JP2016132381A - ウォッシャ噴射装置 - Google Patents

ウォッシャ噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016132381A
JP2016132381A JP2015008866A JP2015008866A JP2016132381A JP 2016132381 A JP2016132381 A JP 2016132381A JP 2015008866 A JP2015008866 A JP 2015008866A JP 2015008866 A JP2015008866 A JP 2015008866A JP 2016132381 A JP2016132381 A JP 2016132381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
nozzle
pump
discharge pressure
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015008866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6029695B2 (ja
Inventor
佐々木 毅
Takeshi Sasaki
毅 佐々木
達也 大丸
Tatsuya Daimaru
達也 大丸
泰介 後藤
Taisuke Goto
泰介 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015008866A priority Critical patent/JP6029695B2/ja
Priority to US14/997,791 priority patent/US20160207504A1/en
Priority to CN201610034391.8A priority patent/CN105799658B/zh
Publication of JP2016132381A publication Critical patent/JP2016132381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6029695B2 publication Critical patent/JP6029695B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/481Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means
    • B60S1/482Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means combined with the operation of windscreen wipers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

【課題】ワイパアームに設けられたウォッシャノズルの高さ位置に拘らず所定量のウォッシャ液を噴射させること。【解決手段】ウォッシャ噴射装置10は、車両に設けられたウィンドウガラスであるフロントガラス2を払拭するワイパブレード12と、ワイパブレード12を支持するワイパアーム11と、ワイパアーム11を少なくとも上下方向に変位させる駆動機構としてのワイパモータ14と、ウィンドウガラスにウォッシャ液を噴射するウォッシャノズル13と、ウォッシャノズル13にウォッシャ液を供給するウォッシャポンプ16と、ウォッシャポンプ16の吐出圧を制御する制御部19とを備える。ノズル13が、ブレード12又はアーム11に設けられ、制御部19が、アーム11の位置が低いときよりも、高いときの方がポンプ16の吐出圧が高くなる制御を行うように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のフロントガラス等にウォッシャ液を噴射するウォッシャ噴射装置に関する。
車両のフロントガラスにウォッシャ液を噴射する装置として、特許文献1に記載のワイパ装置がある。この装置は、ワイパアームにウォッシャノズルを設け、ワイパモータでワイパアームを円弧状に往復動作させている。この際、ワイパアームの往動時に往路側のみにウォッシャ液を噴射し、復動時に復路側のみにウォッシャ液を噴射するようになっている。これによって、運転者の視界を阻害することなくかつ良好に払拭面を洗浄することができ、ワイパモータに過負荷を加えることなくスムーズに洗浄することが可能となっている。
実公平6−27482号公報
しかし、特許文献1の装置においては、ワイパアームにウォッシャノズルが設けられているので、ワイパアームの円弧動作によりウォッシャノズルの高さが異なる。例えば、ワイパアームが水平状態の場合よりも、水平に対する垂直状態の場合の方が、ウォッシャノズルの高さが高くなる(図2のウォッシャノズル13を参照)。この際、ウォッシャポンプの吐出圧が同じだと、アームが水平状態よりも垂直状態の方がノズル位置が高くなるのでウォッシャ液の噴射量が少なくなる。
つまり、ノズルの高さに応じてウォッシャ液の噴射量が異なってしまうので、狙いの噴射量に対して過不足が生じてしまうという問題がある。噴射量が不足する場合、例えばフロントガラスの洗浄性を悪化させてしまい、噴射量が過剰な場合、例えばウォッシャタンクのウォッシャ液の目減りが早くなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ワイパアームに設けられたウォッシャノズルの高さ位置に拘らず所定量のウォッシャ液を噴射させることができるウォッシャ噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、車両に設けられたウィンドウガラスを払拭するワイパブレードと、前記ワイパブレードを支持するワイパアームと、前記ワイパアームを少なくとも上下方向に変位させるモータを含む駆動機構と、前記ウィンドウガラスにウォッシャ液を噴射するウォッシャノズルと、前記ウォッシャノズルにウォッシャ液を供給するウォッシャポンプと、前記ウォッシャポンプの吐出圧を制御する制御手段と、を備え、前記ウォッシャノズルは、前記ワイパブレード又は前記ワイパアームに設けられ、前記制御手段は、前記ワイパアームの位置が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、ウォッシャノズル(ノズル)の高さが高い程に、ウォッシャポンプ(ポンプ)の吐出圧を高くすることができる。このため、ワイパアーム(アーム)に設けられたウォッシャノズルの高さ位置に拘らず所定量のウォッシャ液を噴射させることができる。これによって、ノズルが高い位置にあっても、ウィンドウガラス(ガラス)の払拭効果を向上させることができる。また、ノズルの高さが高い程にポンプの吐出圧を高くすれば、ノズルの高低位置によるウォッシャ液の減少や増加を免れることができる。このため、ガラスの払拭性能の低下、並びにウォッシャ液の無駄な消費を抑制又は防止することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記制御手段は、前記ワイパアームの位置が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御する際に、前記ワイパアームの往復動作の同一方向において、前記ウォッシャノズルから噴射される前記ウォッシャ液の噴射量が一定量となるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、ウォッシャノズルの高低に拘らず、ウォッシャ液の噴射量を一定量とすることができる。このため、ウォッシャ液の噴射量の一定量を、ウィンドウガラス(ガラス)の払拭が必要最小限で最適に行えるような量に定めておけば、ガラスの払拭性能を向上させならが、ウォッシャ液の無駄な消費をより抑制又は防止することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1において、前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアームの往動時に噴射する往路側ノズルと、前記ワイパアームの復動時に噴射する復路側ノズルと、を備え、前記制御手段は、前記ワイパアームの復動時よりも往動時の方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、ワイパアームの復動時は上方に向かってウォッシャ液を噴射するが、ウォッシャポンプの吐出圧を復動時よりも高めるので、ウィンドウガラスの払拭性能が低下しないような適正な位置に、適正な噴射量のウォッシャ液を噴射させることができる。これによって、アームの往動時にも、ウィンドウガラスの払拭効果を向上させることができる。また、復動時は、往動時よりも吐出圧が低くなるが、下方に向かって噴射するので、払拭性能の低下を免れる位置に払拭に必要量のウォッシャ液を噴射させることができる。従って、往動時において払拭性能の低下、復動時においてウォッシャ液の無駄な消費を、抑制又は防止することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項において、前記ウォッシャ液の粘度を検知する検知手段を備え、前記制御手段は、前記検知手段で検知される粘度が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、ウォッシャ液の粘度の高低に応じて最適な吐出圧にすることができる。即ち、ウォッシャ液の粘度が高い時には、ウォッシャ液が流れ難いが、ウォッシャポンプの吐出圧を高めることで、ウィンドウガラスにウォッシャ液を適量に噴射することができる。これによって払拭性能の低下を抑制又は防止することができる。一方、ウォッシャ液の粘度が低い時には、ウォッシャポンプの吐出圧が低くてもウォッシャ液はタンクからノズルまで適正に流れて噴射される。このため、ウォッシャ液の粘度が低い時には、ウォッシャポンプの吐出圧を低くくすることで、ウォッシャ液の無駄な消費を抑制又は防止することができ、更には、ウォッシャポンプの駆動電力を抑制することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか1項において、前記制御手段は、前記ウォッシャノズルから噴射されるウォッシャ液が、前記ウィンドウガラスの外方に飛び出す直前の前記ワイパアームの位置において、前記ウォッシャポンプの吐出圧を徐々に減少させる制御を行うことを特徴とする、
この構成によれば、ウォッシャ液がウィンドウガラスの外方へ出る無駄を抑制しながら、ウィンドウガラスを適正に払拭することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか1項において、前記制御手段は、前記ワイパアームの往復動作の起点及び終点位置で、前記ウォッシャノズルから噴射されるウォッシャ液が止まるように、前記ウォッシャポンプの吐出圧を制御することを特徴とする。
この構成によれば、ウォッシャ液の無駄を抑制することができる。
本発明によれば、ワイパアームに設けられたウォッシャノズルの高さ位置に拘らず所定量のウォッシャ液を噴射させることができるウォッシャ噴射装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るウォッシャ噴射装置を用いた車両の斜視図である。 (a)フロントガラス上で往動中のワイパアーム、ワイパブレード及びウォッシャノズルを示し、(b)フロントガラス上で復動中のワイパアーム、ワイパブレード及びウォッシャノズルを示す図である。 第1実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部の構成を示すブロック図である。 アーム角度θとノズル高さHとの関係を示す角度・高さ対応マップ図である。 ノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの関係を示す高さ・吐出圧対応マップ図である。 第1実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部によるウォッシャポンプの吐出圧の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部を示すブロック図である。 第2実施形態に係るワイパアームの往動時と復動時とにおけるノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの関係を示す高さ・吐出圧対応マップ図である。 第2実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部によるウォッシャポンプの吐出圧の制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るウォッシャ噴射装置を用いた車両の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部を示すブロック図である。 第3実施形態に係るウォッシャ液の粘度ηと補正値αとの関係を示す粘度・補正値対応マップ図である。 変形例に係るフロントガラス上におけるワイパアームの往復動作時の起点位置P0から終点位置P3までを示す図である。
本発明の実施形態について、図1〜図13を参照して詳細に説明する。説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、方向を説明する場合は、車両の運転者(図示せず)からみた前後左右上下に基づいて説明する。
<第1実施形態の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るウォッシャ噴射装置を用いた車両の斜視図である。
図1に示すように、車両1のウォッシャ噴射装置10は、ワイパアーム11と、ワイパブレード12と、ウォッシャノズル13と、ワイパモータ14と、回転角度検出センサ14aと、ウォッシャタンク15と、ウォッシャポンプ16と、ウォッシャポンプ16及びウォッシャノズル13を接続するパイプ18と、制御部(制御手段)19とを備えて構成されている。
なお、ワイパアーム11をアーム11、ワイパブレード12をブレード12、ウォッシャノズル13をノズル13、ワイパモータ14をモータ14、回転角度検出センサ14aをセンサ14a、ウォッシャタンク15をタンク15、ウォッシャポンプ16をポンプ16と省略する場合もある。
ワイパモータ14は、ブラシレスモータ等が適用されており、車両1におけるフロントガラス2の前方側のエンジンフード3の内部に配置されている。このワイパモータ14は、ワイパアーム11の後端部(アーム後端部という)11aの車両前後方向の軸を中心に、アーム11を円弧状に往復動作させるように駆動する。
回転角度検出センサ14aは、モータ14の回転軸の回転角度を検出して制御部(制御手段)19へ出力する。フロントガラス2は、請求項記載のウィンドウガラスであり、単にガラス2ともいう。
ワイパアーム11は、棒状を成し、ガラス2の前方右側の近傍のカウルトップに設けられた歯車リンク機構等に取り付けられ、アーム後端部11aから直線状に延びる棒状部分がガラス2の外面に横方向に配置されている。また、ワイパアーム11の先端部には、ウォッシャノズル13が取付られている。
アーム後端部11aの軸とワイパモータ14の軸とは、図示せぬ歯車リンク機構等を介して組み付けられている。例えば、ワイパモータ14とアーム後端部11aとの組み付け構成は、図示はしないが周知のように、モータ14に歯車リンク機構を組合せ、更に歯車リンク機構によって作動するリンクロッド(図示せず)を設け、このリンクロッドにワイパアーム11を連結し、アーム11が円弧状に往復動作するように成されている。この他、モータ14がステッピングモータであれば、モータ14の軸をアーム後端部11aの軸に接合部材等を介して組合せてもよい。モータ14としては、サーボモータ等の回転角度が可変なモータを使用することもできる。なお、ワイパモータ14単体、又は、ワイパモータ14、歯車リンク機構、リンクロッド等の組合せで、請求項記載の駆動機構が構成されている。
ワイパブレード12は、ゴム材料等の弾性材料により形成された細幅の長手形状を成している。このブレード12は長手形状の途中部分が、ウォッシャノズル13を介してワイパアーム11の先端部に取り付けられている。このブレード12の取付状態は、アーム11の長手方向に沿っている。また、ブレード12は、モータ14の回転駆動に応じて円弧状に往復動作するアーム11と共に、図1に示す概略水平状態から、図2(a)に示す概略垂直状態へ向かう往路側へ動作し、この後、図2(b)に示す概略水平状態へ向かう復路側へ動作するといった往復動作を行う。この際、ウォッシャノズル13も一体に往復動作を行う。
ウォッシャノズル13は、ワイパアーム11の先端部に固定されており、ウォッシャ液をガラス2へ噴射する。このノズル13は、往路側ノズル13aと、復路側ノズル13bとを有する。往路側ノズル13aは、図2(a)に示すように、アーム11が往路側へ移動する場合に往路側移動方向へ向けてウォッシャ液を噴射する。復路側ノズル13bは、図2(b)に示すように、復路側へ移動する場合に復路側移動方向へ向けてウォッシャ液を噴射する。この噴射方向の切換は、後述のように制御部19(図3参照)によって行われる。
図1に示すウォッシャタンク15は、樹脂等の材料により形成されたウォッシャ液を貯水するタンクであり、エンジン4が配置されたエンジンルーム4a内の右側壁の下方位置に配置されている。
ウォッシャポンプ16は、タンク15内のウォッシャ液をパイプ18を介してノズル13から噴射させるための駆動源である。このウォッシャポンプ16は、ウォッシャ液を噴射させるためのポンプ(図示せず)と、このホンプの羽根車(図示せず)を回転させるためのモータ(図示せず)とが一体となった電動ポンプ装置であり、タンク15の下面に配設されている。
パイプ18は、ビニールやプラスチック材等により形成され、ポンプ16とノズル13とを接続し、ポンプ16から吐出されたウォッシャ液をノズル13へ供給する流路である。このパイプ18は、図2に破線で示すように、ワイパアーム11の空洞内を通ってノズル13に接続されている。
制御部19は、ワイパモータ14及びウォッシャポンプ16の動作を制御するものであり、図3に示すように構成されている。
図3に示すように、制御部19は、モータ制御部21と、角度・高さ対応テーブル情報D1を記憶部(図示せず)に記憶するノズル高さ検知部22と、高さ・吐出圧対応テーブル情報D2を記憶部(図示せず)に記憶するポンプ制御部23とを備えて構成されている。なお、制御部19は、図示はしないが、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等の記憶装置等を備え、これらの要素が情報伝達可能にバス接続された構成となっている。なお、角度・高さ対応テーブル情報D1と高さ・吐出圧対応テーブル情報D2を、テーブル情報D1,D2ともいう。
モータ制御部21は、車両1の室内に配設されたワイパスイッチ31がON(オン)時にモータ制御信号によりワイパモータ14を回転駆動させ、OFF(オン)時にワイパモータ14を停止させる。また、モータ制御部21は、モータ制御信号によりモータ14の回転軸の回転方向を正回転と逆回転に切り替えてワイパアーム11を往復動作させ、この際、モータ14に流す電流を増減することにより、往復動作時の速度を遅速変化させる。モータ14が正回転の場合にワイパアーム11が往路側に移動し、逆回転の場合にワイパアーム11が復路側に移動する。
モータ制御部21からのモータ制御信号は、ウォッシャノズル13の内部に設けられた噴射方向切換部13cへも出力される。
噴射方向切換部13cは、入力されるモータ制御信号が正回転制御信号の場合、パイプ18を矢印Y1で示す方向に流れるウォッシャ液が、矢印Y1aで示すように往路側ノズル13aから噴射されるように流路の切換を行う。この逆に、モータ制御信号が逆回転制御信号の場合、ウォッシャ液が矢印Y1bで示すように復路側ノズル13bから噴射されるように流路の切換を行う。
このように噴射方向切換部13cでウォッシャ液の噴射方向を切り換えることにより、アーム11が往路側へ移動する場合は、矢印Y1aで示すように往路側ノズル13aからウォッシャ液が噴射され、アーム11が復路側へ移動する場合は、矢印Y1bで示すように復路側ノズル13bからウォッシャ液が噴射される。
ノズル高さ検知部22は、ノズル高さHを検知するものである。このノズル高さHとは、図2(a)又は(b)に示すように、ウォッシャポンプ16のウォッシャ液の吐出口の位置L1と、ウォッシャノズル13の噴射口の位置Lc又はLkとの間の高さH1c又はH1kである。このノズル高さH1c又はH1kは、アーム11が往復動作中は常時変動する。なお、図2(a)及び(b)では、各ノズル高さH1c,H1kに、HΔで示す水頭差がある状態を一例として示した。
このノズル高さH1c又はH1kは、ポンプ16の吐出口の位置L1とアーム後端部11aの軸との間の一定の高さ(基底高さという)H1と、アーム後端部11aの軸とノズル13の噴射口の位置Lc又はLkとの間の変動する高さ(変動高さという)Hc,Hkとに分割できる。
更に説明すると、変動するノズル高さHは、次のようになる。例えばアーム11が往動時に、図2(a)に示すようにノズル13の噴射口の位置がLkの場合、アーム後端部11aの軸からノズル13の噴射口の位置Lkまでの変動高さはHkとなる。この場合、その変動高さHkと基底高さH1との加算値がノズル高さH1kとなる。アーム11が復動時には、図2(b)に示すようにノズル13の噴射口の位置がLcの場合、アーム後端部11aの軸からノズル13の噴射口の位置Lcまでの変動高さはHcとなる。この場合、その変動高さHcと基底高さH1との加算値がノズル高さH1cとなる。
ここで、アーム11の長さは一定なので、アーム11の動作角度(アーム角度θという)が分かれば、図2(a)及び(b)に示すアーム後端部11aの軸からノズル13の噴射口までの変動高さHc,Hkが、三角法により求められる。この変動高さHc又はHkを基底高さH1に加算することで、ノズル高さH1c又はH1kが求められる。このため、アーム角度θとノズル高さHとの関係は、予め計測することにより、図4に示す角度・高さ対応マップ図(マップ図ともいう)のように定まる。
図4は横軸にアーム角度をθ1度(最小角度)〜θ1m度(最大角度)として示し、縦軸にノズル高さをH1(最小高さ)〜H1m(最大高さ)として示し、アーム角度θとノズル高さH1との対応関係を、グラフ線G1で示した角度・高さ対応マップ図である。このマップ図のアーム角度θとノズル高さHとの対応関係が、図3に示す角度・高さ対応テーブル情報D1においてデータ値で表されている。
ノズル高さ検知部22は、ノズル高さHを検知する場合、回転角度検出センサ14aで検出されるワイパモータ14の回転軸の回転角度Mθを、アーム角度θに変換し、この変換したアーム角度θを、テーブル情報D1に当て嵌めて、ノズル高さHを検知する。
但し、ここでは、説明を簡単にするために、モータ14の回転角度Mθとアーム角度θとが一致しているものとして説明する。例えば、水平線に対して、直線状のアーム11の動作角度(アーム角度θ)が0度(最小角度)〜90度(最大角度)であれば、モータ14の回転角度Mθも0度〜90度の間となり、この0度〜90度の間をモータ14が正逆交互に回転することによりアーム11が往復運動するようになっている。
上記のようにノズル高さ検知部22で検知されたノズル高さHは、ポンプ制御部23へ入力される。
ポンプ制御部23は、その入力されるノズル高さHに対応する吐出圧(ポンプ吐出圧ともいう)Pで、ウォッシャポンプ16がタンク15内のウォッシャ液をパイプ18(図1)へ吐出するように、ポンプ制御信号でポンプ16を制御する。
ポンプ制御信号は、例えばPWM(Pulese Width Modulation)制御信号である。このPWM制御信号のデュティ比を変え、ポンプ16の構成要素であるモータ(図示せず)の回転数を可変制御することにより、ポンプ16の吐出圧(ポンプ吐出圧P)を可変可能となっている。ポンプ吐出圧Pを高くする場合はPWM制御信号のデュティ比を上げ、低くする場合はデュティ比を下げる。
ノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの関係は、図5に示す高さ・吐出圧対応マップ図(マップ図ともいう)のように定められている。図5は横軸にノズル高さHを、H1(最小高さ)〜H1m(最大高さ)として示し、縦軸にポンプ吐出圧Pを、P1(最小吐出圧)〜P1m(最大吐出圧)として示してある。更に、ノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの関係は、グラフ線G2で示すように、ノズル高さHの高低に拘らず、ノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量が一定(例えば、1.5cc/秒の噴射量で一定)となるように、ポンプ吐出圧Pが規定されている。一定のウォッシャ液の噴射量は、任意に変更可能である。図5のマップ図のノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの対応関係が、高さ・吐出圧対応テーブル情報D2においてデータ値で表されている。
更に説明すると、グラフ線G2で示されるノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの関係は、ウォッシャノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量が、ノズル高さHの高低に拘らず一定となるように、ノズル高さHの高低に応じてポンプ吐出圧Pが増減する関係を示している。つまり、このグラフ線G2を基に、図3に示すポンプ制御部23によって、ノズル13からのウォッシャ液の噴射量が一定となるように、ノズル高さHが低いときよりも高いときの方が、ポンプ吐出圧Pが高くなるように制御される。この制御により、ノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量が、ノズル13の高低位置に拘らず一定となる。
従って、ポンプ制御部23は、ノズル高さ検知部22で検知されるノズル高さHをテーブル情報D2に当て嵌めて、ポンプ吐出圧Pを求める。この後、ポンプ制御部23は、ポンプ制御信号により、その求めたポンプ吐出圧Pとなるように、ポンプ16の吐出圧を制御する。この制御により、ポンプ16は、制御吐出圧Pでタンク15からウォッシャ液を吸い込んでパイプ18(図1)へ吐出する。このパイプ18に吐出されたウォッシャ液は、パイプ18を通って、ノズル13から一定量の例えば1.5cc/秒の噴射量でガラス2に噴射される。
なお、角度・高さ対応テーブル情報D1と高さ・吐出圧対応テーブル情報D2とを、1つに纏めてもよい。これは、図4に示すアーム角度θを横軸に取り、図5に示すポンプ吐出圧Pを縦軸に取ったマップ図に対応する角度・吐出圧対応テーブル情報としたものである。ポンプ制御部23が、その角度・吐出圧対応テーブル情報を用いてポンプ吐出圧Pを求める。この場合、ノズル高さ検知部22は無く、回転角度検出センサ14aで検出される回転角度Mθが、ポンプ制御部23に入力される。ポンプ制御部23は、角度・吐出圧対応テーブル情報を用い、その入力される回転角度Mθに対応するアーム角度θから、ポンプ吐出圧Pを求める。
このノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量を、ノズル13の高低位置に拘らず一定とする制御(一定制御という)は、ウォッシャスイッチ32がONとされた場合にも行なわれるようになっている。
一般的には、ウォッシャスイッチ32がONにされると、ポンプ16が作動してノズル13からウォッシャ液が噴射される。これと同時に、ワイパモータ14によりアーム11が往復駆動され、ワイパブレード12がガラス2の上面を所定回数(例えば3回)往復動作する。この3回の往復動作中、ウォッシャ液が噴射される。
本実施形態では、ブレード12が3回の往復動作を行う際に、モータ制御部21からのモータ制御信号、ノズル高さ検知部22からのノズル高さH22を用いたポンプ制御部23によって、上記の一定制御が行われる。即ち、ポンプ制御部23が、ノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量がノズル高さHの高低に拘らず一定となるように、ノズル高さHが低い{図2(b)参照}ときよりも高い{図2(a)参照}ときの方が、ポンプ吐出圧Pが高くなるように制御する。
<第1実施形態の動作>
次に、制御部19によるウォッシャポンプ16の吐出圧の制御を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、ワイパスイッチ31がONにされると、モータ制御部21がモータ制御信号により、ワイパモータ14を正回転と逆回転とに交互に切り替えながら回転駆動して、ワイパアーム11を往復動作させる。この際、アーム11に取り付けられたワイパブレード12及びウォッシャノズル13も一体に往復動作する。この際、ウォッシャスイッチ32がONにされ、ポンプ16が作動してノズル13からウォッシャ液が噴射されることを前提とする。
なお、ウォッシャスイッチ32がONにされ、ノズル13からウォッシャ液が噴射されると同時に、モータ14によりアーム11が往復駆動され、ブレード12がガラス2の上面を所定回数往復動作すると共に、ウォッシャ液が噴射されることを前提としてもよい。
アーム11が往復動作を行うと、ステップS2において、ノズル高さ検知部22は、回転角度検出センサ14aで検出されるモータ14の回転角度Mθを、アーム角度θに変換し、この変換したアーム角度θをテーブル情報D1(図4)に当て嵌めて、ノズル高さHを検知する。
例えば、アーム11が往動時に、図2(a)に示すようにノズル13の噴射口の位置がLkの場合、変動高さはHkである。この場合、その変動高さHkを基底高さH1に加算することで、ノズル高さH1kが検知される。一方、アーム11が復動時に、図2(b)に示すようにノズル13の噴射口の位置がLcの場合、変動高さはHcである。この場合、その変動高さHcを基底高さH1に加算することで、ノズル高さH1cが検知される。ここでは、図2(a)に示すノズル高さH1kが検知されたとする。このノズル高さH1kは、ポンプ制御部23へ入力される。
次に、ステップS3において、ポンプ制御部23は、その入力されたノズル高さH1kを、高さ・吐出圧対応テーブル情報D2(図5)に当て嵌め、ポンプ吐出圧P1kを求める。この後、ステップS4において、ポンプ制御部23は、ポンプ制御信号により、その求めたポンプ吐出圧P1kとなるように、ポンプ16の吐出圧を制御する。
この制御により、ステップS5において、ポンプ16は、制御吐出圧P1kでタンク15からウォッシャ液を吸い込んでパイプ18へ吐出する。このパイプ18に吐出されたウォッシャ液は、ノズル13から一定量の例えば1.5cc/秒の噴射量でフロントガラス2に噴射される。
但し、ワイパアーム11が、ワイパモータ14を含む上下往復動作機構(図示せず)により、ガラス2の上端部及び下端部の間を上下方向に往復動作する構成であってもよい。この場合、アーム11と一体にワイパブレード12及びウォッシャノズル13も同様に往復動作する。
<第1実施形態の効果>
以上説明した第1実施形態のウォッシャ噴射装置10は、車両に設けられたウィンドウガラスであるフロントガラス2を払拭するワイパブレード12と、ワイパブレード12を支持するワイパアーム11と、ワイパアーム11を少なくとも上下方向に変位させる駆動機構としてのワイパモータ14と、ウィンドウガラスにウォッシャ液を噴射するウォッシャノズル13と、ウォッシャノズル13にウォッシャ液を供給するウォッシャポンプ16と、ウォッシャポンプ16の吐出圧を制御する制御手段としての制御部19とを備える。
第1実施形態の特徴は、ノズル13が、ブレード12又はアーム11に設けられ、制御部19が、アーム11の位置が低いときよりも、高いときの方がポンプ16の吐出圧が高くなる制御を行うようにしたことにある。
この構成によれば、ノズル13の高さが高い程に、ポンプ16の吐出圧を高くすることができる。このため、アーム11に設けられたノズル13の高さ位置に拘らず所定量のウォッシャ液を噴射させることができる。これによって、ノズル13が高い位置にあっても、ガラス2の払拭効果を向上させることができる。
また、ノズル13の高さが高い程にポンプ16の吐出圧を高くするので、ノズル13の高低位置によるウォッシャ液の減少や増加を免れることができる。このため、ガラス2の払拭性能の低下、並びにウォッシャ液の無駄な消費を抑制又は防止することができる。
また、制御部19は、ワイパアーム11の位置が低いときよりも、高いときの方がウォッシャポンプ16の吐出圧が高くなるように制御する際に、アーム11の往復動作の同一方向において、ウォッシャノズル13から噴射されるウォッシャ液の噴射量が一定量となるように制御するようにした。
この構成によれば、ウォッシャノズル13の高低に拘らず、ウォッシャ液の噴射量を一定量にすることができる。このため、ウォッシャ液の噴射量の一定量を、フロントガラス2の払拭が必要最小限で最適に行えるような量に定めておけば、ガラス2の払拭性能を向上させならが、ウォッシャ液の無駄な消費をより抑制又は防止することができる。
<第2実施形態の構成>
図7は、本発明の第2実施形態に係るウォッシャ噴射装置の制御部を示すブロック図である。但し、図7に示す制御部19Aにおいて、第1実施形態の図3に示す制御部19と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
図7に示す制御部19Aが、第1実施形態の制御部19と異なる点は、ポンプ制御部23Aが、ワイパアーム11の復動時よりも往動時の方がポンプ吐出圧Pが高くなるように、ウォッシャポンプ16の吐出圧を制御(吐出圧高制御という)するようにしたことにある。
ところで、アーム11は往復動作において、往動時は往路側ノズル13aが上に向かってウォッシャ液を噴射し、復動時は復路側ノズル13bが下に向かってウォッシャ液を噴射する。このため、アーム11の往復動作双方においてポンプ吐出圧Pが同じであるとすると、復動時よりも往動時の方が、ウォッシャ液の噴射量が減少したり、フロントガラス2の往動側の払拭に必要な位置にウォッシャ液を噴射できなかったりする。このため、往動時において、ガラス2の払拭性能の低下を招く等の不具合が生じる場合がある。
そこで、ポンプ制御部23Aが吐出圧高制御を行えば、往動時にもガラス2の払拭性能の低下を招かないような適正な位置に、適正な噴射量のウォッシャ液を噴射させることが可能となる。この際、往復時と同一高さの復動時の復路側ノズル13bでは、往動時よりもポンプ吐出圧Pが低くなるが、下方に向かって噴射するので、払拭に必要なウォッシャ液の噴射量の確保と、払拭に必要な位置への噴射は可能となる。
吐出圧高制御のため、ポンプ制御部23Aは、高さ・吐出圧対応テーブル情報(テーブル情報ともいう)D3を備え、ノズル高さ検知部22からのノズル高さHに加え、モータ制御部21のモータ制御信号を用いて、ポンプ16の吐出圧の制御を以降説明するように行う。
高さ・吐出圧対応テーブル情報D3は、図8に示す高さ・吐出圧対応マップ図(マップ図ともいう)の、ノズル高さHとポンプ吐出圧Pとの2本のグラフ線G3a,G3bの各々で対応付けられる関係をデータ値で表したものである。図8に示すマップ図は、横軸にノズル高さHを、H1(最小高さ)〜H1m(最大高さ)として示し、縦軸にポンプ吐出圧Pを、P1(最小吐出圧)から大きくなる順にPbc,Pac,Pbk,Pak,Pbm,Pam(最大吐出圧)として示してある。
図8に示すグラフ線G3aは、アーム11の往動時におけるノズル高さH1〜H1mと、ポンプ吐出圧P1,Pac,Pak,Pamとの関係を表す。この関係は、ノズル高さH1〜H1mの場合に、往路側ノズル13aからウォッシャ液を噴射する際のポンプ16の吐出圧P1,Pac,Pak,Pamを示す。
グラフ線G3bは、アーム11の往動時におけるノズル高さH1〜H1mと、ポンプ吐出圧P1,Pbc,Pbk,Pbmとの関係を表す。この関係は、ノズル高さH1〜H1mの場合に、復路側ノズル13bからウォッシャ液を噴射する際のポンプ16の吐出圧P1,Pbc,Pbk,Pbmを示す。
ここで、往動時のポンプ吐出圧Pを往動側ポンプ吐出圧Paといい、復動時のポンプ吐出圧Pを復動側ポンプ吐出圧Pbという。
各グラフ線G3a,G3bから分かるように、同ノズル高さH1〜H1mにおいて、往動側ポンプ吐出圧P1,Pac,Pak,Pamの方が、復動側ポンプ吐出圧P1,Pbc,Pbk,Pbmよりも高くなっている。このように、同ノズル高さHにおいて、往動時に往路側ノズル13aから噴射されるウォッシャ液の噴射量の方が、復動時に復路側ノズル13bから噴射されるウォッシャ液の噴射量よりも多くなるように定められている。
例えば、復動時のグラフ線G3bの傾きが「1」、往動時のグラフ線G3aの傾きが「1.2」であるとする。更に、この場合に、復動時のグラフ線G3bによるノズル高さH1〜H1mと復動側ポンプ吐出圧P1,Pbc,Pbk,Pbmとの関係において、復路側ノズル13bから噴射されるウォッシャ液の噴射量が一定量の1.5cc/秒であるとする。この場合、往動時のグラフ線G3aによるノズル高さH1〜H1mと往動側ポンプ吐出圧P1,Pac,Pak,Pamとの関係において、往路側ノズル13aから噴射されるウォッシャ液の噴射量は、一定量の1.8cc/秒{=(1.5cc/秒)×1.2}と多くなっている。
図7に戻って、ポンプ制御部23Aは、モータ制御部21からのモータ制御信号の正回転制御又は逆回転制御を検知する。この検知結果が正回転制御であればアーム11が往動中と判定し、テーブル情報D3からグラフ線G3a(図8参照)によるノズル高さHと往動側ポンプ吐出圧Paとの関係を参照することを選択する。
この後、ポンプ制御部23Aは、第1実施形態と同様に、ノズル高さ検知部22で検知されたノズル高さHを、先に選択したテーブル情報D3のグラフ線G3aの関係に当て嵌め、往動側ポンプ吐出圧Paを求める。例えば、ノズル高さHが、図8に示すH1kであれば、グラフ線G3aを介してポンプ吐出圧Pakが求められる。この後、ポンプ制御部23Aは、ポンプ16の吐出圧を、その求めた往動側ポンプ吐出圧Pakとする制御を行う。
一方、ポンプ制御部23Aは、モータ制御信号から逆回転制御を検知した場合、アーム11が復動中と判定し、テーブル情報D3からグラフ線G3bによるノズル高さHと復動側ポンプ吐出圧Pbとの関係を参照することを選択する。
この後、ポンプ制御部23Aは、ノズル高さ検知部22で検知されたノズル高さHを、先に選択したテーブル情報D3のグラフ線G3bの関係に当て嵌め、復動側ポンプ吐出圧Pbを求める。例えば、ノズル高さHが、図8に示すH1cであれば、グラフ線G3bを介してポンプ吐出圧Pbcが求められる。ポンプ制御部23Aは、ポンプ16の吐出圧を、その求めた往動側ポンプ吐出圧Pbcとする制御を行うようになっている。
<第2実施形態の動作>
次に、制御部19Aによるウォッシャポンプ16の吐出圧の制御を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。但し、図9に示すフローチャートおいて、第1実施形態の図6に示すフローチャートと同じ内容は、その説明を適宜省略する。
ステップS11において、前述のステップS1(図6)と同様に、モータ制御部21のモータ制御信号に応じたモータ14の往復駆動により、アーム11がブレード12及びノズル13と一体に往復動作する。この際、ノズル13からウォッシャ液が噴射されることを前提とする。
このアーム11の往復動作により、ステップS12において、前述のステップS2(図6)と同様に、ノズル高さ検知部22がノズル高さHを検知する。ここで、ノズル高さH1k又はH1c{図2(a)又は(b)参照}が検知され、ポンプ制御部23Aへ出力されたとする。
次に、ステップS13において、ポンプ制御部23Aは、モータ制御部21からのモータ制御信号の正回転制御又は逆回転制御を検知し、ステップS14において、アーム11が往動中か、復動中かを判定する。正回転制御による往動中であればステップS15に進み、逆回転制御による復動中であればステップS19に進む。
往動中であればステップS15において、ポンプ制御部23Aは、テーブル情報D3から往動時のグラフ線G3a(図8参照)の関係を選択する。
次に、ステップS16において、ポンプ制御部23Aは、上記ステップS12で検知されたノズル高さH1kを、上記ステップS15で選択した図8に示す往動時のグラフ線G3aの関係に当て嵌め、往動側ポンプ吐出圧Pakを求める。
次に、ステップS17において、ポンプ制御部23Aは、ポンプ16の吐出圧を、上記ステップS16で求めた往動側ポンプ吐出圧Pakとする制御を行う。
この制御により、ステップS18において、ポンプ16は、制御往動側ポンプ吐出圧Pakでタンク15からウォッシャ液を吸い込んでパイプ18へ吐出する。このパイプ18に吐出されたウォッシャ液は、往路側ノズル13aから例えば1.8cc/秒の一定量でフロントガラス2に噴射される。
一方、上記ステップS14の判定が復動中であれば、ステップS19において、ポンプ制御部23Aは、テーブル情報D3から復動時のグラフ線G3b(図8参照)の関係を選択する。
次に、ステップS20において、ポンプ制御部23Aは、上記ステップS12で検知されたノズル高さH1cを、上記ステップS19で選択した図8に示す復動時のグラフ線G3bの関係に当て嵌め、復動側ポンプ吐出圧Pbcを求める。
次に、ステップS21において、ポンプ制御部23Aは、ポンプ16の吐出圧を、上記ステップS20で求めた往動側ポンプ吐出圧Pbcとする制御を行う。
この制御により、ステップS18において、ポンプ16は、制御復動側ポンプ吐出圧Pakでタンク15からウォッシャ液を吸い込んでパイプ18へ吐出し、この吐出によりウォッシャ液が、復路側ノズル13bから例えば1.5cc/秒の一定量でフロントガラス2に噴射される。
<第2実施形態の効果>
以上説明した第2実施形態のウォッシャ噴射装置10は、ウォッシャノズル13が、ワイパアーム11の往動時に噴射する往路側ノズル13aと、アーム11の復動時に噴射する復路側ノズル13bとを備える。そして、制御手段としての制御部19Aが、アーム11の復動時よりも往動時の方がウォッシャポンプ16の吐出圧が高くなるように制御するようにした。
この構成によれば、アーム11の復動時は、往路側ノズル13aが上方に向かってウォッシャ液を噴射するが、ポンプ16の吐出圧を復動時よりも高めるので、フロントガラス2の払拭性能の低下を免れるような適正な位置に、適正な噴射量のウォッシャ液を噴射させることができる。これによって、アーム11の往動時にも、ガラス2の払拭効果を向上させることができる。
また、アーム11の復動時は、往動時よりも吐出圧が低くなるが、下方に向かって噴射するので、払拭性能の低下を免れる位置に払拭に必要量のウォッシャ液を噴射させることができる。従って、往動時において払拭性能の低下、復動時においてウォッシャ液の無駄な消費を、抑制又は防止することができる。
<第3実施形態の構成・動作>
図10は、本発明の第3実施形態に係るウォッシャ噴射装置を用いた車両の斜視図である。
図10に示すように、車両1のウォッシャ噴射装置10Bが、第1実施形態のウォッシャ噴射装置10(図1)と異なる点は、粘度検知センサ17をウォッシャタンク15に隣接して設け、制御部19Bが、ノズル高さHと、粘度検知センサ17で検知されるウォッシャ液の粘度[Pa・s(パスカル秒)]とを用いて、ポンプ16の吐出圧を制御するようにしたことにある。なお、粘度検知センサ17は、請求項記載の検知手段であり、単にセンサ17ともいう。
ウォッシャ液は、その成分により粘度が異なる。また、ウォッシャ液は、液温度によって粘度が変化し、温度が低くなる程に粘度が高くなって流れ難くくなり、温度が高くなる程に粘度が低くなって流れ易くなる。ポンプ16でタンク15からウォッシャ液を吸い込みパイプ18を介してノズル13から噴射する場合、粘度が高いとパイプ18等を流れ難くくなりノズル13から噴射され難くなる。この場合、ウォッシャ液の噴射量が減少したり、ガラス2の払拭に必要な位置にウォッシャ液が噴射されなかったりする。このため、払拭性能の低下を招く等の不具合が生じる場合がある。
そこで、第3実施形態では、タンク15内のウォッシャ液の粘度を粘度検知センサ17で検知し、制御部19Bにより、その検出された粘度が低いときよりも高いときの方がポンプ16の吐出圧を高くする制御を行うようにした。但し、粘度検知センサ17は、ウォッシャ液の成分を検知し、この成分に応じた温度変化と粘度変化との対応関係から、粘度を求めてもよい。
制御部19Bが、第1実施形態の制御部19(図3)と異なる点は、図11に示すポンプ制御部23Bが、センサ17で検出された粘度ηから補正値α(図12参照)を求め、この補正値αでポンプ吐出圧P(図5参照)を補正するようにしたことにある。ポンプ制御部23Bは、粘度・補正値対応テーブル情報(テーブル情報ともいう)D4を更に備える。
粘度・補正値対応テーブル情報D4は、図12に示す粘度・補正値対応マップ図(マップ図)の、ウォッシャ液の粘度ηと補正値αとのグラフ線G4で対応付けられる関係をデータ値で表したものである。そのマップ図は、横軸に粘度ηを、ηaから高くなる順にηd,ηj,ηnとして示し、縦軸に補正値αを、αaから大きくなる順にηd,ηj,ηnとして示してある。
図11に示すポンプ制御部23Bは、ノズル高さHをテーブル情報D2に当て嵌め、ポンプ吐出圧Pを求める。更に、ポンプ制御部23Bは、センサ17で検出されるウォッシャ液の粘度ηをテーブル情報D4に当て嵌めて補正値αを求め、この補正値αを、先に求めたポンプ吐出圧Pに乗算して、補正ポンプ吐出圧Pη(Pηは図示せず)を求める。そして、ポンプ制御部23Bは、補正ポンプ吐出圧Pηの情報を含むポンプ制御信号により、ポンプ16の吐出圧を、その補正ポンプ吐出圧Pηとする制御を行う。
ここで、図12に示す粘度ηjが、ウォッシャ液の標準的な粘度であり、この粘度ηjに対応する補正値αjが「1」であると仮定する。この際、標準的な粘度ηjよりも高く流れ難い粘度ηnに対応する補正値αnが「1.3」であり、標準的な粘度ηjよりも低く流れ易い粘度ηdに対応する補正値αdが「0.8」であると仮定する。
この場合に、粘度検知センサ17で粘度ηnが検知されたとすると、ポンプ制御部23Bは、粘度ηnをテーブル情報D4に当て嵌め、補正値αn=「1.3」を求める。更に、ポンプ制御部23Bは、ノズル高さHをテーブル情報D2に当て嵌めて求められるポンプ吐出圧(例えば図5に示すP1k)に、補正値「1.3」を乗算し、補正ポンプ吐出圧Pη=「P1k×1.3」を求める。そして、ポンプ制御部23Bは、ポンプ16の吐出圧を、その補正ポンプ吐出圧「P1k×1.3」とする制御を行う。
この制御により、ポンプ16の吐出圧が「P1k」から「P1k×1.3」と高くなる。このため、ウォッシャ液の粘度ηが標準的な粘度ηjよりも高く流れ難い粘度ηnであったとしても、ポンプ16でタンク15からウォッシャ液を吸い込み、パイプ18を介してノズル13から適正に噴射することが可能となる。
一方、タンク15内のウォッシャ液の粘度ηが、標準的な粘度ηj(図12)よりも低い粘度ηdであり、この場合に、粘度検知センサ17で粘度ηdが検知されたとする。ポンプ制御部23Bは、粘度ηdをテーブル情報D4に当て嵌め、補正値αn=「0.8」を求める。更に、ポンプ制御部23Bは、その補正値「0.8」を、ノズル高さHをテーブル情報D2に当て嵌めて得られるポンプ吐出圧(例えばP1k)に乗算して、補正ポンプ吐出圧Pη=「P1k×0.8」を求める。そして、ポンプ制御部23Bは、ポンプ16の吐出圧を、その補正ポンプ吐出圧「P1k×0.8」とする制御を行う。
この制御により、ポンプ16の吐出圧が「P1k」から「P1k×0.8」と低くなる。この場合、ウォッシャ液の粘度ηdは標準的な粘度ηjよりも低く流れ易いので、ポンプ16の吐出圧を低くしたとしても、パイプ18を介してノズル13から適正に噴射される。
<第3実施形態の効果>
以上説明した第3実施形態のウォッシャ噴射装置10Bは、ウォッシャタンク15内のウォッシャ液の粘度を検出する検出手段としての粘度検知センサ17を備え、ポンプ制御部23Bが、粘度検知センサ17で検知される粘度ηが低いときよりも、高いときの方がウォッシャポンプ16の吐出圧が高くなるように制御するようにした。
この構成によれば、ウォッシャ液の粘度の高低に応じて最適なポンプ吐出圧P(補正ポンプ吐出圧Pη)にすることができる。即ち、ウォッシャ液の粘度が高い時には、ウォッシャ液が流れ難いが、ポンプ16の吐出圧を高めることで、フロントガラス2にウォッシャ液を適量に噴射することができる。これによって払拭性能の低下を抑制又は防止することができる。
一方、ウォッシャ液の粘度が低い時には、ポンプ16の吐出圧が低くてもウォッシャ液はタンク15からノズル13まで適正に流れて噴射される。このため、ウォッシャ液の粘度が低い時には、ポンプ16の吐出圧を低くくすることで、ウォッシャ液の無駄な消費を抑制又は防止することができ、更には、ポンプ16の駆動電力を抑制することができる。
この第3実施形態のウォッシャ噴射装置10Bのポンプ制御部23Bによるポンプ吐出圧Pの制御は、第2実施形態のポンプ制御部23Aにも同様に適用することができる。この場合、粘度検知センサ17で検知されたウォッシャ液の粘度ηを、往動側ポンプ吐出圧Pa又は復動側ポンプ吐出圧Pbに乗算して補正すればよい。
<変形例>
図13に示すように、ワイパアーム11は、ワイパブレード12及びウォッシャノズル13と一体に、その往復動作に応じて、略水平位置である起点位置T0から略垂直位置である終点位置T3までの間を往復動作する。この際、往路側ノズル13a又は復路側ノズル13bからウォッシャ液が噴射される。しかし、アーム11の往動時に終点位置T3でウォッシャ液を噴射することは、フロントガラス2の外方へウォッシャ液が飛び出すので、ウォッシャ液が無駄となる。
更に言えば、終点位置T3に近い終点近傍位置T2から終点位置T3までの間においても、ガラス2の長さが短く、ウォッシャ液の殆どがガラス2の外方へ飛び出す。このため、終点近傍位置T2以降に、これ以前と同様にウォッシャ液を噴射することは、ウォッシャ液の無駄となる。
このような無駄は、起点位置T0及び起点近傍位置T1についても同様である。
そこで、図3に示すポンプ制御部23、図7に示すポンプ制御部23A、図11に示すポンプ制御部23Bにおいて、ノズル高さ検知部22で得られるアーム角度θに応じて、ポンプ吐出圧Pを低くする制御を後述のように行う。ここでは、図3に示すポンプ制御部23を代表に挙げて説明する。また、アーム11の往復動作において、往動側を代表して説明する。
ポンプ制御部23は、例えばアーム11の往動時に、ノズル高さ検知部22で得られるアーム角度θからアーム11の位置を検出する。この検出されるアーム11の位置が、終点近傍位置T2に達した時点からポンプ吐出圧Pを徐々に減少させ、終点位置T3に到達した時点で「0」とする制御を行う。なお、「0」以外に「0」に近い値として、次の復動側におけるウォッシャ液の噴射の立ち上げ時間を早くしても良い。
この制御に応じて、往路側ノズル13aから噴射されるウォッシャ液は、終点近傍位置T2から徐々に減少して終点位置T3では噴射されなくなる。
更に説明すると、終点近傍位置T2とは、理想的には、往路側ノズル13aから噴射されるウォッシャ液が終点位置T3に届く距離である。従って、ポンプ制御部23は、終点近傍位置T2以降、往路側ノズル13aの往動に伴い、ウォッシャ液が終点位置T3まで届きながら噴射量が減少するように、ポンプ吐出圧Pを制御するのが好ましい。
このような制御によれば、ウォッシャ液の無駄を抑制又は無くしながら、フロントガラス2を適正に払拭することができる。
この他、ポンプ制御部23が、アーム11の往動時にアーム角度θが、終点位置T3に達した時点でポンプ吐出圧Pを「0」とする制御を行うようにしても良い。
1 車両
2 フロントガラス(ウィンドウガラス)
10,10B ウォッシャ噴射装置
11 ワイパアーム
12 ワイパブレード
13 ウォッシャノズル
13a 往路側ノズル
13b 復路側ノズル
13c 噴射方向切換部
14 ワイパモータ(駆動機構のモータ)
14a 回転角度検出センサ(検出手段)
15 ウォッシャタンク
16 ウォッシャポンプ
17 粘度検知センサ
18 パイプ
19,19A,19B 制御部(制御手段)
21 モータ制御部
22 ノズル高さ検知部
23,23A,23B ポンプ制御部

Claims (6)

  1. 車両に設けられたウィンドウガラスを払拭するワイパブレードと、
    前記ワイパブレードを支持するワイパアームと、
    前記ワイパアームを少なくとも上下方向に変位させるモータを含む駆動機構と、
    前記ウィンドウガラスにウォッシャ液を噴射するウォッシャノズルと、
    前記ウォッシャノズルにウォッシャ液を供給するウォッシャポンプと、
    前記ウォッシャポンプの吐出圧を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記ウォッシャノズルは、前記ワイパブレード又は前記ワイパアームに設けられ、
    前記制御手段は、前記ワイパアームの位置が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御する
    ことを特徴とするウォッシャ噴射装置。
  2. 前記制御手段は、前記ワイパアームの位置が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御する際に、前記ワイパアームの往復動作の同一方向において、前記ウォッシャノズルから噴射される前記ウォッシャ液の噴射量が一定量となるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウォッシャ噴射装置。
  3. 前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアームの往動時に噴射する往路側ノズルと、前記ワイパアームの復動時に噴射する復路側ノズルと、
    を備え、
    前記制御手段は、前記ワイパアームの復動時よりも往動時の方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウォッシャ噴射装置。
  4. 前記ウォッシャ液の粘度を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段で検知される粘度が低いときよりも、高いときの方が前記ウォッシャポンプの吐出圧が高くなるように制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のウォッシャ噴射装置。
  5. 前記制御手段は、前記ウォッシャノズルから噴射されるウォッシャ液が、前記ウィンドウガラスの外方に飛び出す直前の前記ワイパアームの位置において、前記ウォッシャポンプの吐出圧を徐々に減少させる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のウォッシャ噴射装置。
  6. 前記制御手段は、前記ワイパアームの往復動作の起点位置及び終点位置で、前記ウォッシャノズルから噴射されるウォッシャ液が止まるように、前記ウォッシャポンプの吐出圧を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のウォッシャ噴射装置。
JP2015008866A 2015-01-20 2015-01-20 ウォッシャ噴射装置 Expired - Fee Related JP6029695B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008866A JP6029695B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 ウォッシャ噴射装置
US14/997,791 US20160207504A1 (en) 2015-01-20 2016-01-18 Washer injector
CN201610034391.8A CN105799658B (zh) 2015-01-20 2016-01-19 清洗喷射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008866A JP6029695B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 ウォッシャ噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016132381A true JP2016132381A (ja) 2016-07-25
JP6029695B2 JP6029695B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=56437505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015008866A Expired - Fee Related JP6029695B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 ウォッシャ噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6029695B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05286417A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Nissan Motor Co Ltd ワイパー装置
JPH06500061A (ja) * 1991-05-17 1994-01-06 エスベーエフ・アウト―エレクトリック・ゲーエムベーハー 特に、自動車の窓ガラス用のワイパーおよび洗浄装置
JP2003048517A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ウォッシャ装置
JP2006347302A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 車両用ワイパ装置
JP2008137605A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Asmo Co Ltd 車両用ワイパウォッシャ制御装置及び車両用ワイパウォッシャ装置
WO2009141245A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Valeo Systemes D'essuyage Windscreen washer module for vehicles and wiper motor for use with a windscreen wiper and washer module
WO2013080997A1 (ja) * 2011-12-02 2013-06-06 株式会社ミツバ ワイパブレード
JP2015098324A (ja) * 2015-03-05 2015-05-28 アスモ株式会社 ワイパアーム及びこれを備えた車両用ワイパ装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06500061A (ja) * 1991-05-17 1994-01-06 エスベーエフ・アウト―エレクトリック・ゲーエムベーハー 特に、自動車の窓ガラス用のワイパーおよび洗浄装置
JPH05286417A (ja) * 1992-04-07 1993-11-02 Nissan Motor Co Ltd ワイパー装置
JP2003048517A (ja) * 2001-08-03 2003-02-18 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ウォッシャ装置
JP2006347302A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 車両用ワイパ装置
JP2008137605A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Asmo Co Ltd 車両用ワイパウォッシャ制御装置及び車両用ワイパウォッシャ装置
WO2009141245A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Valeo Systemes D'essuyage Windscreen washer module for vehicles and wiper motor for use with a windscreen wiper and washer module
WO2013080997A1 (ja) * 2011-12-02 2013-06-06 株式会社ミツバ ワイパブレード
JP2015098324A (ja) * 2015-03-05 2015-05-28 アスモ株式会社 ワイパアーム及びこれを備えた車両用ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6029695B2 (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5981973B2 (ja) 車両用ワイパ装置
US20160207504A1 (en) Washer injector
US7735183B2 (en) Vehicle wiper/washer control apparatus and vehicle wiper/washer apparatus
JP5965449B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP6232301B2 (ja) ワイパ・ウォッシャ制御装置
JP7370687B2 (ja) 車両の窓の除氷方法及び装置
WO2012089479A1 (en) Controller of a wiper system of a motor vehicle and wiper system of a motor vehicle
JP2008137605A (ja) 車両用ワイパウォッシャ制御装置及び車両用ワイパウォッシャ装置
JP7098440B2 (ja) 車両の窓を拭いて洗浄するために制御されるシステム、フロントガラスワイパー、フロントガラスワイパーブレード、および車両への取り付け方法
JP6029695B2 (ja) ウォッシャ噴射装置
JP6643926B2 (ja) ワイパシステム及びワイパシステム制御方法
JP6399191B2 (ja) ワイパ・ウォッシャ制御装置
JP6759795B2 (ja) 車両用ワイパ・ウォッシャ装置
JP4247408B2 (ja) 車両用ウォッシャ制御装置
JP6643927B2 (ja) ワイパシステム及びワイパシステム制御方法
JP4650125B2 (ja) 車両用ウォッシャー装置及びその制御方法
JP2016132380A (ja) ウォッシャ噴射装置
JP6643925B2 (ja) ワイパシステム及びワイパシステム制御方法
JP6668932B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2018034603A (ja) リアワイパ装置及びリアワイパ制御装置
JP7174023B2 (ja) ワイパーシステムの制御方法およびワイパーシステムの制御装置
JP2018131063A (ja) ワイパ装置
JP2017202744A (ja) 車両用ワイパ装置
JP2017124761A (ja) 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ制御プログラム
WO2017195779A1 (ja) 車両用ワイパ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6029695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees