JPH09119A - スピニングリールのスプール支持構造 - Google Patents

スピニングリールのスプール支持構造

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JPH09119A
JPH09119A JP14887795A JP14887795A JPH09119A JP H09119 A JPH09119 A JP H09119A JP 14887795 A JP14887795 A JP 14887795A JP 14887795 A JP14887795 A JP 14887795A JP H09119 A JPH09119 A JP H09119A
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drag
spool
rotary
resistance plate
drag body
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JP14887795A
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Osamu Takeuchi
収 武内
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピニングリールに対して、ドラッグワッ
シャの交換作業、及びスプールの交換作業をドラッグノ
ブを取り外ずに行なう構造を提供する。 【構成】 メインシャフト1の外周に固定ドラッグ体
2を嵌装すると共に、この固定ドラッグ体2の嵌装部2
aの外周に回転ドラッグ体3を回転自在に嵌装し、これ
らドラッグ体2.3の抵抗板2b,3b同士の間にドラ
ッグワッシャー4を挟入し、回転ドラッグ体3とドラッ
グノブ5との間に弾性体を弾装し、スプール6を上記回
転ドラッグ体3の外周に嵌装して螺合締め付けし、該ス
プール6の内径を上記ドラッグノブ5の外径よりも大き
く成すことにより、ドラッグノブ5を外すことなくスプ
ール6を取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は魚釣り用のリールに関
し、さらに詳しくは、スピニングリールにおけるスプー
ルの支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のスピニングリールのスプー
ル部分を示している。テグスを巻きつけるスプール10
2は、メインシャフト101を軸芯として回転可能に軸
支してある。メインシャフト101が挿通させるスプー
ル102の前面軸芯部の周囲には収納孔104を凹設
し、この収納孔104の内部に多数枚のドラッグワッシ
ャー106を重ねた状態で収納してある。上記収納孔1
04の開口端には略C型の止め金具105を弾性的に内
嵌し、上記ドラッグワッシャー106の外れを防止して
いる。
【0003】また、メインシャフト101の先端にはド
ラッグノブ103を螺合し、その端面を上記収納孔10
4の開口部内に挿入し、ドラッグワッシャー106の束
を所定の圧力にて押圧している。上記ドラッグノブを回
転させることにより、同ドラッグワッシャー106の圧
縮量を増減し、これによりスプール102の逆転抵抗の
大小を調節する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように構成さ
れる従来のスピニングリールにあっては、使用の頻度に
伴ってドラッグワッシャー106が摩耗することから、
一定期間の後にドラッグワッシャ106を交換する必要
を生じる。上記スピニングリールにおいてドラッグワッ
シャ106を交換する際には、メインシャフト101の
先端からドラッグノブ103を取り外すと共に、スプー
ル101の収納孔104開口部に弾性的に嵌着される止
め金具105を取り外してドラッグワッシャ106の束
の交換を行う必要がある。しかし、上記した作業は、止
め金具105を専用工具を使用して慎重に取り外す必要
があることから、大変面倒であった。
【0005】また、使用するテグスを変更するためにス
プール102を交換する際には、ドラッグノブ103を
外す必要があることから、岩場や水面に囲まれた釣り場
でこの作業を行う際に、取り外したドラッグノブ103
を過って紛失させてしまう恐れもあった。
【0006】本発明の目的は、上記した如き従来のスピ
ニングリールに対して、ドラッグワッシャの交換作業が
容易に行えると共に、スプールの交換作業についてもド
ラッグノブを取り外すことなく容易に行なえる構造を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のスビニングリールのスプール支持構造
は、メインシャフトの外周に略筒状の固定ドラッグ体を
嵌装して回転不能に止着すると共に、この固定ドラッグ
体の外周に円板状の抵抗板を周設し、且つ、上記固定ド
ラッグ体の嵌装部の外周に、略筒状の回転ドラッグ体を
回転自在且つ軸方向へ摺動自在に嵌装し、該回転ドラッ
グ体の外周に周設した抵抗板と上記固定ドラッグ体の抵
抗板とを対向させて、これらの間にドラッグワッシャー
を挟入し、上記回転ドラッグ体の嵌装部と上記メインシ
ャフトの先端部に螺合したドラッグノブとの間に弾性体
を圧縮して弾装し、且つ、軸芯部に沿って中孔を貫通さ
せたスプールを上記回転ドラッグ体の嵌装部の外周に嵌
装して軸方向へ着脱可能に螺合締め付けし、該スプール
における中孔の最小内径を上記ドラッグノブの最大外径
よりも大きくして成るもである。
【0008】上記構造は、固定ドラッグ体の抵抗板と回
転ドラッグ体の抵抗板とを同じ材質にて構成するとよ
い。
【0009】また、上記構造は、固定ドラッグ体の抵抗
板と回転ドラッグ体の抵抗板とを相互に異なる材質にて
構成してもよい。
【0010】上記ドラッグワッシャは、コルク材により
構成すると効果的である。
【0011】
【作用】以上の手段によれば、メインシャフトの外周に
嵌装して回転不能に止着される固定ドラッグ体の嵌装部
には、回転ドラッグ体が回転自在且つ軸方向へ摺動自在
に嵌装されている。上記回転ドラッグ体と固定ドラッグ
体とはそれぞれ円板状の抵抗板を周設してあり、これら
両抵抗板同士がドラッグワッシャを挟んで対面してい
る。
【0012】上記メインシャフトの先端部には、ドラッ
グノブが螺合してあり、このドラッグノブと上記回転ド
ラッグの先端部との間には弾性体が圧縮状態で弾装され
ている。上記弾性体の反発力は回転ドラッグ体を軸方向
へスライドさせるように作用し、同回転ドラッグに周設
される抵抗板を固定ドラッグ体の抵抗板に対して常時押
圧せしめる。また、上記ドラッグノブを回転させてメイ
ンシャフトに沿って軸方向に移動調節することにより、
上記弾性体の圧縮量、即ちドラッグワッシャを挟む両抵
抗板間の押圧力が変化し、所謂ドラッグ調節が行われ
る。
【0013】上記回転ドラッグの嵌装部の外周にはスプ
ールが嵌装され、螺合部の締め付けにより回転ドラッグ
と一体化する。上記スプールの中孔の内径はドラッグノ
ブの外形よりも大きくなっている。従って、上記スプー
ルは、回転ドラッグ体と干渉することなく、回転ドラッ
グの嵌装部外周に対して着脱可能に螺合締め付けするこ
とができる。
【0014】また、上記したように回転ドラッグからス
プールを取り外し、さらに、メインシャフトの先端部か
らドラッグノブを取り外し、さらに、スプール及び回転
ドラッグ体を固定ドラッグ体の嵌装部外周から引き抜く
ことにより、ドラッグワッシャを交換できる状態とな
る。
【0015】また、固定ドラッグ体の抵抗板と回転ドラ
ッグ体の抵抗板とを同じ材質にて構成したものにおいて
は、両抵抗板が同様な滑り特性を有するため、スプール
の空転と共に上記回転ドラッグが回転した際に、ドラッ
グワッシャを挟む両抵抗板が同時に略同量ずつスリップ
するようになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように回転ドラッ
グ体の嵌装部の外周にスプールを着脱可能に螺合締め付
けし、このスプールの中孔の最小内径をメインシャフト
の先端に螺合したドラッグノブの最大外径よりも大きく
構成したものでありから、上記スプールの螺合締め付け
を外すことにより、メインシャフト外周からスプールを
取り外し、新たなものと簡単に交換することができる。
したがって、スプール交換の際に、従来のもののように
ドラッグノブを外す必要がなくなり、釣り場においてド
ラッグノブを紛失させてしまうトラブルを回避すること
かできる。
【0017】また、メインシャフトの先端からドラッグ
ノブを取り外し、固定ドラッグ体の嵌装部外周から回転
ドラッグ体及びスプールを引き抜くことにより、ドラッ
グワッシャを交換することができるので、工具を使用し
てドラッグワッシャ止め金具を取り外す必要があった従
来のものと比較すると、ドラッグワッシャの交換作業を
簡単に行うことができる。
【0018】請求項2のように、固定ドラッグ体の抵抗
板と回転ドラッグ体の抵抗板とを同じ材質にて構成する
ことによれば、スプールの空転と共に上記回転ドラッグ
が回転した際に、ドラッグワッシャを挟む両抵抗板が同
様にスリップするようになるので、スプールの糸繰り出
し時におけるドラッグの作動具合を円滑で安定したもと
することができる。
【0019】請求項3のように固定ドラッグ体の抵抗板
と回転ドラッグ体の抵抗板とを相互に異なる材質にて構
成したものにおいては、請求項2のものとは異なるドラ
ッグ特性を得ることができる。
【0020】また、ドラッグワッシャをコルク材により
構成することによれば、コルク材特有の摩擦特性と弾性
とにより、スプールのドラッグ力を大きく維持すること
が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明を実施したスピニングリールの
スプール部分を示す縦断面図である。上記スピニングリ
ールは、スピニングリール本体(図示せず)により進退
自在に軸支されるメインシャフト1を具備し、該メイン
シャフト1の基端部においてベイル(図示せず)を回転
させるローター6が回転自在に設けられている。
【0022】上記ローター6より先方に延出するメイン
シャフト1外周には、固定ドラッグ体2がを嵌装してあ
る。固定ドラッグ体2は、ステンレス等の金属もしくは
樹脂材により形成され、メインシャフト1の外周に嵌合
する筒状の嵌装部2aと、該嵌装部2aの後端外周面に
おいて鍔状に周設させる円板状の抵抗板2bとから構成
してある。固定ドラッグ体2は、嵌装部2a及びメイン
シャフト1にピン12を嵌挿することにより、固定ドラ
ッグ体2とメインシャフト1が一体的に回転するように
構成してある。
【0023】上記固定ドラッグ体2の嵌装部2a外周に
は回転ドラッグ体3が回転自在に嵌装してある。回転ド
ラッグ体3は、前記した固定ドラッグ体2と同様に、ス
テンレス等の金属若しくは樹脂材により形成し、固定ド
ラッグ体2の嵌装部2aの外周に嵌装する嵌装部3a
と、該嵌装部3aの後端外周面において鍔状に周設され
る円板状の抵抗板3bとにより構成し、上記嵌装部3a
の内周には真鍮製のスリーブ3Cを一体的に内嵌し、固
定ドラッグ体2の嵌装部2a該外周面に対して回転自在
に嵌合してある。
【0024】上記した如く相互に嵌合する固定ドラッグ
体2と回転ドラッグ体3の両抵抗板2b,3bは、図1
にて示すように対向し、その間にドラッグワッシャ4を
挟入してある。ドラッグワッシャ4はコルク若しくはカ
ーボンファイバー材から成る板材を用いて輪状に形成
し、固定側の抵抗板2b合面に形成した凹部21内には
め込んだ状態にて、両抵抗板2b,3bにより挟持して
ある。
【0025】上記回転ドラッグ体3の嵌装部3aの外周
面にはスプール6を螺嵌し、締めつけ固定してある。ス
プール6は、ローター9外周、回転ドラッグ体3の外周
をカバーするように嵌装される筒状体であり、外周面に
糸巻部6aを凹設すると共に、軸芯部に沿って中孔6b
を貫通して成る。
【0026】上記スプール6は、中孔6bの最小内径部
となる内周に雌ねじ部61を刻設し、この雌ねじ部61
を回転ドラッグ体3の嵌装部3a外周面に形成した雄ね
じ部31に螺合してある。またスプール6は、上記螺合
をさらに締め込むことにより、同雌ねじ部61の後端面
62が回転ドラッグ体3の抵抗板3b前面に当接し、回
転ドラッグ体3に対して締め付け固定するように構成し
てある。尚、上記スプール6の雌ねじ部61の内径は後
述するドラッグノブ5の外形よりも大きくしてある。
【0027】メインシャフト1の先端部にはドラッグノ
ブ5を螺合させてある。ドラッグノブ5は、アルミ若し
くは合成樹脂を用いて略円柱形に形成し、一端面の軸芯
部に穿設したねじ孔51をメインシャフト1の先端に螺
合し、正逆両方向に回転させることにより、同メインシ
ャフト1軸方向へ沿って調節移動するように装着してあ
る。
【0028】略円柱形に形成したドラッグノブ5の外径
は、前記したスプール6の最小内径部である雌ねじ部6
1の内径よりも幾分小さくしてある。これにより、スプ
ール6内周面とドラッグノブ5外周との間の干渉がなく
なり、ドラッグノブ5をメインシャフト1の先端から外
すことなくスプール6を回転ドラッグ体3の嵌装部3a
に対して抜き差しすることが可能となる。また、上記ド
ラッグノブ5一端面のねじ孔51の周りには円形の深溝
52を形成し、該深溝52内にドラッグスプリング8を
内嵌してある。
【0029】ドラッグスプリング8は、前記した回転ド
ラッグ体3の抵抗板3bを固定ドラッグ体2の抵抗板2
bに対して押圧する弾性体であり、比較的線径の太いコ
イルスプリング状に形成してある。上記ドラッグスプリ
ング8は、ドラッグノブ5の深溝52と回転ドラッグ体
3の嵌装部3a端面との間に圧縮させた状態で弾装す
る。尚、抵抗板2bを押圧する弾性体は、上記したよう
にコイルスプリング状に形成したドラッグスプリング8
に限定するものではなく、ドラッグノブ5の移動調節に
より抵抗板2bの押圧力を可変調節できるものであれば
どのようなものであってもよい。
【0030】上記したように、ドラッグスプリング8の
端部が当接する固定ドラッグ体2嵌装部2aの先端部外
周には、金属ワッシャ2c及びテフロン樹脂材からなる
リング状の回り止め板7が嵌合してある。回り止め板7
は、内孔を略小判型に形成し、同内孔の小幅部分を上記
嵌装部2aの外周面に対向させて形成したすり割り部に
嵌合させることにより、固定ドラッグ体2に対して回り
止めが成されている。また、上記回り止め板7は、回転
ドラッグ体3の嵌装部3a先端側開口部内周に周設した
凹溝32内に遊嵌し、該凹溝32内周に弾性的に嵌着し
た止めリング13により軸方向への抜け止めをしてあ
る。
【0031】前記スプール6の前面にはリング状のドラ
ッグガード10が宛てがわれ、スプール6前面に螺着し
たリング状のリテーナー14により外周縁部を遊嵌状態
で保持することにより自由回転するように取り付け、前
記ドラッグノブ5の回動を妨げないように構成してあ
る。上記ドラッグガード10の前面には、ドラッグノブ
5の先端部球面に連続する円弧を描く2枚のガード板1
0aを先端へ向けて突出させてあり、ドラッグノブ5を
挟んで対向する両ガード板10aにより、ドラッグノブ
5にテグスが絡むのを防止している。尚、上記したドラ
ッグガード10の内径はドラッグノブ5の外径よりも若
干大きくしてあり、スプール6とともに上記ドラッグガ
ード10が自由に抜き差しできるようになっている。
【0032】以上の如く構成したスピニングリールにお
いて、スプール6の交換を行うには、ドラッグノブ5を
十分に締め付けた後、スプール6を回転させ、螺合部分
31,61の螺合を緩める。上記した螺合を全て外す
と、スプール6はドラッグノブ5の外周に沿って引き抜
くことができる(図3)。上記スプール6を取り外した
ならば、新たなスプール6をはめ込み、回転ドラッグ体
3の嵌装部3a外周に対して螺合して締め付ける。その
後、ドラッグノブ5を適宜位置まで緩めればもとの通り
使用可能な状態となる。
【0033】また、ドラッグワッシャ4を交換する際に
は、ドラッグノブ5をメインシャフト1から取り外し、
スプール6及び回転ドラッグ体3を固定ドラッグ体2の
嵌装部2aから引き抜くことにより、交換作業を行うこ
とができる(図2)。
【0034】尚、上記した固定ドラッグ体2と回転ドラ
ッグ体3の両抵抗板2b,3b及びドラッグワッシャ4
の材質の組み合わせを変えることにより、ドラッグ特性
を変えることができる。これにより、上記スプールリー
ルのドラッグ特性を用途別に対応させることが可能とな
る。例えば、抵抗板2b,3bをステンレス同士、若し
くは強化樹脂同士等、同じ材質にて構成することによれ
ば、スプールの空転と共にドラッグワッシャ4を挟む両
抵抗板2b,3bが同様にスリップするので、スプール
6の糸繰り出し時におけるドラッグの作動具合を安定し
たもとすることができる。
【0035】また、抵抗板2b,3bを共にステンレス
から構成し、ドラッグワッシャ4としてコルク材を使用
するこにより、強力なドラッグ力を得ることができる。
上記抵抗板2b,3bの材質を強化樹脂とし、ドラッグ
ワッシャ4にコルク材を使用すると、上記したようにス
テンレスの抵抗板2b,3bとコルク材の組み合わせよ
りはドラッグ力が小さくなるが、安定したドラッグ特性
を得ることができる。
【0036】上記抵抗板2b,3bを共にステンレスか
ら構成し、ドラッグワッシャ4としてカーボンファイバ
ー材を使用するこによっても安定的なドラッグ力を発揮
することができる。尚、上記したドラッグワッシャは、
グラスファイバーをカーボンクロスにより挟持したもの
に樹脂を含浸硬化させて構成する。さらに、抵抗板2
b,3bの材質を強化樹脂とし、カーボンファイバー製
のドラッグワッシャ4を使用した場合であってもドラッ
グ力の安定したドラッグ特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したスピニングリールのスプ
ール部分を示す縦断面図。
【図2】 ドラッグノブ及びスプールを取り外した状
態を示す斜視図。
【図3】 回転ドラッグ体からスプールを取り外した
状態を示す斜視図。
【図4】 従来のスピニングリールのスプール部分を
示す縦断面図。
【符号の説明】
1・・・メインシャフト 2・・・固定ドラッグ体 2a・・・嵌装部 2b・・・抵抗板 3・・・回転ドラッグ体 3a・・・嵌装部 3b・・・抵抗板 4・・・ドラッグワッシャ 5・・・ドラッグノブ 6・・・スプール 8・・・ドラッグスプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシャフトの外周に略筒状の固定
    ドラッグ体を嵌装して回転不能に止着すると共に、この
    固定ドラッグ体の外周に円板状の抵抗板を周設し、且
    つ、上記固定ドラッグ体の嵌装部の外周に、略筒状の回
    転ドラッグ体を回転自在且つ軸方向へ摺動自在に嵌装
    し、該回転ドラッグ体の外周に周設した抵抗板と上記固
    定ドラッグ体の抵抗板とを対向させて、これらの間にド
    ラッグワッシャーを挟入し、上記回転ドラッグ体の嵌装
    部と上記メインシャフトの先端部に螺合したドラッグノ
    ブとの間に弾性体を圧縮して弾装し、且つ、軸芯部に沿
    って中孔を貫通させたスプールを上記回転ドラッグ体の
    嵌装部の外周に嵌装して軸方向へ着脱可能に螺合締め付
    けし、該スプールにおける中孔の最小内径を上記ドラッ
    グノブの最大外径よりも大きくして成るスピニングリー
    ルのスプール支持構造。
  2. 【請求項2】 固定ドラッグ体の抵抗板と回転ドラッ
    グ体の抵抗板とを同じ材質にて構成した請求項1記載の
    スピニングリールのスプール支持構造。
  3. 【請求項3】 固定ドラッグ体の抵抗板と回転ドラッ
    グ体の抵抗板とを相互に異なる材質にて構成した請求項
    1記載のスピニングリールのスプール支持構造。
  4. 【請求項4】 ドラッグワッシャをコルク材により構
    成してなる請求項1乃至3記載のスピニングリールのス
    プール支持構造。
JP14887795A 1995-06-15 1995-06-15 スピニングリールのスプール支持構造 Withdrawn JPH09119A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100789284B1 (ko) * 2006-07-28 2008-01-02 플러스파운틴(주) 하천분수용 수중구조물
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