JPH01501462A - 自動車用窓ふき装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用窓ふき装置　 本発明は請求の範囲第１項の上位概念の特徴に基づく窓ふき装置に関する。

通常の窓ふき動作の時はワイパが２つの反転位置の間で運動するが、遮断すると いわゆる隠れた停止位置に入る窓ふき装置用回路構成が既に西ドイツ特許出願公 開第２９１７３２４号に記載されている。この公知の回路構成においては、通常 の窓ふき操作でワイパ４がふき取シ区域の縁端の反転位置に到達すると、必ず転 極スイッチによりてモータの回転方向が変えられる。

その場合転極スイッチの切換点の１つは操作スイッチに従って変更され、操作ス イッチを切るとワイ／臂用モータが隠れた停止位置に入シ、その上でモータが遮 断される。

この先公開刊行物に示された第１の実施態様ではモータに３個の位置スイッチが 配属され、隠れた停止位置と２つの反転位置で作動される。これらの位置スイッ チのスイッチ信号がスイッチ段で評価され、継電器操作式転極スイッチの駆動の ために使用される。この先公開刊行物で公知の第２の実施態様では、位置スイッ チが回転数発信器に置き換えられ、この回転数発信器のパルスがカウンタと比較 段で評価され、る。

ぎンネットと前面ガラスの間のピットにワイノダのいわゆる隠れた停止位置があ る上記の窓ふき装置は。

く恐れがない位置にあるからである。この隠れた停止位置では、簡単な手段によ シワイｉ４及び窓ふきゴムの負荷を緩和することができるため、ふき取シ状態を 不都合に阻害する窓ふきコ°ムの格納変形が回避されるという理由からも、安全 性が改善される。

ところが上記の窓ふき装置には、冬期にボンネットと前面ガラスの間のピットに 氷雪が固着しやすいため、ワイノ母の動きの止シが必ずしも排除されない欠点が ある。もちろんこのため窓ふき装置の機能が著しく阻害される。特にワイノ臂が 接続の後に停止位置から出たもののその直後に、操作スイッチを切りでも通電し ている位置で止められると、ワイパ用モータが永久的に損傷する場合がある。

そこで本発明の根底にあるのは、極めて簡単な手段で上記の窓ふき装置の信頼性 を高めるという課題である。

上記の課題は本発明に基づき請求の範囲第１項の特徴によりて解決される。

即ち本発明の根底にあるのは、冬期にワイ／譬がメンネットと前面ガラスの間の ピットに進入できないようにすれば、ワイ／！の動きの止まシをほとんど回避す ることができるという認識である。これは、停止位置を温度に応じて変えること によりて、極めて簡単に実現することができる。所定の限界温度よシ上では、ワ イパは従来通シ隠れた停止位置に入る。ところが所定の限界温度よシ下の温度で は、ワイ／ダがこのピットの外で停止されるように停止位置が変更される。その 場合冬期運転時即ち低温の場合の停止位置は通常の窓ふき操作の一方の反転位置 に相当することが好ましい。

なぜなら通常、ワイパ用モータには適当なスイッチ信号を発信するための適当な 切換接点が既にあるため、上記のことが安価に実現できるからである。しかし冬 期運転時にワイパや全通常運転時に慣用の２つの反転位置の間に、また高い温度 の時は通常の隠れた停止位置に格納する解決策も考えられる。

本発明の有利な改良によれば、ワイ／譬が温度に応じて冬期運転時の停止位置と 夏期運転時の停止位置の間で自動的に往復動するように、窓ふき装置の制御回路 を設計することができる。即ち温度が上記の限界温度よシ下に低下すると、ピッ トの中の隠れた停止位置に格納されたワイー＃全自動的に別の停止位置、例えば 反転位置へ脱出させるのである。逆の場合にも同じ事が当てはまる。即ち低い温 度の時にピットの外に格納されたワイパが、限界温度よシ高い値に温度が上昇す ると直ちに自動的にピットに入るのである。

また手操作スイッチによシ可能な停止位置の内の一方を任意に予選択することが できるように、窓ふき装置の制御のための回路構成を拡張してもよい。それＫよ りて運転者が低温時でもワイパをピット区域の隠れた停止位置に格納することが できるようＫするのである。なぜなら低温でも乾燥した気候の場合は凍結の恐れ がないからである。

次に図面に示す実施例に基づいて本発明を詳述する。第１図は従来慣用の構造の 隠れた停止位置を有する窓ふき装置の原理図、第２図は第１図の回路で本発明を 実現するための回路補足部の原理図を示す。

モータＸＯは電源１２から転極スイッチｌ１ｔ−介して給電される。電源の正極 を１５、負極又は大地を１３で示す。モータ１０は転極スイッチの２個の可動接 触ブリッジ１６及び１７に直接接続される。固定接触子１８及び２０は連結され 、大地１３に接続される。

別の２つの固定接触子１９及び２１も連結されて主記憶装置２３の出力端２２に 接続される。可動接触ブリッジ１６及び１７は共に継電器ｚ４を介して接続され る。２５は操作スイッチを表す。操作スイッチ２Ｓは、共同で作動されるメーク 接点２６と切換接点２７を有する。

全体を３０で示す位置スイッチはモータ１０によりて操作される。位置スイッチ はダイヤル形スイッチによって実現することができる。その場合、絶えず大地１ ３に接続される接触片３１が、通常の窓ふき操作の際にワイノクの反転位置で固 定接触子３３又は３２と相互作用する。図面でこの接触片３１は、いわゆる隠れ た停止位置で取る位置に示されている。ここで接触片３１は固定接触子３４に接 する。モータ１ｏが回転角ψだけ回転すると、接触片３１が固定接触子３３の上 に到達して、切換信号を発信する。とれは、ワイ／ぐが通常の窓ふき操作の際に 隠れた停止位置に隣接する第１の反転位置を取る場合である。接触片３ノが固定 接触子３２の上に来る時に、他方の反転位置が到達する。接触片３１のこの切換 位置で第２の切換信号が発信される。

またセット入力端４１とリセット入力端４２ｆ有し、継電器２４を制御する転極 記憶装置４ｏが回路に属する。負の電位フランクに対して応答するセット入力端 ４１は固定接触子３２と結合されている。リセット入力端４２は切換スイッチ２ ７を介して選択によシ位置スイッチ３０の固定接触子３３又は固定接触子３４に 接続することができる。

主記憶装置２３の静的セット入力端２８は操作スイッチのメーク接点と結合され る。主記憶装置２３の動的リセット入力端２９は位置スイッチ３０の固定接触子 ３４に接続される。

回路構成の機能の以下の説明においては・２つの記憶装置２３及び４０がリセッ トされており、従って継電器が励磁されないと仮定する。個々の接触ブリッジは 図面に示す接続位置を取る。ワイパは隠れた停止位置にある。

そこで操作スイッチ２５を操作すると、正電位がメーク接点２６を経て主記憶装 置２３のセット入力端２８へ送られる。その時この主記憶装置２３の出力端で正 電位が測定され、場合によっては例えば継電器の形の、詳しく図示しない出力段 及び切換接触ブリッジ１６を介してモータへ送られる。他方の切換接触ブリッジ １７が接地されているから、モータは電圧に接続される。メ−−り接点２６の切 換えと共に切換接点２７も破線で示す位置に切換えられた。しかしこのことは転 極記憶装置４０の接続状態に影響しない。

そこでモータが逆時計口シに回転するから、最後に角ψの後に接触片３ノが固定 接触子３３の上に到達し、それと共に切換信号を発信する。この切換信号は切換 接点を経て転極記憶装置４００リセツト入力端４２に入力されるが影響はない。

いずれにせよこの転極記憶装置はリセットされたからである。こうして最後に回 転角αの後に接触片３１が固定接触子３３の上に到達するまで、モータの回転方 向は変わらない。接触片３１が固定接触子３２の上に到達すると共に、第２の切 換信号が発信され、転極記憶装置４０のセット入力端４Ｉへ送られる。こうして 転極記憶装置４０がセットされ、継電器２４が応答し、接触ブリッジ１６及び１ ７を破線で示す位置に移す。それと共にモータ１０に送られる電圧が転極され、 モータは今度は別の回転方向に回転する。ここで接触片３１が再び固定接触子３ ３の上に到達すると、再び第１の切換信号が発信され、この信号が今度は転極記 憶装置４０ｔｌ−リセットする。それと共に継電器２４が遮断され、モータの回 転方向が再び変えられる。操作スイッチが接続されている限シ、この過程は繰返 し継続される。ワイパは２つの反転位置の間で、角αによシ指定されたふき取り 区域内で運動し、その際接触片３１が固定接触子３２又は３３の上に到達すると その都度切換信号が発信される。この信号によって転極記憶装置４０がセット又 はリセットされる。

次に窓ふき装置が遮断され、それと共に切換接点２７とメーク接点２６が第１図 に示した位置に再び置かれるとき、差当り記憶装置２３又は４０の接続状態には 何の変化もない。従りて記憶装置２３はセットされたｔまであるから、モータは 目下の回転方向に回転し続ける。次に接触片３１が固定接触子３３の上に到達す るとき、転極記憶装置４０はリセットされない。

従ってモータは回転方向を維持する。ところが接触片３ノが固定接触子３４の上 に到達すると、第１の切換信号が発信され、切換接点２７を介して転極スイッチ ４０のリセット入力端４２に入力される。それによって継電器２４が遮断される 。この切換信号はリセット入力端２９にも送られるから、主記憶装置２３も同時 にリセットされる。ワイパ用モータが遮断され、ワイパは隠れ停止位置にある。

このようにしてこの構造では操作スイッチ２５の切換によって転極スイッチ１１ の切換点が変更される訳である。操作スイッチを接続し九とき、接触片が固定接 触子３３の上にあれば転極スイッチが切換え、操作スイッチを遮断したとき、接 触片３１が成る回転角だけずらせて配設された固定接触子３４の上に到達して初 めて継電器２４が遮断される。このようにして操作スイッチ２５の遮断位置でモ ータの可能な回転角が角ψたけ拡大されるのである。

第１図の回路は、窓ふき装置を遮断するとワイパが原則としていわゆる隠れた停 止位置に移動させられる先行技術に相当する。それは冒頭に説明した欠点がある 。

ワイｄの停止位置が温度に応じて変更可能であるように、第１図の回路を改良す ることができる回路補足部を第２図に示す。第２図のこの回路補足部にはまず温 度依存性スイッチ素子、例えば多くの車両にｈずれにしても外界温度の測定のた めにある温度依存性抵抗５０が属する。この温度依存性スイッチ素子５０の信号 は、２個の出力端５２及び５３を有するしきい値スイッチ５１へ送られる。この しきい値スイッチ５１は次のように動作する。即ち温度が例えば＋５℃の指定温 度よシ低ければ、出力端５２に正電位が印加される。ところが温度がそれより高 ければ、出力端５３に正電位があシ、一方、出力端５２では大地電位が測定され る。第２図の回路構成にはインバータ５４が属し、その入力端が主記憶装置２３ ０セツト入力端２８と結合される。従って操作スイッチ２５が第１図に示す定位 置にあるときは、このインバータ５４の出力端で必ず正電位が測定される。とこ ろが低温の場合は出力端５２の信号によってＡＮＤゲート５５が導通され、スイ ッチ５６が閉じて回路点３３及びｊ４ｔ−互いに結合する。

第１図で明らかなように、ワイパが一方の反転位置にある時に、回路点３３は接 触片３１を介して接地される。従りて操作スイッチ２５が遮断され、外界温度が 所定のしきい値よシ低ければ、スイッチ５６を介して２個の固定接触子３３及び ３４の間に導電結合が生じる。従って従来公知の回路の場合にワイ／母が隠れた 停止位置にあるときに初めて起動される切換過程に相当する切換過程が、ワイパ が反転位置にある時に起動される訳である。その結果、低温の場合はワイ・量が 反転位置で既に停止される。スイッチが開いていれば、固定接触子３３及び３４ ０間にこの結合がないから、高い温度で通常の機能が生じ、その場合はワイ・ぐ が隠れた停止位置で停止させられる。

また第２の回路にはインバータ６ｏ、ＡＮＤｆ−）６ノ及びパルス発生器６２′ １に有する回路部分が属する。

この回路部分は、隠れた停止位置に停止されたワイ・９を低温で自動的に反転位 置に復帰させるために使用される。インバータ６０は固定接触子３４に接続され る。

固定接触子３４は、ワイパが隠れた停止位置にあるときだけ接地される。従りて ワイパ違隠れた停止位＃を取るときだけ、ＡＮＤゲート６１がパルス発生器６２ のトリガのために切換信号をしきい値スイッチ５ノの出力端５２に転送すること ができる。従ってそのような場合に温度が高い値から低い値に変化すると、パル ス発生器６２がトリガされ、それと共に操作スイッチ２５による短いメークパル スに相当する信号がセット入力端２８へ送られる。その結果ワイパが隠れた停止 位置から始動するが、低温では固定接触子３３及び３４０間に導電結合が形成さ れ、それによって主記憶装置のリセット入力端２９が駆動されるので、接触片３ １が固定接触子３３の上に到達すると、直ちにワイパが再び遮断される。

第２図の回路には、寒冷温度で反転位置に格納されたワイパを温度上昇と共に再 び隠れた停止位置に戻すためのもう一つの回路部分が属する。この回路部分にイ ンバータ２０、ＡＮＤゲート７１　、　／４’ルス発生器７２及び別のインバー タ７３が属する。インバータ７０の入力端は位置スイッチ３０の固定接触子３３ と連絡するから、ワイパが反転位置にある時だけＡＮＤゲート７０の一方の入力 端に正電位が印加される。このＡＮＤ　ｌ’　−）の他方の入力端はインバータ ５４の出力端と連絡する。この出力端は操作スイッチ２５を遮断したときだけ正 電位を通す。このＡＮＤゲート７０の第３の入力端はしきい値スイッチ５１の出 力端５３と連絡する。出力端５３は、温度が温度しきい値よう高いときだけ正電 位を通す。従ってこの場合、即ち操作スイッチが遮断され、ワイパが反転位置に 停止されており、かつ外界温度が高いときは％２ｆルス発生器７２がトリガされ 、それと共に再び主記憶装置２３０セツト入力端２８に正電位が送られる。同時 にインバータ５３を介して転極記憶装置４０のセット入力端４ノもトリガされる から、継電器が励磁され、それと共にモータ１０が転極された電圧で駆動される 。その結果ワイパは反転位置から直接に隠れた停止位置に戻され、外界温度が高 いときはスイッチ５６が開いているのでこの位置で遮断される。

このようにして全体として本発明に基づく構造においてはワイパの停止位置が温 度に応じて可変であることが認められる。その場合具体的な実施例では所定の温 度しきい値よシ下の温度で、ワイノ母が反転位置で停止される。また運転者が切 換動作を起動しないでも、ワイパが自動的にそれぞれの外界温度で予定された停 止位置に行くようになっている。

回転方向反転式ワイーザ用モータを前提とする実施例に基づいて本発明を説明し た。ワイノク用モータが同一の回転方向に回転し、ワイパの往復運動がクランク 伝動装置を介して発生される場合も、もちろん本発明の基本思想を実現すること ができる。またいわゆる隠れた停止位置を前提とする窓ふき装置の実施例に基づ いて本発明全説明した。ワイ／４が常に２つの反転位置の間で往復動し、停止動 作の間もこのふき取シ区域を退出しない窓ふき装置でも、本発明の基本思想即ち 停止位置の温度に応じた変更を採用することができる。

通常の窓ふき操作中もワイパｆががンネットと前面ガラスの間のピットに短時間 の間没入する装置が当然考えられるからである。

２つの異なる停止位置が可能な実施例に基づいて本発明を説明した。もちろん本 発明は、温度に応じて連続的に停止位置を変化することができるように拡張され る。

Ｕつ 国際調査報告 国際調査報告　Ｅ２３７こ。６５５

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．通常の窓ふき操作時にふき取り区域内の２つの反転位置の間で往復動し、窓 ふき装置の遮断の後に好ましくはふき取り区域の外の停止位置に停止することが できる少くとも１個のワイパを有する自動車用窓ふき装置において、ワイパの停 止位置が温度に応じて変更可能であることを特徴とする窓ふき装置。
2. ２．所定の温度しきい値より低い温度でワイパが一方の反転位置に相当する位置 に停止されるが、所定の温度しきい値より高い温度ではいわゆる隠れた停止位置 に格納されることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の窓ふき装置。
3. ３．ワイパが温度に応じて、低温時の停止位置と高温時の停止位置との間で自動 的に往復動することを特徴とする、請求の範囲第１項又は第２項に記載の窓ふき 装置。
4. ４．任意に操作できるスイッチを介して、可能な停止位置の１つを温度に応じて 予選択することができることを特徴とする、上記請求の範囲の少くとも１項に記 載の窓ふき装置。