釣用スピニングリールのライ
ンローラの釣糸案内外周面にて案内される釣糸を挟持す
る挟持手段をラインローラ軸心方向に対向させて配置し
た一対のガイド部の一方を他方のガイド部に当接可能な
ように付勢手段の付勢力を付与させて摺動可能に設け、
前記ラインローラが該ラインローラにて案内される釣糸
の張力に応じて前記一方のガイド部を前記付勢手段の付
勢力に抗して他方のラインローラから離間するように釣
糸が釣糸案内外周面上を移動し得るように形成すること
によって挟持手段による釣糸挾持を釣糸巻取り時におけ
る釣糸の張力に伴って解除し得るようにしたものです。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、魚釣用スピニング
リール、特に魚釣用スピニングリールの釣糸巻取り時に
おいて竿先からスプールへ釣糸を案内するラインローラ
の改良に関するものです。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの魚釣用スピニングリール
は、図1に示されるようにリール本体25に回転可能に
装着されたロータ23に一対のベール支持アーム27,
27が一体的に形成されて、該ベール支持アーム27の
先端にはラインローラ31を有するベールアームレバー
33とベールアームホルダー35とがそれぞれに回転可
能に軸支されています。そして、ラインローラ31をベ
ールアームレバー33との間で回転可能に支承する糸滑
り45とベールアームホルダー35との間には半環状の
ベール29が釣糸巻取位置側と釣糸放出位置側とに反転
自在に設けられています。
【0003】37は、リール本体25に対して前記ロー
タ23の回転軸芯と同軸芯上に設けられたスプールで、
該スプール37はリール本体25に従来公知の種々の往
復摺動機構25aにて前後方向に往復摺動可能に設けら
れたスプール軸37aに支持されており、前記ロータ2
3を図示しない手動ハンドルにて回転操作することによ
って回転させると、これに連動して前後方向へ往復摺動
するスプール37に対して図示しない釣糸を巻回するよ
うにしています。
【0004】即ち、ベール29を釣糸巻取位置側に反転
して釣糸をラインローラ31へ案内し乍ら、手動ハンド
ルの操作でロータ23を釣糸巻取り回転方向へ回転させ
ると、釣糸がラインローラ31にて案内されながらロー
タ23の回転に連動して前後方向へ往復摺動するスプー
ル37に巻回され、又、ベール29を釣糸放出位置側に
反転して仕掛けを投擲すると、スプール37に巻回され
ている釣糸が螺旋状に繰り出されるようになっていま
す。
【0005】しかし、従来の魚釣用スピニングリール
は、釣糸の巻取り操作時に、ラインローラ31がスプー
ル37の周囲を回転して釣糸を竿先からスプール方向に
案内する構造であることや、釣竿のガイドに対するライ
ンローラ31の位置の変化やスプール37の糸巻径の変
化、更には前後方向へ往復摺動するスプール37の位置
の変化等の影響で釣糸案内経路が安定せず、ラインロー
ラ31とベールアームレバー33又は糸滑り45との間
に釣糸が食い込んで糸噛みを生じたり、釣糸の巻取り操
作に伴て釣糸がラインローラ31の釣糸案内面を軸方向
に転がってスプール37に巻回された釣糸に糸縒れが蓄
積されて、釣糸投擲時に釣糸が穂先に絡まったり、釣竿
のガイドやリール本体に釣糸が引っかかって仕掛けの飛
距離が伸びなかったり、釣糸が切断したり、或はスプー
ル37からの糸バラケが発生する等の様々な不具合が生
じることが知られています。
【0006】そこで、前述の如き不具合の解決策とし
て、特許第3057628号公報には、ベールアームレ
バーと糸滑りとの対向面にラインローラの軸心を中心に
ラインローラの中心方向へ突出させて一対の環状ガイド
部を設け、該一対の環状ガイド部に釣糸巻取り操作時に
釣糸を接触させることによって釣糸をラインローラの一
定位置にて保持・案内することが提案され、特許第31
02670号公報には、ラインローラの外周の釣糸案内
面を糸滑り側からベールアームレバー側に向けて順次小
径に形成すると共にベールアームレバーにラインローラ
の中心方向へ突出させてガイド部を設け、該ガイド部に
釣糸巻取り操作時に釣糸を接触させて釣糸のベールアー
ムレバー側への移動を規制することが提案されていま
す。
【0007】しかし、これらの提案は、あくまでも釣糸
巻取り操作時における釣糸に所定以上の張力が掛かって
いることを前提にしての理論であり、軽量で水抵抗の少
ないルアーや仕掛けを用いての魚釣時などのように釣糸
に殆ど張力が掛かっていないような場合には、竿先から
の釣糸が前者の環状ガイド部や後者のガイド部に押しつ
けられることなくスプールに案内されるために糸縒れが
取れないばかりか、釣糸がスプールに殆ど張力が掛から
ない状態で巻回されるために糸バラケの原因になるもの
でした。
【0008】また、糸撚れやスプールに巻回される釣糸
の張力不足に起因しての糸バラケの解決策として、仏国
特許第1,252,667号公報、及び特開平9−10
7852号公報には、軸受を介してベールアームレバー
と糸滑りの間に装着されるラインローラを、釣糸案内カ
ラーの外周に嵌合支持された筒状の固定周面部材と、当
該固定周面部材の外周に軸方向へ摺動自在に嵌合支持さ
れた筒状の可動周面部材とで構成し、可動周面部材の一
端側に設けたばね収容溝に収容された付勢手段にて可動
周面部材を常時固定周面部材側に付勢することによっ
て、竿先側から送り込まれる釣糸を両周面部材間で挾持
することが提案されています。
【0009】しかし、この提案は、固定周面部材とこの
外周に軸方向へ摺動自在に嵌合支持された可動周面部材
とで釣糸を挟持する構造であるために、釣糸巻取り時の
釣糸に所定以上の張力が掛かっていなければ両周面部材
間に釣糸が食い込まないで挟持できない問題が生じるの
みならず、極細の釣糸を使用時には、釣糸案内カラーや
固定周面部材の外周面と可動周面部材の摺動面との間の
隙間に釣糸が噛み込んで糸傷、糸切れの原因となり、し
かも、可動周面部材は一端側にばね収容溝が形成され
て、固定周面部材の外周に対して他端側の摺動面での片
側支持構造となっているために、ベールからラインロー
ラに釣糸が送りこまれる際の負荷によって歪んで作動不
良が発生し易く、斯かる不具合を解消すべく可動周面部
材を固定周面部材の外周に対して緩く嵌合支持させる
と、これらの間に砂やゴミ、異物等が侵入して作動不良
が発生してしまうと共に、釣糸が噛み込む確率が高まる
と言うジレンマ的問題が内在するものでした。
【0010】更に、この提案は、共回りする固定周面部
材と可動周面部材とで釣糸を常時挟持するものであるた
めに、ラインローラからスプールに案内される釣糸が固
定周面部材と可動周面部材との挟持部から離脱時に振動
して異音が生じ、釣人に不快感を与えるのみならず、獲
物の捕獲時などの釣糸に大きな張力が掛かっている状況
においても両周面部材にて釣糸を挟持するものであるた
めに釣糸巻取り時のハンドル操作が重くなるのみなら
ず、釣糸への負荷が増大しての糸切れによるバラシの原
因にもなるものでした。
【0011】また、他の糸撚れやスプールに巻回される
釣糸の張力不足に起因しての糸バラケの解決策として、
実用新案登録第2530821号公報には、釣糸巻取り
操作時における竿先からラインローラへの釣糸案内経路
の下方に摩擦部材を設け、該摩擦部材を釣糸の下側に接
当して制動力を作用させることが提案され、実公昭63
―35579号公報には、ラインローラの前方に釣糸巻
取り時にラインローラに侵入する釣糸に接触して該釣糸
に抵抗を与える摩擦面を持った抵抗体を設けることが提
案されています。
【0012】しかし、前者の摩擦部材は、軽量な仕掛け
の使用時などで釣糸に張力が無い場合には釣糸に制動力
を作用させることができために前述のこれに起因しての
問題の解決が何等図られず、後者の抵抗体も、ラインロ
ーラの両端側からラインローラに侵入する釣糸を常時挟
持するものであるために、前述のハンドル操作が重くな
る点や糸切れが生じやすくなる問題の解決が何等図られ
ないばかりか、釣糸の投擲の都度に一対の抵抗体間から
釣糸を取りだし、投擲後には抵抗体間に挟持させなけれ
ばならないので操作性が悪く、ベールを釣糸巻取位置側
に反転させた後に迅速に釣糸巻取り操作に移行できない
などの問題があり、しかも、抵抗体がベールアームレバ
ーの外面から上部前方に突出しているために、看る者に
違和感を与えて意匠的美観を損なうばかりか、釣糸の投
擲時やベール位置の切換え時に釣糸が引っかかって切れ
てしまう等の問題もあるものでした。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
の技術課題に立脚して、釣糸巻取り操作時におけるライ
ンローラへの釣糸の糸噛みを防止すると共に釣糸の縒り
を除去し、且つ釣糸繰出し操作時における釣糸の糸バラ
ケを防止し得、しかも、例えば、磯釣りにおける当たり
感知時等におけるベールを釣糸巻取り位置に反転させた
後の迅速な釣糸巻取り動作ができ、更に、操作性が良く
ライントラブルの少ない軽量コンパクトにして意匠性に
優れた快適な魚釣用スピニングリールの提供を目的とし
ます。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る魚釣用スピニングリールは、リール本体に回転可能に
装着されたロータと、前記リール本体にスプール軸を介
して支持されて手動ハンドルによるロータの回転で釣糸
が巻回されるスプールと、前記ロータのベール支持アー
ムに反転可能に装着されたベールアームレバーと、当該
ベールアームレバーに一体的に形成される糸滑りとの間
に取り付けられて釣糸巻取り操作時に釣糸を前記スプー
ルに案内するラインローラと、該ラインローラの釣糸案
内外周面にて案内される釣糸を挟持する挟持手段とを備
えた魚釣用スピニングリールにおいて、前記挟持手段が
ラインローラ軸心方向に対向させて配置した一対のガイ
ド部の一方を他方のガイド部に当接可能なように付勢手
段の付勢力を付与させて摺動可能に設けられ、前記ライ
ンローラが該ラインローラにて案内される釣糸の張力に
応じて前記一方のガイド部を前記付勢手段の付勢力に抗
して他方のラインローラから離間するように釣糸が釣糸
案内外周面上を移動し得るように形成され、前記挟持手
段による釣糸挾持を釣糸巻取り時における釣糸の張力に
伴って解除し得るようにしたものです。
【0015】本発明の請求項2に係わる魚釣用スピニン
グリールは、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール
における一対のガイド部の釣糸を挟持する対向面間の距
離が竿先側からラインローラの糸道において大きく、ラ
インローラからスプールへの糸道において狭くなるよう
に一方の対向面を他方の対向面に対して傾斜させて形成
したものであり、本発明の請求項3に係わる魚釣用スピ
ニングリールは、請求項2に記載の魚釣用スピニングリ
ールにおける対向面を傾斜させて形成したガイド部を前
記ベールアームレバー又は糸滑りに対して回動位置決め
可能に設けたものです。
【0016】本発明の請求項4に記載の魚釣用スピニン
グリールは、請求項1乃至請求項3に記載の魚釣用スピ
ニングリールにおけるベールアームレバー又は糸滑りの
何れか一方の対向面に位置決め保持した一方のガイド部
を他方のガイド部側に移動調整可能にしたもので、本発
明の請求項5に記載の魚釣用スピニングリールは、請求
項1乃至請求項3に記載の魚釣用スピニングリールにお
ける摺動可能に設けられたガイド部に付勢力を付与する
付勢手段の付勢力を調整可能にしたものです。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
である第1実施形態を図面に基づき説明しますと、図1
は、本発明に係わる魚釣用スピニングリールの正面断面
概要説明図、図2は、図1の魚釣用スピニングリールに
本発明の第1実施形態を組み込んだ左側面要部断面図、
図3は、図2のA−A拡大断面図、図4は、図3の左側
面図、図5は、図4のB−B断面図、図6は、図3のC
−C断面図をそれぞれ示します。
【0018】リール本体25に対するロータ23ならび
にスプール37、及びロータ23に対するベール29の
構成・作用については、前述従来の技術において図1に
て説明した魚釣用スピニングリールのものと同様のた
め、図2乃至図6の説明においては同様部材に同一の符
号を付与することで詳細な説明を省略します。
【0019】図2乃至図3及び図5は、ベールアームレ
バー33へのラインローラ31の取付構造を示し、図
中、45はベールアームレバー33の前端部にて支持杆
33aを介して略断面コ字状に一体的に成形された糸滑
りで、これに形成した軸筒45aとベールアームレバー
33側に形成した軸筒33bとをボルト46にて固着す
ることと相俟ってベールアームレバー33に安定的に保
持されています。そして、この軸筒33b、45aの外
周には、外周面を両端に亘って同一径の釣糸案内外周面
31aに形成したラインローラ31が回転可能に支持さ
れています。
【0020】尚、本実施形態においては、外周面を両端
に亘って同一径の釣糸案内部31aに形成したラインロ
ーラ31としましたが、ラインローラの形状は従来と同
様に鼓状に成形したものでも良く、ラインローラの材質
もいっぱんには種々のセラミックスや銅合金に硬質メッ
キ処理を施した硬質材が多く使用されるが、アルミ材に
硬質アルマイト処理や硬質メッキ処理を施したもの、更
にはステンレス材にイオンプレーティング処理をしたも
の等、種々の硬質材等が選択使用でき、本実施形態にお
けるラインローラ31もこのような硬質材で成形されま
す。
【0021】又、ベールアームレバー33の先端は図5
に示すように円形状に形成されており、この円形と同心
円状に穿設された貫通孔33cに前記軸筒33bを一体
的に形成した嵌合支持部33dが嵌合され、該嵌合支持
部33dの糸滑り45と対向する位置には、環状のガイ
ド部33eがラインローラ31の中心方向へ突設した状
態で位置決め保持されており、該環状のガイド部33e
は硬質のセラミックスにて筒状に形成されています。即
ち、環状のガイド部33eは、前記ラインローラ31を
回転可能に支持する軸部33bの一端に一体的に外方に
向けて円盤状の嵌合支持部33dを形成し、該円盤状の
嵌合支持部33dの外周にラインローラ31の釣糸案内
部31aよりも外方に位置するようにラインローラ31
の中心方向へ向けて突出するように固着されています。
【0022】そして、環状のガイド部33eを固着した
嵌合支持部33dは、ベールアームレバー33の先端近
傍に設けた貫通孔33cに嵌合し、該嵌合支持部33d
の外端に形成した位置決め突起33fを貫通孔33cの
外端周縁に複数形成した位置決め凹部33gに係合させ
てボルト46にて固着することによってベールアームレ
バー33に取り付けられています。
【0023】また、本実施形態における環状のガイド部
33eは、図3にて明らかなように軸芯をラインローラ
31の回転軸芯、即ちこれを支持する軸筒33bの軸芯
に対して前方に向けて角度αだけ傾斜するように設けら
れています。
【0024】一方、糸滑り45の先端は、ベールアーム
33の先端と同様に円形状に成形されており、この円形
と同芯のラインローラ31の回転軸芯を中心にラインロ
ーラ31の中心方向へ突出する環状のガイド部45bが
突設されています。即ち、糸滑り45には、前記ベール
アームレバー33側に形成した軸部33bと同一軸芯上
でボルト46にて固着される軸筒45aが形成されてお
り、前記硬質のセラミックスにて筒状に形成された環状
のガイド部45bは、前記軸筒45aにカラーを介して
摺動自在に外装されたスライダー45cに筒状部の軸芯
がラインローラ31の軸芯と同一軸芯になるように固着
され、スライダー45cと共にラインローラ31の軸線
方向に摺動可能に形成されています。
【0025】そして、前記スライダー45cと糸滑り4
5の軸筒45aの基部との間には、付勢手段としてのコ
イルスプリング36が設けられており、前記環状のガイ
ド部45bは、コイルスプリング36の付勢力によって
前記ベールアームレバー33に設けられた環状のガイド
部33eに当接し得るように付勢しています。そして、
一対の環状のガイド部33e,45bは、前記環状のガ
イド部45bが筒状部の軸芯がラインローラ31の回転
軸芯と同一軸芯になるように設けられてラインローラ3
1の回転軸芯方向に摺動可能に設けられている一方、環
状のガイド部33eは筒状部の軸芯がラインローラ31
の回転軸芯に対して前方に向けて角度αだけ傾斜するよ
うに設けていますので、一対の環状ガイド部33e,4
5bの当接面間にて形成される釣糸案内溝の当接面間の
距離は、図3にて明らかなように竿先側からラインロー
ラ31の釣糸案内経路において大きく、ラインローラ3
1からスプール37への釣糸案内経路において狭くなる
ように、即ち、ラインローラ37の後部から前方に向け
て角度αにて開放する略V字形状に形成されています。
【0026】また、ラインローラ31並びに環状のガイ
ド部45bに対する環状のガイド部33eの傾斜状態
は、前述して図4にて示すベールアームレバー33に穿
設した貫通孔33cの外端周縁の位置決め凹部33gに
嵌合支持部33dの外端に形成した位置決め突起33f
を選択係合させてのボルト止めによって容易に調整でき
るようになっています。また、図4乃至図6中で4はラ
インローラ31からスプール37への釣糸案内経路の前
方に位置するようにベールアームレバー33と糸滑り4
5との間に掛け渡されたガイド体で、該ガイド体4は、
釣糸巻取り時における釣糸41の前方への偏向を規制し
てスプール37への釣糸の均一なる巻回を可能にしま
す。
【0027】更に、本実施形態におけるラインローラ3
1は、釣竿の竿先から該ラインローラ31にてスプール
37に案内・巻回される釣糸41がスプール37の釣糸
巻回部37aに巻回される糸巻最大径における釣糸41
bの状態にて前記ラインローラ31の釣糸案内部31a
の案内面に対してロータ23の回転軸芯側の交差角度が
直角に近い鈍角になって案内されるよう、そして糸巻最
小径における釣糸41aの状態に近づくにつれてロータ
23の回転軸芯側の交差角度の鈍角が小さくなるように
ラインローラ31の回転軸心を傾斜させることによって
釣糸巻取り時にラインローラ31にて案内される釣糸4
1が自らの張力によって糸滑り45側に寄るように構成
しています。なお、図中52は、ラインローラ31の支
承部に侵入した水を排出するようにベールアームレバー
33へ装着された嵌合支持部33dに外部に導通するよ
うに設けられた水抜き孔を示します。
【0028】本実施形態に係わる魚釣用スピニングリー
ルはこのように構成されていますから、ベール29を図
示しない釣糸放出位置側に反転させてスプール37の釣
糸巻回部37aに巻回されている釣糸41を投擲後にベ
ール29を図示の釣糸巻取位置側に反転させると、釣糸
41はベール29にて拾われ、この状態で図示しない手
動ハンドルにてロータ23を回転、即ち、図2に矢印X
にて示す釣糸巻取り方向に回転させるとベール29にて
拾われている釣糸41は、ベール41、糸滑り45を滑
動して、前記ラインローラ31の釣糸案内外周面31a
の外周面に移動し、この移動に伴って、釣糸41は、ラ
インローラ31の両端外方に配置された一対の環状のガ
イド部33e,45b間に自動的に導かれて挟持されな
がらラインローラ31の略中央部を案内されることとな
り、釣糸が糸滑り45とラインローラ31との隙間、或
はベールアームレバー33とラインローラ31との隙間
に噛み込むことの防止が図れ、更に、一対の環状ガイド
部33e,45bはラインローラ31の外方に配置され
るために環状ガイド部33b,45bの内周面とライン
ローラ31の外周面との間での釣糸41の糸噛みも防止
できます。従って、従来に比べて糸切れ,糸キズが発生
することなく釣糸41の円滑な巻取り操作が可能となっ
て、魚釣操作性を向上させることができます。
【0029】また、ベールアームレバー33と糸滑り4
5とからラインローラ31の軸芯方向に突設された一対
の環状のガイド部33e,45bの当接面間の釣糸案内
溝は、ラインローラ31の後部から前方に向けて角度α
にて開放する略V字形状に形成されていますので、釣糸
41のラインローラ31による案内動作によって釣糸案
内溝の前方の開放部から釣糸案内溝後部の挟持部に向け
て食い込んで行くために釣糸41の張力の有無に係わら
ず一対のガイド部33e,45bにて挟持でき、釣糸の
竿先からスプール37に案内される釣糸41は、ライン
ローラ31からスプール37への釣糸案内経路、即ち、
図6にて斜線を施したラインローラ31の後部で一対の
環状のガイド部33e,45bによって挟持されながら
案内されます。従って、軽いルアーや仕掛けの使用時で
張力が掛かっていない釣糸41の巻き取り時においても
略V字形状の釣糸案内溝にて釣糸41を環状のガイド部
33e,45bにて確実に挟持でき、しかも、釣糸41
は、環状のガイド部33e,45bの挟持位置にて縒り
が除去されつつ張力が付与されながらスプール37に巻
回されることになりますので、糸バラケ等のトラブルも
防止することができます。
【0030】また、環状のガイド部33e,45bは、
竿先からスプール37に案内される釣糸41にて回転さ
れるラインローラ31と供回りしないようにベールアー
ムレバー33及び糸滑り45に設けられて、案内経路中
の釣糸41を挟持して縒りを取ると共に張力を付与する
ようにしておりますので、ラインローラー31にてスプ
ール37に案内される釣糸41に振動を与えての異音の
発生を抑止でき、釣人に違和感を与えることの防止が図
れます。
【0031】また、本実施形態における魚釣用スピニン
グリールは、ラインローラ31にて竿先からスプール3
7に案内される釣糸41の張力が所定の値以下、即ち釣
糸巻取り時にラインローラ31にて案内される釣糸41
の自らの張力によるベールアームレバー33側への移動
力が環状のガイド部45bに付設されているコイルスプ
リング36の弾性付勢力よりも小さい場合は、釣糸41
は、前述のように環状のガイド部33e,45bの間に
挟持されて縒りが取られて張力を付与した状態でスプー
ル37に案内・捲回されますが、重い仕掛けの使用時や
獲物の取り込み時などのようにラインローラ31にて案
内される釣糸41の張力が所定の値以上になると釣糸4
1の自らの張力による糸滑り45側への移動力によって
環状のガイド部45bはコイルスプリング36の付勢力
に抗して糸滑り45側に押し込まれることになりますの
で、釣糸41は、環状のガイド部45bとの間での挟持
が解除されて、環状のガイド部45bとの接触などにて
縒りは取られますが大きな張力が付与されることなくス
プール37に案内・捲回されますので、釣人は、軽快な
ハンドル操作での釣糸の巻き取りによる獲物の取り込み
を行うことができます。
【0032】また、この場合に、釣糸41の張力が幾ら
強くても糸滑り45からの環状のガイド部45bのライ
ンローラ31の端部からの突出長さL1を図3に示すよ
うに引没長さL2よりも大きくしていますから、釣糸4
1の自らの張力による糸滑り45側への移動力によって
の環状のガイド部45bの糸滑り45の設置面内への押
し込みは拘束され、ラインローラ31にて案内される釣
糸41が糸滑り45から突出した環状のガイド部45b
に接触して釣糸41をラインローラ31の一定位置で案
内でき、釣糸41が糸滑り45側に移動してのラインロ
ーラ31の端部への噛み込みを防止することができま
す。
【0033】また、図5中5は、前記位置決め凹部33
gと同様にベールアームレバー33の取り付け孔33c
の周縁に設けた環状のガイド部33eの位置変え凹部
で、前述のように環状のガイド部33eを図6に示すX
位置にて環状ガイド部45bに当接させて、該X位置に
て釣糸41を挟持するように位置決め凹部33gに係合
させてボルト締めされている嵌合支持部33dの位置決
め突起33fをボルトを弛めて位置変え凹部5に係合さ
せてボルト止めしなおすことによって環状のガイド部3
3eの環状ガイド部45bへの当接位置を図6に示すX
位置から釣糸41の糸道でないY位置に変更することが
できます。従って、一対の環状のガイド部33e,45
b間の釣糸案内溝の当接面間の距離は、図6に示すZ位
置で最も大きく、Y位置で最も狭くなるので、該切換え
によって釣糸41は、従来のラインローラ31と同様に
一対の環状のガイド部33e,45bにて挟持されるこ
となくスプール37に案内・巻回できる状態にすること
ができます。
【0034】次に本発明の第2実施形態を図面に基づき
説明しますと、図7は、図1の魚釣用スピニングリール
に本発明の第2実施形態を組み込んだ左側面要部断面
図、図8は、図7のD−D拡大断面図をそれぞれ示しま
す。
【0035】リール本体25に対するロータ23ならび
にスプール37、ロータ23に対するベール29、ベー
ルアームレバー33と糸滑り45に対する環状のガイド
部33e,45bおよびラインローラ31の取り付け構
造、並びに作用については、前記第1実施形態と同様の
ため、図7乃至図8の説明においては同様部材に同一の
符号を付与することで詳細な説明を省略します。
【0036】本実施形態におけるラインローラ31の釣
糸案内外周面31aは、ベールアームレバー33側から
糸滑り45側に向けて漸次小径となるように形成するこ
とによって釣糸巻取り時にラインローラ31にて案内さ
れる釣糸41が自らの張力にて糸滑り45側に寄るよう
にしています。
【0037】従って、本実施形態における魚釣用スピニ
ングリールにおいても、ラインローラ31にて竿先から
スプール37に案内される釣糸41の張力が所定の値以
下、即ち釣糸巻取り時にラインローラ31にて案内され
る釣糸41の自らの張力によるベールアームレバー33
側への移動力が環状のガイド部45bに付設されている
コイルスプリング36の弾性付勢力よりも小さい場合
は、釣糸41は、環状のガイド部33e,45bの間に
挟持されて縒りが取られて張力を付与した状態でスプー
ル37に案内されます。そして、重い仕掛けの使用時や
獲物の取り込み時などのようにラインローラ31にて案
内される釣糸41の張力が所定の値以上の場合は、釣糸
41の自らの張力による糸滑り45側への移動力によっ
て環状のガイド部45bはコイルスプリング36の弾性
付勢力に抗して糸滑り45側に押し込まれることになり
ますので、釣糸41は、環状のガイド部45bとの間で
の挟持が解除されて、縒りは取られても大きな張力が付
与されることなくスプール37に案内されますので、釣
人は、軽快なハンドル操作での釣糸の巻き取りによる獲
物の取り込みを行うことができます。
【0038】尚、前述の実施形態においては、釣糸巻取
り時にラインローラ31にて案内される釣糸41を糸滑
り45側に寄せる方法としては、スプール37に巻回・
案内される釣糸41に対するラインローラ31の釣糸案
内外周面31aの傾斜、即ちスプール37の接線に対す
る釣糸案内外周面31aの傾斜角度の設定による方法
と、ラインローラ31の釣糸案内外周面31aをベール
アームレバー33側から糸滑り45側に向けて漸次小径
となるように形成する方法とを説明しましたが、他の方
法として本発明においては、ラインローラ31にて案内
される釣糸41が糸滑り45側に移動するようにライン
ローラ31の釣糸案内部31aの外周面のベールアーム
レバー33側端部よりも糸滑り45側端部をリールの前
方に位置するようにラインローラ31の回転軸芯をリー
ル本体25の前後方向に傾斜させるようにしても良い
し、その他任意の公知の手段に置換え、或はこれらの手
段を重複して採用するようにしても良いものです。
【0039】次に本発明の第3実施形態を図面に基づき
説明しますと、図9は、図1の魚釣用スピニングリール
に本発明の第3実施形態を組み込んだ図3又は図8に対
応する拡大断面図を示し、リール本体25に対するロー
タ23ならびにスプール37、ロータ23に対するベー
ル29、ベールアームレバー33と糸滑り45に対する
ラインローラ31の取り付け構造、並びに作用について
は、前記第1実施形態と同様のため、図9の説明におい
ては同様部材に同一の符号を付与することで詳細な説明
を省略します。
【0040】本実施形態における環状のガイド部33e
は、他方の環状のガイド部45bが当接するようにベー
ルアームレバー33から突出させている当接面が環状体
の中心軸芯の直交線に対して前方に向けて角度αだけ傾
斜するように設けられていますので、環状のガイド部3
3eのラインローラ31の軸芯方向での肉厚が前部で薄
肉に、後部で厚肉になるように形成されています。
【0041】また、本実施形態における環状のガイド部
33eは、ラインローラ31の軸芯方向での反糸滑り4
5側端部に大径フランジを形成し、該大径フランジ部の
外周に位置決め突起33fを形成し、ベールアームレバ
ー33の先端近傍に設けた貫通孔33cに嵌合支持部3
3dと共に嵌合時に該位置決め突起33fを貫通孔33
cの外端周縁に複数形成した位置決め凹部33g、或は
位置変え凹部5に係合させてボルト46にて固着するこ
とによってベールアームレバー33に取り付けられてい
ます。
【0042】また、本実施形態における環状のガイド部
45bは、第1実施形態におけるスライダー45cと一
体に形成され、筒状部の軸芯がラインローラ31の軸芯
と同一軸芯になるように軸部45aにカラーを介して摺
動自在に外装されています。
【0043】次に本発明の請求項1及び請求項4に係わ
る一実施形態を組み込んだ第4実施形態を図面に基づき
説明しますと、図10は、図1の魚釣用スピニングリー
ルに本発明の第4実施形態を組み込んだ図3又は図8に
対応する拡大断面図を示します。
【0044】リール本体25に対するロータ23ならび
にスプール37、ロータ23に対するベール29、ベー
ルアームレバー33と糸滑り45とに対する環状のガイ
ド部45bおよびラインローラ31の取り付け構造、並
びに作用については、前記第1実施形態、或は、第3実
施形態と同様のため、図10の説明においては同様部材
に同一の符号を付与することで詳細な説明を省略しま
す。
【0045】本実施形態における環状のガイド部33e
は、他方の環状のガイド部45bが当接するようにベー
ルアームレバー33から突出させている当接面が環状体
の中心軸芯に対して直角に交差する様に設けられていま
すので、環状のガイド部33eの当接面の全周に亘って
環状のガイド部45bの突出端面が当接して竿先からラ
インローラ31に案内される釣糸41の側面とラインロ
ーラ31からスプール37に案内される釣糸41の側面
とを挟持するようにしています。
【0046】また、本実施形態における環状のガイド部
33eは、ラインローラ31の軸芯方向での糸滑り45
側外周全周に軸心方向の複数の位置決め凹溝33hを刻
設し、反糸滑り45側外周全周に雄ネジ33iを刻設し
ています。そして、ベールアームレバー33の先端近傍
の糸滑り45との対向面には、ラインローラ31の軸芯
方向に中心に軸筒33bを残すように有底穴33jが穿
設され、該有底穴33jの底部側外周面には前記雄ねじ
33iが螺合される雌ネジ33kが刻設され、開口側外
周面には前記位置決め凹溝33hに係合可能なように付
勢手段33lにて付勢された位置決めピン33mが配設
され、有底穴33j内にて環状のガイド部33eを螺進
退位置決めすることによって、環状のガイド部33eの
ベールアームレバー33の糸滑り45対向面からの突出
量の調整が図れるように設けられています。なお、図中
52は、ラインローラ31の支承部に侵入した水を排出
するようにベールアームレバー33に外部に導通するよ
うに設けられた水抜き孔を示します。
【0047】従って、本実施形態においては、ベールア
ームレバー33の糸滑りとの対向面からの環状のガイド
部33eの突出量を調整でき、ラインローラ31の釣糸
案内外周面31aにおける釣糸41の案内位置の変更が
できると共に、環状のガイド部33eに当接するようコ
イルスプリング36の付勢力を付与されている環状のガ
イド部45bとの付勢力の変更、即ち釣糸自らの張力に
よる挟持解除の調整も図ることができます。
【0048】また、本実施形態のラインローラ31は、
別体に形成されたベールアームレバー33と糸滑り45
との軸筒33b,45aとをボルト46にて一体に固着
し、該軸筒33b,45aの外周に転がり軸受30を介
して回転可能に支承されています。
【0049】次に本発明の請求項1及び請求項5に係わ
る一実施形態を組み込んだ第5実施形態を図面に基づき
説明しますと、図11は、図1の魚釣用スピニングリー
ルに本発明の第5実施形態を組み込んだ図3又は図8に
対応する拡大断面図を示します。
【0050】リール本体25に対するロータ23ならび
にスプール37、ロータ23に対するベール29、ベー
ルアームレバー33と糸滑り45とに対するラインロー
ラ31の取り付け構造、並びに作用については、前記第
1実施形態、或は、第4実施形態と同様のため、図10
の説明においては同様部材に同一の符号を付与すること
で詳細な説明を省略します。
【0051】本実施形態における環状のガイド部33e
は、他方の環状のガイド部45bが当接するようにベー
ルアームレバー33から突出させている当接面が環状体
の中心軸芯に対して直角に交差する様に設けられ、ベー
ルアームレバー33の先端近傍の糸滑り45との対向面
にラインローラ31の軸芯方向に中心に軸筒33bを残
すように穿設された有底穴33jの開口側外周面に固着
されています。
【0052】また、他方の環状のガイド部45bは、糸
滑り45のベールアームレバー33との対向面にライン
ローラ31の軸芯方向に中心に軸筒45aを残すように
穿設された有底穴45e内に前記実施態様と同様にして
ラインローラ31の軸芯方向に摺動可能にコイルスプリ
ング36の付勢力を付与して設けられています。
【0053】そして、糸滑り45の反ベールアームレバ
ー側には、前記有底穴45eと同一軸芯にて有底雌ネジ
穴45fが穿接されており、該有底雌ネジ穴45fの底
部の偏芯位置には、前記有底穴45eに貫通する少なく
とも2つの貫通孔45gが穿設されています。そして、
該貫通孔45gには、前記有底雌ネジ穴45fに内装さ
れた円盤45hの外周縁から突設彎曲された押圧爪45
iが前記有底穴45eに内装されているコイルスプリン
グ36の一端を押圧可能に貫通設置され、該円盤45h
並びに押圧爪45iは、一端を係止したコイルスプリン
グ36の付勢力と前記有底雌ネジ穴45fに螺合された
調整雄ネジ45jの螺進退にて一端を係止したコイルス
プリング36による環状のガイド部45bへの付勢力を
調整し得るように構成しています。なお、図中52は、
ラインローラ31の支承部に侵入した水を排出するよう
にベールアームレバー33に外部に導通するように設け
られた水抜き孔を示します。
【0054】従って、本実施形態においては、ベールア
ームレバー33の環状のガイド部33eへの環状のガイ
ド部45bの付勢力の変更、即ち釣糸自らの張力による
挟持解除力の調整を図ることができます。
【0055】また、本実施形態のラインローラ31は、
ベールアームレバー33と糸滑り45とを別体に形成
し、前記糸滑り45の軸筒45aの先端をベールアーム
レバー33に凹設した嵌合穴33b’に嵌合させてボル
ト46にて一体に固着し、該軸筒45aの外周に転がり
軸受30を介して回転可能に支承しています。
【0056】次に本発明の請求項1及び請求項2に係わ
る一実施形態を組み込んだ第6実施形態を図面に基づき
説明しますと、図12は、図1の魚釣用スピニングリー
ルに本発明の第6実施形態を組み込んだ図3又は図8に
対応する拡大断面図を示します。
【0057】本実施形態においては、ベールアームレバ
ー33に対して糸滑り45が別体に形成され、前記糸滑
り45の軸筒45aの先端をベールアームレバー33に
凹設した嵌合穴33b’に嵌合させてボルト46にて一
体に固着しています。
【0058】ラインローラ31は、中央部で左右の側壁
部31e,31fに分割形成されており、一方の側壁部
31fは、釣糸案内外周面31aと反分割側に一体に形
成された環状のガイド部33eとを有し、他方の側壁部
31eは、前記側壁部31fの釣糸案内外周面31aに
外装可能な筒状にして分割端面を環状のガイド部45b
として、前記糸滑り45の軸筒45aの外周にそれぞれ
回転可能に支承しております。
【0059】そして、本実施形態における糸滑り45の
軸筒45aは、の先端側と基端側とを所定の角度αだけ
後方に屈曲するように一体に形成し、該軸筒45aの先
端側に前記分割形成された側壁部31fを転がり軸受3
0を介して回転可能に支承すると共に、軸筒45aの基
端部側に前記分割形成された側壁部31eを潤滑軸受3
0’を介して回転可能に支承することによって両側壁部
31e,31f間の釣糸案内溝が後部から前方に向けて
角度αにて開放する略V字形状になるようにし、更に、
他方の側壁部31eは、糸滑り45との間に設けられた
付勢手段としてのコイルスプリング36の付勢力にてこ
れに形成された環状のガイド部45bが一方の側壁部3
1fに形成された環状のガイド部33eに当接しうるよ
うにしています。
【0060】また、前記一方の側壁部31fの釣糸案内
外周面31aは、外周面が糸滑り45側からべールアー
ムレバー33側に向けて漸次小径となるように形成し、
この後面を前述のように傾斜させることによって釣糸巻
取り時にラインローラ31にて案内される釣糸41が自
らの張力によって糸滑り45側に寄るように構成してい
ます。
【0061】本実施形態に係わる魚釣用スピニングリー
ルはこのように構成されていますから、ベール29を図
示の釣糸巻取り位置側に反転させると、ベール29にて
拾われた釣糸41は、ベール41、糸滑り45を滑動し
て、前記ラインローラ31の釣糸案内外周面31aの外
周面に移動し、この移動に伴って、釣糸41は、ライン
ローラ31の両端に配置された一対の環状のガイド部3
3e,45b間に自動的に導かれ、一対の環状のガイド
部33e,45b間の釣糸案内溝がラインローラ31の
後部から前方に向けて角度αにて開放する略V字形状に
形成されていますので、釣糸41のラインローラ31に
よる案内動作によって釣糸案内溝の前方の開放部から釣
糸案内溝後部に食い込んで行くので、釣糸41の張力の
有無に係わらず一対のガイド部33e,45b間にて挟
持できます。
【0062】また、本実施形態における魚釣用スピニン
グリールは、ラインローラ31にて竿先からスプール3
7に案内される釣糸41の張力が所定の値以下、即ち釣
糸巻取り時にラインローラ31にて案内される釣糸41
の自らの張力によるベールアームレバー33側への移動
力が環状のガイド部45bに付設されているコイルスプ
リング36の弾性付勢力よりも小さい場合は、釣糸41
は、前述のように環状のガイド部33e,45bの間に
挟持されて縒りが取られて張力を付与した状態でスプー
ル37に案内されますが、釣糸41の張力が所定の値以
上になると釣糸41の自らの張力による糸滑り45側へ
の移動力によって環状のガイド部45bはコイルスプリ
ング36の弾性付勢力に抗して糸滑り45側に押し込ま
れることになりますので、釣糸41は、環状のガイド部
45bとの間での挟持が解除されて、縒りは取られます
が大きな張力が付与されることなくスプール37に案内
・捲回されることとなります。
【0063】また、図中52は、ラインローラ31の支
承部に侵入した水を排出するように糸滑り45などに外
部に導通するように設けられた水抜き孔を示します。
なお、本実施形態においては、糸滑り45の軸筒45a
の先端側と基端側とを所定の角度αだけ後方に屈曲する
ことによって両側壁部31e,31f間の釣糸案内溝が
後部から前方に向けて角度αにて開放する略V字形状に
なるようにしましたが、本発明は、第1実施形態におけ
るベールアームレバー33の軸筒33bと糸滑り45の
軸筒45aとを軸芯が前方で角度αを持って交差するよ
うに形成して、軸筒33bと軸筒45aとにそれぞれ軸
受30を介して両側壁部31e,31fを回転自在に支
承する等の任意の手段にて後部から前方に向けて角度α
にて開放する略V字形状の釣糸案内溝を形成しても良
い。
【0064】次に本発明の請求項1に係わる一実施形態
を組み込んだ第7実施形態を図面に基づき説明します
と、図13は、図1の魚釣用スピニングリールに本発明
の第7実施形態を組み込んだ要部拡大断面図を示しま
す。
【0065】本実施形態においては、ベールアームレバ
ー33に対して糸滑り45が別体に形成され、前記糸滑
り45に一体的に嵌合させた金属製の軸筒45aを介し
てベールアームレバー33にボルト46にて一体に固着
しています。
【0066】そして、軸筒45aの外周には、2つの筒
状の軸受支持部材53,55が嵌着されており、両軸受
支持部材53,55間に内輪を当接させて転がり軸受3
0が軸筒45aの外周に装着されており、外転がり軸受
30を介してラインローラ31が軸筒45aに回転可能
に支承されています。
【0067】ラインローラ31は、中央部で左右の側壁
部31e,31fに分割形成されており、一方の側壁部
31fは、釣糸案内外周面31aと反分割側に一体に形
成された環状のガイド部33eとを有する筒状体をな
し、転がり軸受30の外輪に外装されたカラー59に嵌
合支持されており、他方の側壁部31eは、前記側壁部
31fの釣糸案内外周面31aに軸方向に摺動可能に嵌
合支持されています。そして、カラー59のべーるアー
ムレバー側端部には外方に突出するフランジ59aが形
成され、該フランジ59aによってラインローラ31の
側端面とべールアームレバー33との摺動が阻止されて
います。
【0068】また、カラー59の糸滑り45側端部に
は、内方に突出する突起59bが形成されており、その
先端は、糸滑り45に突設した筒部外周に当接支承させ
ている。そして、カラー59と軸受支持部材55との間
には,シール65と前記突起59bとによって転がり軸
受30へのゴミ当の侵入を防止しています。
【0069】そして、前記側壁部31fは、回転軸方向
に形成された筒状部67と、そのベールアームレバー側
端部から略L字状に一体的に立設させた環状のガイド部
33eとからなっており、前記側壁部31eは、前記環
状のガイド部33eと対向する環状のガイド部45bを
備えた筒状体に形成され、該側壁部31eの糸滑り側内
周には、バネ収容溝71が形成されています。そして、
側壁部31eは、該バネ収容室に収納されたコイルスプ
リング36によって環状のガイド部33eに当接する方
向に常時付勢されています。
【0070】なお、本実施形態においては、前記側壁部
31fの筒状部67の外周と該筒状部67の外周上を摺
動する前記側壁部31eとの摺動面に、それぞれ、コイ
ルスプリング36による前記側壁部31eの移動を規制
する段部75,77が形成され、段部75,77が係合
させることによって、前記側壁部31fの環状のガイド
部33eと前記側壁部31eの環状のガイド部45bと
の対向面間に微小間隔の釣糸案内溝を形成するようにし
ています。
【0071】本実施形態においては、更に断面略コ字状
の支持部材87をバネ収容溝71の糸滑り側開口部に装
着し、該支持部材87によって側壁部31eの一端部を
側壁部31fに支持すると共に、該支持部材87によっ
てコイルスプリング36を支持して、ベール29からラ
インローラ31に釣糸41が送り込まれる際の負荷によ
る作動不良を防止するようにしています。
【0072】更に、本実施形態におけるラインローラ3
1は、第1実施形態と同様に釣竿の竿先から該ラインロ
ーラ31にてスプール37に案内・巻回される釣糸41
がスプール37の釣糸巻回部37aに巻回される糸巻最
大径における釣糸41bの状態にて前記ラインローラ3
1の釣糸案内部31aの案内面に対してロータ23の回
転軸心側の交差角度が直角に近い鈍角になって案内され
るよう、そして糸巻最小径における釣糸41aの状態に
近づくにつれてロータ23の回転軸心側の交差角度の鈍
角が小さくなるようにラインローラ31の回転軸心を傾
斜させることによって釣糸巻取り時にラインローラ31
の釣糸外周面31aにて案内される釣糸41が自らの張
力によって糸滑り45側に寄るように構成しています。
【0073】本実施形態における魚釣用スピニングリー
ルは、環状のガイド部33e,45bに挟持されながら
ラインローラ31にて竿先からスプール37に案内され
る釣糸41の張力が所定の値以下の場合は、釣糸41
は、環状のガイド部33e,45bの間に挟持されて縒
りが取られて張力を付与した状態でスプール37に案内
されますが、釣糸41の張力が所定の値以上になるとコ
イルスプリング36の弾性付勢力に抗して環状のガイド
部45bが糸滑り45側に押し込まれることになります
ので、釣糸41は、環状のガイド部45bとの間での挟
持が解除されて、縒りは取られますが大きな張力が付与
されることなくスプール37に案内されることとなりま
す。
【0074】なお、前述の実施形態におけるラインロー
ラ31は、釣糸巻取り時にラインローラ31にて案内さ
れる釣糸41が自らの張力によって糸滑り45側に寄る
ようにして、釣糸41の張力によって付勢力を付与した
ガイド部45bを作動させるようにしましたが、本発明
においては、これら手段の作動原理を逆にすることによ
って釣糸巻取り時にラインローラ31にて案内される釣
糸41が自らの張力によってベールアームレバー33側
に寄るようにすると共にガイド部33eに付勢力を付与
するようにして、釣糸41の張力によってガイド部33
eを作動するようにしても良いものです。
【0075】更に、前述の実施形態においては、糸滑り
45内へのガイド部45bの引没を拘束することによっ
て、糸滑り45からベールアームレバー33側に突設さ
せたガイド部45bの突出端に釣糸41を当接させて、
ラインローラ31の糸滑り側端部への釣糸41の噛み込
みを防止するようにしましたが、本発明は、ラインロー
ラ31の糸滑り側端部に大径鍔部を形成するようにし
て、釣糸41のラインローラ31の一定位置での案内や
噛み込み防止を図るようにしても良いし、その他任意の
公知の手段を選択採用しても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
対のガイド部にて挟持されながらラインローラにて竿先
からスプールに案内される釣糸の張力が所定の値以下の
場合は、釣糸は、ガイド部の間に挟持されて縒りが取ら
れて張力を付与した状態でスプールに案内されますの
で、釣糸のバラケを確実に防止し得、釣糸の張力が所定
の値以上になった場合は、釣糸自らの張力によって少な
くとも一方のガイド部を付勢手段の弾性付勢力に抗して
糸滑り又はベールアームレバー側に押し込んむことによ
って一対のガイド部による釣糸の挟持を解除して、軽快
なハンドル操作での釣糸の巻き取りによる獲物の取り込
みを行うことができます。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる魚釣用スピニングリールの正面
断面概要説明図。
【図2】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第1
実施形態を組み込んだ左側面要部断面図。
【図3】図2のA−A拡大断面図。
【図4】図3の左側面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】図3のC−C断面図。
【図7】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第2
実施形態を組み込んだ左側面要部断面図。
【図8】図7のD−D拡大断面図。
【図9】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第3
実施形態を組み込んだ図3又は図8に対応する拡大断面
図。
【図10】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第
4実施形態を組み込んだ図3又は図8に対応する拡大断
面図。
【図11】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第
5実施形態を組み込んだ図3又は図8に対応する拡大断
面図。
【図12】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第
6実施形態を組み込んだ図3又は図8に対応する拡大断
面図。
【図13】図1の魚釣用スピニングリールに本発明の第
7実施形態を組み込んだ要部拡大断面図。
【符号の説明】
23 ロータ 25 リール本体 27 ベール支持アーム 31 ラインローラ 33 ベールアームレバー 33b ガイド部 36 コイルスプリング(付勢手段) 37 スプール 41 釣糸 45 糸滑り 45b ガイド部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体に回転可能に装着されたロータ
    と、前記リール本体にスプール軸を介して支持されて手
    動ハンドルによるロータの回転で釣糸が巻回されるスプ
    ールと、前記ロータのベール支持アームに反転可能に装
    着されたベールアームレバーと、当該ベールアームレバ
    ーに一体的に形成される糸滑りとの間に取り付けられて
    釣糸巻取り操作時に釣糸を前記スプールに案内するライ
    ンローラと、該ラインローラの釣糸案内外周面にて案内
    される釣糸を挟持する挟持手段とを備えた魚釣用スピニ
    ングリールにおいて、前記挟持手段がラインローラ軸心
    方向に対向させて配置した一対のガイド部の一方を他方
    のガイド部に当接可能なように付勢手段の付勢力を付与
    させて摺動可能に設けられ、前記ラインローラが該ライ
    ンローラにて案内される釣糸の張力に応じて前記一方の
    ガイド部を前記付勢手段の付勢力に抗して他方のライン
    ローラから離間するように釣糸が釣糸案内外周面上を移
    動し得るように形成され、前記挟持手段による釣糸挾持
    を釣糸巻取り時における釣糸の張力に伴って解除し得る
    ようにしたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 【請求項2】前記一対のガイド部の釣糸を挟持する対向
    面間の距離が竿先側からラインローラの糸道において大
    きく、ラインローラからスプールへの糸道において狭く
    なるように一方の対向面を他方の対向面に対して傾斜さ
    せて形成したことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用
    スピニングリール。
  3. 【請求項3】前記対向面を傾斜させて形成したガイド部
    を前記ベールアームレバー又は糸滑りに対して回動位置
    決め可能に設けたことを特徴とする請求項2に記載の魚
    釣用スピニングリール。
  4. 【請求項4】前記ベールアームレバー又は糸滑りの何れ
    か一方の対向面に位置決め保持した一方のガイド部を他
    方のガイド部側に移動調整可能にしたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3に記載の魚釣用スピニングリー
    ル。
  5. 【請求項5】前記摺動可能に設けられたガイド部に付勢
    力を付与する付勢手段の付勢力を調整可能にしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の魚釣用スピニ
    ングリール。
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