JP2003050307A - 光拡散シートおよびプロジェクションスクリーン - Google Patents

光拡散シートおよびプロジェクションスクリーン

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JP2003050307A JP2001237651A JP2001237651A JP2003050307A JP 2003050307 A JP2003050307 A JP 2003050307A JP 2001237651 A JP2001237651 A JP 2001237651A JP 2001237651 A JP2001237651 A JP 2001237651A JP 2003050307 A JP2003050307 A JP 2003050307A
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正浩 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迷光により表面輝度が低下したりコントラス
トが低下することがなく、角度依存性が少なく、外光の
散乱反射の少ない光拡散シート、およびこの光拡散シー
トを用いたプロジェクションスクリーンを提供する。 【解決手段】 複数の単位レンズを一次元または二次元
方向に形成し、単位レンズは入射光の一部がその内面で
全反射する全反射部を備えるとともに所定の屈折率N1
を有する材料にて形成し、隣り合う単位レンズの間は所
定の屈折率N2を有する材料を充填し、さらに単位レン
ズはその断面形状を略台形として台形の下底を入光部、
斜辺を全反射部上底を出光部とし、台形の上底の長さを
T、高さをH、全反射部をなす斜辺が出光部の法線とな
す角度をθとした場合、 sin(90°−θ)>N2/N1 N1<1/sin2θ かつ 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) なる関係を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光拡散シート、こ
の光拡散シートを用いたプロジェクションスクリーンに
関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクションディスプレイ装置等に
おいては、観察者の視認性を高めるためスクリーンに光
拡散シートを用いたものが知られている。この光拡散シ
ートは、例えば、透光性フィルムの表面を凹凸処理した
もの、樹脂フィルムの内部に光拡散性微粒子を含有させ
たもの、円柱状のレンズが一つの平面上に並列配置され
たレンチキュラーレンズシート等がある。また、これら
のシートを二、三枚組合わせて用いることも行なわれて
いる。これらは、フィルム、大気、微粒子等の各屈折率
の差を利用してこれらの境界において映像光を多方向に
屈折させ、映像光を広範囲に拡散して観察者側に出射す
ることで視認性の向上を図ろうとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光拡散性微粒
子や凹凸が形成されたシート表面によって、映像光が乱
反射して多くの迷光を生じさせることになり、ディスプ
レイの表面輝度、コントラストの低下等を招いていた。
また、表面の凹凸処理により拡散性を有するものは、そ
の拡散性および透明性に角度依存性があるため、ディス
プレイを見る角度によって視認性が変化するという問題
があった。一方、光拡散シートの光拡散性は、外光の散
乱反射を増加させることにもつながり、コントラストが
著しく低下して映像がボケやすいという問題点もあっ
た。そこで本発明は、迷光により表面輝度が低下したり
コントラストが低下することがなく、角度依存性が少な
く、外光の散乱反射の少ない光拡散シート、およびこの
光拡散シートを用いたプロジェクションスクリーンを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0005】本発明の第一態様の光拡散シート(S)
は、複数の単位レンズを一次元または二次元方向に形成
した光拡散シートであって、単位レンズは入射光の一部
がその内面で全反射する全反射部を備えるとともに所定
の屈折率N1を有する材料にて形成されており、隣り合
う単位レンズの間は所定の屈折率N2を有する材料が充
填されており、さらに単位レンズはその断面形状が略台
形であって台形の下底を入光部、斜辺を前記全反射部、
上底を出光部とし、全反射部をなす斜辺が出光部の法線
となす角度をθとした場合、 sin(90°−θ)>N2/N1 かつ N1<1/sin2θ なる関係を有することを特徴とする。ここに単位レンズ
の断面形状は略台形なので、θは一定、すなわち斜辺は
直線状であることを基本とするが、本発明は曲線状の斜
辺や、浅い角度をなす複数の直線の組み合わせである場
合をも含むものである。この場合にθは、変化するが、
斜辺をなす各部分におけるθの90%以上が上記関係を
満たせば下記の効果を奏することができるので、本発明
の技術的思想に包含されると解されるべきものである
(θに関して以下同じ。)。
【0006】この第一態様の光拡散シートによれば、出
光面法線に平行な入射光を斜辺にて全反射し、出光面に
おいては反射を起こすことなく観察者側に出光すること
ができる。したがって輝度とコントラストが高い光拡散
シートを得ることができる。本発明のスクリーンは主に
単光源プロジェクタ用であり、フレネルレンズを使用す
ることで本シートへの入射角度を略0°にすることが可
能である。なお、斜辺への入射角は、一般には、0°±
10°の範囲にあることが知られている。
【0007】本発明の第二態様の光拡散シートは、複数
の単位レンズを一次元または二次元方向に形成した光拡
散シートであって、単位レンズは入射光の一部がその内
面で全反射する全反射部を備えるとともに断面形状が略
台形であって台形の下底を入光部、斜辺を全反射部、上
底を出光部とし、台形の上底の長さをT、高さをH、全
反射部をなす斜辺が出光部の法線となす角度をθ、とし
た場合、 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) なる関係を有することを特徴とする。
【0008】この第二態様の光拡散シートによれば、出
光面法線に対して最大10°の傾きをもった入射光で
も、シート内において一度全反射面にて反射され、再び
他の全反射面に到達することなく出光面から出光され
る。したがって輝度が高く迷光の少ない光拡散シートを
得ることができる。
【0009】本発明の第三態様の光拡散シートは、複数
の単位レンズを一次元または二次元方向に形成した光拡
散シートであって、単位レンズは入射光の一部がその内
面で全反射する全反射部を備えるとともに所定の屈折率
N1を有する材料にて形成されており、隣り合う単位レ
ンズの間は所定の屈折率N2を有する材料が充填されて
おり、さらに単位レンズはその断面形状が略台形であっ
て、台形の下底を入光部、斜辺を全反射部、上底を出光
部とし、台形の上底の長さをT、高さをH、全反射部を
なす斜辺が出光部の法線となす角度をθとした場合、 sin(90°−θ)>N2/N1 N1<1/sin2θ かつ 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) なる関係を有することを特徴とする。
【0010】この第三態様の光拡散シートは、第一態様
の光拡散シートの長所と、第二態様の光拡散シートの長
所とを兼ね備えている。この第三態様の光拡散シートに
よれば、出光面法線に平行な入射光を斜辺にて全反射
し、出光面においては反射を起こすことなく観察者側に
出光することができる。また、シート内において一度全
反射面にて反射された光は、再び他の全反射面に到達す
ることなく出光面から出光される。したがって輝度とコ
ントラストが高く、迷光の少ない光拡散シートを得るこ
とができる。
【0011】上記第三態様の光拡散シートにおいて、所
定の屈折率N1およびN2、並びに台形の上底の長さT
および高さHが、 1<N1<5.76 0.23<N2/N1<0.996 かつ H<T/0.57 なる関係を満たすように構成してもよい。
【0012】このように構成した場合には、第三態様の
光拡散シートで、θが5〜15°の範囲において、出光
面法線に平行な入射光を斜辺にて全反射し、出光面にお
いては反射を起こすことなく観察者側に出光することが
できる。また、最大10°の傾きを持つ入射光でもシー
ト内において一度斜辺にて反射された光は、再び他の斜
辺に到達することなく出光面から出光される。ここにθ
の範囲を5〜15°としたのは、このような単位レンズ
のテーパー角を5〜15°とすることで、好適な視野角
特性を得ることができるからである。
【0013】また、単位レンズを板状または膜状の透明
基材(3)上に形成するようにしてもよい。
【0014】このようにした場合には、ロール状の型を
使用して、配列された単位レンズを連続的に生産するこ
とができる。
【0015】さらに隣り合う単位レンズの間は可視光を
吸収する材料にて構成してもよい。また、この可視光を
吸収する材料のOD値を、10μm厚で1〜3としても
よい。ここに「OD値」とは、透過光学濃度のことをい
う。
【0016】このように構成した場合には、迷光を吸収
してコントラストの高い光拡散シートを実現することが
できる。
【0017】また、上記において、観察者側に拡散剤を
混入したシート(1)を張り合わせてもよい。
【0018】このようにした場合には、観察者側の面を
平面とすることができるので、表面への加工が容易なも
のとなる。また、拡散剤の光学的作用により、出光側の
ゲインを均一にならすことができる。この拡散剤を混入
したシートを張り合わせるための接着層、または粘着層
の屈折率は単位レンズの屈折率と同程度でよい。光学的
に大きな影響は出ないと考えられるからである。
【0019】上記のように構成した場合には、拡散剤を
混入したシートのさらに観察者側に、反射防止層、ハー
ドコート層、偏光フィルター層、帯電防止層、防眩処理
層、防汚処理層、タッチセンサ層のうち少なくとも一つ
を設けるように構成してもよい。本発明においてはこれ
らの機能のうち一つだけを持たせてもよく、また複数の
機能を併せ持たせてもよい。
【0020】このように構成した場合には、光拡散シー
トに多様な機能を持たせることができる。
【0021】またさらに本発明では、上記したいずれか
の光拡散シートの映像光源側にフレネルレンズを配置し
たプロジェクションスクリーンを提供して前記した課題
を解決する。
【0022】この発明によれば、上記光拡散性シートの
諸特性をプロジェクションスクリーンにおいて実現する
ことができる。
【0023】本発明のこのような作用及び利得は、次に
説明する実施の形態から明らかにされる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施形態
に基づき説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態の光拡散シー
トSの水平断面を示す図である。図1においては、図面
右側に映像光源が配置され、図面の左側に観察者が位置
している。この光拡散シートSは、観察者側から映像光
源方向に順に、拡散剤入りシート1、単位レンズ2、ベ
ースシート3が張り合わされて配置されている。さら
に、隣接する単位レンズ2、2、の斜辺に挟まれた断面
形状三角形の部分は、単位レンズ2の屈折率より低い屈
折率を有する物質で埋められている。以後の説明におい
てはこの低屈折率物質で埋められている部分を「低屈折
率部4」という。また必要に応じて単位レンズ2を「高
屈折率部2」ということもある。
【0026】高屈折率部2の屈折率N1と、低屈折率部
4の屈折率N2との比は、光拡散シートSの光学特性を
得るために所定の範囲に設定されている。また、低屈折
率部4と高屈折率部2とが接する斜辺が、出光面の法線
(当該光拡散シートに対する垂直入射光に平行であ
る。)となす角度は所定の角度θに形成されている。こ
れらについては後に詳述する。
【0027】低屈折率部4は、カーボン等の顔料または
所定の染料にて所定濃度に着色されている。また、拡散
剤入りシート1、およびベースシート3は、高屈折率部
2と略同一の屈折率を有する材料にて構成されている。
拡散剤入りシート1の観察者側には、反射防止層、ハー
ドコート層、偏光フィルター層、帯電防止層、防眩処理
層、防汚処理層、タッチセンサ層などの機能層が適宜設
けられている。
【0028】次に光拡散シートSの単位レンズ2内に入
光した光の光路について、図1を参照しつつ簡単に説明
する。なお、図1において、光L1〜L4の光路は模式
的に示されたものである。いま、映像光源側から単位レ
ンズ2の中央部付近に入射した垂直光L1は、そのまま
光拡散シートSの内部を直進して通過し、観察者に至
る。映像光源側から単位レンズ2の端部付近に入射した
垂直光L2は、高屈折率部2と低屈折率部4との屈折率
差により斜辺にて全反射され、所定の角度をもって観察
者側に出光される。映像光源側から単位レンズ2の端部
付近に角度をもって入射した光L3は、斜辺にて全反射
され、入射時とは反対方向にさらに大きな角度をもって
観察者側に出光される。斜辺に所定以上の大きな角度を
もって入射する迷光L4は、高屈折率部2と低屈折率部
4との屈折率差によっても反射されることなく低屈折率
部4の内部に入光する。低屈折率部4は着色されている
ので、迷光は低屈折率部4にて吸収され、観察者側に至
ることはない。このようにして水平方向に広い視野角を
もち、コントラスト、輝度の高い光拡散シートSを得る
ことができる。
【0029】次に、図2および図3を用いて光拡散シー
トSの単位レンズ部2に入射した光拡散シートS内の光
が斜辺にて全反射され、かつ出光面においては、全反射
されずに観察者側に透過する条件について説明する。
【0030】図2は、光拡散シートS内において、光拡
散シートSの斜辺に垂直光L5が入射した場合の光路を
示す図である。図2においては映像光源は図面上方に、
観察者は図面下方に位置するものとする。また拡散剤入
りシート1、およびベースシート3は説明の簡略化のた
め省略している(以下図3および4において同じ。)。
【0031】図2において、斜辺に入射した垂直光L5
が、斜辺のA点において全反射され始める条件(臨界条
件)は、スネルの法則により、 sin(90°−θ)=N2/N1 であるから、垂直光L5が常に全反射されるためには、 (式1) sin(90°−θ)>N2/N1 なる条件を満たす必要がある。
【0032】また、斜辺のA点にて反射された光L5
が、出光面のB点において全反射され始める条件(臨界
条件)は、大気の屈折率を1とした場合、スネルの法則
により 、sin2θ=1/N1 であるから、光L5がB点から観察者側に確実に出光さ
れるためには、 (式2) sin2θ<1/N1 なる条件を満たす必要がある。
【0033】なお参考のために図3を参照しつつ、光拡
散シートSの斜辺に10°の傾きを持った光拡散シート
S内の光L6が入射した場合の光路について以下に簡単
に説明する。
【0034】図3において、光拡散シートS内で斜辺に
入射した10°の傾きを持つ光L6が、斜辺のA点にお
いて全反射され始める条件(臨界条件)は、スネルの法
則により、 sin(80°−θ)=N2/N1 であるから、10°の傾きを持った光L6が常に全反射
されるためには、 (式3) sin(80°−θ)>N2/N1 なる条件を満たす必要がある。
【0035】また、斜辺のA点にて反射された光L6
が、出光面のB点において全反射され始める条件(臨界
条件)は、大気の屈折率を1とした場合、スネルの法則
により 、sin(2θ+10°)=1/N1 であるから、光L6がB点から観察者側に確実に出光さ
れるためには、 sin(2θ+10°)<1/N1 すなわち (式4) N1<1/sin(2θ+10°) なる条件を満たす必要がある。
【0036】次に、図4を用いて斜辺にて反射された光
が、隣接する斜辺に到達しない条件について説明する。
この条件を見出すためには、出光面法線に対して最も大
きな角度(現実的には10°)を持つ入射光L7が、低
屈折率部4がなす三角形の頂点付近の斜辺上の点Cにて
全反射された場合に、その反射光が隣接する斜辺に到達
しないように、三角形の高さHと単位レンズの上底の長
さTとの関係を定めればよい。
【0037】図4において、三角形の底辺の長さを2S
とすれば、 tanθ=S/H tan(2θ+10°)=(S+T)/H したがって、 H=T/(tan(2θ+10°)−tanθ) Hが上記値より小であれば、反射光が隣接する斜辺に到
達しない。したがってその条件は、 (式5) H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) で表される。
【0038】次にθが5°〜15°であるとして、その
範囲においてさらに具体的にN1とN2の値を考察す
る。5°<θ<15°の範囲においては、 sin(90°−θ)<0.996 であり、式1により、N2/N1の値はこれより小さい
から (式6) N2/N1<0.996 一方、5°<θ<15°の範囲では、 1/sin2θ<5.76 であるから、式2より、 (式7) N1<5.76 さらに、入手しうる現実の材料を考慮した場合、N2の
最小値は1.30なので、 N2/N1>1.30/5.76=0.23 したがって上式と式6から (式8) 0.23<N2/N1<0.996 上記式7および式8が5°<θ<15°の範囲での、N
1およびN2の値がとりうる条件である。
【0039】また、式5においては、θ=15°の時に
Hに対する条件が決定され、 H<T/0.57 となる。
【0040】図5は、低屈折率部4の形状の諸態様を示
す図である。この低屈折率部4は、隣接する二つの単位
レンズ2、2の斜辺により形成される略三角形の形状を
有している。図5(a)は、斜辺が直線にて形成されて
いる場合を表している。この場合には、斜辺と出光面法
線とがなす角度θ1は斜辺上のどの点においても一定で
ある。図5(b)は、斜辺が滑らかな曲線で形成されて
いる場合を表している。また図5(c)は、斜辺が2本
の直線にて構成されている場合を示している。これらの
場合、斜辺と出光面法線とがなす角度θ2、またはθ3
若しくはθ4は、斜辺上の位置により異なる。本発明に
おいて図5(b)や図5(c)の場合のように斜辺と出
光面法線のなす角度が一定でないときは、斜辺の長さの
90%以上において、以上に説明してきた式1〜8の各
条件を満たせば本発明の効果を得ることができる。
【0041】図6および図7は、光拡散シートの構成の
一例を示す図である。図6に示される光拡散シートは水
平断面形状が垂直方向に一定な単位レンズ2を備えてい
る。出光面側には拡散剤入りシート1が、入光面側には
ベースシート3が配置されている。図面では理解のため
にこれら三者が離れて表されているが、実際にはこれら
は貼り合わされている。
【0042】一方、図7に示されている光拡散シートに
おいては、半載円錐状の単位レンズが垂直平面上に二次
元状に配列されている。各単位レンズの半歳円錐の頂部
平面は同一面上に形成されており、この平面に拡散剤入
りシート1が貼り合わされている。拡散剤入りシート1
と単位レンズ2との間の空隙は低屈折率の材料で埋めら
れており、低屈折率部4を形成している。図6および図
7のいずれに示されている光拡散シートの構成によって
も本発明による効果を得ることができる。
【0043】次に図8を参照しつつ本実施形態の光拡散
シートの製造方法について説明する。この製造方法に使
用される製造装置は、型ロール10と、ミラーロール2
0と、ベースフィルム供給ロール16と、補助ロール群
19、22、24と、電離放射線硬化型樹脂を供給する
フィーダー12、15、21と、電離放射線照射機1
4、18、23とを備えている。所定の速度で回転する
型ロール10の表面には低屈折率部4を構成する断面形
状三角形の部分に対応する雌型が彫られている。所定温
度に加温された低屈折率樹脂を樹脂フィーダー12から
型ロール10上に供給し、三角形の凹部に埋め込む。余
剰の樹脂をドクターブレード13にて掻き落とした後、
電離放射線照射機14にて電離放射線をロール表面に照
射して、低屈折率樹脂を硬化させる。次いでフィーダー
15から透明樹脂をロール幅のほぼ全長にわたって供給
し型ロール10の表面に透明樹脂層を形成する。さらに
その上面にベースフィルム層を、供給ロール16からベ
ースフィルム17を巻き出して形成したのち、再び電離
放射線照射機18にて電離放射線を照射して、透明樹脂
を硬化させる。そして補助ロール19により折り返して
ミラーロール20へと供給する。この折り返しの工程に
より、型ロール10の表面凹部に形成されていた断面形
状三角形の低屈折率部は、ロール表面から剥離される。
この時点では、E点拡大図で示されるように、ベースフ
ィルム上に透明樹脂層が形成され、さらに透明樹脂層の
上面に低屈折率樹脂が断面三角形に形成されている。
【0044】ミラーロール20側では、あらかじめロー
ル表面に高屈折率樹脂がフィーダー21から供給され
て、硬化前のやわらかい状態で高屈折率樹脂層が形成さ
れている。この高屈折率樹脂層と型ロール10から供給
されてきた中間製品とがミラーロール20と補助ロール
22とにより圧着される。柔らかな高屈折率樹脂は圧着
されることにより低屈折率樹脂が形成する断面形状三角
形の谷間に隙間なく入り込む。さらにミラーロール20
の表面に電離放射線照射機23にて電離放射線を照射し
て、高屈折率樹脂を硬化させる。そして補助ロール24
により反対方向に折り返して、硬化した高屈折率樹脂を
ミラーロール20から剥離する。この時点では、F点拡
大図に示されるように、断面形状三角形の低屈折率樹脂
の上面に断面形状が台形の高屈折率樹脂層が形成されて
いる。その後このシートは巻き取り機へと送られロール
状に巻き取られる。
【0045】なお、上記工程は、型ロール10にて断面
形状三角形の低屈折率部4を形成するものであるが、型
ロール10により断面形状台形の高屈折率部2を先に形
成して、ミラーロール20側のフィーダー21から低屈
折率樹脂を供給するように構成してもよい。
【0046】
【実施例】高屈折率部(台形部分)の材料としてエポキ
シアクリレート、低屈折率部の材料としてウレタンアク
リレートを使用した。低屈折率部は、カーボン顔料にて
透過率1%となる濃度に着色した。高屈折率部の屈折率
は1.57、低屈折率部の屈折率は1.48であった。
このように構成したシートの入光側にフレネルレンズシ
ートを、観察者側には拡散板を配置した。拡散板は、ア
クリル製三層構造で、中間層に拡散剤を混入したものを
使用した。高屈折率部のレンズピッチは50μmとし
た。また、高屈折率部の台形部分の上底長さと、低屈折
率部の三角形底辺の長さを等しくなるようにし、いわゆ
るブラックストライプ率が50%となるようにした。さ
らに頂角θを10°に設定した。
【0047】このように構成した光拡散シートは、透過
率が80%、反射率が5%、ゲインが4であった。ま
た、垂直視野角(半値角:ある方向から観視したときの
輝度が正面から観視したときの半分になる角度)は12
゜、水平視野角(半値角)は25゜であった。
【0048】以上、現時点において、もっとも、実践的
であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して
本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示さ
れた実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲お
よび明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に
反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を
伴う光拡散シートおよびプロジェクションスクリーンも
また本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解さ
れなければならない。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、複数の単位レン
ズを一次元または二次元方向に形成した光拡散シートで
あって、単位レンズは入射光の一部がその内面で全反射
する全反射部を備えるとともに所定の屈折率N1を有す
る材料にて形成されており、隣り合う前記単位レンズの
間は所定の屈折率N2を有する材料が充填されており、
さらに前記単位レンズはその断面形状が略台形であって
台形の下底を入光部斜辺を全反射部上底を出光部とし、
台形の上底の長さをT、高さをH、全反射部をなす斜辺
が出光部の法線となす角度をθとした場合、 sin(90°−θ)>N2/N1 N1<1/sin2θ かつ 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) なる関係を有することを特徴とする光拡散シートによれ
ば、出光面法線に平行な入射光を全反射部にて全反射
し、出光面においては反射を起こすことなく観察者側に
出光することができる。また、レンズ内にて10°の傾
きをもち、シート内において一度全反射面にて反射され
た光は、再び他の全反射面に到達することなく出光面か
ら出光される。したがって輝度とコントラストが高く、
迷光の少ない光拡散シートを得ることができる。
【0050】また、単位レンズを板状または膜状の透明
基材上に形成した場合には、ロール状の型を使用して、
配列された単位レンズを連続的に生産することができ
る。
【0051】さらに隣り合う単位レンズの間は可視光を
吸収する材料にて構成した場合には、迷光を吸収してコ
ントラストの高い光拡散シートを実現することができ
る。
【0052】また、観察者側に拡散剤を混入したシート
を張り合わせた場合には、観察者側の面を平面とするこ
とができるので、表面への加工が容易になる。また、拡
散剤の光学的作用により、出光側のゲインを均一になら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光拡散シートの断面を示す図である。
【図2】光拡散シートに垂直光が入射した場合の光路を
示す図である。
【図3】光拡散性シートに10°の傾きを持った光が入
射した場合の光路を示す図である。
【図4】光拡散性シートに10°の傾きを持った光が低
屈折率部がなす三角形の頂点付近に入射した場合の光路
を示す図である。
【図5】低屈折率部の形状の諸態様を示す図である。
【図6】光拡散シートの構成の一例を示す図である。
【図7】光拡散シートの構成の他の一例を示す図であ
る。
【図8】光拡散シートの製造方法の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
S 光拡散シート 1 拡散剤入りシート 3 ベースシート(透明基材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/62 G02B 1/10 A Fターム(参考) 2H021 BA22 BA26 BA27 BA28 2H042 BA04 BA12 BA15 BA19 2H048 CA03 CA14 CA24 2K009 AA02 AA15 BB14 CC24 DD02 EE03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位レンズを一次元または二次元
    方向に形成した光拡散シートであって、 前記単位レンズは、入射光の一部がその内面で全反射す
    る全反射部を備えるとともに、所定の屈折率N1を有す
    る材料にて形成されており、 隣り合う前記単位レンズの間は、所定の屈折率N2を有
    する材料が充填されており、 さらに前記単位レンズはその断面形状が略台形であっ
    て、前記台形の下底を入光部、斜辺を前記全反射部、上
    底を出光部とし、前記全反射部をなす斜辺が前記出光部
    の法線となす角度をθとした場合、 sin(90°−θ)>N2/N1 かつ N1<1/sin2θ なる関係を有することを特徴とする光拡散シート。
  2. 【請求項2】 複数の単位レンズを一次元または二次元
    方向に形成した光拡散シートであって、 前記単位レンズは、入射光の一部がその内面で全反射す
    る全反射部を備えるとともに、断面形状が略台形であっ
    て、前記台形の下底を入光部、斜辺を前記全反射部、上
    底を出光部とし、 前記台形の上底の長さをT、高さをH、前記全反射部を
    なす斜辺が前記出光部の法線となす角度をθ、とした場
    合、 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ)な
    る関係を有することを特徴とする光拡散シート。
  3. 【請求項3】 複数の単位レンズを一次元または二次元
    方向に形成した光拡散シートであって、 前記単位レンズは、入射光の一部がその内面で全反射す
    る全反射部を備えるとともに、所定の屈折率N1を有す
    る材料にて形成されており、 隣り合う前記単位レンズの間は、所定の屈折率N2を有
    する材料が充填されており、 さらに前記単位レンズはその断面形状が略台形であっ
    て、前記台形の下底を入光部、斜辺を前記全反射部、上
    底を出光部とし、 前記台形の上底の長さをT、高さをH、前記全反射部を
    なす斜辺が前記出光部の法線となす角度をθ、とした場
    合、 sin(90°−θ)>N2/N1 N1<1/sin2θ かつ 0<H<T/(tan(2θ+10°)−tanθ) なる関係を有することを特徴とする光拡散シート。
  4. 【請求項4】 前記所定の屈折率N1およびN2、並び
    に台形の上底の長さTおよび高さHが、 1<N1<5.76 0.23<N2/N1<0.996 かつ H<T/0.57 なる関係を満たすことを特徴とする請求項3に記載され
    た光拡散シート。
  5. 【請求項5】 前記単位レンズは板状または膜状の透明
    基材上に形成されていることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載された光拡散シート。
  6. 【請求項6】 前記隣り合う単位レンズの間は可視光を
    吸収する材料にて構成されていることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載された光拡散シート。
  7. 【請求項7】 前記可視光を吸収する材料のOD値は、
    10μm厚で1〜3であることを特徴とする請求項6に
    記載された光拡散シート。
  8. 【請求項8】 観察者側には拡散剤を混入したシートが
    張り合わされていることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載された光拡散シート。
  9. 【請求項9】 前記拡散剤を混入したシートのさらに観
    察者側に反射防止層、ハードコート層、偏光フィルター
    層、帯電防止層、防眩処理層、防汚処理層、タッチセン
    サ層のうち少なくとも一つが設けられていることを特徴
    とする請求項8に記載された光拡散シート。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの光拡散シー
    トの映像光源側にフレネルレンズが配置されたプロジェ
    クションスクリーン。
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