JP6759795B2 - 車両用ワイパ・ウォッシャ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウォッシャ液の噴射とワイパブレードによる払拭作動とを行う車両用ワイパ・ウォッシャ装置に関する。
ウォッシャ液の噴射とワイパブレードによる払拭動作とを連動して行う車両用ワイパ装置が一般的に知られている。
近年では、ウォッシャ液の噴射位置の問題や、車両のデザイン上の問題などから、ウォッシャ液を噴射するノズルをワイパアームやワイパブレードに設けたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の車両用ワイパ装置では、ワイパアームの先端部にメインノズルが設けられ、メインノズルのノズル本体部がワイパアームの幅方向一方側へ突出されている。また、ノズル本体部の外周部を構成する傾斜面が、ノズル本体部の第1メインノズル噴射孔に対してアーム基端側に配置され、側面視でアーム基端側へ向かうに従いアーム下方側へ傾斜されている。このため、ワイパアームの側方をアーム基端側からアーム先端側へ流れる空気流の大部分が、傾斜面により整流されて傾斜面に沿ってノズル本体部の上方側へ流れる。これにより、ウインドシールドガラスとノズル本体部との間への空気流の流れ込みを抑制され、第1メインノズル噴射孔から噴射される洗浄液と空気流との当たりを抑制できる。
特開2015−217842号公報
しかしながら、特許文献1では、ワイパアームからウォッシャ液を噴射することができるが、汚れ等の視界阻害物にウォッシャ液を有効に寄与させる前に払拭してしまうので、汚れ等の視界阻害物を効率的に除去するためには改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、ウォッシャ液を汚れ等の視界阻害物の除去に有効に寄与させることが可能な車両用ワイパ装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用ワイパ装置は、ワイパアームに連結されるワイパブレードによる払拭面の往復払拭動作を行わせるワイパモータと、前記ワイパブレード及び前記ワイパアームの少なくとも一方に設けられた噴射部へウォッシャ液を圧送することで、前記往復払拭動作における前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させるウォッシャポンプと、記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、通常モードと置き水モードの信号が入力され、前記通常モードの信号が入力された場合、前記ウォッシャポンプを所定時間作動させて前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させ、前記置き水モードの信号が入力された場合、前記払拭面に噴射した前記ウォッシャ液を直ぐに拭き取らずに汚れに浸透させるべく、前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させかつ前記ワイパブレードの復路の払拭動作において進行方向とは反対側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させる
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、ワイパモータによってワイパアームの先端に連結されるワイパブレードによる払拭面の払拭動作が行われる。
噴射部は、ワイパブレード及びワイパアームの少なくとも一方に設けられ、ウォッシャポンプによって噴射部へウォッシャ液を圧送することで、往復払拭動作におけるワイパブレードの往路進行方向側の払拭面へ噴射部からウォッシャ液が噴射される。
そして、制御部では、払拭面へ噴射部からウォッシャ液を噴射するように、ワイパモータ及びウォッシャポンプが制御される。そして、制御部は、通常モードと置き水モードの信号が入力され、通常モードの信号が入力された場合、ウォッシャポンプを所定時間作動させてワイパブレードの往路進行方向側の払拭面へ噴射部からウォッシャ液を噴射させ、置き水モードの信号が入力された場合、払拭面に噴射したウォッシャ液を直ぐに拭き取らずに汚れに浸透させるべく、ワイパブレードの往路進行方向側の払拭面へ噴射部からウォッシャ液を噴射させかつワイパブレードの復路の払拭動作において進行方向とは反対側の払拭面へ噴射部からウォッシャ液を噴射させる。これにより、置き水モードの信号が入力された場合、ウォッシャ液が直ぐに拭き取られることなく、ウォッシャ液を汚れ等の視界阻害物の除去に有効に寄与させることができる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、前記制御部は、前記置き水モードにおける前記復路の払拭動作において、前記往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射した直後の往復払拭動作は、ウォッシャ液の噴射を停止して前記往復払拭動作のみを行うように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを更に制御する。
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、往路進行方向側へウォッシャ液を噴射した直後の往復払拭動作を、往復の払拭動作のみを行うことで、払拭面上に残されたウォッシャ液を拭上げて汚れ等の視界阻害物を確実に除去することができる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、前記制御部は、前記置き水モードの信号が入力された場合に、前記往路進行方向側への所定量のウォッシャ液の噴射を開始してから、前記往復払拭動作を開始するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、往路の払拭動作を行う際に、ウォッシャ液を払拭面に広げることができる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、前記置き水モードの信号は、予め定めたスイッチが操作された場合、及び前記払拭面の汚れを検出する検出部によって前記汚れが検出された場合の少なくとも一方の場合に発生する信号である。
イパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、置き水モードの動作を、払拭面の汚れに応じて行うことが可能となる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、前記制御部は、前記置き水モードの信号が入力された場合において、走行中の場合は、前記復路の前記往路進行方向側へウォッシャ液を噴射する領域を予め定めた領域に制限するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを更に制御する。
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、走行中の視界を確保することが可能となる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、前記制御部は、前記予め定めたスイッチが予め定めた時間以上継続して操作されることにより前記置き水モードの信号が予め定めた時間以上継続して検出された場合に、前記往復払拭動作を行うと共に、前記往復払拭動作の復路の払拭動作を行う際に、前記往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射する動作を繰り返すように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する。
上記構成の車両用ワイパ装置によれば、払拭面の汚れが酷い等の場合にスイッチを予め定めた時間以上継続して操作することで、復路の払拭動作を行う際にワイパブレードの進行方向とは反対側にウォッシャ液を噴射する動作を繰り返し行って、汚れ等の視界阻害物を確実に除去することが可能となる。
本実施形態に係る車両用ワイパ装置の全体を示す払拭面の外側から見た平面図である。 ワイパアームの回動とウォッシャ液の噴射を説明するための図である。 本実施形態に係る車両用ワイパ装置を制御する制御装置の構成を示すブロック図である。 (A)は往路進行方向への払拭動作の際にウォッシャ液を往路進行方向へ噴射する様子を示す図であり、(B)は復路進行方向の払拭動作の際にウォッシャ液を往路進行方向側へ噴射する様子を示す図である。 噴射モードと想定使用例を示す図である。 通常モードと置き水モードのそれぞれの場合のウォッシャ液の噴射と払拭動作の具体的なタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る車両用ワイパ装置のコントローラで行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。 カムプレートを用いて、通常モード及び置き水モードの噴射パターンを制御する構成例を示す図である。 カムプレートを用いた構成における、通常モードと置き水モードのそれぞれの場合のウォッシャ液の噴射と払拭動作の具体的なタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本実施形態の一例を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る車両用ワイパ装置の全体を示す払拭面の外側から見た平面図である。
図1に示すように、車両用ワイパ装置10は、略長尺状のワイパアーム12と、該ワイパアーム12の先端に連結され車両の払拭面としてのウインドシールドガラスWGを払拭するワイパブレード14と、を含んで構成されている。また、車両用ワイパ装置10は、ワイパアーム12の先端部付近に設けられたメインノズル18を噴射部として備えている。
ワイパアーム12は、アームヘッド12A、リテーナ12B、アームピース12C、及びアーム側連結部材12Dを含んで構成されている。アームヘッド12Aは、ワイパアーム12の基端部分を構成し、リテーナ12Bは、ワイパアーム12の長手方向中間部を構成し、アームピース12C及びアーム側連結部材12Dは、ワイパアーム12の先端部分を構成する。
アームヘッド12Aは、略矩形柱状に形成されており、例えばアルミダイキャスト製とされている。このアームヘッド12Aの基端部には、固定部15が形成されており、固定部15には、略円柱形状のピボット軸17の先端部が締結固定されている。このピボット軸17は、車両のフレーム等に固定されたピボットホルダ(図示省略)に回動自在に支持されると共に、リンク機構を介してワイパモータ(図示省略)に連結されている。そして、ワイパモータの駆動力によってピボット軸17が往復回動することで、ワイパアーム12が往復回動し、ワイパアーム12の先端に連結されたワイパブレード14が、下反転位置と上反転位置との間を往復回動するようになっている。なお、下反転位置よりも図1矢印B方向側(車両下側)の車両のエンジンフードとの間にワイパブレード14が隠れる位置を格納位置とし、払拭動作の停止時には格納位置にワイパブレード14を移動して格納する構成としてもよい。この場合、ワイパモータは、一方向に連続回転させるものではなく、上反転位置と下反転位置とで回転を逆転させることにより、ワイパブレード14を往復回動する構成が適用される。また、ワイパモータは、PWM(パルス幅変調)制御などによって回転数を制御する制御回路を備えた電気モータを適用してもよい。
なお、ワイパブレード14が、下反転位置から上反転位置へ向かう図1の矢印A方向が往路回動方向とされており、上反転位置から下反転位置へ向かう図1の矢印B方向が復路回動方向とされている。すなわち、ワイパブレード14の往路から復路への反転位置が上反転位置とされ、復路から往路への反転位置が下反転位置とされている。
一方、ワイパブレード14は、略長尺状に形成されると共に、ワイパアーム12と長手方向に並んで配置されており、ワイパブレード14の長手方向中央部が、連結レバー19を介してワイパアーム12のアーム側連結部材12Dの先端部に連結されている。これにより、払拭面Sに対して直交する方向から見て、ワイパブレード14が、ワイパアーム12(ワイパアーム12のアーム側連結部材12Dを除く部分)に対して、往路回動方向側に配置されている。そして、ワイパアーム12の往復回動によってワイパブレード14による往復の払拭動作が行われる。
また、ワイパアーム12に設けられた、メインノズル18からは、ウォッシャ液が噴射される。メインノズル18は、ワイパアーム12の往路回動方向側にウォッシャ液を噴射する。また、メインノズル18は、それぞれ複数の噴射孔を備えており、複数の噴射孔からウォッシャ液を噴射するようになっている。例えば、メインノズル18はそれぞれ3つの噴射孔を備えて、図2に示すように、ワイパアーム12の回動方向と交わる方向にそれぞれの噴射孔からウォッシャ液を噴射してもよい。
図3は、本実施形態に係る車両用ワイパ装置10を制御する制御装置50の構成を示すブロック図である。
制御装置50は、ワイパモータ32、ウォッシャポンプ34、及び制御部としてのコントローラ30を備えている。
ワイパモータ32は、駆動されることによりワイパアーム12を往復回動させる。また、ウォッシャポンプ34は、メインノズル18へウォッシャ液を圧送することにより、メインノズル18に設けられた各々の噴射孔からウォッシャ液を噴射させる。ワイパモータ32、及びウォッシャポンプ34は、それぞれコントローラ30に接続されており、コントローラ30によって各々の駆動が制御される。
また、コントローラ30には、車両側に設けられたウォッシャスイッチ36、ワイパスイッチ38、置き水モードスイッチ40、車両用ECU(Electronic Control Unit)42、及び汚れ検出部43が更に接続されている。
ウォッシャスイッチ36は、ウォッシャ液を噴射させるための指示を行うスイッチであり、乗員によってウォッシャスイッチ36が操作された場合に操作結果がコントローラ30に入力される。
本実施形態では、ウォッシャスイッチ36が乗員によって操作されてウォッシャ液の噴射が指示された場合、ウォッシャスイッチ36の操作結果がコントローラ30に入力される。ウォッシャスイッチ36の操作結果がコントローラ30に入力されると、コントローラ30では、ウォッシャスイッチ36の操作結果に基づいて、ウォッシャポンプ34を直ちに駆動してウォッシャ液を所定量噴射させてから、ワイパモータ32の駆動を開始する。すなわち、ウォッシャスイッチ36が操作された場合には、ウォッシャ液の噴射とワイパブレード14による払拭動作とを連動して行うようにコントローラ30がワイパモータ32及びウォッシャポンプ34を制御する。
ワイパスイッチ38は、ワイパブレード14による払拭動作を開始させるための指示を行うスイッチであり、乗員によってワイパスイッチ38が操作された場合に操作結果がコントローラ30に入力される。ワイパスイッチ38は、ワイパブレード14による払拭動作の速度を複数の速度で動作させる指示が可能とされている。ワイパスイッチ38の操作結果がコントローラ30に入力されると、コントローラ30では、ワイパスイッチ38の操作結果に基づいて、指示された速度でワイパモータ32を駆動してワイパブレード14による払拭動作を開始する。なお、本実施形態では、ワイパスイッチ38を操作した場合のワイパブレード14による払拭動作の速度は、間欠動作、低速、中速、及び高速の4種類の速度を一例として有する。
置き水モードスイッチ40は、視界阻害物としてウインドシールドガラスWGの表面に付着した汚れ等の視界阻害物を取り除くために行うウォッシャ液をウインドシールドガラスWGに残した状態にするためのスイッチである。具体的には、置き水モードスイッチ40が操作された場合には、ウォッシャ液を所定時間噴射し、ワイパブレード14による払拭動作を行う。そして、復路進行方向への払拭動作の際に、ウォッシャポンプ34を駆動してウォッシャ液をワイパブレード14の往路進行方向側へ噴射する。その後、払拭動作を行うことでウォッシャ液を拭き取る。すなわち、復路の払拭動作の際にワイパブレード14の進行方向と反対側へウォッシャ液を噴射してウォッシャ液をウインドシールドガラスWG上に残して(置き水して)から拭き取るようになっている。本実施形態では、ワイパブレード14の払拭動作及びウォッシャ液の噴射の各々指示とは区別して置き水の指示を行うために、ウォッシャスイッチ36やワイパスイッチ38とは別個に、置き水モードスイッチ40を専用のスイッチとして設けてもよい。乗員によって置き水モードスイッチ40が操作された場合に操作結果がコントローラ30に入力される。コントローラ30では、置き水モードスイッチ40の操作結果に基づいて、ウォッシャポンプ34及びワイパモータ32の駆動を制御する。
車両用ECU42は、車両の各種情報を取得するためにコントローラ30に接続され、本実施形態では、車両用ECU42から車両が停止や走行していることを検出するための情報をコントローラ30が取得可能とされている。例えば、コントローラ30が、車両のトランスミッションのシフトポジションの検出結果、車速の検出結果、加速度の検出結果等を車両の情報を車両用ECU42から取得する。そして、本実施形態では、コントローラ30が、車両の走行しているときと、停車しているときとで、置き水をする際の置き水の領域を変更するようになっている。具体的には、走行中は、置き水の領域を制限して視界を確保するようになっている。
汚れ検出部43は、ウインドシールドガラスWGの汚れを検出してコントローラ30に検出結果を出力する。例えば、汚れ検出部43は、光学センサやカメラ等によってウインドシールドガラスWGの汚れを検出する。そして、コントローラ30は、汚れ検出部43によってウインドシールドガラスWGの汚れが検出された場合に、上述の置き水モードスイッチ40が操作された場合と同様の動作を行うようになっている。なお、汚れ検出部43は省略した構成としてもよい。
ここで、置き水モードスイッチ40の操作、または汚れ検出部43によってウインドシールドガラスWGの汚れが検出された場合の車両用ワイパ装置10の動作について詳細に説明する。
本実施形態では、ウォッシャスイッチ36が操作された場合には、図4(A)に示すように、往路進行方向への払拭動作の際に、ウォッシャ液を往路進行方向側へ噴射する。
これに対して、置き水モードスイッチ40が操作、または汚れ検出部43によってウインドシールドガラスWGの汚れが検出された場合には、図4(B)に示すように、置き水する。すなわち、復路進行方向の払拭動作の際にウォッシャ液を往路進行方向側へ噴射することで置き水して、直ぐに拭き取らずに、ウォッシャ液を汚れに有効に寄与させてから拭き取る。
本実施形態では、図5に示すように、噴射モードとして、ウォッシャスイッチ36が操作された場合の通常のモードと、置き水モードスイッチ40が操作された場合の置き水モードとを有する。それぞれの想定使用例としては、ウォッシャスイッチ36の操作による通常のモードの場合は、普通の汚れを想定し、置き水モードの場合は、頑固な汚れや霜などを想定している。頑固の汚れとしては、例えば、センサ等を車両に備える場合にはセンサエリアの部分が検出された場合に、置き水モードで汚れを除去する等が考えられる。なお、本実施形態では、置き水モードにおいて走行中の場合には、置き水エリアを制限して視界を確保するようになっている。
図6は、通常モードと置き水モードのそれぞれの場合のウォッシャ液の噴射と払拭動作の具体的なタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図6に示すように、ウォッシャスイッチ36の操作によって行われる通常モードの場合には、まず、ウォッシャ液の噴射を開始する。このとき、チョイ押し判定区間が予め定められており、チョイ押し判定区間内でウォッシャスイッチ36の操作が停止された場合には、ウォッシャ液の噴射を停止してそのまま終了する。一方、ウォッシャスイッチ36がチョイ押し判定区間以上継続して操作された場合には、操作開始からウォッシャ液を所定時間噴射して、ワイパアーム12の払拭動作を開始し、払拭動作開始後にウォッシャの噴射を停止する。ワイパアーム12の払拭動作は、2往復行われて停止する。なお、ウォッシャスイッチ36が、図6に示すAUTO作動判定区間よりも長い時間操作された場合(長押し(繰り返し)判定区間の時間まで操作された場合)には、ウォッシャスイッチ36の操作が停止されるまで、上記の動作を更に繰り返す。
一方、置き水モードスイッチ40の操作によって行われる置き水モードの場合には、通常モードと同様に、ウォッシャ液の噴射を開始するが、ウォッシャ液の噴射時間が通常モードより短く(噴射量が通常モードより少なく)設定されている。ウォッシャ液の噴射を停止した後に、ワイパアーム12の払拭動作を開始する。そして、復路進行方向の払拭動作の際に、ウォッシャ液を噴射して、往路進行方向側のワイパアーム12の進行方向と反対側へウォッシャ液を噴射する。その後、払拭動作の下反転位置へ到達する前(下反転位置でもよい)にウォッシャ液の噴射を停止して、1往復の払拭動作によって置き水したウォッシャ液を拭き取る。このように、置き水モードの場合には、直ぐにウォッシャ液を拭き取らないようにするために、ワイパアームの進行方向と反対側へウォッシャ液を噴射して置き水を行うことで、汚れに対してウォッシャ液を浸透させることができる。そして、汚れにウォッシャ液が浸透したところで拭き取るので、ウォッシャ液を直ぐに拭き取る場合よりも汚れの除去を確実に行うことができる。
置き水モードの際のウォッシャ液の噴射時間は、図6に示す噴射時間Bと噴射時間Cを加算した時間が、通常モード時のウォッシャ液の噴射時間Aと同等の時間にすることで、置き水によるウォッシャ液の噴射量の増加を抑制することができる。
なお、走行中に置き水モードを行う場合には、図6の点線で示すように、ウォッシャを一度噴射して再度噴射する際に、一時待機して、置き水を開始するタイミングを遅らせることにより、噴射エリアを制限する。
また、図6では、置き水モードの場合にウォッシャ液を最初に噴射してから払拭動作を開始するタイミングが重ならないようにしたが、図6の一点鎖線で示すように、ウォッシャ液の噴射と払拭動作のタイミングが重なるようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る車両用ワイパ装置10のコントローラ30で行われる具体的な処理について説明する。図7は、本実施形態に係る車両用ワイパ装置10のコントローラ30で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図7の処理は、ウォッシャスイッチ36によりウォッシャ液の噴射が指示された場合、置き水モードスイッチ40により置き水モードが指示された場合、又は汚れ検出部43によってウインドシールドガラスWGの汚れが検出された場合に開始する。
ステップ100では、コントローラ30が、置き水モードが指示されたか否かを判定する。該判定は、ウォッシャスイッチ36によりウォッシャ液の噴射が指示された場合に否定されてステップ102へ移行する。一方、置き水モードスイッチ40によって置き水モードが指示された場合、または汚れ検出部43によってウインドシールドガラスWGの汚れが検出された場合に肯定されてステップ104へ移行する。
ステップ102では、コントローラ30によって通常モードの処理が行われて一連の処理を終了する。通常モードの処理は、図6に示すように、ウォッシャ液の噴射を開始してから払拭動作を行って拭き取りの1往復の払拭動作を行うようにコントローラ30がワイパモータ32及びウォッシャポンプ34を制御する。
一方、ステップ104以降では、図6の置き水モードで動作するようにコントローラ30がワイパモータ32及びウォッシャポンプ34を制御する。
具体的には、ステップ104では、コントローラ30が、所定時間ウォッシャ液を噴射するようにウォッシャポンプ34を制御してステップ106へ移行する。
ステップ106では、コントローラ30が、払拭動作を開始するようにワイパモータ32を制御してステップ108へ移行する。
ステップ108では、コントローラ30が、復路進行方向の払拭動作に切り替わったか否かを判定する。例えば、該判定は、ワイパモータ32に内蔵された回転軸の位置の検出結果等に基づいて判定し、判定が肯定されるまで待機してステップ110へ移行する。
ステップ110では、コントローラ30が、走行中であるか否かを判定する。該判定は、車両用ECU42から各種情報(例えば、車速センサの情報等)を取得することにより、走行中であるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ112へ移行し、否定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ112では、コントローラ30が、一時待機してからウォッシャ液の噴射を開始するようにウォッシャポンプ34を制御してステップ116へ移行する。すなわち、走行中の場合には、一時待機してからウォッシャ液の噴射を開始することで、復路の払拭動作の際の往路側への置き水エリアを、ウインドシールドガラスWGの下方の領域に制限する。
一方、ステップ114では、コントローラ30が、ウォッシャ液の噴射を開始するようにウォッシャポンプ34を制御してステップ116へ移行する。すなわち、復路進行方向の払拭動作に切り替わったところで、ウォッシャ液の噴射を開始してワイパアーム12の進行方向と反対側へウォッシャ液を噴射して置き水を行う。
ステップ116では、コントローラ30が、ウォッシャ液の噴射停止タイミングであるか否かを判定する。該判定は、本実施形態では、ワイパモータ32に内蔵された回転軸の位置の検出結果等に基づいて、下反転位置に到達する手前のタイミング(下反転位置のタイミングでもよい)であるか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機してからステップ118へ移行する。
ステップ118では、コントローラ30が、ウォッシャ液の噴射を停止するように、ウォッシャポンプ34を制御してステップ120へ移行する。
ステップ120では、コントローラ30が、置き水モードスイッチ40が長押しされたか否かを判定する。該判定は、置き水モードスイッチ40の操作時間が予め定めたAUTO作動判定区間(図6)以上の時間継続して操作されて長押し判定区間の時間となったか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ106に戻って上述の処理を繰り返すことにより、置き水モードの動作を繰り返す。一方、判定が否定された場合にはステップ122へ移行する。
ステップ122では、コントローラ30が、1往復の払拭動作を行うようにワイパモータ32を制御して一連の処理を行う。すなわち、置き水したウォッシャ液を拭き取って置き水モードの処理を終了する。これにより、置き水によってウォッシャ液が浸透した汚れを拭き取ることができる。
このように、本実施形態では、置き水モードを行うことで、復路の払拭動作の際にワイパブレード14の進行方向と逆方向にウォッシャ液を噴射するので、ウォッシャ液がインドシールドガラスWG上に置き水される。これにより、噴射されたウォッシャ液が直ぐに除去されることなくウォッシャ液を視界阻害物等の汚れに有効に寄与させることができるので、汚れ等の視界阻害物の除去性能を向上させることができる。
上記の実施形態では、コントローラ30が図7の処理を実行することで、通常モード及び置き水モードの噴射パターンを実現する例を説明したが、これに限るものではない。例えば、コントローラ30による制御以外にワイパモータ32にカムプレートを設けてワイパモータ32に連動して噴射パターンを制御してもよい。以下では、カムプレートを用いて、通常モード及び置き水モードの噴射パターンを制御する一例について説明する。図8は、カムプレートを用いて、通常モード及び置き水モードの噴射パターンを制御する構成例を示す図である。
図8に示すように、ワイパスイッチ38にワイパモータ32が接続され、ワイパスイッチ38がONされることで、ワイパモータ32が駆動されて、ピボット軸17が回動されるようになっている。このワイパスイッチ38は、「+B端子」、「S端子」、「+1端子」、「+2端子」を有しており、「+B端子」は車両のバッテリBTの正極に接続されている。
ワイパモータ32は、車両用ワイパ装置10を高速で作動させる高速モード及び低速で作動させる低速モードに対応させるために、高速用ブラシ、低速用ブラシ、及び低速と高速とに共通して使用される共通ブラシを有している。そして、ワイパモータ32の低速用ブラシに接続される正極端子がワイパスイッチ38の「+1端子」に接続されており、ワイパモータ32の高速用ブラシに接続される正極端子が、ワイパスイッチ38の「+2端子」に接続されている。また、ワイパモータ32の共通ブラシに接続される負極端子はGND接地されている。
ワイパモータ32には、ワイパブレード14の払拭位置に対応してカムスイッチcswが設けられており、ワイパブレード14が所定の停止位置以外に位置する状態でワイパスイッチ38がOFFされても、カムスイッチcswによってワイパブレード14が停止位置まで戻って停止するように構成されている。
カムスイッチcswは、ワイパモータ32のギヤハウジングを構成するハウジングカバー等に固定配置された固定接点としての「a接点」、「b接点」、「c接点」、「d接点」、「e接点」、及びギヤハウジング内に回転可能に収容される後述するカムに配置された可動接点としてのカムプレートcpを有している。「a接点」はワイパスイッチ38の「+B端子」に接続されており、「b接点」はワイパスイッチ38の「S端子」に接続されている。また、「c接点」はワイパモータ32の負極端子と共にGND接地されている。また、「d接点」及び「e接点」は、置き水モードスイッチ40を介してウォッシャポンプ34を駆動するリレーRのコイルの一端に接続されている。
ウォッシャポンプ34を駆動するリレーRのコイルの他端側は、バッテリBTに接続され、リレーRのスイッチの一端側はバッテリBTに接続され、リレーRの他端側は、ウォッシャポンプ34に接続されている。すなわち、リレーRのオンオフによってウォッシャポンプ34に電力が供給されると共に、置き水モードスイッチ40によって通常モードと置き水モードの切り替えが行われる。また、ウォッシャポンプ34にはウォッシャ連動回路44が接続されている。ウォッシャ連動回路44は、ウォッシャスイッチ36が操作された場合に、ウォッシャ液の噴射に連動してワイパモータ32の回転が連動するようにワイパモータ32を制御するようになっている。
カムプレートcpは、ワイパモータ32の出力軸に連結されたウォームホイール(図示省略)と一体回転するカムに設けられており、カムプレートcpが一回転されることで、ワイパブレード14が、下反転位置としての停止位置と上反転位置との間を一往復するようになっている。なお、図8では、ワイパブレード14が停止位置に配置された状態を示している。
各接点は、カムプレートcp上の異なる大きさの同心円上に対応する位置に設けられており外側の同心円に対応する位置から「a接点」、「b接点」、「c接点」、「d接点」、「e接点」の順に対応するように設けられている。そして、カムプレートcpが回転することで、カムプレートcpによって「b接点」が「a接点」又は「c接点」の何れか一方に接続されるようになっている。具体的には、ワイパブレード14が停止位置以外にあるときは、「b接点」が「a接点」と接続されるようにカムプレートcpの形状が設定されている。これにより、ワイパブレード14が停止位置以外にあるときにワイパスイッチ38がOFFされても、カムスイッチcswを介してワイパモータ32に電流が供給されるようになっている。そして、ワイパブレード14が停止位置に回動されると、「b接点」が「c接点」に接続されるようにカムプレートcpの接点形状が設定されている。これにより、ワイパモータ32の低速用ブラシと共通ブラシがGND電位で閉回路となってブレーキ(モータ32の電機子による発電制動)がかかり、ワイパモータ32が停止位置で停止されるように構成されている。
また、カムプレートcpによって「c接点」が「d接点」と「e接点」に接続されるようになっている。具体的には、ワイパブレード14が停止位置にあるときに「c接点」と「d接点」及び「e接点」が接続されるようにカムプレートcpの形状が設定されている。また、通常モードの払拭動作中にウォッシャ液を噴射するタイミングで「d接点」と「c接点」が接続され、置き水モードの払拭動作中にウォッシャ液を噴射するタイミングで「d接点」と「e接点」が接続されるようにカムプレートcpの形状が設定されている。
これにより、ウォッシャスイッチ36がオンされると、ウォッシャポンプ34が所定時間駆動されてからウォッシャ連動回路44によってワイパモータ32の回転が開始されて、図9に示すように、ウォッシャ液の噴射と払拭動作とを行うようになっている。このとき、リレーRの切り替えによって通常モードと置き水モードが切り替えられて、ウォッシャ液の噴射タイミングがモードによって変更されることで、置き水モードの際に払拭動作のワイパブレード14の進行方向と反対側にウォッシャ液を噴射する。すなわち、カムスイッチcsw及びウォッシャ連動回路44が上記の実施形態のコントローラ30の代わりに制御部として機能する。
このように、カムプレートcpには、ワイパブレード14を停止位置で停止させるための停止接点パターンと、メインノズル18からのウォッシャ液の噴射させる接点パターンとが同一のカムの同一平面上に設けられている。そして、カムスイッチcswは、ワイパモータ32の回転に連動してカムプレートcpが回転することで、各接点と接触し、ワイパブレード14を停止位置で停止させると共に、ウォッシャポンプ34を駆動するタイミングを制御するようになっている。
なお、上記の実施形態では、メインノズル18をワイパアーム12に設ける構成としたが、これに限るものではなく、ワイパブレード14にメインノズル18を設けてもよい。
また、上記の実施形態では、メインノズル18は、3つの噴射孔を備えているとしたが、これに限定されることはない。例えば、それぞれ1つまたは2つ備えてもよいし、4つ以上備えてもよい。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10・・・車両用ワイパ装置、12・・・ワイパアーム、14・・・ワイパブレード、18・・・メインノズル、30・・・コントローラ、32・・・ワイパモータ、34・・・ウォッシャポンプ、40・・・置き水モードスイッチ、42・・・車両用ECU、44・・・ウォッシャ連動回路、50・・・制御装置、csw・・・カムスイッチ、cp・・・カムプレート

Claims (6)

  1. ワイパアームに連結されるワイパブレードによる払拭面の往復払拭動作を行わせるワイパモータと、
    前記ワイパブレード及び前記ワイパアームの少なくとも一方に設けられた噴射部へウォッシャ液を圧送することで、前記往復払拭動作における前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させるウォッシャポンプと、
    記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、通常モードと置き水モードの信号が入力され、前記通常モードの信号が入力された場合、前記ウォッシャポンプを所定時間作動させて前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させ、前記置き水モードの信号が入力された場合、前記払拭面に噴射した前記ウォッシャ液を直ぐに拭き取らずに汚れに浸透させるべく、前記ワイパブレードの往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させかつ前記ワイパブレードの復路の払拭動作において進行方向とは反対側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射させる車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
  2. 前記制御部は、前記置き水モードにおける前記復路の払拭動作において、前記往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射した直後の往復払拭動作は、ウォッシャ液の噴射を停止して前記往復払拭動作のみを行うように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを更に制御する請求項1に記載の車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
  3. 前記制御部は、前記置き水モードの信号が入力された場合に、前記往路進行方向側への所定量のウォッシャ液の噴射を開始してから、前記往復払拭動作を開始するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する請求項1又は請求項2に記載の車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
  4. 前記置き水モードの信号は、予め定めたスイッチが操作された場合、及び前記払拭面の汚れを検出する検出部によって前記汚れが検出された場合の少なくとも一方の場合に発生する信号である請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
  5. 前記制御部は、前記置き水モードの信号が入力された場合において、走行中の場合は、前記復路の前記往路進行方向側へウォッシャ液を噴射する領域を予め定めた領域に制限するように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを更に制御する請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
  6. 前記制御部は、前記予め定めたスイッチが予め定めた時間以上継続して操作されることにより前記置き水モードの信号が予め定めた時間以上継続して検出された場合に、前記往復払拭動作を行うと共に、前記往復払拭動作の復路の払拭動作を行う際に、前記往路進行方向側の前記払拭面へ前記噴射部からウォッシャ液を噴射する動作を繰り返すように、前記ワイパモータ及び前記ウォッシャポンプを制御する請求項に記載の車両用ワイパ・ウォッシャ装置。
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