JP2003048590A - 自動二輪車の排気装置 - Google Patents

自動二輪車の排気装置

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JP2003048590A
JP2003048590A JP2001235381A JP2001235381A JP2003048590A JP 2003048590 A JP2003048590 A JP 2003048590A JP 2001235381 A JP2001235381 A JP 2001235381A JP 2001235381 A JP2001235381 A JP 2001235381A JP 2003048590 A JP2003048590 A JP 2003048590A
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vehicle body
exhaust
cylinder
motorcycle
engine
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JP2001235381A
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Yasushi Nakajima
泰 中島
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 前側のシリンダヘッド21に接続する排
気管23〜25を、エンジン13の右側を通して車体1
1前方から車体11後方に向けて配置するとともに車体
の右で集合させた後に車体の右に配置した右マフラ26
に連結し、後側のシリンダヘッド28に接続する排気管
31,32を、車体11後方に向けて延出し車体下方に
向け屈曲させた後に集合させるとともに車体11下部を
通した後に車体11の左に配置した左マフラ33に連結
するようにした。 【効果】 V型5気筒エンジンに適した排気管のレイア
ウトを実現することができるとともに排気管の長さを最
適な長さに設定することができる。この結果、排気効率
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、側面視で前方に前
3気筒及び後方に後2気筒が位置するようにV型5気筒
エンジンを車体略中央に搭載した自動二輪車の排気装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】自動二輪車の排気装置として、例えば
特公平7−111138号公報「自動二輪車の排気制御
装置」や特公昭61−4686号公報「自動二輪車」
が知られている。上記は、同公報の第3図及び第4図
によれば、前バンク(前気筒列)12に排気管20,2
2を接続し、これらの排気管20,22を排気制御弁3
0廻りで集合させて膨張室30に繋ぎ、この膨張室30
に排気マフラ34を繋ぎ、後バンク(後気筒列)14に
排気管24,26を接続し、これらの排気管24,26
を排気制御弁36廻りで集合させて膨張室28に繋ぎ、
この膨張室28に排気マフラ32を繋いだものであっ
て、前バンク(前気筒列)12からの排気系及び後バン
ク(後気筒列)14からの排気系を左右に分けて配置し
たものである。 【0003】上記は、同公報の第1図及び第2図によ
れば、前部シリンダブロックCBfに上流分岐部28,
28を介して前部排気管29を接続し、この前部排気管
29に排気マフラ32を接続し、後部シリンダブロック
CBrに上流分岐部30,30を介して後部排気管31
を接続し、この後部排気管31に排気マフラ33を接続
したものであって、前部シリンダブロックCBfからの
排気系に後部シリンダブロックCBrからの排気系を上
に配置したものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の自動
二輪車の排気制御装置では、前バンク(前気筒列)12
からの排気系及び後バンク(後気筒列)14からの排気
系を左右に分けて配置したものであるが、V型5気筒エ
ンジンを搭載した自動二輪車の場合の排気装置としては
必ずしも最適な排気系レイアウトにはならない。また、
上記の自動二輪車では、前部シリンダブロックCBf
からの排気系に後部シリンダブロックCBrからの排気
系を上下配置したものであるが、上記と同様のことが
言える。すなわち、V型5気筒エンジンを搭載した自動
二輪車の場合の排気装置として最適な排気系レイアウト
が望まれる。 【0005】そこで、本発明の目的は、V型5気筒エン
ジンに適した排気管のレイアウトを実現するとともに、
排気効率を向上することができる自動二輪車の排気装置
を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の自動二輪車の排気装置は、側面視で前方に
前3気筒及び後方に後2気筒が位置するようにV型5気
筒エンジンを車体略中央に搭載した自動二輪車におい
て、前3気筒に接続する排気管を、エンジンの一方側を
通して車体前方から車体後方に向けて配置するとともに
車体の左右の一方で集合させた後に車体の左右の他方に
配置した第1の消音器に連結し、後2気筒に接続する排
気管を、車体後方に向けて延出し車体下方に向け屈曲さ
せた後に集合させるとともに車体下部を通した後に車体
の左右の一方に配置した第2の消音器に連結したことを
特徴とする。 【0007】V型5気筒エンジンでは5本の排気管をど
のような組合せで集合させ、集合させた排気管をどのよ
うな経路で消音器に繋ぐかが、2気筒又は4気筒のエン
ジンに比べ難しい。そこで、前3気筒に接続する排気管
を、エンジンの一方側を通して車体前方から車体後方に
向けて配置するとともに車体の左右の一方で集合させた
後に車体の左右の他方に配置した第1の消音器に連結
し、後2気筒に接続する排気管を、車体後方に向けて延
出し車体下方に向け屈曲させた後に集合させるとともに
車体下部を通した後に車体の左右の一方に配置した第2
の消音器に連結することで、V型5気筒エンジンに適し
た排気管レイアウトを実現する。また、後2気筒に接続
する排気管を、車体後方に向けて延出し車体下方に向け
屈曲させた後に集合させることで、排気管の長さを最適
な長さに設定する。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る排気装置を搭載した自
動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、ヘッドパ
イプ11から車体後方でやや下方に左右一対のメインフ
レーム12,12(奥側のメインフレーム12は不図
示)を延ばし、これらのメインフレーム12,12の下
部にV型5気筒エンジン13を取付けるとともにメイン
フレーム12,12の後部にピボット軸14を介してス
イングアーム15を上下スイング可能に取付け、このス
イングアーム15の前部上部にリヤクッションユニット
16の上端を取付けるとともにスイングアーム15の後
端部に後輪17を取付け、リヤクッションユニット16
の下端をリンク装置18を介してメインフレーム12の
後部下端部に取付け、エンジン13の前側のシリンダヘ
ッド21から気筒毎に設けた排気管23〜25を後方へ
延ばし、これらの排気管23〜25を奥側の第1の消音
器としての右マフラ26に連結し、エンジン13の後側
のシリンダヘッド28から気筒毎に設けた排気管31,
32を後方へ延ばし、これらの排気管31,32を手前
側の第2の消音器としての左マフラ33に連結し、メイ
ンフレーム12,12の上部から後方へシートを兼ねる
シートカウル34を延ばし、このシートカウル34の内
側に燃料タンク35を取付け、この燃料タンク35内に
燃料ポンプ36を配置したオンロード用の自動二輪車で
ある。 【0009】なお、エンジン13は、前側のシリンダヘ
ッド21に3つの気筒を有し、後側のシリンダヘッド2
8は2つの気筒を有するV型5気筒エンジンであり、側
面視で前方に前3気筒及び後方に後2気筒が位置するよ
うに搭載したものである。 【0010】ここで、41はヘッドパイプ11に回転可
能に取付けたフロントフォーク、42はフロントフォー
ク41の下端に取付けた前輪、43は前輪42の上方を
覆うフロントフェンダ、44はアッパカウル、45はミ
ドルカウル、46はロアカウル、48はラジエータ、5
1はタンクカバーである。また、60は本発明に係る自
動二輪車の排気装置であり、V型5気筒エンジン13に
適した排気管のレイアウトを実現するとともに排気管2
3〜25及び排気管31,32の長さを最適な長さに設
定し、排気効率を向上を図った排気装置である。 【0011】図2は本発明に係る排気装置を搭載した自
動二輪車の要部斜視図であり、自動二輪車の排気装置6
0(以下、「排気装置60」と略記する)は、図1で説
明した前側のシリンダヘッド21から気筒毎に延ばした
排気管23〜25と、これらの排気管23〜25の先を
集合させる集合管61と、この第1集合管61の先に取
付けた右マフラ26と、この右マフラ26の先に取付け
た右テールパイプ63と、図1で説明した後側のシリン
ダヘッド28から気筒毎に延ばした排気管31,32
と、これらの排気管31,32の先を集合させる集合管
62と、この集合管62の先に取付けた左マフラ33
と、この左マフラ33の先に取付けた左テールパイプ6
4と、からなる。 【0012】排気装置60は、前側のシリンダヘッド2
1に接続する排気管23〜25を、エンジン13(図1
参照)の右側を通して車体11前方から車体11後方に
向けて配置するとともに車体の右で集合させた後に車体
の右に配置した右マフラ26に連結し、後側のシリンダ
ヘッド28に接続する排気管31,32を、車体11後
方に向けて延出し車体下方に向け屈曲させた後に集合さ
せるとともに車体11下部を通した後に車体11の左に
配置した左マフラ33に連結するようにしたものであ
る。 【0013】言い換えれば、排気装置60は、側面視で
前方に前3気筒及び後方に後2気筒が位置するようにV
型5気筒エンジン13を車体略中央に搭載した自動二輪
車10において、前3気筒に接続する排気管23〜25
を、エンジン13の一方側を通して車体11前方から車
体11後方に向けて配置するとともに車体11の左右の
一方で集合させた後に車体11の左右の他方に配置した
第1の消音器(右マフラ26)に連結し、後2気筒に接
続する排気管31,32を、車体11後方に向けて延出
し車体11下方に向け屈曲させた後に集合させるととも
に車体11下部を通した後に車体11の左右の一方に配
置した第2の消音器(左マフラ33)に連結したもので
あると言える。 【0014】図3は図2の3矢視図であり、排気装置6
0を搭載した自動二輪車10の要部下面図である。な
お、Lは左側、Rは右側を示す。V型5気筒エンジン1
3では5本の排気管23〜25及び排気管31,32を
どのような組合せで集合させ、集合させた排気管23〜
25及び排気管31,32をどのような経路で消音器
(左・右マフラ33,26)に繋ぐかが、2気筒又は4
気筒のエンジンに比べ難しい。 【0015】そこで、排気装置60は、前3気筒に接続
する排気管23〜25を、エンジン13の一方側を通し
て車体11前方から車体11後方に向けて配置するとと
もに車体11の左右の一方で集合させた後に車体11の
左右の他方に配置した第1の消音器(右マフラ26)に
連結し、後2気筒に接続する排気管31,32を、車体
11後方に向けて延出し車体下方に向け屈曲させた後に
集合させるとともに車体11下部を通した後に車体11
の左右の一方に配置した第2の消音器(左マフラ33)
に連結することで、V型5気筒エンジン13に適した排
気管レイアウトを実現するとともに排気管23〜25及
び排気管31,32の長さを最適な長さに設定し、排気
効率を向上させようとするものである。 【0016】以上に述べた排気装置60の作用を次に説
明する。図4本発明に係る自動二輪車の排気装置の作用
説明図であり、排気装置60のエンジン13(図1参
照)への接続状態を示す。ここで、〜はエンジン1
3の気筒の番号を表し、は1番気筒、は5番気筒で
ある。すなわち、排気管23は1番気筒に接続し、排気
管24は3番気筒に接続し、排気管25は5番気筒に接
続し、排気管31は2番気筒に接続し、排気管32は4
番気筒に接続したことを示す。 【0017】排気装置60は、前側のシリンダヘッド2
1(図1参照)に接続する排気管23〜25を、エンジ
ン13(図1参照)の右側を通して車体11前方から車
体11後方に向けて配置するとともに車体の右で集合さ
せた後に車体の右に配置した右マフラ26に連結し、後
側のシリンダヘッド28(図1参照)に接続する排気管
31,32を、車体11後方に向けて延出し車体下方に
向け屈曲させた後に集合させるとともに車体11下部を
通した後に車体11の左に配置した左マフラ33に連結
するようにしたので、V型5気筒エンジン13に適した
排気管レイアウトを実現することができる。また、排気
管31,32を、車体11後方に向けて延出し車体下方
に向け屈曲させた後に集合させたので、排気管31,3
2の長さを最適な長さに設定することができる。この結
果、排気効率を向上させることができる。 【0018】尚、実施の形態では図1に示すように、オ
ンロード用の自動二輪車の排気装置60として説明した
が、これに限るものではなく、オフロード用の自動二輪
車の排気装置であってもよい。 【0019】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、前3気筒に接続する排気管を、エ
ンジンの一方側を通して車体前方から車体後方に向けて
配置するとともに車体の左右の一方で集合させた後に車
体の左右の他方に配置した第1の消音器に連結し、後2
気筒に接続する排気管を、車体後方に向けて延出し車体
下方に向け屈曲させた後に集合させるとともに車体下部
を通した後に車体の左右の一方に配置した第2の消音器
に連結したので、V型5気筒エンジンに適した排気管の
レイアウトを実現することができる。また、後2気筒に
接続する排気管を、車体後方に向けて延出し車体下方に
向け屈曲させた後に集合させたので、排気管の長さを最
適な長さに設定することができる。この結果、排気効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の
側面図 【図2】本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の
要部斜視図 【図3】図2の3矢視図 【図4】本発明に係る自動二輪車の排気装置の作用説明
図 【符号の説明】 10…自動二輪車、11…車体、13…エンジン、23
〜25…排気管、26…第1の消音器(右マフラ)、3
1,32…排気管、33…第2の消音器(左マフラ)、
60…排気装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 側面視で前方に前3気筒及び後方に後2
    気筒が位置するようにV型5気筒エンジンを車体略中央
    に搭載した自動二輪車において、 前記前3気筒に接続する排気管を、エンジンの一方側を
    通して車体前方から車体後方に向けて配置するとともに
    車体の左右の一方で集合させた後に車体の左右の他方に
    配置した第1の消音器に連結し、前記後2気筒に接続す
    る排気管を、車体後方に向けて延出し車体下方に向け屈
    曲させた後に集合させるとともに車体下部を通した後に
    車体の左右の一方に配置した第2の消音器に連結したこ
    とを特徴とする自動二輪車の排気装置。
JP2001235381A 2001-08-02 2001-08-02 自動二輪車の排気装置 Pending JP2003048590A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016672A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007016672A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車

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