JP2003048517A - ウォッシャ装置 - Google Patents

ウォッシャ装置

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JP2003048517A
JP2003048517A JP2001235668A JP2001235668A JP2003048517A JP 2003048517 A JP2003048517 A JP 2003048517A JP 2001235668 A JP2001235668 A JP 2001235668A JP 2001235668 A JP2001235668 A JP 2001235668A JP 2003048517 A JP2003048517 A JP 2003048517A
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pump
wiper
washer
wiper blade
contact plate
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Application number
JP2001235668A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ohashi
弥寿夫 大橋
Masayuki Shimoyama
正之 下山
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構造でもって切換作動を可能と
するウォッシャ装置を提供する。 【解決手段】 通電方向の切換えによりそれぞれ作動さ
れる第1、第2のポンプ1、2をもつウォッシャポンプ
3と、第1のポンプ1に連通接続された第1のノズル
と、第2のポンプ2に連通接続された第2のノズルと、
ワイパブレード35、36が往動する際に第1のポンプ
1を駆動させるようにウォッシャポンプ3に通電経路を
形成し、一方、ワイパブレード35、36が復動すると
きに第2のポンプ2を駆動させるようにウォッシャポン
プ3に通電経路を形成する駆動回路6を備えているウォ
ッシャ装置20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のウイン
ドシールドガラスを払拭するワイパブレードの動きに連
動して洗浄液を噴射するウォッシャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のウォッシャ装置は、ワイパブレ
ードが往動する際に洗浄液を噴出するノズルと、ワイパ
ブレードが復動する際に洗浄液を噴出するノズルとのそ
れぞれに洗浄液を切換えて送給するための切換弁が、ワ
イパブレードの回動中心であるピボット軸の回動により
作動するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のウォ
ッシャ装置では、切換弁がピボット軸の回動により切換
作動される機械的なものであったため、複雑な構造にな
るとともに、水漏れが発生すると、ピボット軸に水がか
かり、回動部分の動きに支障を来たすという問題点があ
った。
【0004】
【発明の目的】この発明は、極めて簡単な構造でもって
切換作動を可能とするウォッシャ装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるウォッシャ装置では、第1、第2のポンプをもち、
第1の通電方向により第1のポンプが駆動され、第2の
通電方向により第2のポンプが駆動されるウォッシャポ
ンプと、第1のポンプに連通接続された第1のノズル
と、第2のポンプに連通接続された第2のノズルと、ワ
イパブレードが往動する際に第1のポンプを駆動させる
ようにウォッシャポンプに通電経路を形成し、一方、ワ
イパブレードが復動するときに第2のポンプを駆動させ
るようにウォッシャポンプに通電経路を形成する駆動回
路と、を備えている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係るウォッシャ装置
では、請求項1の構成に加え、駆動回路には、第1、第
2のコンタクトプレートをもち、通電によりワイパブレ
ードを払拭動させるワイパモータの出力軸に連結された
接点プレートと、ワイパブレードが往動するときに第1
のコンタクトプレートに接続されることにより第1のポ
ンプを駆動させる通電経路をウォッシャポンプに形成
し、一方、ワイパブレードが復動するときに前記第2の
コンタクトプレートに接続されることにより第2のポン
プを駆動させる通電経路をウォッシャポンプに形成する
コンタクタとが備えられている構成としたことを特徴と
している。
【0008】この発明の請求項3に係るウォッシャ装置
では、第1、第2のポンプをもち、第1の通電方向によ
り第1のポンプが駆動され、第2の通電方向により第2
のポンプが駆動されるウォッシャポンプと、第1のポン
プに連通接続され、往動するワイパブレードの前方近傍
に洗浄液を噴出可能に配置された第1のノズルと、第2
のポンプに連通接続され、復動するワイパブレードの前
方近傍に洗浄液を噴出可能に配置された第2のノズル
と、第1、第2のコンタクトプレートをもち、通電によ
りワイパブレードを払拭動させるワイパモータの出力軸
に連結された接点プレートと、ワイパブレードが往動す
るときに第1のコンタクトプレートに接続されることに
より第1のポンプを駆動させるようにウォッシャポンプ
に通電経路を形成し、一方、ワイパブレードが復動する
ときに第2のコンタクトプレートに接続されることによ
り第2のポンプを駆動させるようにウォッシャポンプに
通電経路を形成するコンタクタと、を備えている構成と
したことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係るウォッシャ装置
では、請求項1、2または3のいずれかの構成に加え、
第1、第2のノズルは、ワイパブレードに取付けられて
いる構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係るウォッシャ装置
では、請求項1、2または3のいずれかの構成に加え、
ワイパブレードはワイパアームに装着されており、第2
のノズルのみワイパアームに取付けられている構成とし
たことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用】この発明に係わるウォッシャ装置におい
て、ウォッシャポンプは、通電方向の切換えにより第
1、第2のポンプが別々に作動される。そして、駆動回
路により、ワイパブレードが往動する際に第1のポンプ
を駆動させるようにウォッシャポンプに通電経路が形成
され、一方、ワイパブレードが復動するときに第2のポ
ンプを駆動させるようにウォッシャポンプに通電経路が
形成される。それ故、第1、第2のノズルへの洗浄液の
送給は、機械的な切換弁を介すことなく、駆動回路によ
る通電経路の切換えのみによって切換作動される。
【0012】
【発明の実施の形態】
【0013】
【実施例】図1ないし図3には、この発明に係るウォッ
シャ装置の第1実施例が示されている。図示するウォッ
シャ装置20は、第1,第2のポンプ1,2をもつウォ
ッシャポンプ3、一対の第1のノズル4,4、一対の第
2のノズル5,5、駆動回路6から構成されており、ワ
イパ装置30に連動する。駆動回路6は、第1,第2の
コンタクトプレート7,8をもつ接点プレート9、第
1,第2のコンタクタ10,11、電源12、スイッチ
13から構成されている。ワイパ装置30は、ワイパモ
ータ31、リンク機構32、第1,第2のワイパアーム
33,34、第1,第2のワイパブレード35,36か
ら構成されている。リンク機構32には、モータアーム
37、第1のリンクコンロッド38、第2のリンクコン
ロッド39、第1のピボットアーム40、第2のピボッ
トアーム41が備えられている。
【0014】ウォッシャポンプ3は、第1のブラシ3a
がスイッチ13の常開固定接点13aに接続され、第2
のブラシ3bが第1のコンタクタ10に接続されてい
る。第1のポンプ1は、ウォッシャタンク(図示しな
い、)に連通されているとともに第1の送給管(図示し
ない、)を通じて第1のノズル4,4にそれぞれ連通接
続されている。第2のポンプ2は、ウォッシャタンク
(図示しない、)に連通されているとともに第2の送給
管(図示しない、)を通じて第2のノズル5,5にそれ
ぞれ連通接続されている。ウォッシャポンプ3は、第2
のブラシ3bから第1のブラシ3aに通電されると、第
1のポンプ1が作動され、ウォッシャタンクに貯蔵され
た洗浄液を第1のノズル4,4からそれぞれ噴出させ
る。これに反して、ウォッシャポンプ3は、第1のブラ
シ3aから第2のブラシ3bに通電されると、第2のポ
ンプ2が作動され、ウォッシャタンクに貯蔵された洗浄
液を第2のノズル5,5からそれぞれ噴出させる。
【0015】駆動回路6において、スイッチ13の可動
接点13bは、第2のコンタクタ11に接続されてい
る。第1,第2のコンタクトプレート7,8は接点プレ
ート9上に配置されている。接点プレート9は、ワイパ
モータ31内に組み込まれて、ワイパモータ31に備え
られた出力軸31aに結合されているため、出力軸31
aとともに回転する。第1のコンタクトプレート7は電
源12に常時接続されている。第2のコンタクトプレー
ト8は常時接地されている。第1のコンタクトプレート
7は、接点プレート9が回転するのにともない、接点プ
レート9の半回転に対応して第1のコンタクタ10に接
続されて第1のコンタクタ10を電源12に接続する一
方、接点プレート9の残りの半回転に対応して第2のコ
ンタクタ11に接続されて第2のコンタクタ11を電源
12に接続する形状にされている。第2のコンタクトプ
レート8は、第1のコンタクトプレート10に相反する
ようにして、接点プレート9の半回転に対応して第2の
コンタクタ11に接続されて第2のコンタクタ11を接
地に接続する一方、接点プレート9の残りの半回転に対
応して第1のコンタクタ10に接続されて第1のコンタ
クタ10を接地に接続する形状にされている。接点プレ
ート9の半回転は、第1,第2のワイパブレード35,
36が第1の反転位置Aから第2の反転位置Bまで往動
するのに対応している。接点プレート9の残りの半回転
は、第1,第2のワイパブレード35,36が第2の反
転位置Bから第1の反転位置Aまで復動するのに対応し
ている。つまり、駆動回路6では、ワイパモータ31の
出力軸31aが半回転して第1,第2のワイパブレード
35,36が第1の反転位置Aから第2の反転位置Bま
で往動する間に、第1のコンタクタ10が電源12に接
続されるとともに第2のコンタクタ11が接地に接続さ
れることによってウォッシャポンプ3の第2のブラシ3
bから第1のブラシ3aに向けた通電経路を形成して第
1のポンプ1をオンさせる。このとき、第1のコンタク
トプレート7には、第1,第2のワイパブレード35,
36が第2の反転位置Bに到達する寸前において、第2
のコンタクタ11の接地経路を遮断することによって、
第1のポンプ1をオフするため予め定められた角度範囲
をもつ無噴射領域θ1が形成されている。駆動回路6で
は、ワイパモータ31の出力軸31aがもう半回転して
第1,第2のワイパブレード35,36が第2の反転位
置Bから第1の反転位置Aまで復動する間に、第2のコ
ンタクタ11が電源12に接続されるとともに第1のコ
ンタクタ10が接地に接続されることによってウォッシ
ャポンプ3の第1のブラシ3aから第2のブラシ3bに
向けた通電経路を形成して第2のポンプ2をオンさせ
る。このとき、第2のコンタクトプレート8には、第
1,第2のワイパブレード35,36が第1の反転位置
Aに到達する寸前において、第2のコンタクタ11の電
源経路を遮断することによって、第2のポンプ2をオフ
するため予め定められた角度範囲をもつ無噴射領域θ2
が形成されている。
【0016】ワイパモータ31は、ワイパ制御回路に電
気的に接続されている。ワイパモータ31には、ワイパ
制御回路に備えられたワイパスイッチがオンされること
による通電によって図1中の反時計回転方向に回転する
出力軸31aが備えられている。出力軸31aには、モ
ータアーム37の基端部が固定されている。モータアー
ム37の先端部には、第1のリンクコンロッド38の一
端部が回動自在に結合されている。第1のリンクコンロ
ッド38の他端部は第1のピボットアーム40の先端部
に回動自在に結合されている。第1のピボットアーム4
0の基端部は第1のピボット軸42に結合されている。
第1のピボットアーム40の先端部には、第2のリンク
コンロッド39の一端部が回動自在に結合されている。
第2のリンクコンロッド39の他端部は第2のピボット
アーム41の先端部に回動自在に結合されている。第2
のピボットアーム41の基端部は第2のピボット軸43
に結合されている。第1,第2のピボット軸42,43
は、車体パネルから突出して配置される。そして、第1
のピボット軸42の車体パネル上には第1のワイパアー
ム33の基端部が固定される。第1のワイパアーム33
の先端部には第1のワイパブレード35が装着される。
第2のピボット軸43の車体パネル上には第2のワイパ
アーム34の基端部が固定される。第2のワイパアーム
34の先端部には第2のワイパブレード36が装着され
る。ワイパモータ31の出力軸31aが回転すると、モ
ータアーム37が回転され、モータアーム37の回転が
第1,第2のリンクコンロッド38,39を介して第
1,第2のピボットアーム40,41の往復回動に変換
され、第1,第2のワイパアーム33,34が図2に示
されるウインドシールドガラス50上を往復で揺動さ
れ、第1,第2のワイパアーム33,34に内蔵された
アームスプリングによって、第1,第2のワイパブレー
ド35,36がフロントウインドシールドガラス50の
第1の反転位置Aと第2の反転位置Bとの間での払拭面
51を往復で拭う。ワイパモータ31には、ワイパ定位
置停止回路(図示しない、)が内蔵されている。このワ
イパ定位置停止回路は、第1,第2のワイパブレード3
5,36が払拭途中であって、第1の反転位置Aに到達
していないときに、ワイパ制御回路のワイパスイッチが
オフされた際、第1,第2のワイパブレード35,36
が第1の反転位置Aに到達するまで通電経路を形成し続
け、第1,第2のワイパブレード35,36が第1の反
転位置Aに到達したところで通電経路をカットオフする
機能をもつ。このとき、第1,第2のワイパブレード3
5,36が第1の反転位置Aに到達したところで、ワイ
パ定位置停止回路とは別に、ワイパ制御回路によりワイ
パモータ31に対する通電経路が逆転されるため、第
1,第2のワイパブレード35,36が第1の反転位置
Aの下方の格納位置まで移動されて停止される。駆動回
路6のスイッチ13がオンされた際の信号は、ワイパ制
御回路にも与えられ、第1,第2のワイパブレード3
5,36で払拭面51を初回拭きするために用いられ
る。そして、駆動回路6のスイッチ13がオフされるま
でワイパ制御回路は第1,第2のワイパブレード35,
36で払拭面51を払拭させ続け、駆動回路6のスイッ
チ13がオフされた際の信号により、ワイパ制御回路は
払拭面51を後拭きするため第1,第2のワイパブレー
ド35,36を一往復だけ作動させて停止させる。
【0017】第1のノズル4,4は、図2(a)に示さ
れる第1の反転位置Aにある第1,第2のワイパブレー
ド35,36の上部にそれぞれ取付けられている。第2
のノズル5,5は、第1,第2のワイパブレード35,
36の下部にそれぞれ取付けられている。第1、第2の
ノズル4,4、5,5には、それぞれ複数個の噴出口
(ここでは5個が選ばれている。)が形成されている。
【0018】このような構造をなすウォッシャ装置20
において、図2(a)に示されるように、第1,第2の
ワイパブレード35,36が第1の反転位置Aにある状
態で、駆動回路6のスイッチ13がオンされると、第1
のコンタクタ10が電源12に接続されるとともに第2
のコンタクタ11が接地に接続されることによってウォ
ッシャポンプ3の第1のポンプ1が作動され、第1のノ
ズル4,4から第1,第2のワイパブレード35,36
の前方近傍の払拭面51に向け洗浄液が噴射され、同時
に、ワイパ制御回路により第1,第2のワイパブレード
35,36が往動を開始する。図2(b)に示されるよ
うに、駆動回路6のスイッチ13がオンされている間、
第1のノズル4,4から第1,第2のワイパブレード3
5,36の前方近傍の払拭面51に向け洗浄液が噴射さ
れ続け、第1,第2のワイパブレード35,36が第2
の反転位置Bに向け払拭動される。第1,第2のワイパ
ブレード35,36は、やがて第2の反転位置Bに到達
し、第1の反転位置Aに向け反転される。図3(a)に
示されるように、第1,第2のワイパブレード35,3
6が第2の反転位置Bから第1の反転位置Aに向け復動
を開始すると、第2のコンタクタ11が電源12に接続
されるとともに第1のコンタクタ10が接地に接続され
ることによってウォッシャポンプ3の第2のポンプ2が
作動され、第2のノズル5,5から第1,第2のワイパ
ブレード35,36の前方近傍の払拭面51に向け洗浄
液が噴射される。図3(b)に示されるように、第2の
ノズル5,5から第1,第2のワイパブレード35,3
6の前方近傍の払拭面51に向け洗浄液が噴射され続
け、第1,第2のワイパブレード35,36が第1の反
転位置Aに向け払拭動される。第1,第2のワイパブレ
ード35,36は、やがて第1の反転位置Aに到達して
反転され、駆動回路6のスイッチ13がオンされている
間、この動作が繰り返えし行われる。そして、第1,第
2のワイパブレード35,36が払拭作動の途中である
ときに、駆動回路6のスイッチ13がオフされると、ワ
イパ制御回路は払拭面51を後拭きするため第1,第2
のワイパブレード35,36を一往復だけ作動させ、第
1,第2のワイパブレード35,36が第1の反転位置
Aに到達したところで通電経路がカットオフされ、第
1,第2のワイパブレード35,36が第1の反転位置
Aに到達したところで、ワイパ制御回路によりワイパモ
ータ31に対する通電経路が逆転されて、第1,第2の
ワイパブレード35,36が第1の反転位置Aの下方の
格納位置まで移動されて停止される。
【0019】図4および図5には、この発明に係るウォ
ッシャ装置の第2実施例が示されている。この場合のウ
ォッシャ装置20では、第2のノズル5が単一にされ、
第2のワイパアーム34にのみ取付けられており、他の
部位は第1実施例と同一にされている。図4(a),図
4(b)に示されるように、第1のノズル4,4は、第
1実施例と同様にして、第1,第2のワイパブレード3
5,36が往動する際に、第1,第2のワイパブレード
35,36の前方近傍の払拭面51に向け洗浄液を噴射
する。第2のノズル5は、図5(a),図5(b)に示
すように、第1,第2のワイパブレード35,36が復
動する際に、第2のワイパアーム34から第1,第2の
ワイパブレード35,36の前方近傍の払拭面51に向
け洗浄液を噴射する。このとき、第1のワイパブレード
35の前方近傍には、ノズルを介して洗浄液が直接的に
噴射されていないが、第1,第2のワイパブレード3
5,36が往動する際に第1のノズル4,4から噴射さ
れた洗浄液が払拭面51の上部から下方に向けて流れて
きているとともに、第2のノズル5から復動途中にある
第1のワイパブレード35の前方近傍にも洗浄液が噴射
されているため、払拭面51上において洗浄液の不足を
少ずることがない。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るウォッシャ装置によれば、ウォッシャポンプは、通電
方向の切換えにより第1、第2のポンプが別々に作動さ
れる。そして、駆動回路により、ワイパブレードが往動
する際に第1のポンプを駆動させるようにウォッシャポ
ンプに通電経路が形成され、一方、ワイパブレードが復
動するときに第2のポンプを駆動させるようにウォッシ
ャポンプに通電経路が形成される。それ故、第1、第2
のノズルへの洗浄液の送給は、機械的な切換弁を介すこ
となく、駆動回路による通電経路の切換えのみによって
切換作動される。よって、極めて簡単な構造でもって切
換作動を可能とすることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るウォッシャ装置の第1実施例の
全体外観図である。
【図2】(a)、(b)は図1に示したウォッシャ装置
の動きを説明するそれぞれ正面図である。
【図3】(a)、(b)は図1に示したウォッシャ装置
の動きを説明するそれぞれ正面図である。
【図4】(a)、(b)はこの発明に係るウォッシャ装
置の第2実施例においての動きを説明するそれぞれ正面
図である。
【図5】(a)、(b)は図4に示したウォッシャ装置
の動きを説明するそれぞれ正面図である。
【符号の説明】
1 第1のポンプ 2 第2のポンプ 3 ウォッシャポンプ 4 第1のノズル 5 第2のノズル 6 駆動回路 7 第1のコンタクトプレート 8 第2のコンタクトプレート 9 接点プレート 10 (コンタクタ)第1のコンタクタ 11 (コンタクタ)第2のコンタクタ 31 ワイパモータ 31a 出力軸 34 (ワイパアーム)第2のワイパアーム 35 (ワイパブレード)第1のワイパブレード 36 (ワイパブレード)第2のワイパブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA02 AC01 AC02 AD02 AD09 AE11 AE57 AE76 AF02 AF10 AG01 AG52 AG57

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2のポンプをもち、第1の通電
    方向により該第1のポンプが駆動され、第2の通電方向
    により該第2のポンプが駆動されるウォッシャポンプ
    と、 前記第1のポンプに連通接続された第1のノズルと、 前記第2のポンプに連通接続された第2のノズルと、 ワイパブレードが往動する際に前記第1のポンプを駆動
    させるように前記ウォッシャポンプに通電経路を形成
    し、一方、ワイパブレードが復動するときに前記第2の
    ポンプを駆動させるように該ウォッシャポンプに通電経
    路を形成する駆動回路と、を備えていることを特徴とす
    るウォッシャ装置。
  2. 【請求項2】 駆動回路には、第1、第2のコンタクト
    プレートをもち、通電によりワイパブレードを払拭動さ
    せるワイパモータの出力軸に連結された接点プレート
    と、ワイパブレードが往動するときに第1のコンタクト
    プレートに接続されることにより第1のポンプを駆動さ
    せる通電経路をウォッシャポンプに形成し、一方、ワイ
    パブレードが復動するときに前記第2のコンタクトプレ
    ートに接続されることにより第2のポンプを駆動させる
    通電経路をウォッシャポンプに形成するコンタクタとが
    備えられていることを特徴とする請求項1に記載のウォ
    ッシャ装置。
  3. 【請求項3】 第1、第2のポンプをもち、第1の通電
    方向により該第1のポンプが駆動され、第2の通電方向
    により該第2のポンプが駆動されるウォッシャポンプ
    と、 前記第1のポンプに連通接続され、往動するワイパブレ
    ードの前方近傍に洗浄液を噴出可能に配置された第1の
    ノズルと、 前記第2のポンプに連通接続され、復動するワイパブレ
    ードの前方近傍に洗浄液を噴出可能に配置された第2の
    ノズルと、 第1、第2のコンタクトプレートをもち、通電によりワ
    イパブレードを払拭動させるワイパモータの出力軸に連
    結された接点プレートと、 前記ワイパブレードが往動するときに前記第1のコンタ
    クトプレートに接続されることにより前記第1のポンプ
    を駆動させるように前記ウォッシャポンプに通電経路を
    形成し、一方、ワイパブレードが復動するときに前記第
    2のコンタクトプレートに接続されることにより前記第
    2のポンプを駆動させるように該ウォッシャポンプに通
    電経路を形成するコンタクタと、を備えていることを特
    徴とするウォッシャ装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2のノズルは、ワイパブレード
    に取付けられていることを特徴とする請求項1、2また
    は3のいずれかに記載のウォッシャ装置。
  5. 【請求項5】 ワイパブレードはワイパアームに装着さ
    れており、第2のノズルのみ前記ワイパアームに取付け
    られていることを特徴とする請求項1、2または3のい
    ずれかに記載のウォッシャ装置。
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