JPH0338044Y2 - - Google Patents

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JPH0338044Y2
JPH0338044Y2 JP1984120900U JP12090084U JPH0338044Y2 JP H0338044 Y2 JPH0338044 Y2 JP H0338044Y2 JP 1984120900 U JP1984120900 U JP 1984120900U JP 12090084 U JP12090084 U JP 12090084U JP H0338044 Y2 JPH0338044 Y2 JP H0338044Y2
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wiper
switch
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relay
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JP1984120900U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ワイパブレードの不使用時には当
該ワイパブレードを隠すようにして外部から見え
ないようにしたワイパ装置に適用される格納機構
付のワイパ装置に関するものである。
(従来技術) 従来より、車両用のワイパ装置としては種々の
構造を有するものがあるが、中にはワイパブレー
ドの不使用時には当該ワイパブレードが隠れるよ
うにして外部からは見えないようにしたワイパ装
置もある。
第1図はこのような機構をもつワイパ装置にお
けるワイパブレードの動きを説明したもので、払
拭面である窓ガラス1における上部反転位置2と
下部反転位置3との間でワイパブレード4を往復
揺動させ、ワイパブレード4の停止時にワイパモ
ータ5を反転させて当該ワイパブレード4を前記
下部反転位置3よりもさらに下方の位置6で停止
させ、ワイパブレード4がボンネツト内に格納さ
れるものである。
従来、このような格納式のワイパ装置におい
て、ワイパブレード4を格納させる機構として
は、偏心輪を用いた機械式のものや、ワイパ装置
のオートストツプ接点を利用した電気式のものな
どがある。
しかしながら、このような格納式のワイパ装置
において、例えばワイパブレードが格納されてい
るときに積雪があつた場合とか、凍結した場合な
どにおいては、ワイパブレード4を作動させるこ
とができず、またワイパブレード4は格納されて
いるため持ち上げることができず、上記の積雪や
凍結があつたときの措置が大変であるという問題
があり、さらには、作動中に格納空間が雪で満た
されてしまつた場合、ワイパ装置を停止させると
きに、その格納空間に入り込もうとするワイパブ
レード4やブレード駆動用のリンク機構、および
ワイパモータに過大な負荷がかかり、とくにワイ
パモータには作動電流を大幅に上回るロツク電流
が流れるため、これらの耐久性を維持するうえで
好ましくないという問題があつた。
そこで、このような問題を解決するために、格
納機構を働かせたりあるいは働かさなかつたりす
ることができるような工夫を組入れることも考え
られたが、従来の場合には、ワイパ装置の部品を
交換したり、取り付け位置を変えたりする必要が
あつて、使い勝手が非常に悪いという問題点があ
つた。
(考案の目的) この考案は、上記したような従来の問題点に着
目してなされたもので、ワイパブレードを格納す
る機構を備えたワイパ装置において、電気回路の
選択により、当該ワイパブレードの格納機構の作
動・不作動をきわめて簡単に切換えることができ
るようにした車両用ワイパ装置を提供することを
目的とするものである。
(考案の構成) この考案は、払拭面における上部反転位置と下
部反転位置との間でワイパブレードを往復揺動さ
せ、ワイパブレードの停止時にワイパモータを逆
転させて当該ワイパブレードを前記下部反転位置
よりもさらに下方の位置で停止させる構成とした
格納機構付ワイパ装置において、正・逆転切換用
リレーを介して電源とワイパモータを接続する回
路と、直接的に電源とワイパモータを接続する回
路とを切換える切換用マニユアルスイツチを備
え、前記切換用マニユアルスイツチを車両の運転
席付近またはワイパモータ付近に設けたことを特
徴としている。
(実施例) 第2図はこの考案の一実施例によるワイパ装置
の概略構成を示す図であつて、ワイパブレード1
1はワイパモータ12を駆動源とし、ワイパスイ
ツチ13の操作に従つて間欠制御用ワイパアンプ
14により前記ワイパモータ12の作動を制御し
てワイパブレード11の動きを規制する。このワ
イパ装置はワイパモータ12の逆転によつてワイ
パブレード11を格納する方式のものであり、こ
のワイパモータ12の逆転の有無を運転席に設け
たマニユアルスイツチ15によつて切換えること
ができるようにしてあり、ワイパブレード11を
格納する機構の作動・不作動を運転席に居ながら
にして切換えることができるようにしてある。
第3図はワイパ装置の電気回路構成の一例を示
す説明図であつて、12はワイパモータ、13は
ワイパスイツチ、14はワイパアンプ、15はワ
イパモータ12の逆転の有無を切換えるマニユア
ルスイツチ、16は正・逆転切換用リレー、17
はウオツシヤポンプであり、ワイパモータ12は
オートストツプ用カムスイツチ18を備えている
と共にウオツシヤポンプ17はウオツシヤ用カム
スイツチ19を備えている。
そして、ワイパスイツチ13のI端子は抵抗
R1,R2の接続点に接続されると共にリレーコイ
ルRL1によつて駆動されるリレー接点rl1-1の可動
接点に接続され、さらにリレー接点RL2によつて
駆動されるリレー接点rl2-1の一方の固定接点に
接続されている。
また、ワイパスイツチ13のW端子は、並列接
続した抵抗R3、ダイオードD1と抵抗R4とをとを
介して集積回路ICの7P端子に接続され、抵抗R3
ダイオードD1と抵抗R4との接続点はコンデンサ
C1を介して接地されている。また、ワイパスイ
ツチ13のE端子は接地され、S端子はリレーコ
イルRL1によつて駆動されるリレー接点rl1-2の可
動接点に接続され、H端子はワイパモータ12の
高速側端子12aに接続されていると共に、L端
子はワイパモータ12の低速側端子12bに接続
されている。
また、ウオツシヤポンプ17の一端は前記ワイ
パスイツチ13のW端子に接続されていると共
に、他端はカムスイツチ19の一方の接触子19
aに接続され、他方の接触子19bは電源(+
B)に接続されている。また、カムスイツチ19
は二つの導電板19c,19dを備えている。
さらに、ワイパスイツチ13のW端子は抵抗
R5を介して電源(+B)に接続されていると共
に、集積回路ICの1P端子は接地され、2P端子お
よび3P端子はコンデンサC2を介して接地されて
いると共に、リレーコイルFL1の一端に接続さ
れ、リレーコイルFL1の他端は電源(+B)に接
続されている。また、4P端子はダイオードD3
D4を介して接地されていると共に、5P端子に接
続したコンデンサC3と電源(+B)に接続した
抵抗R6との接続点に前記4P端子を接続し、前記
コンデンサC3と抵抗R6との接続点はダイオード
D5および抵抗R7を介して前記リレー接点rl1-2
一方の固定接点に接続してある。さらに、集積回
路ICの6P端子は抵抗R8およびコンデンサC4を介
して接地してあり、抵抗R8とコンデンサC4の接
続点と、抵抗R7とダイオードD5の接続点との間
には直列接続したダイオードD6および抵抗R9
抵抗R10とが接続してある。
さらに、集積回路ICの8P端子は前記抵抗R2
他方に接続してあり、抵抗R1の他方は電源(+
B)に接続してある。さらにまた、リレー接点
rl1-1の固定接点は接地してあると共に、リレー
接点rl1-2の他方の固定接点も接地してある。
また、リレーコイルRL2の一方はワイパースイ
ツチ13のI端子に接続してあると共に他方は電
源(+B)に接続してあり、リレー接点rl2-2
一方の固定接点は電源(+B)に接続してあると
共に他方の固定接点は接地してある。
さらにまた、リレー接点rl2-1の可動接点はダ
イオードD7を介してリレー接点rl1-2の一方の固
定接点に接続点してあり、リレー接点rl2-2の可
動接点は切換用マニユアルスイツチ15の一方の
固定接点15aに接続してある。
また、ワイパモータ12の共通端子12cは前
記切換用マニユアルスイツチ15の可動接点15
bに接続してあり、切換用マニユアルスイツチ1
5の他方の固定接点15cは電源(+B)に接続
してあり、オートストツプ用カムスイツチ18の
第1接触子18aは電源(+B)に接続してあ
り、第2接触子18bはリレー接点rl1-2の固定
接点に接続してあり、第1導電板18cで前記両
接触子18a,18bが導通可能にしてあると共
に、第2導電板18dは接地してある。
これにより、前記切換用マニユアルスイツチ1
5は、正・逆転切換用リレー16を介して電源
(+B)とワイパモータ12を接続する回路と、
直接的に電源(+B)とワイパモータ12を接続
する回路とを一対の固定接点15a,15cの間
で切換えるようになつている。
以上の構成において、ワイパスイツチ13を低
速側(LOW)に切換えたときには、ワイパスイ
ツチ13のI端子およびL端子が接地され、ワイ
パモータ12の低速側端子12bが接地される。
一方、ワイパスイツチ13のI端子が接地される
ことから、集積回路ICの3P端子が作動してリレ
ーコイルRL1をオンの状態とし、リレー接点
rl1-1,rl1-2の接点が切換わると同時に、正・逆
転切換用リレー16におけるリレーコイルRL2
オンの状態となつてリレー接点rl2-1,rl2-2が切
換わり、電源(+B)がリレー接点rl2-2、切換
用マニユアルスイツチ15の可動接点15bと固
定接点15aを経てワイパモータ12の共通端子
12cに供給されてワイパモータ12は低速回転
する。
次いで、ワイパスイツチ13をオフ(OFF)
位置にしたときには、ワイパスイツチ13のS端
子とL端子とが導通し、オートストツプ用カムス
イツチ18の接触子18a,18bが第1導電板
18cに接触したところで電源(+B)は導電板
18c、リレー接点rl1-2、ワイパスイツチ13
を経てワイパモータ12の低速端子12bに供給
され、ワイパモータ12の共通端子12cは切換
用マニユアルスイツチ15、正・逆転切換用リレ
ー16におけるリレー接点rl2-2を経て接地され
るため、ワイパモータ12は各接触子18a,1
8bが導電板18cから外れる位置まで逆転し、
接触子18bが導電板18dに接触してシヨート
回路が働いて停止し、ワイパブレード11は格納
される。
次いで、例えばワイパスイツチ13を低速側
(LOW)に切換えれば、前記したようにしてワイ
パブレード11は平常通り作動する。
他方、切換用マニユアルスイツチ15の可動接
点15bを固定接点15c側に切換えたときは、
ワイパモータ12の共通端子12cには常に電源
(+B)が印加されることとなり、逆転用リレー
16を経由しないためワイパモータ12は逆転し
なくなり、ワイパブレード11が外格納されない
こととなる。この場合、ワイパモータ12の低速
端子12bがワイパスイツチ13のL端子よりS
端子を介してリレー接点rl1-2につながり、リレ
ー接点rl1-2はワイパスイツチ13がオフになる
と上側に接触する。一方、接触子18bが導電板
18dに接触している間はワイパモータ12が回
転し、接触子18bが導電板18dよりはずれて
導電板18cに接触することによつて接触子18
aを介して電源(+B)に接続されるため、シー
ト回路が形成されて自動的に停止する。このと
き、ワイパモータ12は逆転しないため、第1図
に示したワイパブレード4は下方の格納位置6で
はなく下部反転位置3で停止する。
なお、上記実施例で説明したように切換用マニ
ユアルスイツチ15を運転席付近に設ければ、切
換操作をより一層容易にすることが明らかであ
る。また、切換用スイツチを頻繁に用いない場合
や既設のワイパモータとの交換性などの点から、
前記マニユアルスイツチをワイパモータまたはワ
イパモータ付近に設けることも良い。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案によれば、
払拭面における上部反転位置と下部反転位置との
間でワイパブレードを往復揺動させ、ワイパブレ
ードの停止時にワイパモータを逆転させて当該ワ
イパブレードを前記下部反転位置よりもさらに下
方の位置で停止させる構成とした格納機構付ワイ
パ装置において、正・逆転切換用リレーを介して
電源とワイパモータを接続する回路と、直接的に
電源とワイパモータを接続する回路とを切換える
切換用マニユアルスイツチを備え、前記切換用マ
ニユアルスイツチを車両の運転席付近またはワイ
パモータ付近に設けるようにしたから、切換え機
構全体が電気回路だけで構成されることとなつ
て、ワイパモータ等に機械式の機構を附加する必
要がなく、車両の運転席付近あるいはワイパモー
タ付近に設けた前記切換用マニユアルスイツチに
よつてワイパブレードの格納、非格納を至極簡単
に切換えることができるようになり、積雪時や凍
結時にワイパブレードが格納状態であるときに当
該ワイパブレードが作動しなくなつたり、作動中
に格納空間に溜つた雪によつて停止させようとす
るワイパブレードやワイパモータに過大な負荷が
生じたりするなどの不具合を解消することが可能
であり、ワイパブレードやワイパモータ等の保護
ならびに取扱い性を良好なものとすることができ
るという著大なる効果をもたらしうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は格納式ワイパ装置におけるワイパブレ
ードの動きを示す説明図、第2図はこの考案の一
実施例のワイパ装置における構成部品の取付位置
の一例を示す説明図、第3図はこの考案の一実施
例によるワイパ装置の回路構成を示す説明図であ
る。 11……ワイパブレード、12……ワイパモー
タ、13……ワイパスイツチ、14……ワイパア
ンプ、15……切換用マニユアルスイツチ、16
……正・逆転切換用リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 払拭面における上部反転位置と下部反転位置と
    の間でワイパブレードを往復揺動させ、ワイパブ
    レードの停止時にワイパモータを逆転させて当該
    ワイパブレードを前記下部反転位置よりもさらに
    下方の位置で停止させる構成とした格納機構付ワ
    イパ装置において、正・逆転切換用リレーを介し
    て電源とワイパモータを接続する回路と、直接的
    に電源とワイパモータを接続する回路とを切換え
    る切換用マニユアルスイツチを備え、前記切換用
    マニユアルスイツチを車両の運転席付近またはワ
    イパモータ付近に設けたことを特徴とするワイパ
    装置。
JP12090084U 1984-08-08 1984-08-08 車両用ワイパ装置 Granted JPS6136470U (ja)

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JP12090084U JPS6136470U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 車両用ワイパ装置

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JPS6136470U JPS6136470U (ja) 1986-03-06
JPH0338044Y2 true JPH0338044Y2 (ja) 1991-08-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847645A (ja) * 1981-07-24 1983-03-19 エスブイエフ−スペジアルフアブリツク・フオ−・オウトツ−ベホア・グスタフ・ラウ・ゲ−エムベ−ハ− 風防ワイパ−制御回路
JPS5938154B2 (ja) * 1981-08-19 1984-09-13 東洋製罐株式会社 ベ−スカップ嵌着装置

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JPS6136470U (ja) 1986-03-06

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