JP2003051755A - テレビジョン放送用ブースタ装置 - Google Patents

テレビジョン放送用ブースタ装置

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JP2003051755A
JP2003051755A JP2001240665A JP2001240665A JP2003051755A JP 2003051755 A JP2003051755 A JP 2003051755A JP 2001240665 A JP2001240665 A JP 2001240665A JP 2001240665 A JP2001240665 A JP 2001240665A JP 2003051755 A JP2003051755 A JP 2003051755A
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signal path
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side switching
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JP2001240665A
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Koji Kobayashi
浩治 小林
Mikio Komatsu
幹生 小松
Masahiko Amano
正彦 天野
Mitsuru Maeda
充 前田
Koichiro Kui
耕一郎 杭
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジョン放送用信号の調整幅を拡げて施工
時における調整作業の簡素化を図る。 【解決手段】アンテナ1と接続される第2の入力部16
と、壁面に設置されるテレビコンセント3と接続される
第2の出力部17とがケース10に設けられ、ケース1
0内において第2の入力部16と第2の出力部17とが
直接接続されている。増幅回路13にて増幅されたテレ
ビジョン放送用信号を出力する第1の信号経路と、増幅
回路13を介さずに入力されたテレビジョン放送用信号
をスルーパスして出力する第2の信号経路とをケース1
0に収納したので、増幅回路13による増幅を前提とし
ていた従来例に比較してテレビジョン放送用信号の調整
幅、言い換えれば調整可能なテレビジョン放送用信号の
信号レベル幅(ダイナミックレンジ)を拡げて施工時に
おける調整作業の簡素化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
用信号を増幅するテレビジョン放送用ブースタ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭においては、アンテナで受信し
たテレビジョン放送電波(テレビジョン放送用信号)を
分配器により分配して各部屋に設置されたテレビコンセ
ントを介してテレビジョン受像機まで送るようにしてい
る。この場合、配線用の同軸ケーブルにおける損失や分
配器の分配損失等のため、テレビジョン受像機に入力さ
れるテレビジョン放送用信号の信号レベルが低下してテ
レビジョン受像機での受像が困難になる虞がある。
【0003】そこで従来より、テレビジョン受像機に入
力されるテレビジョン放送用信号の信号レベルの低下を
補うために、アンテナとテレビ受像機(あるいはテレビ
コンセント)との間にテレビジョン放送用信号を増幅す
るブースタ装置が設置されていた。従来のブースタ装置
は、図9に示すようにアンテナ1と同軸ケーブル2を介
して接続される入力部11と、壁面に設置されるテレビ
コンセント3と同軸ケーブル4を介して接続される出力
部12と、入力部11から入力されるテレビジョン放送
用信号を増幅する可変利得型の増幅回路13と、増幅回
路13から出力される信号のうちでテレビジョン放送用
信号の放送帯域の信号のみを通過させる帯域通過フィル
タ(バンドパスフィルタ)14とを備える。
【0004】ところで、一般の戸建て住宅や集合住宅に
おいては、アンテナ1からテレビコンセント3までの配
線が天井裏や壁の内側等に収納されており、ブースタ装
置も建築段階で上述のような場所に先行配置されてい
る。一方、アンテナ1で受信されるテレビジョン放送電
波の電界強度は送信局からの距離や障害物の有無等の条
件で変化するため、施工現場において増幅回路13の利
得を調整する必要がある。また、上記従来例において
は、同一のブースタ装置を弱電界地域だけでなく強電界
地域でも使用可能とするために入力部11と増幅回路1
3の間に減衰回路15が挿入されており、この減衰回路
15の減衰量も施工現場において調整する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、増幅回
路13や減衰回路15を通すとテレビジョン放送用信号
の信号レベルは当然入力部11に入力される時点の信号
レベルから変化することとなり、入力部11に入力され
る信号レベルが最適である場合でもその最適なレベルに
調整することができないことから、施工時における調整
の幅を拡げることが市場から望まれている。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、テレビジョン放送用信
号の調整幅を拡げて施工時における調整作業の簡素化が
図れるテレビジョン放送用ブースタ装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、テレビジョン放送用信号を増幅
する増幅回路と、この増幅回路にて増幅されたテレビジ
ョン放送用信号を出力する第1の信号経路と、増幅回路
を介さずに入力されたテレビジョン放送用信号をスルー
パスして出力する第2の信号経路と、増幅回路と第1及
び第2の信号経路とが収納されるケースとを備えたこと
を特徴とし、第1の信号経路に入力すれば増幅回路の利
得でテレビジョン放送用信号を調整することができると
ともに、第2の信号経路に入力すればテレビジョン放送
用信号をそのまま出力することができるから、増幅回路
による増幅を前提としていた従来例に比較してテレビジ
ョン放送用信号の調整幅を拡げて施工時における調整作
業の簡素化が図れる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、テレビジョン放送用信号を入力する入力部と、テレ
ビジョン放送用信号を出力する出力部と、入力部を第1
の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接
続する入力側切換部と、出力部を第1の信号経路と第2
の信号経路とに選択的に切り換えて接続する出力側切換
部と、入力側切換部並びに出力側切換部を連動して切り
換えさせる切換操作手段とをケースに設けたことを特徴
とし、入力部並びに出力部を第1の信号経路と第2の信
号経路とで共用できて構成の簡素化が図れる。また、切
換操作手段を操作することで入力側切換部と出力側切換
部を連動して切り換えさせることができ、切換操作が1
回で済むことから調整作業がさらに簡素化できる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、入力側切換部並びに出力側切換部の少なくとも何れ
か一方が電子式スイッチからなることを特徴とし、機械
式スイッチに比較して専有面積が小さく且つ信号の分離
能力も高い電子式スイッチを用いることで装置の小型化
と同時に性能向上が図れる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、増幅回路と第1及び第2の信号経路と
がテレビジョン放送用信号の複数の放送帯域毎に設けら
れたことを特徴とし、複数の放送帯域毎に第1及び第2
の信号経路を選択できるから、各放送帯域毎に適切な調
整が可能となる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、テレビジョン放送用信号を減衰させる
減衰回路を第2の信号経路に挿入したことを特徴とし、
第2の信号経路に入力すれば減衰回路の減衰量でテレビ
ジョン放送用信号を調整することができ、調整幅をさら
に拡大することができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、減衰回路の減衰量を可変としたことを特徴とし、減
衰回路の減衰量を調整することで調整幅をさらに拡大す
ることができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、テレビジョン放送用信号を入力する入力部と、テレ
ビジョン放送用信号を出力する出力部と、入力部を第1
の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接
続する入力側切換部と、出力部を第1の信号経路と第2
の信号経路とに選択的に切り換えて接続する出力側切換
部と、入力部より入力されるテレビジョン放送用信号の
信号レベルを計測するレベル計測部と、レベル計測部に
よって計測された信号レベルに応じて入力側切換部及び
出力側切換部を切換制御して第1又は第2の信号経路を
選択する制御部とを備えたことを特徴とし、信号レベル
に応じて第1又は第2の信号経路の何れか一方が自動的
に選択されるために施工時の調整が不要となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をVHF及びUHF
の地上波テレビジョン放送用のブースタ装置に適用した
実施形態を例示するが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、BSやCSあるいはCATV等の種々のテレ
ビジョン放送用のブースタ装置にも本発明の技術思想が
適用可能である。
【0015】(実施形態1)図1に本実施形態の概略構
成を示す。但し、本実施形態の基本構成は従来例と共通
であるから、従来例と共通の構成要素には同一の符号を
付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成につ
いてのみ説明する。
【0016】本実施形態は、図1及び図2に示すように
アンテナ1と同軸ケーブル2を介して接続される第2の
入力部16と、壁面に設置されるテレビコンセント3と
同軸ケーブル4を介して接続される第2の出力部17と
がケース10に設けられ、ケース10内において第2の
入力部16と第2の出力部17とが直接接続されている
点に特徴がある。ここで、入力部11から減衰回路1
5、増幅回路13並びに帯域通過フィルタ14を介して
出力部12に至る、従来例と共通の信号経路を第1の信
号経路と呼び、上記第2の入力部16から第2の出力部
17に至る信号経路を第2の信号経路と呼ぶ。つまり、
第2の信号経路は増幅回路13を介さずに第2の入力部
16に入力されたテレビジョン放送用信号をスルーパス
して出力するものである。
【0017】而して、アンテナ1で受信するテレビジョ
ン放送用信号の信号レベルが適正値よりもかなり小さい
場合、あるいは適正値よりもかなり大きい場合には、図
2に示すようにアンテナ1と入力部11を同軸ケーブル
2で接続するとともに出力部12とテレビコンセント3
を同軸ケーブル4で接続し、テレビジョン放送用信号を
第1の信号経路に通してテレビコンセント3に出力され
る信号レベルが適正値に近付くように増幅回路13の利
得又は減衰回路15の減衰量が調整される。
【0018】一方、アンテナ1で受信するテレビジョン
放送用信号の信号レベルが増幅や減衰の必要が無いほど
適正値に近い場合には、図1に示すようにアンテナ1と
第2の入力部16を同軸ケーブル2で接続するとともに
第2の出力部17とテレビコンセント3を同軸ケーブル
4で接続し、テレビジョン放送用信号を第2の信号経路
に通してスルーパスする。なお、テレビジョン放送用信
号を第2の信号経路に通す場合には増幅回路13や減衰
回路15を動作させる必要がないから、ケース10に設
けたスイッチ(図示せず)にて各回路13,15の動作
を停止させることが望ましい。
【0019】上述のように本実施形態では、増幅回路1
3にて増幅(あるいは減衰回路15で減衰)されたテレ
ビジョン放送用信号を出力する第1の信号経路と、増幅
回路13を介さずに入力されたテレビジョン放送用信号
をスルーパスして出力する第2の信号経路とをケース1
0に収納したので、第1の信号経路に入力すれば増幅回
路13の利得(あるいは減衰回路15の減衰量)でテレ
ビジョン放送用信号を調整することができるとともに、
第2の信号経路に入力すればテレビジョン放送用信号を
そのまま出力することができるから、増幅回路13によ
る増幅を前提としていた従来例に比較してテレビジョン
放送用信号の調整幅、言い換えれば調整可能なテレビジ
ョン放送用信号の信号レベル幅(ダイナミックレンジ)
を拡げて施工時における調整作業の簡素化が図れるもの
である。
【0020】(実施形態2)本実施形態は、図3に示す
ようにテレビジョン放送用信号を減衰させる減衰回路1
8を第2の信号経路に挿入した点に特徴があり、これ以
外の構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】本実施形態における減衰回路18は、図4
(a)に示すようにスライドスイッチ18aと減衰用の
抵抗R1〜R3で構成される。スライドスイッチ18a
は図示しない操作部をスライドさせることで一対の接触
子CTを摺動させ、接触子CTを介して各一対の共通接
点Tcをそれぞれ一対の切換接点Ta,Tbに切り換え
て接続させるものであり、一対の共通接点Tcがそれぞ
れ第2の入力部16及び第2の出力部17に接続され、
一方の切換接点Ta同士が短絡されるとともに他方の切
換端子Tb間に抵抗R1と抵抗R2,R3の直列回路と
が並列に接続されている。すなわち、図示しない操作部
を操作して接触子CTを介して共通接点Tcと切換接点
Taを接続した場合には減衰回路18の減衰量がゼロと
なり、接触子CTを介して共通接点Tcと切換接点Tb
を接続した場合には減衰回路18の減衰量が抵抗R1〜
R3の合成抵抗に応じた値に設定される。
【0022】而して、スライドスイッチ18aの操作部
を操作して減衰回路18の減衰量を合成抵抗に応じた値
に設定すれば、第2の入力部16から入力されたテレビ
ジョン放送用信号が減衰回路18で減衰されてから第2
の出力部17より出力され、減衰回路18の減衰量によ
って第2の信号経路を通過するテレビジョン放送用信号
の信号レベルを調整することができ、信号レベルの調整
幅をさらに拡大することができる。
【0023】なお、減衰回路18の回路構成は上述のも
のに限定する必要はなく、スライドスイッチ18a及び
抵抗R1〜R3からなる上記回路を直列又は並列に複数
接続したものや、あるいは図4(b)に示すように固定
抵抗R1,R2と可変抵抗VRで構成され、可変抵抗V
Rの抵抗値を変化させることで減衰量を連続的に可変と
するものでも良い。
【0024】(実施形態3)図5に本実施形態の概略構
成を示す。但し、本実施形態の基本構成は従来例並びに
実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一
の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる
構成についてのみ説明する。
【0025】本実施形態は、入力部11を第1の信号経
路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接続する入
力側切換部19と、出力部12を第1の信号経路と第2
の信号経路とに選択的に切り換えて接続する出力側切換
部20と、入力側切換部19並びに出力側切換部20を
連動して切り換えさせる切換操作手段とを備え、実施形
態1における第2の入力部16及び第2の出力部17を
入力部11及び出力部12で各々兼用する点に特徴があ
る。
【0026】入力側切換部19は、図示しない操作部を
スライドさせることで一対の接触子CT1,CT2を摺
動させ、接触子CT1,CT2を介して各一対の共通接
点Tc1,Tc2をそれぞれ一対の切換接点Ta1,T
a2とTb1,Tb2に切り換えて接続させる機械式ス
イッチ(スライドスイッチ)からなり、一方の共通接点
Tc1が入力部11に接続され、他方の共通接点Tc2
が制御回路21の操作信号入力端に接続される。また、
一方の切換接点Ta1が減衰回路15に接続され、一方
の切換接点Tb1が出力側切換部20の一方の切換接点
Xbと接続される。さらに、他方の切換接点Ta2,T
b2には互いにレベルの異なる電圧V1,V2が印加さ
れる。
【0027】出力側切換部20は、制御回路21によっ
てスイッチング制御される電子式スイッチであって、一
方の切換接点Xaが帯域通過フィルタ14に接続され、
他方の切換接点Xbが上述のように入力側切換部19の
一方の切換接点Tb1に接続されるとともに、共通接点
Xcが出力部12に接続されている。ここで、出力側切
換部20に用いる電子式スイッチはスイッチICやPI
Nダイオードを利用したスイッチであり、制御回路21
から与えられる切換制御信号に応じて共通接点Xcを2
つの切換接点Xa,Xbに択一的に切り換えて接続する
単極双投型のスイッチである。
【0028】制御回路21は、入力側切換部19の共通
接点Tc2が操作信号入力端に接続され、接触子CT2
によって切換接点Ta2と共通接点Tc2が接続されて
操作信号入力端に電圧V1が入力されると、出力側切換
部20の切換接点Xaと共通接点Xcを接続する切換制
御信号を出力するとともに増幅回路13に対して制御信
号を出力して増幅回路13を動作させる。また、接触子
CT2によって切換接点Tb2と共通接点Tc2が接続
されて操作信号入力端に電圧V2が入力されると、制御
回路21は出力側切換部20の切換接点Xbと共通接点
Xcを接続する切換制御信号を出力するとともに増幅回
路13に対して制御信号を出力して増幅回路13の動作
を停止させる。
【0029】而して、図示しない操作部を操作して入力
側切換部19の接触子CT1,CT2により切換接点T
a1,Ta2と共通接点Tc1,Tc2が各々接続され
ると、入力部11が入力側切換部19を介して減衰回路
15と接続されるとともに、制御回路21の操作信号入
力端には電圧V1が入力され、上述のように制御回路2
1から与えられる切換制御信号に応じて出力側切換部2
0の切換接点Xaと共通接点Xcが接続されることで入
力部11と出力部12とが第1の信号経路で接続される
ことになる。このとき、制御回路21から出力される制
御信号によって増幅回路13が動作し、テレビコンセン
ト3に出力される信号レベルが適正値に近付くように増
幅回路13の利得(あるいは減衰回路15の減衰量)が
調整される。
【0030】一方、図示しない操作部を操作して入力側
切換部19の接触子CT1,CT2により切換接点Tb
1,Tb2と共通接点Tc1,Tc2が各々接続される
と、制御回路21の操作信号入力端に電圧V2が入力さ
れ、上述のように制御回路21から与えられる切換制御
信号に応じて出力側切換部20の切換接点Xbと共通接
点Xcが接続されて入力側切換部19と出力側切換部2
0とが減衰回路15や増幅回路13を介さずに直接接続
されることで入力部11と出力部12とが第2の信号経
路で接続されることになる。このとき、制御回路21か
ら出力される制御信号によって増幅回路13が動作を停
止し、入力部11に入力されるテレビジョン放送用信号
が第2の信号経路を通して出力部12にスルーパスされ
てテレビコンセント3に出力される。
【0031】上述のように本実施形態では、入力部11
並びに出力部12を第1の信号経路と第2の信号経路と
で共用できるため、実施形態1に比較して構成の簡素化
が図れる。また、スライドスイッチの操作部を操作する
ことで入力側切換部19と出力側切換部20を連動して
切り換えさせることができ、切換操作が1回で済むこと
から調整作業がさらに簡素化できるという利点がある。
さらに本実施形態では、出力側切換部20を電子式スイ
ッチとしているので、入力側切換部19に用いている機
械式スイッチに比較して専有面積が小さく且つ信号の分
離能力も高くなり、装置の小型化と同時に性能向上が図
れるという利点がある。なお、本実施形態では出力側切
換部20のみを電子式スイッチとしたが、図6に示すよ
うに入力側切換部19も電子式スイッチで構成してもよ
く、この場合には図示しない操作部の操作に応じて制御
部22が入力側切換部19及び出力側切換部20を連動
して切り換えさせればよく、さらなる小型化及び性能向
上が図れるという利点がある。
【0032】(実施形態4)図7に本実施形態の概略構
成を示す。但し、本実施形態の基本構成は実施形態3と
共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付し
て説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成について
のみ説明する。
【0033】本実施形態は、入力部11から入力される
テレビジョン放送用信号を入力側切換部19と検出回路
24とに分岐する信号分岐器23と、信号分岐器23で
分岐されたテレビジョン放送用信号の信号レベルを計測
するレベル計測部24と、レベル計測部24によって計
測された信号レベルに応じて入力側切換部19及び出力
側切換部20を切換制御して第1又は第2の信号経路を
選択する制御部25とを備えている。
【0034】入力側切換部19並びに出力側切換部20
は何れも電子式スイッチからなり、制御部25から与え
られる切換制御信号に応じて切換動作を行う。また、レ
ベル計測部24は、図示しないダイオード、低域通過フ
ィルタ(LPF)並びに増幅器等で構成され、信号分岐
器23で分岐されたテレビジョン放送用信号の信号レベ
ルを計測して制御部25にその計測値を出力する。
【0035】制御部25はコンパレータを有し、レベル
計測部24から与えられる計測値をコンパレータにて所
定の閾値と比較し、計測値が閾値を下回る場合には入力
側切換部19及び出力側切換部20を切換制御し、入力
部11と出力部12の間を減衰回路15や増幅回路13
を有する第1の信号経路を介して接続するとともに増幅
回路13を動作させる。一方、計測値が閾値を上回る場
合には入力側切換部19及び出力側切換部20を切換制
御し、入力部11と出力部12の間を減衰回路15や増
幅回路13を有しない第2の信号経路を介して接続する
とともに増幅回路13の動作を停止させる。
【0036】而して本実施形態は上述のように構成した
ものであるから、入力部11に入力されるテレビジョン
放送用信号の信号レベルに応じて第1又は第2の信号経
路の何れか一方が自動的に選択されるために施工時の調
整が不要となり、施工作業の簡素化が図れるという利点
がある。なお、制御部25はマイクロコンピュータで構
成することも可能である。
【0037】(実施形態5)図8に本実施形態の概略構
成を示す。本実施形態は、増幅回路13A〜13Cと第
1及び第2の信号経路とがテレビジョン放送用信号の複
数の放送帯域毎に設けられている点に特徴があり、これ
以外の基本構成は実施形態3,4と共通であるから、共
通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、本
実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0038】本実施形態は、入力部11から入力された
テレビジョン放送用信号をUHF帯とVHF帯のテレビ
ジョン放送用信号に分波する第1の分波器26と、第1
の分波器26で分波されたVHF帯のテレビジョン放送
用信号をさらにVHF−L帯とVHF−H帯のテレビジ
ョン放送用信号に分波する第2の分波器27と、UHF
帯、VHF−L帯及びVHF−H帯の各放送帯域毎に第
1の信号経路と第2の信号経路を切り換える入力側切換
部19A〜19C並びに出力側切換部20A〜20C
と、第1の信号経路中において各放送帯域のテレビジョ
ン放送用信号を増幅する利得可変な増幅回路13A〜1
3Cと、出力側切換部20B,20Cから出力されるV
HF−L帯及びVHF−H帯のテレビジョン放送用信号
を混合する第1の混合器28と、第1の混合器28で混
合されたVHF帯のテレビジョン放送用信号と出力側切
換部20Aから出力されるUHF帯のテレビジョン放送
用信号を混合して出力部12に出力する第2の混合器2
9とを備える。なお、入力側切換部19A〜19C並び
出力側切換部20A〜20Cは、図示しない制御回路に
よってそれぞれ個別にスイッチング制御される。
【0039】而して、これまでの実施形態においては、
複数の放送帯域のテレビジョン放送用信号を一括して第
1又は第2の信号経路に通すことしか選択し得ないが、
本実施形態においては、UHF帯、VHF−L帯並びに
VHF−H帯の各放送帯域のテレビジョン放送用信号毎
に第1の信号経路を通して利得調整を行うか、第2の信
号経路を通してスルーパスするかを個別に選択すること
ができ、各放送帯域毎に適切な調整が可能になる。な
お、本実施形態に実施形態4の構成を付加し、各放送帯
域毎に信号レベルを計測して第1の信号経路と第2の信
号経路の選択を自動的に切り換えるようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、テレビジョン放送用
信号を増幅する増幅回路と、この増幅回路にて増幅され
たテレビジョン放送用信号を出力する第1の信号経路
と、増幅回路を介さずに入力されたテレビジョン放送用
信号をスルーパスして出力する第2の信号経路と、増幅
回路と第1及び第2の信号経路とが収納されるケースと
を備えたので、第1の信号経路に入力すれば増幅回路の
利得でテレビジョン放送用信号を調整することができる
とともに、第2の信号経路に入力すればテレビジョン放
送用信号をそのまま出力することができるから、増幅回
路による増幅を前提としていた従来例に比較してテレビ
ジョン放送用信号の調整幅を拡げて施工時における調整
作業の簡素化が図れるという効果がある。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、テレビジョン放送用信号を入力する入力部と、テレ
ビジョン放送用信号を出力する出力部と、入力部を第1
の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接
続する入力側切換部と、出力部を第1の信号経路と第2
の信号経路とに選択的に切り換えて接続する出力側切換
部と、入力側切換部並びに出力側切換部を連動して切り
換えさせる切換操作手段とをケースに設けたので、入力
部並びに出力部を第1の信号経路と第2の信号経路とで
共用できて構成の簡素化が図れ、また、切換操作手段を
操作することで入力側切換部と出力側切換部を連動して
切り換えさせることができ、切換操作が1回で済むこと
から調整作業がさらに簡素化できるという効果がある。
【0042】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、入力側切換部並びに出力側切換部の少なくとも何れ
か一方が電子式スイッチからなるので、機械式スイッチ
に比較して専有面積が小さく且つ信号の分離能力も高い
電子式スイッチを用いることで装置の小型化と同時に性
能向上が図れるという効果がある。
【0043】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、増幅回路と第1及び第2の信号経路と
がテレビジョン放送用信号の複数の放送帯域毎に設けら
れたので、複数の放送帯域毎に第1及び第2の信号経路
を選択できるから、各放送帯域毎に適切な調整が可能と
なるという効果がある。
【0044】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、テレビジョン放送用信号を減衰させる
減衰回路を第2の信号経路に挿入したので、第2の信号
経路に入力すれば減衰回路の減衰量でテレビジョン放送
用信号を調整することができ、調整幅をさらに拡大する
ことができるという効果がある。
【0045】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、減衰回路の減衰量を可変としたので、減衰回路の減
衰量を調整することで調整幅をさらに拡大することがで
きるという効果がある。
【0046】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、テレビジョン放送用信号を入力する入力部と、テレ
ビジョン放送用信号を出力する出力部と、入力部を第1
の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接
続する入力側切換部と、出力部を第1の信号経路と第2
の信号経路とに選択的に切り換えて接続する出力側切換
部と、入力部より入力されるテレビジョン放送用信号の
信号レベルを計測するレベル計測部と、レベル計測部に
よって計測された信号レベルに応じて入力側切換部及び
出力側切換部を切換制御して第1又は第2の信号経路を
選択する制御部とを備えたので、信号レベルに応じて第
1又は第2の信号経路の何れか一方が自動的に選択され
るために施工時の調整が不要となり、施工作業の簡素化
が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す概略構成図である。
【図2】同上の説明図である。
【図3】実施形態2を示す概略構成図である。
【図4】(a)(b)は同上における減衰回路の具体回
路図である。
【図5】実施形態3を示す概略構成図である。
【図6】実施形態4を示す概略構成図である。
【図7】同上の他の構成を示す概略構成図である。
【図8】実施形態5を示す概略構成図である。
【図9】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 入力部 12 出力部 13 増幅回路 15 減衰回路 16 第2の入力部 17 第2の出力部
フロントページの続き (72)発明者 天野 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前田 充 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 杭 耕一郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA02 5C056 HA12 JA01 JA06 5K062 AA06 AB12 AD03 AD07 BA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送用信号を増幅する増幅
    回路と、この増幅回路にて増幅されたテレビジョン放送
    用信号を出力する第1の信号経路と、増幅回路を介さず
    に入力されたテレビジョン放送用信号をスルーパスして
    出力する第2の信号経路と、増幅回路と第1及び第2の
    信号経路とが収納されるケースとを備えたことを特徴と
    するテレビジョン放送用ブースタ装置。
  2. 【請求項2】 テレビジョン放送用信号を入力する入力
    部と、テレビジョン放送用信号を出力する出力部と、入
    力部を第1の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切
    り換えて接続する入力側切換部と、出力部を第1の信号
    経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接続する
    出力側切換部と、入力側切換部並びに出力側切換部を連
    動して切り換えさせる切換操作手段とをケースに設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送用ブ
    ースタ装置。
  3. 【請求項3】 入力側切換部並びに出力側切換部の少な
    くとも何れか一方が電子式スイッチからなることを特徴
    とする請求項2記載のテレビジョン放送用ブースタ装
    置。
  4. 【請求項4】 増幅回路と第1及び第2の信号経路とが
    テレビジョン放送用信号の複数の放送帯域毎に設けられ
    たことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のテレビ
    ジョン放送用ブースタ装置。
  5. 【請求項5】 テレビジョン放送用信号を減衰させる減
    衰回路を第2の信号経路に挿入したことを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載のテレビジョン放送用ブース
    タ装置。
  6. 【請求項6】 減衰回路の減衰量を可変としたことを特
    徴とする請求項5記載のテレビジョン放送用ブースタ装
    置。
  7. 【請求項7】 テレビジョン放送用信号を入力する入力
    部と、テレビジョン放送用信号を出力する出力部と、入
    力部を第1の信号経路と第2の信号経路とに選択的に切
    り換えて接続する入力側切換部と、出力部を第1の信号
    経路と第2の信号経路とに選択的に切り換えて接続する
    出力側切換部と、入力部より入力されるテレビジョン放
    送用信号の信号レベルを計測するレベル計測部と、レベ
    ル計測部によって計測された信号レベルに応じて入力側
    切換部及び出力側切換部を切換制御して第1又は第2の
    信号経路を選択する制御部とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載のテレビジョン放送用ブースタ装置。
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KR101228460B1 (ko) 2011-07-01 2013-02-13 주식회사 디엠티 벽면 설치형 셋톱박스
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