JP2006243691A - 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 - Google Patents
反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006243691A JP2006243691A JP2005162961A JP2005162961A JP2006243691A JP 2006243691 A JP2006243691 A JP 2006243691A JP 2005162961 A JP2005162961 A JP 2005162961A JP 2005162961 A JP2005162961 A JP 2005162961A JP 2006243691 A JP2006243691 A JP 2006243691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflective
- reflective screen
- layer
- shape
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】ベース部11の裏面側に四角錐台形状の単位形状12を形成する。この単位形状は、水平方向よりも垂直方向が長くなっている。これにより水平方向の視野角を広くすることができる。また、単位形状12の間には、光吸収部14が形成されており、大きな入射角度で反射スクリーン10に入射する外光を吸収し、コントラストの高い映像を表示することができる。
【選択図】図2
Description
さらに、上述した従来の反射スクリーンでは、その製造工程が複雑になり、結果として製造コストが高くなるという問題があった。
しかし、特許文献4に記載の反射スクリーンでは、断面が鋸歯状のスクリーン面に反射面と光吸収面とを明確に分けて製造する必要があるが、鋸歯状の山の一方を反射面とし、他方を光吸収面として作り分けることは、困難であって、製造単価が高くなってしまうという問題があった。
請求項1の発明は、映像源から投影された映像光を反射させて観察可能にする反射スクリーンであって、スクリーン面に沿って2次元方向に多数並べて配列され、光を透過可能な単位形状(12,22)と、前記単位形状が並ぶ間に形成され、光を吸収する光吸収部(14,24)と、少なくとも前記単位形状の裏面側に設けられ、前記単位形状を通過した前記映像光を反射する反射層(13,23)と、を備える反射スクリーン(10,20)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の反射スクリーンにおいて、前記単位形状(12,22)のスクリーン面に対して平行な断面形状は、反射スクリーンの使用状態における上下方向寸法の方が左右方向寸法よりも大きいこと、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の反射スクリーンにおいて、前記単位形状のスクリーン面に対して平行な断面形状は、前記基材層(11,21)に近い位置では略長方形であって、裏面側に近くなるに従い略楕円形状となること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記光吸収部(14,24)は、前記単位形状(12,22)を形成する材料の屈折率よりも屈折率が低いこと、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記光吸収部(14,24)は、光を吸収する微小ビーズを含むこと、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項7の発明は、請求項6に記載の反射スクリーンにおいて、前記光吸収部(34)は、前記単位形状を形成する材料の屈折率よりも屈折率が低い樹脂に前記微小ビーズを混練することにより形成されていること、を特徴とする反射スクリーン(30)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層は、前記単位形状の裏面側頂部に対応する部分のみに形成されていること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、映像源側の表面には、アンチグレア処理、反射防止処理、帯電防止処理、ハードコート処理、防汚処理の少なくとも一つの処理が施されていること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、映像源側の表面には、正反射する成分を低減させる正反射防止層(15,25)が形成されていること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項11の発明は、請求項10に記載の反射スクリーンにおいて、前記正反射防止層(15,25)によるヘイズ値は、25%以上、かつ、90%以下の範囲内にあること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項12の発明は、請求項10又は請求項11に記載の反射スクリーンにおいて、前記正反射防止層(15,25)は、表面に微細凹凸形状が形成されており、前記微細凹凸形状により正反射する成分を低減させること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項13の発明は、請求項12に記載の反射スクリーンにおいて、前記正反射防止層は、多数の微小ビーズと、前記微小ビーズを固着するバインダと、を有しており、前記微小ビーズが固着されている部分は、前記微小ビーズが固着されずに前記バインダのみとなっている部分よりも映像源側へ突出して前記微細凹凸形状が形成されていること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項14の発明は、請求項12又は請求項13に記載の反射スクリーンにおいて、前記微細凹凸形状には、スクリーン面と平行となる平坦面が実質的に形成されていないこと、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項15の発明は、請求項10又は請求項11に記載の反射スクリーンにおいて、前記正反射防止層は、微小な単位レンズ形状を一次元、又は、2次元方向に配列したレンズアレイが形成されており、前記レンズアレイにより正反射する成分を低減させること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項16の発明は、請求項10から請求項15までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記正反射防止層のさらに映像源側には、帯電防止処理、ハードコート処理、防汚処理の少なくとも一つの処理が前記正反射防止層の表面形状に沿って施されており、前記正反射防止層の正反射する成分を低減させる機能を保ったまま帯電防止、ハードコート、防汚の機能を有していること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項17の発明は、請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層(13,23)は、反射率が40%以上であること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項18の発明は、請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層(13,23)は、拡散反射率Rdが10%以上、かつ、70%以下の範囲内であること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項19の発明は、請求項18に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層(13,23)は、その表面に表面拡散処理が施されていることにより前記拡散反射率Rdを前記所定の範囲内としていること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項20の発明は、請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層(33)は、拡散反射率Rdの異なる複数の領域(33a,33b)を組み合わせて形成されていること、を特徴とする反射スクリーン(30)である。
請求項21の発明は、請求項1から請求項20までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射層(13,23)は、高反射率の反射フィルム、又は、反射板により形成されており、前記反射フィルム、又は、前記反射板は、前記単位形状(12,22)及び前記光吸収部(14,24)に対して接着層(17,27)、又は、粘着層を用いて積層されていること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項22の発明は、請求項21に記載の反射スクリーンにおいて、前記反射フィルム又は前記反射板(13,23)と前記単位形状(12,22)及び前記光吸収部(14,24)との間隔は、前記単位形状の前記反射層側の幅の内で幅の狭い側の寸法の1/2以下であること、を特徴とする反射スクリーン(10,20)である。
請求項23の発明は、請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、不使用時には、巻き上げることが可能であること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項25の発明は、請求項1から請求項23までのいずれか1項に記載の反射スクリーンの製造方法であって、前記単位形状(12,22)を樹脂により賦型する単位形状賦型工程と、形成された前記単位形状の間に前記光吸収部(14,24)を形成する光吸収部形成工程と、前記光吸収部を形成した後に前記反射層(13,23)を形成する反射層形成工程と、を備える反射スクリーンの製造方法である。
請求項26の発明は、請求項24又は請求項25に記載の反射スクリーンの製造方法において、前記光吸収部形成工程は、ワイピングにより前記光吸収部(14,24)を形成する材料を前記単位形状(12,22)の間に充填すること、を特徴とする反射スクリーンの製造方法である。
(1)スクリーン面に沿って2次元方向に多数並べて配列され、光を透過可能な単位形状と、光吸収部と、反射層とを備えるので、水平、垂直のいずれの方向からの不要な外光であっても、これを吸収し、コントラストの高い映像を表示することができる。また、水平、垂直の両方向について視野角度を制御することができる。
本実施例における反射スクリーン10は、映像光を投影するプロジェクター光学エンジン部(映像源)Lをスクリーン10の中心に対して下方に設置し、映像光を上方斜めに投射させる配置として利用するスクリーンである。そして、下方からの映像光は、効率よく観察者側へ反射し、不要光は、選択的に後述の光吸収部により吸収させることで、非常にコントラストの高いフロントプロジェクタ用反射スクリーンとしたものである。
反射スクリーン10は、ベース部11,単位形状12,反射層13,光吸収部14,正反射防止層15,接着層17等を備えている。
単位形状12は、光を透過可能な樹脂によってベース部11の裏面側に凸状に形成されており、裏面側の方がベース部11側よりも尖っている四角錐台形状であり、スクリーン面に沿って2次元方向に多数並べて配列されている。ここで、スクリーン面とは、スクリーン全体として見たときにおけるスクリーンの平面方向となる面を示すものであり、以下の説明中、及び、特許請求の範囲においても同一の定義として用いている。
単位形状12のスクリーン面に対して平行な断面形状は、反射スクリーン10の使用状態における上下(垂直)方向寸法の方が左右(水平)方向寸法よりも大きくなっている。本実施例では、単位形状12の上底部分の寸法a=0.040mm,b=0.080mm,下底部分の寸法A=0.100mm,B=0.140mmであり、その高さh(図2参照)=0.200mmとなっている。また、単位形状12は、屈折率1.56の紫外線硬化樹脂により形成されている。
なお、上記拡散反射率Rdの測定には、ヘイズ・透過・反射率計HR−100型(株式会社村上色彩技術研究所製)を使用した。
また、反射層13となるアルミニウム板と単位形状12及び光吸収部14との間隔、すなわち、接着層17の厚さtは、単位形状12の反射層13側(裏面側)の幅の狭い側の寸法(図3中の幅a)の1/2以下であることが望ましい。間隔がこれ以上離れてしまうと、反射層13により反射した後に再び単位形状12へ入射させるべき反射光の多くが光吸収部14へ入射してしまい、スクリーンとしての反射効率が著しく低下してしまうからである。
本実施例における光吸収部14は、不図示の黒色ビーズを満遍なく充填することにより形成されている。この黒色ビーズは、光を吸収する作用を有した微小ビーズであって、光吸収部14内でこのビーズが存在しない隙間は、空隙となっている。この構成により、光吸収部14が容易に変形することが可能となり、反射スクリーン10を巻き上げ式とするような場合には、必要な柔軟性を得るのに都合がよい構成である。
図5は、本実施例における反射スクリーン10の使用状態を示す水平断面図である。
なお、図4,5では、室内照明G,映像源L,反射スクリーン10をまとめて模式的に示しているので、実際とは配置関係が異なり、各光線の入射角度などが後述の説明における大小関係と異なる部分が含まれている。
反射スクリーン10では、図4,5に示すように映像源Lから投影される映像光線L1,L3,L4は、単位形状12内を導波して光吸収部14との境界面(全反射面)で全反射を行う。光吸収部14は、黒色ビーズを充填しているが、その隙間は、空隙であることから、光吸収部14の屈折率は、単位形状12の屈折率よりも屈折率が低く、したがって、この全反射面において臨界角よりも大きな角度で入射する光は、全反射する。
そして、単位形状12と光吸収部14との境界面で全反射した映像光線L1,L3,L4は、反射層13に到達して反射され、その後さらに全反射するなどして観察可能な光線として観察者方向へ戻される。
また、映像源Lから投影される映像光線L2,L5のように、全反射面により全反射されること無く反射層13により反射されるものも存在する。
正反射防止層15は、以下の機能を有している。
(1)プロジェクター光源エンジン部が反射スクリーン最表面に映り込んで観察されてしまうことを防止する。
(2)反射スクリーンに投影された画像の観察可能な角度を広げる。
ただし、ヘイズ値が上記範囲にあったとしても、表面の形状によっては、上記(1)の機能を達成できない場合があった。
図6(a)のようにスクリーン面と平行となる平坦面が多数存在していると、その平坦面において正反射する成分が多数存在することから、映像源の映り込みが発生してしまう。一方、仮に、図6(a)と図6(b)とがヘイズ値としては同じ値を示すとしても、図6(b)のように、スクリーン面と平行となる平坦面が実質的に形成されておらず、全面が凹凸形状に覆われていることが上記(1)の映像源の映り込みを防止するために望ましい。なお、スクリーン面と並行ではないとしても、同一の方向を向いた平坦面が多数存在していても、特定の方向から観察すると映像源の映り込みが生じる恐れがあるので、平坦面ができる限り少ないことがより望ましい。
(単位形状賦型工程)
まず、電離放射線硬化性樹脂をベース部11上に塗布して、型を当てつけた状態において電離放射線を照射して硬化させることにより単位形状12を賦型する。この単位形状賦型工程に使用する電離放射線硬化性樹脂は、紫外線、及び、電子線硬化性の樹脂、アクリレート、エポキシアクリレート、シリコンアクリレート、シロキサン等の多官能単量体を主成分とする光架橋型のものを用いるのがよい。ここで電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち分子を重合、架橋し得るエネルギ量子を有するものを意味し、通常、紫外線、電子線が用いられる。
なお、単位形状12の形成は、電離放射線硬化による形成ではなく、アクリル樹脂、ペット(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などを用いた熱溶融押出し成型により行ってもよい。
単位形状12を形成した後に、光吸収部14を形成した。黒色ビーズを単位形状12の間に満遍なく充填させるために、スキージング(ワイピング)を行った。なお、黒色ビーズの直径は、1〜10μm程度が望ましい。それよりも小さいとスキージングによるかきとりが難しくなり、10μmを越えると単位形状12の隙間への充填が困難となり、充填不足となるからである。この光吸収部形成工程により外光を十分に遮断することができる光吸収部14が得られた。
光吸収部14を形成した後に、反射層13を形成する。反射層13に使用するアルミニウム板上に均一に紫外線硬化型の透明な接着剤を塗布し、単位形状12及び光吸収部14の裏面側に貼り合わせた。そして前面側から紫外線を照射して接着剤を硬化させて接着層17として、反射層13を単位形状12に固定した。
最後に、前面側の最表面に正反射防止層15を形成した。本実施例では、先に示した市販の拡散フィルムをラミネート加工することにより、正反射防止層15とした。
以上の各工程を行うことにより、反射スクリーン10を得た。
このように、本実施例によれば、コントラストが高く、高輝度であって映り込みのない画像を得ることができ、必要な方向の視野角度を広くすることができる。また、この反射スクリーン10は、上述したように容易に製造することができる。
図8は、反射スクリーン20から反射層23及び接着層27を取り除いた状態を裏面上方から見た斜視図である。
実施例2の反射スクリーン20は、実施例1における単位形状12の形状を変更した単位形状22とした他は、実施例1の反射スクリーン10と同様な形態をしている。従って、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
反射スクリーン20は、ベース部21,単位形状22,反射層23,光吸収部24,正反射防止層25,接着層27等を備えている。
図9は、単位形状22を裏面側からスクリーン面の法線方向に沿って見た図である。
単位形状22のスクリーン面に対して平行な断面形状は、ベース部21に近い位置では長方形であって、裏面側に近くなるに従い略楕円形状となっており、反射スクリーンの使用状態における上下(垂直)方向寸法の方が左右(水平)方向寸法よりも大きくなっている。本実施例では、単位形状22の上底部分では短半径c=0.020mm,長半径d=0.040mmの楕円形状であり、下底部分では、寸法C=0.100mm,D=0.140mmの長方形であり、その高さh2(図7参照)=0.200mmとなっている。また、単位形状22は、屈折率1.56の紫外線硬化樹脂により形成されている。
実施例3における反射スクリーン30は、実施例1における反射層13を改良した反射層33を用い、また、光吸収部34を反射層33の形成をしやすいように変更した他は、実施例1と同様な形態である。従って、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
反射スクリーン30は、ベース部31,単位形状32,反射層33,光吸収部34,正反射防止層35等を備えている。
正反射層33aは、拡散反射率Rd(33a)が拡散反射層33bの拡散反射率Rd(33b)よりも小さな反射層であり、反射層を形成する前に光吸収部34を形成し、その後に、スクリーン印刷で、部分的に(例えば、図10に示すようなドット状、又は、網目状)に印刷して形成された層である。ここで、光吸収部34は、単位形状12を形成する材料の屈折率よりも屈折率が低い樹脂に黒色ビーズを混練して形成した。これにより、正反射層33aを印刷により形成することが可能となった。
このように拡散反射率Rdの異なる複数の領域を組み合わせて反射層を形成したので、これら各領域の占める面積比率を変更することにより、正反射の強い反射光と拡散反射の強い反射光との割合を適宜設定することができる。よって、正面のピーク輝度と、観察角度分布の割合を任意に制御することができる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、光吸収部形成工程の後に反射層形成工程を行う例を示したが、これに限らず、例えば、反射層形成工程の後に光吸収部形成工程を行ってもよい。この場合、例えば、単位形状の裏面側頂部に対応する部分にのみ反射層を形成するようにしてもよい。そのようにすることにより、光吸収部形成工程では、光吸収部を形成する材料が裏面全体に付着してもよく、光吸収部形成工程を簡単に行うことができる。
11,21,31 ベース部
12,22,32 単位形状
13,23,33 反射層
33a 正反射層
33b 拡散反射層
14,24,34 光吸収部
15,25,35 正反射防止層
17,27 接着層
L プロジェクター光学エンジン部(映像源)
Claims (26)
- 映像源から投影された映像光を反射させて観察可能にする反射スクリーンであって、
スクリーン面に沿って2次元方向に多数並べて配列され、光を透過可能な単位形状と、
前記単位形状が並ぶ間に形成され、光を吸収する光吸収部と、
少なくとも前記単位形状の裏面側に設けられ、前記単位形状を通過した前記映像光を反射する反射層と、
を備える反射スクリーン。 - 請求項1に記載の反射スクリーンにおいて、
前記単位形状を形成する土台となる光透過性を有した基材層を備え、
前記単位形状は、前記基材層の裏面側に、凸状に形成されており、裏面側の方が前記基材側よりも尖っている錐台形状であること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1又は請求項2に記載の反射スクリーンにおいて、
前記単位形状のスクリーン面に対して平行な断面形状は、反射スクリーンの使用状態における上下方向寸法の方が左右方向寸法よりも大きいこと、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項2又は請求項3に記載の反射スクリーンにおいて、
前記単位形状のスクリーン面に対して平行な断面形状は、前記基材層に近い位置では略長方形であって、裏面側に近くなるに従い略楕円形状となること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記光吸収部は、前記単位形状を形成する材料の屈折率よりも屈折率が低いこと、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記光吸収部は、光を吸収する微小ビーズを含むこと、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項6に記載の反射スクリーンにおいて、
前記光吸収部は、前記単位形状を形成する材料の屈折率よりも屈折率が低い樹脂に前記微小ビーズを混練することにより形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、前記単位形状の裏面側頂部に対応する部分のみに形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
映像源側の表面には、アンチグレア処理、反射防止処理、帯電防止処理、ハードコート処理、防汚処理の少なくとも一つの処理が施されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
映像源側の表面には、正反射する成分を低減させる正反射防止層が形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項10に記載の反射スクリーンにおいて、
前記正反射防止層によるヘイズ値は、25%以上、かつ、90%以下の範囲内にあること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項10又は請求項11に記載の反射スクリーンにおいて、
前記正反射防止層は、表面に微細凹凸形状が形成されており、前記微細凹凸形状により正反射する成分を低減させること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項12に記載の反射スクリーンにおいて、
前記正反射防止層は、多数の微小ビーズと、前記微小ビーズを固着するバインダと、を有しており、
前記微小ビーズが固着されている部分は、前記微小ビーズが固着されずに前記バインダのみとなっている部分よりも映像源側へ突出して前記微細凹凸形状が形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項12又は請求項13に記載の反射スクリーンにおいて、
前記微細凹凸形状には、スクリーン面と平行となる平坦面が実質的に形成されていないこと、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項10又は請求項11に記載の反射スクリーンにおいて、
前記正反射防止層は、微小な単位レンズ形状を一次元、又は、2次元方向に配列したレンズアレイが形成されており、前記レンズアレイにより正反射する成分を低減させること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項10から請求項15までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記正反射防止層のさらに映像源側には、帯電防止処理、ハードコート処理、防汚処理の少なくとも一つの処理が前記正反射防止層の表面形状に沿って施されており、
前記正反射防止層の正反射する成分を低減させる機能を保ったまま帯電防止、ハードコート、防汚の機能を有していること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、反射率が40%以上であること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、拡散反射率Rdが10%以上、かつ、70%以下の範囲内であること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項18に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、その表面に表面拡散処理が施されていることにより前記拡散反射率Rdを前記所定の範囲内としていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、拡散反射率Rdの異なる複数の領域を組み合わせて形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項20までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射層は、高反射率の反射フィルム、又は、反射板により形成されており、
前記反射フィルム、又は、前記反射板は、前記単位形状及び前記光吸収部に対して接着層、又は、粘着層を用いて積層されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項21に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射フィルム又は前記反射板と前記単位形状及び前記光吸収部との間隔は、前記単位形状の前記反射層側の幅の内で幅の狭い側の寸法の1/2以下であること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項22までのいずれか1項に記載の反射スクリーンにおいて、
不使用時には、巻き上げることが可能であること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項23までのいずれか1項に記載の反射スクリーンの製造方法であって、
前記単位形状を樹脂により賦型する単位形状賦型工程と、
形成された前記単位形状の裏面側頂部に対応する部分にのみ前記反射層を形成する反射層形成工程と、
前記反射層を形成した後に、前記光吸収部を形成する光吸収部形成工程と、
を備える反射スクリーンの製造方法。 - 請求項1から請求項23までのいずれか1項に記載の反射スクリーンの製造方法であって、
前記単位形状を樹脂により賦型する単位形状賦型工程と、
形成された前記単位形状の間に前記光吸収部を形成する光吸収部形成工程と、
前記光吸収部を形成した後に前記反射層を形成する反射層形成工程と、
を備える反射スクリーンの製造方法。 - 請求項24又は請求項25に記載の反射スクリーンの製造方法において、
前記光吸収部形成工程は、ワイピングにより前記光吸収部を形成する材料を前記単位形状の間に充填すること、
を特徴とする反射スクリーンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005162961A JP4725198B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-06-02 | 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005026354 | 2005-02-02 | ||
JP2005026354 | 2005-02-02 | ||
JP2005162961A JP4725198B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-06-02 | 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006243691A true JP2006243691A (ja) | 2006-09-14 |
JP4725198B2 JP4725198B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=37050121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005162961A Expired - Fee Related JP4725198B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-06-02 | 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4725198B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098525A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 立体映像表示用の反射スクリーン、立体映像表示システム |
JP2015072341A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 大日本印刷株式会社 | スクリーンおよび映像表示システム |
WO2017221527A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 透明スクリーン、及び、映像表示システム |
Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6311628A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 希土類金属の製造法 |
JPH01161228A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-06-23 | Philips Gloeilampenfab:Nv | フロント投影スクリーン |
JPH04104695A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-07 | Hitachi Telecom Technol Ltd | 構内交換電話システムのダイヤルイン着信制御方式 |
JPH07128741A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Fujitsu General Ltd | 反射型スクリーン |
JPH0949907A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-18 | Arisawa Mfg Co Ltd | 反射部材及び反射型偏光スクリーン |
JPH1073808A (ja) * | 1996-05-13 | 1998-03-17 | Kuraray Co Ltd | 光拡散シート、これを用いた投写型スクリーンおよび液晶表示装置 |
JPH1097002A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-04-14 | Ind Technol Res Inst | プロジェクションスクリーン及びその製造方法 |
JPH10260475A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーン |
JP2001281416A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射防止フィルム |
JP2002107828A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Arisawa Mfg Co Ltd | 反射型スクリーン |
JP2002196119A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-07-10 | Yuka Denshi Co Ltd | 光反射シート及びこれを用いた表示画像投影用スクリーン並びに面光源装置 |
JP2003050307A (ja) * | 2001-08-06 | 2003-02-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 光拡散シートおよびプロジェクションスクリーン |
JP2003215717A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-30 | Toppan Printing Co Ltd | 透過型スクリーン |
JP2004198988A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Hitachi Chem Co Ltd | 表面凹凸形成方法、それにより得られる光学フィルム及び拡散反射板 |
WO2004072722A2 (fr) * | 2003-01-15 | 2004-08-26 | Saint-Gobain Glass France | ECRAN DE RETROPROJECTION et/ou de PROJECTION |
WO2004104695A1 (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | 反射型スクリーン |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6311628U (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-26 |
-
2005
- 2005-06-02 JP JP2005162961A patent/JP4725198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6311628A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 希土類金属の製造法 |
JPH01161228A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-06-23 | Philips Gloeilampenfab:Nv | フロント投影スクリーン |
JPH04104695A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-07 | Hitachi Telecom Technol Ltd | 構内交換電話システムのダイヤルイン着信制御方式 |
JPH07128741A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Fujitsu General Ltd | 反射型スクリーン |
JPH0949907A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-18 | Arisawa Mfg Co Ltd | 反射部材及び反射型偏光スクリーン |
JPH1073808A (ja) * | 1996-05-13 | 1998-03-17 | Kuraray Co Ltd | 光拡散シート、これを用いた投写型スクリーンおよび液晶表示装置 |
JPH1097002A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-04-14 | Ind Technol Res Inst | プロジェクションスクリーン及びその製造方法 |
JPH10260475A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーン |
JP2001281416A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 反射防止フィルム |
JP2002107828A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Arisawa Mfg Co Ltd | 反射型スクリーン |
JP2002196119A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-07-10 | Yuka Denshi Co Ltd | 光反射シート及びこれを用いた表示画像投影用スクリーン並びに面光源装置 |
JP2003050307A (ja) * | 2001-08-06 | 2003-02-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 光拡散シートおよびプロジェクションスクリーン |
JP2003215717A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-30 | Toppan Printing Co Ltd | 透過型スクリーン |
JP2004198988A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Hitachi Chem Co Ltd | 表面凹凸形成方法、それにより得られる光学フィルム及び拡散反射板 |
WO2004072722A2 (fr) * | 2003-01-15 | 2004-08-26 | Saint-Gobain Glass France | ECRAN DE RETROPROJECTION et/ou de PROJECTION |
WO2004104695A1 (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | 反射型スクリーン |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012098525A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 立体映像表示用の反射スクリーン、立体映像表示システム |
JP2015072341A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 大日本印刷株式会社 | スクリーンおよび映像表示システム |
WO2017221527A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 透明スクリーン、及び、映像表示システム |
JPWO2017221527A1 (ja) * | 2016-06-20 | 2019-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 透明スクリーン、及び、映像表示システム |
US10634989B2 (en) | 2016-06-20 | 2020-04-28 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Transparent screen and image display system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4725198B2 (ja) | 2011-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5250933B2 (ja) | 反射スクリーン、及び、反射スクリーンの製造方法 | |
JP2006243693A (ja) | 半透過型反射スクリーン、及び、半透過型反射スクリーンの製造方法 | |
KR100809772B1 (ko) | 투과형 스크린 | |
KR100882992B1 (ko) | 광 확산 시트 및 투과형 스크린 | |
WO2006082870A1 (ja) | 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法、および反射型投影システム | |
KR101152094B1 (ko) | 프레넬 렌즈 시트, 투과형 스크린 및 배면 투사형 표시장치 | |
JP5034533B2 (ja) | 反射スクリーン | |
JP5630076B2 (ja) | 反射スクリーン、映像表示システム、反射スクリーンの製造方法 | |
JP2006215162A (ja) | 反射スクリーン及び反射投影システム | |
US20100118397A1 (en) | Reduced Laser Speckle Projection Screen | |
JP2006330145A (ja) | 反射スクリーン、反射投影システム、及び、反射スクリーンの製造方法 | |
JP2006065266A (ja) | 反射スクリーン、反射投影システム、及び、反射スクリーンの製造方法 | |
JP2016062031A (ja) | 反射型スクリーン、映像表示システム | |
JP4725198B2 (ja) | 反射スクリーン、反射スクリーンの製造方法 | |
KR100567418B1 (ko) | 프레넬렌즈시트, 투과형스크린 및 배면투사형 표시장치 | |
JP6272013B2 (ja) | 反射型スクリーン、映像表示システム | |
JP2018109687A (ja) | 反射スクリーン、映像表示装置 | |
JP2015068943A (ja) | 反射スクリーン及びその製造方法並びに映像表示システム | |
JP2014115343A (ja) | 透過型スクリーン、背面投射型表示装置 | |
JP5949355B2 (ja) | 反射スクリーン、映像表示システム | |
JP5699369B2 (ja) | 立体映像表示用の反射スクリーン、立体映像表示システム | |
JP2015014649A (ja) | 反射型スクリーン、映像表示システム | |
JP2009098635A (ja) | 反射スクリーン | |
JP2018040893A (ja) | 映像表示装置 | |
JP2011232367A (ja) | 光学シート、面光源装置、透過型表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |